二次創作小説(新・総合)

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ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》【報告あり】
日時: 2022/11/08 21:28
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1336

どうも。おろさんです。
『ウルトラワールドでの日常』の新スレ。第2章です。
様々な世界を巡る、『交叉伝クロスオーバー』の物語をお楽しみください。




~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*依頼の応募だけ、感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)

(順次更新予定)


~目次~

序幕『新たな物語の前に』
・《始まり》《過去》>>1-3
・《月へ》>>4-5
・《月面対戦》>>6-8
・《ある事件》>>9-11


『世界を交える出会い』
パート1 >>14-15
パート2 >>16-19>>20


『日常話』(そうじゃないのもある)
とことん書いた小話2つ >>118
作成しましょうカードゲームを >>119-120
新しいシステムと新しい力 >>123
オリジナルカードゲーム始動 >>124
久々の松 >>244
米森サトルの憂鬱 >>247
月とバスターズと >>342
ダークアイwithぴえんハザード >>357-360
ロボットカルテット >>361
オバケのホテルで暗闇大パニック >>362-363
折角なので昔話(?) >>390
また来ましたウルトラワールド >>452
四季のフラワーマスターと警視総監煉獄王 >>480-481
念写天狗と忍者 >>484
夜兎とメイド。その信念は >>487-488
カリスマ祷(!?) >>491-492
破壊の力と羽を持つ者 >>495-497
秘封倶楽部初代会長 >>514-515
二童子と吉原 >>550-551
『暗鏡王』を探しに鏡の世界へ 前編>>554 後編>>558-560
思い付きで何か作ると最終的にトラブルが起きる >>593-595
きっかけの出会い >>596-598



『救出・ミッション』
イカした英雄 >>45
ワールドクラフター >>48
闇の魔導士と森姉弟 >>51
ソルジャー・クラス1st >>70
雇われ遊撃隊長 >>73-74
名もなき見習い魔女と格闘女王様 >>78-79
花のオーバーテクノロジー >>89
秘封のスペルと自称大王 >>125
チャンピオンを目指す者とゲーマーな少年 >>136
彗星の魔導士と恋心抱く占い乙女 >>139
雷撃のネズミポケモンとノイグラードの女王 >>140
孤高の処刑女王と深紅の咲き誇りし女帝 >>250
ジャングルの王者と南国の軽業師 >>258
史上最凶のエレベーターガール >>262
氷壁の双星 >>364
ドぎついピンクスナイパー >>365
超天才理系超美少女兼超電子ドーナツ研究部員 >>366-367
騒霊三姉妹 >>474
夢幻のパーカッショニスト >>477


『銭天堂・笑ゥせぇるすまん』
危機感みかん 前編>>464-465 後編>>468-470
人間回収車 >>518-519
大事なモノ 前編>>541-542 後編>>545-547
組み立てクッキー 前編>>599-600 後編>>601-603



『依頼』
・コピー >>54-55
・本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。
前半 >>59-61 後編 >>64-65
・ハロウィンナイト・ガンシューティング >>85
・椿の花と魔石とワープスター >>128-131
・並行世界の銭天堂 >>143
・シャインの奪還を >>173-174
・倒壊した図書館 >>178
・カードゲームは分かりやすさも大事 >>181
・回避せよ。ブラッドウェディング >>254-255
・奪還と防衛 >>346-347
・クッパクラウンの改良 >>351
・戦闘訓練の手伝い >>354
・クローン社の情報を得ろ >>455
・勝手に動く卒業制作品 >>459-460
・たとえ道具であろうとも >>536-537


『インクウェル島編』
・勢揃い。クロスオーバー >>21-23
・何が何でも >>24
・息抜き程度の休息 >>25-28
・介入。インクウェル島 >>29-32
・いざ探索。 >>33-34
・再会と出会いと厄介な事態と >>35-37
・悪意の虚無 >>38-41
・心無き者達 >>92-93
・超高校級のマジシャンと赤き猫の地縛霊 >>97-98
・模倣体『コピー』 >>99
・『鍵』とボスレベルのディスペクター >>100-103
・突入。デビルのカジノ >>106
・心無きゲーム >>107-108
・崩せ。理不尽なゲーム >>111-112
・対決!!傲慢のボスエネミー >>113-114
・解放 >>115

・次の世界へ行くために >>146
・UMAの事 >>147
・再び捜索。インクウェル島 >>148-149
・緑の人気もの >>150
・言葉通りの悪魔 >>151
・導く鍵 >>155-156


『99コロシアム編』
・いざ次の世界へ >>160
・99コロシアム >>164
・ぷよぷよとテトリス >>167-168
・意外と早く見つかる乗組員探し >>171
・地下には何が >>172
・改装された地下 >>182-183
・突入。無情なレースゲームへ >>184
・再会。そしてレースゲームへ。 >>189-190
・厄介な展開だらけ? >>194
・亜空のバイクレースと刈り取る少女 >>197-198
・『正々堂々』と『卑怯』 >>201
・危機一髪。そして『フィギュア化』の意味の石化 >>205
・電撃の女子高生ギタリストと正々堂々と石化と >>206-207
・『動きを止める』石化 >>210-211
・ディスペクト。『侍』と『装甲戦車』、『不死』と『惨死』 >>212
・侍の士気と宝来の人の形 >>215-216
・継承の力『レクスターズ』 >>219
・いざ地下施設へ。99コロシアム編終盤 >>223
・大穴での交戦 >>226-227
・打ち破れ!リプログラム >>231
・いざ突入、中央部。現れるは強欲のボスエネミー >>234
・マザーコンピューター『メデューサ』 >>238-240


