二次創作小説(新・総合)
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- 綴られし日々-作者とキャラの日常-
- 日時: 2022/11/28 20:05
- 名前: 柊 (ID: y98v9vkI)
ついに手を出してしまいました、日常系…!!
注意事項
・クロスオーバー
・クロスオーバーCPあり
・キャラ×オリキャラ、オリキャラ×キャラもあるかもしれない
・当方独自設定あり。矛盾することもあるかもしれない
・キャラ崩壊あり
・キャラの裸族化、不憫化などもあり
・作者が夢女子でもあるので夢っぽい要素(キャラ←←作者)が出てくる。テンションがおかしくなったら大変なことになるので注意
・時々シリアスもあり
・時々キャラ掴めてないかもしれない
・荒らしなどはご遠慮ください。
※スマブラに関して
原作をプレイしていないキャラクターが多々いるためキャラの設定が公式設定と矛盾する可能性大(一応調べます…)
こんな感じの注意事項で『大丈夫だ、問題ない』な方はどうぞお楽しみください!
そうでない方は注意してくださいませ。
タグ
スマブラ、刀剣乱舞、艦これ、アズールレーン、フラワーナイトガール、戦艦少女R、文豪とアルケミスト、しんけん!!、夢王国と眠れる100人の王子様、茜さすセカイでキミと詠う、オトメ勇者、フードファンタジー 、Fate/Grand Order、ポケットモンスター、ボーカロイド、Identity_V、ダンガンロンパシリーズ、School Days
目次
『始まりの158』 >>1-3
『魔法少女騒動〜少女とは言ってない〜』 >>6-9
『小さなお宿-前編-』 >>15-20
『小さなお宿-後編-』 >>21-28
『甘くて美味しい果実』 >>29-35
『うちの長曽祢さんがこんなにも可愛い!!〜ただの主張だ気にするな〜』 >>36-40
『虎と春』 >>46-57
『たまにはきちんと歓迎会を!』>>58-63
『信頼した結果-1-』 >>69-75
『信頼した結果-2-』 >>79-85
『信頼した結果-3-』 >>86-92
一振り目と二振り目の呼び方一覧 >>93
『桜よ、彼女を攫わないで』 >>94-96
『バグにも種類がありまして!?』 >>97-101
『恋に落ちないなんてできなくて』 >>105-111
『練習、裸族講座!』 >>112-116
『悪魔の城は崩れない』 >>121-126
『悪魔の城は崩れ始める』 >>136-140 ※140はおまけになります
『悪魔の城は崩壊す』 >>148-155
∟闇の御子の情報 >>156
『VS闇の御子』 >>160-163
∟厄除けの宝玉の情報 >>164
『赤ずきん☆ラグナス』 >>167-171 ※天悪さんとのコラボ!
『赤い花騎士と銀の騎士』 >>178-179
『私が教えるよ』 >>182-184
『コピペSS』 >>185-186
『癒しとカオスと歓迎会』 >>190-197
『六月の花嫁たち』 >>202-209
『七夕は奇跡に染まり』 >>214-217 ※天悪さんとのコラボ!
『お嬢様()な交流会』 >>221-224 ※天悪さん、琴葉姫さんとのコラボ!
