複雑・ファジー小説
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- セカイ戦記
- 日時: 2016/05/17 18:57
- 名前: 彩都 (ID: lKhy8GBa)
ーーぼくは戦うーーこの汚れたセカイとーー
二作目の投稿です。
初めての方も知っている方も初めまして、彩都と申します。
気長に投稿します。
今回は歴史ファンタジー…かも…
という事で宜しく
登場人物
今作は先にキャラ紹介をさせていただきます。
主人公
トゥダ・リク 男
このセカイは名前に意味は無く、名字・名前や逆に名前・名字は無く、名字・名字、名前・名前となっている。
リクは名前・名前。
リーナ・ユリ 女
名前・名前。
妖精で回復の魔法を使う。
リクの仲間。
リヴェレット・モコ 女
名前・名前。
攻撃系の魔法を使う。
ユリは貧乳だが、モコは巨乳。
何時も箒に乗っている。
ショウ・コウ 男
名前・名前。
肉弾戦が得意な仲間。
魔法では倒せない存在には肉弾戦が良いとされている。
ジェネレッド・D 男
?・?
リクの仲間だが何者かは知らない。
敵かもしれない。
Dは物語の中心に近い。
サルウ°ァ・ティル 女
名前・名前。
名前の言い方は秘密。
大きな剣、真剣簪(かんざし)を使う。
大きさは約三メートル。
サワラビ・ユウ
名字・名前。
遙か遠く、キョクトウのニホンの人間。
彼も何者かは分かってない。
何時も一人で行動している。
薙刀の師範代を務めている。
μ
記号。
名前を持たず、施設で使われていた記号を使っている。
戦闘力は圧倒的に強いが、カロリーが切れるとすぐ戦闘不能になる。
白いジャージに白い肌、髪は無く、オールバックの様な角を生やしている。
用語解説
魔法
魔法は体内に眠る魔力を燃焼させて、魔法を扱う。
キンキなる魔法も存在する。
キンキなる魔法は使うと死んだり、植物人間になったりする。
存在
セカイ戦記における敵。
魔法で倒せる奴や肉弾戦でしか倒せない者もいる。
肉体の一部分が膨らんでいたりと『異形』の存在。
ゾンビの様に意志は持たず、人間を襲う。
セカイ
混沌としている。
その混沌のせいで存在が出来たと言われている。
舞台的に言えば、『北斗の拳』の世紀末ワールドに近いです。
存在が色んな所でばっこしている。
妖精
見える者もいれば見えない者もいる。
リク達のメンバーは見える奴が多い。
見えない者は眼鏡を使ったりする。
だが、眼鏡も法外な値段が多い。
傷の手当や回復が得意。
回復は魔法に当たるので、妖精は無意識に魔法を使っている事になる。
『リク…貴方は希望の仔…貴方は奇跡の仔…貴方は私と**の仔…お母さんが居なくても頑張るのよ…』
「お母さん!!」
そう言って、母さんは燃え盛るセカイから、燃えた。
跡形もなく、消えた。
セカイ戦記 序章 、『運命』の仔
俺はトゥダ・リク。
男、十六歳。
《ヤツラ》を始末する者。
《ヤツラ》とは、前々からこのセカイに現れた敵だ。
コイツ等のせいで俺は母を亡くした。
俺はコイツ等を駆逐する為に仲間を探している。
俺は仲間探しの為に故郷を捨てた。
そして俺は前へ一歩、踏み出した。
少し歩いて着いたのは、妖精の世界、フェアリアだ。
そこで俺は水浴びをしているビキニの女性を見つけた。
「おーい!妖精王に会いたい!道案内してくれ!」
ビキニの女性は羽を生やしてこちらに来た。
どうやら妖精らしいが、背は俺の胴体位だろう。
「貴方、妖精王に会いたいの?今は会えないわ、会うの止めたら?」
「俺は《ヤツラ》を駆逐する為に妖精王に力を借りに来たんだ、止める事は出来ない」
「分かったわ、じゃあ貴方の仲間になるから会うのは止めてくれない?回復も出来るから旅には最適よ」
「良いのか?」
「良いわよ、私の名前はリーナ・ユリ、宜しく」
「俺はリク、宜しく」
こうして、人間、リクと妖精、リーナの出会いだった。
「なぁ、リーナ、この水は人間でも飲めるのか?」
