二次創作小説(新・総合)

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ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》【報告あり】
日時: 2022/11/08 21:28
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1336

どうも。おろさんです。
『ウルトラワールドでの日常』の新スレ。第2章です。
様々な世界を巡る、『交叉伝クロスオーバー』の物語をお楽しみください。




~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*依頼の応募だけ、感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)

(順次更新予定)


~目次~

序幕『新たな物語の前に』
・《始まり》《過去》>>1-3
・《月へ》>>4-5
・《月面対戦》>>6-8
・《ある事件》>>9-11


『世界を交える出会い』
パート1 >>14-15
パート2 >>16-19>>20


『日常話』(そうじゃないのもある)
とことん書いた小話2つ >>118
作成しましょうカードゲームを >>119-120
新しいシステムと新しい力 >>123
オリジナルカードゲーム始動 >>124
久々の松 >>244
米森サトルの憂鬱 >>247
月とバスターズと >>342
ダークアイwithぴえんハザード >>357-360
ロボットカルテット >>361
オバケのホテルで暗闇大パニック >>362-363
折角なので昔話(?) >>390
また来ましたウルトラワールド >>452
四季のフラワーマスターと警視総監煉獄王 >>480-481
念写天狗と忍者 >>484
夜兎とメイド。その信念は >>487-488
カリスマ祷(!?) >>491-492
破壊の力と羽を持つ者 >>495-497
秘封倶楽部初代会長 >>514-515
二童子と吉原 >>550-551
『暗鏡王』を探しに鏡の世界へ 前編>>554 後編>>558-560
思い付きで何か作ると最終的にトラブルが起きる >>593-595
きっかけの出会い >>596-598



『救出・ミッション』
イカした英雄 >>45
ワールドクラフター >>48
闇の魔導士と森姉弟 >>51
ソルジャー・クラス1st >>70
雇われ遊撃隊長 >>73-74
名もなき見習い魔女と格闘女王様 >>78-79
花のオーバーテクノロジー >>89
秘封のスペルと自称大王 >>125
チャンピオンを目指す者とゲーマーな少年 >>136
彗星の魔導士と恋心抱く占い乙女 >>139
雷撃のネズミポケモンとノイグラードの女王 >>140
孤高の処刑女王と深紅の咲き誇りし女帝 >>250
ジャングルの王者と南国の軽業師 >>258
史上最凶のエレベーターガール >>262
氷壁の双星 >>364
ドぎついピンクスナイパー >>365
超天才理系超美少女兼超電子ドーナツ研究部員 >>366-367
騒霊三姉妹 >>474
夢幻のパーカッショニスト >>477


『銭天堂・笑ゥせぇるすまん』
危機感みかん 前編>>464-465 後編>>468-470
人間回収車 >>518-519
大事なモノ 前編>>541-542 後編>>545-547
組み立てクッキー 前編>>599-600 後編>>601-603



『依頼』
・コピー >>54-55
・本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。
前半 >>59-61 後編 >>64-65
・ハロウィンナイト・ガンシューティング >>85
・椿の花と魔石とワープスター >>128-131
・並行世界の銭天堂 >>143
・シャインの奪還を >>173-174
・倒壊した図書館 >>178
・カードゲームは分かりやすさも大事 >>181
・回避せよ。ブラッドウェディング >>254-255
・奪還と防衛 >>346-347
・クッパクラウンの改良 >>351
・戦闘訓練の手伝い >>354
・クローン社の情報を得ろ >>455
・勝手に動く卒業制作品 >>459-460
・たとえ道具であろうとも >>536-537


『インクウェル島編』
・勢揃い。クロスオーバー >>21-23
・何が何でも >>24
・息抜き程度の休息 >>25-28
・介入。インクウェル島 >>29-32
・いざ探索。 >>33-34
・再会と出会いと厄介な事態と >>35-37
・悪意の虚無 >>38-41
・心無き者達 >>92-93
・超高校級のマジシャンと赤き猫の地縛霊 >>97-98
・模倣体『コピー』 >>99
・『鍵』とボスレベルのディスペクター >>100-103
・突入。デビルのカジノ >>106
・心無きゲーム >>107-108
・崩せ。理不尽なゲーム >>111-112
・対決!!傲慢のボスエネミー >>113-114
・解放 >>115

