複雑・ファジー小説

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セカイ戦記
日時: 2016/05/17 18:57
名前: 彩都 (ID: lKhy8GBa)

ーーぼくは戦うーーこの汚れたセカイとーー

二作目の投稿です。
初めての方も知っている方も初めまして、彩都と申します。
気長に投稿します。
今回は歴史ファンタジー…かも…
という事で宜しく

登場人物
今作は先にキャラ紹介をさせていただきます。
主人公
トゥダ・リク 男
このセカイは名前に意味は無く、名字・名前や逆に名前・名字は無く、名字・名字、名前・名前となっている。
リクは名前・名前。
リーナ・ユリ 女
名前・名前。
妖精で回復の魔法を使う。
リクの仲間。
リヴェレット・モコ 女
名前・名前。
攻撃系の魔法を使う。
ユリは貧乳だが、モコは巨乳。
何時も箒に乗っている。
ショウ・コウ 男
名前・名前。
肉弾戦が得意な仲間。
魔法では倒せない存在には肉弾戦が良いとされている。

ジェネレッド・D 男
?・?
リクの仲間だが何者かは知らない。
敵かもしれない。
Dは物語の中心に近い。
サルウ°ァ・ティル 女
名前・名前。
名前の言い方は秘密。
大きな剣、真剣簪(かんざし)を使う。
大きさは約三メートル。
サワラビ・ユウ
名字・名前。
遙か遠く、キョクトウのニホンの人間。
彼も何者かは分かってない。
何時も一人で行動している。
薙刀の師範代を務めている。
μ
記号。
名前を持たず、施設で使われていた記号を使っている。
戦闘力は圧倒的に強いが、カロリーが切れるとすぐ戦闘不能になる。
白いジャージに白い肌、髪は無く、オールバックの様な角を生やしている。

用語解説
魔法
魔法は体内に眠る魔力を燃焼させて、魔法を扱う。
キンキなる魔法も存在する。
キンキなる魔法は使うと死んだり、植物人間になったりする。
存在
セカイ戦記における敵。
魔法で倒せる奴や肉弾戦でしか倒せない者もいる。
肉体の一部分が膨らんでいたりと『異形』の存在。
ゾンビの様に意志は持たず、人間を襲う。

セカイ
混沌としている。
その混沌のせいで存在が出来たと言われている。
舞台的に言えば、『北斗の拳』の世紀末ワールドに近いです。
存在が色んな所でばっこしている。
妖精
見える者もいれば見えない者もいる。
リク達のメンバーは見える奴が多い。
見えない者は眼鏡を使ったりする。
だが、眼鏡も法外な値段が多い。
傷の手当や回復が得意。
回復は魔法に当たるので、妖精は無意識に魔法を使っている事になる。

『リク…貴方は希望の仔…貴方は奇跡の仔…貴方は私と**の仔…お母さんが居なくても頑張るのよ…』
「お母さん!!」
そう言って、母さんは燃え盛るセカイから、燃えた。
跡形もなく、消えた。

セカイ戦記 序章 、『運命』の仔

俺はトゥダ・リク。
男、十六歳。
《ヤツラ》を始末する者。
《ヤツラ》とは、前々からこのセカイに現れた敵だ。
コイツ等のせいで俺は母を亡くした。
俺はコイツ等を駆逐する為に仲間を探している。
俺は仲間探しの為に故郷を捨てた。
そして俺は前へ一歩、踏み出した。
少し歩いて着いたのは、妖精の世界、フェアリアだ。
そこで俺は水浴びをしているビキニの女性を見つけた。
「おーい!妖精王に会いたい!道案内してくれ!」
ビキニの女性は羽を生やしてこちらに来た。
どうやら妖精らしいが、背は俺の胴体位だろう。
「貴方、妖精王に会いたいの?今は会えないわ、会うの止めたら?」
「俺は《ヤツラ》を駆逐する為に妖精王に力を借りに来たんだ、止める事は出来ない」
「分かったわ、じゃあ貴方の仲間になるから会うのは止めてくれない?回復も出来るから旅には最適よ」
「良いのか?」
「良いわよ、私の名前はリーナ・ユリ、宜しく」

「俺はリク、宜しく」
こうして、人間、リクと妖精、リーナの出会いだった。

「なぁ、リーナ、この水は人間でも飲めるのか?」
そう言って、リーナが浸かっていた水を一掬い、口に近づける。
「ダメッ!!!!!」
リーナの止めは既に遅し、もう口に含んで、喉を鳴らした後だった。
「ん?どうした?リーナの汗が入っているから、飲むなってか?大丈夫だろ…」
リーナは言う。
「いや、そうじゃなくて…人間は此処の水飲むと、人間には毒だからって…」
そう言うのと同じくして、リクは気絶する。
「リクッ!?」
リーナはビキニのまま、、リクを長老の所へ連れていった。

