二次創作小説(新・総合)

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ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》【報告あり】
日時: 2022/11/08 21:28
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1336

どうも。おろさんです。
『ウルトラワールドでの日常』の新スレ。第2章です。
様々な世界を巡る、『交叉伝クロスオーバー』の物語をお楽しみください。




~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*依頼の応募だけ、感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)

(順次更新予定)


~目次~

序幕『新たな物語の前に』
・《始まり》《過去》>>1-3
・《月へ》>>4-5
・《月面対戦》>>6-8
・《ある事件》>>9-11


『世界を交える出会い』
パート1 >>14-15
パート2 >>16-19>>20


『日常話』(そうじゃないのもある)
とことん書いた小話2つ >>118
作成しましょうカードゲームを >>119-120
新しいシステムと新しい力 >>123
オリジナルカードゲーム始動 >>124
久々の松 >>244
米森サトルの憂鬱 >>247
月とバスターズと >>342
ダークアイwithぴえんハザード >>357-360
ロボットカルテット >>361
オバケのホテルで暗闇大パニック >>362-363
折角なので昔話(?) >>390
また来ましたウルトラワールド >>452
四季のフラワーマスターと警視総監煉獄王 >>480-481
念写天狗と忍者 >>484
夜兎とメイド。その信念は >>487-488
カリスマ祷(!?) >>491-492
破壊の力と羽を持つ者 >>495-497
秘封倶楽部初代会長 >>514-515
二童子と吉原 >>550-551
『暗鏡王』を探しに鏡の世界へ 前編>>554 後編>>558-560
思い付きで何か作ると最終的にトラブルが起きる >>593-595
きっかけの出会い >>596-598



『救出・ミッション』
イカした英雄 >>45
ワールドクラフター >>48
闇の魔導士と森姉弟 >>51
ソルジャー・クラス1st >>70
雇われ遊撃隊長 >>73-74
名もなき見習い魔女と格闘女王様 >>78-79
花のオーバーテクノロジー >>89
秘封のスペルと自称大王 >>125
チャンピオンを目指す者とゲーマーな少年 >>136
彗星の魔導士と恋心抱く占い乙女 >>139
雷撃のネズミポケモンとノイグラードの女王 >>140
孤高の処刑女王と深紅の咲き誇りし女帝 >>250
ジャングルの王者と南国の軽業師 >>258
史上最凶のエレベーターガール >>262
氷壁の双星 >>364
ドぎついピンクスナイパー >>365
超天才理系超美少女兼超電子ドーナツ研究部員 >>366-367
騒霊三姉妹 >>474
夢幻のパーカッショニスト >>477


『銭天堂・笑ゥせぇるすまん』
危機感みかん 前編>>464-465 後編>>468-470
人間回収車 >>518-519
大事なモノ 前編>>541-542 後編>>545-547
組み立てクッキー 前編>>599-600 後編>>601-603



『依頼』
・コピー >>54-55
・本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。
前半 >>59-61 後編 >>64-65
・ハロウィンナイト・ガンシューティング >>85
・椿の花と魔石とワープスター >>128-131
・並行世界の銭天堂 >>143
・シャインの奪還を >>173-174
・倒壊した図書館 >>178
・カードゲームは分かりやすさも大事 >>181
・回避せよ。ブラッドウェディング >>254-255
・奪還と防衛 >>346-347
・クッパクラウンの改良 >>351
・戦闘訓練の手伝い >>354
・クローン社の情報を得ろ >>455
・勝手に動く卒業制作品 >>459-460
・たとえ道具であろうとも >>536-537


『インクウェル島編』
・勢揃い。クロスオーバー >>21-23
・何が何でも >>24
・息抜き程度の休息 >>25-28
・介入。インクウェル島 >>29-32
・いざ探索。 >>33-34
・再会と出会いと厄介な事態と >>35-37
・悪意の虚無 >>38-41
・心無き者達 >>92-93
・超高校級のマジシャンと赤き猫の地縛霊 >>97-98
・模倣体『コピー』 >>99
・『鍵』とボスレベルのディスペクター >>100-103
・突入。デビルのカジノ >>106
・心無きゲーム >>107-108
・崩せ。理不尽なゲーム >>111-112
・対決!!傲慢のボスエネミー >>113-114
・解放 >>115

・次の世界へ行くために >>146
・UMAの事 >>147
・再び捜索。インクウェル島 >>148-149
・緑の人気もの >>150
・言葉通りの悪魔 >>151
・導く鍵 >>155-156


『99コロシアム編』
・いざ次の世界へ >>160
・99コロシアム >>164
・ぷよぷよとテトリス >>167-168
・意外と早く見つかる乗組員探し >>171
・地下には何が >>172
・改装された地下 >>182-183
・突入。無情なレースゲームへ >>184
・再会。そしてレースゲームへ。 >>189-190
・厄介な展開だらけ? >>194
・亜空のバイクレースと刈り取る少女 >>197-198
・『正々堂々』と『卑怯』 >>201
・危機一髪。そして『フィギュア化』の意味の石化 >>205
・電撃の女子高生ギタリストと正々堂々と石化と >>206-207
・『動きを止める』石化 >>210-211
・ディスペクト。『侍』と『装甲戦車』、『不死』と『惨死』 >>212
・侍の士気と宝来の人の形 >>215-216
・継承の力『レクスターズ』 >>219
・いざ地下施設へ。99コロシアム編終盤 >>223
・大穴での交戦 >>226-227
・打ち破れ!リプログラム >>231
・いざ突入、中央部。現れるは強欲のボスエネミー >>234
・マザーコンピューター『メデューサ』 >>238-240