『緊急特番()!刀剣乱舞の大盤振る舞い』 >>229-233
『忍び寄るは光の信者』 >>239-244
『南の島、砂浜騒動!?』 >>248-252
『子どもビーチは危険がいっぱい!〜王様は保護者〜』 >>259-263
『私たちは、きっと。』 >>270-274
『解き明かせ、真実! 1』 >>281-286 ※286はおまけです
『解き明かせ、真実! 2』 >>291-297
『解き明かせ、真実! 3』 >>300-304
『VS神殺しの蟲』 >>307-313
∟神殺しの蟲情報 >>314
『出会いは夢の中にて(第一印象は考えないものとする)』 >>317-321
『ちびノブのお仕事!』 >>324-328
『【柊「空を見上げて『バカな…早すぎる…』ってつぶやいたら」】 >>334-335
『新年は新ジャンルと共に!』 >>340-346
『甘い束縛』 >>352-353
『メンヘラマネジメント』 >>356-358
『にっかりファンタジーUDON』 >>362
『コピペSS、おかわり!』 >>363-365
『手を振り解かれ、手を取って。』 >>369-374
『それぞれの決意と忠義』 >>378-383
『扉問答』 >>390-394
∟ねこじぞーの情報 >>395
『水無月祭の出会い』 >>401-403
『コピペSS、もういっちょ!』 >>408-410
『Real or Dream』 >>411-417
『幼児化☆パニック!』 >>422-428
『似てない二人』 >>434-436
『凄惨なる宴』 >>441-446
『雪の別離』 >>449-452
『年末だ!コピペSS!』 >>453-455
『新たな邂逅』 >>458-462
『決戦前〜医師の罪〜』 >>465-468
『決戦前〜泥棒の偽善〜』 >>469-471
『決戦前〜弁護士の覚悟〜』 >>474-477
※477はおまけです
『決戦前〜庭師の想い〜』 >>480-483
『エイプリルフールで嘘予告SS』 >>486
『決戦前〜学生組の会議!〜』 >>487-489
『レオ・ベイカー奪還戦・1』 >>497-500
『レオ・ベイカー奪還戦・2』 >>504-507
『レオ・ベイカー奪還戦・終』 >>511-514
『やっとできるね! 歓迎会』 >>517-522
『異世界にて、恋に出会う』 >>525-527
『コピペSS、いつつめ!』 >>530-532
『オリキャラご紹介その1』 >>535
『いっそ『大嫌いだ』と思えたら』 >>536-543
※543はおまけです
『困りごとはきっかけ』 >>546-548
『本気になったのはどちらだったのか』 >>549-550
- Re: 綴られし日々-作者とキャラの日常- ( No.344 )
- 日時: 2021/03/22 17:59
- 名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: UK8YjfXC)
瞬間、ステージの前に数人が並んだ。その速さにMORE!MORE!JUMP!のメンバーも少しだけ驚いていた。
並んだのは黒髭(サイリウム六本持ち)、オムライス(サイリウム四本持ち)、ノートン(ポケットから金貨が落ちている)、柊(モモジャン命鉢巻装備+サイリウム二本持ち)だ。その後に篭手切(サイリウム二本持ち)がわくわくした面持ちでやって来た。
鯰尾「早っ」
骨喰「ノートンは何故前に出てきたんだ」
ノートン「一緒に応援しないかと言われてね。せっかくだからと……」
ほわんほわんほわんキャンベル〜
ノートン『え、嫌だけど。なんでやらなきゃいけな』
黒髭『報酬』(袋いっぱいに入った金貨)
ノートン『任せてほしい、完コピでいい?』
鯰尾「見事にお金に釣られてるんですけど」
ノートン「お金なんかに釣られクマー」
クマ「ノートン、それクマのプリチーな語尾クマー!」
そんなコントじみた会話をしていると、曲が流れてくる。
♪アイドル新鋭隊
『More More』
前列「フッフー!!」
『More More』
前列「フッフー!!」
『More More』
前列「フッフー!!」
『More More
JUMP!! 限界超え』
前列「みのり!!」
『完全無欠スターを 目指せ
JUMP!! 元気をシェア』
前列「遥!!」
『負けない者の女神よ』
リズムよく、そしてテンション高く合いの手を入れていく前列(ノートンだけテンションは低めだった)。
『消せぬ絆で結ばれた』
前列「モーモージャーン、命!!」
『我らアイドル新鋭隊』
