二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》【報告あり】
日時: 2022/11/08 21:28
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1336

どうも。おろさんです。
『ウルトラワールドでの日常』の新スレ。第2章です。
様々な世界を巡る、『交叉伝クロスオーバー』の物語をお楽しみください。




~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*依頼の応募だけ、感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)

(順次更新予定)


~目次~

序幕『新たな物語の前に』
・《始まり》《過去》>>1-3
・《月へ》>>4-5
・《月面対戦》>>6-8
・《ある事件》>>9-11


『世界を交える出会い』
パート1 >>14-15
パート2 >>16-19>>20


『日常話』(そうじゃないのもある)
とことん書いた小話2つ >>118
作成しましょうカードゲームを >>119-120
新しいシステムと新しい力 >>123
オリジナルカードゲーム始動 >>124
久々の松 >>244
米森サトルの憂鬱 >>247
月とバスターズと >>342
ダークアイwithぴえんハザード >>357-360
ロボットカルテット >>361
オバケのホテルで暗闇大パニック >>362-363
折角なので昔話(?) >>390
また来ましたウルトラワールド >>452
四季のフラワーマスターと警視総監煉獄王 >>480-481
念写天狗と忍者 >>484
夜兎とメイド。その信念は >>487-488
カリスマ祷(!?) >>491-492
破壊の力と羽を持つ者 >>495-497
秘封倶楽部初代会長 >>514-515
二童子と吉原 >>550-551
『暗鏡王』を探しに鏡の世界へ 前編>>554 後編>>558-560
思い付きで何か作ると最終的にトラブルが起きる >>593-595
きっかけの出会い >>596-598



『救出・ミッション』
イカした英雄 >>45
ワールドクラフター >>48
闇の魔導士と森姉弟 >>51
ソルジャー・クラス1st >>70
雇われ遊撃隊長 >>73-74
名もなき見習い魔女と格闘女王様 >>78-79
花のオーバーテクノロジー >>89
秘封のスペルと自称大王 >>125
チャンピオンを目指す者とゲーマーな少年 >>136
彗星の魔導士と恋心抱く占い乙女 >>139
雷撃のネズミポケモンとノイグラードの女王 >>140
孤高の処刑女王と深紅の咲き誇りし女帝 >>250
ジャングルの王者と南国の軽業師 >>258
史上最凶のエレベーターガール >>262
氷壁の双星 >>364
ドぎついピンクスナイパー >>365
超天才理系超美少女兼超電子ドーナツ研究部員 >>366-367
騒霊三姉妹 >>474
夢幻のパーカッショニスト >>477


『銭天堂・笑ゥせぇるすまん』
危機感みかん 前編>>464-465 後編>>468-470
人間回収車 >>518-519
大事なモノ 前編>>541-542 後編>>545-547
組み立てクッキー 前編>>599-600 後編>>601-603



『依頼』
・コピー >>54-55
・本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。
前半 >>59-61 後編 >>64-65
・ハロウィンナイト・ガンシューティング >>85
・椿の花と魔石とワープスター >>128-131
・並行世界の銭天堂 >>143
・シャインの奪還を >>173-174
・倒壊した図書館 >>178
・カードゲームは分かりやすさも大事 >>181
・回避せよ。ブラッドウェディング >>254-255
・奪還と防衛 >>346-347
・クッパクラウンの改良 >>351
・戦闘訓練の手伝い >>354
・クローン社の情報を得ろ >>455
・勝手に動く卒業制作品 >>459-460
・たとえ道具であろうとも >>536-537


『インクウェル島編』
・勢揃い。クロスオーバー >>21-23
・何が何でも >>24
・息抜き程度の休息 >>25-28
・介入。インクウェル島 >>29-32
・いざ探索。 >>33-34
・再会と出会いと厄介な事態と >>35-37
・悪意の虚無 >>38-41
・心無き者達 >>92-93
・超高校級のマジシャンと赤き猫の地縛霊 >>97-98
・模倣体『コピー』 >>99
・『鍵』とボスレベルのディスペクター >>100-103
・突入。デビルのカジノ >>106
・心無きゲーム >>107-108
・崩せ。理不尽なゲーム >>111-112
・対決!!傲慢のボスエネミー >>113-114
・解放 >>115

・次の世界へ行くために >>146
・UMAの事 >>147
・再び捜索。インクウェル島 >>148-149
・緑の人気もの >>150
・言葉通りの悪魔 >>151
・導く鍵 >>155-156


『99コロシアム編』
・いざ次の世界へ >>160
・99コロシアム >>164
・ぷよぷよとテトリス >>167-168
・意外と早く見つかる乗組員探し >>171
・地下には何が >>172
・改装された地下 >>182-183
・突入。無情なレースゲームへ >>184
・再会。そしてレースゲームへ。 >>189-190
・厄介な展開だらけ? >>194
・亜空のバイクレースと刈り取る少女 >>197-198
・『正々堂々』と『卑怯』 >>201
・危機一髪。そして『フィギュア化』の意味の石化 >>205
・電撃の女子高生ギタリストと正々堂々と石化と >>206-207
・『動きを止める』石化 >>210-211
・ディスペクト。『侍』と『装甲戦車』、『不死』と『惨死』 >>212
・侍の士気と宝来の人の形 >>215-216
・継承の力『レクスターズ』 >>219
・いざ地下施設へ。99コロシアム編終盤 >>223
・大穴での交戦 >>226-227
・打ち破れ!リプログラム >>231
・いざ突入、中央部。現れるは強欲のボスエネミー >>234
・マザーコンピューター『メデューサ』 >>238-240