『かぶき町編』
・気を抜いてたら意外とトラブルに会うよね >>266-267
・犬の散歩から空の平和を守るまで >>270
・探しモノは案外早く見つかる >>273
・面倒ごとは意外と早く解決できるかもしれない >>276-277
・割とさりげなく結構な頻度で発生する再開と出会いのイベント >>280-281
・数が多ければ心当たりも多い >>285
・宿題終わらなくて困るのは後回しにした自分自身だ >>288
・時には大胆不敵に >>291-292
・集まれば大体ややこしくなる >>295
・お決まりのパターンなんてものは存在しない。多分 >>300
・追い込まれた途端に投げ出すのはやめなさい >>303
・所見殺しなんて大体の人が引っかかるんだよ >>306
・嫌いなモノはハッキリ嫌いって言うのも大事 >>309-310
・一度トラブルが起こったら色んな形で何度も起こる >>313-314
・『王』って字を付ければかっこよくなるとは限らない >>317
・どんなこともきっかけは最初は至って単純な理由 >>318
・抗え。若き者達よ >>319-321
・正義を謳いあげる奴にロクな奴いないって大体間違って無い >>322-323
・強そうなやつほどたまに出オチ要員になりやすい >>324-325
・信用しない人は勝手に信用しない >>328
・ちょっと色々話しておいたほうが良くって >>329
・いざ突入してみたらまさかの事態とか色々あった件 >>330-331
・怠惰な空間で踊り明かすかどうするか >>332-334
・人任せにし過ぎるのはダメ >>335-336
・天然パーマに大した奴はいない >>337


『幻想郷編』
・その日、2人の少女は幻想へと発つ >>368
・再会と巫女と生まれざる者 >>369-371
・奇怪な異変と裏切りの巫女!? >>372
・妖怪の山探索~河童とツノありと厄神と浮遊霊~ >>373
・秋を彩る探索劇 >>374
・片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま >>375-376
・幻想郷捜索。起こりし異常 >>377-378
・昼でも尚月夜は輝いて >>379
・ゲッコウガの説明と、人里での逃走劇 >>380
・命蓮寺と銀河を巡る『王』 >>381-382
・再会とか出会いとか貸本屋での世間話(?)とか >>383-384
・いざ輝針城 >>385
・守れ。神霊廟 >>386
・博麗神社付近での出来事。解放を主張する怪しき男現る >>389
・レッツら紅魔館 >>391
・忍び寄る金色の影 >>392
・図書館を荒らす本型魔物 >>393
・悪魔の妹。触れずとも壊す『破壊王』 >>396
・追跡。吸血鬼連れ去る金色の青年 >>397
・魔法の森探索。世界最速のハリネズミと黄色い伝説現る >>398-399
・霧の湖でルーミアを探せ >>400-402
・いざ冥界。探すは境界に住む妖怪 >>405-406
・境を織る少女と大妖怪。感情無き世界望む男現る >>407
・『非想非非想天の娘』×『小さきエレクトロン巨人』 >>408
・永遠亭の薬師の元へ >>409-410
・銀色の侍VS神霊の依り憑く月の姫 >>411
・脅迫される博麗の巫女。次向うは地底 >>412-413
・閉じた恋の瞳 >>414
・地底を行き来するジャックフロスト >>415-416
・牙をむく三叉のディスペクター。地霊殿に向え >>421-422
・固き牙を破れ >>423-424
・内に秘めた感情と感情操作 >>425-426
・表情豊かなポーカーフェイス >>427
・クラキの証言。まだまだ漂う不穏な空気 >>430
・争い、追われ、騙され、閉じ込められ >>431-432
・地獄の女神介入。博麗霊夢解放大作戦 >>433-434
・ゲーチスの目論み。霊夢の本音 >>435-436
・負の感情と電撃の乱入 >>437
・ゲーチスを退けろ >>438
・空間王を止めろ >>442-444
・霊夢の証言。幻想郷解放のためにいざ行かん。 >>445
・嫉妬に染められた色彩 >>446
・博麗神社を取り戻せ。そして解放と帰還。またすぐに来るけどさ >>447-449


『外界編』
・オカルティズムな探偵 >>500
・真実知ール >>503-504
・外界に住む狂信者 >>507-508
・事態の収束と外界の協力者 >>511


『『謎』が集まる探偵事務所編』
・行【ひとさがしのために】 >>523
・主【じょしゅとたんてい】 >>526
・殺【じけん】 >>529
・隠【かくす】 >>532-533


『シャドウシネマラビリンス編』
・復元された世界 >>564
・早々に起こる厄介事 >>567
・大衆の映画館街。映画好きの少女と時空を彷徨う者達 >>568-569
・虚飾の栄光の映画 >>570
・目覚めた黒猫(ブラックキャット) >>571
・映画館街に現れる番人 >>572
・スティックス・カントリー >>573-574
・妨害電波装置を破壊せよ >>575-576
・とにかく立ちはだかる番人。とにかく色々判明する >>577-578
・キーパー・オブ・シザース >>579-580
・再会のために >>581-583
・ようやく。そして・・・ >>584
・いざ急げ。異変解決のために >>585
・虚飾の戦姫の映画・・・? >>588-589
・覚悟と鏡 >>590-591
・映画館は残り続ける。例え客がいなくとも >>592



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BUG依頼応募用紙 >>42(休止)

BUGメンバー一覧 >>417

息抜き程度の休息 ( No.28 )
日時: 2021/09/23 19:06
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。



こうして10分後・・・




《ダンダリ街道》


『喫茶キャノン・ド』を後にした一同は、街道を歩いていた。



蓮子&メリー「・・・・」


ニット「何か、ごめんなさいね。あの人も悪気はなかったと思うけど・・・」


蓮子「い、いや、そういうことじゃないの。」

メリー「・・・作者さんから聞いたかもしれないけど・・・私たちは・・・主に私は、能力が原因で、夢を伝って何度もその『幻想郷』・・・ってところに訪れたことがあって・・・」


