二次創作小説(新・総合)

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【オリキュア】メモリアルプリキュア!
日時: 2017/08/01 23:00
名前: 愛 (ID: fYNkPhEq)

初めましてかこんにちは!愛です!
本日からはメモリアルプリキュアというオリキュア小説を書きたいと思っています。
基本テンションとノリに任せて書くのでグダグダすると思いますが、楽しんでいただけると幸いです。
それでは、よろしくお願いします。

Re: 【オリキュア】メモリアルプリキュア! ( No.14 )
日時: 2017/08/12 21:18
名前: 愛 (ID: fYNkPhEq)

第3話「瑞樹のコンプレックス?イケメンお兄さん登場!」1

<杏奈視点>

「しっかし、未だにプリキュアなんて信じられないなぁ……」

 リコルンと前原さんを会わせた帰り。
 外が薄暗くなっていたので、私は前原さんを家まで送ることにした。
 二人で並んで歩いている中、前原さんはそう口を開いた。

「私も信じられない……でも、事実だから、仕方無いよね」
「そうリコ。全部嘘偽りのない事実リコ」

 私の言葉に続くように、リコルンが言う。
 現在、リコルンは私達に付いてきている。
 理由は、私達がプリキュアについてばらさないように監視するため。
 信用されてないなぁ、と文句を言いたいところだが、実際、前原さんに平気でプリキュアであることをばらした前科があるため、致し方ない。

「ははっ……まぁ仕方ないねぇ」
「うーん……ところで、前原さんの家ってどの辺りなの?」
「ん? あぁ、割とすぐ近くだよ。正直、付いて来る必要なんて無いくらい」

 そう言って前原さんはスッと指を前に向ける。
 顔を上げると、そこには、割とお金持ちそうな綺麗な家が一軒あった。

「わ……綺麗……」
「そう? そうだ。良かったら今度遊びに……」
「あれ、瑞樹。今帰ったのか?」

 その時、前からそう声を掛けられ、前原さんは体を強張らせる。
 私はそれに立ち止まり、顔を上げた。
 そこには、背が高くて、すごくカッコいい男の人が立っていた。

「うん? 瑞樹のお友達かな?」

 そう声を掛けられた瞬間、私は、自分の胸が高鳴るような感覚を覚えた。
 白い歯を見せて笑う青年。
 髪は青が強い黒髪で、優しい目つき。
 高級そうなスーツが、彼の気品を際立たせる。

「あ、は、はい! 昨日引っ越してきた、今行杏奈と言います! よろしくお願いします!」
「今行……もしかして、『Adesso』の?」
「あ、ハイ。祖父が作った店で……今は、父が後を継いでいます」

 なんとかそう答えると、青年は顎に手を当てて「へぇ……」と感心したように声をあげる。
 その動作一つ一つが上品で、丁寧で、私は自分の体が強張っていくのが分かった。
 すると、青年は「おっと」と言い、顎から手を離して、ゆっくりと私に近づいて来る。
 そして、私の手を優しく取って、ニッコリと微笑んだ。

「こっちこそ、紹介が遅れたね。僕は、前原瑞樹の兄である、前原紫音しおんと言います。どうぞよろしく」
「あ、ハイ……よろしくお願いしますッ……」

 そう緊張しながら返事をした時、お兄さんの腕を掴み、前原さんは強引に私から手を離させた。
 そして私の前に立ち、腕を組む。

「ちょっと兄貴。帰って来て早々、妹の友達をたぶらかすとは良い度胸じゃない」
「うん……? たぶらかしたつもりはないんだけど……」
「もう! 良いから早く家戻りなよ!」
「それなら、瑞樹と戻った方が良いだろう」
「それは……! ……そう、だけど……」

 結局紫音さんに言い負かされ、不満そうに俯く前原さん。
 私はそれに苦笑しつつ、口を開いた。

「それじゃあ、私もう帰るね。また明日。学校で」
「うぅぅ……うん。また明日ね」
「杏奈ちゃん。またね」

 優しく笑って手を振る紫音さん。
 私も釣られて一緒に笑い、手を振り返した。
 なんだか、すごく優しそうな人だな……。

Re: 【オリキュア】メモリアルプリキュア! ( No.15 )
日時: 2017/08/11 22:44
名前: 愛 (ID: fYNkPhEq)