そこからノートンが第五人格ユーザーから『オタ芸』『荒ぶってる』など言われたエモート【舞う】をする。ちなみに作者もエモート【舞う】を偶然入手したがわりとその通りであった。隙あらばウケを狙ってやりたい程度には。
そのおかげ(?)か、大盛り上がり。四人がポーズを決めると、大歓声が沸き起こる。
みのり「皆さん、ありがとうございます!」
そう言ってみのりはしゃがみ……まさかの黒髭の手を両手で取って微笑んだ。その微笑みに打算などは一切ない。応援や合いの手に対する純粋なお礼だった。
黒髭が固まっているとみのりは次々と前列にいるメンバーの手を取って一人一人にお礼を言っていく。それに倣い、遥たちも同じように手を取り、ありがとうと微笑んだ。
黒髭「この胸の高鳴り……これが」
柊「心不全ですね病院へどうぞ」
ナイチンゲール「治療が必要ですか」
黒髭「アッ問題ないでつ!!」
柊「つかお前どうせ姐さん(フランシス・ドレイク)が一番だr」
黒髭「その口閉ーじろ♡」(銃口向ける)
柊「黙ります」
鯰尾「茶番はそこまでにしておいて、次はμ's!」
骨喰「曲は『きっと青春が聞こえる』。……前列はそのまま待機なのか?」
前列「YES」
骨喰「承知した」
鯰尾「それでいいの????」
そんなことがありつつ、ステージにμ'sが上がり、位置に着くと曲が流れてくる。
♪きっと青春が聞こえる
『素直に追いかけて』
『勇気で追いかけて』
『小さな願いが明日を作る』
九人の歌声が響く。前列のテンションはそれぞれが振るサイリウムの動きで分かった。
歌声もそうだがダンスも素晴らしいもので、全員が見惚れてしまう。
曲が終われば、全員から惜しみない拍手が送られた。特に前列は指笛とかやっていた。ただし柊のみ、『ふすー、ふすー』と鳴ってすらいないが。
穂乃果「ありがとうございます!!」
穂乃果が大きく手を振る。全員がそれぞれ小さく、あるいは大きく手を振った。
ふと海未がある方向へ視線を向けると山鳥毛と日光が拍手してくれていることに気が付いた。特に日光は命の恩人(恩刃)といっても過言ではない。海未が会釈すると二振は気付いたらしく、山鳥毛がニコニコと微笑みながら日光を見た。それに促されたかのように日光もこちらへ会釈を返してくれた。
どうやらそのやりとりに絵里も気付いたらしい。彼女も二振へ会釈すれば今度は山鳥毛が手を振ってくる。
μ'sの面々がステージを降りる。目の前から次にステージに立つりせがお疲れ様! と笑顔を向けてくれていた。
りせ「すごく良かったよ! でも、私も負けないくらいみんなを魅了しちゃうんだから!」
花陽「はわぁあ〜! よく考えたら、久慈川さんの、いや、久慈川さんだけじゃなくてその後は舞園さんやミクさんたちの生ライブ……!?
ううう、すごすぎて気絶しちゃいそう……!」
りせ「ふふ、気絶しちゃダメだよ!」
そう言ってりせは軽やかにステージに上がっていく。
♪True Story
『また今日も 胸の奥 閉ざしたHeart Beat
見てほしい 見せたくない どうどう巡り』
さすがは現役アイドル。ダンスのキレも歌声も見事なものだった。いつものライブや歌番組ならバックダンサーがいるが、それを差し引いても盛り上げるには充分すぎた。
花陽とにこは舞台袖から離れられないでいた。あまりに感動しすぎて。
舞園「ふふ、そんなに見ていると転んじゃいますよ」
花陽「ひゃっ!?」
にこ「ま、舞園さやか、さん!?」
舞園「りせさんが終わったら流れるように私が出る、そうりせさんと決めたんです。だからスタンバイしておかないと」
そう言って舞園はふわりと笑った。二人が舞園の笑顔につい見惚れているとどうやら曲が終わったらしい。りせが戻ってくるのが見えたのだろう、舞園はそれじゃあ、と一声かけてステージに上がり、りせとハイタッチを交わした。
♪ネガイゴトアンサンブル
『きっとShooting Love Shooting Heart
もっと高く 高く──』
舞園もりせに負けず劣らず、『超高校級のアイドル』と称されるのも頷けるパフォーマンスや歌声を惜しみなく披露した。
次に出るのはミク。彼女は少しだけイソップを探すがどうやら見つからなかったらしい。けれどしっかりと前を見て、流れてくる曲を耳にする。
♪白い雪のプリンセスは
『鏡よ鏡よ鏡さん 世界で一番可愛がるのはやめてよ 棘のような視線迫る』
緑のツインテールが揺れ、楽しそうに歌う彼女に全員が魅了されていく。軽やかなステップが彼女の心境を表しているようだ。
最後のポーズを決めると、拍手が響いた。
彼女は息を吐いて手を振りながらステージを降りると舞台袖にはりせと舞園、μ'sの面々やMORE!MORE!JUMP!の面々もいてお疲れ様、と笑顔を見せてくれた。
