二次創作小説(新・総合)
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- ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》【報告あり】
- 日時: 2022/11/08 21:28
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
- 参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1336
どうも。おろさんです。
『ウルトラワールドでの日常』の新スレ。第2章です。
様々な世界を巡る、『交叉伝』の物語をお楽しみください。
~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*依頼の応募だけ、感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)
(順次更新予定)
~目次~
序幕『新たな物語の前に』
・《始まり》《過去》>>1-3
・《月へ》>>4-5
・《月面対戦》>>6-8
・《ある事件》>>9-11
『世界を交える出会い』
パート1 >>14-15
パート2 >>16-19・>>20
『日常話』(そうじゃないのもある)
とことん書いた小話2つ >>118
作成しましょうカードゲームを >>119-120
新しいシステムと新しい力 >>123
オリジナルカードゲーム始動 >>124
久々の松 >>244
米森サトルの憂鬱 >>247
月とバスターズと >>342
ダークアイwithぴえんハザード >>357-360
ロボットカルテット >>361
オバケのホテルで暗闇大パニック >>362-363
折角なので昔話(?) >>390
また来ましたウルトラワールド >>452
四季のフラワーマスターと警視総監煉獄王 >>480-481
念写天狗と忍者 >>484
夜兎とメイド。その信念は >>487-488
カリスマ祷(!?) >>491-492
破壊の力と羽を持つ者 >>495-497
秘封倶楽部初代会長 >>514-515
二童子と吉原 >>550-551
『暗鏡王』を探しに鏡の世界へ 前編>>554 後編>>558-560
思い付きで何か作ると最終的にトラブルが起きる >>593-595
きっかけの出会い >>596-598
『救出・ミッション』
イカした英雄 >>45
ワールドクラフター >>48
闇の魔導士と森姉弟 >>51
ソルジャー・クラス1st >>70
雇われ遊撃隊長 >>73-74
名もなき見習い魔女と格闘女王様 >>78-79
花のオーバーテクノロジー >>89
秘封のスペルと自称大王 >>125
チャンピオンを目指す者とゲーマーな少年 >>136
彗星の魔導士と恋心抱く占い乙女 >>139
雷撃のネズミポケモンとノイグラードの女王 >>140
孤高の処刑女王と深紅の咲き誇りし女帝 >>250
ジャングルの王者と南国の軽業師 >>258
史上最凶のエレベーターガール >>262
氷壁の双星 >>364
ドぎついピンクスナイパー >>365
超天才理系超美少女兼超電子ドーナツ研究部員 >>366-367
騒霊三姉妹 >>474
夢幻のパーカッショニスト >>477
『銭天堂・笑ゥせぇるすまん』
危機感みかん 前編>>464-465 後編>>468-470
人間回収車 >>518-519
大事なモノ 前編>>541-542 後編>>545-547
組み立てクッキー 前編>>599-600 後編>>601-603
『依頼』
・コピー >>54-55
・本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。
前半 >>59-61 後編 >>64-65
・ハロウィンナイト・ガンシューティング >>85
・椿の花と魔石とワープスター >>128-131
・並行世界の銭天堂 >>143
・シャインの奪還を >>173-174
・倒壊した図書館 >>178
・カードゲームは分かりやすさも大事 >>181
・回避せよ。ブラッドウェディング >>254-255
・奪還と防衛 >>346-347
・クッパクラウンの改良 >>351
・戦闘訓練の手伝い >>354
・クローン社の情報を得ろ >>455
