二次創作小説(紙ほか)
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- 【ポケモン】ヒビキたちの物語 *三年ぶりに帰還致しました
- 日時: 2021/03/22 23:47
- 名前: ゆーい (ID: M80a/saL)
28000参照ありがとうございます!!!
めちゃくちゃ久しぶりに更新しました!
クリックありがとうございます!!いつも見てくださってる方、初めて来た方、感謝感謝です!!
*作者は読者様を神だと思っております。
—この小説は、「みんなの人生を応援する!」というアホな作者が発想したものからできました。
では改めまして……
皆さんおはこんばんにちは!ゆーいです!! 作者プロフィール→下のURL
この話が初投稿で、私の第1作目です!ですが、駄作です(・ω・`)
見てくれる優しい心の持ち主さんが沢山いるので、頑張って書くことが出来ています。
完結したら全て修正するつもりです。色々話の中でおかしいなって思う部分もあるかもしれませんが、
この話が完結するまでお付き合いよろしくお願いします!
† 項目一覧 †
Attentionー注意書き
Goalー目標
Self-introductionー自己紹介
Noticeーお知らせ
Reference breakthrough Dateー参照突破日
Writing start dateー執筆開始日
Writing end dateー執筆終了日
Recommended novelーおすすめ小説
About updateー更新日程
Guestーお客様
Comments Replyーコメント返信
Table of contentー目次
∬——Attention——∬
♯小説の投稿については、更新日程をお読みください。
♯スマホじゃなくてPC、WiiU、iPad向けに書いてあります。スマホでも読めなくもないですが、
文が読みにくいと思いますので、PCやWiiU、iPadで読むことをおすすめします!!
♯本編は繋がっていますが、一編一編ずつでも読むことができます!
ですが、今時間あるーっていう人は最初から見ることをおすすめします!!
♯原作とは違う部分がたくさんあります。私設定な部分もあるのでご注意ください。
∬——Goal——∬
1.コメント貰えるように頑張ろうと思うよ!
2.皆から読まれるような話を書けるようにするよ
3.1話に1000文字以上は書きたい…か・き・た・い
4.次目標はちゃんと完結できるようにすることです!
∬——Self-introduction——∬
−ゆーい−
名前:ゆーい
一言:頑張って投稿していきます!応援よろしくお願いします!!どうか感想コメくださいな!
∬——Notice——∬
《2016年版》
†4月〜5月 【>>233 >>327】
†6月〜7月 【>>334 >>389】
†8月〜9月 【>>409】
†10月〜11月 【>>418】
†12月 【>>429】
《2017年版》
†1月〜2月 【>>431】
†7月〜8月 【>>439】
†9月〜10月 【>>441】
†12月 【>>443】
《2018年版》
†1月〜2月 【>>444】
†3月〜4月 【>>448】
†5月〜6月 【>>451】
†7月〜8月 【まだです】
†9月〜10月 【まだです】
†11月〜12月 【まだです】
∬——Reference breakthrough Date——∬ 100参照ずつはこちら【>>276 >>437】
●2015/11/21 1000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2016/01/17 2000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2016/03/14 3000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2016/05/08 4000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2016/06/19 5000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2016/08/14 6000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2016/10/14 7000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2016/12/08 8000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2017/01/04 9000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2017/02/09 10000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2017/??/?? 11000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2017/08/24 12000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2017/??/?? 13000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2018/??/?? 14000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
●2018/??/?? 15000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
・
・
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●2021/03/22 28000参照突破!!ありがとうございます!閲覧 thank you !!
