二次創作小説(新・総合)

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ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》【報告あり】
日時: 2022/11/08 21:28
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1336

どうも。おろさんです。
『ウルトラワールドでの日常』の新スレ。第2章です。
様々な世界を巡る、『交叉伝クロスオーバー』の物語をお楽しみください。




~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*依頼の応募だけ、感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)

(順次更新予定)


~目次~

序幕『新たな物語の前に』
・《始まり》《過去》>>1-3
・《月へ》>>4-5
・《月面対戦》>>6-8
・《ある事件》>>9-11


『世界を交える出会い』
パート1 >>14-15
パート2 >>16-19>>20


『日常話』(そうじゃないのもある)
とことん書いた小話2つ >>118
作成しましょうカードゲームを >>119-120
新しいシステムと新しい力 >>123
オリジナルカードゲーム始動 >>124
久々の松 >>244
米森サトルの憂鬱 >>247
月とバスターズと >>342
ダークアイwithぴえんハザード >>357-360
ロボットカルテット >>361
オバケのホテルで暗闇大パニック >>362-363
折角なので昔話(?) >>390
また来ましたウルトラワールド >>452
四季のフラワーマスターと警視総監煉獄王 >>480-481
念写天狗と忍者 >>484
夜兎とメイド。その信念は >>487-488
カリスマ祷(!?) >>491-492
破壊の力と羽を持つ者 >>495-497
秘封倶楽部初代会長 >>514-515
二童子と吉原 >>550-551
『暗鏡王』を探しに鏡の世界へ 前編>>554 後編>>558-560
思い付きで何か作ると最終的にトラブルが起きる >>593-595
きっかけの出会い >>596-598



『救出・ミッション』
イカした英雄 >>45
ワールドクラフター >>48
闇の魔導士と森姉弟 >>51
ソルジャー・クラス1st >>70
雇われ遊撃隊長 >>73-74
名もなき見習い魔女と格闘女王様 >>78-79
花のオーバーテクノロジー >>89
秘封のスペルと自称大王 >>125
チャンピオンを目指す者とゲーマーな少年 >>136
彗星の魔導士と恋心抱く占い乙女 >>139
雷撃のネズミポケモンとノイグラードの女王 >>140
孤高の処刑女王と深紅の咲き誇りし女帝 >>250
ジャングルの王者と南国の軽業師 >>258
史上最凶のエレベーターガール >>262
氷壁の双星 >>364
ドぎついピンクスナイパー >>365
超天才理系超美少女兼超電子ドーナツ研究部員 >>366-367
騒霊三姉妹 >>474
夢幻のパーカッショニスト >>477


『銭天堂・笑ゥせぇるすまん』
危機感みかん 前編>>464-465 後編>>468-470
人間回収車 >>518-519
大事なモノ 前編>>541-542 後編>>545-547
組み立てクッキー 前編>>599-600 後編>>601-603



『依頼』
・コピー >>54-55
・本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。
前半 >>59-61 後編 >>64-65
・ハロウィンナイト・ガンシューティング >>85
・椿の花と魔石とワープスター >>128-131
・並行世界の銭天堂 >>143
・シャインの奪還を >>173-174
・倒壊した図書館 >>178
・カードゲームは分かりやすさも大事 >>181
・回避せよ。ブラッドウェディング >>254-255
・奪還と防衛 >>346-347
・クッパクラウンの改良 >>351
・戦闘訓練の手伝い >>354
・クローン社の情報を得ろ >>455
・勝手に動く卒業制作品 >>459-460
・たとえ道具であろうとも >>536-537


『インクウェル島編』
・勢揃い。クロスオーバー >>21-23
・何が何でも >>24
・息抜き程度の休息 >>25-28
・介入。インクウェル島 >>29-32
・いざ探索。 >>33-34
・再会と出会いと厄介な事態と >>35-37
・悪意の虚無 >>38-41
・心無き者達 >>92-93
・超高校級のマジシャンと赤き猫の地縛霊 >>97-98
・模倣体『コピー』 >>99
・『鍵』とボスレベルのディスペクター >>100-103
・突入。デビルのカジノ >>106
・心無きゲーム >>107-108
・崩せ。理不尽なゲーム >>111-112
・対決!!傲慢のボスエネミー >>113-114
・解放 >>115