・次の世界へ行くために >>146
・UMAの事 >>147
・再び捜索。インクウェル島 >>148-149
・緑の人気もの >>150
・言葉通りの悪魔 >>151
・導く鍵 >>155-156


『99コロシアム編』
・いざ次の世界へ >>160
・99コロシアム >>164
・ぷよぷよとテトリス >>167-168
・意外と早く見つかる乗組員探し >>171
・地下には何が >>172
・改装された地下 >>182-183
・突入。無情なレースゲームへ >>184
・再会。そしてレースゲームへ。 >>189-190
・厄介な展開だらけ? >>194
・亜空のバイクレースと刈り取る少女 >>197-198
・『正々堂々』と『卑怯』 >>201
・危機一髪。そして『フィギュア化』の意味の石化 >>205
・電撃の女子高生ギタリストと正々堂々と石化と >>206-207
・『動きを止める』石化 >>210-211
・ディスペクト。『侍』と『装甲戦車』、『不死』と『惨死』 >>212
・侍の士気と宝来の人の形 >>215-216
・継承の力『レクスターズ』 >>219
・いざ地下施設へ。99コロシアム編終盤 >>223
・大穴での交戦 >>226-227
・打ち破れ!リプログラム >>231
・いざ突入、中央部。現れるは強欲のボスエネミー >>234
・マザーコンピューター『メデューサ』 >>238-240


『かぶき町編』
・気を抜いてたら意外とトラブルに会うよね >>266-267
・犬の散歩から空の平和を守るまで >>270
・探しモノは案外早く見つかる >>273
・面倒ごとは意外と早く解決できるかもしれない >>276-277
・割とさりげなく結構な頻度で発生する再開と出会いのイベント >>280-281
・数が多ければ心当たりも多い >>285
・宿題終わらなくて困るのは後回しにした自分自身だ >>288
・時には大胆不敵に >>291-292
・集まれば大体ややこしくなる >>295
・お決まりのパターンなんてものは存在しない。多分 >>300
・追い込まれた途端に投げ出すのはやめなさい >>303
・所見殺しなんて大体の人が引っかかるんだよ >>306
・嫌いなモノはハッキリ嫌いって言うのも大事 >>309-310
・一度トラブルが起こったら色んな形で何度も起こる >>313-314
・『王』って字を付ければかっこよくなるとは限らない >>317
・どんなこともきっかけは最初は至って単純な理由 >>318
・抗え。若き者達よ >>319-321
・正義を謳いあげる奴にロクな奴いないって大体間違って無い >>322-323
・強そうなやつほどたまに出オチ要員になりやすい >>324-325
・信用しない人は勝手に信用しない >>328
・ちょっと色々話しておいたほうが良くって >>329
・いざ突入してみたらまさかの事態とか色々あった件 >>330-331
・怠惰な空間で踊り明かすかどうするか >>332-334
・人任せにし過ぎるのはダメ >>335-336
・天然パーマに大した奴はいない >>337


