複雑・ファジー小説

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セカイ戦記
日時: 2016/05/17 18:57
名前: 彩都 (ID: lKhy8GBa)

ーーぼくは戦うーーこの汚れたセカイとーー

二作目の投稿です。
初めての方も知っている方も初めまして、彩都と申します。
気長に投稿します。
今回は歴史ファンタジー…かも…
という事で宜しく

登場人物
今作は先にキャラ紹介をさせていただきます。
主人公
トゥダ・リク 男
このセカイは名前に意味は無く、名字・名前や逆に名前・名字は無く、名字・名字、名前・名前となっている。
リクは名前・名前。
リーナ・ユリ 女
名前・名前。
妖精で回復の魔法を使う。
リクの仲間。
リヴェレット・モコ 女
名前・名前。
攻撃系の魔法を使う。
ユリは貧乳だが、モコは巨乳。
何時も箒に乗っている。
ショウ・コウ 男
名前・名前。
肉弾戦が得意な仲間。
魔法では倒せない存在には肉弾戦が良いとされている。

ジェネレッド・D 男
?・?
リクの仲間だが何者かは知らない。
敵かもしれない。
Dは物語の中心に近い。
サルウ°ァ・ティル 女
名前・名前。
名前の言い方は秘密。
大きな剣、真剣簪(かんざし)を使う。
大きさは約三メートル。
サワラビ・ユウ
名字・名前。
遙か遠く、キョクトウのニホンの人間。
彼も何者かは分かってない。
何時も一人で行動している。
薙刀の師範代を務めている。
μ
記号。
名前を持たず、施設で使われていた記号を使っている。
戦闘力は圧倒的に強いが、カロリーが切れるとすぐ戦闘不能になる。
白いジャージに白い肌、髪は無く、オールバックの様な角を生やしている。

用語解説
魔法
魔法は体内に眠る魔力を燃焼させて、魔法を扱う。
キンキなる魔法も存在する。
キンキなる魔法は使うと死んだり、植物人間になったりする。
存在
セカイ戦記における敵。
魔法で倒せる奴や肉弾戦でしか倒せない者もいる。
肉体の一部分が膨らんでいたりと『異形』の存在。
ゾンビの様に意志は持たず、人間を襲う。

セカイ
混沌としている。
その混沌のせいで存在が出来たと言われている。
舞台的に言えば、『北斗の拳』の世紀末ワールドに近いです。
存在が色んな所でばっこしている。
妖精
見える者もいれば見えない者もいる。
リク達のメンバーは見える奴が多い。
見えない者は眼鏡を使ったりする。
だが、眼鏡も法外な値段が多い。
傷の手当や回復が得意。
回復は魔法に当たるので、妖精は無意識に魔法を使っている事になる。

『リク…貴方は希望の仔…貴方は奇跡の仔…貴方は私と**の仔…お母さんが居なくても頑張るのよ…』
「お母さん!!」
そう言って、母さんは燃え盛るセカイから、燃えた。
跡形もなく、消えた。

セカイ戦記 序章 、『運命』の仔

俺はトゥダ・リク。
男、十六歳。
《ヤツラ》を始末する者。
《ヤツラ》とは、前々からこのセカイに現れた敵だ。
コイツ等のせいで俺は母を亡くした。
俺はコイツ等を駆逐する為に仲間を探している。
俺は仲間探しの為に故郷を捨てた。
そして俺は前へ一歩、踏み出した。
少し歩いて着いたのは、妖精の世界、フェアリアだ。
そこで俺は水浴びをしているビキニの女性を見つけた。
「おーい!妖精王に会いたい!道案内してくれ!」
ビキニの女性は羽を生やしてこちらに来た。
どうやら妖精らしいが、背は俺の胴体位だろう。
「貴方、妖精王に会いたいの?今は会えないわ、会うの止めたら?」
「俺は《ヤツラ》を駆逐する為に妖精王に力を借りに来たんだ、止める事は出来ない」
「分かったわ、じゃあ貴方の仲間になるから会うのは止めてくれない?回復も出来るから旅には最適よ」
「良いのか?」
「良いわよ、私の名前はリーナ・ユリ、宜しく」

「俺はリク、宜しく」
こうして、人間、リクと妖精、リーナの出会いだった。

「なぁ、リーナ、この水は人間でも飲めるのか?」
そう言って、リーナが浸かっていた水を一掬い、口に近づける。
「ダメッ!!!!!」
リーナの止めは既に遅し、もう口に含んで、喉を鳴らした後だった。
「ん?どうした?リーナの汗が入っているから、飲むなってか?大丈夫だろ…」
リーナは言う。
「いや、そうじゃなくて…人間は此処の水飲むと、人間には毒だからって…」
そう言うのと同じくして、リクは気絶する。
「リクッ!?」
リーナはビキニのまま、、リクを長老の所へ連れていった。