・次の世界へ行くために >>146
・UMAの事 >>147
・再び捜索。インクウェル島 >>148-149
・緑の人気もの >>150
・言葉通りの悪魔 >>151
・導く鍵 >>155-156


『99コロシアム編』
・いざ次の世界へ >>160
・99コロシアム >>164
・ぷよぷよとテトリス >>167-168
・意外と早く見つかる乗組員探し >>171
・地下には何が >>172
・改装された地下 >>182-183
・突入。無情なレースゲームへ >>184
・再会。そしてレースゲームへ。 >>189-190
・厄介な展開だらけ? >>194
・亜空のバイクレースと刈り取る少女 >>197-198
・『正々堂々』と『卑怯』 >>201
・危機一髪。そして『フィギュア化』の意味の石化 >>205
・電撃の女子高生ギタリストと正々堂々と石化と >>206-207
・『動きを止める』石化 >>210-211
・ディスペクト。『侍』と『装甲戦車』、『不死』と『惨死』 >>212
・侍の士気と宝来の人の形 >>215-216
・継承の力『レクスターズ』 >>219
・いざ地下施設へ。99コロシアム編終盤 >>223
・大穴での交戦 >>226-227
・打ち破れ!リプログラム >>231
・いざ突入、中央部。現れるは強欲のボスエネミー >>234
・マザーコンピューター『メデューサ』 >>238-240


『かぶき町編』
・気を抜いてたら意外とトラブルに会うよね >>266-267
・犬の散歩から空の平和を守るまで >>270
・探しモノは案外早く見つかる >>273
・面倒ごとは意外と早く解決できるかもしれない >>276-277
・割とさりげなく結構な頻度で発生する再開と出会いのイベント >>280-281
・数が多ければ心当たりも多い >>285
・宿題終わらなくて困るのは後回しにした自分自身だ >>288
・時には大胆不敵に >>291-292
・集まれば大体ややこしくなる >>295
・お決まりのパターンなんてものは存在しない。多分 >>300
・追い込まれた途端に投げ出すのはやめなさい >>303
・所見殺しなんて大体の人が引っかかるんだよ >>306
・嫌いなモノはハッキリ嫌いって言うのも大事 >>309-310
・一度トラブルが起こったら色んな形で何度も起こる >>313-314
・『王』って字を付ければかっこよくなるとは限らない >>317
・どんなこともきっかけは最初は至って単純な理由 >>318
・抗え。若き者達よ >>319-321
・正義を謳いあげる奴にロクな奴いないって大体間違って無い >>322-323
・強そうなやつほどたまに出オチ要員になりやすい >>324-325
・信用しない人は勝手に信用しない >>328
・ちょっと色々話しておいたほうが良くって >>329
・いざ突入してみたらまさかの事態とか色々あった件 >>330-331
・怠惰な空間で踊り明かすかどうするか >>332-334
・人任せにし過ぎるのはダメ >>335-336
・天然パーマに大した奴はいない >>337