アルル「夢を伝って?たしかに、そういうのは作者からある程度の事は聞いたけど・・・」


メリー「・・・私の能力は、結界の綻びを見つけることが出来る能力。そして私が見る夢は、『巫女』や『吸血鬼』だったり、そういった『登場人物』が出てきたりする。
・・・最近は、あなた達みたいな人たちも出てきたりしてたけど・・・


でもある日を境に、そういう夢を全く見なくなって・・・その、私の能力に関しては自分でもわからないことは多いけど、『隔離』されたって言うのなら、なんとなく辻褄が合うのよ。」

蓮子「そもそも、この世界自体も、私たちの世界じゃありえない事ばかりなのよね。
・・・私達は『科学世紀』って時代の人間なの。細かいところを省いて説明すると、自動車が古い乗り物として扱われてたり、月旅行ができるようになってたり、人が食べる食べ物の大半が合成食品が使われてたり・・・とまぁ、そんな感じ。

この世界だと、どこまでかは分からないけど、色んな時代の技術や自然が調和してる・・・絶滅したはずの生き物まで当たり前にいる。ポケモンまで生息してるなんて思いもしなかったけど。」


むらびと「難しい事語ってるようだけど・・・まぁこの世界は、常識にとらわれることが出来ないんだよ。『不可能を可能にする』事は物凄いことだ。それはどの世界でも同じ事だが・・・」



菜乃「・・・だからこそ、この出会いも実現できたということですよ。」


ウィッチ「そうですわね・・・・


・・・っていうか何でついてきているんですの?」



・・・何故かついてきたらしい独目菜乃。本人は『たまたま帰るタイミングが同じだっただけです』と言っているが。



菜乃「・・・にしても、ペルソナ使いと言い、一種のデスゲーム世界の派生であるIFの世界の者と言い、棒人間と言い、あなた方秘封倶楽部と言い、こりゃまたクセのある面子が出てきましたよねぇ。」



メリー「クセのあるって・・・;」

蓮子「ところで、私達がこの世界に飛ばされる前には何があったの?」


アルル「何があったって言うと・・・あー・・・誰かさんのやらかしでこの世界に飛ばされた人が沢山出てきたり、料理対決で死にかけたり、露出狂になって道踏み外しかけた人が続出したり、まぁ激しい戦いもあったり、学力調査で滅茶苦茶な回答が続出したり・・・」

ニット「・・・つまり、カオス方面のが多かった感じなのよね・・・;」

カーバンクル「ぐー。」


蓮子&メリー「ええ・・・;;;」



菜乃「・・・;・・・ところで、です。私が聞くのもあれですが・・・例のノートは・・・」

菜乃は唐突に話を切り替える。蓮子は菜乃に聞かれた通り、例の謎のノートを取り出す。

蓮子「これの事?自力で開けようとしても開かないし、そばに置いておかないと自動でこっちに戻ってきちゃうんだよ・・・」

菜乃「そうなのですか?だーから作者さん、解析が出来なかったのですか・・・;


・・・で、それが例のノートですか・・・一見普通のノートみたいですが、妙なエネルギーは感じますね・・・そのノートが開いた時に、世界中に謎の古代文字が放たれた・・・そして、あのエネミー達にも簡単に攻撃が通ったと・・・」

ウィッチ「・・・それに関しましては色々と情報をかき集めましたわよ。・・・どうやら、ウルトラワールド以外にも、様々な世界に古代文字が広がったようです。そして、武器が発現した者達が多数発見されましたわ。
・・・ただし、世界にいたすべての人々が発現したわけではないようですわ。」


メリー「えっ、そうなの・・・?」


菜乃「・・・らしいのです。・・・あれはおそらく、『覚悟の象徴』とも言える心の現れ・・・『魔導書』と同じ類のモノでしょう。


・・・しかし何故・・・あの時は私の魔法もダメージを与えられていなかった・・・対策されていた・・・?」




蓮子「『魔法』・・・この世界にもあるんだ。」


菜乃「『この世界にも』・・・?・・・ああそうか・・・ええまぁありますね。・・・ただ、ウルトラワールドの魔力や魔導書は、大分勝手が違うんです。


・・・さっきさらっと言いましたが、この世界の『魔力』及び『魔導書』は、『覚悟の象徴』・・・『自分の信念』や、『大切なモノを守るための強さ』・・・と言ったモノ等々が具現化された・・・言うなれば『心の現れ』から生み出されたアイテムです。

・・・魔導書の力は、自分のスタイルや特技、趣味、そして感情等に合わせて組み立てられる・・・勿論、生の方になることもあれば、負の方になり果てることもあるのです。まぁざっくり言ってしまえば、大分複雑なモノなんです。」