そう言って、リーナが浸かっていた水を一掬い、口に近づける。
「ダメッ!!!!!」
リーナの止めは既に遅し、もう口に含んで、喉を鳴らした後だった。
「ん?どうした?リーナの汗が入っているから、飲むなってか?大丈夫だろ…」
リーナは言う。
「いや、そうじゃなくて…人間は此処の水飲むと、人間には毒だからって…」
そう言うのと同じくして、リクは気絶する。
「リクッ!?」
リーナはビキニのまま、、リクを長老の所へ連れていった。
「んー、ユリ…」
長老は重い口を開いた。
・・・・・・・・・・・・
「こやつには毒その物が無い…これはどういう事じゃ?」
「えっ…?」
リーナは驚いた。
人間で泉の水を飲んだのは大抵、必ず死ぬ、最悪死ななくても毒の後遺症が残るのに…。
リーナにとって、この事は不思議で不思議で意味が分からなかった。
すると、リクが目覚めた。
「う…うーん…此処は…何処だ…?」
リクはすぐさま、リーナを見つけた。
「リーナ!此処は何処だ!?俺は何故此処に!?」
リクは慌てて周りを見やる。
「落ち着くのじゃ、少年」
と、長老が止める。
長老は、リクが倒れて此処に来た事、此処は妖精の村と長老である事を話した。
「全く信じられん話だが、俺が記憶を覚えていないんだ、リーナ有難う」
「良いよ、リクって見た目に反して軽いんだもん」
そういうリーナに驚くリク。
「お前さん知らんのか?妖精は小柄だが怪力だぞ?」
その事を聞いて驚く。
妖精は力が凄いんだ…。
リクは新たに情報を頭に叩き込んで、立ち上がる。
「良し、行くか」
長老はリクがすぐ立ち上がった事と同時に驚くが、どこかへ行く事にも驚く。
「待て、お前さん、今から何処へ行くのじゃ?」
長老が聞くと、すぐさま言った。
「隣町だよ」
「隣町には《ヤツラ》が要るのじゃぞ!!」
長老は止める。
それに対しリクは。
「大丈夫だよ、そいつ等は始末屋であるこの俺に任せな!
」
そう言う台詞に驚く長老。
まさか、《ヤツラ》を倒す力を持っているのか…。
そう思っていると、二人は出発していた。
長老の声は空しくも聞こえなくなった。
こうして、傷が回復したリクとリーナは旅を開始するのだった。
次の町は何処へ行くのか…それは誰も分からない…
序章終了 第一章へ続く…
セカイ戦記 第一章 運命の仔の戦闘
妖精の世界、フェアリアの隣、戦争の世界、バトランゲージは存続の危機に瀕していた。
バトル王宮最上階国王の部屋。
「ひいぃぃ!!まっ待て!話せば分かる!金ならたんまり有る!だから見逃してくれぇ!」
「…………」
バトランゲージ国王、マイルは謎の生命体と話していた。
生命体は体を包帯で巻かれている者やジリジリと追い詰める者も居た。
ただ、生命体には共通点が幾らか有った。
一つ目は全員、肌が腐敗した色になっていた、具体的に灰色。
二つ目は口を大きく広げ、涎を垂らしている事。
そして三つ目は…
喋らない事だ…
何故喋らないのか、各国で議論されるが、喉が使い物にならないが妥当とされてきた。
生命体の過去の姿は、人間だった。
数十年、数百年経っても、この生命体は存在してきた。
そして生命体はゾンビの様に感染する。
今もそんな生命体から避、難する人間の中に反旗を翻す存在も居た。
その名は『退治者』と呼ばれる事になった。
その人物は生命体を倒す程の力を持っていた。
そんなリクも『退治者』の一人だ。
そして『退治者』達は、生命体に名を付ける事にしたのだ。
その名は《ヤツラ》となったのだ。
※小説のレスを消さないで下さい。
消しても無駄なので。
何か気に食わないなら、書き込めば良いじゃないですか、何でそんな事が出来ないんですか?
他人様の小説を消して、ナニが満足ですか?
彩都の小説のレスを消す事に何の意味があるんですか?
出来ればそれを書き込めば、彩都も納得します、なので、消さないで下さい。
困るのはこの小説を読む読者様なので。
コピペしていますから、消しても無駄ですよ?
