複雑・ファジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- セカイ戦記
- 日時: 2016/05/17 18:57
- 名前: 彩都 (ID: lKhy8GBa)
ーーぼくは戦うーーこの汚れたセカイとーー
二作目の投稿です。
初めての方も知っている方も初めまして、彩都と申します。
気長に投稿します。
今回は歴史ファンタジー…かも…
という事で宜しく
登場人物
今作は先にキャラ紹介をさせていただきます。
主人公
トゥダ・リク 男
このセカイは名前に意味は無く、名字・名前や逆に名前・名字は無く、名字・名字、名前・名前となっている。
リクは名前・名前。
リーナ・ユリ 女
名前・名前。
妖精で回復の魔法を使う。
リクの仲間。
リヴェレット・モコ 女
名前・名前。
攻撃系の魔法を使う。
ユリは貧乳だが、モコは巨乳。
何時も箒に乗っている。
ショウ・コウ 男
名前・名前。
肉弾戦が得意な仲間。
魔法では倒せない存在には肉弾戦が良いとされている。
ジェネレッド・D 男
?・?
リクの仲間だが何者かは知らない。
敵かもしれない。
Dは物語の中心に近い。
サルウ°ァ・ティル 女
名前・名前。
名前の言い方は秘密。
大きな剣、真剣簪(かんざし)を使う。
大きさは約三メートル。
サワラビ・ユウ
名字・名前。
遙か遠く、キョクトウのニホンの人間。
彼も何者かは分かってない。
何時も一人で行動している。
薙刀の師範代を務めている。
μ
記号。
名前を持たず、施設で使われていた記号を使っている。
戦闘力は圧倒的に強いが、カロリーが切れるとすぐ戦闘不能になる。
白いジャージに白い肌、髪は無く、オールバックの様な角を生やしている。
用語解説
魔法
魔法は体内に眠る魔力を燃焼させて、魔法を扱う。
キンキなる魔法も存在する。
キンキなる魔法は使うと死んだり、植物人間になったりする。
存在
セカイ戦記における敵。
魔法で倒せる奴や肉弾戦でしか倒せない者もいる。
肉体の一部分が膨らんでいたりと『異形』の存在。
ゾンビの様に意志は持たず、人間を襲う。
セカイ
混沌としている。
その混沌のせいで存在が出来たと言われている。
舞台的に言えば、『北斗の拳』の世紀末ワールドに近いです。
存在が色んな所でばっこしている。
妖精
見える者もいれば見えない者もいる。
リク達のメンバーは見える奴が多い。
見えない者は眼鏡を使ったりする。
だが、眼鏡も法外な値段が多い。
傷の手当や回復が得意。
回復は魔法に当たるので、妖精は無意識に魔法を使っている事になる。
『リク…貴方は希望の仔…貴方は奇跡の仔…貴方は私と**の仔…お母さんが居なくても頑張るのよ…』
「お母さん!!」
そう言って、母さんは燃え盛るセカイから、燃えた。
跡形もなく、消えた。
セカイ戦記 序章 、『運命』の仔
俺はトゥダ・リク。
男、十六歳。
《ヤツラ》を始末する者。
《ヤツラ》とは、前々からこのセカイに現れた敵だ。
コイツ等のせいで俺は母を亡くした。
俺はコイツ等を駆逐する為に仲間を探している。
俺は仲間探しの為に故郷を捨てた。
そして俺は前へ一歩、踏み出した。
少し歩いて着いたのは、妖精の世界、フェアリアだ。
そこで俺は水浴びをしているビキニの女性を見つけた。
「おーい!妖精王に会いたい!道案内してくれ!」
ビキニの女性は羽を生やしてこちらに来た。
どうやら妖精らしいが、背は俺の胴体位だろう。
「貴方、妖精王に会いたいの?今は会えないわ、会うの止めたら?」
「俺は《ヤツラ》を駆逐する為に妖精王に力を借りに来たんだ、止める事は出来ない」
「分かったわ、じゃあ貴方の仲間になるから会うのは止めてくれない?回復も出来るから旅には最適よ」
「良いのか?」
「良いわよ、私の名前はリーナ・ユリ、宜しく」
「俺はリク、宜しく」
こうして、人間、リクと妖精、リーナの出会いだった。
「なぁ、リーナ、この水は人間でも飲めるのか?」