「んー、ユリ…」
長老は重い口を開いた。
 ・・・・・・・・・・・・
「こやつには毒その物が無い…これはどういう事じゃ?」
「えっ…?」
リーナは驚いた。
人間で泉の水を飲んだのは大抵、必ず死ぬ、最悪死ななくても毒の後遺症が残るのに…。
リーナにとって、この事は不思議で不思議で意味が分からなかった。
すると、リクが目覚めた。
「う…うーん…此処は…何処だ…?」
リクはすぐさま、リーナを見つけた。
「リーナ!此処は何処だ!?俺は何故此処に!?」
リクは慌てて周りを見やる。

「落ち着くのじゃ、少年」
と、長老が止める。
長老は、リクが倒れて此処に来た事、此処は妖精の村と長老である事を話した。
「全く信じられん話だが、俺が記憶を覚えていないんだ、リーナ有難う」
「良いよ、リクって見た目に反して軽いんだもん」
そういうリーナに驚くリク。
「お前さん知らんのか?妖精は小柄だが怪力だぞ?」
その事を聞いて驚く。
妖精は力が凄いんだ…。
リクは新たに情報を頭に叩き込んで、立ち上がる。
「良し、行くか」
長老はリクがすぐ立ち上がった事と同時に驚くが、どこかへ行く事にも驚く。
「待て、お前さん、今から何処へ行くのじゃ?」
長老が聞くと、すぐさま言った。
「隣町だよ」
「隣町には《ヤツラ》が要るのじゃぞ!!」
長老は止める。
それに対しリクは。
「大丈夫だよ、そいつ等は始末屋であるこの俺に任せな!

そう言う台詞に驚く長老。
まさか、《ヤツラ》を倒す力を持っているのか…。
そう思っていると、二人は出発していた。
長老の声は空しくも聞こえなくなった。
こうして、傷が回復したリクとリーナは旅を開始するのだった。
次の町は何処へ行くのか…それは誰も分からない…
序章終了 第一章へ続く…

セカイ戦記 第一章 運命の仔の戦闘

妖精の世界、フェアリアの隣、戦争の世界、バトランゲージは存続の危機に瀕していた。
バトル王宮最上階国王の部屋。
「ひいぃぃ!!まっ待て!話せば分かる!金ならたんまり有る!だから見逃してくれぇ!」
「…………」
バトランゲージ国王、マイルは謎の生命体と話していた。
生命体は体を包帯で巻かれている者やジリジリと追い詰める者も居た。
ただ、生命体には共通点が幾らか有った。
一つ目は全員、肌が腐敗した色になっていた、具体的に灰色。
二つ目は口を大きく広げ、涎を垂らしている事。
そして三つ目は…
喋らない事だ…
何故喋らないのか、各国で議論されるが、喉が使い物にならないが妥当とされてきた。
生命体の過去の姿は、人間だった。
数十年、数百年経っても、この生命体は存在してきた。
そして生命体はゾンビの様に感染する。
今もそんな生命体から避、難する人間の中に反旗を翻す存在も居た。
その名は『退治者』と呼ばれる事になった。
その人物は生命体を倒す程の力を持っていた。
そんなリクも『退治者』の一人だ。
そして『退治者』達は、生命体に名を付ける事にしたのだ。
その名は《ヤツラ》となったのだ。

※小説のレスを消さないで下さい。
消しても無駄なので。
何か気に食わないなら、書き込めば良いじゃないですか、何でそんな事が出来ないんですか?
他人様の小説を消して、ナニが満足ですか?
彩都の小説のレスを消す事に何の意味があるんですか?
出来ればそれを書き込めば、彩都も納得します、なので、消さないで下さい。
困るのはこの小説を読む読者様なので。

コピペしていますから、消しても無駄ですよ?

Re: セカイ戦記 ( No.356 )
日時: 2018/05/31 22:08
名前: 彩都 (ID: W2jlL.74)  