そのままついお喋りに興じていると次の出番である那珂がステージに立ったのだろうか。曲が鳴り始める。
♪白い雪のプリンセスは
ミク「あれ?」
舞園「同じ曲、ですよね?」
みのり「間違えちゃったのかな?」
真姫「でも、少し低めじゃない?」
りせ「確かに……って、あれ!?」
りせがステージを指す。全員がそちらを見れば立っていたのは那珂ではなく、小竜、シャルルヴィル、そしてハムレットの衣装を着たままのイソップだった。イソップだけはげんなりしているが曲は止まらない。
白い雪のプリンセスは、改め。
♪アナザー:白い雪のプリンセスは
『鏡よ鏡よ鏡さん 世界で一番可愛いお姫様
どうかこの僕に預けておくれ』
『ノゾんだセカイへ誘う 招待状を君に送る』
『優しい彼女との [笑み]』
三人が歌うと何人かの女性たちは完全にそちらに気を取られている。その中の一人にミクがいた。彼女の視線はイソップに釘付けだ。
その内、曲は終わりに近づく。するとシャルルヴィルと小竜が舞台袖にやって来てミクをステージの上に連れて行く。
残りは全てイソップが、それもミク相手に歌うという彼女にとってはとんでもない演出をするためだった。あまりのときめきにミクは顔が真っ赤になり、目がぐるぐると回っていた。
曲が終わると同時にイソップがミクの手を取り、跪くというまさしく王子が姫にするような演出で終わり、あちらこちらからヒューヒューと鳴っていた。
- Re: 綴られし日々-作者とキャラの日常- ( No.345 )
- 日時: 2021/03/22 18:04
- 名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: UK8YjfXC)
その後、那珂の出番がやって来て柊と黒髭が「那珂ちゃんの時は私が最前列って決めてんだよぉおおおおおお!!」「なーに言ってんの拙者が最前列なんでwwwプギャーwww」と争っていたが最前列で二人並ぶという結論に落ち着き、那珂の歌う『恋の2-4-11』を堪能していた。
そして次はVivid BAD SQUADによる『RAD DOGS』……の、はずだった。
鯰尾「さあどんどん行くぞー! 次はVivid BAD SQUADによる『RAD DOGS』……」
♪既成事実
鯰尾「え???」
ち ょ っ と 待 っ て ♡
ナレーションの記憶が間違えでなければこれは確かデッドボールPによる『ちょっとアレな曲』の第一作目であったはず。一体なぜ。
ざわざわと会場がざわめいているとヒャッハー!! とステージに出てきたのは何故かミクのコスプレをした誠、澤永、クマ吉であった。
誠「待たせたな女の子たち!!」
澤永「俺たちの美声に惚れ惚れしてくれ!!」
クマ吉「ちなみに次の出番だったビビバスの子たちはちょっと眠ってもらいました!!」
こ い つ ら 。( ˙-˙ )スンッ
鯰尾「色んな意味で何してんの???」
骨喰「早急に無事か、なおかつ体調に異変はないか確認させる」
『わん! つー! わんつーさんはい』
鯰尾「ちょ、勝手に歌うな」
『にゃんにゃんしよ! いっぱいしよ! にゃんにゃんしよ! いいでしょ?』
長義「こら」
『ねぇいいでしょ? ねぇいいでしょ? お願ーい!』
三人「我慢しないで たくさん 出させて♪」
南泉「もう黙れお前ら」
ノリノリで歌う三人に「お、おう」となるしかない会場。純粋な子たち? 南泉主導の元、離れた部屋に避難させました←
しかしこれは元々別のとは言え、ミクの歌う曲だ。その上、割とギリギリなミクの絵がいつの間にかスクリーンに映されている。(鯰尾と骨喰、長義が投石ではっきり見えないようにはしているが)ちらりとミクを見れば先ほどとは違う意味で顔が真っ赤になり、涙目である。もう可哀想にも程がある。
イソップ「何やってるんですかねあの人たち……」
ガシャ、と音がすると床から棺桶が迫り上がってくる。その中には一体の人形が入っていた。
小竜「凄いね、それどうなってるの?」
イソップ「僕にも分かりかねます」
小竜「ええ……」
イソップ「それより小竜さん、ステージの近くにボンボンがいるはずなので今から言うことを伝えてください」
小竜「いいけど……」
イソップが手短に、それでも正確に伝えると小竜がすぐにボンボンを探しに行く。その間にも彼は化粧道具で人形に化粧を施していた。
シャルルヴィル「凄いね、まるで本人だよ」
イソップ「とりあえずもう二つ仕上げますか」
シャルルヴィル「何か手伝う?」
イソップ「ミクさんの絵をぶっ壊しといてください」
シャルルヴィル「とりあえず見られないようにしておくよ」
イソップ「お願いします」