『かぶき町編』
・気を抜いてたら意外とトラブルに会うよね >>266-267
・犬の散歩から空の平和を守るまで >>270
・探しモノは案外早く見つかる >>273
・面倒ごとは意外と早く解決できるかもしれない >>276-277
・割とさりげなく結構な頻度で発生する再開と出会いのイベント >>280-281
・数が多ければ心当たりも多い >>285
・宿題終わらなくて困るのは後回しにした自分自身だ >>288
・時には大胆不敵に >>291-292
・集まれば大体ややこしくなる >>295
・お決まりのパターンなんてものは存在しない。多分 >>300
・追い込まれた途端に投げ出すのはやめなさい >>303
・所見殺しなんて大体の人が引っかかるんだよ >>306
・嫌いなモノはハッキリ嫌いって言うのも大事 >>309-310
・一度トラブルが起こったら色んな形で何度も起こる >>313-314
・『王』って字を付ければかっこよくなるとは限らない >>317
・どんなこともきっかけは最初は至って単純な理由 >>318
・抗え。若き者達よ >>319-321
・正義を謳いあげる奴にロクな奴いないって大体間違って無い >>322-323
・強そうなやつほどたまに出オチ要員になりやすい >>324-325
・信用しない人は勝手に信用しない >>328
・ちょっと色々話しておいたほうが良くって >>329
・いざ突入してみたらまさかの事態とか色々あった件 >>330-331
・怠惰な空間で踊り明かすかどうするか >>332-334
・人任せにし過ぎるのはダメ >>335-336
・天然パーマに大した奴はいない >>337


『幻想郷編』
・その日、2人の少女は幻想へと発つ >>368
・再会と巫女と生まれざる者 >>369-371
・奇怪な異変と裏切りの巫女!? >>372
・妖怪の山探索~河童とツノありと厄神と浮遊霊~ >>373
・秋を彩る探索劇 >>374
・片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま >>375-376
・幻想郷捜索。起こりし異常 >>377-378
・昼でも尚月夜は輝いて >>379
・ゲッコウガの説明と、人里での逃走劇 >>380
・命蓮寺と銀河を巡る『王』 >>381-382
・再会とか出会いとか貸本屋での世間話(?)とか >>383-384
・いざ輝針城 >>385
・守れ。神霊廟 >>386
・博麗神社付近での出来事。解放を主張する怪しき男現る >>389
・レッツら紅魔館 >>391
・忍び寄る金色の影 >>392
・図書館を荒らす本型魔物 >>393
・悪魔の妹。触れずとも壊す『破壊王』 >>396
・追跡。吸血鬼連れ去る金色の青年 >>397
・魔法の森探索。世界最速のハリネズミと黄色い伝説現る >>398-399
・霧の湖でルーミアを探せ >>400-402
・いざ冥界。探すは境界に住む妖怪 >>405-406
・境を織る少女と大妖怪。感情無き世界望む男現る >>407
・『非想非非想天の娘』×『小さきエレクトロン巨人』 >>408
・永遠亭の薬師の元へ >>409-410
・銀色の侍VS神霊の依り憑く月の姫 >>411
・脅迫される博麗の巫女。次向うは地底 >>412-413
・閉じた恋の瞳 >>414
・地底を行き来するジャックフロスト >>415-416
・牙をむく三叉のディスペクター。地霊殿に向え >>421-422
・固き牙を破れ >>423-424
・内に秘めた感情と感情操作 >>425-426
・表情豊かなポーカーフェイス >>427
・クラキの証言。まだまだ漂う不穏な空気 >>430
・争い、追われ、騙され、閉じ込められ >>431-432
・地獄の女神介入。博麗霊夢解放大作戦 >>433-434
・ゲーチスの目論み。霊夢の本音 >>435-436
・負の感情と電撃の乱入 >>437
・ゲーチスを退けろ >>438
・空間王を止めろ >>442-444
・霊夢の証言。幻想郷解放のためにいざ行かん。 >>445
・嫉妬に染められた色彩 >>446
・博麗神社を取り戻せ。そして解放と帰還。またすぐに来るけどさ >>447-449


『外界編』
・オカルティズムな探偵 >>500
・真実知ール >>503-504
・外界に住む狂信者 >>507-508
・事態の収束と外界の協力者 >>511


『『謎』が集まる探偵事務所編』
・行【ひとさがしのために】 >>523
・主【じょしゅとたんてい】 >>526
・殺【じけん】 >>529
・隠【かくす】 >>532-533


『シャドウシネマラビリンス編』
・復元された世界 >>564
・早々に起こる厄介事 >>567
・大衆の映画館街。映画好きの少女と時空を彷徨う者達 >>568-569
・虚飾の栄光の映画 >>570
・目覚めた黒猫(ブラックキャット) >>571
・映画館街に現れる番人 >>572
・スティックス・カントリー >>573-574
・妨害電波装置を破壊せよ >>575-576
・とにかく立ちはだかる番人。とにかく色々判明する >>577-578
・キーパー・オブ・シザース >>579-580
・再会のために >>581-583
・ようやく。そして・・・ >>584
・いざ急げ。異変解決のために >>585
・虚飾の戦姫の映画・・・? >>588-589
・覚悟と鏡 >>590-591
・映画館は残り続ける。例え客がいなくとも >>592



タグ
クロスオーバー オリキャラ・オリ設定 東方project 秘封倶楽部 スマブラ登場作品関係 ポケモン ポップンミュージック ペルソナ スタジオわさび ぷよぷよ・ぷよテト ダンガンロンパ カップヘッド VOCALOID 妖怪ウォッチ おそ松さん 銀魂 銭天堂 デュエルマスターズ 笑ゥせぇるすまん 魔人探偵脳嚙ネウロ BLACK CAT ヘンリー・スティックミン  等(順次更新予定

