複雑・ファジー小説
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- セカイ戦記
- 日時: 2016/05/17 18:57
- 名前: 彩都 (ID: lKhy8GBa)
ーーぼくは戦うーーこの汚れたセカイとーー
二作目の投稿です。
初めての方も知っている方も初めまして、彩都と申します。
気長に投稿します。
今回は歴史ファンタジー…かも…
という事で宜しく
登場人物
今作は先にキャラ紹介をさせていただきます。
主人公
トゥダ・リク 男
このセカイは名前に意味は無く、名字・名前や逆に名前・名字は無く、名字・名字、名前・名前となっている。
リクは名前・名前。
リーナ・ユリ 女
名前・名前。
妖精で回復の魔法を使う。
リクの仲間。
リヴェレット・モコ 女
名前・名前。
攻撃系の魔法を使う。
ユリは貧乳だが、モコは巨乳。
何時も箒に乗っている。
ショウ・コウ 男
名前・名前。
肉弾戦が得意な仲間。
魔法では倒せない存在には肉弾戦が良いとされている。
ジェネレッド・D 男
?・?
リクの仲間だが何者かは知らない。
敵かもしれない。
Dは物語の中心に近い。
サルウ°ァ・ティル 女
名前・名前。
名前の言い方は秘密。
大きな剣、真剣簪(かんざし)を使う。
大きさは約三メートル。
サワラビ・ユウ
名字・名前。
遙か遠く、キョクトウのニホンの人間。
彼も何者かは分かってない。
何時も一人で行動している。
薙刀の師範代を務めている。
μ
記号。
名前を持たず、施設で使われていた記号を使っている。
戦闘力は圧倒的に強いが、カロリーが切れるとすぐ戦闘不能になる。
白いジャージに白い肌、髪は無く、オールバックの様な角を生やしている。
用語解説
魔法
魔法は体内に眠る魔力を燃焼させて、魔法を扱う。
キンキなる魔法も存在する。
キンキなる魔法は使うと死んだり、植物人間になったりする。
存在
セカイ戦記における敵。
魔法で倒せる奴や肉弾戦でしか倒せない者もいる。
肉体の一部分が膨らんでいたりと『異形』の存在。
ゾンビの様に意志は持たず、人間を襲う。
セカイ
混沌としている。
その混沌のせいで存在が出来たと言われている。
舞台的に言えば、『北斗の拳』の世紀末ワールドに近いです。
存在が色んな所でばっこしている。
妖精
見える者もいれば見えない者もいる。
リク達のメンバーは見える奴が多い。
見えない者は眼鏡を使ったりする。
だが、眼鏡も法外な値段が多い。
傷の手当や回復が得意。
回復は魔法に当たるので、妖精は無意識に魔法を使っている事になる。
『リク…貴方は希望の仔…貴方は奇跡の仔…貴方は私と**の仔…お母さんが居なくても頑張るのよ…』
「お母さん!!」
そう言って、母さんは燃え盛るセカイから、燃えた。
跡形もなく、消えた。
セカイ戦記 序章 、『運命』の仔
俺はトゥダ・リク。
男、十六歳。
《ヤツラ》を始末する者。
《ヤツラ》とは、前々からこのセカイに現れた敵だ。
コイツ等のせいで俺は母を亡くした。
俺はコイツ等を駆逐する為に仲間を探している。
俺は仲間探しの為に故郷を捨てた。
そして俺は前へ一歩、踏み出した。
少し歩いて着いたのは、妖精の世界、フェアリアだ。
そこで俺は水浴びをしているビキニの女性を見つけた。
「おーい!妖精王に会いたい!道案内してくれ!」
ビキニの女性は羽を生やしてこちらに来た。
どうやら妖精らしいが、背は俺の胴体位だろう。
「貴方、妖精王に会いたいの?今は会えないわ、会うの止めたら?」
「俺は《ヤツラ》を駆逐する為に妖精王に力を借りに来たんだ、止める事は出来ない」
「分かったわ、じゃあ貴方の仲間になるから会うのは止めてくれない?回復も出来るから旅には最適よ」
「良いのか?」
「良いわよ、私の名前はリーナ・ユリ、宜しく」