∬——About update——∬
公立入試が終わったので、更新頑張っていきたいと思います!…多分。
∬——Guest——∬
○天乃 さん 「初めてコメントくれてありがとう!!天乃ちゃんにやる気をもらったよ!!」
○雪 さん 「いつもコメントありがとう!!雪ちゃんのコメントにはいつも笑わせてもらってるよ!」
○シロマルJr.さん 「いつもコメントありがとう!!またシロマルさんの小説にも行かせてもらうね!」
○そぴあ さん 「雑談掲示板でお世話になってます!!そぴあさんの発言最高に良い!!」
○ヒトミ さん 「コメントありがとう!!ヒトミの小説面白くて好きだよ!お互い頑張ろうね!!」
○冬夜 さん 「コメントありがとう!!コトネちゃんの登場数が多くなるように頑張るよ!」
○コデマリさん 「コメントありがとう!!凄いって言ってもらえて嬉しいよ…!私感激…」
○クリーミィさん 「コメントありがとう!!ヒビキとコトネちゃんの関係を楽しみにしててね!」
○榊115さん 「ジバコイルゲスト出演しました!【>>263】 コメントありがとうございました!!」
○山内さん 「コメントありがとうございます!Aliceは無事です!!安心してください!!」
○まりさん 「コメントありがとうございます!!コトネちゃん可愛いよね!わかる!!」
○霧霊さん 「コメントありがとうございます!!ポケモンは馴染み深いので大好きです!」
○いつも見てくれる読者様方 「いつも見てくださって本当にありがとうございます!感謝してます!」
○ルイージさん 「コメントありがとうございます!!オリキャラ待ってます〜!ありがとうございます♪」
∬——Comments Reply——∬ 【>>351-363】
○天乃ちゃん 【>>351 >>352】
○雪ちゃん 【>>353】
○シロマルさん 【>>354】
○そぴあさん 【>>355】
○ヒトミ 【>>356】
○冬夜くん 【>>357】
○クリーミィ 【>>359】
○コデマリさん、榊115さん、
山内さん、まりさん、霧霊さん 【>>363】
○ルイージさん 【>>434】
∬——Table of content——∬
普通の目次 【>>371】
本編だけを一話ずつ見たい方用 【>>278-283】
∬——URL——∬ *URLの部分に貼り付けてお使いください
*作者プロフィール
www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940
*雑談
www.kakiko.info/bbs_talk/read.cgi?no=19937
*相談
www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode=view&no=427
*イラスト
www.pixiv.net/member_illust.php?tag=HGSS
*カキコイラスト
www.kakiko.info/upload_bbs2/index.php?mode=article&id=131&page=1
*ブログ
arialice.hatenablog.com/
*青い鳥
@arialice2490
別ウィンドウで出したい方用 【>>0】
↓以下、試した結果文字化けしなかった記号一覧
ⅠⅡⅢⅣⅤⅥⅦⅧⅨⅩ
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳㊤㊦㊧㊨
㍻㍼㍾㍽㈱㍍㌢㌔㍑㎜
∬——Recommended novel——∬
★ポケットモンスターXY 〜灼熱の炎〜 作者、雪 さん
★マリオとマジカル*マスターズ 作者、シロマルJr.さん
Writing start date 2015/01/20
Writing end date
- Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 ポケモン×東方編 ( No.259 )
- 日時: 2016/04/17 12:46
- 名前: ゆーい (ID: hfVure16)
- プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940
前回→>>258
101話:動く大図書館
パチュリーは、例え何があってもその場に居てゆっくり敵を待っているだけで、自分からは動かない派だ。
だが、今の状況からして動かなければならなかった。水晶でアリスたちの居る場所を見るが、ピンチ。
妖夢は消え、霊夢や魔理沙、早苗の姿も消えてしまった。少し目を離した隙に消えていた。
たった数秒の間に消えていたなんて。もしかしたら気付かない間に三人は薄くなりつつあったのだろうか。
額に汗をかく。いつもは冷静でいるパチュリーも、こうとなると焦らないわけにはいかなかった。
どうすればいい。まずスズのとうに行こう。話はそれからだ。眼鏡を外してエスパータイプの技を使う。
完全にオリジナルの技だが。
瞬きをすれば、パチュリーはスズのとうの最上階に居た。風が結構吹いている。
目線の先にはレミリア、フラン、アリスがいた。咲夜が倒れている。溜息を吐いて、ゆっくりと近づく。
パチュリーの存在に気づいたのか、レミリアがこちらを向いた。
レ「…パチェ…やっとあなたも来たのね。待ってたわよ」
レミリアはにっこりと笑っていた。フランはそんなレミリアを睨んでいた。アリスは立ち尽くしている。
状況を見る限り、レミリアはフランに対して地雷を踏むようなことを言ったのだろう。絶対その筈だ。
レミリアの態度に少し怒りを感じた。それを抑えて言う。
パ「レミィ、あなたなんでこんな事してるのよ。私吃驚したわ。水晶見てみれば人間消えてるし。なんなの」
レミリアには悪いが、やはり怒りは隠せなかった。こんな状況を目の前にして怒らないものか。
そのまま話を続ける。
パ「私はあなたを親友だと思っている。良き友だと思っている。勿論慕ってる。
でもね、私的にも今回の事はどうかと思う。ここは本来私たちの住むべき場所ではないし。でしょ?」
レミリアはパチュリーの意見に対して笑っている。イラついている様子なんて全く見せない。なんなのだ。
レ「…私もあなたのこと良き親友だと思っているわよ。でもあなたになんと言われようとやめない。でも…
今回ばかりは譲れないの。だって今はポケモンという生物の力も持っている。何も怖くないじゃない!