・勝手に動く卒業制作品 >>459-460
・たとえ道具であろうとも >>536-537
『インクウェル島編』
・勢揃い。クロスオーバー >>21-23
・何が何でも >>24
・息抜き程度の休息 >>25-28
・介入。インクウェル島 >>29-32
・いざ探索。 >>33-34
・再会と出会いと厄介な事態と >>35-37
・悪意の虚無 >>38-41
・心無き者達 >>92-93
・超高校級のマジシャンと赤き猫の地縛霊 >>97-98
・模倣体『コピー』 >>99
・『鍵』とボスレベルのディスペクター >>100-103
・突入。デビルのカジノ >>106
・心無きゲーム >>107-108
・崩せ。理不尽なゲーム >>111-112
・対決!!傲慢のボスエネミー >>113-114
・解放 >>115
・次の世界へ行くために >>146
・UMAの事 >>147
・再び捜索。インクウェル島 >>148-149
・緑の人気もの >>150
・言葉通りの悪魔 >>151
・導く鍵 >>155-156
『99コロシアム編』
・いざ次の世界へ >>160
・99コロシアム >>164
・ぷよぷよとテトリス >>167-168
・意外と早く見つかる乗組員探し >>171
・地下には何が >>172
・改装された地下 >>182-183
・突入。無情なレースゲームへ >>184
・再会。そしてレースゲームへ。 >>189-190
・厄介な展開だらけ? >>194
・亜空のバイクレースと刈り取る少女 >>197-198
・『正々堂々』と『卑怯』 >>201
・危機一髪。そして『フィギュア化』の意味の石化 >>205
・電撃の女子高生ギタリストと正々堂々と石化と >>206-207
・『動きを止める』石化 >>210-211
・ディスペクト。『侍』と『装甲戦車』、『不死』と『惨死』 >>212
・侍の士気と宝来の人の形 >>215-216
・継承の力『レクスターズ』 >>219
・いざ地下施設へ。99コロシアム編終盤 >>223
・大穴での交戦 >>226-227
・打ち破れ!リプログラム >>231
・いざ突入、中央部。現れるは強欲のボスエネミー >>234
・マザーコンピューター『メデューサ』 >>238-240
『かぶき町編』
・気を抜いてたら意外とトラブルに会うよね >>266-267
・犬の散歩から空の平和を守るまで >>270
・探しモノは案外早く見つかる >>273
・面倒ごとは意外と早く解決できるかもしれない >>276-277
・割とさりげなく結構な頻度で発生する再開と出会いのイベント >>280-281
・数が多ければ心当たりも多い >>285
・宿題終わらなくて困るのは後回しにした自分自身だ >>288
・時には大胆不敵に >>291-292
・集まれば大体ややこしくなる >>295
・お決まりのパターンなんてものは存在しない。多分 >>300
・追い込まれた途端に投げ出すのはやめなさい >>303
・所見殺しなんて大体の人が引っかかるんだよ >>306
・嫌いなモノはハッキリ嫌いって言うのも大事 >>309-310
・一度トラブルが起こったら色んな形で何度も起こる >>313-314
・『王』って字を付ければかっこよくなるとは限らない >>317
・どんなこともきっかけは最初は至って単純な理由 >>318
・抗え。若き者達よ >>319-321
・正義を謳いあげる奴にロクな奴いないって大体間違って無い >>322-323
・強そうなやつほどたまに出オチ要員になりやすい >>324-325
・信用しない人は勝手に信用しない >>328
・ちょっと色々話しておいたほうが良くって >>329
・いざ突入してみたらまさかの事態とか色々あった件 >>330-331
・怠惰な空間で踊り明かすかどうするか >>332-334
・人任せにし過ぎるのはダメ >>335-336
・天然パーマに大した奴はいない >>337
『幻想郷編』
・その日、2人の少女は幻想へと発つ >>368
・再会と巫女と生まれざる者 >>369-371
・奇怪な異変と裏切りの巫女!? >>372
・妖怪の山探索~河童とツノありと厄神と浮遊霊~ >>373
・秋を彩る探索劇 >>374
・片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま >>375-376