イソップは手を止めない。慣れもあり、あっという間に人形たちは完成していた。
ステージに向かって手を挙げる。すると。
ガードNo.26「ゴキンセイデスゴキンセイデス、成敗シマス」
三人「ゑ???」
ステージに上がってきたボンボンがボコン、ボコン、ボコンといつものバットではないもののそこそこ威力がありそうな音を立て、三人を気絶させていた。すると三人の姿がまるで泥のように溶け始める。
慣れていない者から悲鳴が上がったがイソップは気にしない。目の前の棺桶もどろりと溶け始めたからだ。そこにちょうど戻ってきた小竜、シャルルヴィルが合流する。小竜がいるだろうからと持ってきた縄を持ち、スタンバイした。
誠「いててて……」
澤永「な、なんだぁ?」
イソップ「少し、反省しましょうか」
クマ吉「えっ」
ピシャ、と縄を鳴らす。それに何をされるのか分かった三人が逃げようとする、が。小竜とシャルルヴィルもいる。後は、もうお察しの通り、逃げることなど三人にはできなかったのだった。
その後、三人は歌仙、長義、南泉に説教されるのだがこれはまた別の話である。
本当に眠らされていただけのビビバスの四人が改めてステージに上がる。曲が流れ始めた。
♪RAD DOGS
『ヘッドホン外して 一人きり歩く街
迷っているのか? 間違っているのか 知らない場所みたいだ』
四人の歌声が響く。クラシック音楽にストリート音楽を落とし込んだ曲に引き込まれる。ラップ部分も難なく歌い上げ、ストリート音楽に触れたことのない者たちの気分も上げていった。
終わる頃には歓声が上がる。それに気分が良さそうに笑う東雲彰人と、小さく微笑む青柳冬弥、笑顔で手を振る白石杏、照れている小豆沢こはねとそれぞれ反応は違っていた。
次に歌ったのはまさかのナワーブ。それもあのチェシャ猫の衣装で『ネコミミアーカイブ』を、である。
とても似合っていたし、踊りも傭兵故かキレが抜群で、途中で入ったブレイクダンスでは会場は大いに沸き立った。
それ以外にも鶴丸とセルヴェ・ル・ロイの合同のマジックショー(余談だが、そのマジックショーの間ずっとウィリアム(第五)の顔色は悪かった)などもあり、時間はどんどん流れていって。
鯰尾「さあてトリは! ワンダーランズ×ショータイムによる歌とショー! なんだけど……」
骨喰「実は別の場所で準備していたらしい。一応スクリーンにも映せるが、生で見たいものは移動を頼む。
鳳えむから預かった手紙には『わんだほいなステージをやるから一緒にわんだほいしたい子は来てほしいな!』だそうだ」
その言葉に、純粋な子どもたちを始めとした面々が次々に移動していく。沙都子や梨花なども連れられていった。
エウリュアレ「アステリオス、貴方は行かないの?」
アステリオス「……ぼくが、いくと、あたらしいひとたち、こわがる、から」
エウリュアレ「……あら、残念。私、行きたいのに」
アステリオス「え」
エウリュアレ「ねえアステリオス、お願いがあるの。そこまで私を連れて行ってちょうだい?」
アステリオス「えうりゅあれ……ぼく、こわがられない?」
エウリュアレ「それは分からないけれど、怖がられても私にとってそれは見る価値のないものだってことだもの。さあ、連れて行って?」
アステリオス「……うん!」
- Re: 綴られし日々-作者とキャラの日常- ( No.346 )
- 日時: 2021/03/22 18:42
- 名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: UK8YjfXC)
アステリオスとエウリュアレがちょうどワンダーランズ×ショータイムがショーをする会場に着いた時。彼らは舞台袖から集まってきた面々を見ていた。
えむ「ふわぁ〜! いっぱい来てくれたね!」
類「これは、腕が鳴るねぇ」
寧々「今入ってきた二人、一人は小さかったけど……」
司「もう一人は……デカすぎないか!?」
えむ「? でも柊さんに写真で見せてもらったイヴァン雷帝さんより小さいよ?」
司「ああいや、あの人は……」
類「あの人は規格外だからね。とは言え、彼も僕らのショーを観に来てくれたんだ。なら僕たちは、彼らを笑顔にするだけだよ」
類の言葉に三人は頷いた。
司「よし、やるぞ!」
えむ「おーっ! せーの!! わんだほーい!!」
三人「わんだほーい!」
ショーが始まるブザーが鳴る。ショーの内容は、突然現れた謎の侵略者たちを、異世界の人々と協力して倒して行くストーリーだった。圧倒的な演技力、様々な機械や演者たちによる演出、そして寧々の歌唱力に全員があっという間に引き込まれていった。
演者たちにしか分からなかったが途中のトラブルもまるで演出の一つのように魅せることで事なきを得て、そして。