怖いことなんてただ一つ。世界が壊れないかどうかよ。私にとってはそれが怖い。そうよね?」
パ「それは、そうだと思うわ…世界が壊れたらどうにも出来なくなってしまうもの。だから怖いんでしょ」
レミリアはそれ以上何も言わなかった。目で「ええ」とでも言うかのように話した。
パチュリーにはさっぱりわからなかった。この世界を征服して何になるのだろう。きっと困るだけだ。
さっき自分が口に出したように、この世界は普通の人間とポケモンが生活をする場所…
この世界に住んでいる人間は幻想郷の人間の里にいる人間以上に弱い筈だ。きっと強くはない。
もう、これ以上レミリアには何もして欲しくなかった。何をしたって悪くなる一方。
幻想郷にいるときだってこんな感じの異変は起こしたが、霊夢たちにこっ酷くやられ、とても反省した。
なのに、なんで今回もこんな事をやっているのだろう。霊夢たちはもう怖くないのだろうか。
怖いのは世界が壊れること。そんなの誰だって怖い。でも、その原因をつくっているのはレミリアだ。
その途端、脳にこの世界の人間が出てきた。そうだ。この世界の人間はとてもお人好しだ。
病院は病人が泊まる施設なのに、泊めてくれますか? と倒れながらに言ったら普通に泊めてくれた。
霊夢やフランも泊めてくれた。魔理沙やアリスのことも助けてくれた人もいるという。とても優しい。
そんな罪も犯していない人間だけ、何故こんな目に合うのか。怒りのゲージが上がって、MAXまできた。
パチュリーの物理的な力は強くない。弱い方だ。しかし、握った拳がわなわなと震えている。
もうこうなったら戦うしかない。パチュリーは近くにいるアリスにそっと言った。
パ「アリス、お願いがあるの。私と一緒に戦ってほしい」
アリスは驚いた顔をした。
ア「いいけどっ…私相性全然良くないわよ!? エスパータイプだし…ねっ?」
パ「エスパータイプだから何? あなたには、はがねという強い武器があるじゃない。それにね…
この世界の人間から聞いた話なんだけど、新しいタイプが見つかったらしいの。フェアリーっていうね。
私はどうやらそのタイプを持っているらしい。だから…一緒に戦ってくれないかしら…」
それでも困った顔をしている。負けたときのことを考えているのだろう。でも、今は勝つことを考える。
レミリアはあくタイプとひこうタイプ…
勘だが、魔理沙がレミリアに勝てなかったということは、魔理沙はきっとエスパータイプとほのおタイプだ。
でも、こっちにだって勝算はある。…フランがいる。
アリスは決心したようで、パチュリーを真剣な眼差しで見つめた。パチュリーも見つめ返してやる。
パ「決めたのね…フラン、あなたも一緒に戦ってくれない? 私たちだけじゃ勝算が低いから。どう?」
フ「いいとも、一緒に戦ってあげるよ。恨みは返さなきゃね、パチュリー」
パ「いつもは動かない大図書館をなめないでね。絶対倒すから、レミィ!」
いつもの正常な親友を、取り戻さなければ。
続く
あとがき
どもです、ゆーいです!!宿題があああああああああああああああああああああ!!!!!!!