- Re: セカイ戦記 ( No.311 )
- 日時: 2017/12/25 21:38
- 名前: 彩都 (ID: so77plvG)
「…………」
ブランドはカルテを確認しながら静かに溜息を吐く、それもその筈、『コウの腕』の事を確認して、の溜息だったからだ。
「……回復力が凄いですね、いや、種族の関係ですかねぇ?いや、でも、コウ選手は『ニンゲン』です、こんなに回復力が凄い『ニンゲン』は見た事がありません……いや、もしかして『気』を持っているからでしょうか?ユリーカも昨日一昨日怪我して、今日行動している、だからその線も有り得るかも知れない……ふむ、矢張り『気』というモノは末恐ろしいな、まだ解明出来ていない部分があるからな……」
ブランドは静かに呟いて、暗い部屋の中、小さな電灯でカルテを確認する──そしてコウのカルテを隣に置いて、リク、Dのカルテを確認する──
「んでなー、そこで私が言ったんだよ、『大人かっ!?』ってなぁ!あー、面白かったぜ!これが話の全容だ、面白かっただろう!?」
くっそつまらなかったのですが?リクはそう思いながら、話を聞いた自分はバカだった事を思い出す、簡単に説明すれば、仲が良い友達とのボケツッコミだ、ていうか、何でコイツの話を聞いているんだ?リクはそう思いながら溜息を鼻で吐く、すると『巨大な胸を持つ存在』が言う。
「どうだった!?面白かっただろう!?」
そんな事を言う『巨大な胸を持つ存在』に対し、リクは首を横に振って、『面白くない』と伝える。
「えっぇー!?どうしてー?結構面白かった内容なのにー!!」
何処からどう見てもつまらねぇよ、もう少し起承転結を作れよ、もっと起承転結の結を頑張れよ、オチがよえぇ、リクはそう思いながら静かに頭を垂れる。
「うーん、もっと起承転結を作った方が良いのかなぁ?」
うん、だからコイツ、テレパシーでも使えるんじゃねぇのか?俺の心の発言大体聞かれているんだが?リクはそう思いながら溜息を吐く。
もしかして≪ヤツラ≫って俺達生き物の『心の声を聞く』事が出来るんじゃねぇの?いや、そんなバカな話は無いよなぁ?リクはそう考えて、考えを抹消する。
「うぅむ……この話がつまらない、と君が言うのなら、これ以上面白い話なんか思い出せ無いぞ……?」
思い出せないのかよ?ってか、少し自分が生きている事思い出せているじゃねぇか!頑張れば名前も、胸のサイズも分かるだろうなぁ!?リクはそう思いながら内心少しイライラする、すると『巨大な胸を持つ存在』がリクに言う。
「なぁ、次の話はどうしたらいい?『隣の家の幼女が犬に襲われた』話にするか、『私の胸が好きだった年下の後輩が獣欲、肉欲のままに私を襲った』話にした方が良いか?君ならどうする?」
……何だろう、色々な意味で両方気になる話だな、前者の場合は、『どうして幼女が犬に襲われたのか?』という部分が気になる、後者は『何故、年下の後輩が獣欲、肉欲のままにこの巨乳ヤローを襲ったのか?』という部分が気になる、とても気になる、でも、聞いてしまうと、自身の負けを感じてしまう……リクはそう思いながら頭を悩ませる事になる。
そしてリクは先に『隣の家の幼女が犬に襲われた』話を聞く事にする。
「あれは私が生きていた頃だ、私の隣には一人の幼女が居た、名前はライム、という……その女の子が急に犬に襲われたんだ、怖いだろう?でも、私も急ぎの用事で助ける事は出来なかった、そして急ぎの用事が終わって、ライムの所に向かうと……ライムは襲われた犬を撫でていたんだ!どうして?襲われていていたのに?不思議に思った私はライムに聞いたんだ、『どうして襲われていたのに今では仲良くなっているの?』と、じゃあライムは何と返答したか?『犬さんは私に絡んで欲しくて襲っただけだよ』って……私の勘違いだったかもしれないねぇ」
うーん、つまらない、とてもつまらない、何なんだよその話、オチも無いし、相当つまらない、リクはそう思いながら頭を垂れる。
「あっれぇ!?つまらない!?これ、結構恐怖な話なんだけどなぁ!?」
『恐怖』という字を辞書か何かで一回調べて来い、リクはそう思いながら『巨大な胸を持つ存在』を見つめる、これで一つ目の話は終了、次はどんな話だっけ?あぁ、思い出した、『後輩がお前を襲った』って話だったな、とリクは静かに思い出す、そして聞く準備をする。
「ふむ、二つ目の話、『後輩が私を襲った』話だな、あれは普通に私の胸に興奮した後輩が性欲、獣欲、肉欲に駆られて、私を襲っただけの話だな」
はっや!?えっ!?はっや!?話終了するのはっや!?リクはそう思いながら驚愕する、で、どうなったのか?そう思いながら耳を近づける。