蓮子「それを貴方は・・・菜乃は持っているの?」



菜乃「ええ。私のは、剣術に合わせられたタイプの『炎魔法』を使えます。・・・あ、ニットさんも持ってますよ魔導書。」


ニット「・・・私のは、『糸魔法』ね。」


・・・2人はそれぞれ、持っている『魔導書』を見せる。


メリー「えっと・・・ちょっとよく見せてくれない?」


菜乃「構いませんが・・・少なくとも『読む』ことは基本出来ませんよ?魔導書の文字は、所有者にしか読めませんので。」


蓮子「へぇ・・・;」


・・・こういう会話をしていたが、むらびとが話を切り替え始める。


むらびと「・・・とりあえずさぁ、そろそろ話し切り替えて、今度はショッピングモールに行ってみないかい?」

ウィッチ「それは名案ですわね。あのショッピングモールは、ウルトラワールドで一番大きなショッピングモールですので。」


蓮子「へぇ、そうなんだ・・・」


アルル「うんうん!あそこは結構楽しいよ!・・・時々、マクドナルドのピエロとケンタッキーのおじさんが抗争を繰り広げることがあるけど;」


蓮子「えっ;;」



・・・こうして、様々な会話を繰り広げていた。








メリー「ねぇ、ところで・・・」


菜乃「おや、また質問でしょうか?一体何ですか?」


メリー「・・・あのさ、この世界と、今回私達が見つけた『次元の綻び』に繋がってる、『インクウェル島』って・・・何なのかしら?」


・・・この質問をしたメリーに対して・・・


菜乃「・・・インクウェル島・・・生憎、よくわからないんです。私は関わったことがないので・・・


・・・そもそも私とシンボラーが『こちら側』に就いてからでも、私達がインクウェル島の住民と接触したことが無いんです。・・・というか、作者さんが、『ドブネズミの軍人』とやらと取引関係に当たっているというくらいしか聞いたことなくて・・・」


メリー「そうなの?一体どうして・・・?」


菜乃「・・・おそらく、私が良く知らない、何年か前の話が関係していると思われます。・・・前にカービィさん達から聞いた『紋章』や『バトル大会』の事とかでしょうか・・・」


メリー「『紋章』に『バトル大会』・・・?」


菜乃「・・・これ以上の事は、私にはよくわかりません・・・何年も前は、私はアウトローと協力関係だったので・・・

・・・おそらく、他の皆さんもほとんどわからない・・・いや、もしかしたら、次第に忘れていてるのでしょうか・・・?」


メリー「・・・・・?」










《BUGギルド》


おろさん「よし・・・解析完了だ・・・これで突入できる・・・!」








続く。

介入。インクウェル島 ( No.29 )
日時: 2021/09/24 18:57
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

・・・どうも。ガチャのピックアップが全然当たらないおろさんです。いやまぁ自分に限った話じゃないんだろうけど(ry
今日ニンダイ来たけど、スマブラファイター発表は結局10月に持ち越し(まぁベレトベレスの時もこういう感じではあったけど)だったし、何かカービィの新作が出るとか発表されたりとりあえずいよっしゃぁ(???)





・・・さて、なんだかんだ続かせています『■■■■■■島編』。そして今回は・・・





















イヤフォンの少年「・・・『インクウェル島』・・・様々な科学や自然法則を完全無視した、何でもありの魔法の島・・・


・・・ここはかつて、カジノを経営している悪魔デビルが経済を支配していた。・・・悪魔デビルは、経営しているカジノの客を打ち負かしては、その客の魂を刈り取っていた。


・・・そうやって独裁を行っていた彼の前に、若き2杯のカップが、カジノに訪れた。


・・・いつもどおり、彼は客・・・その時の場合は2杯のカップを打ち負かした。そしてまた、客の魂を奪おうとした。


・・・死にたくない2杯のカップは命乞いをした。
そこで彼は、約24時間以内にに、勝負に負けたのに逃げた客・・・言うなれば、逃げた『債務者』を集めれば許す、ということで、悪魔デビルはその2杯に、債務者の魂を集めるよう仕向けた。




・・・だがそれは、自身の独裁の終末となることを、悪魔デビルは考えもしなかった。」














第1幕『インクウェル島編』


『介入。インクウェル島』




























・・・蓮子たちが街道を歩いていた頃・・・




《メロディナショッピングモール》


ドナルド「へっはっはっはっは!!今日こそは決着をつけるよ!マクドナルドに大勝利をおおおおおお!!!!」

カーネル「何を言っておる!勝つのはケンタッキーじゃ!それは譲らんそおおおおおおおお!!」


赤鬼(オーナー)「お前らいつもいつもぉぉぉ!!いい加減にしろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」



ドナルド&カーネル「あっ」









(・>・)ハァイ









ショッピングモール内にて・・・



猫の被り物を被った少女?「ふぅん。すっげーショッピングモールだな。」

セーラー服を着た女性「す、すごい品ぞろえです・・・結構買っちゃいました・・・」

猫の被り物を被った少女?「たしかにお前が好きそうなモン多いけどよ・・・;」


・・・猫の被り物を被った少女(身長は低いが大学生である)の『神木リツ』と、セーラー服を着た女性(実年齢27歳)の『小宮チエ』。ユキナリ達に話を聞いたのか、ウルトラワールドに訪れている。



猫の被り物を被った少女?→リツ「・・・にしても、この前急に変な文字っぽいのが出てきたと思ったら、なんかカッコイイ感じの武器が出せるようになって・・・あいつらに話を聞いても一向にわからないぞ?こういう場所は案外受け入れられることが出来たけど・・・」

セーラー服を着た女性→チエ「まぁ・・・神秘的なモノがなさすぎる現代社会において、こればかりは突飛すぎる話ですからね・・・。流石に私でも追いつかない事ばかりです・・・」

リツ「妙な儀式やってるお前が言うのかそれ・・・まぁ、強いて言えば見慣れたゲームキャラはいたりするのは驚きだったけどなー。」

チエ「ほ、他にも勢揃いでしたよね・・・あそこに棒人間がいますし・・・」

リツ「ふーん、あっそ・・・いや待て待て待て棒人間!?」


・・・チエが指さした方向を見ると、たしかに棒人間がいる。3名だ。内一名はヘッドフォンを付けていて、もう一名は赤い髪の毛が生えた女性の棒人間。後一名は、デフォルト感のある棒人間だった。どうやら、腹ごしらえをするつもりのようだ。