BUG依頼応募用紙 >>42(休止)

BUGメンバー一覧 >>417

虚飾の戦姫の映画・・・? ( No.588 )
日時: 2022/08/02 19:11
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。








《シャドウシネマラビリンス:人工衛星》



・・・数十分後。ローアで人工衛星の元に到着。


クッパ「早速たどり着いたな。」

マホロア「さっき直った転送装置を使って直接人工衛星の中に飛ばすヨォ」


蓮子「早いところ終わらせましょう。」

メリー「そうね。色々好き勝手やられた分を返さないと。」


ヘンリー「・・・(頷く」


・・・転送装置を使い、人工衛星の中に直接入り込む。



《人工衛星内》



・・・人工衛星内。周辺を回ってみると、何やら美術品やビリヤード台、戦闘用の武器など様々なモノが置かれている。


雪子「内装ってこんな感じになってたんだね。」

デデデ「これを作った奴等は何考えてたんだ?」

菜乃「何らかの悪だくみでもしようとしてたのでは?まるで高みの見物をするマフィアのような。」

薬子「わー何かありえそう」

真「でも、肝心のあのエネルギーの集合体が・・・「フフフ・・・来たようだな・・・」!!」


・・・すると、エネルギーの集合体が人工衛星の中心部を吸い取って現れる。


エネルギーの集合体「どうだ?意外と良さげな物品が揃っていたから見せてやろうと思ったのだ。」


むらびと「妙な気遣いどうも」

陽介「とにかくさっさと観念してもらうぜ!!足立さんの事も聞きだすぜ!!」


エネルギーの集合体「足立・・・ああ、成程。聞き出す必要はないさ。



・・・答えは既に私の手元にあるのだから。」



・・・エネルギーの集合体は、1枚のディスペクターカードを取り出す。



悠「ディスペクターのカード・・・!?」

マリオ「何をする気だい・・・?これ以上虚飾を吸い取らせるわけにはいかないよ!!」



エネルギーの集合体「・・・そうだな。ある程度力は溜まった。そろそろ私の華々しい姿を見せるというのも良いだろう。ハアアアアアアアアアアアアアアアっ・・・」



・・・エネルギーの集合体は何やら力を溜め始める。


・・・すると、エネルギーの集合体の元にフィルムや映写機など、映画に関するモノが集まって来る。


カップヘッド「な、何をする気なんだ!?」

双葉『これは・・・反応が強くなってる!気を付けるんだ!!』

ひかり「・・・!」




・・・エネルギーの集合体はどんどん形を変える。



・・・そしてエネルギーの集合体は映写機のような物体に変化する。魔力でスクリーンが作られ、映写機らしき物体がそのスクリーンに映る。

・・・映っているのは、剣と盾を持った、それは戦士のような、言うなれば『ワルキューレ』と呼ぼうか、そんな姿をした女性だった。


更に、周囲にフィルムやメガホン、カチンコ等が浮いて出てくる。



「サァサァサァサァサァ・・・戦の始まりだ・・・!!」



シャドウシネマラビリンス編ボス
シャドウ『虚飾の映画《バニティー・ワルキューレ・ザムービー》』出現。



ワルキューレ・ザムービー「さて、姿を見せたところで次も早速お見せしよう。」


・・・バニティー・ワルキューレ・ザムービーはカードをフィルムに巻き付ける。そしたら、カードは実態になってディスペクターに。

そのディスペクターは、はんこつポケモン『ギラティナ(オリジンフォルム)』の頭部やムカデ足のような箇所等が、赤い『イザナギ』・・・『マガツイザナギ』に『接続』されていた。



逆神接続《マガツギラティザナギ》「・・・」




悠「足立さんのペルソナ・・・!!?」

直斗「なぜあのペルソナが・・・まさか、無理矢理ひっぺ替えしたでも言うのですか・・・!!?」




ワルキューレ・ザムービー「さぁね。ワレは細かい事は知らん。だがそれはそれでどうでもいいだろう。さぁ、『反骨王』を使ったディスペクターと、私の力を見るが良い!!!」



メリー「(『王』・・・!!)」

双葉『ひかり!今は隠れててくれ!!』

ひかり「う、うん!」←物陰に隠れる


・・・ワルキューレ・ザムービーはマガツギラティザナギを操り、攻撃させて来る。


みほ「わわっ!?(避ける)ひえー・・・斬られたらひとたまりもないやつだ・・・!!」

・・・マガツギラティザナギが切った所は驚くほどの跡が付いていた。


ロボット「次はこちらから行かせてもらうぞ!!」

トレイン「俺も行くぜ!!」


・・・ロボットはビームを放ち、トレインは装飾銃ハーディスで銃弾を放つ。だが・・・


マガツギラティザナギ「・・・」


・・・ワルキューレ・ザムービーに操作されているマガツギラティザナギがそれらを切り刻んだ。



ロボット「なっ!?」



ワルキューレ・ザムービー「ほらほらほら!!!」

・・・バニティー・ワルキューレ・ザムービーはどんどんマガツギラティザナギを操作して攻撃を仕掛ける。



陽介「どおおっ!!?まるでキリがねーぞ!!」

直斗「足立さんの時以上に達が悪い・・・!!」

メタナイト「・・・だが、ディスペクターになったとなれば・・・」



マガツギラティザナギ「・・・」

・・・マガツギラティザナギは姿を消す。



ウィッチ「消えた・・・!?」

ピカチュウ「今のは・・・もしや「バリィィン!!」!!?」



・・・『シャドーダイブ』で空間を割るように背後から出て来て攻撃するマガツギラティザナギ。一同は何とか避ける。



アルル「い、今のって・・・」

マリオ「ギラティナが使う技・・・ギラティナも使ったディスペクターだからギラティナが使う技を使ってもおかしくない・・・!!」

ルイージ「何か対処法があれば・・・」





ワルキューレ・ザムービー「アッハハハハ!!!どうだどうだ!!!」







「・・・」





一旦区切ります。

虚飾の戦姫の映画・・・? ( No.589 )
日時: 2022/08/02 19:14
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き