「ん?話の続きか?簡単だ、胸を揉ませた後、ズボンを脱ぎ始めたから、股間を蹴って、逃げてきた」
「…………」
痛そう、だって、もしも『今の強さ』のまま、男性の股間を蹴った、というのなら……ご愁傷様だぜ、そう思っていると、『巨大な胸を持つ存在』が続けて言う。
「まぁ、年下の後輩と言っても、女で同性だけど」
女同士かい!?うっわぁ、女同士でぇ?気持ち悪ぃ、リクはそう思いながら静かに溜息を鼻で吐く。
「まぁ、こんな話だな」
うーん、最後のだけ相当短いなぁ……リクはそう思いながら外を確認する、外はもう明るく、濃い青になっていた。
うーわ、寝る事が出来なかった……仕方無い、意地でも縛られながら寝るか、リクはそう考えて、目を閉じる。
「あっれぇ?もう寝るのー?」
あぁ、もう寝るよ、もう黙ってろ、リクはそう思いながら静かに頷く。
「うーん、つまらない」
あぁ、そうかい、リクは静かに溜息を吐いて、そう思う──さぁ、次に起きるのは何時なのか?リクには分からない──
- Re: セカイ戦記 ( No.312 )
- 日時: 2017/12/28 21:42
- 名前: 彩都 (ID: FLOPlHzm)
あっ、やっと睡魔が襲ってきた、リクはそう思いながら、目を閉じ、睡魔に襲われる──そんな中、『巨大な胸を持つ存在』は口を尖らせながら暇な状況に溜息を吐く。
何でぇ何でぇ、こちとら寝る暇さえねぇってのに、コイツは呑気に寝やがって……本当に少し憎いな、『巨大な胸を持つ存在』はそんな事を思いながら、静かに黄昏れる、一体自分はどうすれば良いんだよ?寝る事も出来ない肉体に対し、一体どうすれば……?そんな事を考えていると、外の状況に気が付いた、あぁ、そうか、もう朝になっていたのか、だからこいつは寝た、と……成程成程、『巨大な胸を持つ存在』は理解して、はぁ、と溜息をまた吐いた、何度溜息を吐いても尽きない溜息、もう私の肉体はダメなんだなぁ、と思いながらブランドが来るのを待つ──
「……あっ」
Dは目覚めて、やっと『誰かが居ない事』に気が付いた、そしてDは起き上がって、部屋の中を確認する、部屋の中には、自分、リーナ、コウが寝ている、その中で少し乱れた場所でリーナは寝ていた、確か此処にはリクが居た筈……あっ、あぁー!Dは心の中で叫んで理解した、そうだ!リクを縛ったまま解放するのを忘れていた!だから昨日、『何か忘れているな』って思ったんだよ!あぁ、でも、アイツの事だ、あの巨乳ヤローを殺害しているかもしれないな、ご愁傷様、巨乳ヤロー……Dはそう思いながら起き上がって、体の感覚を取り戻そうとする、まだ体の節々は痛いが、動けない程では無い、というか、昨日より痛みは減っている、よし、救出作戦を立てよう、Dはそう思いながら欠伸をし、病室を出る──さぁ、どうやって解放するか?簡単だ、『紐を切る』のみ!だが、昨日自身が寝ていたから分からないが、もう『縄を解いて脱出している』可能性もある、だから内心戦々恐々している、何故なら現在の予想上、『脱出しているリク』、『脱出していないリク』の二人のリクが存在している事となる、これは完全に『シュレーディンガーの猫』ならぬ、『シュレーディンガーのリク』だ、そんな事を思いながらDは右手を手刀のようにし、リクの様子を確認すべく『巨大な胸を持つ存在』の病室の前に立つ、Dはその場で深呼吸し、右手の手刀に集中し、左手で病室の戸を開ける、そして、左足で病室の中に入る、すると、『巨大な胸を持つ存在』がDの来訪に気付き、声を出す。
「やぁ、昨日の」
「!?」
まさか起きていたのか!?Dはそう思いながら、右手の手刀を解除してしまう、しまっ──そう思ってももう遅い、集中を乱してしまったのだ、再度集中し、右手の手刀を戻そうとする事は既に難しい、そう思っていると、『巨大な胸を持つ存在』が言う。
「お前……何しに来たんだ?お前は左手で開け、左足で入室した……これは完全に『右利き』であるがゆえに『利き手、利き足である右手、右足で対応しようとする』事が見て取れる……再度聞こう、『お前は何しにこの部屋に来た』んだ?」
「…………」
まさかここ迄バレるとは……!Dはそんな事を考えていなかったので、少し冷や汗を掻いた、そして左手で額の汗を拭い、『巨大な胸を持つ存在』に言う。
「そうだな……お前の胸を右手で刈り取ろうとしただけだよ、別段俺は左利きでも右利きでもない、だから手なんか結構適当なんだがなぁ……お前、結構考えているんだな?」
煽るようにDは言う、そして『巨大な胸を持つ存在』が言う。