ヘッドフォンの棒人間「・・・ずいぶんと広いショッピングモールだなぁ。地元のよりずっと広いなぁ。」

棒人間「(にっこりしながら首を縦に振る」

赤髪の棒人間「それにしても、こんな世界があるなんて思いもしなかったわね。」

ヘッドフォンの棒人間「まぁ俺も動物類以外で、棒人間以外の生き物がいるとか、別世界の存在とかなんて、キャプテンに伝えられるまで考えもしなかったよ。」





リツ「うおお・・・あんな適当な見た目の奴までいるのかよ・・・」

チエ「何故だか神秘的なモノを感じます・・・」





この者たちは一体何者なのか。それはまた後の話であろう・・・














翌日・・・・・



《BUGギルド》



おろさん「・・・というわけで、みんな集まってくれてありがとうな。初めて見る顔もいるが、まぁ事情を聴いて故でここにいるんだろう。」


悠「ああ。どっちにしろ放っておけないしな。」


コウ「・・・俺はただ日常生活に支障をきたすモノを排除するだけだがな。」


カービィ「そうなの?」


おろさん「・・・さて・・・蓮子とメリーの2人のお陰で、綻びを見つけることが出来て、すぐにインクウェル島への道を作ることが出来た。」

作者は、画像をモニターに映す。


おろさん「・・・『インクウェル島』と呼ばれるこの島とは、前からちょっと関りがあった。まぁせいぜい取引関係に当たってるやつがいたくらいで、住民が直接この世界に訪れることはなかったが・・・


・・・この世界は、アウトローの手によって『隔離』されかけている。完全に隔離され、経路を閉ざされてしまえば完全に終わりだ。それは何が何でもあってはならない・・・



・・・さて、そういうわけなのだが・・・まずは、突入する前にいくつかにグループを作った方が良いと思う。数は多い方が良いが、まとまって動くと敵に気づかれやすいからな・・・


・・・まぁ、分けるとすれば・・・『エネミーの討伐を主にするグループ』と、『エネミーの発生、隔離の進行の阻止をするグループ』、そして『占拠されたエリアを奪還するグループ』・・・あと『ナビゲート』・・・ざっとこう分けられるな。まぁ、適性や状況に合わせて運用するわけだけど・・・

・・・まぁ、一番の目的は、『元凶を潰す』事だからな。捜索していれば何かわかってくる可能性も高い。


・・・まだ猶予はある。今のうちに、色々決めるぞ。」




















《インクウェル島》



・・・魔法の島『インクウェル島』。その島の景色を見渡しているのは、みがかった金色のキャップを被った目つきの悪い棒人間男性と、黒いチャイナドレスを着た三つ編み金髪少女・・・アウトローの『エビテン』と『コロモ』だった。



コロモ「・・・兄者。どうやらBUGとやらが、この世界への突入を試みているとの情報を掴みました。どうやら、『次元の綻び』を再起動させたようです。発見し、再起動させた経緯は不明ですが・・・」

エビテン「そうですか・・・チッ・・・盲点でしたね・・・どんな手を使たのかは知りませんが「さっきそう言いましたが」わかってるっての!

・・・インクウェル島への突入は対処できないようですが、拠点に入られると面倒だ・・・とにかく■■■■■様に、拠点の封鎖を頼めるようお願いします。」

コロモ「御意。」

・・・そしてコロモは、この場を後にする。



エビテン「全く・・・流石に折れないとは思ってましたが、偶然や原因不明の現象をうまく使って、機転を利かすとは・・・たしかに少々侮り過ぎていたようですね・・・



・・・ですが、我々の手によって作り出された合体獣ディスペクターは、一筋縄ではいきませんよ・・・ドストライクンのようにはいかせません・・・」








一旦区切ります。

介入。インクウェル島 ( No.30 )
日時: 2021/09/25 18:48
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。




《アッチーノ島》



・・・先日・・・



クッパ「・・・吾輩の軍団の何割かがここで行方不明になってると聞いて来てみたが・・・そういうことだったのか・・・」


・・・角の生えた巨大な亀・・・クッパ軍団のボス『クッパ』は、自身の拠点の一つに来ていた。・・・そこに、アウトローの者と思われる白髪ポニーテールの女性が立っている。


白髪ポニーテールの女性「おやおや・・・バレてしまいましたか・・・」


クッパ「・・・吾輩の軍団を好き勝手に利用しおって!エネミーの量産を止めろ!!」


白髪ポニーテールの女性「やめろと言われて止める悪人はいませんよ。貴方もその類ではあるでしょう?


・・・さて、と・・・どうしましょうか。エネミーにしてしまいたいところですが、彼は力を持ち合わせている上に、あの古代文字に触れている・・・あの古代文字に触れた、力を持ち合わせている者は何故か『カード化』できない・・・想定外の事が起こると面倒ですねぇ・・・」


クッパ「オイ!聞いているのか!!」


白髪ポニーテールの女性「はぁ・・・うざったいですねぇ・・・

・・・そうですそうです。シャドウ因子を利用した、新しい兵器があるんでした。・・・えいっ。」


クッパ「・・・何をして・・・「バチィッ!!!」ぐっ!あっ・・・!?」


・・・すると、禍々しいエネルギーを放つ、謎の四角い物体が、クッパの中に入り込む。・・・そしたら・・・・


クッパ「がっ・・・あがっ・・・ぬおお・・・・・・・」


白髪ポニーテールの女性「フフ・・・ここまでうまくいくとは・・・紋章をある程度無視できるように作りこんだかいがありました。



・・・さて、ひとまず彼は・・・インクウェル島にでも派遣しましょうか。」











現在。



約1時間半後・・・


おろさん「さて・・・まぁ、改めて少し言い換えたり、組み直したり、どっかのゲームとか参考にしたわけだが・・・


・・・アウトローの侵攻拡大を防ぐ『Aグループ(リーダーはマリオ)』、占領されたエリアの奪還を担う『Bグループ(リーダーはアルル)』、敵地への潜入、偵察などの諜報活動を行う『Cグループ(リーダーはカービィ)』、そして『ナビゲート(主にマホロアが務める)』と分けたわけだが・・・