『幻想郷編』
・その日、2人の少女は幻想へと発つ >>368
・再会と巫女と生まれざる者 >>369-371
・奇怪な異変と裏切りの巫女!? >>372
・妖怪の山探索~河童とツノありと厄神と浮遊霊~ >>373
・秋を彩る探索劇 >>374
・片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま >>375-376
・幻想郷捜索。起こりし異常 >>377-378
・昼でも尚月夜は輝いて >>379
・ゲッコウガの説明と、人里での逃走劇 >>380
・命蓮寺と銀河を巡る『王』 >>381-382
・再会とか出会いとか貸本屋での世間話(?)とか >>383-384
・いざ輝針城 >>385
・守れ。神霊廟 >>386
・博麗神社付近での出来事。解放を主張する怪しき男現る >>389
・レッツら紅魔館 >>391
・忍び寄る金色の影 >>392
・図書館を荒らす本型魔物 >>393
・悪魔の妹。触れずとも壊す『破壊王』 >>396
・追跡。吸血鬼連れ去る金色の青年 >>397
・魔法の森探索。世界最速のハリネズミと黄色い伝説現る >>398-399
・霧の湖でルーミアを探せ >>400-402
・いざ冥界。探すは境界に住む妖怪 >>405-406
・境を織る少女と大妖怪。感情無き世界望む男現る >>407
・『非想非非想天の娘』×『小さきエレクトロン巨人』 >>408
・永遠亭の薬師の元へ >>409-410
・銀色の侍VS神霊の依り憑く月の姫 >>411
・脅迫される博麗の巫女。次向うは地底 >>412-413
・閉じた恋の瞳 >>414
・地底を行き来するジャックフロスト >>415-416
・牙をむく三叉のディスペクター。地霊殿に向え >>421-422
・固き牙を破れ >>423-424
・内に秘めた感情と感情操作 >>425-426
・表情豊かなポーカーフェイス >>427
・クラキの証言。まだまだ漂う不穏な空気 >>430
・争い、追われ、騙され、閉じ込められ >>431-432
・地獄の女神介入。博麗霊夢解放大作戦 >>433-434
・ゲーチスの目論み。霊夢の本音 >>435-436
・負の感情と電撃の乱入 >>437
・ゲーチスを退けろ >>438
・空間王を止めろ >>442-444
・霊夢の証言。幻想郷解放のためにいざ行かん。 >>445
・嫉妬に染められた色彩 >>446
・博麗神社を取り戻せ。そして解放と帰還。またすぐに来るけどさ >>447-449


『外界編』
・オカルティズムな探偵 >>500
・真実知ール >>503-504
・外界に住む狂信者 >>507-508
・事態の収束と外界の協力者 >>511


『『謎』が集まる探偵事務所編』
・行【ひとさがしのために】 >>523
・主【じょしゅとたんてい】 >>526
・殺【じけん】 >>529
・隠【かくす】 >>532-533


『シャドウシネマラビリンス編』
・復元された世界 >>564
・早々に起こる厄介事 >>567
・大衆の映画館街。映画好きの少女と時空を彷徨う者達 >>568-569
・虚飾の栄光の映画 >>570
・目覚めた黒猫(ブラックキャット) >>571
・映画館街に現れる番人 >>572
・スティックス・カントリー >>573-574
・妨害電波装置を破壊せよ >>575-576
・とにかく立ちはだかる番人。とにかく色々判明する >>577-578
・キーパー・オブ・シザース >>579-580
・再会のために >>581-583
・ようやく。そして・・・ >>584
・いざ急げ。異変解決のために >>585
・虚飾の戦姫の映画・・・? >>588-589
・覚悟と鏡 >>590-591
・映画館は残り続ける。例え客がいなくとも >>592



タグ
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BUG依頼応募用紙 >>42(休止)

BUGメンバー一覧 >>417

コメント返却 ( No.528 )
日時: 2022/06/13 18:43
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)


>>大瑠璃音葉さん
コメントありがとうございます。
うち一人(ぬえ)が人間では無い事を見抜いたネウロ。それは何故か?さて観察眼なのでしょうか
最後に登場した人物。稲村ゼントなのか、それとも・・・?とりあえず発言に一貫性が無いのは確かでしょう。


コメントありがとうございます。本編までしばらくお待ちください。

殺【じけん】 ( No.529 )
日時: 2022/06/13 19:12
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。





・・・桂木弥子と接触し、いざ稲村ゼントを探しに行くのだ。






蓮子「脳嚙ネウロ・・・(何かどこかで聞いたような・・・)」

メリー「・・・えっと、よろしくお願いします。」


青いスーツの男→ネウロ「はい、その稲村ゼントと言う医師をすぐに見つけ出しましょう。さ、行きましょう先生。」

弥子「・・・うん。」



ぬえ「(・・・怪しまれてる・・・)」





ネウロ「・・・む」

すると、携帯の着信音が鳴る。

ネウロ「おっと失礼。(電話に出る)