マガツギラティザナギ「・・・・」


マガツギラティザナギを操作し続けて攻撃させまくるバニティー・ワルキューレ・ザムービー。



魔理沙「オイオイ!自分で戦うつもりは無いのかよ!!」




ワルキューレ・ザムービー「違うな。ワレの操作能力を甘く見られても困る、な。」



カービィ「操作能力?」



ワルキューレ・ザムービー「そう。ワレは対象を操ることで力を発揮する存在。まぁ言うなればサポート型。1体のみしか操れぬが、ディスペクターを操ることによりそのディスペクターの力を格段に上げることが出来る。


・・・さらにはこのディスペクターは『反骨王《ギラティナ》』を使用している。貴様らから見てあまりにも強すぎる風に見えるのもおかしくなかろう。」



ピチュー「まるで意味が分かんないぞ!!」

ティ「とにかく攻撃手段を失くした方が良さそうだ・・・!!」

パックマン「でもこれ切れ味高いし結構難しいヤツ・・・!!」



マガツギラティザナギ「・・・」←切り裂き攻撃を仕掛ける



春「どうしよう、これじゃあ手も足も出ない・・・!」

デデデ「せめて隙が出来れば良いんだがな・・・」



マガツギラティザナギ「・・・」


・・・マガツギラティザナギは剣を振りかざす。


スヴェン「おっと!!」←支配眼グラスパーアイで避ける



ワルキューレ・ザムービー「チッ・・・おかしいな・・・こっちもこっちで攻撃を当てられない・・・何故だ・・・」



イヴ「!!・・・はああっ!!」


・・・疑念を抱いていた隙を付いてイヴが変身トランス大槌ハンマーで攻撃。



ワルキューレ・ザムービー「あがっ!しまっ・・・」


マガツギラティザナギ「!!」


霊夢「そっちも没収!!」


今の攻撃で、マガツギラティザナギを縛って操作していたフィルムが
解ける。更に霊夢がマガツギラティザナギの持っていた剣をどっちも砕いた。


トレイン「!!ナイスだ姫っち!!」

魔理沙「霊夢もナイスだ!これで何とか・・・」



ワルキューレ・ザムービー「ぐっ・・・よくも・・・!!「ガガガガ・・・」しまっーー」


すると、マガツギラティザナギの様子が一変し、胸元から何か怪しげなエネルギーを溜め始める。


竜司「オイオイ!なんか様子が変だぞ!?」

直斗「主導権がディスペクター本人に戻って来たことによる暴走・・・!?足立さんのペルソナ『マガツイザナギ』もこちらとは勝手が違うペルソナでしたし・・・」

ロボット「・・・ギラティナもかつては元の世界で大暴れしていたポケモンだ。次第では非常に危険な存在同士を繋げられたディスペクター・・・と言うワケか。かなり危険なのが出来上がってしまったているという事か・・・!!」

デデデ「じゃあ要するにあのボスエネミーは制御装置みたいな役割を担ってただけってことじゃないか!!道理で操作がヘタクソなわけだ!!」



ワルキューレ・ザムービー「なっ・・・ふざけるな!!ワレの力はこんなものでは「ズズズ・・・」がっ!?」

バニティー・ワルキューレ・ザムービーは、マガツギラティザナギが溜めるエネルギ-にどんどん引きずり込まれる。

ワルキューレ・ザムービー「なっ、そんな、ふざけ、ああああああああああああああああああ!!!」


・・・そのままバニティー・ワルキューレ・ザムービーは取り込まれた。



メタナイト「取り込まれただと・・・!?」

スクエアス「勝手がイレギュラーすぎるぞ・・・」




マガツギラティザナギ「オオオオオオオオ・・・!!!」



・・・そして力が溜まりきったマガツギラティザナギは、途轍もなく禍々しいオーラを纏う。



マガツギラティザナギ「・・・」←エネルギーの剣を生み出す




イヴ「もしかして・・・火に油注いじゃった?」

スヴェン「どうだろうな・・・どの道あのままだと何も進まなかっただろうが・・・」

霊夢「あの切れ味の高い剣も折ったし、戦力自体はそこまでのハズよ。」

双葉『ああ。たしかにあの剣、即席のものなのか強い反応はしないぞ。』


蓮子「じゃあ今度こそ一気に行かないとね。」

メリー「今のうちにどんどん攻撃しちゃおうかしらね。」



マガツギラティザナギ「・・・」


・・・すると、マガツギラティザナギは術を唱える。そしたら・・・


りせ『これって・・・皆下がって!!特に蓮子とメリー!!』


蓮子「えっ!?特にって、って・・・」

メリー「ひゃあっ!?」


突然、マガツギラティザナギを中心に半径約6メートルが奇妙な空間に取り囲まれる。それに蓮子とメリーが巻き込まれ、バリアに囲まれ閉じ込められる。



ヘンリー「!?」

ルイージ「ああっ!!2人が・・・」

杏「早いところ助けないと・・・」

善「ダメだ、バリアが硬すぎる・・・!!」


ひかり「・・・!!」





マガツギラティザナギ「ガガッ・・・」



蓮子「・・・仕方ない、ここは2人で切り抜けるしかないみたい・・・!!」

メリー「だったらとにかく持ちこたえる!!もしくは倒す!!」












「・・・まだ出るのは早いか・・・」







続く。

覚悟と鏡 ( No.590 )
日時: 2022/08/18 19:40
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。ちょっと都合により執筆を止めていましたおろさんです。