・幻想郷捜索。起こりし異常 >>377-378
・昼でも尚月夜は輝いて >>379
・ゲッコウガの説明と、人里での逃走劇 >>380
・命蓮寺と銀河を巡る『王』 >>381-382
・再会とか出会いとか貸本屋での世間話(?)とか >>383-384
・いざ輝針城 >>385
・守れ。神霊廟 >>386
・博麗神社付近での出来事。解放を主張する怪しき男現る >>389
・レッツら紅魔館 >>391
・忍び寄る金色の影 >>392
・図書館を荒らす本型魔物 >>393
・悪魔の妹。触れずとも壊す『破壊王』 >>396
・追跡。吸血鬼連れ去る金色の青年 >>397
・魔法の森探索。世界最速のハリネズミと黄色い伝説現る >>398-399
・霧の湖でルーミアを探せ >>400-402
・いざ冥界。探すは境界に住む妖怪 >>405-406
・境を織る少女と大妖怪。感情無き世界望む男現る >>407
・『非想非非想天の娘』×『小さきエレクトロン巨人』 >>408
・永遠亭の薬師の元へ >>409-410
・銀色の侍VS神霊の依り憑く月の姫 >>411
・脅迫される博麗の巫女。次向うは地底 >>412-413
・閉じた恋の瞳 >>414
・地底を行き来するジャックフロスト >>415-416
・牙をむく三叉のディスペクター。地霊殿に向え >>421-422
・固き牙を破れ >>423-424
・内に秘めた感情と感情操作 >>425-426
・表情豊かなポーカーフェイス >>427
・クラキの証言。まだまだ漂う不穏な空気 >>430
・争い、追われ、騙され、閉じ込められ >>431-432
・地獄の女神介入。博麗霊夢解放大作戦 >>433-434
・ゲーチスの目論み。霊夢の本音 >>435-436
・負の感情と電撃の乱入 >>437
・ゲーチスを退けろ >>438
・空間王を止めろ >>442-444
・霊夢の証言。幻想郷解放のためにいざ行かん。 >>445
・嫉妬に染められた色彩 >>446
・博麗神社を取り戻せ。そして解放と帰還。またすぐに来るけどさ >>447-449
『外界編』
・オカルティズムな探偵 >>500
・真実知ール >>503-504
・外界に住む狂信者 >>507-508
・事態の収束と外界の協力者 >>511
『『謎』が集まる探偵事務所編』
・行【ひとさがしのために】 >>523
・主【じょしゅとたんてい】 >>526
・殺【じけん】 >>529
・隠【かくす】 >>532-533
『シャドウシネマラビリンス編』
・復元された世界 >>564
・早々に起こる厄介事 >>567
・大衆の映画館街。映画好きの少女と時空を彷徨う者達 >>568-569
・虚飾の栄光の映画 >>570
・目覚めた黒猫(ブラックキャット) >>571
・映画館街に現れる番人 >>572
・スティックス・カントリー >>573-574
・妨害電波装置を破壊せよ >>575-576
・とにかく立ちはだかる番人。とにかく色々判明する >>577-578
・キーパー・オブ・シザース >>579-580
・再会のために >>581-583
・ようやく。そして・・・ >>584
・いざ急げ。異変解決のために >>585
・虚飾の戦姫の映画・・・? >>588-589
・覚悟と鏡 >>590-591
・映画館は残り続ける。例え客がいなくとも >>592
タグ
クロスオーバー オリキャラ・オリ設定 東方project 秘封倶楽部 スマブラ登場作品関係 ポケモン ポップンミュージック ペルソナ スタジオわさび ぷよぷよ・ぷよテト ダンガンロンパ カップヘッド VOCALOID 妖怪ウォッチ おそ松さん 銀魂 銭天堂 デュエルマスターズ 笑ゥせぇるすまん 魔人探偵脳嚙ネウロ BLACK CAT ヘンリー・スティックミン 等(順次更新予定
BUG依頼応募用紙 >>42(休止)
BUGメンバー一覧 >>417
- コメント返却 ( No.58 )
- 日時: 2021/10/21 17:04
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)
どうも。おろさんです。約2週間、リアルな諸事情で執筆をお休みしていました。一応言います。待たせてスンマセン;;
>>桜木霊歌さん
コメントありがとうございます。
なんだかんだ色々大変ですBUG。おや、何やら意外な情報が・・・?