・・・吾代か。早々に電話を掛けたとなればもう分かったか。」

『ああ。その稲村ゼントって奴、都合のいい事にこの近くの病院で働いてるぞ。・・・ただ、それ以外の情報は少ねーが、臓器移植を何度か行った歴は確かにるぞ。』

ネウロ「そうか。・・・それでだ吾代追加で何人か調べてほしい人物がいる。今回稲村ゼントを探してほしいと頼んできた依頼人たちだ。」

『・・・その言い方、何かありそーだな。稲村ゼントの事を探るついでにやってやるよ。んで、名前は?』

ネウロ「・・・『宇佐見蓮子』、『マエリベリー・ハーン』、『封獣ぬえ』・・・だ。さっさと調べろ。」

『・・・わかったよ』←電話を切る

弥子「・・・(|_| )」


ネウロ「・・・皆さん、どうやら稲村ゼントの職場が判明したようです!」


蓮子「えっ、早っ!!」


ネウロ「先生はとっても有能な情報調査会社と関わっていますので。これくらいの情報は無償で調べてくれます」


メリー「そうなのね・・・」

ぬえ「・・・それで、場所は?」


ネウロ「偶然にもこの町の病院で働いてるようですよ」


蓮子「だったら早速行きましょっか。」


・・・と言う事で、この町にある病院に向かうのだった。



数十分後・・・




等々力「・・・これは一体・・・」

石垣「うおお・・・結構むごいなコレ・・・」


・・・刑事の『石垣筍』と『等々力志津香』を始め、警察が数人。病院の周辺にパトカーが。


このタイミングで一同が。


ネウロ「おやおや、これは偶然ですね。」

弥子「どうも。」


石垣「あっ、おまえら・・・ん?そっちの個性的な3人は」


メリー「(個性的!?)」

ネウロ「わざわざ京都から来てくださった依頼人の方々です


・・・ところで石垣刑事に等々力刑事。僕たちは依頼で人を探してこの病院にたどり着いたのですが、何かあったのですか?」


等々力「人をですか?」


ぬえ「い、稲村ゼントって言う医師なんだけれど・・・」


石垣「い、稲村って・・・」


蓮子「えっ、その反応って・・・」


等々力「はい、実は・・・」



・・・事件現場となった病院の入り口には、一人の男が遺体と化していた。バラバラに斬られて、内臓を根こそぎ抉られている。


弥子「この顔・・・」

ネウロ「・・・写真の男と一致したな。彼が稲村ゼントで間違いないだろう。」

弥子「よりにもよってこういう形で見つかるなんてね・・・」

ネウロ「・・・違法な臓器移植は本当であれば、誰かの恨みによる殺人かもしれんな。



・・・それで、容疑者は絞れていますか?」


石垣「ああ。全員医療関係者だよ。」



・・・ナースの『佐原』、研修医の『生月』、病院長『目高原』。容疑者はその3名らしい。


ネウロ「成程・・・では、今回も先生が華麗に事件を解決させましょう!」


・・・と言う事で、稲村ゼントを殺害した犯人を探るのだった。





蓮子「うーん・・・まさかこんなことになるとは・・・」

メリー「一体誰がこんなことをしたのかしら。誰かの恨みを買ったのか、それとも・・・」

ぬえ「・・・」




・・・現場を調べるネウロと弥子。


数分後