『かぶき町編』
・気を抜いてたら意外とトラブルに会うよね >>266-267
・犬の散歩から空の平和を守るまで >>270
・探しモノは案外早く見つかる >>273
・面倒ごとは意外と早く解決できるかもしれない >>276-277
・割とさりげなく結構な頻度で発生する再開と出会いのイベント >>280-281
・数が多ければ心当たりも多い >>285
・宿題終わらなくて困るのは後回しにした自分自身だ >>288
・時には大胆不敵に >>291-292
・集まれば大体ややこしくなる >>295
・お決まりのパターンなんてものは存在しない。多分 >>300
・追い込まれた途端に投げ出すのはやめなさい >>303
・所見殺しなんて大体の人が引っかかるんだよ >>306
・嫌いなモノはハッキリ嫌いって言うのも大事 >>309-310
・一度トラブルが起こったら色んな形で何度も起こる >>313-314
・『王』って字を付ければかっこよくなるとは限らない >>317
・どんなこともきっかけは最初は至って単純な理由 >>318
・抗え。若き者達よ >>319-321
・正義を謳いあげる奴にロクな奴いないって大体間違って無い >>322-323
・強そうなやつほどたまに出オチ要員になりやすい >>324-325
・信用しない人は勝手に信用しない >>328
・ちょっと色々話しておいたほうが良くって >>329
・いざ突入してみたらまさかの事態とか色々あった件 >>330-331
・怠惰な空間で踊り明かすかどうするか >>332-334
・人任せにし過ぎるのはダメ >>335-336
・天然パーマに大した奴はいない >>337


『幻想郷編』
・その日、2人の少女は幻想へと発つ >>368
・再会と巫女と生まれざる者 >>369-371
・奇怪な異変と裏切りの巫女!? >>372
・妖怪の山探索~河童とツノありと厄神と浮遊霊~ >>373
・秋を彩る探索劇 >>374
・片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま >>375-376
・幻想郷捜索。起こりし異常 >>377-378
・昼でも尚月夜は輝いて >>379
・ゲッコウガの説明と、人里での逃走劇 >>380
・命蓮寺と銀河を巡る『王』 >>381-382
・再会とか出会いとか貸本屋での世間話(?)とか >>383-384
・いざ輝針城 >>385
・守れ。神霊廟 >>386
・博麗神社付近での出来事。解放を主張する怪しき男現る >>389
・レッツら紅魔館 >>391
・忍び寄る金色の影 >>392
・図書館を荒らす本型魔物 >>393
・悪魔の妹。触れずとも壊す『破壊王』 >>396
・追跡。吸血鬼連れ去る金色の青年 >>397
・魔法の森探索。世界最速のハリネズミと黄色い伝説現る >>398-399
・霧の湖でルーミアを探せ >>400-402
・いざ冥界。探すは境界に住む妖怪 >>405-406
・境を織る少女と大妖怪。感情無き世界望む男現る >>407
・『非想非非想天の娘』×『小さきエレクトロン巨人』 >>408
・永遠亭の薬師の元へ >>409-410
・銀色の侍VS神霊の依り憑く月の姫 >>411
・脅迫される博麗の巫女。次向うは地底 >>412-413
・閉じた恋の瞳 >>414
・地底を行き来するジャックフロスト >>415-416
・牙をむく三叉のディスペクター。地霊殿に向え >>421-422
・固き牙を破れ >>423-424
・内に秘めた感情と感情操作 >>425-426
・表情豊かなポーカーフェイス >>427
・クラキの証言。まだまだ漂う不穏な空気 >>430
・争い、追われ、騙され、閉じ込められ >>431-432
・地獄の女神介入。博麗霊夢解放大作戦 >>433-434
・ゲーチスの目論み。霊夢の本音 >>435-436
・負の感情と電撃の乱入 >>437
・ゲーチスを退けろ >>438
・空間王を止めろ >>442-444
・霊夢の証言。幻想郷解放のためにいざ行かん。 >>445
・嫉妬に染められた色彩 >>446
・博麗神社を取り戻せ。そして解放と帰還。またすぐに来るけどさ >>447-449


『外界編』
・オカルティズムな探偵 >>500
・真実知ール >>503-504
・外界に住む狂信者 >>507-508
・事態の収束と外界の協力者 >>511


『『謎』が集まる探偵事務所編』
・行【ひとさがしのために】 >>523
・主【じょしゅとたんてい】 >>526
・殺【じけん】 >>529
・隠【かくす】 >>532-533


『シャドウシネマラビリンス編』
・復元された世界 >>564
・早々に起こる厄介事 >>567
・大衆の映画館街。映画好きの少女と時空を彷徨う者達 >>568-569
・虚飾の栄光の映画 >>570
・目覚めた黒猫(ブラックキャット) >>571
・映画館街に現れる番人 >>572
・スティックス・カントリー >>573-574
・妨害電波装置を破壊せよ >>575-576
・とにかく立ちはだかる番人。とにかく色々判明する >>577-578
・キーパー・オブ・シザース >>579-580
・再会のために >>581-583
・ようやく。そして・・・ >>584
・いざ急げ。異変解決のために >>585
・虚飾の戦姫の映画・・・? >>588-589
・覚悟と鏡 >>590-591
・映画館は残り続ける。例え客がいなくとも >>592



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BUG依頼応募用紙 >>42(休止)

BUGメンバー一覧 >>417

勢揃い。クロスオーバー ( No.23 )
日時: 2021/09/18 18:59
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。




・・・30分後・・・



おろさん「・・・さて、とりあえずお前らの番だ。」


蓮子「・・・とりあえず、私達を一旦元の世界に返すってことだよね?・・・じゃあ、またいつでも着たりできるって事?」


マホロア「そういう解釈で間違って無いヨォ。」

おろさん「ああ、後、君らにも話した方が良いのだが・・・

・・・君らの世界に、最近奇妙な事件とかが起きていないかい?精神暴走とか。」


メリー「は、はい・・・最近結構話題になってて・・・」


おろさん「・・・ならば、話は早いな・・・『事象特別捜査隊』の8名には、大地さんに説明してもらい、ユキナリ達には、俺が直接説明した。

・・・今から色々補足をするから聞いてくれ。」




・・・こうして、2人にも色々説明をする。



メリー「・・・酷い話ね・・・」

蓮子「・・・だったら、私達も協力するよ。メリーはそれで大丈夫?」

メリー「ええ。こんな話聞いて、黙ってみてるって言うのもモヤモヤするし。」


おろさん「そうか。2人には、ノートの事でも色々協力してほしかったからな・・・


・・・とりあえず、お前らをもとの世界帰らせるから・・・えっと、アクセスアクセス・・・・・ん?あれ?おかしいな・・・」

マホロア「コレハ・・・どういうことダヨォ?」


蓮子「えっ、どうしたの?」


・・・何か問題が発生した模様。どうしたのかと聞くと・・・


おろさん「・・・ダメだ。今のままじゃ帰れない。」


蓮子&メリー「えっ!!?」


おろさん「・・・世界を繋ぐ通路を作る、もしくは帰り道を作るには、もともとその者が通った道が必要なんだ。他の通路を無理やり作って通ることは普通出来ない。だが・・・」