『幻想郷編』
・その日、2人の少女は幻想へと発つ >>368
・再会と巫女と生まれざる者 >>369-371
・奇怪な異変と裏切りの巫女!? >>372
・妖怪の山探索~河童とツノありと厄神と浮遊霊~ >>373
・秋を彩る探索劇 >>374
・片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま >>375-376
・幻想郷捜索。起こりし異常 >>377-378
・昼でも尚月夜は輝いて >>379
・ゲッコウガの説明と、人里での逃走劇 >>380
・命蓮寺と銀河を巡る『王』 >>381-382
・再会とか出会いとか貸本屋での世間話(?)とか >>383-384
・いざ輝針城 >>385
・守れ。神霊廟 >>386
・博麗神社付近での出来事。解放を主張する怪しき男現る >>389
・レッツら紅魔館 >>391
・忍び寄る金色の影 >>392
・図書館を荒らす本型魔物 >>393
・悪魔の妹。触れずとも壊す『破壊王』 >>396
・追跡。吸血鬼連れ去る金色の青年 >>397
・魔法の森探索。世界最速のハリネズミと黄色い伝説現る >>398-399
・霧の湖でルーミアを探せ >>400-402
・いざ冥界。探すは境界に住む妖怪 >>405-406
・境を織る少女と大妖怪。感情無き世界望む男現る >>407
・『非想非非想天の娘』×『小さきエレクトロン巨人』 >>408
・永遠亭の薬師の元へ >>409-410
・銀色の侍VS神霊の依り憑く月の姫 >>411
・脅迫される博麗の巫女。次向うは地底 >>412-413
・閉じた恋の瞳 >>414
・地底を行き来するジャックフロスト >>415-416
・牙をむく三叉のディスペクター。地霊殿に向え >>421-422
・固き牙を破れ >>423-424
・内に秘めた感情と感情操作 >>425-426
・表情豊かなポーカーフェイス >>427
・クラキの証言。まだまだ漂う不穏な空気 >>430
・争い、追われ、騙され、閉じ込められ >>431-432
・地獄の女神介入。博麗霊夢解放大作戦 >>433-434
・ゲーチスの目論み。霊夢の本音 >>435-436
・負の感情と電撃の乱入 >>437
・ゲーチスを退けろ >>438
・空間王を止めろ >>442-444
・霊夢の証言。幻想郷解放のためにいざ行かん。 >>445
・嫉妬に染められた色彩 >>446
・博麗神社を取り戻せ。そして解放と帰還。またすぐに来るけどさ >>447-449


『外界編』
・オカルティズムな探偵 >>500
・真実知ール >>503-504
・外界に住む狂信者 >>507-508
・事態の収束と外界の協力者 >>511


『『謎』が集まる探偵事務所編』
・行【ひとさがしのために】 >>523
・主【じょしゅとたんてい】 >>526
・殺【じけん】 >>529
・隠【かくす】 >>532-533


『シャドウシネマラビリンス編』
・復元された世界 >>564
・早々に起こる厄介事 >>567
・大衆の映画館街。映画好きの少女と時空を彷徨う者達 >>568-569
・虚飾の栄光の映画 >>570
・目覚めた黒猫(ブラックキャット) >>571
・映画館街に現れる番人 >>572
・スティックス・カントリー >>573-574
・妨害電波装置を破壊せよ >>575-576
・とにかく立ちはだかる番人。とにかく色々判明する >>577-578
・キーパー・オブ・シザース >>579-580
・再会のために >>581-583
・ようやく。そして・・・ >>584
・いざ急げ。異変解決のために >>585
・虚飾の戦姫の映画・・・? >>588-589
・覚悟と鏡 >>590-591
・映画館は残り続ける。例え客がいなくとも >>592



タグ
クロスオーバー オリキャラ・オリ設定 東方project 秘封倶楽部 スマブラ登場作品関係 ポケモン ポップンミュージック ペルソナ スタジオわさび ぷよぷよ・ぷよテト ダンガンロンパ カップヘッド VOCALOID 妖怪ウォッチ おそ松さん 銀魂 銭天堂 デュエルマスターズ 笑ゥせぇるすまん 魔人探偵脳嚙ネウロ BLACK CAT ヘンリー・スティックミン  等(順次更新予定

BUG依頼応募用紙 >>42(休止)

BUGメンバー一覧 >>417

Re: ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》 ( No.493 )
日時: 2022/06/03 22:15
名前: 大瑠璃音葉(元:桜木霊歌) (ID: Wz/uC4rR)

こんにちは!大瑠璃音葉です!
音葉「映姫と小町だー!・・・小町、異世界に行ってまでサボりたいの・・・?;困った死神さんだなぁ・・・皆凄い連携だったよ。特に紫苑の落とし穴のやつ。まさか紫苑の能力がここまで効くとはねぇ・・・」
次回も楽しみに待ってます!