「まぁ、『ニンゲン』は普通『右利き』が多いからな、『左利き』は基本天才の血だからな、それ位は理解出来る……と言う事はお前は天才では無いんだな」
「誰も天才と認められたくないがな?俺は凡才だ、天才というのは、『お前』の事なんじゃないか?巨乳ヤローよ?」
「フフフ……そう思うか、一介の少年よ?あぁ、そう言うのなら、そうかもしれんな……だが、逆に言うが、これは『普通』だ、もっと力をつけたければ、『もっと体を動かし、強くなろう』という気持ちを持たなければならない、『向上心』、それこそが『強くなる』秘訣だ」
「……有難く聴取しておくよ」
Dはそう言って、静かに溜息を吐く、そして横目で部屋の中を確認する、すると『縛られているリク』を確認する、良かった、コイツと会話していると言う事は『コイツは生きている』、と同義、では『リクはどうなった?』という考えがあった、だが、縄に縛られているのなら、安心だ、『生きている』という事と同義だからな、Dはそう思いながら『巨大な胸を持つ存在』に対し、視線を戻す。
「……コイツは、お前に何かしたか?」
「いえ、何もしていない……が」
「が?一体何があるんだ?」
Dがそう言うと、『巨大な胸を持つ存在』が言う。
「『私の胸を揉みたい』と言って来た」
「…………」
まさかの『巨大な胸を持つ存在』の発言により、Dは固まってしまった、嘘だろ?まさかこんな奴が……って、確かにリーナは小さいし、満足出来ないと思う……だが、モコは案外大きいぞ?コイツよりは小さいけれど?ってか、モコで満足しろよ!?Dはそう思いながらぐっすり眠るリクを睨む──だが、『リクが本当にそう言ったのか?』という疑問もあった、この巨乳ヤローの戯言かもしれない、その事を考えなければ……Dは息を飲み込んで、リクを殴って起こす事を考える──
- Re: セカイ戦記 ( No.313 )
- 日時: 2018/01/01 21:39
- 名前: 彩都 (ID: eso4ou16)
あんなにすやすや寝ているのだ、今起こすのもダメだろうな、と考えて、右手の手刀をリクから『巨大な胸を持つ存在』に向ける、そしてDは『巨大な胸を持つ存在』に言う。
「え、えーと……『私の胸を揉みたい』、と、本当にこの縛られている奴が言ったのか?」
「あぁ、そうだ、『もしも手足が拘束されていなかったら、太股も堪能したい』、と言っていたな」
「そ、そうか……」
何だろう、それだけは事実っぽく感じる、Dはそう思いながら横目でリクを見る、コイツ、本当にすやすや寝てやがる、結構腹立つ──そんな事を思っていると、『巨大な胸を持つ存在』が言う。
「おっと、ソイツを起こすのはダメだぞ?ソイツ、今さっき寝たばっかだ、お前が来る数分前にな?」
「ふぅん?そうか、でも、それを俺は『本当かどうか?』と判断するのは難しいがな?」
「確かに、この発言が虚偽かもしれないし、今迄の事も虚偽かもしれんしな?」
そう言う『巨大な胸を持つ存在』に対し、Dは静かに『引っ掛かり』を感じ、その『引っ掛かり』に数瞬経って気が付いた。
あぁ、そうか、そう言う事か、コイツ、『俺の事を乱している』な……今の発言を聞いて、『胸を揉みたい』発言も『太股も堪能したい』発言も、『虚偽』の可能性がある、とコイツは洩らした、なので、多分虚偽だとは思うが……何故か『太股も堪能したい』という発言だけが『虚偽では無い』と本能が警告していた、そしてDは続けて言葉を発す。
「虚偽、ねぇ……だから、それがどうしたんだ?『それ』が俺を惑わせるとも?」
「さぁな?でも、『少し動揺した』と見受けられるが?」
コイツ……喋るだけで本当に精神が削られて行く……戦闘も強い、言葉も強い……何なんだこの野郎?Dはそう思いながら、静かに息を吸う。
「……つまらないな、お前と話すのは……!もっと、面白くしろよ?お前、ぜってぇ、生きている間、『話がつまらない』と一回は言われているだろうなぁ?」
「さぁ?言われていても、『その記憶が存在しない』のだから、考えても、思い出しても、意味が無いし、意味が見出せ無いな」
「そうだな、だからどうした三下が?言葉でマウントを取ってんじゃねぇ、行動でマウントを取りやがれ?」
「…………」
これでキレないか……?Dはそう思いながら額の汗を左手で拭う、そして『巨大な胸を持つ存在』は言う。
「ふむ、では、逆に聞くが、『言葉でマウントを取るな』と言うが、私は『そもそも取った記憶が無い』のだが?」
「えっ?」