「えーと、夫さん?貴方はこの黒い点が現れる前迄は、一体どんな仕事をしていたんですか?」
首を傾げて言うブレンドに夫は静かに答える。
「た、炭鉱で作業を……」
「嘘は言わないで下さい」
「う、嘘じゃないですよ!」
「じゃあ、『炭鉱で毒を持つ生物に襲われた』んですか?」
「うっ!?」
ブレンドの発言を受け、夫が驚愕する、そして、静かに発言する。
「……流石お医者さんですね、何でもお見通しだ」
「……そりゃそうでしょう」
だって、俺、毒を持つ人間だし?ブレンドはそう思いながら、頬を掻く。
「えぇ、お医者さんの言う通り、毒を持つ生物に襲われたんです、その後、何とか倒したんですがねぇ……毒がすぐ抜けると思って、ずっと仕事をしていたんですが、その毒は自身の体を蝕んで……」
「それで?何で嫁さんもこの症状が?」
ブレンドがそう言うと、妻が顔を赤らめて、『実は……』と、発言する。
「口内接触でも、毒が伝染する、とは気付いておらず……」
「口内接触?と、言うと?」
「接吻、キスです……」
「あぁ、そう言う事ですか」
確かにこの伝染方法は言うのは恥ずかしいよなぁ?ブレンドはそう思いながら、毒を解毒するのに手っ取り早い嫁を見ながら、溜息を吐く。
「はぁ、それでは、嫁さん、少し酷い事をしますが、いいですか?」
「は、はい……?」
不思議そうに首を傾げる嫁を見ながら、ブレンドは『妻の口に人差し指と中指を突っ込み、唾液を摂取』する、そして、妻に再度聞く。
「確か……口内接触で伝染する、んですよね?じゃあ、『唾液』でも伝染しますかね?」
「さ、さぁ……?でも、多分粘膜接触でも伝染するのでは?」
「……成程、分かりました」
夫の話を聞いて、ブレンドは妻の唾液がついた『人差し指、中指を自身の口の中に入れ、粘膜接触を試み』た、そのいきなりの行動に夫、妻は驚愕している。
「ちょっと!?貴方も感染しますよ!?」
「そ、そうですよ!?私達には貴方が救世主なのに!?」
驚愕する夫、妻を見ながら、人差し指、中指をじっくりと味わうブレンド、そして、人差し指、中指を抜いて、静かに『はぁ』と、息を漏らすブレンド。
ブレンドは味わった唾液から、自分が持っている毒かを検索する、そしてブレンドは、口の端を歪ませながら、高らかに笑い、夫、妻を不安にさせる。
「あはははははははははは!これはこれは!いやぁ、中々に良い毒を持っている」
「え、えぇっ……この医者、頭可笑しいんじゃないの……?」
「そ、そうよねぇ……確かに頭が可笑しいわ……」
「いえ、頭は可笑しくないですよ?これで『毒の味』を思い出しましたし、今から、貴方達二人を解毒しますね?」
「は、はぁ?『毒の味』ぃ?」
「な、何なんですかそれは?医者にとって、『毒の味』は必須科目なのですか?」
「いえ?これは俺だけにしか使えない能力ですねぇ?私、小さい頃、毒を持った存在と一緒に暮らしていた事が有りましてね?色々な毒を持った存在と過ごしたんです、だから『この世に存在する毒はもう効かない』んですよ、そして今!唾液を摂取して、解毒剤を作りますので、少し時間を下さい!」
ブレンドは元気にそう言って、台所に向かい、コップを二つ用意し、人差し指、中指を突っ込んでいない手で、コップの中に手を入れ、解毒剤を生成する、中々に難しい作業だが、人を救うって事だから、辛くない!ブレンドは今の体を呪っていたりするが、今日、この事があって、『毒の体も悪く無いな』と、思った、そしてコップ一杯に解毒剤を生成し、それをもう一つのコップに入れ、半分にし、蛇口を捻って、水を出し、解毒剤と合わせ、薄めてから、二人に渡す。
「はい、これが解毒剤です、それを飲むと、体の毒が解毒され、段々と体が良くなりますよ」
「あ、有難う御座います!」
「な、何と感謝すれば良いのか!?」
二人はそう言って、ブレンドの手に持っているコップを手に取り、飲み干す。
「こ、これで、動ける……!」
「えぇ、動けます、さぁ、後は……」
ブレンドはそう言って、遊んでいるイザヴェラの首根っこを掴んで、服を脱がす、すると『イザヴェラの体にも少しだけ黒い点があった』、ブレンドはそれを見て、『ビンゴ』と、思う。
「なっ!?イザヴェラにも!?」
「そうです、私、貴方達を最初見た時、『震えているなぁ』と、思ったんです、そして、イザヴェラちゃんと出会った時も、『寒くないの震えていた』のを思い出したんです」
「そ、そうだったのか……じゃあ、軽度の毒をイザヴェラは……」
「そう言う事ですね」
ブレンドはそう言って、台所に座らせ、少量の解毒剤をコップに入れ、水で一気に薄め、イザヴェラに言う。
「さぁ、これを飲むんだ、実際体が辛かっただろう?」
「お、おじさん、ど、どうしてそれを……?」
「そんなのはどうでもいい、さぁ、飲むんだ」
「う、うん……」
イザヴェラも解毒剤を飲み、三人共安心だ、そしてブレンドが自身の正体を明かす。
「さて、それじゃあ、貴方達が恐怖に思う事を言いましょう」
「は、はい?何なんです?」
夫がそう言うと、ブレンドは静かに宣言する。
「私、医者じゃないです」
「…………はい?」
「だから、医者じゃないです」
「……じゃあ、今飲ませたのは?」
「解毒剤です」
「え、えと、ちょっと状況が飲み込めないんですが?」
「簡単に言えば、私、毒が扱える存在です、解毒剤も作れます、だから、貴方達に解毒剤を渡して、飲ませた、だから、この病気は絶対治ります、ですが、私、医者じゃないです」
「……はぁ!?アンタ闇医者かよ!?」
「だから、医者じゃないって?」
叫ぶ夫を見ながら、ブレンドが説明する。
「俺は、アンタ達が毒なのを知ったから、解毒剤を作って助けた、もしも毒じゃなかったら、アンタ等を病院に運んでいたよ」
「そ、そうだったのか……それで?本当に解毒剤ですか?」
「解毒剤ですよ!?」
眉を顰める夫に対し、ブレンドが本当の事を言う、そして、ブレンドは家の出口の方に体を向け、親子三人に言う。
「それじゃあ、私はこれで帰ります、明日明後日、解毒剤を飲ませに来るんで、体調の回復を喜んで下さいね?」
ブレンドはそんな事を言って、イザヴェラ親子の家を出る、イザヴェラ親子は『果たして、本当に治るのか?』と、思いながら、去ったブレンドの方を見る。
そしてブレンドはイザヴェラ親子の家を出て、鬼ごっこを再開させる──さぁ、明日明後日、この家に来ないとなぁ?そう思いながら──