多すぎるんですね。どうしよう。本当に宿題が多すぎて泣きたい。なんなんだ、our teacher…
ってことで、大事なことを言いますね!
ポケモン×東方編が終わったら、更新停止期間に入ります!!
二年生になって勉強に追いつけなくなると困るんですよね。だから、本編の内容を減らしました。
ポケモン×東方編 → みんなの初恋編 → 最終編
という繋がりでやっていきます。更新停止期間中は、陰で書き書きしてます。所謂書き溜めというやつです。
なので…更新再開するのは書き溜めが全部終わってからですね!(最終編まで全部書き終わったら)
本当はこれ、お知らせ項目に書く予定だったんですがやめました。深い理由はありません。
では、更新停止期間についてよろしくお願いします!!
ではまた次回!!さよなら!!
次回→>>261
- Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 ポケモン×東方編 ( No.260 )
- 日時: 2016/04/17 09:36
- 名前: 天乃 (ID: hfVure16)
久しぶりです、ゆーいさん!!
中学校って忙しいものなんですね…入ってわかりました。まだ仮入部ですけど
話すごく進んでたんで一気に読ませてもらいました。
人間が全員消えちゃってる…!!レミリアは人間に恨みを持っていたんですね
まぁ仕方のないことだとは思うけど…レミリア、八つ当たりは良くないと思う!!
更新停止期間…えええええええ!?それ本当ですかゆーいさん!!
中学校生活大変ですもんね。更新停止期間があったも仕方ないのかな…
でもゆーいさんがいないと私カキコに来る意味がなくなる…どうしたらいいでしょうか
笑ってはいけない編書いてほしかったです。でも文句は言いません( i _ i )
更新がんばってください!!
- Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 ポケモン×東方編 ( No.261 )
- 日時: 2016/04/17 18:35
- 名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA (ID: hfVure16)
- プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940
>>260
あああああああああ天乃ちゃんお久しぶりい!!
中学大変だよねえ、それ凄くわかる。中学二年生になって宿題メチャクチャ多いし。
一気に読むの大変だったよね。ありがとう!
レミリアが人間に恨みを持つのはしょうがないことなんだよねえ…種族が違うもん。
所謂ね、人間がGを嫌うのと一緒ってこと。まあ、八つ当たりはよくないよね!
本当だよ…天乃ちゃん。そうですその通りなんです!中学校生活大変過ぎて…ね…?
私がお勧めしてる小説読んでね!!…もう読んでるかな?
笑ってはいけない編…そうだね、ご期待に応えちゃおっかな!!
更新頑張るね!ありがとう!!
前回→>>259
102話:言葉でリベンジ
リベンジと言っていいのかなんなのか…
とりあえず今この場にいない霊夢たちにとってはリベンジだろうから、リベンジと言っておくことにする。
霊夢や魔理沙はどうやって消えていったのか、パチュリーにはわからない。人の感情など…わからない。
でも、レミリアに対する怒り、レミリアをなんとかして説得したい気持ちはあったのではないかと思う。
だって、あの人間二人のことだ。レミリアの悪行動を止めるに決まっている。
パ「レミィ! お願いだから霊夢たちをもとに返しなさい! 悲しんでるわよ!!」
あくのはどうらしき攻撃をギリギリのところで避けながら大声で呼びかける。あまり動きたくはない。
その声は虚しくも届いていないようだ。こちらを怒りの目つきで睨みつけたままだった。
レミリアの怒りはわからなくもない。自分のやりたいことを阻止されるのは彼女が一番嫌うことだった。
誰だって自分のやりたいことを阻止されるのは嫌だろう。