まさかの発言にDは間抜けな言葉を出してしまう、はぁ?今迄『マウントを取っていた』と思っていたが、『マウントを取っていなかった』のか……?流石にそれこそ、虚偽、ハッタリ、嘘、戯言だろう、Dはそう思いながら『巨大な胸を持つ存在』に言う。
「お、おいおいおいおい?なぁに、つまらない事を言っているんだ?少々無理難題な発言だな?お前、それこそ嘘じゃないか?完全に言葉で『マウントを取っている』ぜ?」
「…………」
無言になる『巨大な胸を持つ存在』、そんな『巨大な胸を持つ存在』は無言になった後、静かに発言する。
「えっ?そうなの?」
「…………」
今度はこっちが無言になってしまった、もしかしてコイツ、『無意識に言っていた』のか?マジで?うーわ、違う意味で厄介な存在だ……Dはそう思いながら内心溜息を吐いていた。
「おいおい、溜息を吐くなよ?まるで私が哀れだろう?」
「事実なんだけどな?」
Dは少しイライラしながら、頬を掻く、そして本題を切り出す。
「でぇ?本当に『胸を揉みたい』とか、『太股を堪能したい』とか、縛られている奴が言ったのか?俺的には信じ難い発言なんだが?だって、コイツ、そう言う奴じゃないしさぁ──まぁ、出会って日も浅いし、深くは知らないが──多分、そう言う事は言わないような奴だと思うんだが?」
Dが言うと、『巨大な胸を持つ存在』が言う。
「えっ?あぁ、あったな、そんな話、完全に忘れていたよ」
「よし分かった、手刀でボコるわ、それで許すわ」
そう言って右手の手刀に集中するD、だが『巨大な胸を持つ存在』は首を横に思いっきり振って抗議する。
「待て!待って!待ってくれ!落ち着けって!」
「落ち着けねぇよ、この野郎」
「良いから落ち着けって!からかい過ぎた!すまん!」
「許さないって」
「許してくれ!寝る事も出来ないんだ!だから暇なんだ!だから弄ったりしただけだって!」
「うん、許さない、俺の心は大海の様には広くない、井の中の蛙レベルだな」
「お前、心小さ過ぎるだろ!?」
「お前の発言の所為で小さくなったんだ、喜べよ」
「喜べねぇよ!ちょっ!?ホントに待って!揉ませるって!体の何処でも良いから!」
「あい分かった」
そう言ってDは『巨大な胸を持つ存在』の腹部に思いっきり、手刀を放った。
「ぐえぇ……!」
「ほぅら、揉んでやったぜ?お腹をなぁ?」
Dはそう言って、ニヤニヤ笑う、あー、リクの気持ちが少々分かるな、Dは静かに思い、ぴくぴくと蠢く『巨大な胸を持つ存在』を見つめる──中々に面倒な奴だな、そう思いながら──
- Re: セカイ戦記 ( No.314 )
- 日時: 2018/01/04 21:43
- 名前: 彩都 (ID: j9SZVVec)
「起きていないけど……すまん、昨日、お前の事、完全にド忘れていていた」
Dはそう言ってぐっすり眠るリクに謝って、手刀でリクの縄を切り、背中にリクを乗せ、『巨大な胸を持つ存在』を見ながら言う。
「それじゃぁな、俺は帰る」
「ぷぎゃあ……」
「延びているのか?まぁ、どうでもいいか……」
Dはそう言って、『巨大な胸を持つ存在』の病室を離れ、自分の病室に運ぶ、そしてリーナの隣に縛られ続けているリクを投げて、置く、投げて置いても、リクはぐっすりと寝ていた。
「何で寝ているんだ……?」
Dはその場で首を傾げながら考えるが、考えても無駄だ、と悟り、ベッドに座って寝転がる、さぁ、今日も寝よう、もう一度、Dはそう思いながら、寝息を立てる──
「ふあーあ……良く寝た、気がするなぁ」
ブランドはそう言って、ブレンドがいる部屋に向かい、ブレンドを起こそうとする。
「兄さん起きてぇ?もう朝だよぉ?」
「んー?もう朝かー?」
「うんー」
「そうかぁ……仕方無い、起きてあげよう」
ブレンドはそんな事を言いながら、静かに体を起こし、ブランドに言う。
「んー、朝は何処で食べようか?案外此処のセカイの飯は美味いんだよなぁ……」
「そうかー、でも、此処で食べるっていう手もあるかもねぇ?」
「此処で?つまり病院食?」
「ぶん殴んぞ?病院食では無いですよ、家庭食です」
「家庭食って何だよ?カテーテルみたいだなぁ」
「いえ、そう言う意味では無いのですが……というより、私の家の食事ですよ!私の家でご飯を食べますかって話だけど!?」
ブランドがキレると、ブレンドは両手を前に出して落ち着かせる。
「ま、待て待て……巫山戯ただけだって?んー、食べても良いけれど……本当にお前の家で飯を食っても良いのか?お前、確か娘が……」
「大丈夫ですよ、どうせ娘の分ですし?」
「……お前、少し酷いな?」
「そうですかねぇ?別段酷くは無いですよ?娘の事なんですし?勝手に外食でも何でもすれば良い」