弥子「うーん・・・話を聞いても、今の所動機も無さそうだけど・・・まぁ本心を隠してる場合結構あったけど」

ネウロ「・・・ふむ、我が輩はトリックの見当はついたが、普通に調べるだけでは少し難しいようだ。どれ・・・」

・・・ネウロは、何やら道具を取り出すようだ。

ネウロ「・・・魔界777ツ能力どうぐ・・・『断面への投擲(イビルジャベリン)』。











・・・これは壁の物質だろうが・・・む・・・鉄に、ビニール・・・電子機器の部品、・・・血液・・・心臓・・・肝臓・・・皮膚・・・内蔵他多数・・・いずれも・・・


『■■■■■』のモノか。」

弥子「・・・!!?」

ネウロ「・・・成程。偶然にも犯人が断定出来たな。今回は珍しい事にトリックだけでは犯人を断定できなかったが・・・



・・・少し強引になるが、ヤコ、早速推理を披露するぞ。」

弥子「・・・うん!」














「・・・アイツら・・・いや、まさか気づかれるはずないだろう・・・」







続く。感想OK。

Re: ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》 ( No.530 )
日時: 2022/06/13 19:20
名前: 大瑠璃音葉(元:桜木霊歌) (ID: fVy8heSC)

こんにちは!大瑠璃音葉です!
音葉「おわぁ・・・すっごい酷い状態で見つかってる・・・内蔵根こそぎ取られてるって、見事なまでに患者さんにしてきたことが返ってきてるじゃん・・・自業自得とはまさにこのことね。容疑者も全員動機がありそうだし、一筋縄じゃいかなさそう・・・え!?ネウロ分かったの!!?凄い・・・!!!」
次回も楽しみに待ってます!

コメント返却 ( No.531 )
日時: 2022/06/14 17:49
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)


>>大瑠璃音葉さん
コメントありがとうございます。
物凄い状態で発見されました稲村ゼント。自業自得かそれとも。
犯人が分かったようですネウロ。さて一体どうなるのか。


コメントありがとうございます。本編までしばらくお待ちください。

隠【かくす】 ( No.532 )
日時: 2022/06/14 18:02
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。




・・・さて、キノウハスコシジカンナカッタケドカンナカッタケド今回は稲村ゼント殺害の犯人を暴くのです。






数分後・・・



ネウロ「・・・では早速、先生が今回の事件の推理をさせていただきましょう。

さぁ、早速やるぞヤコ。」

弥子「・・・うん。」

・・・容疑者の3人を集め、早速犯人を暴く。

弥子「犯人はッ・・・」



ぬえ「・・・ん?」


・・・病院の外で見ていた3名。弥子の右腕に、何やら魔力のエネルギーが纏っている。それをぬえは感じ取った。


弥子「・・・お前だっ!!」


そして弥子が指をさしたのは・・・










・・・病院長の男『目高原』だった!