例えば、自分はたくさんゲームをやりたいとする。しかし、親にやめろと言われて、やるのを阻止される。
これは子供にとっては嫌なことな筈だ。レミリアの感覚はそんな感じ…と考える。
レ「あなたに、私のやりたいことはわかるわよね。じゃあどうして止めようとするのよ」
いきなりレミリアに声をかけられる。正直なことを言うか、偽りを言うか…どっちにしろ現実は変わらない。
そのまま素直に事実を言うことにした。こちらの方がいいと思ったから。
パ「そうね、あなたのやりたいことはわかるわよ」
レ「それは何?」
パ「…この世界を征服して、自分の住みやすいような世界を創る。…こういう事じゃないかしら?」
レ「あたり、流石は私の親友。私のやりたい事が完璧ってくらいにわかっているわね。じゃあ止めないでよ」
パ「止めないで? それは私には無理な相談ね。今回ばかりは許せないのよ。レミィならわかるでしょ?」
レ「さあ? さっぱりわからないわ。なんで許してくれないの? いいじゃない、やったって」
パ「…やっちゃ駄目な事といい事があるの。今回は駄目なこと。幻想郷にいた時も反対派だったわ」
レ「あれー? おかしいわね。幻想郷の異変の時は許してくれたじゃない」
パ「あれは私たちが住む世界だから文句ないに決まってる。でも今回は違うでしょう」
レ「パチェってそんな性格だったっけ? もっとどうでもいいけどー? みたいだと思ってたわ」
パ「そういう時もあるわよ。だけど…この世界の人間はとても優しいわ。だからかしらね…」
レミリアは少し不満そうな顔をした。親友に拒絶(のように)されて嫌なのかもしれない。
でも、こういう風に言わないと、きっと止まらない。でも、戦うだけじゃ終わらない。戦争と一緒だ。
戦争はやっても、きっと次があるから…
ここは話し合いで決めるのがいいと感じ、アリスとフランとアイコンタクトをとる。二人はうんと頷いた。
パチュリーがエスパータイプの技、テレパシーをアレンジしたから通じた。
フ「お姉様、私からも言うよ。もうやめようよ、こんな事。もう満足でしょ? 人間いなくなっちゃったよ」
レ「満足? 満足なんてしてないわよ。まだあなたたちを倒してないからね。あなたたちを倒せば満足よ」
フ「その前に私たちが倒すから。私たちは弱くなんかない。お姉様よりずっと強いよ…!」
レ「フラン。あなたは私を馬鹿にしているの? 私があなたたちより弱い? 変な事を言わないで!」
フ「変な事なんて全然言ってないよっ! 変な事言ってるのはお姉様の方でしょっ!?」
レ「変な事言ってるのは私? …いい加減にして、フラン。そろそろ本気で怒るわよ」
ア「本気で怒る? こっちはもうとっくに本気で怒ってるわよ!!」
その声でその場が静まり返る。アリスはそのまま続けた。
ア「あなたはほんっとうにおかしいわ! 何よ、この世界を征服して自分の住みやすいようにするって…
そんなの自己中発言でしかないわ! 魔理沙やコトネの気持ちを考えなさいよ! コトネは悲しんでた!
ポケモンがいなくなって、幼馴染も大怪我して意識不明の重体で…それなのにずっと我慢して…
魔理沙はこの世界をもとに戻そうと必死で考えてくれたわ! 体をはって頑張ってくれて…
それなのにあなたは何様なの!? 私はこの世界の人間に助けてもらった…コトネに助けてもらった!
あなたはそういう恩がないの!? 人間に助けてもらってないの!? もっと考えなさいよ!!」
そこまで言い終わって、はあはあと苦しいそうに呼吸をした。…アリスの発言は正論だった。
全部アリスの言う通りだ。パチュリーも、ここまで言われたらレミリアはやめるだろうと思っていた。
…思っていたそのときだ…
レ「うるさい…うるさいうるさいうるさいうるさいうるさい…!! 黙りなさいよ!」
久しぶりに聞いた気がする、こんなに怒ったレミリアの声は。
レ「あなたたちに私の何がわかるっていうの!? 私…本当は…人間の事大っ嫌いなのよ!!」
ア「………………」
レ「だから人間を消した。人間は倒れてる私に手を差し伸べてくれなかった。私がおかしいから?