そう言って、リーナが浸かっていた水を一掬い、口に近づける。
「ダメッ!!!!!」
リーナの止めは既に遅し、もう口に含んで、喉を鳴らした後だった。
「ん?どうした?リーナの汗が入っているから、飲むなってか?大丈夫だろ…」
リーナは言う。
「いや、そうじゃなくて…人間は此処の水飲むと、人間には毒だからって…」
そう言うのと同じくして、リクは気絶する。
「リクッ!?」
リーナはビキニのまま、、リクを長老の所へ連れていった。
「んー、ユリ…」
長老は重い口を開いた。
・・・・・・・・・・・・
「こやつには毒その物が無い…これはどういう事じゃ?」
「えっ…?」
リーナは驚いた。
人間で泉の水を飲んだのは大抵、必ず死ぬ、最悪死ななくても毒の後遺症が残るのに…。
リーナにとって、この事は不思議で不思議で意味が分からなかった。
すると、リクが目覚めた。
「う…うーん…此処は…何処だ…?」
リクはすぐさま、リーナを見つけた。
「リーナ!此処は何処だ!?俺は何故此処に!?」
リクは慌てて周りを見やる。
「落ち着くのじゃ、少年」
と、長老が止める。
長老は、リクが倒れて此処に来た事、此処は妖精の村と長老である事を話した。
「全く信じられん話だが、俺が記憶を覚えていないんだ、リーナ有難う」
「良いよ、リクって見た目に反して軽いんだもん」
そういうリーナに驚くリク。
「お前さん知らんのか?妖精は小柄だが怪力だぞ?」
その事を聞いて驚く。
妖精は力が凄いんだ…。
リクは新たに情報を頭に叩き込んで、立ち上がる。
「良し、行くか」
長老はリクがすぐ立ち上がった事と同時に驚くが、どこかへ行く事にも驚く。
「待て、お前さん、今から何処へ行くのじゃ?」
長老が聞くと、すぐさま言った。
「隣町だよ」
「隣町には《ヤツラ》が要るのじゃぞ!!」
長老は止める。
それに対しリクは。
「大丈夫だよ、そいつ等は始末屋であるこの俺に任せな!
」
そう言う台詞に驚く長老。
まさか、《ヤツラ》を倒す力を持っているのか…。
そう思っていると、二人は出発していた。
長老の声は空しくも聞こえなくなった。
こうして、傷が回復したリクとリーナは旅を開始するのだった。
次の町は何処へ行くのか…それは誰も分からない…
序章終了 第一章へ続く…
セカイ戦記 第一章 運命の仔の戦闘
妖精の世界、フェアリアの隣、戦争の世界、バトランゲージは存続の危機に瀕していた。
バトル王宮最上階国王の部屋。
「ひいぃぃ!!まっ待て!話せば分かる!金ならたんまり有る!だから見逃してくれぇ!」
「…………」
バトランゲージ国王、マイルは謎の生命体と話していた。
生命体は体を包帯で巻かれている者やジリジリと追い詰める者も居た。
ただ、生命体には共通点が幾らか有った。
一つ目は全員、肌が腐敗した色になっていた、具体的に灰色。
二つ目は口を大きく広げ、涎を垂らしている事。
そして三つ目は…
喋らない事だ…
何故喋らないのか、各国で議論されるが、喉が使い物にならないが妥当とされてきた。
生命体の過去の姿は、人間だった。
数十年、数百年経っても、この生命体は存在してきた。
そして生命体はゾンビの様に感染する。
今もそんな生命体から避、難する人間の中に反旗を翻す存在も居た。
その名は『退治者』と呼ばれる事になった。
その人物は生命体を倒す程の力を持っていた。
そんなリクも『退治者』の一人だ。
そして『退治者』達は、生命体に名を付ける事にしたのだ。
その名は《ヤツラ》となったのだ。
※小説のレスを消さないで下さい。
消しても無駄なので。
何か気に食わないなら、書き込めば良いじゃないですか、何でそんな事が出来ないんですか?
他人様の小説を消して、ナニが満足ですか?
彩都の小説のレスを消す事に何の意味があるんですか?
出来ればそれを書き込めば、彩都も納得します、なので、消さないで下さい。
困るのはこの小説を読む読者様なので。
コピペしていますから、消しても無駄ですよ?
