Ultima Fabura―終焉へ向かう物語―

Aerith ◆E6jWURZ/tw     作

ごあいさつ


はじめましての方ははじめまして、久しぶりなひとはお久~! ファジー初、Aerithです♪←
Ultima Faburaの読み方は「アルティマファブラ」(省略=α)。



Character



Vill・R・Rernteiuse ヴィル・R・ランティウス

年齢:17歳
性別:男
種族:純血の魔導士
魔術:雷(守護神:獅子)
通称:〝雷獅子〟のヴィル 懸賞金:3億2000$【シェロイ】 

容姿:赤茶(鉄錆)色の髪。瞳は銀蒼【ギンソウ】。まあまあ美男。フェルド程ではない。
服装:黄色いマント。腰までの上着はオレンジ。右は半そで、左だけ長袖に肩当をしている。中にYシャツ。普通の靴がたの黒ブーツ。
   深緑の七部のズボンの腰部にカウボーイハットならぬ帽子を結わえ付けている(変装の為)。赤白のミサンガを右足首にしている。

性格:主人公。恋愛がワカラン。バカ。お調子者。底抜けに明るい。でもいざとなると強くて頼りになるリーダー格。
   楽観的だったりする。仲間を何より大切にし、そのことに関しては自分の命を危ぶめるほど。
   両親は物心ついたときからいない。けどなんかわからないけど明るい。
   〝英雄〟に憧れる、純粋な少年。
武器:大体素手。雷で生成した大剣を取り出すこともある。

備考:〝英雄になる〟という夢は純粋な彼自身の、あくまで夢なので伝説上の意識はほとんど無い。
   魔方陣は舌に入っている。手配書の写真でもベロを突き出している。

サンボイ
「俺は英雄になるんだ!」
「水不死鳥って女、どこにいるんだろうな??」
「おいお前!俺の仲間にならねェか?」

Feld・B・Ronteal フェルド・B・ロンティール

年齢:19歳
性別:男
種族:魔導士の鴉【クロウ】族と、龍【ドラコ】族のハーフ
魔術:風(守護神:白龍)
通称:〝風白龍〟のフェルド 懸賞金:3億1000万$

容姿:オールバックの黒髪(肩より少し下くらい)、銀蒼の瞳。めちゃめちゃ美男。変装時=黒淵めがね。これまた格好い(黙
服装:紺のマント。長いセピア色のコートはふくらはぎまである。手首から肘にかけてはチャックが付いている。
   チャックつきブーツ。銀のシンプルなピアスを左耳にしている。

性格:クールでいつも冷静をほとんど崩さない。常識人。知識もある。
   強い上に博学なので、女子には各地の町で囲まれる。しかし意外とうぶな上、ものすごく鈍感。
武器:踵、腕(肘から手首にかけて)に仕込んだ、サメの尾びれのような形の大きな凶器(刃)。腰に結わえた銃。

備考:魔方陣は丁度、右肩の肩甲骨に位置するところに入っている。
   左耳のピアスは本人の兄のものである。

サンボイ
「・・・俺は兄を探しているだけだ」
「なぜ俺達は指名手配なんかされるんだ?ただ・・・自由に生きているだけだ」

Kateana・Ellrapiss カテーナ・エルラピス

年齢:14歳
性別:女
種族:妖精族(特殊)
魔術:鎖(鉄等)
通称:銀鎖光(ギンサコウ)のカテーナ 懸賞金:1億4000万$

容姿:水色っぽい白髪の引きずるほど長い髪の少女。片目を包帯で覆っている。銀蒼の目。細身。
服装:白いワンピースの上から緑のだぶだぶローブを羽織っている。
マントの色:碧
魔方陣の箇所:左腕
性格:大人しめ。物静かだが明るい面もある。物思いに耽る事がよくある。
武器:なし(敢えて言うなら鎖)
備考:何かを知っていそうなそぶりを時折見せる。包帯の下は双子の二人も見たことが無いという。
サンボイ
「ここ、ですね」
「『〝上〟へ昇りし者、銀光の空の鍵を求めよ。されど鍵は求めるものを試すであろう』・・・」

Jezh・Reabaldray ジェッズ・リーバルドレイ

年齢:36歳
性別:男
種族:純血の魔導士
魔術:岩
通称:堅岩弾(コウガンダン)のジェッズ 懸賞金:なし(政府の狩人だった為)
容姿:少々ぼさぼさなクリームイエローの髪、黒の強めな銀蒼の目。髪色と同じ色の口ひげがちょっとある。
服装:下のほうが少し擦り切れた感じの旅行用コートのようなもの。
   中は簡素に白T。背中のベルトは肩にかけているマシンガン的バズーカ用。
性格:豪快なオヤジ。息子思いで熱いところもあり、周りに慕われるような感じ。
武器:バズーカ、大型銃。
マントの色:蘇芳色
魔方陣の箇所:胸(真ん中)

守護神:ブリュンヒルデ
守護神の見た目:紅い鎧を着た女性。巨大な槍を持っている。
守護神の性格:無口、いやほとんど喋らないがジェッズとは良き仲の様子。
守護神の魔術:マグマ的なもの。火炎弾等。

備考:妻は前にとある事故で亡くし、息子を養うためにも仕事をしながら火事もこなしていたデキるオヤジ。
   息子の安否を確かめるべく王に立ち向かう道を選んだ。
サンボイ
「父ちゃんはやるぞ! サッド、おまえも応援してくれるよな?」
「全部終わったら、また二人でのびのび暮らしてぇなぁ・・・」

。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜




第 一 章   prologue



―――7億年に一度、運命の衝突する日がある。


           ―――7億年に一度。選ばれし一人の少年が、同一の運命とともにある少女に出会った瞬間。









運命の歯車が、静かに回り始める。






その者たちは生まれながらの魔導士。

〝雷纏いし獅子〟
〝水操りし不死鳥〟



運命の強さが双方の結びつき、力、――そして過酷さを高くする。







我ら、天命の使者なり。



双方は、7億年の歳月を経て、太古に星を救った者たちの魂を継ぐ。

     双方は、7億年すぎた今、太古に星を滅ぼさんとした邪なる者の魂を打ち消さんと立ち上がる。




歴史は、繰り返される。



しかし再び、星の危機は回避されるのであろうか。





それは我らにも判らぬこと。


邪なる光は双方を阻まんとする。
〝雷獅子〟
〝水不死鳥〟

双方は、更なる仲間を集う。







運命は避けられぬ。













                                             トキ
                                             刻は、満ちた―――。