コメント返却 ( No.494 )
日時: 2022/06/04 18:09
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)


>>大瑠璃音葉さん
コメントありがとうございます。
映姫と小町を登場させました。異世界に言ってさぼっていた小野塚氏。映姫に連れ戻されました。
上手く連携してKブレーキ・ターボを撃退。結局落とし穴を作ったのは不明です


コメントありがとうございます。本編までしばらくお待ちください。









スティーブ「・・・ナイショ」

破壊の力と羽を持つ者 ( No.495 )
日時: 2022/06/04 18:14
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。




・・・今回の主役は『破壊王』・・・あの吸血鬼です。





《幻想郷:紅魔館》



・・・この日。ある一人の来客が紅魔館訪れた。



クラウド「・・・邪魔をする。」



レミリア「あら、この前のもそうだったけどまた珍しい客ね。えっとたしか・・・」



クラウド「クラウドだ。」



咲夜「・・・それで、一体何の用で来たのかしら。一応協力している身ではあるから招き入れてあげたけれど・・・」



クラウド「・・・いや、少し前にバトリオシティの福引で当てた食べ物があるんだが、思った以上に量が多くてな。その上長く保たないらしいから、様々な所を回って分けていたんだ。」



レミリア「食べ物?どれくらいあるのよ。」



クラウド「ざっと合計8兆」



レミリア「・・・えっ?」



クラウド「・・・8兆。」

すると、次元の穴から結構な数の野菜(カブ)が。



レミリア「・・・ねぇ、兆ってどれくらいだったかしら咲夜。」

咲夜「0が12個ほどだったかと」

レミリア「・・・」←反応に困っている



クラウド「・・・ティファ達や教会の皆、スマブラ屋敷にも分け与えても消費しきれなくてな・・・」



レミリア「・・・だったら幽々子やカービィにあげれば・・・」



クラウド「その手もあったがカービィはこの日スマブラ屋敷にはいなかったし、そもそも俺は白玉楼の住人達とは面識が薄いから良く分からない」



レミリア「・・・見事にタイミングが悪いわね・・・」



クラウド「むらびとにもあげようとしたが、『別に守銭奴じゃないから』と言って断られた。正直言っている意味があんまり良く分からなかった。」



レミリア「うん、確かに良く分からないけれども」


*どうぶつの森ではカブはお金の取引でよく使われます


咲夜「・・・それで実際どうしましょうレミリアお嬢様。」

レミリア「どうするも何も、美味しいんでしょうけど流石に難しいわよ・・・ちょっと待って何右の表示」←*あまりにも過ぎてカリスマも何も無い

・・・かなり困っているその時・・・



「チュドォォォォン!!!」


地下から爆発音が鳴り、そして誰かが地上に。



フラン「魔法少女フランドール、参・上っ!!」



レミリア&咲夜(・・)

クラウド「?」



フラン「悪を滅ぼしに私は現れる!!邪魔する奴は大体爆破する!!」



レミリア「・・・フラン?どうしたの?ていうか何ソレ」


クラウド「・・・『爆殺少女どくさつさん』の真似でもしているんじゃないか?ウルトラワールドにある漫画らしいが」


レミリア「いや何その物騒な名前の漫画」


クラウド「残酷描写の多さとオマージュの多さでクレームが殺到して1話で即打ち切りらしい」


レミリア「どんだけ酷かったのよ・・・」



フラン「勝負よお姉様!!なんかこう・・・派手に!!」



レミリア「言い方が抽象的すぎて良く分からないわよフラン!!」



フラン「そう言う文句は作者に言って!!とにかく私は特訓したいの!!嫌って言うんだったらなんか適当な場所に行ってやっちゃうもん!!世界を救うのは私だー!!」


クラウド「特訓・・・?」


そのままフランは紅魔館を出て行った。


レミリア「えっ何で!?ていうか日焼け止め塗ったわよね!?・・・じゃなくて!!咲夜!!」

咲夜「はっ!直ちに連れ戻ーー「待ってくれ」あら・・・?」

すると、クラウドが止める。

クラウド「・・・ここは俺が追う。」

レミリア「・・・急に何かしら。これはあくまでもこちらの問題でーー」

クラウド「・・・関係ない。」


そのままクラウドはフランを追っていった。


レミリア「えっ!?ちょっと!?・・・ていうかこの大量のカブはどうするのよー!!!?」








数十分後・・・


《バトリオシティ:アルカ谷》


フラン「勢いに任せたら何かウルトラワールドに着いちゃった。


・・・結局、特訓って言ってもどうしようかなぁ・・・」














「・・・我と同じ『破壊王』の異名を持つ者・・・ようやく見つけたぞ・・・」





一旦区切ります。感想まだ

破壊の力と羽を持つ者 ( No.496 )
日時: 2022/06/04 18:26
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き