「俺はリク、宜しく」
こうして、人間、リクと妖精、リーナの出会いだった。
「なぁ、リーナ、この水は人間でも飲めるのか?」
そう言って、リーナが浸かっていた水を一掬い、口に近づける。
「ダメッ!!!!!」
リーナの止めは既に遅し、もう口に含んで、喉を鳴らした後だった。
「ん?どうした?リーナの汗が入っているから、飲むなってか?大丈夫だろ…」
リーナは言う。
「いや、そうじゃなくて…人間は此処の水飲むと、人間には毒だからって…」
そう言うのと同じくして、リクは気絶する。
「リクッ!?」
リーナはビキニのまま、、リクを長老の所へ連れていった。
「んー、ユリ…」
長老は重い口を開いた。
・・・・・・・・・・・・
「こやつには毒その物が無い…これはどういう事じゃ?」
「えっ…?」
リーナは驚いた。
人間で泉の水を飲んだのは大抵、必ず死ぬ、最悪死ななくても毒の後遺症が残るのに…。
リーナにとって、この事は不思議で不思議で意味が分からなかった。
すると、リクが目覚めた。
「う…うーん…此処は…何処だ…?」
リクはすぐさま、リーナを見つけた。
「リーナ!此処は何処だ!?俺は何故此処に!?」
リクは慌てて周りを見やる。
「落ち着くのじゃ、少年」
と、長老が止める。
長老は、リクが倒れて此処に来た事、此処は妖精の村と長老である事を話した。
「全く信じられん話だが、俺が記憶を覚えていないんだ、リーナ有難う」
「良いよ、リクって見た目に反して軽いんだもん」
そういうリーナに驚くリク。
「お前さん知らんのか?妖精は小柄だが怪力だぞ?」
その事を聞いて驚く。
妖精は力が凄いんだ…。
リクは新たに情報を頭に叩き込んで、立ち上がる。
「良し、行くか」
長老はリクがすぐ立ち上がった事と同時に驚くが、どこかへ行く事にも驚く。
「待て、お前さん、今から何処へ行くのじゃ?」
長老が聞くと、すぐさま言った。
「隣町だよ」
「隣町には《ヤツラ》が要るのじゃぞ!!」
長老は止める。
それに対しリクは。
「大丈夫だよ、そいつ等は始末屋であるこの俺に任せな!
」
そう言う台詞に驚く長老。
まさか、《ヤツラ》を倒す力を持っているのか…。
そう思っていると、二人は出発していた。
長老の声は空しくも聞こえなくなった。
こうして、傷が回復したリクとリーナは旅を開始するのだった。
次の町は何処へ行くのか…それは誰も分からない…
序章終了 第一章へ続く…
セカイ戦記 第一章 運命の仔の戦闘
妖精の世界、フェアリアの隣、戦争の世界、バトランゲージは存続の危機に瀕していた。
バトル王宮最上階国王の部屋。
「ひいぃぃ!!まっ待て!話せば分かる!金ならたんまり有る!だから見逃してくれぇ!」
「…………」
バトランゲージ国王、マイルは謎の生命体と話していた。
生命体は体を包帯で巻かれている者やジリジリと追い詰める者も居た。
ただ、生命体には共通点が幾らか有った。
一つ目は全員、肌が腐敗した色になっていた、具体的に灰色。
二つ目は口を大きく広げ、涎を垂らしている事。
そして三つ目は…
喋らない事だ…
何故喋らないのか、各国で議論されるが、喉が使い物にならないが妥当とされてきた。
生命体の過去の姿は、人間だった。
数十年、数百年経っても、この生命体は存在してきた。
そして生命体はゾンビの様に感染する。
今もそんな生命体から避、難する人間の中に反旗を翻す存在も居た。
その名は『退治者』と呼ばれる事になった。
その人物は生命体を倒す程の力を持っていた。
そんなリクも『退治者』の一人だ。
そして『退治者』達は、生命体に名を付ける事にしたのだ。
その名は《ヤツラ》となったのだ。
※小説のレスを消さないで下さい。
消しても無駄なので。
何か気に食わないなら、書き込めば良いじゃないですか、何でそんな事が出来ないんですか?