「お、おぅ……そんな事を言うのか、自身の血を分かつ存在なのに……まぁ、そう言う事を言うなら頂こうかな?お前の家の飯ってどんなんだ?米か?パンか?麺類か?」
「そうですねぇ、パンですけれど……バケットみたいなのが多いですねぇ──最近は娘の趣味で食パンばっかですが──あっ、最近ジャムを買いましたよ?新品なので、一緒に食べません?」
「おっ?そりゃ良いな、新品で質も新しいんだろう?新鮮じゃないか、とても腹が減ってきた、早く案内してくれないか食卓に?」
「がっつかなくても、材料は何時もあるので大丈夫ですよ?」
ブランドは微笑みながらブレンドをベッドから離し、自身の家の食卓へと案内する、ブレンドは寝惚け眼で目を擦りながら手を掴んで案内するブランドに着いて行く──
そして二人は食卓に到着し、冷蔵庫の中のパン──食パンだ──を取り出し、ブランドはブレンドに聞く。
「兄さんはどんなパンが好きなの?」
「甘いお菓子とか、味が付いているのとかだな……食パンとかバケットみたいなのはあんまり食べないなぁ……」
「そうですか、それならどんなのを食べます?丁度冷蔵庫の中に食パンとバケットがあるのですが?」
「んー?どっちでも良いぜ?弟が決めた物を食う」
「アハハ……兄さんらしいや……それじゃあ食パンの方向性で」
ブランドはブレンドにそう言って、トースターに食パンを投入する、そしてレバーを下げて、食パンを焼き始める、食パンを焼いている間にブランドは冷蔵庫からユリーカが購入したジャム、余っているジャムを取り出して、机の上に置く。
「……兄さん?さっさと座りなよ?」
「ん?いや、顔を洗いたくてな……ブランドよ、退いてくれるか?」
「此処は顔を洗う場所じゃない、洗面台に案内するから耐えて?」
「えぇっ……ってか、洗面台とかあるのかよ、嬉しいぜ」
「そう?この病院作る時、『洗面台とか色々必要だよ?』と言われましたからね……」
ブランドは『ハハハ』と笑いながらブレンドの腕を掴む、そしてゆっくりと歩いて、洗面台へと案内する──そして少し歩いた時、ブランドが発言する。
「もうすぐ洗面台だよ?後少しで顔を洗えるよ?」
「そうか……」
未だ寝惚け眼のブレンドはその場で欠伸をしながら、ブランドに引っ張られて案内される、さながら介護のようにも見えた。
「ってか、兄さん、風呂に入ってる?服が汚いよ?」
「ん?『闘技場』の時は風呂に入っていたが、負けたので、あんまり金が無くてな……『闘技場』が終わった後、あんまりお風呂に入っていないな、服も『闘技場』が終わってあまり洗っていない」
「お、おぅ……そうだったのね、それじゃあ朝ご飯が終わったら、お風呂に入ろう、兄弟水入らずでね?──お風呂だから、水があるとか言わないでね?──どう?」
「んー?良いんじゃないか、さっぱりしようか」
ブレンドは何度も首を頷かせて、ブランドの意見を丸呑みにする、そして二人は洗面台に到着する。
「はい、此処で顔を洗って?」
「おっけー、分かった」
ブレンドは片目を開けて、周りを視認し、洗面台の場所を確認し、洗面台の前に立って、水を出し、手を器のようにして、水を溜め、顔を近づけて、溜めた水を顔にぶつける。
「ふぅ……やっぱり一日は顔を洗わないと何も出来無いな!」
「そ、そうですか……」
ブレンドの発言にブランドは静かに頷いて、何度も顔に手で溜めた水をぶっ掛ける──早くしないとトースターから音が鳴るかも……ブランドはそう思いながら顔を洗うブレンドを見続け、待機する──
- Re: セカイ戦記 ( No.315 )
- 日時: 2018/01/08 21:17
- 名前: 彩都 (ID: aFzuuCER)
「ふぃー、さっぱりぃ!」
ブレンドはそう言って、近くのティッシュを発見し、顔を拭く、案外あっさり終わったな、とブランドは思いながらブレンドに話しかける。
「兄さん?早く向かわないとパンが黒焦げになっちゃうよ?」
「おっ?もうそんな時間か?それなら早く向かわないとなぁ?」
ブレンドはそう言って、髪を後ろに梳きながら首を鳴らす、矢張り兄さんは自由だなぁ、そう思いながらブランドが案内する。
「こっちだよ?迷わないでね?」
「迷う訳ねぇだろ?仮にもあんまり歩いていないって言うのに……」
ブレンドは自身の扱いに呆れながら、ブランドに着いて行く、結局自分に着いてきているじゃないか……ブランドはそう思いながら少しだけ呆れる、そして少し歩いて、食卓に到着する。
「よし、音は鳴って──」