第3話「瑞樹のコンプレックス?イケメンお兄さん登場!」2

 翌日。学校に行くと、すごくムスッとした表情の前原さんがいた。

「えっと……おはよう。前原さん」

 そう挨拶をしてみると、ボーッとした感じで前を見ていた彼女はハッとして私を見る。
 バッチリ目があった瞬間、「うわわッ!」と驚いた。

「杏、いつの間に……!」
「えっと、さっき……何か不機嫌そうだったけど、どうしたの?」

 そう聞いてみると、前原さんは一瞬驚いたように目を丸くすると、すぐにスッと目を逸らした。
 彼女の様子に、私は頬を膨らませる。

「前原さん?」
「……杏には関係ないよ」

 目を逸らしながら言われたその言葉に、私は「そんなことないよっ!」と言いながら、机を叩いてしまった。
 すると、何人かに視線を向けられ、私はすぐに目を伏せる。

「……杏……」
「ごめん……でも、前原さん、今一番不機嫌で、悲しそうだもん……そんな前原さんの顔、見たくないよ」

 なんとかそう言葉にすると、前原さんは少し視線を彷徨わせた後で、「場所変えよっか」と言って立ち上がる。
 それから、私の袖を少しだけ掴んで歩き出す。
 ひとまず私は彼女に付いて行き、二人で廊下に出る。
 やがて、人気のない階段の横の細い通路の中に入ると、彼女は辺りを見渡し、息をつく。

「えっと……」
「……不機嫌な理由は、多分、兄貴のせいかな……」
「兄貴……って、紫音さん?」

 そう聞くと、小さく頷いた。
 彼女の返答に、私は「え、なんで!?」と、つい聞き返してしまった。

「なんで、って……」
「紫音さん、すごく良い人そうだし、カッコイイし、嫌な所なんて……!」
「―――だからだよ!」

 彼女はそう叫び、壁をバンッと叩いた。
 突然のことに私は肩を震わせ、彼女を見つめる。
 最初の方は、彼女が早口で言ったから上手く聞き取れなかった……。
 困惑していると、前原さんはハッとして、私を見た。

「いや、これは……!」
「えっと……私なんかに、前原さんの気持ちは分からない……でも、私は前原さんを支えたい!」

 なんとかそう言葉にすると、前原さんは驚いたように目を丸くしてから、嬉しそうに笑った。

「ありがとう……」
「えっと……まだ、仲良くなったばかりだし……私、前原さんの役に立てるかは、分かんない、けど……」
「ううん。充分嬉しい。杏は良い子だね」

 そう言って前原さんは私の手を握り、ニッと笑う。
 私もそれに釣られて笑いつつ、彼女の手を握り返した。

「えへへ……私にできることがあったら、なんでも言ってね! 私にできることなら、なんでもするから!」
「なんでも……?」

 前原さんは、私の言葉に、その目に悪戯っぽい光を宿す。
 嫌な予感がしていた時、まるで逃がさないと言わんばかりに手を強く握られた。

「ま、前原さ……!?」
「杏。今日、私の家に遊びに来てよ!」

Re: 【オリキュア】メモリアルプリキュア! ( No.16 )
日時: 2017/08/12 21:38
名前: 愛 (ID: fYNkPhEq)

第3話「瑞樹のコンプレックス?イケメンお兄さん登場!」3

「えっと……お邪魔します……」
「ははっ、そう固くならなくて良いから」

 前原さんの言葉に小さく頷きながら、私は前原家に上がる。
 清潔感漂う玄関に、どことなく高級そうな雰囲気。
 戸惑っていると、前原さんが笑って、私の手を引く。

「えっと……」
「そんなに緊張しないで〜。まぁ、気兼ねなくくつろいで……」

 そこまで前原さんが言った時だった。
 綺麗な音色が家中に響き渡ったのは。

「これ……」
「……兄貴……」

 前原さんはそう呟いて、ズンズンと歩いて行く。
 私は慌ててそれを追いかけ、二人でリビングの中に入る。
 すると、広いリビングの真ん中に黒いグランドピアノがあり、その前に座る青年……紫音さんが、何やら綺麗な演奏を奏でていた。

「わぁ……」
「あれ、瑞樹。帰ったんだ。……杏奈ちゃん、いらっしゃい」

 前原さんに視線を向けていた紫音さんは、私を見て爽やかな笑みを浮かべる。
 口の中に見える白い歯がすごく爽やかだ。
 つい見惚れていると、前原さんが私の腕を引き、私と紫音さんの間に立った。

「兄貴……なんでここにいんの」
「そりゃあ……ここは僕が住む家だからね」
「そうじゃなくて……学校は?」
「今日は午前中までだったのさ」
「……あっそ」

 紫音さんの言葉に、前原さんは不機嫌そうにそう返し、私の手を引いて歩き出そうとする。
 ハッ。つい紫音さんに見惚れて我を忘れていた。
 なんとか我に返った時には、私は前原さんの部屋にいた。
 思いのほかシンプルな部屋で、目を引くものと言えば、せいぜい本棚にある大量の楽譜と……ガラスのショーケースに飾られた、トロフィーやら、賞状だろうか。

「えっと……前原さん……」
「……杏ってさ、兄貴のこと好きなの?」
「へ……?」

 つい聞き返すと、前原さんは振り返り、私の肩を掴んだ。
 眉をハの字の形にして、不安そうな顔で私を見つめる前原さん。
 私はそれに体を強張らせ、前原さんを見つめた。