そんなの全く理由にならない! なんで助けてくれないの!? わからないわよね、あなたたちには!」
パ「レミィ、わかるに決まって…」
レ「…あ、あ、あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
パ「…っ……!!」
ア「なっ………!!」
フ「お、お姉様…なん、で…!!」
レミリアの髪は青色から紺色に染まった。羽は真っ黒になり、いつもの羽よりも大きくなった。
まるで、それは堕天した悪魔のようだった。憎しみで染まったようなオーラを放っている。
そんなレミリアを見て、一気に勝てる気は失せていった…
続く
あとがき
どもです、ゆーいです!
今回はレミリアがおかしくなってしまいましたね…いやね、勝てる気も失せるよね。
私だったら全力でその場から逃げるよ!でもパチュリーやアリス、フランは逃げないんだろうね……
次回、救世主現る!!…のかな?
更新停止期間について訂正です!!天乃さんが笑ってはいけない編よみたいとのことですので…
ポケモン×東方編 → 笑ってはいけない学生24時!!編 → みんなの初恋編 → 最終編
という風にします!よろしくお願いします!!
ではまた次回!!さよなら!!
次回→>>263
- Re: 【ポケモン】ヒビキたちの ( No.262 )
- 日時: 2016/04/17 15:21
- 名前: 榊115 ◆nsE5DNoAI2 (ID: kHKhLZQC)
ゴルゴのジバコイル出して
- Re: 【ポケモン】ヒビキたちの物語 ポケモン×東方編 ( No.263 )
- 日時: 2016/04/18 13:41
- 名前: ゆーい ◆p17PNBs1wA (ID: hfVure16)
- プロフ: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=10940
>>262 榊115さん
では出させていただきますね!ご期待通りではないかもしれません。
そこのところをご了承ください。(´・ω・`)
前回→>>261
103話:暴走する力を止めろ
レミリアはどれだけ人間を憎んだのだろう。アリスはコトネに助けてもらったからわからなかった。
ただ…人間は色々な性格の持ち主がいる。優しくて気さくな人に会わなかったということか。
アリスは考え込んだ。レミリアの気持ちを考えると、人間を消したくなる気持ちにもなる。
だが、それはいけないことだ。いくらそれらが憎いからってやっていい事といけない事がある。
罪のない人を消すのはいけない事だ。その人消された人は苦しくて怖くて…
考えているだけなのにこちらまで悲しくて苦しい気持ちになってくる。アリスは顔を顰めた。
パチュリーがアリスを呼んだ。
パ「ちょっと! アリスボーっとしてないで戦うわよ! 早く止めないとまずいわ!」
そうだ、今は戦いに集中しなければ。ぼけーっとしてはいられない。これについて考えるのは後だ。
レミリアに言いたいことはたくさんあるが…吸血鬼には言葉より攻撃の方が効くのか。
ア「フラン! レミリアを止めるわよ! とにかく捕まえるのが先だわっ…」
フ「そうだね。お姉様にうろちょろ動かれてたらたまらないし、さっさと捕まえちゃおっか」
フランが自慢のスピード力で暴走しているレミリアを追う。しかし、レミリアも負けてはいなかった。
犬…いや、オオカミのような遠吠えを上げ、フランに自ら向かっていく。
その勢いはもの凄かった。レミリアがフランに体当たりすると、フランはそのまま吹っ飛んでしまった。
ア「フラン!!」
フランはごろごろと転がった。その場に血がぽたぽたと落ちた。その血はまぎれもなくフランのものだ。
ふらふらと立ち上がって、レミリアを睨みつけた。アリスは色々なことに対して思わず悲鳴を上げた。
ア「フラン…大丈夫? レミリア! 何で…!?」
フ「……いったいなあ…妹に八つ当たりはよくないんじゃないかなあ、お姉様。それくらい考えようよ」
レ「だま、れ…殺された、いのか…」
アリスはあっと声を上げた。気づいたことがある。レミリアは何らかの力に体を乗っ取られているのでは?
あくタイプ…ということは、悪の心が強ければ力に乗っ取られてしまうということではないだろうか。
ア「パチュリー! レミリアは体を乗っ取られてるんじゃないのかしら? あんなこと言ってるし…」
パチュリーは首をかしげた。
パ「乗っ取られてるって、どういうこと?」
ア「…あくタイプという名の力に体を乗っ取られてるんじゃないのってことだけど」
パ「…じゃあ、試してみましょうか」
試してみる、とはどういうことだ? もしかして殺すとか…?