- Re: セカイ戦記 ( No.76 )
- 日時: 2016/01/26 18:48
- 名前: 彩都 (ID: UgVNLVY0)
はずみさん、感想有難う御座います。
>>あぁ、私のアイデアで彩都さんが小説書いてほしーです。
是非書かせて下さい!!
……確かに、長いよな……完結は何時になるだろう……?
まだまだ序章中の序章ですからね……
- Re: セカイ戦記 ( No.77 )
- 日時: 2016/01/28 19:32
- 名前: 彩都 (ID: AdHCgzqg)
そして、翌日。
「よし!行くぜ!モコの為に!」
そう意気込みながら、リクは進んでいく。
そして、会場に行く……コウもリーナも一緒に。
そして、『Aグループ』の予選が始まる……!!
「第一回戦はランダムで選びました!!さぁ!誰が戦うのか!?」
そう言って、リクは見た、すると、昨日遅めに登録した筈なのに、一番手だった。
「最初は俺か……」
そう言いながら、闘技場の舞台に上がる、
そして、ルール説明を聞く。
「まず、ルールは一つ!!それは!!」
司会が言うので、固唾を飲んだ。
そして、司会が言った。
「ルールは、殺さないだけです!それでは、第一試合、このセカイで何を破壊して来たか!?とんでも破壊屋のドルグゥ・セイ選手!!その相手は、トゥダ・リク選手!さぁ、勝つのはどっちだぁー!?」
完全にリクは焦る、『殺さない』って言うのがルールかよ……完全にリクは、初動を怠る。
周りの敷地は、10m×10mの正方形……そして、2mの場外……これは何だろう……?
そう思っていると、セイの方が聞いていた。
「おい、これは何だ!?去年は無かったぞ!?」
そういうと、司会が言った。
「それは場外です、そこで、10秒いると、失格です」
それを聞いて、少しルールが分かる。
成程な……納得しながら、攻撃を待つ。
すると、セイが不思議がる。
「おめぇは何をしているんだ?」
すると、リクは言った。
「お前らが弱いから、攻撃を待っているんだよ……」
その言葉を言った瞬間に、リクは胴体に重い一撃が走った。
「!?」
いきなりの事で、リクは驚いている。
(何だこれ!?なんつ強い一撃!)
そう思いながら、場外に吹っ飛ぶ。
そして、リクの上にセイが乗って、マウントポジションでリクを攻撃……そして、カウントが始まる……1……2……3……4……5……と、進んでいく。
そして、6の所でリクは言った。
「これで満足か?もう反撃して良いのか?」
それを聞いて、セイは驚く。
「なっ!?何で、ダメージが来ていないんだ!?」
すると、リクはいきなり立ち上がる。
その行為にセイはおろか、司会者、出場者も驚いていた。
「なっ……何と言う事でしょう……?あの破壊屋セイが、ただの一般人に押されてるなんて……」
そして、リクは闘技場に戻り、セイを下ろす、そして言う。
「俺だと、お前を殺すかもしれないから、此処で棄権しろ、それは出来ないか?」
それを聞くと、セイは笑う。
「それは出来ねぇ話だ、ガッハッハ!だったら、何か証拠を見せろ!?」
それを言うと、、リクは言った。
「だったら、この床、壊せる?」
それを聞いて、セイは拳を下に振り翳す。
1m×1mのコンクリートの様に硬い板が割れる……一枚か……そう思いながらリクは言う。
「お前では無理だ、だから、棄権しろ」
そう言うと、セイはキレる。
「だったら、お前もこの下を壊してみろよ!!」そう言ったので、リクは右足でストン、と、一気に足を足踏みする。
すると、10m×10mの舞台の床が罅割れる……その光景にコウやリーナも驚いていた……
すると、セイは尻餅をついて、言う。
「……参りました……」
そして、一瞬の静寂の後……司会者が言った。
「しょ……勝者はトゥダ・リク選手!!」
そう言って、リクは舞台から、降りた。
すると、リーナとコウは近寄る。
「お前、すげぇな!何で、そんな事が出来るんだ!?」
「そうよ!リクって強いじゃない!」
コウとリーナが言って、リクが言った。
「そうか?まぁ、お師匠様が強いからな……」
そう言いながら二回戦が始まった……
その間は、三人は見る事しか出来なかった……そして、思う……暇だな……と、三人はそう思っていた。
その頃、モコの所は……
「フフフ……まさかね……魔法省の人間だったとは……だから、魔力が多いんだ……」
そう、医者は笑いながら、裸のモコを触る。
そして、モコのお尻を上に向ける……すると、医師が不思議がる……
(臀部に謎の番号が……?何なんだ……?)