Re: セカイ戦記 ( No.357 )
日時: 2018/06/04 22:08
名前: 彩都 (ID: as61U3WB)  

「……さぁ、人も救った事だ、さっさと鬼ごっこの再開だ」
ブレンドはそう言って、イザヴェラの家を出た後、欠伸をしながら、背筋を伸ばす、さぁ、一体全体どうしようかねぇ?このスラム街、出た方が良いかな?まぁ、あの三人の為に出てあげよう、ブレンドはそう判断し、スラム街を出ようとする、出ようとしている途中、ブレンドは『巨乳女』、通称『巨大な胸を持つ存在』の事を思い出す。
「……そういや、追い掛けてこないな?どうしたんだ?気絶でもしているのか?そこ迄強い蹴りを放ったつもりは無いんだがなぁ……?」
ブレンドはそう言いながら、顎の髭を触り、頭を傾げる、何故追い掛けてこないんだろう?ブレンドはそう思いながら、考え続ける──

「うー……」
「むー……」
ユリーカ、リーナの二人は呻きながら、飛んで、周りを確認していた、だが、ブレンドは見付からない、するとリーナが変な雰囲気の場所を見つける。
「んゅ?ねぇ、ユリーカちゃん、あのエリア、何か変じゃない……?今迄の場所に対し、オーラが違うと言うか、何と言うか……」
そう言うリーナに対し、ユリーカが説明する。
「あぁ、あれ?あれは『スラム街』っていう、悪い人が集まる場所だよ、父さんがそう言っていた」
「スラム街、ねぇ……」
ユリーカの発言を受け、『成程』と、思うリーナ、そしてリーナは『ねぇ、ユリーカちゃん?今からそのスラム街に行かない?ブレンドさんが居るかもしれないしさぁ?』と、発言した。
「……リーナちゃん、それは本気で言っている?」
「えっ?あっ、うん……」
少し声を低くして言うユリーカに対し、静かに返答するリーナ、そして声を低くしたままユリーカが言う。
「……はぁ、リーナちゃん、一つだけ言っておくよ?『スラム街』ってのは、悪い人が集まる場所だよ?もしも私達が捕まったらどうする?誰も助けなんか来ないんだよ?分かってる?リクやコウ君、D、はたまたお父さんやブレンドさん、だーれも助けてくれないんだよ?誰も助けてくれないのに、リーナちゃんはそれでも向かうの?」
「…………」
そう言うユリーカに対し、『それなら』と、リーナが言う。
「それなら『私一人で行く』よ、ユリーカちゃんは待ってて?」
「!?あ、あの!?り、リーナちゃん、私の話を聞いていた?誰も助けてくれないんだよ!?私だって、助けられない可能性もあるのに!?それでも!?」
驚きを隠せないユリーカが言う、だが、リーナは『大丈夫、だって、私は妖精、一般の存在の力より力は強い!』と、元気に言う。
「え、えぇっ……?そ、そう言う問題かなぁ……?い、いや、そう言う問題じゃないと思うんだけど……うーん?ど、どうだろうか………?」
そう言って、頭を傾げるユリーカに対し、にやにやと笑うリーナ、何が可笑しいのだろうか?ユリーカはそう思いながらリーナに言う。
「え、えと、リーナさん?ど、どうして、笑っていらっしゃるのでしょうか……?」
「えー?そんなの簡単じゃん!『悩んでいるユリーカちゃんが可愛い』からだよ!」
「…………はぁ?」
流石妖精、私達ニンゲンとは、感性が違う、ユリーカはそう思いながら、肩を落とす──そしてユリーカはリーナちゃんが幼女のような姿、形、幼さ、そしてそんなユリーカちゃんが誘拐されたり、捕まったりされるのが、心配なので、仕方なく、二人で『スラム街』へと向かう事にした、だが、『スラム街』では、もう、ブレンドは去っていた──