・・・作者は、2人にこう告げる。


おろさん「・・・お前たち2人はどうやら、何故か『幻想郷』を通ってこの世界に来ているようなんだ。」


蓮子「幻想郷・・・それって・・・」

メリー「で、でも、それの何が問題なの?」


おろさん「・・・幻想郷とは、『八雲紫』の管理の元、安定させている場所・・・ウルトラワールドとの繋がりも、俺や彼女の手で色々安定させている。



・・・だが、その八雲紫との連絡が最近途絶えている。」


蓮子&メリー「えっ・・・!?」



おろさん「ああ・・・元々隔離された場所ではあったが・・・何者かの手によって、通路が閉ざされているんだ。多分アウトローの仕業だ。



・・・それでなんだが・・・お前ら一体何者なんだ?ノートの事はともかく、君らは元から不思議な能力を持っている・・・エネミーが現れた時、古代文字が放たれた時、お前らはスペルカードのに似た弾幕を放ったし・・・

・・・そもそも、幻想郷を通ってこの世界に来れるとなれば、幻想郷側で言う『外の世界』だけ・・・科学技術によって神秘的なモノが否定され切ったあの世界では、クロスオーバーの関りを持つことは基本不可能・・・・だが、お前らは外から来た・・・



・・・2人とも、何か隠しているようだな。細かいことは黙っておくから、包み隠さず話してくれ。」


・・・作者に色々言い当てられた2人は、少し戸惑い始める。




おろさん「・・・安心しろ。この世界にも色々ある。『異界渡り』が駄目だと言うわけでもない。」

マホロア「ソウソウ。ボクだって『ローア』を使って色んなトコロを旅してきたカラネ。」



メリー「・・・蓮子、ここはやっぱり正直に全部話したほうが良さそうね。」

蓮子「ええ・・・私も同じこと考えてたわ。まさか、他の人たちに話すことになるなんて・・・」



・・・こうして2人は、あることを話し始める。



蓮子「・・・実は、私とメリーは、私たちが住む世界での首都京都にある大学で、『秘封倶楽部』っていうオカルトサークルを結成しているの。」


メリー「・・・周りからは、まともな活動をしない不良サークル扱いされているけど・・・でも、私たちは・・・」







蓮子&メリー「・・・私たちは今まで、幾度となく『異世界』を冒険してきたの。」

































少しして・・・



おろさん「・・・成程。確かに、『秘密』にしなければならない活動ばかりじゃないか。俺にはよくわからない話ばかりだが・・・

・・・どちらにせよ、ユキナリ達に発現したのは何らかの武器だったのに対し、君らは弾幕だったのにも説明がつく。」

マホロア「やっぱり『異界渡り』みたいダネェ。それも、ウルトラワールドでの手法とは異なる、マァマァ限定的な・・・下手に広まったらマズイことになるヨォ。」

おろさん「ああ。特にこの世界じゃぁな。変なマッドサイエンティスト共にでも捕まったら、確実に物騒な目に合う。あの類の連中は、『犠牲は当然。自分がやってることは正しいこと』なんて考えて・・・おっと。」


蓮子&メリー「・・・・;;;(少しゾッとしている」


おろさん「・・・ゴメン。似たような前例があったからつい・・・;



・・・とにかく・・・だ。宇佐見蓮子は、おそらく『星を見ただけで今の時間が分かり、月を見ただけで今居る場所が分かる程度の能力』(ただし基本日本標準時にしか対応していない能力)を持ち、マエリベリー・ハーンは、ざっと『結界の境目が見える程度の能力』(という、どことなく八雲紫のに似た能力)を持っているというところか・・・

・・・言ってしまえば、実にうまく使えそうな能力だ・・・これなら、今起きている事件を解決できるかもしれない。事態は極めて深刻だからな・・・そう気を抜いていられないんだ。


・・・そういうことだが・・・まず、2人に見てほしいモノがある。・・・えっと・・・」

・・・作者は、指令室のコンピューター内に入っているデータを取り出した。

・・・そのデータにある画像を取り出す。・・・その画像には、3つ以上の島が一つにつながったような見た目をしている島が写っている。



マホロア「・・・この島は、『インクウェル島』と言われる魔法の島。科学や自然現象を無視しつくした、要するに何でもありの世界ダヨォ。」


蓮子「何でもあり・・・」


おろさん「・・・この世界とは、色々あって前々から関りがあったのだが・・・」


・・・作者は次に、ライブ映像と思われる映像を2人に見せる。


・・・その映像には、その『インクウェル島』の周りが、どす黒い瘴気で囲まれている状況が流れていた。


メリー「これは・・・?」


おろさん「現在、インクウェル島を囲んでいるこの瘴気・・・これのせいで、インクウェル島に入ることが出来なくなっている。

・・・更には、この島の中に、たくさんのエネミー反応がある。どう考えてもアウトローの仕業だろう。・・・おそらく奴等は、いくつかの世界を『隔離』して、乗っ取ろうという計画を企てている。幻想郷もそれで隔離されている可能性が高い・・・」


蓮子「・・・それで、私たちは何をやってほしいの?」


・・・『インクウェル島』や『幻想郷』が隔離されているという話を聞かされた秘封倶楽部の2人。どうしてほしいのかと聞くと・・・








おろさん「・・・君たち2人にはまず、インクウェル島に入るための『通路』を見つけてほしいんだ。」









続く。












《補足・紹介》


~キャラ紹介~

星を覚る外来人『宇佐見蓮子』
外の世界の人間。関東出身。京都の大学のオカルトサークル『秘封倶楽部』のメンバー。明るくまっすぐな性格。どこぞの超能力者に似ている。
天体を見るだけで、時間帯や場所(ただし日本の時間帯に限られる)が分かる能力を持つ。


境を織る外来人『マエリベリー・ハーン』
外の世界のただの人間。宇佐見蓮子と共に『秘封倶楽部』を結成している。通称『メリー』。不思議な雰囲気を漂わせている。どこぞの大妖怪に何となく似ているが・・・
結界の境目を見ることが出来る能力を持ち、その能力を使って活動を行ってきた。