>>junrisさん
コメントありがとうございます。
上手くいかなかったです今回の依頼。アウトローは何のためにクローンと協力したのか・・・
クローンを勝手に登場させたことは何度でも言いますスイマセンOTL
みなさんコメントありがとうございます。本編までしばらくお待ちください。
- 本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。 ( No.59 )
- 日時: 2021/10/21 17:59
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)
どうも。おろさんです。
今回も依頼回。一気に2つやらせてもらいます。
《スマブラ屋敷》
おろさん「さて・・・今回は、桜木霊歌さんの世界と、エイジアさんの世界から依頼が来たわけだが・・・」
依頼人:時ノ小路優
『本探しを手伝ってください』
僕は訳あって叔父の図書館を手伝っているんですが、そこで僕の通う御伽学園の制服を着た女子生徒にある本を探してほしいと頼まれたんですが、虛空図書館と呼ばれる図書館にしかないらしいんです。
ですがこの図書館・・・存在しない本があるとか、夕暮れをすぎると出てこられなくなるとか、司書さんがいないのに勝手に本が入荷されたり貸出されたりとかどうあがいてもやばいとしか思えない噂が流れていて・・・すみません、本探しを手伝ってください
報酬:メメント・モーテム・レプリカ
優の持つ懐中時計のレプリカ。
オリジナルはreturn of the obra dinnに登場するメメント・モーテム
幽霊や死体の前で懐中時計の蓋を開けると、死者がどうして『死ここ』に至ったのかまでの記憶を持ち主に見せてくれる
備考
『虚空図書館』
優たちの探す本があるという図書館。
かなりボロボロで趣がある・・・どころではなく、文字通りの廃墟のように取れる図書館。
白い影が窓から見える、存在しない本がある、夕暮れをすぎると出てこられなくなる、司書がいないのに勝手に本が入荷されたり貸出されたりするなど、心霊系統の噂が流れており、肝試しに来る人間が多い
アウトローとの関係性:なし
依頼人:エイジア
『鏡の世界に閉じ込められた人達を救ってほしい』
近頃失踪事件が多発していた。その原因を独自で調べた結果、失踪者達は皆何者かによって鏡の世界に閉じ込められたと言うのが判明した。何人は不明だが、とても邪悪な存在だと思われる、だからそちらにも協力したほしい。
報酬:エクスポーション×100
備考:鏡の世界には禍々しい光を放つ鏡でないと行けません。ですのでその肝心の鏡も送ります。
アウトローとの関係性:無し
マリオ「わぁお、またまた大変そうな依頼ばかりだねぇ;」
おろさん「まぁそうだが・・・とりあえず、向かわせるグループはこちらで構成しておいたんで、直ちに向かってくれ。」
カービィ「オッケー。」
『本探し』
・マリオ
・シェゾ
・千枝
・雪子
『鏡の世界捜索』
・カービィ
・ピカチュウ
・リツ
・コウ
・・・そういうわけで、それぞれ依頼解決に向かうのだった。
おろさん「・・・にしても、どちらの依頼もオカルトじみているというか・・・まぁ、そういうのは今まで何度もあったか。」
本探しのメンバーは、例の『虚空図書館』付近で桜木霊歌サイドの者達と待ち合わせ、鏡の世界に向かうメンバーは、部屋で待ってもらっているエイジアサイドの者達の元へ。
《虚空図書館付近》
優(桜木霊歌)「『時ノ小路優』です。今回はよろしくお願いしますね。」
陽斗(桜木霊歌)「で、俺は『柳沢陽斗』!陽斗でいいぜ!」
マリオ「ああ、よろしく。」
シェゾ「・・・それで、あそこに見えるのが、例の『虚空図書館』か。」
優(桜木霊歌)「はい、その通りです。」