お尻に書いてある番号をまじまじと見る……そして、医師は、とある事が過ぎる……それが本当なら怖かった青臭い日を思い出した……そして、番号の意味を思い出して、医師は尻餅をついた……
「そ……そんな……有り得ないだろ……!コイツ……!?」
そう思っていると、新たな患者が現れて、冷静さを取り戻す……
まさか、アレの話が現実なら、この子は……相当ややこしい人生を送っているんだな……そう思いながら、モコの服を着させて、治療室を出た……
その頃、リク達は……
『Aグループ』の予選……半分が終わった……だが、まだ、32人の戦いが終わっただけだ、残り、32人の戦いが終わって、二戦目が始まる。
そして、一戦目を見続ける……だが、何だかんだで、飽きてきた。
流石に64人は長い……そう思いながら、眠気を抑える。
そして、リーナが言った。
「暇だね……」
リクが言う。
「そうだな……」
すると、コウが言った。
「暇だからって、我慢しろよ……」
そう言いながら、二戦目が始まるのを待った……
- Re: セカイ戦記 ( No.78 )
- 日時: 2016/02/01 16:12
- 名前: 彩都 (ID: zJcpcAby)
それから数時間後……
「勝者は、アルセル・マクラ選手!これにて、『Aグループ』第一試合は終了です!二戦目は翌日となります!」
司会者がそう言って、第一試合は終了した……
「でも凄かったなぁ〜、結構長い試合もあったなぁ……」
コウがそう言うと、リクが言った。
「それもそうだな……でも、明日から、戦いが厳しくなるぞ……!俺も頑張らないと……」
すると、リーナが言った。
「でも、リクもやりすぎじゃない?建物を……というか、闘技場を足で踏んで、壊すなんて……」
そういうと、リクが言った。
「あんなのはただの虚仮威しだよ……雷神愚を使えば、簡単に倒せるぞ」
ふーん、と言いながらリーナはリクを見る、するとコウが言った。
「お前……まさか、『あれ』を軽く腕ならし的にやったってか……?」
不安そうにコウが言った、それに対して、リクが言った。
「そうだが……?普通の人は誰でも出来るだろ?」
二人は言った。
「「出来ねぇよ!!」ないよ!!」
そう言いながら、三人は歩いていく……すると、目の前に謎の大男が現れる……
「やぁ、君達……『Aグループ』のトゥダ・リクと、その仲間達だね?」
そう言われて、リクは頷く。
「そうだが、お前は、二戦目に行った、カルベラ・ジルだな?」
リクが聞くと、ジルは頷いた。
「あぁ、そうだな……お前も、二戦目に突入したよな?俺も突入したけどさ……」
ジルは溜めて、言った。
「俺達、二回戦組で酒屋に行かないか?少しは楽しいと思うが……?」
その問いにリクは言った。
「……いいだろう……二人はどうする?」
二人は言った。
「気分が乗らないが、行くぜ」
と、コウが言う。
「酒屋って、お酒が飲める所でしょ!?一回見てみたかったんだよねぇ〜」
と、リーナが言って、三人は行く事にした。
「そうか、分かった、着いてきてくれ……
三人はジルに着いて行く事にした……
三人は、薄暗い道を歩いていた……進むにつれ、段々と、暗闇が大きくなっていく……
流石に、コウは勘が働く。
「なぁ、リク、これって騙されてないか?流石にこんな道の奥に酒屋なんかあるかよ……?」
すると、リクが言った。
「多分、隠れ家的な場所に存在するのだろう?そう俺は思うぜ?」
「私もコウに賛成かな……少し怖いよ……」
コウの腕にしがみ付くリーナ……腕から、震えが伝わる。
「すまないな……もうすぐだから、もうすぐだから……」
そう言いながら、ジルは言う、リクは何も心配もしていなかった……
すると、ジルがいきなり、立ち止まり、言う。
「……まぁ、ここいらでいいだろ……」
そう言って、真っ暗な道になった……そして、ジルは言った。
「騙されてご苦労さん……今からパーチーの始まりだぜぇ!!」
そう言って。コウは不思議がる、腕に震えがない……?