何が何でも。 ( No.24 )
日時: 2021/09/19 17:11
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

・・・どうも。最近ポケマスの爆死が激しい気がするおろさんです。


さて、まだまだ始まったばかりの第2章。宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーン。秘封倶楽部の2人が、作者に頼まれたこと、それは・・・















メリー「『通路』を見つけるって・・・その通路が閉ざされているんじゃ・・・」


おろさん「そこで君らの出番なんだ。異世界との繋がりは、少し前に言った『ある事件』によって、シャドウ因子と共に、『次元の綻び』が発生した。それによって繋がり成り立ち始める。

・・・『次元の綻び』は、勿論直ちに修正されたが・・・だが、合法的に整備された通路が使えないのなら、修正された痕跡・・・それを見つけて入り込めば良い。アウトローも、それで異世界に簡単に侵入した可能性が高いし。


・・・そんで、話を戻すが・・・ここ町は日本と同じ地形・座標だから、蓮子の能力(?)も使えるはずだし、メリーの能力なら、綻びを見つけることが出来る。

・・・だったら、君らにインクウェル島を一度繋いでいた綻びを見つけられるかもしれない・・・これは賭けだが、どうにもできない以上、君らに頼るしかなくなってしまった。





・・・『クロスオーバーは理を崩す』・・・『それを前には、どんな常識も化学も道理も通用しない』。『ありえない事なんてありえない』。それが全世界における定義なんだ。



クロスオーバー世界には、無条件で他の世界への移動は可能だが、それぞれの世界にはれっきとした交通整備が確実に必要になる。異世界の者の介入があると、世界の理にヒビが入るのでな。だから、安定を保たなければならない。



・・・まぁ、そういうわけなんだが・・・頼めるだろうか?・・・というか、頼む。」




・・・作者からこう頼まれた2人は・・・





蓮子「・・・そういうことなら、私達に任せて!」

メリー「えっ、蓮子!?」

蓮子「だって、放っておけないでしょ?私たちが何でこの世界に飛ばされたのかはよくわからないけど、今なら私達にも戦う力はあるし、それに、今まで私たちは、何度大変な目にあってもやっていけたじゃない!」

メリー「そ、それはそうだけど・・・そもそも私の能力にはまだよくわからないことは多いし、まだその綻びを見つけられる保証は・・・


・・・まぁ、とはいえ、実際このまま何もしなかったら、元の世界に戻れないのは本当みたいだし・・・」


蓮子「元の世界・・・ってああっ!そういえば大学!まだレポート終わってない!持ってきてない!!」


マホロア「・・・それはダイジョウブダイジョウブ。時系列は、飛ばされた時の時間帯に戻せるコトが出来るからネェ。」


蓮子「ああ、ならよかった。」

メリー「そもそもちゃんとやっておきなさいよ・・・;」


おろさん「・・・で、どっちなんだい・・・?」


メリー「・・・できるだけやってみるわ。元々協力するつもりであはったし。」






そして・・・




《スマブラ屋敷》


おろさん「・・・んで、これがその『次元の綻び』があった際のを記録したデータ画像だ。内密にやったから、結果的に夜に撮ってる。月とか星とかも写ってるから、蓮子の能力も使えるはずだ。すごい偶然だろ。」

メリー「本当にすごい偶然ね・・・;」

・・・2人は、『次元の綻び』が撮られた画像データを(端末で)受け取る。

マホロア「・・・トリアエズ、気を付けてネ。こっちも通信をするケド、なるべく内密に頼むヨォ。下手に外部に知られると面倒だからネェ。」

蓮子「わかったわ。・・・さぁ、メリー!秘封倶楽部、出動だね!」

メリー「もう、何かのお助けチームじゃないんだから・・・」

・・・こうして、2人は、『インクウェル島』に繋がる『次元の綻び』を見つけるため、出発した。



おろさん「・・・行ったか・・・まだ疑問はあるが、とりあえず協力してくれるってことで話が進んでよかったな・・・」

マホロア「ソウダネェ。・・・ていうか、ボクがコウシテBUGと協力することになるナンテ・・・」

おろさん「ハハッ。なーにを今更。

・・・で、話を切り替えるが・・・『隔離』された世界には、あの古代文字は広がっていない・・・結解のようなもののせいで阻まれているのか・・・だったら尚更急がなければならない・・・『隔離』されかけている世界が次第に増え始めているからな・・・



・・・にしても、『宇佐見蓮子』と『マエリベリー・ハーン』、か・・・話からして、現在の幻想郷から何年も未来の世界から来たというわけで間違いなさそうだが・・・何故・・・?


・・・一回、あの人に話を聞いてみた方が良いかもな。」



















イヤフォンの少年「・・・」


「・・・どうやら、動き出したようですね。」

・・・イヤフォンの少年の背後に現れたのは、白いスーツとコートを着た、長い髪をポニーテールにしている男性だった。


イヤフォンの少年「・・・誰かと思えば、■■■■■さんか。」

白スーツの男性「おや、あなたも随分と・・・いや、どちらでもいいでしょう。

・・・さて、ここからが見ものですよ。・・・『それぞれ己の信念を貫く者達』対、『一貫性のない狂信者共』、そして『利害の一致で狂信者側に加担するはみ出し者達』・・・私の能力が存分に使えないのは癪ですが・・・

・・・まぁ、今はせいぜい高みの見物をさせていただきましょう。」




・・・そのまま、白スーツの男性は去って行った。


イヤフォンの少年「・・・事態は、君たちが考えている以上に深刻なことだ・・・






『■■』の幻想入り・・・これだけは何が何でもあってはならない・・・」



















続く。

息抜き程度の休息 ( No.25 )
日時: 2021/09/20 17:28
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)



夜になって間もない頃。



《禁断王の神殿跡地》


蓮子「えっと・・・画像から見て、このあたりで会ってるはず・・・」

メリー「それにしてもかなり物騒な所ね・・・」

蓮子「・・・それでメリー、綻びは見つかりそう?」

メリー「今探してるわ。・・・あっ・・・」

・・・彼女の視界に見えたのは、何年も前に塞がれていた『結界の綻び』らしきエネルギーだった。

メリー「見つけた・・・!」





~前回までのあらすじ~
・・・突如として、『ウルトラワールド』に飛ばされた、秘封倶楽部の『宇佐見蓮子』と『マエリベリー・ハーン』。同じくこの世界に飛ばされていた者達ともであったりして、なんだかんだあって現在、『インクウェル島』という島と繋げさせた『次元の綻び』を見つけることになったのだった。



