二次創作小説(新・総合)
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- ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》【報告あり】
- 日時: 2022/11/08 21:28
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
- 参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1336
どうも。おろさんです。
『ウルトラワールドでの日常』の新スレ。第2章です。
様々な世界を巡る、『交叉伝』の物語をお楽しみください。
~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*依頼の応募だけ、感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)
(順次更新予定)
~目次~
序幕『新たな物語の前に』
・《始まり》《過去》>>1-3
・《月へ》>>4-5
・《月面対戦》>>6-8
・《ある事件》>>9-11
『世界を交える出会い』
パート1 >>14-15
パート2 >>16-19・>>20
『日常話』(そうじゃないのもある)
とことん書いた小話2つ >>118
作成しましょうカードゲームを >>119-120
新しいシステムと新しい力 >>123
オリジナルカードゲーム始動 >>124
久々の松 >>244
米森サトルの憂鬱 >>247
月とバスターズと >>342
ダークアイwithぴえんハザード >>357-360
ロボットカルテット >>361
オバケのホテルで暗闇大パニック >>362-363
折角なので昔話(?) >>390
また来ましたウルトラワールド >>452
四季のフラワーマスターと警視総監煉獄王 >>480-481
念写天狗と忍者 >>484
夜兎とメイド。その信念は >>487-488
カリスマ祷(!?) >>491-492
破壊の力と羽を持つ者 >>495-497
秘封倶楽部初代会長 >>514-515
二童子と吉原 >>550-551
『暗鏡王』を探しに鏡の世界へ 前編>>554 後編>>558-560
思い付きで何か作ると最終的にトラブルが起きる >>593-595
きっかけの出会い >>596-598
『救出・ミッション』
イカした英雄 >>45
ワールドクラフター >>48
闇の魔導士と森姉弟 >>51
ソルジャー・クラス1st >>70
雇われ遊撃隊長 >>73-74
名もなき見習い魔女と格闘女王様 >>78-79
花のオーバーテクノロジー >>89
秘封のスペルと自称大王 >>125
チャンピオンを目指す者とゲーマーな少年 >>136
彗星の魔導士と恋心抱く占い乙女 >>139
雷撃のネズミポケモンとノイグラードの女王 >>140
孤高の処刑女王と深紅の咲き誇りし女帝 >>250
ジャングルの王者と南国の軽業師 >>258
史上最凶のエレベーターガール >>262
氷壁の双星 >>364
ドぎついピンクスナイパー >>365
超天才理系超美少女兼超電子ドーナツ研究部員 >>366-367
騒霊三姉妹 >>474
夢幻のパーカッショニスト >>477
『銭天堂・笑ゥせぇるすまん』
危機感みかん 前編>>464-465 後編>>468-470
人間回収車 >>518-519
大事なモノ 前編>>541-542 後編>>545-547
組み立てクッキー 前編>>599-600 後編>>601-603
『依頼』
・コピー >>54-55
・本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。
前半 >>59-61 後編 >>64-65
・ハロウィンナイト・ガンシューティング >>85
・椿の花と魔石とワープスター >>128-131
・並行世界の銭天堂 >>143
・シャインの奪還を >>173-174
・倒壊した図書館 >>178
・カードゲームは分かりやすさも大事 >>181
・回避せよ。ブラッドウェディング >>254-255
・奪還と防衛 >>346-347
・クッパクラウンの改良 >>351
・戦闘訓練の手伝い >>354
・クローン社の情報を得ろ >>455
・勝手に動く卒業制作品 >>459-460
・たとえ道具であろうとも >>536-537