そう思い、後ろに振り替えると、リーナが、口を布で縛られていた、その縛った男は、リーナの首にナイフを当てる。
「おっと、動くなよ?動いたら、このロリの命はないぜ?今から言う事に、頷け」
リクは不思議がった……そして、コウが動く準備をする……
そして、ジルは言った。
「明日の大会には出るな、そして、棄権しろ、お前みたいに強い奴は消えろ、そして、俺に負けろ」
そう言った瞬間にリクの顔面に、膝蹴りが当たる、リクは何とか、防いだが、次々と、攻撃されていく……リクは、雷神愚を出そうとするが、ジルは言った。
「おっと、俺に反抗するなよ?反抗した時点でこのロリの命はない!!」
ジルはそう言って、リクを動けなくさせる……コウは反撃を考える……
だが、動くにも、ジルが俺も序でに見ているので、動けない……さて、どうするか……?そう思いながらリーナを見る……リーナは気絶している……そして、気絶させた男が、リーナの白いワンピースの中を覗く……白いパンツを見て、興奮していた……
こいつが、ロリにヤバい気がしてならない……変態、ロリコンだな……とコウは思う……さて、こんな変態から、リーナを助けないと……そう思いながら、ジルを見る。
ジルは、リクを攻撃する事に集中している……行けるか……?
コウは悩みながら、ジリジリと、後ろに間合いを詰める……後、少し……後、少しで、俺の間合いだ……そう、思いながら、少しでも、リーナ達に近づいていく……何とか、間合いに辿り着き、ジルを見る……今は、俺を見ていない……よし、今だ!!
そう思い、後ろ回し蹴りを放つ、ワンピースの中を覗く男の頭に、クリーンヒットする、そして、リーナの口についている、布を取った。
そして、コウが言う……
「リーナを助けた!だから安心しろ!」
そのセリフを聞いて、ジルは驚く。
「クソッ!!見ていない隙に!?野郎共、行け!」
そう言って、出てきたのは、屈強な男が数十人……後ろの変態は、のびている……リーナを守りながらなら、守れるか……?
そう思いながら、リクを見る……あちらも戦っているか……仕方ないと思い、コウも戦う準備をした。
そして、リクが言う。
「俺も後で助太刀する!」
そう言って、リクは、雷神愚ショットで、ジルを吹き飛ばした。
- Re: セカイ戦記 ( No.79 )
- 日時: 2016/02/04 21:55
- 名前: 彩都 (ID: sFi8OMZI)
コウは、リーナを背負う。
さて、逃げていく道はあるかな?そう思いながら、コウは、足技を使っていく……両手はリーナを背負って使えない……仕方無いよな……足で勝てるか?コウは少し苦戦を強いられていた。
そして、リクは、ジルに雷神愚ショットを放った、だが、普通に起きていた、それにリクは驚いた。
「なっ!?俺の雷神愚が……効いてない!?」
効いてないジルを見て、リクは、次の手を考える……だが、その瞬間に、ジルも雷神愚ショットを放ってきた、その攻撃に驚き、受けてしまう。
「ぐあぁっ!」
「大丈夫か、リク!?」
コウが言うと、上から、屈強な男が、コウの目の前に現れた。
これは……ヤバいな……そう思った瞬間、リクは、人差し指と中指を合わせ、薬指、小指を内側に折る、そして、親指を撃鉄の様にする……片手を拳銃の様にして、人差し指と中指に電気を溜めて、コウの敵めがけて、放つ……まるで、電気が帯びた弾丸を放つ様に。
その電気の弾丸は敵に当たった、そして喘いだ後、気絶する。
「間に合った……」
リクが言うと、後ろから、両手で、雷神愚ショットを放つジルが現れる……そして、両手で、電気を合わせて、合わせた手で、リクの頭に振り落とす。
ゴンッ!と、良い音が鳴る、その後、電気がリクの全身に走る。
「があああぁぁぁ!!」
「リク!?大丈夫か!?」
コウが心配する、すると、リク、コウは周りに囲まれる……絶体絶命……そう思いながらも、コウは進む……そこに勝ち負けが分からずに……それを見て、リクも立ち上がる。
「何だ、まだやろうってか?お前の手を出しても無駄だ……俺は、『模倣のジル』だからな……どんなモノでも、模倣出来るぜ……」
そうジルが言うと、リクは笑う。
「雷神愚は雷神愚でも、真似出来ない雷神愚があるんだ……」
そう言うと、両手に、雷神愚ショットを纏わせる……そして、ジルに向かった。
「それも真似出来る……」
ジルも雷神愚ショットを纏わせる……だが、何故か纏えない……何故だ……?