フラン「・・・えいっ」



ソルジャー(ハートレス)「ッ・・・!!」


・・・周辺を彷徨っていたハートレスを能力で破壊しながら歩くフラン。



フラン「・・・さっきから弱い奴ばっかり。つまんないしこれじゃあ特訓にもならないよ・・・「ここにいたのか。」!」


そこに、クラウドが。


フラン「あなたはさっきの。」

クラウド「クラウドだ。直接会うのはそう言えば初めてだったな。」

フラン「・・・何の用?お姉様に頼まれて連れ戻しに来たとか?」

クラウド「・・・自分の意志で来ただけだ。それに、すぐにつれ戻すつもりはない。」

フラン「・・・そう。・・・」

・・・フランは何か考え込んでいるようだ。

クラウド「・・・フラン、お前・・・悔しいのか?」

フラン「えっ・・・」

クラウド「・・・前に、お前はアウトローに連れ去られかけた。しかも敵に全く歯が立たなかったとも聞いた。

それだけじゃなく、少し前にも謎の2人組に襲撃されかけたらしいな。その時に咲夜が追い込まれた・・・等とも聞いた。


・・・どっちの時もお前は何もできなかった。だから悔しいんじゃないのか?」

フラン「・・・



・・・そう言われると、そうなのかもしれないわ。何だかんだでお嬢様や紅魔館の皆には世話になってるのは本当だし、そう言うのじゃなくても肝心な時に何もできなかったのは・・・悔しい。」

クラウド「・・・『特訓』と言う言葉を使っていたのはそういう事か。


・・・それなら、俺が手伝ってやろうか。」

フラン「えっ」

クラウド「・・・俺も今まで強者と戦ってきた身だ。・・・特訓、手伝わせてくれないか。」

フラン「・・・いいの?殺すくらい本気でやっちゃっても。」

クラウド「構わない。何かあれば俺が全力で止める。」


・・・こうして、フランとクラウドの『特訓』が始まった。



数時間後・・・



フラン「禁忌『レーヴァテイン!!』」

クラウド「はぁっ!!」←バスターソードで防ぐ



・・・とにかく交戦するフランとクラウド。



フラン「アハハハハッ!!すごい!!すごいわ!!霊夢や魔理沙みたいにこんなに強い人間がまだいるなんて!!」

クラウド「・・・お前もお前で想像以上の狂気性だ・・・セフィロスよりはマシにも見えるが・・・いや、今は関係無い事か・・・!!



・・・(そもそもが中々だが・・・長く戦っているからなのか、少しスピードが上がって来たか・・・能力の成長は早いみたいだ・・・)」


・・・少しづつ、身体能力が上がって行くように見えるフラン。すると・・・






「面白い事をやっているではないか・・・我も混ぜろ!!」




・・・上空から何者かが突っ込んできて、爆発。


クラウド「がっ・・・!!」


フラン「わっ!!?」


2人はそれぞれ木にぶつかる。


クラウド「っ・・・大丈夫か!」


フラン「う、うん・・・」




「ふむ・・・不意打ちを避けようとしたようだが・・・まぁ疲労を襲うのは卑怯だろうな。」



クラウド「お前は・・・!?」



・・・その者は、不死鳥のような存在に、龍のような存在が両方向についている。



ヘヴィ・デス・メタル「・・・我は『破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル』。クリーチャーワールドで『破壊王』の異名を持つ者。破壊の炎に焼かれ続けても尚死なず、髪へと成り上がった存在・・・それが我だ!!」