・・・向こう側に見える、廃墟のような図書館。あれが、目的の本があるという『虚空図書館』である。
千枝「うわぁ・・・見た目だけで恐ろしい・・・やっぱ帰って「駄目です。(byマリオ」でーすよねー;;」
雪子「よし!張り切っていこっか。」
陽斗(桜木霊歌)「これって張り切るものか・・・?(汗」
・・・こうして、虚空図書館へと向かう一同であった。
????「あら・・・久しぶりに誰か来たわね・・・」
???ちゃん「折角だからちょっかいかけてやろーよ?ウケケ・・・」
《スマブラ屋敷:待機室》
待機室では、エイジアサイドの『カミヤ(男カムイ)』と『ゼルダ』が、鏡の世界へ行くため用の禍々しい光を放つ鏡を持って待って(くれて)いた。
カミヤ(エイジア)「あっ・・・来たようですね。自分は『カミヤ』と言います。今回は協力ありがとうございます。」
ゼルダ(エイジア)「私は、エイジアサイドの『ゼルダ』と申します。」
カービィ「よろしくー。」
リツ「つか、こんな鏡でホントに行けんのか?」
ピカチュウ「行けるから持って来たんだろ。」
コウ「・・・フン・・・」
ゼルダ(エイジア)「・・・それでは、早速行きましょう。一刻も早く、行方不明の人たちを見つけなければなりません。」
カービィ「だね!早速行こう!!」
カミヤ(エイジア)「それでは・・・行きますよ・・・!」
・・・という感じで、鏡の世界へ向かう一同であった。
??????「むぅ・・・?誰かが入り込んだか・・・?
そうか・・・いいだろう・・・ならばそいつらも永遠に閉じ込めてやろうではないか・・・」
シャドー????「・・・おっと・・・やっぱりアイツが・・・どうしたものかなぁ・・・」
一旦区切ります。感想まだ。
- 本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。 ( No.60 )
- 日時: 2021/10/22 17:12
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)
続き。
本探しメンバー
《虚空図書館》
マリオ「さーて、いざ中に入ったわけだが・・・たしかに不気味だなぁ・・・」
シェゾ「御託は良いだろ。早く目的の本を見つけてしまうぞ。」
千枝「うん、それが良いよ・・・;」
天城「何かあったらすぐに燃やせば「それはそれでダメだから!!!」
20分後・・・
優(桜木霊歌)「あたりを探し回ってみましたけど・・・全然見つかりませんね・・・」
陽斗(桜木霊歌)「特に何も起こらないしなー。」
マリオ「それが一番いいんだけどさ・・・そういうこと言ってると・・・」
千枝「まぁ、あんまり長居するわけにもいかないし、一旦戻ってみる?ね、雪子?」
雪子「えっ、千枝、それ私じゃないよ?」
千枝「えっ?」
千枝は、椅子に座っている人影を雪子だと思って肩をちょっと叩いたが、雪子本人は千枝の横にいる。
・・・千枝が叩いたのは、ゴスロリ服を着た、長い白髪の、マリオ達と同じくらいの身長の、女の子の人形だった。
優(桜木霊歌)「これは・・・?僕だけに見えているわけではないですよね・・・?」
すると・・・
白髪の人形「・・・フフ・・・」
千枝「ぎゃあっ!?喋った!?喋ったよね!!?」
シェゾ「こいつ・・・闇の気配を感じるな・・・」
白髪の人形「フフ・・・アハハッ!!!」
・・・すると、その白髪の人形は、大きなカッターのような武器を取り出し、こちらに向かって攻撃をする。シェゾが、自身の剣で人形の攻撃を防ぐ。
白髪の人形「あら・・・流石に一筋縄ではいかないかしら・・・」
大きなカッター「ウケケ・・・やるじゃないかぁ」
陽斗(桜木霊歌)「カッターの方も喋った・・・!?どうなってんだ・・・」