・・・前回出現した、バニティー・ワルキューレ・ザムービー・・・ではなくマガツギラティザナギ戦。果たして無事に倒せるのか。




マガツギラティザナギ「・・・」




蓮子「早速弾幕!!」

メリー「何でも良いからええいっ!!」



・・・2人はとにかく弾幕を放ってみるが・・・



マガツギラティザナギ「・・・」



・・・何とマガツギラティザナギは放たれたすべての弾幕を切り刻んでしまった。



蓮子「嘘っ!?弾幕がまるで豆腐みたいに・・・;」


マガツギラティザナギ「・・・」←斬撃を飛ばす


メリー「ひゃっ!?(避ける)さっきと全然違う攻撃結構使ってくる・・・あれがあのディスペクターの本来発揮できる力って事・・・?」

蓮子「むうう・・・プラマイゼロなのかマイナスなのか・・・;って言ってる場合じゃない!!」



マガツギラティザナギ「・・・(『エイガオン』を放ちまくる」



蓮子「うわおおお何て荒い・・・」

メリー「魔法攻撃の連発・・・喰らったらひとたまりも無さそう・・・!!」





・・・一方、バリア外の面々。




メタナイト「マズイな・・・ディスペクターもあの中にいる・・・」

ウィッチ「本当であればあの2人を信じるところですが・・・何だか途轍もない魔力をビンビン感じますわ!!どう考えても嫌な予感しかしません!!」

クッパ「むぐうう・・・流石に参ったぞ・・・何か方法は・・・「ズズズ・・・」む?」


・・・すると、バリアの面から何やら尖った物体が生み出されてこちらに飛んでくる。


千枝「わあああっ!?まさかのセキュリティ付き!?」



エネミー達「・・・」←背後に出現



りんご「いつの間に大量のエネミーまで!?」

エリー「完全に埒が明かないじゃない!!」

ヘンリー「・・・!!「おっと、何か結構凄い事になってるみてーだが一応間に合ったっぽいな。」!?」




「・・・『インファイト』っ!!」


・・・すると、横から誰かが現れて、殴打攻撃で尖った物体とエネミー達を一掃した。


大地「・・・決まった。」


雪子「だ、大地さん!?」

完二「また来たんスか!?」


大地「何かゴタゴタがあったみてーだからな。一応来てみたのさ。んで・・・」


大地は、禍々しいエネルギーを放つバリアの方を見る。


大地「・・・見る限り、あの中に蓮子とメリー、そんでディスペクターが。感覚で分かる。」


デデデ「ああ・・・しかもボスエネミーの方は取り込まれちまった。」


大地「ほう、まさかの展開だな。・・・さて、さっさと壊さねーとな・・・む」

・・・大地は、バリアから何かを感じ取る。

大地「これは・・・『隔離』のエネルギーと大分似ているな・・・」


カップヘッド「隔離って・・・インクウェル島や幻想郷の時みたいにバリアが・・・?」

陽介「あのディスペクター、そんなこと成し遂げちまったのか!?」


大地「いや、多分このバリアは取り込まれたボスエネミーの力だな。
・・・今回は別の世界を繋いだり、その別世界の産物を引き込んでたり、『夢』を伝って人を閉じ込めていたり、大分勝手が違った。おおもとになっていたのがこの人工衛星やペトロフの闇、虚飾の映画を見続けたいという、映画館に閉じ込めた無意識の願望・・・上手く言えんが。

とにかくそれらの集合体が、今回における『隔離』の力であり、そして形になったのがそのボスエネミー・・・なんだろうな。結局は前線に出て戦うタイプじゃないようだ。」


みほ「まぁたしか本人もそう言ってたし」

GUMI「もしかして何から何まで実験だったって事・・・?」

リツ「今意外と有りえそうな事言うなよ・・・」

真「結局打つ手がないって言うの・・・?」


大地「・・・いや、あるさ。『隔離』とは言ったが今までのと違って完全なモノじゃないみてーだ。壊せないわけじゃねーぜ。ここは俺に任せな。」


蓮「・・・も、もしかして・・・」


すると大地はバリアに近づき・・・


大地「・・・せえええええええええええええええいっ!!」


・・・思いっきり蹴る。そしたら徐々にバリアが割れる。


ニット「噓!?そんなあっさりバリアを・・・!」

ロボット「・・・


・・・とはいえお陰でどうにか・・・む?」



そのタイミングで蓮子とメリーが。

蓮子「あ、あれっ?いつの間にバリア壊してたの・・・」

メリー「とりあえず出られたのは良いけど・・・何だか嫌な感じが・・・」


千枝「えっ、どういう事?」

りせ『ちょっと待って!?ディスペクターの反応が・・・』


すると、マガツギラティザナギがバリアを取り込み始める。


陽介「バリアを張ったと思ったら今度は取り込んだ!?」

メタナイト「ボスエネミーに続きまた取り込むとはな・・・しかし、この気配・・・!!」


・・・マガツギラティザナギは、取り込んだバリアを槍のような形に変える。


パックマン「槍!?」

双葉『さっきよりも凄い反応がする・・・マズイ!!当たったらひとたまりも・・・』


マガツギラティザナギ「・・・」



ひかり「・・・!!っ・・・」



マガツギラティザナギは、槍をメリーの方に投げようとする。



メリー「えっ!?私!?」

蓮子「め、メリーっ!!」




槍は投げられ、かなりのスピードで放たれる。



悠「!!駄目だ、このままだとーー」




ひかり「だ・・・だ・・・・







・・・駄目っ!!!」






一旦区切ります。

覚悟と鏡 ( No.591 )
日時: 2022/08/18 19:43
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き