『インクウェル島編』
・勢揃い。クロスオーバー >>21-23
・何が何でも >>24
・息抜き程度の休息 >>25-28
・介入。インクウェル島 >>29-32
・いざ探索。 >>33-34
・再会と出会いと厄介な事態と >>35-37
・悪意の虚無 >>38-41
・心無き者達 >>92-93
・超高校級のマジシャンと赤き猫の地縛霊 >>97-98
・模倣体『コピー』 >>99
・『鍵』とボスレベルのディスペクター >>100-103
・突入。デビルのカジノ >>106
・心無きゲーム >>107-108
・崩せ。理不尽なゲーム >>111-112
・対決!!傲慢のボスエネミー >>113-114
・解放 >>115
・次の世界へ行くために >>146
・UMAの事 >>147
・再び捜索。インクウェル島 >>148-149
・緑の人気もの >>150
・言葉通りの悪魔 >>151
・導く鍵 >>155-156
『99コロシアム編』
・いざ次の世界へ >>160
・99コロシアム >>164
・ぷよぷよとテトリス >>167-168
・意外と早く見つかる乗組員探し >>171
・地下には何が >>172
・改装された地下 >>182-183
・突入。無情なレースゲームへ >>184
・再会。そしてレースゲームへ。 >>189-190
・厄介な展開だらけ? >>194
・亜空のバイクレースと刈り取る少女 >>197-198
・『正々堂々』と『卑怯』 >>201
・危機一髪。そして『フィギュア化』の意味の石化 >>205
・電撃の女子高生ギタリストと正々堂々と石化と >>206-207
・『動きを止める』石化 >>210-211
・ディスペクト。『侍』と『装甲戦車』、『不死』と『惨死』 >>212
・侍の士気と宝来の人の形 >>215-216
・継承の力『レクスターズ』 >>219
・いざ地下施設へ。99コロシアム編終盤 >>223
・大穴での交戦 >>226-227
・打ち破れ!リプログラム >>231
・いざ突入、中央部。現れるは強欲のボスエネミー >>234
・マザーコンピューター『メデューサ』 >>238-240
『かぶき町編』
・気を抜いてたら意外とトラブルに会うよね >>266-267
・犬の散歩から空の平和を守るまで >>270
・探しモノは案外早く見つかる >>273
・面倒ごとは意外と早く解決できるかもしれない >>276-277
・割とさりげなく結構な頻度で発生する再開と出会いのイベント >>280-281
・数が多ければ心当たりも多い >>285
・宿題終わらなくて困るのは後回しにした自分自身だ >>288
・時には大胆不敵に >>291-292
・集まれば大体ややこしくなる >>295
・お決まりのパターンなんてものは存在しない。多分 >>300
・追い込まれた途端に投げ出すのはやめなさい >>303
・所見殺しなんて大体の人が引っかかるんだよ >>306
・嫌いなモノはハッキリ嫌いって言うのも大事 >>309-310
・一度トラブルが起こったら色んな形で何度も起こる >>313-314
・『王』って字を付ければかっこよくなるとは限らない >>317
・どんなこともきっかけは最初は至って単純な理由 >>318
・抗え。若き者達よ >>319-321
・正義を謳いあげる奴にロクな奴いないって大体間違って無い >>322-323
・強そうなやつほどたまに出オチ要員になりやすい >>324-325
・信用しない人は勝手に信用しない >>328
・ちょっと色々話しておいたほうが良くって >>329
・いざ突入してみたらまさかの事態とか色々あった件 >>330-331
・怠惰な空間で踊り明かすかどうするか >>332-334
・人任せにし過ぎるのはダメ >>335-336
・天然パーマに大した奴はいない >>337
『幻想郷編』
・その日、2人の少女は幻想へと発つ >>368
・再会と巫女と生まれざる者 >>369-371
・奇怪な異変と裏切りの巫女!? >>372
・妖怪の山探索~河童とツノありと厄神と浮遊霊~ >>373
・秋を彩る探索劇 >>374
・片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま >>375-376
・幻想郷捜索。起こりし異常 >>377-378
・昼でも尚月夜は輝いて >>379
・ゲッコウガの説明と、人里での逃走劇 >>380
・命蓮寺と銀河を巡る『王』 >>381-382