司『覚悟しろ、宇宙将軍! てやぁあっ!!』
宇宙将軍ロボット『グワァアアアアアア!!』
類「こうして、宇宙将軍たちとの戦いは終わり、皆それぞれ平和な世界へと戻って行ったのでした。めでたしめでたし」
歓声と拍手が起こる。しかし、それだけでは終わらなかった。
♪セカイはまだ始まってすらいない
『イッツショウタイム Hey Hey
イッツショウタイム Hey Hey』
『レッツゴー』
『魔法使いのキャストも トラウマ背負った怪物も』
『いつかみんな いなくなること知ってる』
明るい歌に、みんなが笑顔になっていく。間奏の間に類が風船を膨らませ、それを捻ったりしていれば、いつの間にか大きな風船の花が出来上がっていた。
それがえむに渡るとえむはぐっと風船の花を構える。
えむ「せーのっ!! わんだほーい!!」
パッと放たれた風船の花が、宙へ浮かぶ。それは緩やかに放物線を描き、ふわりとアステリオスの手元へと舞い降りた。
本来、子どもたちが取れれば抱えるほどの大きさであったろうそれはアステリオスには小さい。けれど、アステリオスはわぁ、と目を輝かせた。
アステリオス「すご、い! あり、がとう! えうりゅあれ、みて、おはな!」
エウリュアレ「ええ、とても素敵ね。良かったじゃない、アステリオス」
アステリオス「うん!」
そんなやり取りを見て、四人も笑顔になる。曲が完全に終わると四人はお辞儀をして、ステージを降りて行った。
大盛り上がりになった出し物も全て終わり、どんちゃん騒ぎは深夜になるまで続いた……。
翌朝。柊と石切丸はある場所で剣舞を行なっていた。とは言え激しい動きはなく、ゆるりとしたものだ。
全て舞い終わるとどちらも刀を両手で掲げ、その先にいる存在たちに礼を一つ。
マスターハンド「今年も良い舞だった。これにて統治人たちによる奉納の儀は全て終了した」
クレイジーハンド「我ら神を支えるは人々の信仰、そしてお前たち統治人。これからもよろしく頼む」
マスターハンド、クレイジーハンドがそう言えば柊と石切丸のみではない。後ろにすでに儀を終えた各大陸の統治人たちとその補佐役など全てが彼らに頭を下げた。
統治人たちが戻って行くのを見て神の一柱であるミズチはくすくすと笑った。
ミズチ「いやはや。滅多に顔を出せぬ妾もこの時ばかりは役得というものよ。人の子らとこのように触れ合えるのだからな」
マスターハンド「お前も、この時のみならず気軽に顔を出してもいいんだぞ?」
ミズチ「ふふ、妖精らを見守る役目がある故な。しかし、それを『エルゼ』に言ってやれば良いものを」
マスターハンド「……それは、少し考えたい」
クレイジーハンド「あのショタコン人形女神を自由に行き来させたら色々面倒だろう」
エルゼ、と呼ばれた女神を思い出したのか、苦い声を出すマスターハンドとクレイジーハンド。それにミズチはつい吹き出していた。
コメントOK
- Re: 綴られし日々-作者とキャラの日常- ( No.347 )
- 日時: 2021/03/22 19:57
- 名前: 月詠 (ID: SQ5s5iz7)
こんばんは、スマホに買い換えて誤タップや小説の書きにくさにひぃこらしてる月詠です
月詠「新しいジャンルの方々が出ましたねぇ。桑名と花陽にフラグが立ちましたねぇ」
克己「北条兄妹はすごい甘やかされそうだな」
月詠「刀剣女士達も甘やかされてていいと思う、というか甘やかされてて」
克己「そしてなんか水蓮って奴の様子が………黒猫のパンケーキ…う、頭が…っ」頭押さえる
月詠「とある世界でクリーム投げされたことは忘れろ、私なんてお前の四倍(四人から四つ)でやられたからな?そしてナワーブはココアやり過ぎ…エミヤナイスフォロー」
克己「微笑ましい光景の次は歌か。……水蓮が気になるが、気にしないでおこう」
月詠「大般若とイライのネタに笑ってしまった…不覚だ」
克己「イソップはドンマイ。メイド円卓メンバーにはノーコメントで」
月詠「あの…前列………そっとしておこう。山鳥毛と絵里、日光と海未のフラグも立ってますねぇ」
克己「フラグに反応するな、今は見守っとけ。アイドル三人の連続ライブからの、男三人によるサプライズライブか。良かったな、ミク」
月詠「なのにこれか、変態裸族ども自重しろ。イソップ、ナイス!」
克己「最後はほのぼのとなったが…」
月詠「柊さんが剣舞を出来ると思わなかった」
以上で失礼しました
- Re: 綴られし日々-作者とキャラの日常- ( No.348 )
- 日時: 2021/03/27 16:55
- 名前: 琴葉姫 (ID: sYIc8iZ8)
琴葉姫です!コメント失礼いたします!