そして・・・











・・・2人は、作者に連絡を入れる。メリーが言う位置、座標を解析してみたら・・・

おろさん『うん・・・確かに『次元の綻び』だ。解析してみたが、『インクウェル島』につながるモノで間違いなさそうだ。



・・・ありがとう2人とも。とりあえず、戻って来てくれ。』


・・・作者は、2人の目の前にどこでもドアを転送させた。


蓮子「どこでもドア・・・!」


おろさん『驚いたか?安全面に徹底的に配慮された、ドラえもんたちが住む世界にある、遥か未来にあるれっきとしたモノホンだ。』


メリー「本物って・・・ここまでありえちゃっていいのかしら・・・」


おろさん『・・・さっきも言ったはずだが、『ありえない事なんてありえない』のがすべての世界における定義だ。この世界で、タイムパトロールと協力関係を持って以来、高額だが秘密道具も取り寄せられることができるようになったんだ。



・・・それはそうとだ。お前らが元の世界に帰れないんじゃあ、寝床とか色々必要だろ?スマブラ屋敷の部屋は貸せないが、別で良いとこを知ってるから、大地さん達に案内させてもらう。俺は用事が出来たからちょっとそっちには行けないんで・・・』

メリー「ありがとございます・・・」





20分後・・・



《スマブラ屋敷近くのマンション》



大地「・・・ここだ。『エンダーマンション』って言う5階建てマンション。またクセの強い奴らが沢山住んでるが、まぁ快適なハズだ。」



長谷川(マイクラ村人)「そして私がここの管理人です。

・・・『何故か元の世界に帰れない』という事情は聞きました。家賃を払ってくれれば、一部屋自由に扱っていいよ。」


メリー「よろしくおねがいします・・・って、ちょとと待って!?一部屋!?」

蓮子「へぇ?」


長谷川「欲張らんでくれ。ここは貸し部屋とかの類じゃないからそういくつも部屋は貸せないよ。それに、別に君達女同士だし問題ないだろ?」


メリー「い、いやまぁそうですけど・・・;」


大地「・・・とにかくだ。生活必需品とかはこっちで用意させてもらったから、うまくやってくれよ。修学旅行の旅館みたいな感覚で大丈夫なはずだし。


・・・あとこれは余計かもだが、勉強とかもちゃんとやっとけ長居しすぎると、元の世界に戻った時に支障が出たりするからな。あんたらの大学の範囲は、そちらさんの記憶から抽出してカリキュラムとかを立てたようだからよろしくなー。


・・・つーわけで、頼りにしてるぜ。綻びの不機嫌まで大分時間かかるらしいから、それなりにエンジョイしてくれ。

・・・そんじゃーな。ラブラブなお2人さん?」←去って行く


メリー「ちょ、ちょっと待っ・・・ていうかラブラブって!!?(赤面」

蓮子「(何でそこに動揺してるの・・・)」



長谷川「ハッハッハ。面白い人が来たもんだねぇ。・・・じゃあ、君たちの部屋に案内するよ。このマンション、鮭の怪人とか青鬼とか全身黄色タイツのぴえんとか色々住んでるけど、皆いい人だから。」


蓮子「今更っとすごいこと言いませんでした!?」



・・・というわけで、しばらくエンダーマンションに世話になることになった秘封倶楽部であった。
















《とある道》


・・・とある道、そこに、銭天堂を経営する『紅子』の姿がある。そして、彼女の前に・・・


おろさん「・・・ここにいたんですか。紅子さん。」


紅子「おや、誰かと思えば『作者』さんでござんすか。・・・何か用があるようでござんすね。」


おろさん「まぁな。・・・ていうか、知っているはずだ。



・・・『宇佐見蓮子』と『マエリベリー・ハーン』・・・あの2人の事だよ。貴方は、あの2人に、ウルトラワールドの材料を使用した菓子を売ったんじゃないのか?」


紅子「・・・ああ、その件でござんすか。


・・・たしかに、紅子はあのお2人に、『ミチビキ飴』を売ったでありんす。何やら、壮絶な運命が見えてしまったもので・・・ほとんどの世界に広がった、奇妙な古代文字の事は分かりかねるでござんす。」


おろさん「そうか・・・


・・・俺があの店に招かれた時に、菓子を買ったついでに、あなたに『ウルトラワールドにある『エメラルトウキビ』という材料を提供する』という取引を持ち掛けた。
そしてそれを使用した菓子を、早速売ってくれた・・・壮絶な運命・・・

あの2人がウルトラワールドに飛ばされたことに・・・何か意味があるのか・・・」


紅子「・・・やはり、何かあるようでござんすね。・・・それはそうと、あの駄菓子は、どうしたでござんすか?」


おろさん「・・・貴方曰く『とっておき』であるあの菓子ですよね?

・・・まだ使うタイミングじゃないみたい何で、まだとっておいているんだよなぁ。」


紅子「左様でござんすか。・・・それでは、紅子はそろそろ失礼するでござんす。」←去って行く


おろさん「ああ・・・




・・・近頃、非常に悪質な菓子を売りだして、色んな世界を回って売りつけているって店の話を聞く。・・・気を付けてくださいね。」












《補足・紹介》


~地理~


『禁断王神殿の跡地』
山奥にある、奇妙な神殿の跡地。それ以外はまだ解明されていない。
メリーが『インクウェル島』に繋がる『次元の綻び』があるのを発見した。



『エンダーマンション』
スマブラ屋敷近くにある5階建てマンション。大分個性的(色んな意味で)な者たちが住んでいる。管理人はマイクラ村人の『長谷川さん』。家賃は月4000円。








一旦区切ります。

息抜き程度の休息 ( No.26 )
日時: 2021/09/21 18:06
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。









《■■■■■ルーム》


・・・目を開けた時には、来たことのある気がするあの青い部屋にいた。



イヤフォンの少年『・・・やあ、また会ったね。





・・・さて、どうやら『隔離』されかけている世界の一つの『次元の綻び』を見つけたようだね。

・・・『インクウェル島』・・・あの世界は、一部の住人があの『バトル大会』に参加している・・・そのうち一人のドブネズミの軍人『■■■■■伍長』は、作者と取引関係に当たるみたいだけど・・・