・・・参ったな・・・やはりまだ数が必要か・・・」



・・・色々あって、何とかグループを分けたようなのだが、アウトロー討伐のためにはまだ数が足りないらしい。




蓮子「・・・だったら他の人たちを呼ぶとかしたらいいんじゃないの?数が足りないんだったらそれで補えばいいと思うけど・・・」

マリオ「ああ。グループを分けた後で言うのは今更だけど、クッパとかに頼んで、軍団にも協力してもらうとか・・・」



おろさん「勿論それが出来たらそうやってるさ。・・・だが・・・







・・・そいつらとも連絡が取れなくなってる。」



一同「!!?」


・・・突然作者から告げられたこの情報。一体どういうことなのか聞くと・・・


おろさん「・・・言葉通りだ・・・八雲紫と同様、協力要請をした、戦力を持つ奴らのほとんどと一切音信不通になっている・・・

・・・他の仲間は、ただただ予定が合わなかったから来られなかったり、捜索をしてもらってるためこの場に居合わせられなかったなどというだけではあるが・・・だとしてもまだ限界がある・・・

・・・クッパたちと音信不通になったのはここ最近の事だ。・・・言い損ねててすまない・・・」


直斗「随分と唐突な話ですね・・・」


おろさん「この世界はこういうのばっかなんだ・・・これに関しては、アウトローが関わっている可能性も高い・・・マスターハンドやMZDにも頼んで、捜索を続けてるわけだが・・・


・・・まぁ、引き続き捜索は続けるし、他の奴等とは連絡が取れ次第加勢するように話を進めておく。そこらへんは安心してくれ。・・・いや安心できないか・・・「ヤレヤレ・・・」・・・ん?」


・・・色々説明をしていたわけだが、そこにマホロアがやって来る。


マホロア「・・・何ダカ、ずいぶんと複雑な空気になってるようダネェ。」

おろさん「マホロア・・・何かわかったのか?」

マホロア「いやマダ全然。

・・・タダ、最近交流が少なくなってた世界の1つに住んでる方々との連絡が取れたんダヨォ。モチロン隔離もされてナイ。・・・古代文字も広がってるミタイだし、事情を聴いたら、スグに協力してくれるように話を進めてモラッタヨ。それで今日代表で一名来てくれるヨォ。」


おろさん「・・・む、それは本当か・・・とりあえず手短に頼む。あまり時間は無いからな。・・・すまない。少し待って「もう!なーにそんなシリアスな顔しちゃって!君らしくないぞ!!」・・・あー・・・」











・・・すると、モノクロ柄のクマの着ぐるみらしき者が部屋に入って来る。







おろさん「・・・ずいぶんと久しぶりじゃないか。『モノクマ』。」


モノクマ「そう!希望ヶ峰学園学園長(自称)である『モノクマ』とは僕の事だ!・・・初めましての人は初めまして。」


マリオ「・・・モノクマか。久しぶりだね。・・・苗木たちは?」


モノクマ「もちろん無事だよ。最近、君らが『エネルギー』って呼んでる改造生物が発生してたけど、マホロアの言ってた通り、変な古代文字が現れたおかげで、不二咲クンや小泉クン以外にも戦える力がある程度備わったんだよ。数名はナビゲート向きみたいだったけど。」


完二「・・・アイツ、誰っスか?」

クマ「何で『クマ』被りしてるクマ!?この不届き者ー!」


モノクマ「誰が不届き者だオイ!!」


雪子「で、あの無駄にテンションの高い生き物って結局誰なの?」

コウ「妙に趣味悪いな・・・」

リツ「流石にコウに同感だぜ・・・」←いた



おろさん「・・・ずいぶんと酷い言われようだな・・・;」

モノクマ「むっきー!!何だよその反応はぁ!!?」



メリー「・・・それで、結局・・・誰なの?」

カービィ「・・・モノクマは、情報操作や金銭面とかでも色々頼りにしてもらってるんだよね。色々と用意が良いんだ。」

菜乃「ええ・・・何だかんだ色々世話になってるんですよね・・・


・・・彼が学園長を自称している『希望ヶ峰学園』は、『アイドル』や『探偵』、『ギャンブラー』に『飼育委員』等、『才能』を持つ者達・・・いわば『超高校級』の方々が推薦され、招かれる場所です。
(・・・一応私も推薦されましたが・・・肌に合いそうになかったので断りましたが。)」

蓮子「へぇ・・・そんなところがあるんだ・・・」




・・・とまぁ、こういう茶番を起こして久々に登場したモノクマだが、作者は何故来たのかを聞きただす。


おろさん「・・で、どういう目的で来たんだ?いやある程度は分かるけど・・・」

モノクマ「・・・まぁ、一部は君の予想で会ってるけど・・・






・・・ちょっと、『朗報』があるんだよね。うぷぷ・・・」








一旦区切ります。

介入。インクウェル島 ( No.31 )
日時: 2021/09/26 18:20
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き