「んー、ユリ…」
長老は重い口を開いた。
 ・・・・・・・・・・・・
「こやつには毒その物が無い…これはどういう事じゃ?」
「えっ…?」
リーナは驚いた。
人間で泉の水を飲んだのは大抵、必ず死ぬ、最悪死ななくても毒の後遺症が残るのに…。
リーナにとって、この事は不思議で不思議で意味が分からなかった。
すると、リクが目覚めた。
「う…うーん…此処は…何処だ…?」
リクはすぐさま、リーナを見つけた。
「リーナ!此処は何処だ!?俺は何故此処に!?」
リクは慌てて周りを見やる。

「落ち着くのじゃ、少年」
と、長老が止める。
長老は、リクが倒れて此処に来た事、此処は妖精の村と長老である事を話した。
「全く信じられん話だが、俺が記憶を覚えていないんだ、リーナ有難う」
「良いよ、リクって見た目に反して軽いんだもん」
そういうリーナに驚くリク。
「お前さん知らんのか?妖精は小柄だが怪力だぞ?」
その事を聞いて驚く。
妖精は力が凄いんだ…。
リクは新たに情報を頭に叩き込んで、立ち上がる。
「良し、行くか」
長老はリクがすぐ立ち上がった事と同時に驚くが、どこかへ行く事にも驚く。
「待て、お前さん、今から何処へ行くのじゃ?」
長老が聞くと、すぐさま言った。
「隣町だよ」
「隣町には《ヤツラ》が要るのじゃぞ!!」
長老は止める。
それに対しリクは。
「大丈夫だよ、そいつ等は始末屋であるこの俺に任せな!

そう言う台詞に驚く長老。
まさか、《ヤツラ》を倒す力を持っているのか…。
そう思っていると、二人は出発していた。
長老の声は空しくも聞こえなくなった。
こうして、傷が回復したリクとリーナは旅を開始するのだった。
次の町は何処へ行くのか…それは誰も分からない…
序章終了 第一章へ続く…

セカイ戦記 第一章 運命の仔の戦闘

妖精の世界、フェアリアの隣、戦争の世界、バトランゲージは存続の危機に瀕していた。
バトル王宮最上階国王の部屋。
「ひいぃぃ!!まっ待て!話せば分かる!金ならたんまり有る!だから見逃してくれぇ!」
「…………」
バトランゲージ国王、マイルは謎の生命体と話していた。
生命体は体を包帯で巻かれている者やジリジリと追い詰める者も居た。
ただ、生命体には共通点が幾らか有った。
一つ目は全員、肌が腐敗した色になっていた、具体的に灰色。
二つ目は口を大きく広げ、涎を垂らしている事。
そして三つ目は…
喋らない事だ…
何故喋らないのか、各国で議論されるが、喉が使い物にならないが妥当とされてきた。
生命体の過去の姿は、人間だった。
数十年、数百年経っても、この生命体は存在してきた。
そして生命体はゾンビの様に感染する。
今もそんな生命体から避、難する人間の中に反旗を翻す存在も居た。
その名は『退治者』と呼ばれる事になった。
その人物は生命体を倒す程の力を持っていた。
そんなリクも『退治者』の一人だ。
そして『退治者』達は、生命体に名を付ける事にしたのだ。
その名は《ヤツラ》となったのだ。

※小説のレスを消さないで下さい。
消しても無駄なので。
何か気に食わないなら、書き込めば良いじゃないですか、何でそんな事が出来ないんですか?
他人様の小説を消して、ナニが満足ですか?
彩都の小説のレスを消す事に何の意味があるんですか?
出来ればそれを書き込めば、彩都も納得します、なので、消さないで下さい。
困るのはこの小説を読む読者様なので。

コピペしていますから、消しても無駄ですよ?

Re: セカイ戦記 ( No.241 )
日時: 2017/05/13 21:21
名前: 彩都 (ID: J1W6A8bP)  

「はぁ……アイツ等、こんなに買いやがって……」
コウが自分の病室の中でそう呟く、そして一冊の本を手に取った瞬間、Dの悲鳴が聞こえた、まぁ、何回も聞く破目になるし、どうせモコ関連だろうな、と思いながら溜息を吐く。
それにしてもモコも飽きないなぁ、そう思いながら布団の中に潜って、睡眠をとる──