「…………」
ブレンドはスラム街を出て、街を見回っていた、誰も襲ってこない、流石一般の街、そう思いながら、『スラム街は悪であり、絡まれる事が多い、襲われる事も多いんだな』と、判断した。
そしてブレンドは呑気に前に進み、暇を持て余していた、すると、イザヴェラの親の事を思い出す、……倒した、といった所で復活した可能性もあるんだよな、その人達の為に、助けに行くか、ブレンドはそう思い、鉱山へと向かう事を決定した、だが、『鉱山が何処にあるか』なんて、この『セカイ』初心者のブレンドは知る由もなかった、なので、周りに居る存在から、話を聞いて、鉱山の道を知らなければならない、……少し面倒だな?そう思いながら、ブレンドは近くの存在に話しかける。
「あー、あのすいません、少し時間あります?」
「私は無いな、他を当たってくれ」
「あっ、はい、すいません……」
一人目はアウト、じゃあ、二人目だ、そう思い、二人目に話しかける。
「あのぅ、すいませぇん?少し話しいいですかぁ?」
「んぁっ?何だよおっさん?話?良いけれど、手短に頼むぜ?」
そう言う二人目に対し、『やった!』と、思うブレンド、そしてブレンドは内心喜びながら、二人目に言う。
「え、えーと、この近くで、モンスターが出た鉱山はありますか?」
「えっ?モンスターが出た鉱山?えーと、話は聞いた事があるなぁ、何だったかなぁ?『カヌェ鉱山』だったかな……?」
「『カヌェ鉱山』……有難う御座います!」
そう言って、ブレンドは二人目の前から立ち去る。
「お、おぅ……」
元気に返答したブレンドに驚く二人目、そしてブレンドは『カヌェ鉱山』へと、歩を進める──

Re: セカイ戦記 ( No.358 )
日時: 2018/06/07 22:57
名前: 彩都 (ID: fMHQuj5n)  