他人様の小説を消して、ナニが満足ですか?
彩都の小説のレスを消す事に何の意味があるんですか?
出来ればそれを書き込めば、彩都も納得します、なので、消さないで下さい。
困るのはこの小説を読む読者様なので。
コピペしていますから、消しても無駄ですよ?
- Re: セカイ戦記 ( No.119 )
- 日時: 2016/03/28 20:33
- 名前: 彩都 (ID: V7PQ7NeQ)
セカイ戦記 参照2000突破記念 対談してみた
何処かでキャラと作者の対談が行われたという……
彩都「はい、『セカイ戦記のキャラと喋ろう』〜の時間です」
???「はい、少し待て、いやいやいやいや、何この企画は!?」
彩都「はい、第一回のゲストは『トゥダ・リク』です〜、因みに主人公」
リク「あっ、はい、『セカイ戦記』の主人公のトゥダ・リクです……じゃなくて!」
彩都「何!?何が不満!?もっと、ハーレムが欲しいのか!?」
リク「そうじゃねぇ!その前に何で対談しているんだって話だ!」
彩都「『参照2000』突破だからだよ!」
リク「そんな事で俺を呼ぶな!今は、『闘技場編』で忙しいのに……」
彩都「もっと忙しくなるぞ、この彩都さんが、『『セカイ戦記』……空いてる時間に書き溜めようかな……?』って思う位だぞ!」
リク「いきなりの中の人ネタ!」
彩都「煩い!(泣)結構終わりが長い作品になったんだよ!」
リク「だから中の人ネタ止めろ!」
彩都「因みにこの長いの(『闘技場編』の事)終わったら、やっと、序章半分終わると思うよ」
リク「案外長いなぁ……」
彩都「まぁ、『闘技場編』よりも長いのが、ちらほら思い付いてるし、それのプロットも片付けないといけないし」
リク「プロットについて、関わりたくないから止めろ」
彩都「『○○編』……五個は思い付いてるよ……長いのが(泣)」
リク「バカだな」
彩都「それ、正論」
彩都「んで、色々聞きたいわ、考えた作者として」
リク「考えたのなら、書かなくても良いんじゃ……(汗)」
彩都「えー……まず、お便りから行きます」
リク「御便りあるのかよ……」
彩都「無い、だから一人目は『ODAって『オダ』って読めるよね』さんから」
リク「その前にその名前を止めろ」
彩都「何で?良いじゃん♪えーと……『リーナ、モコの気持ちを教えて下さい』……?」
リク「どうした?クソ作者?」
彩都「いや……気持ちって……恋の事なら……リア充爆発しろ!」
リク「そんな質問考えるからだろ」
彩都「まぁ良いや、実際二人の事、どう考えてるの?」
リク「興味が無い……特にレンアイについてはな……って、中の人ネタだが、最終章の最後の最後に書くんだろ?」
彩都「……うん……最終的にね……実際、どういう感じに動かすか分かってないんだよねぇ……最終章はとりあえず、でかい事を考えていますね……」
リク「そういえば、どうなるんだ?」
彩都「何が?」
リク「物語」
彩都「……あれー……段々中の人が困る内容になってるんだけど……(汗)」
リク「他には無いのか?」
彩都「ちょっ!?御便り見ないで!」
リク「やっぱあるじゃないか……えー……二人目は『カゲロウデイズ第一巻(小説版)は欲しい』さん……お前だろ」
彩都「はいwww」
リク「いい加減、止めろ、初版集め」
彩都「……少しは我慢してるけど……限定版欲しい……」
リク「うっせぇ、早く買え」
彩都「その前に、内容は?」
リク「忘れてた……えー……『『セカイ戦記』最終章を教えて下さい』……」
彩都「リクと仲間達が○○……」
リク「マジで暴露しようとするんじゃねぇ!」
彩都「良いじゃん♪とりあえず、最終章では、誰かが……」