メリー「っ・・・あ、あれ・・・?」

蓮子「・・・えっ?」


・・・メリーに向かって投げられた槍を庇おうとした蓮子だが、2人には何ともない。

・・・目の前にはひかりが。

ひかり「・・・!!(目を開ける)・・・あ、あれ?」

彼女にも何ともない。その代わり、彼女の目の前にあったのは・・・



鏡「・・・」



マガツギラティザナギ「・・・!?」



・・・鏡だった。




ひかり「・・・鏡・・・?」

鏡「・・・」



双葉『ひ、ひかり!!大丈夫か、って・・・鏡・・・?』

蓮「あれは・・・?」




鏡「・・・




・・・勝てないとわかっていても・・・例え自分の身を投げ出すことになろうとも・・・逃げることなく守ろうとしたそのお前の『覚悟』・・・面白い・・・受け取ったぞ・・・!!』


ひかり「・・・えっ?」


蓮子「この声・・・」

メリー「も、もしかして・・・」





・・・鏡から聞こえてきた声。それは・・・



鏡→キング・D・マインド『いいだろう・・・少なくとも今回限定だがこの俺様が手を貸してやろうではないか!!』



マガツギラティザナギ「・・・!?」



・・・まさかのキング・D・マインドだった。



メタナイト「あれは・・・あれがキング・D・マインドなのか!?しかし、アウトローの襲撃を受けて自爆したはずでは・・・」

双葉『詳しい事は分からないが復活してくれたみたいだ!』



キング・D・マインド『さぁ少女よ・・・ひかりと言ったか。この状況に対応するために特別に力を貸してやろう。』


ひかり「えっ、ええっ!?」


唐突に復活を成し遂げたキング・D・マインドの発言に困惑するひかり。



マガツギラティザナギ「・・・・!!」

もう一度斬撃を飛ばすマガツギラティザナギ。


キング・D・マインド『甘い!!』

ひかりの目の前に別で鏡を生産して斬撃を跳ね返した。


マガツギラティザナギ「!!!?・・・!!」


・・・今度は斬りかかろうとしてくるマガツギラティザナギ。


キング・D・マインド『今度はこうだ!!』


・・・鏡を上手く利用して、虚像を作り一同が増えたようにする。


マガツギラティザナギ「!?・・・「ドガッシャアァァ!!」!!?」

・・・マガツギラティザナギは周辺を切り刻もうとしたが、ヘンリーが不意を突いて(どこにあったかは不明だが)柱時計をぶん投げて攻撃した。



ヘンリー「!!(ガッツポーズ」



陽介「お!何か上手くいってるみたいだ!!」

アミティ「良く分からないけれど行ける気がしてきた!!どんどんいっくよー!!」



マガツギラティザナギ「・・・!!」


・・・と言った感じで、キング・D・マインドのサポートを受けつつ一気に攻撃していく。



蓮「一気に行くぞ!!『アルセーヌ』、『エイガオン』!!」



マガツギラティザナギ「ッ・・・・!!!ガガガガガガ・・・」


どんどん追い込まれたマガツギラティザナギはパワーを溜め始める。


みほ「うげげっ!?最後の切り札みたいなの使おうとしてる!?」

ロボット「ここは急いで止めーー「これこそ俺様に任せろ!!」え」


キング・D・マインド『よしひかり!!俺様の力を受け取れ!!』

ひかり「えっ!?ちょっと待って何が何だか・・・」

・・・キング・D・マインドは変化し、巨大なハンマーになってひかりの手元に。

キング・D・マインド『このハンマーで思いっきりあの魔物をぶん殴れ!!』

双葉『ひかり、状況がさっぱり分からないがとりあえずなるようになれだ!!一気に決めてくれ!!』

ひかり「う、うん・・・やってみる!!」


マガツギラティザナギ「ギガガガガガ・・・」


マガツギラティザナギはどんどんエネルギーを溜めていく。その度に魔力弾が四方八方に放たれる。


千枝「えええっ!?何か攻撃が飛んできてるけど!?」

メタナイト「急いで畳み掛けるぞ!!」


ひかり「・・・!!」


・・・ひかりはマガツギラティザナギに近づこうとする。


マガツギラティザナギ「ガガガガガガ・・・!!」

・・・エネルギーを溜めているマガツギラティザナギからどんどんエネルギー弾が放たれていく。


大地「おっとお前の好きにはさせねぇ。『リフレクター』っ!!」

それらを大地が全部跳ね返しまくる。

大地「細かい事は俺に任せろ。そんでもってフィニッシュは任せたぜ。」


ひかり「分かった!!」


マガツギラティザナギ「ガガガッガガガガガガッ!!!」


双葉『急いでくれ!!段々エネルギーが溜まって来てるみたいだ!!ひかりをリードさせるんだ!!』


トレイン「おう、任せろっ!!」

ヘンリー「!!(頷く」


一同はとにかくエネルギー弾を防いだり相殺したりしていく。そして・・・


マガツギラティザナギ「・・・!!」

ひかり「よしっ、これなら・・・!!」

双葉『いける!!思いっきり行っけぇぇぇぇっ!!』

ひかり「え・・・えええええええいっ!!!」

・・・ひかりは、キング・D・マインドの力が籠りに籠ったハンマーでマガツギラティザナギを思いっきり殴る。

マガツギラティザナギ「ガアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!?」

・・・大ダメージを受けて、マガツギラティザナギは大爆発を起こし撃退。そして・・・




ワルキューレ・ザムービー「ぐっ・・・何だか良く分からないが体の自由が戻ーーって待って!待て待て待て待てッ!!こんなやられ方ァァァァァァァァァァァッ!!!」

マガツギラティザナギを破壊したことで、取り込まれていたバニティー・ワルキューレ・ザムービーが解放され、ついでで思いっきりぶん殴られて破壊され撃退された。


蓮「やったか・・・!!」