ア「ちょっ、パチュリー! 試してみるって何をよ!! 殺すとかそんな酷い事は…」
パ「そんな事しないわよ。ただ、名前を呼んでもらうだけのこと」
そう言うと、レミリアに向かってこう言った。
パ「レミィ…私の名前を呼びなさい。呼ばないとどうなるか、わかってるわよね?」
レ「…馬鹿なこと、言うな……知らない奴の名前なんて言うもの、か…」
知らない奴の名前?
アリスの予想は当たったようだ。レミリアはパチュリーの名前を知らないわけがない。ということは…
乗っ取られているということで決まりだ。レミリアの中であくタイプの力が暴走しているのだ。
ア「パチュリー…今の聞いてたわよね? レミリア、あなたの名前を知らないって…」
パ「…ごめんなさい、アリス。こうなったら対処法はないわ」
ア「対処法はないって…なんで!? ここまで来たらやるしかないじゃない! 何で今更…!!」
パ「お願い、わかって。攻撃しても何やっても通じないわ。言葉で通じないんだったらもう無理よ」
ア「ここで、諦めろって言ってるの…? 魔理沙も、霊夢も…早苗もいないっていうのに…?」
パ「………………」
パチュリーはそれ以上何も言わない。アリスは膝をついて、絶望した。戦って、やっとここまで来たのに…
よくよく考えてみればパチュリーの言う通りだ。会話で収まらない、攻撃もろくに通じない…
そんなので勝てっこない。だったら諦めてしまったほうが好都合なのかもしれなかった。そのとき…
?「あらあらあ…全く無様にやられてるわねえ。もっとガン! とかアタックできないのー?」
ア「ゆ、紫…なんでここに…」
紫「あなたたちが困ってるみたいだから来たわ。このままじゃ勝てないし、仲間増やす?」
パ「あなたも一緒に戦ってくれるの?」
紫「物理的には無理だけど、加算するぶんには良いわよ。で、仲間増やすの?」
ア「仲間が増えるなら…お願い」
紫「素直ね。じゃあそんな素直なあなたに面して仲間を増やしてあげるわ!」
紫はそう言うと、指パッチンをした。その瞬間、何もないところから変なシルバーのポケモンが出てきた。
そのポケモンは「ジバババーン」と言った。なんだこのポケモンは…
ア「えっと…何、このポケモン…」
紫「ゲスト出演みたいなものよ! ちょっと別世界から連れてきちゃった。ジバコイルっていうんだけどね」
ア「ジバコイル…ねえ…で、あとはどうすれば良いの?」
紫「とにかく倒すわ。倒さないと他ないからね。あ、そうだわ。…今回だけ大サービスね」
ア「大サービス?」
近くから呻き声が聞こえた。その呻き声は聞いたことがあった。…相棒の声だ。
ア「魔、理沙…起きて…霊夢も早苗も、咲夜も…なんで…」
紫「他の人間たちも連れ戻したわ。本当に、今回だけの大サービス。これ以上はないからね」
魔「なんか、なっがい間寝てた気がするぜ…って、そうだ。レミリアを倒しに来たんだった」
霊「あーもう! 服が汚れちゃったじゃない! アリス、ぼけっとしてないで倒すわよ!」
早「霊夢さん、そんなに怒らないでくださいよ。さっさと始末しちゃいましょう」
ああ…これじゃあ感謝してもしきれない。
ア「ありがとう、紫…」
フ「みんな復活したし…反撃しなきゃね」
パ「よし、ラストバトルよ」
今度こそ、リベンジだ。
続く
あとがき
103話では、榊115さんが出してほしいと言ってくれたジバコイルを出させていただきました。
本当にちょっとしたゲスト出演ですがね…すみませんでした。
今回文字数が多かった気がします。2000文字いったのかな?どうなんでしょうかね…
ポケモン×東方編もあと5話で終わりですねえ。ここまで長かった…((まだ終わってない!
ではまた次回!!さよなら!!
次回→>>265
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