「あー足が痛いぜ……」
リクがそう言って、脹脛(ふくらはぎ)を叩く、コウの本へのツッコミを正座で聞き続けた為、足が痺れて痺れて仕方無いのだ。
「あんなに怒らなくても良いじゃん……!」
膨れっ面でリーナが言うと、リクは頭を垂れながらリーナに言う。
「だけど、俺達が悪いのも事実だし」
「うっ……確かにそうだけどさぁ?流石にあれはやり過ぎじゃなぁい?」
リクの言葉に対し、リーナは口を尖らせて言う、まぁ、流石にやり過ぎ、という意見も確かにあるが……と、その時だった、Dの悲鳴が聞こえた、何だ、モコ関連か、と二人は頷いて、溜息を吐く、懲りないなぁ、二人はそう思いながら、布団の中に入って、寝る準備をし始める、Dがどうなったかは明日聞こう、二人はそう思いながら睡魔に襲われる──

翌日──逸早く起きたのはリクだった、リクは虚ろな目で周りを確認し、隣に寝ているリーナを確認する、まだ寝ているな、っと、その前に今は外が明るいか、明るくないかを確認しないとな、と、リクは思い、リーナが起きない様にベッドから出、カーテンを少し横にずらし、窓越しから外を確認する、外は薄っすらと青色を帯びていた、何だ、早朝か、とリクはそう判断し、その場で体を伸ばしながら欠伸をする、結構早くに起きたな、そう思いながら、顔を洗うべく、病室を出る──

リクはシンクがある給水所に向かい、顔を洗おうとした、だが昨日のDの悲鳴の事が地味に気になったので、モコの病室に向かってから顔を洗おうとした、そしてモコの病室前に近付き、静かに戸を横に引いて、病室内を確認した、モコもDも寝息を立てながら、横になって寝ている、一見普通の光景だが、ある一つの出来事さえ除けばの話だ、それはDの腕を枕にして寝ているモコを除けば……だった。
えっ?アイツ等そこ迄仲良くなったっけ?えぇ!?Dの腕を枕にする程モコと仲良くなった!?昨日今日で何が起きた!?ってか、昨日の悲鳴を聞く限り、Dが不運な目にあっているよね!?えぇ!?俺達が寝ているたった数時間で何が起きたんだ!?リクはそう思いながらモコとDの病室から離れる──そしてシンクがある給水所に早足で向かった──
えーと、何なんだよ何なんだよ、アイツ等!?何だかんだで恐ろしい!リクはそう思いながらシンクがある給水所に到着する、そしてリクはシンクに向かい、蛇口を捻って水を出す、そして手で器を作って水を溜め、一気に顔にぶつけ、眠気を覚ます、眠気なんかDの腕を枕代わりにしているモコを見て、吹き飛んでしまったが。
あーそれにしてもたった数時間で何が起きたのか?それだけが恐怖だな、と思いながら顔に水を何回もぶつけながら小さな眠気さえ吹き飛ばしていく、まぁ、これで充分だろ?と思いながら濡れた顔を自分が着ている服で拭う、とりあえずはこれで充分だな、と思い、シンクがある給水所で水分補給をする、この水、中々に綺麗な水を使用しているな、と思いながら、一杯、また一杯とお代わりして水を、水分を体の中に補給していく、生き物は寝ている間に汗を掻くので、ちゃんと毎朝コップ一杯分以上の水分補給をしなくてはならない、リクは三杯、コップの中の水を飲み、満足する、これで充分かな、後は久し振りに体を動かすかな?そう思いながらシンクがある給水所を背にし、その場を離れようとした、するとガラララ、と自分の背後から引き戸が横に引かれる音がする、一体誰だ?と思いながらリクはその場から振り向いた、すると其処に居たのはバスタオルを体に巻いただけのバスタオルが取れたら全裸のユリーカだった。
「…………」
「…………」
「……何だ、ユリーカか」
二人は沈黙した後、仕方なくリクが声を発す、するとユリーカはリクの肩を掴み、肩を、頭を揺らしながらリクに言う。
「何で興奮しないのよ!?アンタ男でしょ?逆に私みたいな女性を襲う立場じゃない!?ってか、何でそんな冷静なの!?」
ユリーカの質問の連続にリクは『あー、頭が、脳味噌が揺れる……』と言って、気分が悪くなる。
「あっ、ゴメン……だけど何で興奮しないかを聞きたい!」
「えぇ!?そこぉ!?どうでもいいじゃないか……」
リクはそう言って冷や汗を掻く、何だろう、すっごくめんどい事が起きている事が理解出来たリクは静かにユリーカに言う。
「ていうか男ってそこ迄女に興奮しないぜ?興奮するのは性欲が多い人だけだろ?」
「それじゃあ、リクは性欲が少ないって事?」
リクの発言を聞いて、ユリーカは要約して言う、ユリーカの発言に対し、リクは静かに頷く
「まぁ、そういうこった、あぁ、因みにこの出会いは出会っていない物として扱うから、お前もなるべく忘れる様に」
リクはそう言ってその場から離れる、『わ、分かったわよ!口外したら殺害してやる!』と言って、ユリーカは引き戸の中に入っていく、流石にユリーカの姿を見て、ムラッと性欲が少し湧き上がったのは口外しない方が良いか、と思い、リクはリーナの居る、自分の病室へと戻る──早くユリーカと出会った事を忘れないとなぁ、そう思いながらリクは自分の病室に戻る──