他の屈強な男がリクを見ている隙に、リーナを、茂みに隠す、これで準備万端だ……
見ている間に、コウは総攻撃をする。
「うわっ!?何だ!?強いぞ!?皆気を付け……」
言う間もなく、コウは、屈強な男の首を絞めて、気絶させる。
「これで、形勢逆転だ……かかってこい……!」
そう言いながら、二人の男は進んでいく。
ジルは、雷神愚が出せずに、焦る、屈強な男は、コウの強さに驚くばかりだ……そして、屈強な男のリーダーと思しき人物は、コウの強さに焦る……我らは、このセカイでも、精鋭ランクに選ばれるというのに……この男は何者なんだ!?
そう思いながら、屈強な男の仲間はリーダー、ただ一人になってしまった。
その頃、雷神愚が出せないジルは驚く、何故出せない!良いから、出ろ!!
そう思っていると、リクが言った。
「雷神愚は出せないだろ?それはそうだよ、俺は、元素を吸収しているんだからな……俺以外の存在は、雷神愚は愚か、電気系統の魔法も使えないぜ……」
それを聞いて、ジルは言った。
「つまり……お前がその両手を使っている間、俺は雷神愚を使えないと……?」
そう言った瞬間、リクは頷く。
「そうだ……これで、お前を倒すぜ!!」
両手から、右手に移動させる、そして、雷神愚ショットで、顔面を殴った。
コウは、二人の攻撃している間に、リーダーと思しき人物を攻撃していた……そして、蹴りが入る
「これで終わりだ!!」
コウは左足で蹴った、すると、リクの殴ったジルとぶつかる。
二人に大ダメージが走った、そして、二人は気絶していた……
「勝ったな」
「そうだな……」
二人はそう言って、手の甲で、コツン、と当てた。
そして、コウは茂みに隠したリーナを背負い、二人は寮に向かった。
二人はとても疲れていた様だった……
翌日……
「二人共起きて!試合が始まるよ!!起ーきーてーよー!」
リーナが、リクと、コウの腕を引っ張る、あまりの強さにコウは起きるが、リクは寝ぼけ眼だった、リクは目を擦る……完全に眠そうだった……
「眠い……闘技場で、簡単に勝って、寝る……」
「俺もそうするわ……完全に昨日は疲れたな……」
二人はそう言いながら、闘技場に向かって、歩き出した、闘技場は少し離れている場所だった、昨日、襲われた場所は寮より、とても遠かった、リクは、少し周りを経過しながら、歩き出す……コウも耳打ちする。
(昨日の奴は?)
(今は居ないな……でも、今日も襲われるかもしれない……気を付けないと……リーナが外に出る時は、コウ、ちゃんと、見張っておいてくれないか?)
リクがそう言うと、コウは頷いた。
(分かった、一応、気を付けるわ)
そう言って、耳打ちは終了した、リーナは、耳打ちを気にしていなかった。
そして、闘技場に着いた、リク達は、中に入った、そして、二回戦の開始を待つ……約十分が経った……そして、舞台に司会者が現れる。
「遂にこの戦いも、二戦目に突入しました、今日は、誰が勝つのでしょうか!?二回戦、突入です!!」
司会のゴングが鳴った、二戦目は今から始まる……
- Re: セカイ戦記 ( No.80 )
- 日時: 2016/02/08 21:45
- 名前: 彩都 (ID: tDpHMXZT)
そして、一戦目でトーナメントは決まっているので、リクの二戦目は、リクの次の試合で、勝った、存在だった。
そして、リクは舞台に立ち、次の相手を待った……そして、目の前に、相手が現れる。
「すみません……時間が手間取ってしまいました……申し訳無いです……」
相手がそう言うと、リクが言った。
「いや、いいぜ、俺も退屈にしていたからな……さぁ、始めようぜ……」
そう言いながらリクは、戦闘態勢に入る……そして、司会者が言った。
「では、トゥダ・リク選手対このセカイの隠密行動隊副隊長の、ハルカゼ・シュン選手!」
そう言いながら、司会者が真ん中に立ち、言った。
「では……試合開始!!」
そう言った瞬間、リクの後ろにシュンが現れる、そして、首を締め付ける……
リクは、呆気に取られていた……
「うおっ!?驚いた……」
リクは首を締め付けられながらも、平然と、声を出していた。