「まえばら……さん……?」
「杏まで……兄貴の方を見るの……?」

 そう言うと、前原さんは私の肩から手を離し、私の体に腕を回す。
 強く抱きしめられ、私は、前原さんの肩の辺りに顔を当てる。

「えっと……」
「お願い、杏……杏は、私を見て……杏まで、兄貴の物にならないで……」

 不安そうな声。か細い声。
 私はそれに何も答えられず、ただ、彼女に抱きしめられ続けた。

 それから前原さんが落ち着いたのは、数分後のことだった。
 彼女もあれは無意識にやってしまったことのようで、かなり恥ずかしそうにしている。

「えっと、ごめんね杏……急に、あんなことしちゃって……」
「ううん、大丈夫。それより……何かあったの? あんなことして……」

 私の言葉に、前原さんは焦るような表情をした後で、目を逸らす。
 彼女の反応に私は頬を掻きつつ、ガラスのショーケースに飾られたトロフィーに視線を向けた。

「えっと……あのトロフィーに関係があるのかな……?」
「……前にさ、杏、私にピアノ弾けるのかって、聞いたことあったよね?」

 その言葉に、私は前原さんを見た。
 彼女は自分の二の腕の辺りを擦りながら、自信無さそうに視線を彷徨わせる。

「えっと……」
「……本当は弾けるんだ……ピアノ……」

 その言葉に、私は言葉を詰まらせた。
 知っていた。だって、彼女の記憶世界で見たから。
 でも、彼女はそれを隠しているようだったから、今の今まで言わなかった。
 どう答えれば良いのか分からず困っていた時、彼女は続けた。

「本当は、私はプロのピアニストになりたかったんだ……でも、兄貴がその夢を、奪ったんだ……」

 そんな言葉から始まったのは、彼女の、ちょっとした昔話だった。

Re: 【オリキュア】メモリアルプリキュア! ( No.17 )
日時: 2017/08/13 15:43
名前: 愛 (ID: fYNkPhEq)

第3話「瑞樹のコンプレックス?イケメンお兄さん登場!」4

<瑞樹視点>

 −−−数年前−−−

 煌びやかな音色が、静かなホールに鳴り響く。
 これを奏でているのが自分だと思うと、優越感というか、満足感が溢れだしてくる。
 やがて、白い鍵盤を叩き、私は演奏を終える。
 それから立ち上がってお辞儀をすると、ホールの中に、一気に拍手喝采が響き渡る。

「瑞樹。お疲れ様」

 ステージから下りると、お兄ちゃんがそう言ってくれる。
 私はそれに「お兄ちゃん!」と言いつつ、彼に駆け寄った。

「今日の演奏も良かったぞ」
「お兄ちゃんには負けるよ〜」
「そんなことないさ。……それじゃあ、兄として立派に演奏してくるとしますかね」

 そう言って兄は私の頭を撫で、ステージに上がっていく。
 すると、やはり大きな拍手が聴こえる。
 やがて、彼はグランドピアノの前に座り、演奏を開始する。
 私なんかとは違う……すごく綺麗で、軽やかで、繊細なメロディ。
 とても綺麗なその音色に、私は、いつしか心を奪われていた。

 私にとって、兄は憧れの存在だった。
 カッコよくて、優しくて、勉強も運動も出来て、ピアノもすごく上手。
 小さい頃から、私は兄を目指していた。
 兄のようなすごい人間になりたかった。
 だから、小さい頃からお稽古を習い、兄のように綺麗な音色を奏でられるように、頑張って来た。

 しかし、いつからか私は、兄と比べられるようになった。
 私は兄に追いつけるなんて思っていなかった。
 でも、周りは皆、私と兄を比較するようになった。

 追いつけるハズのない人と比べられ、勝手に落胆される。
 そんな生活が、だんだん、苦しくなっていった。
 すると、それに引きずられるように、私はピアノを弾くことが苦痛になっていった。
 ピアノを弾く度に、誰かに比べられているような感じがした。
 本当はピアノを弾くことは好きだった。
 でも、好きなピアノを弾けば弾くほど、私はどんどん苦しくなっていった。

 だから私は、ピアノを弾くことを辞めた。色々な人から反対された。
 でもしょうがないじゃないか。私はただ自由に弾きたいだけなのに、皆が私と兄を比べるのだから。
 比較の呪縛から解き放たれると、すごく晴れやかな気持ちになった。
 しかし、やはりピアノを弾くことは好きだったので、一度軽く弾いてみた。

 ……苦しかった。
 弾く度に、自分でもよく分からない苦しみに苛まれて、辛かった。
 だから、私はピアノを一切弾かないことを心に誓った。
 そうすれば、比較されなくて済むから。
 そうすれば、苦しまなくて済むから。