リク「だから、ダメだッつってんだろ!」
彩都「はいはい……」
リク「三人目は『『魔法少女症候群』の為に古事記の本買った作者はバカ』さん……他作品!」
彩都「www仕方無いじゃんwww面白いと思ったもんwww因みになのは側、まどか側、魔法少女症候群側は、とある神様を使うよ、相馬達もだよ」
リク「他作品を入れるな、書くな、暴露すんな!」
彩都「うっせぇ!」
リク「んで、内容は……『作者って……頭可笑しいの?』……まさに正論」
彩都「……」
リク「……解答が……」
彩都「辛い!(泣)」
リク「面倒だから、解答して良い?」
彩都「良いぞ」
リク「彩都は頭可笑しいです」
彩都「言いやがった!(泣)」
リク「どう対処せいという!」
彩都「スルーして!(泣)」
リク「無理だろ」
彩都「……(汗)」
リク「で、どうしよう……?」
彩都「ネタが思い付かない、と……」
リク「そう言う事」
彩都「……脳、少し頑張ろう……」
リク「そうか……」
彩都「四人目……『本の置き場に困ってるダメ作者彩都さん』さんですね……」
リク「厭な予感がする……そのまさかその内容って……」
彩都、リク「「本を置く場所が無いです、どうしたら良いですか」っていう話ではないよな?」
リク「その通り!」
彩都「これは彩都さんの話だ!(泣)」
リク「確か、雑談スレに写真貼ってたな」
彩都「物の見事に叩かれました……『本、多過ぎワロタwwww』って(泣)」
リク「確かに、あれは多いな」
彩都「相当な額、本に費やしてるね」
リク「結構かかってるな」
彩都「……本棚にもあるからなぁ……数えると500冊以上あるんじゃない?」
リク「多いから、捨てろ」
彩都「いや、捨てないよ!」
リク「いや、捨てろって」
彩都「無理なんですって!」
リク「全く……ダメ人間とは、本当だったようだなぁ……」
彩都「うっさい(泣)」
リク「んで、可笑しな事が一つ……」
彩都「ん?何だ?」
リク「何で、参照1000の時にしなかった?」
彩都「……忘れてた……キャラ説明した、キャラ解説もした……セカイ説明もした……セカイ説明もした……後、何をすれば良い?」
リク「……確かにな……」
彩都「他にも、色々忙しかったし……」
リク「そうか……」
彩都「そして、他の所とかも小説投稿したいし……」
リク「分かったって!」
彩都「そうか……」
リク「んで、リーナ達はどうするんだ?」
彩都「んー?参照数が3000、4000とか、キリが良いから、その様にしてやってくつもり」
リク「そうか……」
彩都「ていうか、疲れた、またな」
リク「そうだな、クソ作者……でも、最後は纏めようぜ?」
彩都「そうだな……」
リク「行くぞ……」
彩都、リク「それでは!今後とも『セカイ戦記』を宜しく御願いします!」
……こうして、何処かでキャラと作者の対談が終わったのだった……
彩都「何か……はっちゃけ過ぎたな……(汗)」
リク「だな……」
だから、消すなって書いてるだろ。
他の人の迷惑なんだって。
- Re: セカイ戦記 ( No.120 )
- 日時: 2016/03/28 21:38
- 名前: 彩都 (ID: V7PQ7NeQ)
「さぁさぁ、始まりました!『Hグループ』の戦いが!この戦いで、全ての本選出場者が決まります!そして、決勝の八人になるのは、誰なんだ!?とても気になります!」
司会者がそう言うと、皆が喚く──そして、巨乳の細身の少女もいた──そして、その少女はコウを見るや否や、少女は笑ってみせる──その少女に驚くコウ……俺は、あいつと戦う事になったら、勝てるのか……?いや、そんな事を考えるな……俺は出来る限りの事はする!