「『カヌェ鉱山』はどう行けばいいんだろう……?」
そう呟きながら、ブレンドが前に進む、ふむ、一体どう行けばいいんだろう?そう思いながら、ブレンドは周りを見る、周りを見ても、建物ばっかだ、『カヌェ鉱山』等、分からない。
ブレンドは仕方無いので、他の人に聞く事を思いつく。
「あ、あのぅ、すいませぇん、お時間宜しいでしょうかぁ?」
「んぁっ?どうしたんです?」
そう言って、首を傾げる三人目、そしてブレンドが言う。
「えーと……俺、『カヌェ鉱山』に行きたいんですけど、どうしたら行けます?」
「『カヌェ鉱山』……?あぁ、あの、モンスターが出た、あの場所かぁ……お兄さんはどうして向かうんだ?」
「えーと……大まかに言えば、そのモンスターを倒す為です」
「へぇ!それは嬉しいなぁ!」
そう言って、三人目が喜ぶ、それはどうしてだろう?ブレンドはそう思いながら、話を聞き続ける。
「嬉しい、とは……?もしかして、貴方、『カヌェ鉱山』に働いていた人?」
「うん!そうだよ!いやぁ、良かったなぁ、俺達の『カヌェ鉱山』を救ってくれる存在が現れるなんて!神様、愛してるぅ!」
「……え、えーと、そ、それじゃあ、『カヌェ鉱山』に、案内してもらえますか?」
「あぁ、いいともさ!」
そう言って、三人目が親指を立て、サムズアップする、よ、良かった、ブレンドはそう思いながら、安堵し、『それじゃあ、何時行くんだ?』と、三人目が言う。
「何時?そうだなぁ、今からが嬉しいですね」
「そうか、それじゃあ、今から行こうか、どうせ、あまり歩かない距離だしさぁ?」
「そ、そうなんですか?」
それは知らなかった、つまり、『カヌェ鉱山』は相当近いんだな、ブレンドはそう思いながら、三人目の後ろを着いていき、『カヌェ鉱山』へと向かう。
そして、ブレンドと三人目はこの『セカイ』を出て、砂山の近くを歩いていた。
「さぁ、後少しだ、頑張ってね?」
「あっ、はい」
三人目の言葉を聞いて、『後少しかぁ』と、思うブレンド、そして三人目が『此処だよ』と言って、砂山の奥の大きな岩に手を置く。
「こ、此処……?ただの岩じゃないか、本当に『カヌェ鉱山』ですか?」
「あぁ、此処が『カヌェ鉱山』だ、よし、今から開けるよ?」
そう言って、三人目が岩をセクシーに触り、ボタンを押す、すると、三人目の近くから隠し扉が横に開いて、中が現れる。
「さぁ、入って入って!急がないと砂で機械が壊れちゃう!」
「あっ、はい」
ブレンドは三人目の言う通りに動いて中に入る、それにしても、こんな機械仕掛けの室内に、本当にモンスターが入るのだろうか?もしかして、掘っている最中に棲家と繋がった可能性もあるなぁ、ブレンドはそう判断しながら、静かに息を飲み込む。
「さぁ、さっさと中に進もうか?『カヌェ鉱山』のモンスターは先に居るからねぇ?」
そう言って、三人目が先に進む事を急かす、まぁ、モンスターを倒してくれるなら、俺の事を急かすよなぁ?ブレンドはそう思いながら、先に進む。
「……それにしても、本当に広いですねぇ?」
そう言うブレンドに対し、『だろう!?そりゃ、私達が頑張った証だからね!流石自分!流石『カヌェ鉱山』だね!』と、元気に言う。
コイツは『カヌェ鉱山』の何なんだ?そう思ったりもした、そして、三人目が『あぁ、もうすぐだ……懐かしいなぁ?あの事件が起きて以来、仕事が出来無くなったからねぇ?』
と、言う。
「へぇ……でも、俺が聞いた話じゃあ、一応討伐したって話だけど?」
「そりゃそうさ!私達が頑張って倒したんだ!……まぁ、数人は毒に侵されたけど……でも、奴は『復活した』んだよ!だから、自分達は怖くなって、逃げたんだ!このモンスターを倒してくれる存在が現れる迄、此処の仕事場は、『カヌェ鉱山』は封印したんだ!でも、アンタがモンスターを倒してくれるんだろう!?そうだろう!?」
目を輝かせて言う三人目に対し、ブレンドが『さぁ、それはどうだろうなぁ?相手のモンスターの強さにもよるぜ?』と、発言する。
「そ、そりゃそうだよなぁ?何かすまん……」
そう言って謝る三人目に対し、『いんや?でも、俺が勝つぜ?何故なら、俺は強いからな!』と、親指を立て、サムズアップするブレンド、すると、『やっぱりあんさんは頼りになるぜ!』と、元気に言う。
……それにしても、中々『カヌェ鉱山』のモンスターが現れないなぁ、ブレンドはそう思いながら前に進む、右側に照明が置かれ、何時でも、光は確保出来、脱出も容易だ、此処の、『カヌェ鉱山』の設備はよく考えられているな……ブレンドはそう思いながら、周りを確認する、すると、三人目が『あっ!もうすぐ!もうすぐ最初の出現地点です!』と、言う、ふむ、此処が最初の出現地点か……ブレンドはそう思いながら、『さっさと出て、さっさと倒されるのが早いぜ、モンスターさんよぉ?』と、思う。
そしてブレンドは静かに身構えながら、モンスターの出現を待つ──モンスターが現れるかは、ブレンドには分からない──

Re: セカイ戦記 ( No.359 )
日時: 2018/06/14 23:53
名前: 彩都 (ID: nWfEVdwx)  