琴葉姫「\パン/ヨッシャwwwキタァァァァァァァアアアアアwwwwwwwwwww(高い声で)ウワヤッタァァァァァァアアアアアア新ジャンル歓迎会フゥゥゥゥゥゥゥ↑」
アーサー(ヘ)「う ざ い(確信)」
琴葉姫「新ジャンルは今までの話で出てきたとおり(?)ラブライブとひぐらしとプロセカですね!ラブライブは今後aqoursとか虹ちゃんとかも出るんかなぁ」
アーサー(ヘ)「さぁな。とりあえず今はμ'sのことに触れろ」
琴葉姫「早速桑名江君×かよちん尊いです!!!!!!!!!!!!」
高尾「知 っ て た」
バイブ・カー「実 家 の よ う な 安 心 感」
アーサー(ヘ)「あのさぁ…()」
琴葉姫「私のアイデンティティなんだからスルーしろスルー」←
アーサー(ヘ)「いやそれは分かっているけど…あれ、この時点で俺も毒されてんな???」
三重吉(姫プラ)「沙都子、叔父さんにいじめられてたのか!?許せないな!」
夏目(文アル・姫プラ)「そちらの世界で多少なりとも心を癒すことが出来ればいいのですが…皆さん、心配りのできる優しい方々ですし」
琴葉姫「刀剣女子達も甘やかされて(切実)」
アーサー(ヘ)「まぁ確かにそれな、なんだがな…()…って、水蓮って確か…」
琴葉姫「一歌ちゃんとフラグ建ってる…!?これも気になる木…!
ロリ(遺言)」
アーサー(ヘ)「よく見ろロリ以外もいるぞ」
琴葉姫「カワイイ…カワイイ…」
アーサー(ヘ)「聞いてねーわコレ()あとエミヤはナイスプレー(グッ)」
琴葉姫「黒猫にょろにょろが可愛かった後は…レオニ?でいいのかな?のアスノヨゾラ哨戒班!私この曲好きなんだよなー!最近のボカロ全然聴かないけど」←
アーサー(ヘ)「歌うの難しそうな曲なのに、そこは流石レオニのボーカルって感じだな」
琴葉姫「一歌ちゃんが歌ってるアスノヨゾラ哨戒班聴いたんだけど圧倒的歌唱力でヤバかったです(語彙力の死)次にコスプレ連弾の一番手…
大w般w若wさwんwww」
ゼクシオン「何故草を生やすんですか」
琴葉姫「生やすだろコレwww似合いすぎるwwwしかも飲んでるのがブドウジュースwwwwwボフォオwwwww」
加州(姫ゼク)「除草剤撒かなきゃ」
大和守(姫ゼク)「今生えてる分は刈っとかないとね」
琴葉姫「容赦ねーな沖田組ィ!イソップさんのハムレット衣装検索してみたんですがめっちゃカッコイイな???イソミクもあってありがとうございますって感じ(拝)(支離滅裂な思考・発言)」
カリバーン「…ちょっと待ってください。円 卓 組 の メ イ ド 服??」
エピデンドラム「大体のメンバー的に事故じゃ???」
琴葉姫「でもトリスタンさんとプーサーのメイド服はください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アーサー(ヘ)「字面をうるさくしてまで要求するな(戒め)」
高尾「ガウェインさんと剣スロットさんのピッチピチメイド服もある意味写真撮りてぇwww」
カリバーン「やめてくださいアルトリアとガレスを護るためなんですよ(戒め)」
りあむ「そんなことより!モモジャンのステージだよ!サイリウム準備出来てるかー!?」
アーサー(ヘ)「そ ん な こ と」
亜利沙「亜利沙はバッチリですよーっ!(サイリウム完備)」
三峰「抜かりはないよ!(上と同じく)」
みのり(sideM)「準備はOK!(同じく)」