ブランドがそう言った瞬間、トースターから『チンッ!』と気持ちが良い音が聞こえた、丁度焼けた、丁度到着した、何とも偶然だなぁ、ブランドはそう思いながら、食器棚から、大きめのお皿を二枚取り出し、お皿に一枚ずつトーストを一枚乗せる、そして出来上がったトーストとお皿をブレンドに渡す。
「はい、兄さん、手前のジャムを好きなように食パンに付けて食べて?」
「おう、分かった」
ブランドはジャムにパンごと直接付けない様にバターナイフを先に渡す、そしてブレンドはブランドからバターナイフを受け取り、先にマーガリンを食パンに塗りたくる、次にティッシュでバターナイフに付いたマーガリンを拭い、他のジャムにてをつける。
「ふむ、マーガリンに合うジャムはどれだろう?ブランド、分かるか?」
「えっ?そんなの無難にイチゴジャムとか?」
「確かにそれもそうだ、だが、リンゴジャムはどうだろう?」
「あぁ、確かにそれもあるなぁ……でも、レモンジャムとかは合わなそうだよねぇ?」
「うん、そうだな、では、リンゴジャム、イチゴジャム以外のジャムはマーガリンを塗ったパンに合うだろうか?」
「うっ……急に哲学的な事を言い出したよ、この兄……」
ブランドは少し呆れながらブレンドに言う。
「そんな事を考えているから、パンが冷えるんだよ……さっさと食べなって……」
「あーはいはい、分かりましたぁっと……」
ブレンドは静かに溜息を吐いて、リンゴジャムをトーストした食パンに塗り、最後にバターナイフに付いたリンゴジャムをティッシュで拭い、バターナイフを置き、トーストした食パンを食べ始める──ブランドは食パンを食べ始めるブレンドを確認し、安堵してから、食パンを食べ始める──ブランドが塗ったのは、リンゴジャムだった──
そしてブレンド、ブランドの兄弟はパンを食べ終えて、食器をブランドが回収し、台所で皿を洗う、そんな中、椅子に座るブレンドが言う。
「なぁ、ブランドー?」
「んー?何だい兄さん?」
「暇だなぁ……」
「……それは仕事せず、脱出だけしてきた奴の発言だ、私は仕事があります、医療のね?」
「いや、分かるぜ?俺だって仕事をしていたぞ?護衛とかさぁ?その日その日での仕事をよぉ?でも、無理なんだよ、食費、宿費の二つだけでパァになっちまう、残るのはたった数枚の小銭だけだぜ?この小銭だけでどう毎日を生きろ、と?結構頑張ってきた方だぜぇ?俺はよぉ?」
「じゃあどうするの?働かないの?」
ブランドが食器を洗いながらそう言うと、ブレンドが首を横に振る。
「いんや?違う……俺が言いたいのは『裏闘技場』の事だよ」
ドキリ、と心臓が高鳴る感覚を覚える、確かに『裏闘技場』の管理者が自分、と言った事はある、だが、それがどうした?『選手』として出たい、という可能性がある、何故なら『あのブレンド』だからだ──そう思っていると、ブレンドが口を割る。
「あー……詳しく言え、と言われたら、こう答えよう、『俺を『裏闘技場』の管理人にしてくれ』、どうせ『裏闘技場』の奴らは野蛮でお前が関わるのも億劫と感じる奴らばっかだろ?だから、『お前よりかは弱いが、並大抵の強さじゃない俺が管理人になった』らどうだ?お前の仮面をしている理由も無くなるかもしれないし、何より、騒動が起きたら、俺も戦える──俺も体を動かせて、お前も仮面を外す事が出来る……それって何よりも一挙両得じゃないか?」
「…………」
……確かに、ブレンドの言う通りだった、自分も億劫に感じる相手は存在するし、案外『裏闘技場』の管理人って大変な仕事である、どんな客を相手にするか、分かったもんじゃない、でも、それは『ブランドだからこそ』、出来る事、それを他の人に渡す等……『出来ない』のである、ブランドは食器を洗う手を止めて、ブレンドに話す。
「兄さん、それは……無理だ、『裏闘技場』の管理人というのは『自分にしか出来ない』仕事みたいなもんだ、だから管理人をぽいぽい変える事は出来ないよ……」
「……そうか、それなら良いぞ?お前、もしも『うん分かった!兄貴に『裏闘技場』の管理人をあげるよ!』とか言ってたら、殴ってる所だったからなぁ……『自分が掴んだ仕事は死ぬ迄やり通せ』って俺は言うぜ?」
「お、おぅ……」
まさかのブレンドの返答にブランドは驚愕しながら、皿を洗う手を再度動かし始める──そしてブランドは二枚の皿、二本のバターナイフを洗い終えて、両方を炊事場の隣に置いて、水が落ちて乾くのを待ちながら、リク、リーナ、D、コウの為に朝食を作る──ブランドが朝食を作るのを、ブレンドは椅子に座って、静かに見つめていた──
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