フラン「『破壊王』・・・!?(・・・そう言えば、ダイアって名乗ってた奴は、私の事を『破壊王』って・・・)」

クラウド「っ・・・突然出て来て何のつもりだ・・・!!」



ヘヴィ・デス・メタル「今貴様に用はない。用があるのはその吸血鬼の少女にだ。」



フラン「・・・私に・・・!?」



ヘヴィ・デス・メタル「その通りだ・・・我と同じ『破壊王』の異名を持つ者・・・我としては非常に気になっていたのだよ・・・」




クラウド「・・・フランに何をするつもりだ!!」



ヘヴィ・デス・メタル「・・・決まっている・・・





・・・戦うのみだ!!」




・・・ヘヴィ・デス・メタルは、フランに突っ込んで来る。




クラウド「フラン!!「待って!!」!?」



フラン「・・・私に勝負を持ち掛けてきたんだったら、受けて立つわ!」



クラウド「フラン・・・」




ヘヴィ・デス・メタル「いい度胸だ!!殺す気でかかって来い!!」







一旦区切ります。感想まだ

破壊の力と羽を持つ者 ( No.497 )
日時: 2022/06/04 19:14
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き




突如現れたヘヴィ・デス・メタル戦。




ヘヴィ・デス・メタル「うおおおおおおおおっ!!」


ヘヴィ・デス・メタルは早速光線を放つ。


フラン「禁弾『スターボウブレイク』!!」


フランは弾幕で対抗。光線を防いでさらに攻撃を仕掛ける


ヘヴィ・デス・メタル「甘い!!」


・・・羽であっさり攻撃を防ぐ。



ヘヴィ・デス・メタル「ワールド・ブレイカーである我の力を思い知れ!!」


ヘヴィ・デス・メタルはもう一度フランに突っ込む。


フラン「っ・・・!!」←レーヴァテインで防ごうとする


ヘヴィ・デス・メタル「フハハハハハ!!どうしたこの程度か!!我と同じ『破壊王』の異名を持つ者よ!!」


フラン「っ・・・!!!」



・・・次第に押されていくフラン。



クラウド「フランっ!!」




ヘヴィ・デス・メタル「貴様の力はその程度か!!我と同じ『破壊王』の異名を持つ者よ!!我をがっかりさせるではない!!」


フラン「・・・『破壊王』じゃないわ・・・」


ヘヴィ・デス・メタル「・・・何?」


フラン「私は・・・『フランドール・スカーレット』よっ!!!」

・・・すると、フランが謎のエネルギーを発し、ヘヴィ・デス・メタルを弾き飛ばす。

ヘヴィ・デス・メタル「なっ!!?」



フラン「さぁ・・・第2ラウンドよ!!コンテニュー出来なくしてあげる!!」



ヘヴィ・デス・メタル「面白い・・・出来るモノならやってみろ!!」


炎の弾幕を放ち始めるヘヴィ・デス・メタル。



フラン「!!」←避ける



ヘヴィ・デス・メタル「・・・どうした!!早速避けるとはな!!何故突っ込んでこないのだ!!ならば我の流儀を嫌と言うほど知るが良い!!」



フラン「だから何よっ!!そっちこそ弾幕やスペルカードルールの流儀くらい知ったら?」



ヘヴィ・デス・メタル「悪いがそんないちいち気にしてられんのだよ!!」←交戦を放つ


光線をフランはどんどん避ける


フラン「(・・・あの鳥っぽい生き物・・・ここは能力で一気に倒すしか無さそうね・・・でもさっきから激しい攻撃ばかりだし、隙を作らないと・・・!!)」



ヘヴィ・デス・メタル「・・・さぁどうする!!倒せるものなら倒してみろ!!」



フラン「ここは・・・・!!」


するとフランは、何かに気づく。


フラン「そっか、これを使えば・・・!!」



・・・フランは、一旦下に向かう。



ヘヴィ・デス・メタル「む?何か考えているのか・・・だがそうはさせないぞ!!」


ヘヴィ・デス・メタルは、下に向かって炎弾を放ちまくる。




クラウド「うおっ!!?」←一旦避難




・・・そして、周囲が焼けてくる。




ヘヴィ・デス・メタル「・・・少しやり過ぎたか・・・まぁいい。これなら流石に・・・む?」


・・・ヘヴィ・デス・メタルは違和感を感じ、上空を見る。そこには・・・


フラン「引っかかったわね!!」


・・・大量の木々があったのだ。地面から抉り取ったらしい。



ヘヴィ・デス・メタル「なっ・・・何をどうやって「ドガッ!!」っ!!」


・・・木々が落下してヘヴィ・デス・メタルに激突。それによって地面に落下。


ヘヴィ・デス・メタル「くっ・・・考えたようだがこの程度では・・・む、待て、もしや・・・」



フラン「ふふん・・・




きゅっとして・・・どっっっっかーん!!!」


・・・『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』を持つフランは、ヘヴィ・デス・メタルの『一番弱い箇所』を手中に収め、握る。