おろさん「朗報・・・?ろくでもない事じゃないだろうな。もしくは朗報とは言い難いけど進展のある何かか。」

モノクマ「ろくでもなくはないよ!ちゃんとした(????)良いニュースだから!!」

おろさん「・・・わかったよ。早い所教えてくれないか。」

モノクマ「全く。随分と堅苦しくなっちゃって・・・まぁ君の考えは分かってるつもりだけどさぁ。


・・・で、まぁ今度こそ言うけど、朗報っていうのは・・・









・・・見つかったんだよ。クッパJr.やクッパの部下たちが。」


一同「・・・・・・!」


・・・モノクマが言う『朗報』というのは、クッパの部下の一部が発見されたということだ。


おろさん「それは本当か・・・?クッパが消息不明になったと共に、7人衆以外は行方が分からなくなってたが・・・(7人衆はクッパの捜索に向かってる)」


モノクマ「その通り!何か学園の敷地内で気絶してたんだよ。


・・・と言っても、見つかったのはジュニアとカメック、あと軍団のほんの一部だけなんだけどさ・・・とりあえず、大したケガはなかったみたいだから保健室で休ませてるよ。」

おろさん「そうか・・・それは良かったが・・・目を覚ましたら色々聞いておく必要はあるな。




・・・さて、色々長引いてしまってすまない・・・準備が出来次第、ローアに乗って突入するぞ。」


モノクマ「・・・・とりあえず、ボクは希望ヶ峰学園に戻るよ。次期に、苗木クン達も連れてくるから。」←去って行く

マホロア「ソウカイソウカイ。ジャ、ボクもローアの準備をしておかないとネェ。」





千枝「・・・なんだか、作者さんって随分と気難しい人っぽい気がするけど・・・」

マリオ「いや、別にそういうわけじゃないんだけど・・・


・・・ただ作者は、世界が滅んだりするのを嫌っているって感じなんだ。だからこそ、急いで対処をしたいって考えている。

・・・それに、作者は、世界の管理をしている立場上、基本はサポートをすることしかできない。だから、今回のアウトローの件で色々思い詰めてしまうこともあるようでね・・・」

ユキナリ「・・・『助けたいけど助けられないもどかしさ』ってことかな・・・だったら俺、そういうのなんとなくわかる気がする・・・」

陽介「・・・それは同意見だな・・・」




メリー「・・・・・・」

蓮子「・・・メリー?え、えっと・・・」

メリー「・・・心配しなくても大丈夫よ、蓮子・・・




・・・ただ・・・作者さん、何だかちょっと苦しそうで・・・」






大地「・・・・・」










《時空の果て》


・・・常人には到底立ち入りが出来ないような場所。そこに、サングラスをかけた少年がやって来る。・・・彼はポップンの神『MZD』である。


・・・彼は、時空の番人である男性に会う。



若い見た目の灰色髪男性「・・・おや、誰かと思えば君か。シャドウ因子の件ぶりだね。」


MZD「ああ。そっちも久しぶりだな。・・・そういえば、以前神と似た種族の奴が暴走して、ぷよぷよとテトリスの世界を混ぜようとしてたって聞いたから、作者も俺もヒヤヒヤしてたが・・・」


若い見た目の灰色髪男性「ああ、その件に関してはもう大丈夫だよ。2人はあれから、パズル世界以外の世界も見て回ったりしてる。


・・・それより、ここに来たって事は、今全世界で起きてる問題の事で用があるんじゃないかな?」


MZD「全くその通りだな。・・・もしかすると、次期にそっち側の奴等と手を組むことになるかもしれねーし。」


若い見た目の灰色髪男性「・・・たしかに、それもそうかもね。この事態はかなり深刻だからね・・・ティたちにも色々事情を伝えておかないと。『アウトロー』が、段々様々な世界に侵攻し始めているし・・・」










《ポップスター:ナッツヌーン》


・・・ポップスターにある『ナッツヌーン』という場所。

・・・そこで何か行動をとっていたのは、うさ耳パーカーを着た茶髪の赤目少女と、白いニット帽を被り、白いパーカーを着た、長い金髪の紫目男性だった。
男性の方は、三日月印が描かれたガトリング砲を持っている。



うさ耳パーカーを着た茶髪少女「よーし・・・ここはまぁオールオッケーって事すかねぇ。」

ニット帽を被った長髪男性「それを言うにはまだ早え。まだ邪魔者は多いぞ。

・・・ったく・・・紋章さえなければ問答無用で合体獣ディスペクターにすることが出来んのに・・・しかもあの古代文字も一体全体何なんだ・・・」

うさ耳パーカーを着た茶髪少女「まぁいいじゃないっすか?エネミーもじゃんじゃん作れてますし・・・


・・・それに、他の世界にいる連中と、利害の一致で手を組んだことで、視野も広くなったじゃないですか。」

ニット帽をかぶった長髪男性「まぁそれもそうだがな。・・・特に、ポケモンの世界で活動をしていた、悪の組織3組と組めたのは実に都合が言い。」


うさ耳パーカーを着た茶髪少女「ですよねですよね?他にも、一度マリオブラザーズを追い詰めたあの極悪非道の宇宙人達とか、棒人間世界にいるマフィアとか、邪悪な黒い雲から生まれ、ポップスターを始め様々な星を侵略しようとした生命体達とか・・・そそりますよこれは・・・!


・・・ところで、他にも弱そうな連中かき集めてましたけど、何でですか?」


ニット帽をかぶった長髪男性「ああ、そういえばお前はその時場に居合わせてなかったんだったな・・・

・・・手間暇をかけ、自身の欲望のために動く、悪意を持つ奴等をかき集めた・・・

・・・そして、そいつらに、シャドウ因子を材料にしたキューブを入れ込んだわけだが・・・滑稽だったなぁ。自身の欲望その物に飲み込まれ、最終的には心の無いただの人形へとなり果てたのだから・・・」

うさ耳パーカーを着た茶髪少女「おお、それはマジっすか。だからかぁ、妙に数が増えたのは。それは面白い話っすねー。



・・・さて■■■さん、そろそろ次に向かいますよ。ハルカンドラに住む守護神ドラゴンをひっ捕らえましょ。」

ニット帽をかぶった長髪男性「ああ、そうだな・・・



・・・邪魔はさせねぇぞBUG・・・俺は、幻想のないあの腐りきった世界をぶっ潰すんだからな・・・」














一旦区切ります。

介入。インクウェル島 ( No.32 )
日時: 2021/09/27 17:54
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。