そう思いながら、コウは空を見た。
「第一試合はこの女性は最強を欲しいままにしてきたー!アゼル・ハルヴァン選手!」
そう言われながら、女子プロレスの様なレオタードを着た女性が現れる。
「アゼル選手は、『破壊の女皇』と言われる程強いです!そして、その対戦相手は!」
そう言いながら、スポットライトがコウに当たる。
「……えっ?俺か?」
「はい、そうです!初戦の相手は、アゼル・ハルヴァン選手VSショウ・コウ選手です!」
「……いきなりかよ!?」
そう言いながら、舞台に上がるコウ──いきなり始まるので、少し驚いていた。
「俺は、紹介された、ショウ・コウだ、宜しく」
そう言うと、アゼルは言った。
「アンタ……女の事をどう考える?」
突然の質問に戸惑うコウ。
「あ゛っ?ゴメン、意味が分からねぇんだけど……」
「えっ、分からないの?大まかに言えば、アンタはどう思ってるの?女性が戦う事って?」
「知るかよ、好きにしろ、俺は強い奴と戦うのが好きなんだ、性別なんて関係ねぇよ」
「そう……だったら、そんな戦闘をぶち壊しましょう」
そう言いながら、拳をブンッと空振らせる──すると、コウが吹っ飛んだ──
えっ?この女、何をした?
そう思いながら、試合開始のベルが鳴った──いや、おせぇよ──そう思いながら、試合が始まった──
「甘かったな、もう、戦いは始まっていたんだ」
「──なっ──!?どういう事だ!?」
「心理戦よりも、戦いは始まっているんだ……そして、普通、そこは『女は戦わず、家で育児と料理しておけ』って言うのが、正解だ!」
そう言いながら、右手を空振りさせる──すると、コウはまた吹っ飛んだ──何が起きているんだ!?そう思いながら、周りを見回す。
すると、仮面の男がコウを見ていた──コウはそのまま立ち止まって、仮面の男を見続ける……
すると、仮面の男が観戦者の一番前に移動する。
そして、コウもそれに合わせて、仮面の男に近付いた。
「おい!?あれは何だ!?触れてないのに遠くへ吹っ飛んだ!何でだ!?」
「……コウ選手、『気』と言う物をご存知ですか?オーラでも良いですよ」
「……何だそれは?」
コウの頭には?マークが三つ程現れていた。
「まぁ、そこは置いといて『気』という物は──」
そこ迄言った瞬間、コウは頭を殴られる。
「いってぇ!?」
「戦いの邪魔をすんな、仮面のおっさん、部外者は消えた消えた」
「……仕方無いですね、コウ選手、頑張って下さいね」
そう言いながら、仮面の男は消えた……
「話が聞きそびれたな……まぁ、良い──俺はお前を倒せば良いからな」
「オーラ使いに簡単に勝てるかしら?」
「そんなん知らねぇよ──戦って勝つだけだからな」
そういった瞬間、コウはアゼルの後ろを取る、そして、頭を蹴って、肉体を吹き飛ばす……すると、場外に行った。
「1、2、3、4、5、6、7、8、9……10……勝者ショウ・コウ選手……」
司会者がカウントして、時間制限一杯でコウが勝った……
「……えっ?」
唖然になりながら、コウは一回戦突破をしたのであった……
「何で、頭蹴っただけで、気絶するんだ?」
「それはお前の蹴りが強かっただけだろ?」
コウとリクはそう言いながら、酒場に居た、リーナは、呑気にスルメイカを食べていた。
三人は今のコウとリクのレートを確認しに来たのだ……『トゥダ・リク 165倍』、『ショウ・コウ 98倍』だった、やはり、コウのレートは上がったのは、アゼルを倒したからだろう、アゼルは、相当強い部類に入る、と聞いた、だが、コウより弱かった、それだけは分かる。
本当に段々、俺は強くなっていってるのか……?そして、仮面の男の言葉を思い出す……『貴方様は相当優れていますよ……貴方様の肉体は、今も『進化』していますからね……貴方様の肉体は、まだ、『進化』をし続けている……貴方様は、まだ、強くなれますよ……』……本当にそうなのかもしれない……そう思い始めてきた。
コウは、先に帰る事にした……今日は、早めに寝ておきたかったからだ……
翌日……そういえば、細身の巨乳のこの名前を聞いていなかった、そう思いながら、リクとコウは、『Hグループ』二回戦のトーナメントを見る……見ても良くは分からなかった。