Re: セカイ戦記 ( No.242 )
日時: 2017/05/13 21:21
名前: 彩都 (ID: J1W6A8bP)  

「……ん?俺、何時の間にか寝ていたのか……」
Dがそう言って目が覚める、そして片手の方に謎の重みがあるので、片手の方に顔を向ける、その手にはモコが寝ていた、すやすやと気持ち良さそうに。
「……えっ?」
状況が読み込めず、驚いたが、と、とりあえず、自分の腕にモコが寝ている事だけが理解出来た、そしてDは理解した後、ゆっくりと腕からモコの頭を外し、ベッドから立ち上がり、その部屋から離れる。
良かった、流石にドアに鍵は掛かっていないようで、すぐに部屋から脱出する事が出来た。
そしてDは水分補給する為に給水室に向かう。
「はぁ、それにしても汗を掻いたり色々な出来事が起きて水分補給が出来ていなかった気がするな……」
Dが独り言の様にそう言って、給水室に入る、其処には下着姿のユリーカがいた。
「…………」
「…………」
二人は無言になった、そしてユリーカが無言の中、言葉を発した。
「何だよ?」
「……いや、そういや俺とアンタの初めての出会いもそんな感じだったなぁって思ってな──」
Dがそう言って給水所でコップを取り、水をコップの中に注ぐ、そしてユリーカが話し始める。
「確かにお前との出会いはそんな感じだったなぁ……」
「だろう?」
Dは水を飲んで、そう言う、次にユリーカが言う。
「だけど、お前はそもそもとして微動だにしなかったな……どんだけ冷静なんだよってな」
「そりゃそうだろ、目の前に全裸、欲しくは半裸の女性が居たら何も出来ずにツッコミも出来ねぇよ……」
Dはそう言って、溜息を吐く、当時の事を思い出し、溜息しか出ないようだ。
「あはは……」
ユリーカは微笑みながら頬を掻く、そしてDが水分補給をし終わった後、ユリーカが言う。
「なぁ、D、お前……」
「何なんだよ?」
「リクやコウの仲間になるんだろう?だから寂しいんだよ、お前ぐらいだよ、私と戦って、無傷や本気で楽しめるのは……」
「……フッ、何を馬鹿な事を言っている、俺は親父の知り合いを殺害した存在を殺害する迄自由の身では無い、殺害が終わってからだよ、俺の自由ってのは……全部全部終わってから此処に戻って来てやるよ、だから暫し待てってな」
ユリーカの言葉にDは諭す様に語り掛ける、そしてユリーカが言う。
「そうか……だったらこの『セカイ』から出る前に少し戦わないか?流石に戦わずに出て行くのは心細い、だって私は『この『セカイ』最強の女、ユリーカ』だぜ?『この『セカイ』最強の男』にでも勝ってしまうんだぜ?だから色々な存在と戦っても勝ち続ける保障は有ると思うんだ、だから最後の時に戦わないか?」
ユリーカの言葉を聞いて、Dは上を見ながら返答する。
「ん?いや、止めておくわ、だって『この『セカイ』最強の女』なんだろう?だったら俺が戦っても一緒だ、『敗北する』、だろう?」
「さぁ?お前、最初戦った時、『闘技場』でした、『覚醒』ってやってないじゃん?逆にその『覚醒』を使えば私に勝てるんじゃないか?」
げっ、見られてたか……とDは思いながら溜息を吐きながら説明する。
「ばぁか、リクと戦った時は仕方なく使用しただけだよ、だから普通の戦いでは使用しないんだよ、なので『覚醒』は使用しなかった、単純にそれだけだよ、だからお前と戦う時でも使用しないっつーの」
Dはそう言って給水室を出る、そしてDはユリーカに言う。
「だけど……お前みたいな強い奴と一回戦えて良かったぜ、今度から敵をお前と比較する事が出来るからな」
「へっ!何でぇ何でぇ、嫌味みたいに聞こえるぜぇ?」
「ほう?じゃあそう取れば良いじゃないか、ユリーカよ、それじゃあまた会える日迄、ちゃんと生きて、俺と戦ってくれよ?」
Dの発言に対し、ユリーカが静かに言う。
「へっ!また会える日ぃ?そんなの関係ねぇ!『お前の心の中に私の記憶がある限り、また会える日は毎日なんだ』ぜ?毎日会えるんだぜ?また会える日なんて毎日あるんだからそんな事言うなよ!」
ユリーカの発言を聞いて、Dは鼻で笑って発言する。
「ハッ!確かにそれもそうだな──少し元気になったよ──それじゃあユリーカ、実物で実体でまた会える日迄ちゃんと生きろよ?」
「おっと、それは反論出来ねぇな……あぁ、お前も元気に生きろよ?私だってもっともっともーっと強くなってお前と戦いたいぜ!あっ!その時には『覚醒』も使用しろよ!」
Dの発言を聞いて、ユリーカが言い返す、ユリーカの発言を聞いて、Dも返答する。
「あぁ!その時にはお前より強くなってやる!『覚醒』を使わずに勝てるレベルに迄なぁ!楽しみにしとけよ、戦闘好きぃ!」
Dがそう言うと、ユリーカは口の端を上げて笑いながら発言する。
「へっ!私だって『気』を使用せずに勝ってやるよぉ!楽しみにしておけよ、復讐者!」
「ハンッ!楽しみにしてやるよぉ!」
Dはそう言って、給水所を出る、すると一筋の涙が頬を伝う、どうして目から涙が流れているんだ?感動も何もしていないのに?Dは不思議そうにそう思いながら自分の寮へと戻る──
「…………」
ユリーカはシンクに座って静かに水を飲んでいた、すると目から一筋の涙が流れている、どうして私は涙を?ユリーカはそう思いながら涙の理由を探す、するとその理由はあっさり見付かった、それは『戦ってくれる存在が消えて悲しい』という感情だった、戦っていた相手が急に消える、この虚無感にユリーカは無意識に悲しんでいたのだ。
「こんなんで泣けるなんて……私もまだまだ未熟だなぁ」
ユリーカはそう言って涙を拭う、そしてその場で静かにまた泣き始める──この虚無感を癒してくれる存在は居るだろうか?そう思いながら──