−−−

<杏奈視点>

「そんなことが……」

 私の言葉に、前原さんは頷く。

「うん……皆兄貴のことばかりで、私は落胆されてばかりだった……だから、杏は、私を見てよ」

 不安そうに言う前原さんの言葉に、私は自分の腕を擦る。
 そこで、私が誰かと話す度にムスッとしていた前原さんの姿を思い出した。
 もしかして、こういう感情があったから……。

「……でも、このまま紫音さんを嫌うのは、ダメだと思う……」

 私の言葉に、前原さんは驚いた表情を浮かべた。
 それに、私はすぐに前原さんの手を握り、真っ直ぐ彼女を見つめた。

「このままじゃダメだよ! 紫音さんは悪くないもん。だから……一度話してみよう?」

Re: 【オリキュア】メモリアルプリキュア! ( No.18 )
日時: 2017/08/13 17:55
名前: 愛 (ID: fYNkPhEq)

第3話「瑞樹のコンプレックス?イケメンお兄さん登場!」5

<瑞樹視点>

「あれ……紫音さんいないね」

 杏の言葉に、私はリビングを覗き込む。
 確かに、ずっとピアノを弾いていたハズの兄貴がいない。
 ピアノの音はとっくに聴こえなくなっていたが、リビングにすらいないとは……。

「ホントだ……どこだろう……」
「紫音さんの部屋は?」
「……兄貴の部屋、私の部屋のすぐ隣だから、上がってきたら分かるハズだよ。……出かけたのかな……」

 私の言葉に、杏は「うーん……」と顎に手を当てて考え込む。
 彼女の真剣な表情に、私は笑ってしまった。

「……今日はもう、帰りなよ」
「えっ……」
「大丈夫。……兄貴が帰って来てから、二人で話してみるよ」

 私の言葉に、杏は「でも……」と不安そうに言う。
 その反応に私は苦笑しながら、彼女の頭を撫でた。

「もう決心は出来ているから。……私から、踏み込んでみようと思うんだ」
「前原さん……うん。それが良いよ」

 ニッと笑いながら言う杏に、私も釣られて笑う。
 すると、私の笑顔に、杏は親指を立てた。

「前原さん、今一番、良い笑顔」
「……何それ」

 私がそう呟くと、杏は「何だろね」と言って笑った。
 それから、杏を家に送ることになり、二人で歩き出す。
 その時、見覚えのある姿がこちらに向かってくるのが分かった。

「……兄貴?」
「あれ、瑞樹に、杏奈ちゃん……今帰り?」

 何か綺麗な箱を持って言う兄貴に、私は少しムッとする。
 ……いやいや、もう落ち着いて話をするって決めたじゃないか。
 一度首を横に振り、もう一度顔を上げてみる。

「えっ……」

 そして、固まった。
 だって、兄貴の胸元に、時計の針のようなものがあったから。

「これ……みっちゃんの時の……」
「……ロブメモワール……!」

 杏の言葉に、私は慌てて後ろを振り向く。
 すると、そこには赤い、獣のような姿をした男がいた。

「フンッ……ばれてしまっては仕方がない。さぁ、その男のメモリアを奪うとしよう」

 そう言うと同時に、兄貴の目から光が消え、倒れ込む。
 綺麗に飾り付けられた箱がアスファルトの地面に転がり、やがて、兄貴の胸元が裂ける。

「兄貴……!」

 私が呼ぶと同時に、男が兄貴の胸の中に入り、消えて行く。
 それに、私は一瞬混乱しそうになるが、すぐに杏を見た。

「杏! このラブメモリーウォッチ……で、中に入れるんだよね!?」
「う、うん!」
「じゃあ早く入って兄貴を助けないと!」

 私の言葉に、杏は少し目を見開いた後で、「うんっ」と頷いた。
 それから、私は杏に言われるまま時計の針を六時半に合わせ、兄貴の胸元に掲げる。
 すると、彼の胸元が裂けるので、二人でその中に飛び込んだ。

「わッと……」

 相変わらず高い位置にできた穴から飛び出し、少し驚きつつも着地する。
 そして顔を上げると、それは、ピアノの先生からピアノを教わっている兄貴の姿があった。

「兄貴……」

 相変わらず綺麗な音色。
 でも、弾いている兄貴の顔はすごく……苦しそうで……。
 そう思っていた時、景色がモノクロに染まり、綺麗な音色が止まる。

「なッ……」

 驚いた時、巨大な黒い針が裂けて、中から化け物……ワスレールが出てくる。
 慌てていた時、杏が私の手を握った。

「前原さん……行くよっ!」
「う、うん……!」

 すぐに私達はラブメモリーウォッチを構え、叫んだ。

「「プリキュア! メモリアルコンバージョンッ!」」


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