チョロ松「なんかアイドルの応援久しぶりな気がする…(同ry)」
レトリー「ぼ、ボクは別に…(おry)」
りあむ「もちろん続いたμ'sちゃん達も応援するからねーっ!」
アーサー(ヘ)「ドルオタ多すぎィ!!!あとノートンは金で雇われてんのな()」
(以降からモモジャンとμ'sのオタ芸を披露するドルオタ嫁達。そちらに負けず劣らずのオタ芸を見せていた(爆散)(すみません脳内保管してください(震え声)(クズ)))
琴葉姫「お頭×えりちと日光のアニキ×海未ちゃんありがとうございます…(泣きながら拝む)」
アーサー(ヘ)「あのさぁ…()」
亜利沙「その後のりせちゃんとさやかちゃんとミクちゃんの生ライブも目が離せませんよーっ!」
琴葉姫「イソップさんのアナザー:白い雪のプリンセスは!好き!!ボーテ!!!100点!!!!!」
アーサー(ヘ)「だからツイステ知らない人にそのネタはry!!!」
琴葉姫「ごめんなさおこのネタ汎用性高くてですね(震え声)(言い訳クズ)那珂ちゃんの恋の2-4-11もありーの
あのさぁwwwwwww」
アーサー(ヘ)「何 故 草 を 生 や す???」
琴葉姫「この曲知らないけど歌詞的にアウトやろwwwこれはくるみ☆ぽんちお系統かな???www」
※なお琴葉姫は件の曲を聴いたことがない←←←
ゼクシオン「南泉一文字、よくやりましたね。鯰尾藤四郎と骨喰藤四郎もファインプレーです(グッ)」
琴葉姫「(ゼッさんがよその刀剣男士ですら称賛できるようになったのはいい傾向だなぁ(ニッコリ))まぁボンボン君に懲らしめられて(言い方)歌仙さん達に説教されたのはね。仕方ないね♂」
アーサー(ヘ)「(仕方ない…のか?)」
琴葉姫「ビビバスとナワーブさんの歌と鶴じい達のマジックショーもいいゾこれ^~そしてトリはワンダショ!私が一番プロセカで気になってるチーム?だな!」
アーサー(ヘ)「フォロワーさんの影響もあるし司と類の…まぁ、うん。察してくれ」
琴葉姫「明るい感じの曲調の曲歌ってることも多いしね!アステリオスとエウリュアレも尊かったしもうね、好き(安定の語彙の死)」
アーサー(ヘ)「おい。まぁ歓迎会は無事円満に終わってよかった」
エノテラ「柊さん剣舞とか出来るんですね。エノテラ、自分の武器で遊ぶことは出来るんですがそういう格式高い感じのものは出来ません。審神者は皆やらなきゃなんでしょうか」
ゼクシオン「あちらの世界では、じゃないんですか(適当)」
琴葉姫「そこらへん私が馬鹿だから(震え声)(おい)ってミズチさんって七夕回で出てたあの!?お久しぶりです!」
アーサー(ヘ)「エルゼ…また新しい人物…神?の名前が出てきたな。しかもショタコン人形女神って…」
琴葉姫「そっちの短刀ちゃん達他ショタ組は大丈夫だろうか…()」
カルダミネ・リラタ「保護しなければ…」
琴葉姫「じゃあ私が貴方から保護するね」
カルダミネ・リラタ「は???(威圧)」
アーサー(ヘ)「やめろその上パクツイじゃねーか!(怒)」
はい相も変わらず意味不明なコメントで失礼しました!(土下座)
いつも通りのコメントで良いと仰っていたので、いつも通りのひどいコメントでしたが…お目汚し失礼しました(汗)
それはともかくとして(おい)次回も楽しみにしています!
では(・ω・)ノシ
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