ブレンドはイザヴェラの家族を救う──一応、もう救ったが、念の為、病気になった元を叩く──べく、『カヌェ鉱山』に向かい、モンスターと戦う事を考えた。
そして、何とか、『カヌェ鉱山』に向かい、モンスターが出る場所迄移動していた。
「……果たして、此処に現れるだろうか、モンスターは?」
ブレンドがそう言うと、『可能性は0では無いですかねぇ?』と、首を傾げる三人目、そしてブレンドは『そういえば、この人の名前、知らないなぁ』と、思い、話しかける。
「な、なぁ、アンタ?もしも死んでしまった時の事を考えて、名前を教えてくれないか?」
「おぉぅ……死ぬ可能性もあるのですね……?仕方無い、私の名前は、ルック・リリーンル、ルックとお呼び下さい」
「分かった、俺はブレンドでいい」
「分かりました、ブレンドさん?」
「あぁ、宜しく、ルックさん?」
二人はそう言って、お互いを横目で確認する、そしてブレンド達二人は前に進み、最初のモンスター出現地点へと、到着した。
「えーと?此処がモンスターが最初に出た場所、だよなぁ?」
「え、えぇ、そうですね……今は居ないのでしょうか?」
「多分そうだろうな?でも、この奥に居るかもしれないな?ルックさん?この奥での出現は?」
「あ、あります!だから、奥に行けば居るかもしれません!」
「なぁるほど……」
ブレンドはそう呟いて、先に先にへと進む、そして三人目──基、ルックだ──が、ブレンドに言う。
「あ、あのぅ、差し支えなければなんですが」
「ん?何だよ?」
「どうして、『カヌェ鉱山』のモンスターを倒そうとしたんです?」
「……すこーしな?知り合いが困っていたから、仕方なく、関わろうと、モンスターを倒そうとしただけだよ?俺のレベルでどれだけのモンスターを倒せるか、それが鍵だ」
「は、はぁ!?何ですかそれ!?それじゃあ、モンスターによっては、歯も立たない、と!?」
「正解正解」
ブレンドはそう言って、口の端を歪ませる、するとルックが『それは大変じゃないですかぁ!』と、叫ぶ。
「うわぁ!もうダメだぁ!自分は、ブレンドさんも助からないんだぁ!」
「おい!お前は兎も角、俺を巻き込むな!?俺はお前より強いんだぞ!?一般人よりかはなぁ!?」
そう言って、ブレンドがルックを睨む、すると、近くから、『ぐぉぉぉぉぉぉ!』と、謎の音が聞こえた、これは風の音か?でも、風の音にしては、あまりにも低い……そう思っていると、『ひぃぃ!モンスターだぁ!』と、叫ぶルック、えっ?じゃあ、『ぐぉぉぉぉぉぉ!』って鳴いたのって……『まさかのモンスター』か!?ブレンドはそう判断し、一瞬で身構えて、大声で叫ぶ事にした。
「うわぁ!怖いよぉ!怖いよぉ!うわぁぁぁ!!」
「ひー!ブレンドさんも怯えている!?もう、ダメだー!」
ブレンドの叫び声を聞いて、ルックはもう涙目になる、鼻水も出し、顔面が汚くなっていた。
だが、ブレンドはその場で口の端を歪ませて、『これで良い、これで良いんだ……!』と、内心ほくそ笑んでいた。
何故ブレンドが『これで良い』なんて心の発言をしたのだろうか?ルックからしてみれば、『これで良い』ではなく、『これで終わりだぁ!』が、適切なのだが。
だが、ブレンドは『これで良い』と思っていたからこそ、『これで良い』と思ったのだ、それは何故か?そんなのは簡単だ、『自分達の所在を明かす為』である、もしも静かに向かい、奇襲をかけるのなら良いのかもしれない、だが、それだと、『自身の攻撃を回避された後、隙を突かれ、相手の攻撃を見切る事が出来なくなってしまう』、なので、一度叫んで、自分達の所在を明かし、攻撃される事を考えたのだ、そしてモンスターの姿を見る事によって、どんな攻撃、どんな動きをするのかを判断出来たりも出来るのだ。
ブレンドはそんな事を考え、こう言う行動を行ったのだ。
『ぐぉぉぉぉぉぉ!』と、またも大きな音が、声が聞こえ、ブレンドが『近くに居るな』と、判断する、そしてブレンドが少し周りを見回り、少し前に進む、そして何処から声が、音がしているかを耳で判断する。
すると急に『ブレンドの体は宙を舞っていた』、えっ?いきなりの空中に、いきなりの天井にブレンドは驚愕し、落ちる前に何とか受身を取って、ダメージを抑える。
そして腹部に少しだけ痛みが走る、この痛みは『殴った痛みだな』と、判断する、と言うか……『あんな素早い攻撃を出来るのか、あのモンスターは!?』と、ブレンドは思う。
そしてブレンドはその場で深呼吸し、ルックに言う。
「おい、ルックさん?」
「は、はい!?」
「少し……少しだけ、離れていてくれ?そうでもないと、あんたを巻き込んでしまう」
「は、はい!」
ブレンドの発言を聞きいれ、ルックは急いで、ブレンドの近くから離れる、そしてブレンドはモンスターに殴られた方向を見続け、モンスターを待つ、そしてブレンドはその場で深呼吸し、モンスターを倒すべく、集中する──ブレンドがモンスターに勝てるかどうかは、ブレンド次第だった──

Re: セカイ戦記 ( No.360 )
日時: 2018/06/14 23:54
名前: 彩都 (ID: nWfEVdwx)  