白髪の人形「フフ・・・ところで、あなた達が探してるのって・・・コレ?」
・・・白髪の人形は、一冊の本を取り出す。その本のタイトルには、今回の目的の本のタイトルと全く同じモノ・・・というか、目的の本その物である。
優(桜木霊歌)「そ、その本・・・どうして・・・」
白髪の人形「どうしてって・・・そりゃあ、ここ、私の住居にしてるから。数十年前から居座ってるから、よくわからない本の配置場所は大体把握しちゃってるのよね。貴方達がここに入ってくる前にこっそりとっちゃいましたー。」
雪子「だから、探しても見つからなかったんだね・・・。」
優(桜木霊歌)「・・・それは、僕の学校の人が探している本なんです。」
白髪の人形「だから、あげろって?まぁ、別に、これには興味がなかったからあげてもいいけど・・・
・・・でも、そういうんだったら、その前に私と遊んでくれないかしら?」
その頃。
《鏡の世界》
・・・鏡の世界へ入ったカービィ達。あたりは禍々しいエネルギーが漂っている。
カミヤ「此処が鏡の世界・・・なんて不気味な場所なんだ・・・」
ゼルダ(エイジア)「この世界の何処かに、行方不明者の皆さんが・・・」
メタナイト「・・・どこかで見たような妙なエネルギーを感じるな・・・」
カービィ「まさか、またあの時の奴じゃないよね?」
リツ「んあ?『あの時』ってなんだ?」
メタナイト「・・・以前、ポップスターでも、鏡関係で厄介ごとが起きたことがあったんだ。」
リツ「あーそういう・・・」
コウ「・・・あまり長居はしたくないな。さっさと行くぞ。」
こうして、鏡の世界の探索を始める一同。
5分後・・・
メタナイト「手当たり次第に探してみたが・・・反応も痕跡も無いな・・・」
コウ「・・・段々、本当にこの世界に行方不明者がいるのか怪しくなってきたのだが?」
カミヤ(エイジア)「いや、ちゃんとした筋からの情報ではあるし、ガセだって事は無いはずなんですが・・・」
リツ「でもたしかにどこにも見当たらねーじゃねーか「そりゃあそ、ウサ。」ん?誰・・・」
・・・突然声が聞こえた。
ゼルダ(エイジア)「この感じ・・・何か来ます!!」
カミヤ(エイジア)「まさか黒幕か!!姿を現せ!!」
背後を見てみると、刺の付いた鎧を身につけた、赤い目玉のような大きなコアの謎の存在が現れる。
謎の存在「ククク・・・」
メタナイト「お前は・・・『ダークマインド』!!!」
カービィ「やっぱり・・・!」
謎の存在→ダークマインド「クク・・・久しぶりだな。向こう側の星のカービィにメタナイト。それと初めましての人は初めましてだ、ナ。」
・・・現れたのは、かつて鏡の国を利用し、すべてを支配しようとしていた『ダークマインド』だった。
ダークマインド「・・・と、コロデ、貴様らは、最近発生していた行方不明事件の行方不明者を探して、イルヨウダナ・・・」
ゼルダ「確かにそうですが・・・!まさか・・・・!」
ダークマインド「ククッ・・・察しの通りさ。」
・・・ダークマインドは、沢山の人々が入れられた、大きな鳥籠を取り出す。
カミヤ(エイジア)「あの人たちは・・・!・・・何でこんな真似をするんだ!!」
ダークマインド「なんでも何も、無イサ。長い年月をかけて、ようやく、私は復活したのだ。だから、色々試して、体の調子や力を、戻シタンダ。
・・・持ってて、も特に必要はないだろう、シ返シテヤル。」
・・・そう言うとダークマインドは、カミヤ(エイジア)が持っていた、移動のための鏡の中に、鳥籠に入れてあった行方不明者たちを放り込んだ。
ゼルダ(エイジア)「や、やけに素直ですね・・・」
ダークマインド「さぁ、さっさと帰った、ラドウダ。用はもうな、イダロウ?」
メタナイト「いや、そういうわけにはいかないな。
・・・そもそも、関係のない他者を攫っている時点で、まともなことは考えていないだろう。」