Re: セカイ戦記 ( No.243 )
日時: 2017/05/13 21:22
名前: 彩都 (ID: J1W6A8bP)  

「ふあーあ……良く寝たぁ」
コウはそう呟いてその場で起き上がる、そして左腕の確認をする、少しずつだが、引っ付いている感覚を覚える、よしよし、これで残り数日で完治するな、コウはそう思いながら水分補給をする為にベッドから降り、給水室へと向かう。
「まぁた、ユリーカと対峙しない様にゆっくりと向かうか……」
コウは欠伸をしながらそう呟いて、ゆっくりと歩く、そして給水室に向かう角を曲がった瞬間、女性のすすり泣く声が聞こえ、コウは少し恐怖した。
「た、確か此処は病院、つまり死んだ女性の霊が……!そんなもんに怖がっている暇はねぇ!と、とりあえず、急いで見るのがいいな!よし!コウ、行くんだ!走って確認、1、2、3!」
コウは自分を鼓舞して、走って声がする方、給水室へと侵入する、すると其処には下着姿のユリーカが地面にへばり付きながら泣いていた、えーと、どういう状況だよ、これ?コウはそう思いながら頭を掻く、何だ、幽霊じゃないのか、安心したぜ、心の中でそう呟きながら、コウは下着姿のユリーカに話しかける。
「お、おーい?コウだけどー?ユリーカさん、話出来ますー?」
「ふぇ?……ってコウ君!?って今の私の格好!」
コウの声に反応したユリーカは少し泣き止んだ後、自分の格好にツッコミを入れた、それもその筈、ユリーカは下着姿なのだ、そして目の前には好きな男性、好きな男性にこんな姿(下着姿だが)を見られて、恥ずかしくない、と言うのが可笑しな話になるだろう、ユリーカは急いで自分の両手両足で隠せる範囲の部分を急いで隠して顔を赤らめながらコウに言う。
「……見たでしょ、私の下着姿!?」
「うん、見たけど?結構可愛いじゃねぇか、隠さなくても良いんじゃないか?」
コウがそう言うと、コウの顔面を『気』を纏わせた平手で叩くユリーカ、コウは『気』を顔に纏う暇すらなく、給水室の壁に顔面から突っ込む。
「へぶしっ!?」
「あっ」
壁に顔を埋まらせたコウを見て、やってしまった、と心の中で思うユリーカ、ユリーカは急いでコウの顔を壁から抜く、コウの顔面は赤くなっており、鼻血が出ていた。
「あいたたた……急に『気』を纏って叩くなよぉ、驚いたじゃねぇかぁ、顔面が壁にぶつかった瞬間、何とか『気』を纏ったお陰で骨は折れなかったが……あまりにも恥ずかしいからって、あまりにも大ダメージ過ぎるぜ?」
鼻血を出しているコウはそう言って、ユリーカを叱った後、鼻血を急いで止める、案外鼻血は出ず、心の底から助かったコウ、これ以上血を抜いてしまうと貧血を起こすかもしれないからだ。
「んあー、えーと……あのさぁ、何でお前は泣いていたんだ?その理由が知りたいんだけどぉ?」
コウがそう言うと、そう言えば体を隠す前に私は泣いていたな、とユリーカは思い出す、その前に下着姿の自分の格好がとても恥ずかしくて、泣いているのを忘れてしまった、ユリーカはそう思いながら、泣いているのを思い出し、『アハハ……』と笑いながら頭を掻きながらコウに説明する。