ブレンドは、イザヴェラの家族を襲ったモンスターを倒すべく、ルックと共に『カヌェ鉱山』へと向かった、そしてブレンドはモンスターからの攻撃を受けてしまった。
「…………」
あまり痛くない一撃、だが、この攻撃は『何度も受け続けたら痛くなる』攻撃だな……ブレンドはそう判断し、額の汗を拭う、そして、ブレンドはモンスターの姿を確認するべく、その場で身構える、すると、『ぐぉぉぉぉぉぉ!』と、呻きながら、奥の洞窟から、『手が長いモンスター』が現れる、成程、スライム状の肉体だったか、道理で攻撃が早いんだ、そして、スライム状の腕で物を持って、『俺を突いた』ってか……ブレンドはその場で口の端を歪ませ、面白そうだなぁ!と、思っていた。
そしてブレンドは達磨に長い手が付いたモンスターを見ながら、右手に思いっきり、『毒の膜』を纏わせ、モンスターに殴りかかる。
「おらぁ!お前もこれで終了だぁ!」
そう叫んで、ブレンドは右手でモンスターを思いっきり殴る、だが、『モンスターはスライム状の肉体』なのだ、『物理攻撃等、そもそもとして効かない』のだ、よって、『ブレンドの攻撃は毒が当たっている場所以外、ほぼほぼ無意味』であった。
「くそっ!?スライム状の肉体を持っていると、仮定したが、本当にスライムの肉体だったとは!おまけに毒を持つスライム!何て面倒な相手だ!」
ブレンドはそう叫びながら、その場で溜息を吐く、だが、『毒が当たっている部分にはダメージが行っていた!』だから、ブレンド自身が毒の攻撃を続けたら、勝機はあるのだ!
ブレンドは仕方なく、右手で毒の剣を生み出し、モンスターに斬りかかろうとする、だが、モンスターだって、『生きたい』のである、そう簡単に死にたくない、おまけに自身の肉体が、ブレンドの毒に弱い事も理解した、だから、だからこそ、『モンスターはブレンドの攻撃を回避する』のである!ブレンドの『モンスターを倒す』という思い、モンスターの『コイツの攻撃を受けたら死ぬ』という思い、その二つがぶつかっている!右手の剣で何度も斬りつけようとするブレンドに対し、モンスターは回避、避難、避ける!その間にも、ブレンドにダメージを与えようと、手を伸ばす!だが、ブレンドは『この攻撃を何度も受け続けると、痛くなる』攻撃だ、と判断している為、左手の『毒を纏った手』で、回避される、そしてモンスターがブレンドの左手の『毒を纏った手』に触れ、回避される度に痛みが走る、完全に、完全に『モンスターの敗北が近づいている』!!そしてブレンドがモンスターの隙を見つけ、頭部に思いっきり、毒の剣を突き刺す、すると毒の剣がスライム部分に当たっている部分から湯気を出して蒸発し始めている、そして動かなくなったモンスターに向かって、ブレンドが、『この野郎!手こずらせやがって!』と、叫びながら、何度も何度も毒の剣で切りつける、おまけに左手にも毒の剣を生み出し、二刀流、両手でモンスターを斬りつける、何度も何度も、千切りのように、微塵切りのように、細切れのように、何度も何度も斬りつけた、そしてブレンドは動かなくなったモンスターに対し、毒の剣を手放し、毒の剣をモンスターの上に置いて、両手を合わせ、合唱をする、モンスターにだって、両親、夫──もしくは妻──や子、息子、娘、最悪孫とかが居るかもしれない、だから、だからこそ、ブレンドは合掌し、天へと昇る様、祈った、すまないな、お前を殺害して……でも、俺達だって、お前を倒さないと、前に進めないんだ、すまない、本当にすまない……ブレンドはそう思いながら、合掌の後、頭を下げて、毒の液体を指先から生み出し、モンスター『だったモノ』にかけて、完全消滅を行った──これで、一体目討伐成功……!二体目は果たしているのだろうか?もしも居たら厭だなぁ?そう思いながら、ブレンドはルックの許へと移動する──

「うぅっ……怖い……怖いよぉ……!」
そう呟くルックの許に『終わったぜ』と、一言言うブレンド。
「……えっ?終わった?終わったって?あの、終了と言う意味の終わった……?」
「あぁ、そうだ、討伐成功した、何とか倒し終わったぜ?……それにしても、案外強かった!」
「……えっ?えぇっ!?やった!?やったんですね!?」
ブレンドの発言を受けて、その場で喜ぶルック、ジャンプして喜ぶルックに対し、ブレンドは聞く。
「それで……?一つ聞きたいが、『一体だけ』だよなぁ?」
「えぇ!一体だけです!もう、アイツがこの『カヌェ鉱山』を襲ったから、仕事が出来なかったんですけど、後はブレンドさんの戦った場所の処理をするだけで仕事が出来ます!今回は有難う御座います!」
そう言って、ルックが頭を下げる、ほう?一体だけかぁ、ブレンドは内心安堵した心と、何か勿体無いなぁ、と思う心の二つが鬩(せめ)ぎあっていた。
「よかったぁ……!軽く一週間以内に仕事が再開出来そうだぁ!」
そう叫ぶルックに対し、ブレンドが言う。
「そ、そういえば、ルックさん、アンタはこの『カヌェ鉱山』に対し、何者なんだ?」
「えっ?私ですか?私はこの『カヌェ鉱山』の管理人、ルック・リリーンヌです!」
「えっ……か、管理人……!?」
「はい!『カヌェ鉱山』の管理人です!」
「えっ……!?えぇー!?」
ブレンドの大声が『カヌェ鉱山』内に響いた──まさかルックがこの『カヌェ鉱山』の管理人だったとは……思わなかった、ブレンドはそう思いながら、衝撃を隠せなかった──


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