りせ『うん!強力なエネミーの反応、これでなくなったよ!!』


双葉『うおおお!!やったぞ!!すごいぞひかりぃっ!!』

ひかり「そ・・・そう、なのかな・・・?」←少し照れる




蓮子「何とか片付いたみたいだし、後は・・・」

メリー「そうね、隔離の原因になってるシャドウブロックを除去しないと。そうすれば映画館に閉じ込められてる人達も元に戻るはず。「・・・全く、どうして予想を覆すことばかり起きるのかしら。」!!その声・・・」






ベノディア「・・・」




(このタイミングだけど)続く。

映画館は残り続ける。例え客がいなくとも ( No.592 )
日時: 2022/08/24 16:36
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。コメントコナクタッテキニシネーゼアハハおろさんです。



・・・さて、予定より時間が少しかかってしまいましたが、今回で『シャドウシネマラビリンス編』完結です。



・・・突然として現れた、アウトローの指揮官ベノディア。



マリオ「彼女は・・・!!」

スヴェン「・・・一体誰だ?感覚からしてタダモンじゃなさそうだが・・・」

カップヘッド「アウトローの指揮官ベノディアだよ。アイツが主にアウトローに指示を出してるんだ。」



ベノディア「わざわざご説明ありがとう。」

ジザルギル「ちなみに俺様もいるぞ。ジザザザザ・・・」



フォックス「アウトロー幹部のジザルギル・・・!!」

善「・・・何をしに来た。・・・それに、ひかりや、虚飾の映画に浸っている者達、私や玲、マールやスクエアスをここに閉じ込めるような行動をしたのも何故だ。」



ベノディア「ちゃんと順序立てて説明するわよ。・・・まず、貴方達が知ったように、私達は夢の世界を利用してこのシャドウシネマラビリンス内に人を招き入れ、映画に浸らせた。・・・そこのひかりと言う少女や、異界を渡る者達に関しては計算外だったけど・・・




・・・そして『虚飾』を集め、ボスエネミーを製作した。・・・まあ、想定以上にパワーを秘めていたマガツギラティザナギを制御させようとして、失敗しちゃったけども。」




アルル「今回のボスエネミーが制御装置みたいになってたのって・・・」

デデデ「まさか本当に制御装置の役割だったんだな。」




ベノディア「・・・ええ、気に食わないけど大正解よ。だからこそ色々対策を練っていたけど、邪魔が入りに入りまくったって事。」

ジザルギル「ペトロフも利用して、宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンの2人をザ・ウォールに監禁しちまえば楽勝だと思ったのによう・・・EVERもそうだ。どうも偶然が重なって邪魔される。」

ベノディア「・・・まぁ、どちらにせよ今回は根本的に失敗だったわ。・・・この世界も貴方達にあげましょう。」


ベノディアはそう言うと、シャドウブロックを1つ投げる。どうやら『隔離』の原因になっているモノのようだ。

・・・蓮子とメリーが持っているノートが開き、謎の古代文字が放たれてシャドウブロックを包む。・・・そして、消滅した。



ロボット「・・・潔いみたいだな。」



ベノディア「まぁね。私はアイツの狂信者共みたいにしつこくはないもの。」



大地「(・・・『アイツ』・・?)」



ベノディア「・・・それじゃあ、今回はこれで失礼するわ。・・・言っておくけど、次は偶然で上手くいくとは思わないように、ね。」

ジザルギル「覚えてろ。ジザザザザ・・・」

・・・そう言って、ベノディアとジザルギルは去って行った。



GUMI「帰って行っちゃった・・・」

トレイン「・・・そんで、これで隔離はどうにかできたのか?」

ヘンリー「(首を縦に振る」


蓮子「うん。これでこの世界もある程度安全になるはず。・・・あ、そういえば・・・あっ」


・・・すると、撃退されたマガツギラティザナギから2枚のカードが出てくる。『ギラティナ』と『マガツイザナギ』のカードである。


・・・『反骨王《ギラティナ》』のカードは、ノートの中に入って行った。


イヴ「入って言っちゃった・・・」

ひかり「・・・(・・)」


キング・D・マインド『・・・さて、俺様の出番もこれで終わりか。・・・それじゃあ、後は任せるぞ。』

・・・キング・D・マインドは鏡の世界へと戻って行く。カードが出て来て、これもノートの中に入って行った。

蓮子「これで一気に5体ってわけね。」

メリー「D・P・Mの合成元の『王ピョン』を含めてあと15体・・・だったわよね?まだまだ道は長そうねぇ;」

千枝「・・・あっ、そうだ!足立さんは・・・」

完二「あー、それがさっき、ペルソナが元に戻ったと同時に元の世界に戻されたみたいっス。」

陽介「・・・何だか、今回に関してはちょっと不憫だったな足立さん・・・;」

アミティ「あ、映画館に閉じ込められてた人達はどうしたの!?」

アミティがそう言った途端、チャールズがこう言い出す。

チャールズ「みんな、外を見て!映画館から・・・」



・・・外を見てみると、映画館からそれぞれ人が出て来ている。


「・・・何だろうなぁ、ここに閉じこもってたらダメな気がする・・・」

「やっぱり頑張って彼女作るかぁ。」

「とっとと帰ってチビ太のおでんでも食べるザンス。」

「良く分からないけど走りたい気分だ。」


そして、元の世界に戻るように、夢から覚めるように消えていく。



みほ「おおっ!映画館から人が出て来た!!」

菜乃「先程並行世界パラレルワールドのお2人から連絡が来たようですが、夢の世界も夢見の世界も、システムが戻ってきているようです。これならひかりさんも元の世界に戻れますね。」