「あーうん……話を端折れば、Dが悪いんだけどね……」
冒頭の話を聞いて、コウが怒る。
「何だと!?Dがお前を!?何て奴だ!ちょっとボコって来る!」
「だから話を端折ればって言っているでしょうが!ちゃんと最後迄話を聞いて!」
ユリーカはそう言って、給水室を出、右腕をブンブンと回すコウの足を掴んで静止させる、そして話をし始める。
「うーん、あれは数分前の出来事、私は戦闘好きだ、そしてDも強くて結構組み手したりしたけど、コウ君達の仲間になるからこの『セカイ』を離れるじゃん?つまり私、強いDと戦えないじゃん?だから悲しくて泣いたの、だからDは正確には悪くないんだけど……」
ユリーカの話を聞いて、納得するコウ、何だ、ただの早とちりか、そう思いながら深い息を吐くコウ。
「何だよ、結構焦ったじゃないか、そういう言い方は混乱を招いてしまうぜ?」
コウがそう言うと、ユリーカは『確かに』と呟く、そしてコウは正座していた足を解き、立ち上がる、そして給水室のコップを手に取り、ウォーターサーバーから水をコップの中に注ぎ、コップの中の水を飲む。
「ふむ、つまり、俺の早とちり、ってか……成程、確かにユリーカ、お前は強いもんなぁ、更にDも俺もこの『セカイ』から消えちまう……お前にとっては号泣物だもんなぁ……ん?その前に『この『セカイ』最強の女、ユリーカ』って言うんだから、『この『セカイ』最強の男』ってのもいるんじゃないか?だったらその男と戦えば良いんじゃないか?」
コウの名案にユリーカは静かに返答する。
「その男はDなんだよ、表上はな、裏では私の親父、ブランドだよ」
「はぁ?」
あまりにも聞いた事がある名前を出されてコウは困惑する、えーと、Dは表上では『この『セカイ』最強の男』、で、ブランドが、『この『セカイ』最強の男』の裏である、と……?
「そうだよ、コウ君が思っている事だと思う、そして親父とでは月と鼈(すっぽん)、雲泥の差、提灯に釣鐘だよ、勝てる相手じゃない、だからDと同じ位のレベルを持つ相手がこの『セカイ』から居なくて悲しい、更にこの『セカイ』から離れるから、両方の意味で泣いたって訳」
ユリーカの話を聞いて、コウは罪悪感を覚えてしまう、こんな少女の対戦相手を奪っても良いのだろうか?いや、悪い筈だ、だがその対戦相手を手に入れないと、リクの希望は潰えてしまう……今は心を鬼にしないと……!コウはそう思い、ユリーカに発言する。
「大丈夫だろ?またこの『セカイ』に戻ってくるって!長い期間になるかもしれないけど、待ってればこの『セカイ』に戻ってくるって!期待しておけよ!」
コウはそう言ってユリーカを元気付けてから、コップの中の水を飲み干し、お代わりを入れる、ユリーカは『うん、分かった!』と目をキラキラさせながら返答する、コウは安心しながらお代わりした水を飲み始める──この水、美味いな、そう思いながら──

Re: セカイ戦記 ( No.244 )
日時: 2017/05/13 21:23
名前: 彩都 (ID: J1W6A8bP)  