すると、その少女が現れた。
「やぁやぁお二人さん、でも凄かったね、コウ君の蹴り一発で相手が倒れるなんて……因みに私も勝ったよ、二人して二回戦だね、何か運命感じない?」
「感じないぜ……ていうか、お前、名前は?」
コウがそう言うと、少女は笑う。
「今は言わないでおくよ……驚かせたいからね……二人を……バイにゃら〜」
そう言いながら、少女は消えた……二人は、不思議になりながら、彼女の去った後を見た……
その後、リーナが現れて、三人で闘技場に向かった……
コウの本選出場迄残り二試合だった……
- Re: セカイ戦記 ( No.121 )
- 日時: 2016/03/29 08:16
- 名前: 臼 (ID: lKhy8GBa)
あんま好きじゃないわ
- Re: セカイ戦記 ( No.122 )
- 日時: 2016/04/28 22:36
- 名前: 彩都 (ID: VNP3BWQA)
遂に二回戦が始まる、リクとリーナは最前席で、コウの活躍を見ようとしていた。<br />「さぁさぁ!遂に予選最後のグループ、『Hグループ』の第二試合です!この試合で最後の戦い、第三回戦が火蓋を切る!」<br />そう言いながら、コウは身構える。<br />「さぁ、第一試合は、アゼルを倒した強者!ショウ・コウ選手!」<br />ワーワーと歓声の中、コウは闘技場に現れる。<br />「よっしゃあぁぁ!やってやるぜ!『Hグループ』優勝!」<br />「無いですよ、本選は八人ですし」<br />軽やかにツッコむ司会者。<br />「そうだったのか」<br />と、コウは少し落ち込む。<br />「では、気を取り直して、コウ選手の相手は!」<br />そう言いながら、左手を上げる。<br />「大喰いの中の大喰い!この女に勝てる大喰いは居るのか!?『大喰い女王』、リリム・アストラ選手!」<br />そう言いながら、出てきたのは、服装が薄い下着丸見えな褐色の少女だった。<br />下着はパンツだけ見えている。<br />「──食事ですか──?」<br />リリムは、ゆっくり歩いてきて、コウの対面上に立った、そして、司会者が『試合開始っ!』と言った。<br />言った瞬間、リリムは口を開けて、空気を吸い込んだ。<br />「なっ?何だ……?」<br />コウは驚きながら、相手の出方を伺う。<br />すると、頬を大きく膨らませたリリムがタコの口の様に小さくさせて『プッ』と、吐き出した。<br />その吐き出したモノが、コウの方向にやってくる、コウは何とか避けて、吐き出したモノは消えた──何なんだ、あれ?<br />「出たー!あれがリリム選手の必殺技!『喰気砲(くうきほう)』!」<br />『喰気砲(くうきほう)』!?何それ!?リク、リーナ、コウの三人はそう思った。<br />リクは、周りの人に『喰気砲』の意味を聞いた。<br />「『喰気砲(くうきほう)』の意味ぃ?……空気を口の中に溜めて、弾の様に放つリリム独自の技だ、イルカのバブルリングがあるだろう?空気砲もそれによく似ている、それを考案して、リリムは特訓して使える様になったって訳だ」<br />「つまり、空気砲を自分の体で再現したって事か……」<br />「そう言う事だ」<br />二人の会話で何とか分かったリーナはコウの勝利を待つしかなかった……<br />「何なんだよ、あれ!?衝撃波でもねぇし!一体何なんだよ!」<br />「──これは私の吸った空気!これを玉の様にして放つ技!それが『喰気砲』!無限の玉を有する!──」<br />「空気が武器かよ!?確かに段数無限だな!でも、呼吸を止めたら、どうなる!?」<br />そう言いながら、コウは、リリムの口と鼻を両手で塞ぐ。<br />「──むまみま(甘いわ)!──」<br />リリムは、マウントポジションのコウに対して、足で、コウの頭をロック、そのまま下に下げる、そして、コウは頭を打った。<br />「んぐっ!?」<br />あまりの痛みに衝撃を受けるコウ。