・・・まぁ、今は休んでおいて。これから、様々な敵が待ち受けることになるから・・・』










翌日。






《エンダーマンション》




メリー「・・・何だったんだろう・・・今の夢・・・どこかで・・・」

蓮子「うーん・・・なんか青い部屋の夢を見たような・・・」

メリー「えっ、蓮子も・・・って・・・そういえば・・・」


・・・元の世界に何故か戻れなくなり、仕方なく『エンダーマンション』に泊めてもらっている宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーン。ウルトラワールドに来て初めての朝である。


蓮子「・・・ふああ・・・それにしてもよく寝たわね」

メリー「それもそうね・・・


・・・それにしても・・・どうしてあんな夢を見たのかしら・・・今までのとは全然違う・・・蓮子も同じ夢を見たんだとすれば、私の能力は作動している・・・?」




疑問が多くも、約30分後・・・



長谷川「ああ、2人ともおはよう。部屋の居心地はどうだったかな?」


蓮子「おはようございます。」

メリー「意外と快適でしたし、隣の部屋からそんなに音も聞こえなかったし、ぐっすり眠れました。」


長谷川「おおそれは良かった。大分前に隣人トラブルとか多かったんで、ある程度の防音をしてるんだよ。

・・・ところで、ここの住民たちには会ったかい?君らの事はある程度伝えたから、あと優しくするようにって言っておいたから、まあとにかくみんないい人なんでね。」


蓮子「住民・・・そういえば全然会ってないわね・・・」

メリー「みんな出かけたとか・・・?」


長谷川「いやいやそれはないはず。


・・・それはそうと君達、なんか呼ばれてるようだよ。」

・・・長谷川は、蓮子とメリーに、手紙を渡す。その内容を見てみると・・・





手紙の内容『案内役施したからバトリオ公園に来い(・>・)(by作者』←場所の地図も書かれている



蓮子「案内役って・・・」


長谷川「君らはこの世界に来て間もないからね。だから、何度かウルトラワールドを訪れたことがある人に『案内役』を任せたらしいんだよ。とりあえず、行ってきなさい。」


メリー「は、はい・・・(ところで手紙の顔文字は何・・・?)」



・・・ということで、まぁ流れるかのように、地図に書いてあるとおり『バトリオ公園』に向かう2人であった。





長谷川「ハァ・・・「・・・おい、今の奴等って・・・」おや・・・」


するとそこに、黒いスーツを着た、赤い髪の狼のような人物・・・いわゆる狼の『亜人』である女性が外から入ってきた。



・・・彼女の名前は、『無咲火花』。スピードを操る『UMAスピード』という力を持つ狼亜人である。

どうやら、マンションの近くでタバコを吸っていた時に、蓮子とメリーを見かけたようだ。


長谷川「ああ、誰かと思えば無咲君か。・・・今の奴等って、宇佐見蓮子君とマエリベリー・ハーン君の事かい?」


無咲「・・・ああ、昨日言ってた・・・たしか、アタシと同様で特殊な能力を持ってるんだったか?」


長谷川「らしいね。良く知らないけど。」


無咲「ふぅん・・・あ、そういや野花はどうした?」


長谷川「文晴君かい?彼女ならもう仕事に言ったよ。・・・ていうか、君は仕事行かないのかい?」


無咲「有給取った。



・・・それにしても、あの2人・・・一体何なんだ?・・・ダークアイ帝国より面倒な組織が現れたとも聞くが・・・なんか、倒せるかもとか、そういう関係性があるのか?」










約5分後・・・


《バトリオ公園》




というわけで、バトリオ公園に到着した秘封倶楽部の2人。ベンチに座って待機する。



蓮子「ふぅ・・・自然が生い茂ってるなぁ・・・」

メリー「第一声がそれって・・・;・・・まぁ、たしかにいい場所よね。」




????「あそこにいるのが、『秘封倶楽部』のお2人ですわね?」

????2「作者や大地さんが言ってた通りだね・・・しばらく見てみるか・・・」





蓮子「・・・そういえば昨日さぁ、大地さん・・・だったっけ?あの人、何で去り際に私達に『ラブラブなお2人さん』なんて言ったんだろ。そんなにカップルに見えるのかなぁ?( ・∀・)ニヤニヤ」

メリー「ちょっ、ちょっと蓮子・・・そんなことないでしょ!?(赤面」

蓮子「・・・その割にはずいぶん顔が赤くなってるけど?」

メリー「えっ!?いやいやいや・・・からかわないでよ・・・////」








????「おやおや?何やらトークをしてますわね?」

????2「大地さん、『ラブラブなお2人さん』なんて言ったのもまんざらでもなさそうだなぁ。」

????「ではでは、もう少し近づいて話を盗み聞き・・・「ガシッ」ひゃあっ!!?」



・・・突然、背後から背中(正確には服の襟)をつかまれる。その拍子で、蓮子とメリーから見て左にある茂みから音が。




メリー「ひゃっ!?何!?」←立ち上がる

蓮子「・・・構えて・・・!」





・・・すると、茂みの中から出てきたのは・・・





天真爛漫な栗色髪の少女「もうウィッチったら・・・どさくさに紛れて変なことしないの!」

ウサギのような耳の一等親生物「ぐぐー!」

金髪の魔女少女「別に変ではないですわよ!ただただ見ていただけですわ。」

ほぼ無表情の村人「その通り。・・・ていうか何で2人がいるの?」

白のニットワンピースを着た金髪少女「貴方達が進んで案内役になったから、どうも信頼に欠けるのよ。色んな意味で。」

ほぼ無表情の村人「うぐ・・・;」




蓮子&メリー「・・・・・・??」




天真爛漫な栗色髪の少女「あっ・・・驚かせちゃってゴメンね。」








この人たちは・・・










《補足・紹介》


~用語~

『UMA』
ウルトラワールドに存在する、非常に異質な能力を持つ者をまとめてこう言う。一時期、UMAを憑依して、力を引き出す者たちがいたという。


~地理~


『バトリオ公園』
バトリオシティにある公園。かつて某露出狂集団が拠点にしてしまっていたため人があまり来ない。



~キャラ紹介~


かつての孤高のUMAスピード『無咲火花』
とてつもないスピードをつかさどる『UMAスピード』の一族である狼亜人。バイオリンとレモネードが好き。
かつて、一族の大半を殺害され、それ故復讐心にとらわれ、『ダークアイ帝国』に加担していた身だったが、現在はこっぴどく怒られた後改心している。色々あって芸能事務所『ハカイガプロダクション』で働かせてもらっている。