ダークマインド「・・・ケッ・・・そうだよ、ナァ・・・
・・・流石にわかってしまうよ、ナァァァァァ!!!?」
・・・やはり何か悪だくみをしていたようで、ダークマインドは本性を現し、カービィ達に襲い掛かって来る。
その頃。
《スマブラ屋敷》
行方不明だった人々「・・・・(気絶してるようだ」
うた「・・・何?この状況」←反応に困っている
一旦区切ります。感想まだ。
- 本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。 ( No.61 )
- 日時: 2021/10/22 18:04
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)
続き
《虚空図書館》
陽斗(桜木霊歌)「『遊ぶ』・・・?」
シェゾ「何のつもりだ。戦うのであれば、全力でやってやろうか」
白髪の人形「あ、いや本当にバトるんじゃなくて・・・
・・・言葉通りちょっと遊んでほしいのよ。」
マリオ「言葉通りねぇ・・・どうやら、裏は無いようだね。」
白髪の人形「そーそー物分かりが良くて助かる助かる。まぁ本当だったらバラしたいところだけど、貴方達強そうだし、私じゃァどう考えても勝てないしー。」
大きなカッター「ウケケ!!正直乙!!」
シェゾ「(何だこいつ・・・)」
千枝「ていうか、遊ぶって何するつもりなの?」
白髪の人形「うーん、そうだなぁ・・・
・・・ここはいざ、『カードゲーム』で勝負しないかしら?」
マリオ「カードゲーム・・・?」
・・・・突然、カードゲームで遊ぼうと話を持ち込んできた白髪の人形。
白髪の人形→ジェニー「あ、ちなみに私は解体人形『ジェニー』。クリーチャーよ。こっちは『カットちゃん』♪」
大きなカッター→カットちゃん「ヨロシク。ウケケケケ!!」
ジェニー「・・・私達は、カードゲーム『デュエルマスターズ』の世界に住む存在。だーかーらー、元の世界以外では、そのデュエルマスターズ、略して『デュエマ』で戦ったりーしてるのよねぇ。
・・・そういうわけだから、勝負してくれるかしら?やってくれたら、勝敗無関係で、この本をあげるわ。」
陽斗(桜木霊歌)「カードゲーム・・・デュエマか・・・俺今持ってないな・・・」
マリオ「僕も・・・;」
千枝「私も・・・;」
シェゾ「そもそもこんな展開を予測できるわけがないだろ・・・」
ジェニー「えー、じゃああげられないなー。」
優(桜木霊歌)「そ、それは困ります・・・でもどうすれば・・・」
・・・唐突に、デュエマで勝負をしてくれという解体人形ジェニー。流石に持っているはずがなく、どうすればと戸惑っていたが・・・
雪子「カードゲーム?やりたい!!ハイ!!ハイ!!持ってきてる!!勝負しましょう!!!」
一同「えっ?」
ジェニー「あら・・・」
すると、天城雪子が手を上げ、勝負に名乗り出る。
マリオ「えっ・・・持ってきてるの?」
雪子「うん!置いていくの忘れちゃってて。」
千枝「ていうか雪子、カードゲーム・・・デュエマなんて持ってたっけ?」
雪子「作者が持ってるの見かけたら、興味湧いてきちゃって。一部のデッキ借りてるの。」
マリオ「(じゃあ作者の私物勝手に持ってったのか・・・;;;)」
ジェニー「へぇ・・・それじゃあ、決まった?早いところやっちゃいましょ?」
雪子「もちろん!!負けないから!!」
優(桜木霊歌)「何でやる気満々なんですか・・・;」
千枝「雪子はこういう人でして・・・;;」
ジェニー「それじゃあ、思いっきりやっちゃうわよ・・・?」
・・・というわけで、雪子とジェニーのデュエマ勝負が始まったのだが・・・
約10分後・・・
雪子「よし!6連勝!!」
ジェニー「あ、いや・・・え?・・・えっ・・・???」