「それにしても『この『セカイ』最強の男』がDとブランドだったなんて……」
コウがそう呟いて水を飲み干す、するとユリーカがコウに言った。
「まぁ、そりゃそうでしょうねぇ、Dには『覚醒』、親父には『気』があるからね、そして私が今迄見た限り、『私以外にDに勝てたこの『セカイ』の住人は居ない』、とだけ言っておくよ、そして『他の『セカイ』から存在にDは負けた事が無『かった』、その記録を打ち破ったのはコウ君、君自身だけ』なんだよ、いやぁ、今でも驚きだなぁ、君がDに勝ったあの時を……」
ユリーカの話を聞いて、コウは驚いてしまう、まさか俺がDの記録を打ち破ってしまうなんて……コウはそう思いながら水のお代わりを淹れる。
「ふぅん?それは初めて聞いたな、それにしても俺がDの記録を破ってしまうとは……」
「まぁ、いいんじゃない?彼だって『強い存在に負ける』事を存外望んでいたかもしれないしさぁ?」
ユリーカはそう言ってコップを手に取り、ウォーターサーバーから水を淹れて、飲み始める、まるで風呂上りの牛乳を飲むかのごとく、勢いが良い飲みっぷりだった。
「ぷはー!やっぱり水分補給って大事だなー!」
「まぁ、そりゃそうだろうなぁ」
ユリーカの言葉に静かに返答するコウ、コウは左肩を鳴らして左腕を右手で触る、ふむ、ある程度は回復しているな、そして少しずつだが引っ付いている、このまま早く治れば良いが……そう思いながら欠伸をする。
「あぁ、それにしても眠くなってきやがった……もう一回寝た方が良いのか?だけど朝飯もまだだしなぁ……」
コウの言葉を聞いて、ユリーカが返答する。
「それなら一緒にご飯を買いに行くかい?別に『外食はダメ』、とも言われていないし、『病院から抜け出すな』、とも、『買い食いはダメ』、とも言われていないだろう?別に弁当とかを買ってきて、病室で食べたら良いんじゃないかなぁ?」
ユリーカの名案にコウは右手で机に鉄槌打ちをして、『それだ!』と叫ぶ。
「確かに『外に出るな』とも『病院から出るな』とも『弁当を買ってきて病室で食べるな』とも言われていない!何と言う事だ!やっぱユリーカすげぇ!」
コウはそう言ってその場でジャンプする、べ、別にそこ迄の事じゃないと思うんだけど……ユリーカはそう思いながらコウに言う。
「それじゃあ一緒に行くから、ちょっと待ってて?……流石にこの格好じゃあ恥ずかしいし、何よりも……」
ユリーカは顔を赤らめながら自分の格好を見る、そしてコウも顔を赤らめながら横目でユリーカの格好を確認し、『あ、あぁ……』、と呟く、今のユリーカの格好は下着姿だ、ブラジャーにショーツというごく一般的な女性の下着姿である、そんな格好で外に出るなんて自殺行為、というより、恥曝(はじさら)し行為である、そしてユリーカは胸や股間、臀部(でんぶ)を隠しながら服を着に、自分への部屋へと向かう──

流石に未来の嫁さん候補に『下着姿で買い物行こうぜ!』とか言えないしなぁ……もしも下着姿で買い物に行って、他の男性がユリーカの格好に欲情したら、それはそれで腹が立つし──何故なら未来の俺の女、つまり妻になる予定の女だ、人目に見られて恥ずかしい格好なんてさせたくない──コウはそう思いながらシンクに凭れながら水を飲み始める、そして服を着たユリーカが奥から現れ、コウの名を呼ぶ。
「おっ待たせ、コウ君?待ったかい?」
「ん?いや、あまり待ってないぜ?」
コウはそう言って、ユリーカの格好を見る、何時もの短パンに短いシャツ、短過ぎて臍(へそ)が見えている──あんな格好をしてお腹を下さないだろうか?そう思いながらコウはユリーカに言う。
「それじゃあ飯を買いに行くか、そういえば何処で買えば良いんだ?ユリーカのオススメとかあるのか?」
「ん?オススメかい?オススメはこの『セカイ』の料理屋全般だけどなぁ、うーん、でも、どれか一店舗、と言われたら悩むなぁ……うーむ、とりあえず、先に思い浮かべたのは、此処を出て、少し進んだ所にあるお店なんだけどね?今の時間開いているかどうか……?」
ユリーカの話を聞いて、確かに時間の事もあるな、その事を考えていなかった、と思い出すコウ、そしてコウはユリーカに言う。
「あーもう!そんな考えている時間があったら、動いて行って、確認すれば良いじゃねぇか!とりあえず、そのお店に行くぞ!案内してくれユリーカ!」
コウはそう言って、悩んでいるユリーカの悩みを吹き飛ばす、鼻で息を吐いてユリーカは口で溜息を吐く。
「はぁ……確かに今のコウ君の意見の方が今は最前手かも知れないね、それじゃあそのお店に行きますか、じゃあコウ君は私の後ろに着いて来てね?」
「おう、分かった、それじゃあ動きますかぁ!」
ユリーカの言葉を聞いて、コウはその場で少し体を動かして、先に動いて歩くユリーカの後ろ数歩を離れて歩き始める、ユリーカが言っているお店は開いているか開いていないかは行ってみないと分からない──

Re: セカイ戦記 ( No.245 )
日時: 2017/05/13 21:24
名前: 彩都 (ID: J1W6A8bP)  