一旦区切ります。

息抜き程度の休息 ( No.27 )
日時: 2021/09/22 15:26
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。




2分後・・・




天真爛漫な栗色髪の少女→アルル「というわけで・・・初めまして!ボクは『アルル』!こっちは『カーバンクル』のカーくんだよ!」

ウサギのような耳の一等親生物→カーバンクル「ぐっぐぐーぐ!」

白のニットワンピースを着た金髪少女→ニット「・・・私は『ニット』で・・・

・・・こっちの魔女っぽいのが『ウィッチ』で、デフォルト感がある方が『むらびと』。」

ほぼ無表情の村人→むらびと「どうも。」

金髪の魔女少女→ウィッチ「以後お見知りおきを・・・ですわ。・・・ていうか早くおろしてくださいまし・・・;」

ニット「わかったわよ。でもせめて、進んで『案内役』をやるんだったらちゃんとしなさいよ。」←むらびととウィッチををおろす



蓮子「(『ぷよぷよ』に『どうぶつの森』だ・・・)」

メリー「えっと・・・貴方達が『案内役』・・・で合ってるのかしら・・・?」


アルル「正確には、ウィッチとむらびとがそうなんだけどね。2人とも、人の恋愛関係に首を突っ込むことがあるからちょっと心配で・・・;」

ニット「・・・この2人、昨日大地さんが貴方達に言い放った発言でやる気満々になってたから、一応ついてきたのよ。」



メリー「(すっごいネタにされてる・・・;;;)」



ニット「・・・それはさておき、貴方達が『秘封倶楽部』の、宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンね。

・・・能力とかそういうのは、ある程度の話は作者から聞いているわ。

・・・それじゃ、私達もついて行くから、ウィッチ達は2人を案内してあげて。」

むらびと「任せなさい。」

ウィッチ「進んで希望しましたし、言われなくともやりますわよ。」


蓮子「よ、よろしくおねがいします!」


こうして、計5名が、蓮子とメリーを案内するのであった。





5分後・・・


《エドワルド飲食街》


ウィッチ「・・・この辺りは、色んな飲食店が多いですわ。」

アルル「そうそう!最近できたカレー屋さんとか、とっても美味しかったんだよねー。」

カーバンクル「ぐっぐぐー!」


・・・この飲食街には、様々な世界の料理や食が出そろっていた。

『らーめんまたたび』という看板を掲げているラーメン店等のような、個人個人で開いている店舗や、すき屋やマクドナルドのような有名なチェーン店等、とにかく沢山並んでいる


むらびと「うーむ・・・どこもいいんだけど、ここはやっぱりあの店もいいよね。ほら、ラブカシティの件でも色々あったっていうあの人の喫茶店・・・」

ニット「ええ、たしかにあの店もいいわね。」


蓮子「ラブカシティって?」


アルル「色々あって、BUGと協力関係がある街だよ。僕たちは訪れたことないけど・・・」

ウィッチ「それはそうと、行くのであれば早く行きますわよ。」



・・・約2分後。一同は、一転の喫茶店に到着する。

その喫茶店の名前は『喫茶キャノン・ド』。タコスとかも売っている割と評判の店。


・・・というわけで、いざその店に入ると・・・



黄髪の少女「・・・あ、いらっしゃいませー。」


店に入ると、背中になんか闇の手のような物体が生えている、黄色い髪色の、水色目(右目に眼帯を付けている)の女の人が出迎えてくれた。
・・・店のカウンターの所には、店長らしき、白髪水色目で、猫の耳と尻尾が付いた男性がいる。


メリー「(手が・・・;;;)」

揮発の少女「あっ、生えている物体はお気になさらず・・・ていうか気にしないでおいてください;」



猫耳が付いた白髪男性「・・・いらっしゃい。・・・ん?初めて見る奴等もいるな。また異世界から飛ばされてきたクチか?」


ニット「は、はい。この2人は・・・」


蓮子「宇佐見蓮子です。初めまして。」

メリー「ま、マエリベリー・ハーンです。呼びにくかったら『メリー』って呼んでも大丈夫です。」


猫耳が付いた白髪男性→黒須「ほう・・・こいつらが菜乃が言ってた・・・
・・・ま、よろしくな。・・・んじゃあこの際俺等も名乗るか。・・・俺は『鈴音黒須』。・・・で、こっちが妹分の『鈴音センリツ』だ。」

黄髪の少女→センリツ「・・・以後お見知りおきを。です。」

黒須「・・・さて、席に座ってくれ。何か食うんだろ?・・・まだほかに客は来てないから、好きなだけ食え。ただし頼み過ぎは勘弁してくれ。」


・・・こうして、一同はカウンター席に座って、メニュー表から注文を選んで、『鈴音黒須』にオーダーをする。




10分後・・・


黒須「・・・はい、タコスにコーヒーにカレーに、その他諸々エトセトラな。」


・・・そして、頼んだものをそれぞれ食べ始める。料理は実に絶品で、とても美味しい。



蓮子&メリー「おいしーい!!」

ニット「そうでしょ?食材の味が引き立てられてるから、何度食べてもおいしいのよね。」


黒須「ハハッ。喜んでくれて光栄だよ。

・・・。」

すると、彼は唐突に下を向く。



メリー「?・・・どうしたんですか?」


黒須「いやスマン。何でもない。・・・と言いたいところではあるが・・・」


蓮子「・・・・・?」





・・・黒須はこういい始める。




黒須「いや、個人個人のやつの話なんだが・・・実は最近、さとりさんが店に訪れなくなってな・・・音信不通だし・・・」


メリー「『さとりさん』・・・?」



黒須「・・・俺にとっては、うちの『常連』であり、『恩人』でもある方だ。センリツの件で色々世話になったんだが・・・



・・・後で、そちらにいる『菜乃』って人に話を聞いたんだが・・・彼女が住んでいる世界が『隔離』されかけているって聞いたんだ。

・・・んで、話がそれるが・・・その『隔離』されかけている世界をどうにかするために、君らの能力が必要になる・・・とか聞いたよ。」


蓮子&メリー「!?」



突然のこの発言に対して驚いている2人。それを気にせず、黒須は、テーブル席に座っている、右に眼帯を付けた、赤目の少女を指さす。彼女の隣には、とりもどきポケモンの『シンボラー』もいる。