「……お主は凄いですね……ですが……私も副隊長としての顔がありますので、早めに倒れて下さい……」
そう言いながら、首を締め付ける力を強め、片手で、クナイを取り出し、そのクナイをリクの心臓に刺そうとした、だが、いとも容易く、クナイを持った手……右手を右手首の所で掴んだ。
「こんな物か……」
そう言いながら、右手で一本背負いをする……シュンは何とか、ダメージを受けたが、受身を取って、あまり大きなダメージは受けなかった。
シュンは三人に分身した。そして、右半身、左半身を二人で身動きが取れない様に、固めて三人目が、リクの胴体や顔に打撃を与えていく……そして、リクは、あまりダメージを受けていなかった……
シュンの分身の術には弱点があったのだ、それは、分身すれば、する程、身体能力が減っていく、と言う物だった……つまり、三人に分身中なので一人、三分の一の身体能力となる……なので、残った一人が何度も、攻撃を与えなければ、相手にダメージがいかないのだった。
そして、あまり痛みも、ダメージもいってないリクは、両手に電気を集めて、放出する。
「!?何と!?元素使いですか!?」
シュンは驚く。
からの、右に居たシュンの分身に、雷神愚ショットを放つ、すると、本体のシュンにダメージがいく……そして、左の方には、昨日コウの敵に放った雷神愚の種類、雷神愚ガンを放つ。
またしても、本体のシュンにダメージがいく……全て、今は三分の一……ダメージが三倍になるという事だ……
「ぐぅぅっ……!結構強いですね……ですが……」
そう言いながら、手首の巻いてあった鎖を外した……両手に鎖を巻いていたので、両方外す事にした……すると、いきなり、黒いオーラが手首から、溢れる……
「何なんだよ!?」
リクが叫ぶ、すると、司会者が言った。
「おおーとっ!?遂に伝家の宝刀、シュンの瞬間暴走!!これを発動させた者は必ず負ける!これに対して、リク選手は、どうするのか!?」
そんな司会者の解説を聞いて、リクは冷や汗をかく。
「全く……何て、隠された力なんだ……大変だな……」
そう思いながら、リクは再び、戦闘態勢に入る……?あれっ?シュンが居ない……?そう思った瞬間、背中を地面に押し付けられていた。
顔が地面に近付いていて、リクは驚いた。
(なっ!?早いな!)
そう思いながら、後ろから、連続パンチを背中に当て続ける……少しだけだが、リクはダメージを受けていった。
そして、シュンは、リクから離れた、リクが気絶したと思っていた、だが、何とか、起き上がる。
「何だ……まだ、起き上がるのか……早く棄権したらどうだ……?お前の肉体が壊れるぞ?」
そういうと、リクは言った。
「甘いな……お前の攻撃って薄いんだな……解放しても、少ししか痛みが無いぜ?」
そう言った瞬間、シュンはキレた、そして、リクの前に立ち、連続パンチを放つ、そのパンチをリクは受け止める……その光景に、司会者と観戦者、そして、出場者諸共驚いていた……何なんだよ、コイツは……闘技場に居た、全ての存在はそう思っていた……
そして、一番驚いていたのは、シュン本人だった。
(自分のスピードについていっている……何て速いんだ……これは自分の負けが大きくなってますね……)
そう思いながら、速さを加速させていく……その速さにもリクは追い付いていた……そして、その速さに更に加速させて、一発パンチを放つ……あまりの速さにシュンは吹っ飛んだ。
その光景に全ての出場者も、観戦者も驚いていた。
……何なんだよ、この出場者は!?と、出場者は、当たりたくないな……と思った。
そして、リクは、場外に吹っ飛んだ、シュンを見て、気絶している事に気付いた、だが、此処で起こして、戦いが長引くのは、早くモコを助けられない為、止める。
そして、司会者が、シュンに近付いて、カウントを取る……最後に10と言って、リクが勝利した。
そして、リクは、リーナ達の所に向かった。
「ナイス!」
「強いね!リクは!」
二人の声援にリクは言った。
「だが、まだ、気を引き締めないとな……」
そう言いながら、リクは、三回戦へ、駒を進めた……
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79