「ふむ、久し振りに外に出たなぁ、懐かしいって気がするぜ」
コウはそう言って、右手を上げる、するとユリーカが言う。
「アハハ、確かにそうだよね、あぁ、後少しでそのお店に着くからね?」
ユリーカの言葉を聞いて、コウは『やっと到着するのか、もう少し歩きたかったぜ』と思う、二人は朝ご飯用の弁当を買いに病院を出ていた、コウは無断で外出しているので、外出している事がバレたら、どうなるか分からなかった。
そして不意にユリーカがコウに声を掛けてきた。
「あっ、コウ君、手を繋ごうよ?この付近の道路は案外人が通って混雑する時があるからね、はぐれちゃダメでしょ?更に混雑中に左腕にぶつかって痛い目に遭うかもしれないからね」
ユリーカがそう言うと、コウは右手を差し出してユリーカと手を重ね、手を繋ぐ、するとコウは『男女が手を繋いでいる』事に気がつき、心の奥底で恥ずかしくなった、ユリーカも、コウの手が熱くなり、手汗が出た事に気付き、『男女が手を繋いでいる』事に気が付いた、あ……私何やってんだろ?ケッコンしてくれない相手にこんな事をして……変に意識させちゃったらどうしよう?ま、まぁ、コウ君だし、それは無いかもしれないけど……無いかもしれないのが無いかもしれないけれど……ユリーカはそう思いながら内心ドキドキしてしまう、こんなケッコンした夫婦みたいな二人を見て、この『セカイ』の住人は勘違いしないだろうか?そう思いながらユリーカは少しだけだが顔を赤くしてしまう。
コウはそんなユリーカを見て、『やっと気付いたか』と思う、まぁ、恥ずかしいよな、『男女が手を繋ぐ』ってのは、更にケッコンもしていないのに……やべぇ、こっちも意識してしまったら、顔が赤くなりそうだぜ……コウはそう思いながら左手で顔を覆う、左手は折れた時から手を開けているので、すぐに顔を覆う事が出来た。
その様子を見て、ユリーカも『うわぁ、コウ君、顔を赤くしてるよ、完全に照れてるよぉ!』と思うユリーカ、そんなコウを見て、自分ももっと赤くなってしまうユリーカ、ユリーカの顔は段々とリンゴの様に赤くなっていった──

そして少し歩いて、ユリーカが言っているお店に辿り着いた、とりあえず、顔を元に戻してから、弁当を買わないとな、そう思いながらコウは大きく深呼吸をして、息を整えて、店内に向かおうとした、だが、コウはその場で立ち止まって、ユリーカに言う。
「な、なぁ、ユリーカ、こ、これ……」
コウはそう言って、右手でユリーカの言うお店を指差す、ユリーカは静かにコウの指差す方向へと顔を向けると、其処には『休業中』と書かれていた、更に開店時間は今から軽く一時間以上ある。
「…………」
「…………」
ユリーカとコウ、二人はその場で無言になって、その場で立ち尽くす──どうしよう!?完全に『使えない女だな』とか思われてそう!これで完全にコウ君に捨てられるぅ!そう思いながらユリーカはその場で膝をついて、愕然とする、完全に嫌われた、そう思いながらユリーカは頭を垂れた、それに対し、コウは『やっべぇ、まだ開店時間じゃないじゃん、仕方無い、他のお店に行くかぁ』と思いながらユリーカを見る、すると頭を垂れているユリーカの姿を見て、何をしているんだろう?と思う。
「……あの、ユリーカさん?」
「は、はい……?」
コウの言葉を聞くユリーカ、良かった、落ち込んでいるんじゃないのか、とコウは思い、言葉を投げかける。
「ま、まぁ、こう言う事は人生の中で何回も起きるさ、だ、だから顔を上げて、なっ?他のお店でも紹介してくれよ?別に此処じゃなくてもいいさ、他のお店があるんだからな!」
コウはそう言ってユリーカの顎を掴み、強制的に顔を上げさせて、頭を上げさせる、これで元気になって欲しいぜ、そう思いながらコウはユリーカの腕を掴み、立ち上がらせる、『そ、そうだよね、うん……』と呟いて、ユリーカは自力で立ち上がって、歩み始める、そうだよ、他のお店があるじゃないか!何を落ち込んでいるんだユリーカ!全く、後悔しかしないんだから自分!ユリーカはそう思いながら歩みを強くする、コウも『元気が出て、良かったぜ、何とか安心して飯が食えるぜ……』と思いながら、ユリーカの後ろを着いて行く、さぁ、次は何処のお店にしようかなぁ?と、とりあえず、今さっきみたいな出来事が起きない様に開店時間を思い出しながら、向かわないとなぁ、ユリーカはそう思いながら歩を早くして、先に進む、コウは『いきなり早くなったなぁ、つまり『早くなる程元気が出た』、と言う事か……?』と、思いながら、大きく深呼吸して、小走りでユリーカの後ろに着いて行く、そして二人は同じスピードになって、二人はまた、手を繋いで、一緒に進み、歩み始める──そんな二人を見て、この『セカイ』の住人は『熱々だなぁ』と思い、にやにやした──果たしてユリーカが次に目指すお店は開店しているのか、それは行ってみないと分からない──


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