黒須「・・・彼女は『独目菜乃』。まぁ、彼女にも、センリツの件で色々世話になっていた。」


菜乃「・・・どうもです。・・・貴方達に関して、話は作者さんに聞いています。よろしくおねがいします。」


蓮子「よ、よろしく・・・」


シンボラー「全く・・・唐突に我々に話を振らないでくれ。」


黒須「悪い。話した方が良いかと思ったもんで・・・」



ニット「・・・この人たちにも、前から色々あって、協力関係だったり、前の事件で色々関わってたりとかがあったのよ。」


菜乃「・・・で、色々あって、私はBUGについているわけですが・・・アウトロー・・・ですか・・・まさか彼らが・・・ハァ・・・;」


蓮子「まさかって・・・」


アルル「えっと、あんまり大きい声じゃ言えないんだけど・・・


・・・菜乃とシンボラーは、ずっと前にアウトローに関わってたの。(小声」

蓮子&メリー「!?」


ニット「まぁそうは言っても、依頼を引き受けるってだけだったし、断片的なことしか知らなかったらしいから・・・」


菜乃「・・・言及はナシでお願いします。もしかしたら信頼に欠ける話なのでしょうが・・・まぁ自分のせいなのでこれ以上は何も言いませんが。」


メリー「・・・なんだか、色々あるのね・・・」


ウィッチ「そのようですわ。・・・私たちがしばらくこの世界に訪れてなかった頃、久々にここに行ったらなぜか黒須さんの髪が白くなってたり、知らない人が増えてたり。厳密にはセンリツさんですが・・・
とにかく、この世界も色々あるようですわよ。」


センリツ「はは・・・;;」


・・・とりあえず、黒須は話を戻す。


黒須「・・・とにかく、最近常連が来ないわけだからちょっと寂しいわけだよ。妹のこいしも来れなくなってるってわけだろうし、心配だ・・・」


菜乃「・・・事態はかなり深刻です。まさか、あの組織があんなとんでもないことをしているとは・・・そう思いもしなかった私達も不覚でしたし・・・」


センリツ「・・・一難去ってまた一難とは、こういうことですか。まぁ、悪側だった私が言える発言ではないですけど・・・」





蓮子&メリー「・・・・・」



黒須「・・・気分悪くしちまったな。とりあえず、サービスでなんか作るから、ちょっと待ってくれ。」




蓮子「・・・私達が知らない所で、ここまでの事になってたなんて・・・これは元の世界に帰るどころじゃないのかなぁ。」


メリー『・・・私たちは、『与えられた使命』を全うする必要があるのね。』


蓮子「ん?何か言った?」

メリー「えっ?・・・何も・・・」





黒須「・・・・・」






《補足・紹介》


~キャラ紹介~


異世界を超えるぷよ使い少女『アルル』
出典:ぷよぷよシリーズ
若干毒舌気味の、楽天家な見習い魔導士。時空を超えてぷよと一緒に飛ばされてきた。カレーが大好き。フルネームで『アルル・ナジャ』。
現在は『プリンプ』のふれあい広場に、『カーバンクル』と共に住んでいる。


謎多き黄色い生物『カーバンクル』
出典:ぷよぷよシリーズ
常に『ぐー』としかしゃべらない(だがアルルには何と言っているか伝わってる)謎の動物。カレーとラッキョウが好物。
に付けている宝石は『ルベルクラク』というらしく、そこからビームも放てる。


名もなき魔女少女『ウィッチ』
出典:ぷよぷよシリーズ
多彩な属性の魔法を操るプライドの高い少女。一人前になり、名前を貰うために日々修行中。
プリンプに飛ばされた後は、魔法役を売って生計を立てているようだが、その魔法役の効果やセンスの問題であんまり売れない。
ウルトラワールドの存在を知って以降、恋愛関係の書物などに興味を示したらしく、同じ趣味を持つむらびとやパックマンと仲良くなっている。


すま村村長『むらびと』
出典:どうぶつの森シリーズ
デフォルト感がある村人。すま村という村で村長を務めており、スマブラファイターでもある。『しまう/取り出す』などの技で敵を翻弄する。
何故か恋愛関係の書籍等が好みのようで、そのため恋愛関係の書籍に興味を示したウィッチと仲良くなったらしい。


編み込まれた赤い糸『ニット』
出典:ポップンミュージックシリーズ等
『jubeat』の世界から来た、恋焦がれているっぽい女の子。裁縫や編み物もやったりする。色々あってパートナーポケモンに『バタフリー』がいる。


超高校級の便利屋『独目菜乃』
様々な仕事をこなせる少女。かつて、過去のトラウマから友情を否定し、生活のために裏社会の仕事を引き受けていた。現在は改心している(ついでにこっぴどく怒られた)。帰る場所が特にないので『イークリニック』に居候中。パートナーポケモンは『シンボラー』。


UMAアンバランスとの合成獣キメラ『鈴音センリツ』
『鈴音黒須』の妹分である少女。実際は20歳は超えているはずだが、体が成長していない。
両親に虐待されたり、人身売買目的で誘拐されたり、いい人生を送れていなかったが、黒須と出会って変わった。
とあるマッドサイエンティストのせいで、『UMAアンバランス』と混ぜられ、闇の手が生えていたり、色々とアンバランスな存在となってしまったが、能力を簡単に使いこなせる頭脳を持つため特に支障はない。元ダークアイ帝国幹部。





~地理~

『エドワルド飲食街』
様々な飲食店が並んでいる。ここに来れば、大抵の色んな世界の料理が食べられる。ただし新しくお店を立てるのならば、この飲食街にはないようなインパクトや個性等が必要不可欠になる。


『喫茶キャノン・ド』
『鈴音黒須』が営んでいる喫茶店。コーヒーやタコス等、色々ある。スイーツ類はチョコレートケーキくらい。過去に、鈴音センリツの件で色々あったものの、それでも評判。





一旦区切ります。


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