目高原「わ・・・私だと!?とんだ冗談を」


ネウロ「冗談ではありませんよ。先生の前にそんなごまかしは出来ません。


・・・さて、ここは私が代わりに先生の推理を披露しましょう。


・・・まず、稲村ゼントさんの遺体が何故病院の目の前にあったのか。そもそも彼の死因は『毒殺』です。バラバラにされたり内臓を根こそぎ取られたのはその後です。」


目高原「なっ!?何を言って」


等々力「本当です。鑑識調べてもらいましたが、点滴に使うとされる薬品が致死量を超える量含まれていました。」

石垣「遺体の頭に注射針の跡があったって言ってたぞ。そこから抽入されたんだってよ。・・・ていうかその反応で怪しくなった来たんだけど?」


目高原「っ・・・じゃ、じゃあなんで遺体があんなことに」


ネウロ「病院内の手術道具を使用したのでは?職員に聞きましたが、手術をしたわけでもないのに一部の道具が使用された形式がありました。水で入念に洗い流した形跡も。」


目高原「・・・!!だ、だがそれだけで犯人を私だと断定するには」


ネウロ「まだ話は終わってませんよ。・・・目高原さん、貴方は取り調べの際に、死亡推定時刻の時にはずっと病院長室にいた等と言っていましたよね。」


目高原「あ、ああいたさ。職員たちもそれを把握している。」


ネウロ「・・・そう言えばその場所、入り口の真下でしたよね。」


目高原「そ、そうだぞ?だが私の部屋はちゃんと調べただろう!!」


石垣「そ、そうですけど・・・」


ネウロ「・・・実は、覚られないように少し黙っていたのですが、病院長室に、とんでもない部屋に繋がる『仕掛け』を見つけてしまったのですよ。」


目高原「とんでもない部屋?そんなもの・・・」


ネウロ「・・・これを見てもまだ言えますかな?」


・・・病院長室に行くと、棚で見えづらかったが、床に血痕が残っている。


石垣「あっ!!」


ネウロ「・・・ここをこうしてみると・・・



・・・ビンゴのようですね。」


・・・何と、奥に隠し部屋があるのを見つけた。

中には、内臓がホルマリン漬けにされて容器に入れられ保存されているのが沢山。


目高原「あっ・・・あっ・・・」


ネウロ「・・・稲村ゼントを殺害したのは衝動的なモノでしょう。この事を知ってしまった。その口封じでしょう。」

部屋に落ちていたビニール袋を拾うネウロ。

ネウロ「・・・どうやらバレないと思って適当に放り込んだのですかね。血がべったりついています。・・・これを鑑識に調べさせてください。血液が稲村ゼントさんのモノ且つ、目高原さんの指紋が付いていれば確実に犯人です。」


目高原「っ・・・ま、待て待て待て!!そんな部屋私は知らない!!第一、稲村君が私の部屋に入った形跡など」


ネウロ「・・・いいえ、貴方はこの部屋の事を知っていますし、稲村さんはこの部屋に入りました。・・・ですよね先生。」

弥子「うん。稲村さんが病院長室に入ったって証言はあるよ。」


目高原「そ、そんなもの・・・」


ネウロ「いいえ、何やら隠し事をしていた職員を見つけましてねぇ。先生が何とか説得してくれたのです。」

弥子「・・・それがこの人。」

弥子が、職員に一人を連れてくる。

職員「・・・」


目高原「お、お前・・・」


職員「・・・僕、見たんです。稲村さんが病院長室に入って行くところ・・・でも、病院長室に口止めされて、弱みを握られていたから尚更言えなくて・・・」


目高原「な、何を言っているんだね!!そんなこと・・・」


・・・目高原はまだ言い訳をしようとするが、これ以上彼の話を聞き入れる者はもういない。


等々力「・・・そうですか。(電話を切る)・・・今のビニール袋に付着していた血液や指紋、たしかに血液は稲村ゼント、指紋は目高原のモノだったようです。」


ネウロ「・・・稲村さんは、目高原が隠していたことを知ってしまった。貴方は口封じで稲村さんを殺害した・・・

これ以上はもうごまかせませんよ。」


目高原「っ・・・!!




・・・くっ・・・くっ・・・アイツが悪いんだ・・・アイツが・・・」


・・・目高原は、こう話しだす。


目高原「・・・私はただ臓器移植で世界中の人達を救おうとしただけ!!なのに!!どうせもうじき死ぬやつの内臓を勝手に取り出しただけで違法だと言って告発しようとしたのだよ!!!」


一同「!!?」


目高原「臓器移植は正義なのだ!!だが患者に会う臓器が無いのも事実!!人間どうせいずれ死ぬ!!だからこそ!!無価値な市民より役立つ者達を生かすべき!!そうであろう!!!?」


・・・クモのような顔に豹変して無茶苦茶な事を言い出す目高原。


目高原「稲村め・・・保存していた臓器が、ドナー登録してない奴の内臓だったことを知った瞬間ああだ!!『あなたもこんな真似をするのか』と!!」


ネウロ「(『あなたも』・・・?)」


目高原「ドナー登録何てものは不必要だ!!無能な庶民共が有能な者ちを助けられるんだからまさに社会貢献だろ!!理解できないわけがない!!・・・いや、人間は正しき存在を微塵も理解しない愚者だろうがな!!」


・・・呆然とする一同。

弥子「狂ってる・・・!!」

石垣「・・・ど、どちらにせよ、観念してもらうぞ!!」


目高原「ククク・・・馬鹿な警察ごときにこの私が捕まえられるわけがない!!はあああああああっ!!」


・・・すると、目高原の周辺が暗闇に包まれる。


等々力「これは・・・!?」

石垣「お、おまえら・・・!!」



・・・ネウロと弥子が、その暗闇に呑み込まれる。



一旦区切ります。感想まだ


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