ひかり「あっ・・・そういえばそっか。」

竜司「忘れてたのかよ・・・;」



・・・数十分後。


《シャドウシネマラビリンス:謎の映画館》


ドレミー『それでは、帰る手続きをしておきますね。』

おろさん『お前が仕切るのは気に食わないがまあいい・・・もしまた来たいなどと言うのなら、ドレミーに無理やりでも行かせてもらうようにすればいいし』

ひかり「あの、そこまでしなくても大丈夫です・・・;」

おろさん『嫌だ』

陽介「いや何でだよ!?会話が色々おかしいんですけど!?」

大地「ドレミー・スイートは月の都とちょっと関りがあるからな。だから苦手意識があるんだよ。」

メタナイト「そういえば、そうだったか・・・」

ひかり「・・・;・・・わっ!?」

すると唐突に、ひかりが持つメガホンが光り出して浮かぶ。


メリー「これって・・・!!蓮子!」

蓮子「ええ、メリー!」

・・・2人はキーブレードをメガホンに向ける。そして現れた鍵穴のような物体に光線が入り込む。
何かが開いたような音がしてそのまま消えた。

祐介「これで航路が開かれたか。」




ひかり「・・・それじゃあみんな、またね。」

双葉「ああ。今度は映画の話とかするのも良いな。少なくとも状況が収まって来た時にだが」

カービィ「だね。ポップスターやウルトラワールドにも面白い映画いっぱいあるし。」

ひかり「うん!楽しみにしてるよ!」


・・・そう言ってひかりは、ドレミーの手引きで元の世界に戻って行った。


おろさん『さて・・・お前達はこれからどうするつもりだ?』


マール「私達は、また色んな世界を調べておきます。もしかしたらまた別の世界でアウトローが行動しているかもしれませんから。」

スクエアス「だな。そういう事だから、ここで失礼する。・・・また会おう。」


アミティ「うん!またね!今度はいっぱいぷよ勝負やお話しをいっぱいしようね!」


・・・マールとスクエアスも、この場を去って行った。


善「・・・私達は、しばらくこの世界の事を調べよう。・・・この世界、かなり妙な感覚だ。」

玲「うん。何だか前にもあったような感覚がする。」


チャールズ「大将から連絡があったけど、軍でも色々調べる予定みたい。」

エリー「・・・とりあえず、また会う機会がありそうね。」

ヘンリー「(頷く」


トレイン「ま、何かあればまた手伝ってやってもいいぜ?」

スヴェン「ああ。イヴの事でも借りを返す必要もありそうだしな。」

イヴ「・・・今回はありがとう。助かったわ。・・・バイバイ。」



蓮「ああ・・・また会おう。」



マホロア「さて、そろそろこっちもウルトラワールドに戻るヨォ。」




・・・と言う事で、シャドウシネマラビリンスの異変も無事解決することが出来たのであった。





『シャドウシネマラビリンス編』

終演。











足立「全く・・・急に訳の分からないことに巻き込まれたと思ったら、いつの間にか刑務所に戻されて・・・しかも彼ら、また何かやってるようだし・・・



・・・それにしても・・・あの『ゼノヴァド』と名乗ったヘルメットの男が使った、ペルソナを抜き取る力・・・またとんでもない事になってるみたいだなぁ・・・



・・・いや、問題はそこじゃない・・・あの男、『あのお方』を復活させるとか、虚構を駆逐し正しい世界を作り上げるとか言ってたし・・・どうやら、何かとんでもないのを復活させようとしてるみたいだね・・・流石に嫌な予感がしてしょうがない・・・




・・・それに、アメス何とかって世界で『実験』がどうとかも言っていたしさ・・・」













エリザベス(ペルソナ3)「おやおや・・・?試しに時空を彷徨ってみれば・・・これは・・・」


・・・とある天体セカイを見つけたエリザベス(ペルソナ3)。その世界に、何か時空の乱れのようなモノが発生しており・・・








「何だ!?何がどうなってんだ!?俺の右腕も・・・しかも錬金術も・・・てか、アルも何で・・・!?」

「に、兄さん、これって・・・」

「良く分からねーが・・・かなりとんでもない事になってるのは確かだぜ・・・!!」







白スーツの男「・・・マズいですね・・・まさかこの世界があの偽神の力の実験に使われるとは・・・何もかもが美しくないっ・・・!!」








・・・続く。




~後書き~
と言う事で、『シャドウシネマラビリンス編』でした。予定より遅くなった気もするけど気にしない(????)
・・・さて、これで半分超えました。え?何がかって?分かる人にはわかります(丸投げ)。でも次回はギャグ会の予定でございます。8月終わるまで間に合えば良いけど
今回はここまで。そして、応募をしてくださった大瑠璃音葉さん、ありがとうございました。
感想OK。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。