カットちゃん「エッ、なにこれ・・・?????」
・・・10分くらい時間がたったが、雪子がまさかの圧勝。しかも6連続。
ジェニー「いや、あの・・・えっ?おかしいわね。切り札のロマノグリラ出せたまでは良かったけど・・・えっ・・・???」
カットちゃん「・・・『月光王国』のデッキは盲点だった。オーマイガー!!」
優(桜木霊歌)「つ、強いですね・・・;」
雪子「うん!コツ掴んだら何か!!」
シェゾ「何か・・・か・・・;」
陽斗(桜木霊歌)「・・・それで、そろそろその本くれないか?」
ジェニー「うう・・・嫌だ・・・」
・・・何度もボロ負けしたジェニー氏だが、本を渡してくれない。
千枝「ちょっとちょっと!話変わっちゃうじゃない。」
ジェニー「いや、だって!最初はともかくなんで計6回もほぼ同じやり方でボロ負けするのよ!!『月と破壊と魔王と天使』で!!呪文『黙示録、それはラグナロク』で!!つか対応早すぎて目のやり場エトセトラに困るわ!!!」
マリオ「元々1回終わったら渡してくれる話だったじゃないか・・・」
ジェニー「ヤダヤダヤダ!!こんなの屈辱的すぎるわよ!!わああん!!」
シェゾ「駄目だこいつ・・・;」
雪子「ジェニーちゃん、また相手してあげるから、とりあえずその本はこっちに渡して?」
ジェニー「何よその上から目線わぁ!!!」
・・・段々駄々をこね始めたジェニー。すると・・・
雪子「・・・舞って!!コノハナサーー」
ジェニー「だああああわかったわかったわよ!!あげるからその謎の人型引っ込めて!!」
雪子がペルソナ『コノハナサクヤ』を呼び出そうとしたが、それを見て慌ててジェニーが目的の本を渡す。
優(桜木霊歌)「最初からそうしてくれればよかったんですが・・・;」
シェゾ「・・・ともかく、その謎の本を、例の女子生徒に渡せばいいんだろう?・・・そろそろ戻るぞ。疲れたしな・・・;」
千枝「うん・・・;」
・・・というわけで、目的の本を手に入れたわけなので、虚空図書館を後にする一同だった。
ジェニー「ううう・・・何でこんなことに・・・やっぱ最初からバラしに行けばよかった・・・」
カットちゃん「後の祭り乙。」
ジェニー「・・・それにしてもあいつら、何であの変な本を?他の本含めて、適当な場所からかっぱらってきたやつだけど・・・」
カットちゃん「・・・そういやジェニー、あの連中、うち2名除いて、たしか『BUG』って奴等じゃないか?」
ジェニー「BUG?・・・そういえば、アウトローだとか何とかでいろいろ聞いたことあるわね・・・
・・・で、たしか、そのアウトローってのは・・・・・むぅ・・・『あの連中』がやったやつに似たこともやってるみたいね・・・あれは私らもやられたからあんまりいい思い出は無いんだけど・・・」
カットちゃん「でもさっきロマノグリラ使ってたよなアンタ「それとこれとは話別よ!!」
*まだ依頼を達成したわけではないのでしばらくお待ちください
前半後半に分けます。
続く。感想OK。
- Re: ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》 ( No.62 )
- 日時: 2021/10/22 18:49
- 名前: 桜木霊歌 (ID: EBIrcfyl)
こんにちは!桜木です!
マリオ「ジェニーと雪子とは仲良くなれそうだね!」←桜木霊歌side一のゲーマー兼ゲーマー組リーダー
ルイージ「勝負してみたい!」←桜木霊歌sideゲーマー組参謀
ソニック「よっしゃ相手してやる!←」桜木霊歌sideゲーマー組副リーダー
霊歌「鏡や本の方、なんとかなって良かったね!」
次回も楽しみに待っています!
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