<br />そして、リリムは、巨大な『喰気砲』を放つ為に、空気を溜める……そして言った。<br />「──これで終わり……『巨大喰気砲(ビッグくうきほう)』!」<br />そう言いながら、コウの腹部目掛けて放とうとする。<br />「甘いんだよ!」<br />足の力でコウは起き上がって、リリムを足払いする。<br />「──クッ!『喰気砲』が無駄になった!──」<br />そう言いながら、コウに向かって、普通の『喰気砲』を放つ。<br />「そんなもんは避けられる!」<br />そう言いながら、『喰気砲』を蹴り返す、リリムも避ける。<br />「──中々貴方もやるな、でも私も負けない!──」<br />そう言いながら、リリムは『喰気砲』の準備をする……だが、何か変だ……すると、口から『喰気砲』を出す、だが、手に持ったりしているので、普通の技では無いと感じる。<br />「──『喰気砲』……追尾モード!──」<br />「……えっ?」<br />リリムがそう言った瞬間、コウの体が左へ吹っ飛んだ。<br />「!?」<br />あまりにも突然の事でコウは訳が分からなかった。<br />「──……分からなかったの?最初に避けた弾……元から追尾モードだったのよ、こうやって持つのはただのフリ……貴方はただ、騙されただけよ──」<br />「……元から追尾で攻撃してたのかよ……」<br />すると、今迄避けた『喰気砲』がコウの方へ、やってくる、そしてコウに全て当たる。<br />ドガガガガガガ!!今迄避けた『喰気砲』が全てコウに当たり、コウは倒れたまま、動かなくなった。<br />「──もう動かないな……さよならショウ・コウ……──」<br />そう言いながら、大きく空気を吸って『喰気砲』を出そうとする。<br />すると、コウの手が動いて、リリムの足首を折った。<br />「──!?なっ!?まだ気絶していない!?──」<br />「あんなんで、気絶出来ねぇよ、まだまだ、ウォーミングアップだぜ?」<br />そう言いながら、指を鳴らす。<br />「──……これは勝てない……私の負け……──」<br />コウは、優しく、気絶する程の攻撃を一撃加えて、気絶させた。<br />そして、リリムが試合続行不能となり、コウが勝った。<br />「勝者はショウ・コウ選手!運命の三回戦進出です!」<br />「何とか勝ったぜ……」<br />「やったな!」<br />「やったね、コウ!」<br />二人が親指を立てた、コウも親指を立てた、そして、三人は寮に帰る事にした。<br /><br />「……勝ったか……少し冷や冷やした……」<br />そう言いながら、巨乳の細身の少女は欠伸をする。<br />「退屈だな……」<br />巨乳の細身の少女は頭を掻きながら、他の試合を見続けた……<br />明日、全ての予選が終わる……<br />
- Re: セカイ戦記 ( No.123 )
- 日時: 2016/04/04 20:53
- 名前: 彩都 (ID: 4mrTcNGz)
「最近、コウが強くなっている気がするんだが……?」
リクはコウの部屋で言った。
「何でだよ?俺は普通のニンゲンだぞ?」
「いや──だって普通一撃で相手を気絶出来るか?普通は何撃も与えないといけないぞ?」
「そうか……?」
そう言いながら、リクはベッドの上で、上辺を見る。
コウは椅子に座りながら、話を聞く。
「──まぁ、強くなるのは良いんじゃないか?≪ヤツラ≫だって多く倒せると言う事だ」
「確かにそうだけど……その前にモコを救う為に闘技場を優勝しないといけないな」
「そうだなぁ……」
リクはそう言いながら、立ち上がる、そしてドアを開ける。
「んじゃ、俺は帰る」
「そうか、分かった、また明日な」
「あぁ、『Hグループ』優勝しろよ?そして、本選で戦おう」
「おう!」
コウは大声を上げて、リクは頷いてから外を出た。
コウは明日の決勝戦の為に早く寝る事にした。
「今日も『裏闘技場』には来ないんですか……?」
仮面の男は夜空を見ながら、思う。
(あまり来ませんねぇ……飽きてきたのでしょうか……?)