30分後・・・



・・・こうして一同は、準備を整え、ローアに乗り込む。



りせ「えっと、サポートもこの空飛ぶ船からやればいいんだね。」

マホロア「マァそんな感じになるネェ。」


コウ「・・・戦闘スタイルや陣形は、まだ色々考えておいた方が良いだろうな。もしもの時に備えるのは重要だ。」

リンタロウ「へぇ。珍しく随分と協力的じゃない。」

コウ「俺は、ただただ生活に支障を加える奴を排除するだけだ。黙って見ているという考えは無いな。

・・・そういうお前も、姉の方は良いのか?」

リンタロウ「姉さんは・・・まだ色々考えてるみたい。大分危険ではあるし。・・・それに、今回は一応ボクはまだ戦闘には出ないよ。まだまだ腕を磨いた方がよさそうだからね♪」

コウ「そうか・・・好きにしろ。」


ウィッチ「ワタクシは、サポートに回らせてもらいますわ。薬子さんと共に、回復薬とか作りますわ。

・・・胡散臭いとか言わないでくださいよ?」

アルル「いやいや流石に言わないよ。薬子もいるなら信憑性は高いし・・・「ちょっと待ってどういうことですの!?」な、ナンデモアリマセーン(棒」



菜乃「・・・しかし、蓮子さんとメリーさんが来たことで、ここまで状況が変わるとは・・・凄いものですねぇ。

・・・そういえばです作者さん、さっき希望ヶ峰学園の方々と久々にコンタクトを取ってましたが、何かありましたか?」

おろさん「なんかあったと言えばあったが・・・

・・・モノクマが言ってた通り、謎の古代文字が広がり希望ヶ峰学園の連中にも戦える力が付いた・・・そこで、少し気がかりなことがあった。」

菜乃「・・・気がかり・・・となりますと?」

・・・作者と会話をする菜乃。色々聞くと、作者はこう言う。




おろさん「・・・どうやら、知ってる限りの情報では、謎の古代文字によって武器が発現したのは、ユキナリ達の世界の連中の一部と、希望ヶ峰学園の生徒達・・・厳密には、苗木や日向、最原のクラスの奴等(計3組)だけらしい。」

菜乃「・・・!?」

おろさん「今言ったとおりだ。他の連中モブには一切そういうのがないらしい。というか戦う力を持ち合わせられてない。まぁ、覚悟がないって言うだけなのもあるが・・・

・・・だが、苗木達は・・・オリジナルが色々覚悟を決めているからか・・・?いやどうだろうか・・・」

菜乃「・・・何の話をしてるのかはわかりかねますが・・・私もそろそろ行きます。・・・またケジメをつけなければならないようですし。」←ローアに向かう

おろさん「ああ・・・・・はぁ・・・色々考え過ぎだろうか・・・「全く・・・」ん・・・」


・・・すると、大地さんが作者の元に。


大地「・・・モノクマの言う通り、アウトローの件が起こってから、随分と堅苦しくなってんな。」

おろさん「・・・だから何だよ。」

大地「『だから何だよ』じゃねぇよ。・・・お前が思い悩む理由は分かる。だが、まるで自分一人で背負うような気分にはなるな。・・・実行したのはお前や俺らでも、お前のせいじゃない。」

おろさん「・・・悪い。・・・とりあえず、俺もローア行かないとな。これに関しては、直接向かった方がよさそうだしな。」

大地「そうかい・・・とりあえず、俺はここに残ってる。またエネミーが出て来たら面倒だしな。」





5分後・・・




《天かける船ローア:コックピット》


マホロア「ヨシ、エネルギーの準備もオーケー・・・サーテミンナ、準備はイイカイ?」


カービィ「もちろんオッケー!」

マリオ「早いところ出発しよう!!」


マホロア「ではでは早速・・・・発進!!!」



こうして、ローアで『次元の綻び』がある禁断王の神殿跡地に出発した。










大地「・・・いってらっしゃい。

・・・さて、うた、行くぞ。」

うた「・・・行くってどこに。」←物陰に隠れてた

大地「・・・何年も前に張った紋章あるだろ?あれを張った場所だ。とりあえずバトリオシティ中に張ったのをいくつか回ってみるんだ。痕跡は、魔力が残ってるはずだから感知できるはず・・・。」

うた「分かったけど・・・何か気になることでも?」

大地「ああ・・・いくつか確認したいことがあってな・・・」







《禁断王の神殿跡地》


・・・早速、『次元の綻び』がある場所に到着。




おろさん「・・・さて、アクセスアクセス・・・・よし。」


・・・作者がコンピューターを操作すると、閉ざされていたはずのほころびが開き始め、『ウルトラホール』が発生する。



おろさん「さぁ・・・『インクウェル島』へ突入だ!!!」



こうして、ローアはウルトラホールに突入した。






蓮子「・・・私たち『秘封倶楽部』の・・・」

メリー「・・・異世界を巡る新たな冒険が・・・」











秘封倶楽部「今、始まる・・・!」








続く。








《補足・紹介》


~用語~

『ウルトラホール』
出典:ポケットモンスターシリーズ
様々な七世界を繋ぐ次元の穴(ちなみにウルトラワールドの名前の由来もこれから)。ポケモン世界(主にアローラ地方)でも確認される。


天翔ける船『ローア』
出典:星のカービィシリーズ
ハルカンドラに住む、太古の人々が作り出した『心を持つ船』。現在、マホロアが改造して自分の船にしてる。結構な戦闘能力も備えているとか。







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