ヘヴィ・デス・メタル「がああああああっ!!」


そしてヘヴィ・デス・メタルは大爆発を起こし、撃退された。


フラン「・・・ふぅ・・・」←座り込む


クラウド「大丈夫か?かなり派手にやったみたいだが・・・」←戻る


フラン「あっ・・・大丈夫。でもこれで勝てたと思ーー「バッ」!!」


すると、破壊されたはずのヘヴィ・デス・メタルが。



ヘヴィ・デス・メタル「・・・迂闊だったか。」



フラン「なっ・・・何で!?」




ヘヴィ・デス・メタル「・・・我は不死鳥だからな。流石に焦ったがこれくらいでは死なぬ。」




フラン「っ・・・」←立ち上がって構える




ヘヴィ・デス・メタル「・・・




・・・安心しろ。もうお前の実力は十分見た。」



フラン「えっ・・・?」

クラウド「・・・何を考えている」



ヘヴィ・デス・メタル「・・・単なる興味本位だ。我と同じ『破壊王』の異名を持つお前の実力がどのくらいか、試したかったのだ。」



フラン「私の実力を・・・?」



ヘヴィ・デス・メタル「・・・ああ。・・・事実、お前は我に打ち勝った。てっきりかつて我を倒したあの少年のように真っ向勝負を挑むかとも思ったが・・・まぁ存在キャラクターそれぞれか。



・・・突然すまなかったな。クラウド・ストライフと、我と同じ『破壊王』の異名を持つ者・・・いや、フランドール・スカーレット・・・自信を持つが良い。」


・・・そう言って、ヘヴィ・デス・メタルは去って行った。


クラウド「・・・何故俺の名前を・・・?」

フラン「・・・自信を・・・」






《幻想郷:紅魔館》



レミリア「な・・・な・・・なーんでこんなことになってるのよー!!!?」


・・・紅魔館に戻ったフラン。特訓やヘヴィ・デス・メタルの攻撃でクラウドも結構な怪我を負っている。


レミリア「うおいクラウドぉ!!何でこうなった!!!」←カリスマブレイク兼キャラ崩壊中


クラウド「・・・特訓していた。途中で乱入者が来た。」

フラン「強かったよ。」


レミリア「いや乱入者って!!・・・特訓?」


フラン「実は・・・(少し事情を説明」



レミリア「・・・そう・・・そう言えばそうだったわね・・・



・・・ここまで怪我を負っているのは色々言いたいことあるけど、とりあえず、もういいわよ。どうやら何かつかんだって感じの目をしてるし。」


フラン「・・・」


レミリア「・・・まぁ、成長してくれたら姉として何よりね。」


フラン「・・・うん!!」

・・・すると、フランの胸元が光り出す。

フラン「これって・・・」

・・・そこから、1枚のカードが出てきた。

クラウド「このカードは、たしか・・・作者に伝えておかないとな・・・」

レミリア「・・・さて、とりあえずお風呂に入ったら、晩御飯にするわよ。お腹が空いたでしょうしカブ料理をたくさん食べなさい。」


フラン「分かったわお姉様・・・ところで何でカブ?」

クラウド「変わっているな」


レミリア「・・・あなたが持ってきたの忘れてないかしら・・・」








イヤフォンの少年「・・・『破壊王』のカードも手に入れて、これで4体目・・・あと16体か・・・」










終演











「さて・・・そろそろ確かめないとな・・・」












~後書き~
今回はフランドールのお話でした。破壊関係でヘヴィ・デス・メタルも登場させました。
今回はここまで。感想OK。


















・・・次回、『外界編』。


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