少し呼吸を整えてから周りを見ると、ディゲスが現れた。
「あの時はよくもやってくれたなぁ……仮面の男──やり返しに来たぜ──」
「……喧嘩ですか?喧嘩は中でしません?面白そうですね──観客の大歓声の中、私に勝てますかね?」
そう言うとディゲスはキレる。
「てめぇ……俺が勝てば、仮面の正体を明かしてもらうぜぇ?」
「?そんだけでいいんですか?私を殺さないんですか?」
「それもいいなぁ……だったら、お前が勝ったら、俺は『裏闘技場』に参加しない」
「えぇ、良いですよ、勝てればね……」
二人は『裏闘技場』の中に入って行った──
「早くして下さいよ」
「ゼハァゼハァ……何だよ、アイツの身体能力は……?スーツで身体能力が下がってると思いきや、下がっていないってな……」
「逆に貴方、弱くなってません?去年なんかはこれだけ動いても息切れ一つしなかったのに──今は女遊びに体力を使ってるんですか?」
そういうと、ディゲスはもっと怒る、そして、巨大な拳を仮面の男にぶつける、だが、軽やかにその拳を避ける。
「遅い」
そう言って、ディゲスの頭の上に乗って、笑う。
「矢張り……貴方は弱くなっている、完全に──」
「うるせぇ!俺は……俺は強い!」
そう言いながら、連続パンチを発動する、だが、全て仮面の男は避けた後、ディゲスの拳に触れる。
「貴方の拳を握る力が減っている──つまり、貴方は自堕落な生活をしてきたのです」
「うるせぇ!それはお前以外言わない!」
「私だから言うんですよ、強者を求める私は最強の人物を求めています──私は私より強い人を探しているんです、その為にこの『裏闘技場』を作りました、まぁ、最強のニンゲンを創る計画もありますが……」
「お……お前──一体何者なんだ……?」
「私?私は普通のニンゲンです、ただ、平凡のニンゲン、ごくごく普通のニンゲン、ただ、それだけ、そしてただ単に強くなってしまっただけです──だから、貴方は普通のニンゲンに勝てないだけなんです、平凡以下の筋肉が有るニンゲンなんですよ、肉壁の大きい、ね……」
すると、一気に怒りのゲージが溜まる。
「何だと……肉壁の大きい──平凡以下──?ふざける──!?」
『ふざけるな』と言った瞬間、仮面の男は腹部に大きな一撃を与える。
「カッ──ハ……」
そして、ディゲスはぶっ倒れる。
「これで終わりですね……今回も私に勝てる相手は居なかった──誰か、この巨体を外に放り出して下さい──ちゃんと、もう『裏闘技場』に来れない様にしておいて下さい、この人は除名です」
「分かりました、『裏闘技場』への除名と永久出入り禁止ですね?」
「えぇ、そうしてくれると助かります」
スタッフにディゲスを渡して、仮面の男は額の汗を拭う。
これで仮面の謎は防げました……助かりましたね。
そう思いながら、仮面の男は控え室に向かった。
翌日──
「ふあぁ……もう、朝か……」
コウは目覚める、そして服を着て、リク達の目の前に現れる。
「よう、二人共」
「あぁ、お早う、今日は全ての戦いが決まるな!どうなるだろうなぁ……?」
リクが言うと、コウが言う。
「俺だって今日勝って、そして、『闘技場』優勝を狙うぜ!」
「いや、優勝するのは俺だ!」
「何をぉ〜?」
そう言いながら、二人は張り合っていく──すると、細身の巨乳の少女が現れる。
「うんうん……喧嘩する程仲がいい……まさにその体現だな」
そういうと、コウは言った。
「前から仲は良いけどな」
「そう言う意味じゃないんだけどね……まぁ、いいわ、決勝戦、大健闘しましょう?」
「──何で大健闘なんだ?」
そう言うと、少女は言った。
「私を含め、強い出場者が集まるんだけど何故か『Hグループ』が多いんだよねぇ〜」
そう言いながら笑う少女、その話を聞いて、少し驚くコウ。
俺のグループがそんな強そうなグループだったとは──逆に燃えてくるじゃねぇか!
そう思いながら、コウは前に進む、少女も前に進む──16人の内、本選に出る8人は誰になるのだろうか……それは誰にも分からない……
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