・再会とか出会いとか貸本屋での世間話(?)とか >>383-384
・いざ輝針城 >>385
・守れ。神霊廟 >>386
・博麗神社付近での出来事。解放を主張する怪しき男現る >>389
・レッツら紅魔館 >>391
・忍び寄る金色の影 >>392
・図書館を荒らす本型魔物 >>393
・悪魔の妹。触れずとも壊す『破壊王』 >>396
・追跡。吸血鬼連れ去る金色の青年 >>397
・魔法の森探索。世界最速のハリネズミと黄色い伝説現る >>398-399
・霧の湖でルーミアを探せ >>400-402
・いざ冥界。探すは境界に住む妖怪 >>405-406
・境を織る少女と大妖怪。感情無き世界望む男現る >>407
・『非想非非想天の娘』×『小さきエレクトロン巨人』 >>408
・永遠亭の薬師の元へ >>409-410
・銀色の侍VS神霊の依り憑く月の姫 >>411
・脅迫される博麗の巫女。次向うは地底 >>412-413
・閉じた恋の瞳 >>414
・地底を行き来するジャックフロスト >>415-416
・牙をむく三叉のディスペクター。地霊殿に向え >>421-422
・固き牙を破れ >>423-424
・内に秘めた感情と感情操作 >>425-426
・表情豊かなポーカーフェイス >>427
・クラキの証言。まだまだ漂う不穏な空気 >>430
・争い、追われ、騙され、閉じ込められ >>431-432
・地獄の女神介入。博麗霊夢解放大作戦 >>433-434
・ゲーチスの目論み。霊夢の本音 >>435-436
・負の感情と電撃の乱入 >>437
・ゲーチスを退けろ >>438
・空間王を止めろ >>442-444
・霊夢の証言。幻想郷解放のためにいざ行かん。 >>445
・嫉妬に染められた色彩 >>446
・博麗神社を取り戻せ。そして解放と帰還。またすぐに来るけどさ >>447-449
『外界編』
・オカルティズムな探偵 >>500
・真実知ール >>503-504
・外界に住む狂信者 >>507-508
・事態の収束と外界の協力者 >>511
『『謎』が集まる探偵事務所編』
・行【ひとさがしのために】 >>523
・主【じょしゅとたんてい】 >>526
・殺【じけん】 >>529
・隠【かくす】 >>532-533
『シャドウシネマラビリンス編』
・復元された世界 >>564
・早々に起こる厄介事 >>567
・大衆の映画館街。映画好きの少女と時空を彷徨う者達 >>568-569
・虚飾の栄光の映画 >>570
・目覚めた黒猫(ブラックキャット) >>571
・映画館街に現れる番人 >>572
・スティックス・カントリー >>573-574
・妨害電波装置を破壊せよ >>575-576
・とにかく立ちはだかる番人。とにかく色々判明する >>577-578
・キーパー・オブ・シザース >>579-580
・再会のために >>581-583
・ようやく。そして・・・ >>584
・いざ急げ。異変解決のために >>585
・虚飾の戦姫の映画・・・? >>588-589
・覚悟と鏡 >>590-591
・映画館は残り続ける。例え客がいなくとも >>592
タグ
クロスオーバー オリキャラ・オリ設定 東方project 秘封倶楽部 スマブラ登場作品関係 ポケモン ポップンミュージック ペルソナ スタジオわさび ぷよぷよ・ぷよテト ダンガンロンパ カップヘッド VOCALOID 妖怪ウォッチ おそ松さん 銀魂 銭天堂 デュエルマスターズ 笑ゥせぇるすまん 魔人探偵脳嚙ネウロ BLACK CAT ヘンリー・スティックミン 等(順次更新予定
BUG依頼応募用紙 >>42(休止)
BUGメンバー一覧 >>417
- コメント返却 ( No.463 )
- 日時: 2022/05/27 18:14
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
>>大瑠璃音葉さん
コメントありがとうございます。
菜乃は刀を物凄く愛用していますので、折れてしまうとあんな感じにへこみます。あ、刀剣男子の事は良く分かりませんがありえそう
そして退魔師の男は完全に変人でした。でも小傘のお陰で無事にどうにかなりましたです。
依頼も了解しました。執筆するのは大分後になると思いますがしばらくお待ちください。
>>エイジアさん
コメントありがとうございます。
今回の騒動・・・依頼も中々のモノでした。無事に解決し、小傘が仲間に。そして退魔師擬きは逮捕です。時間があれば制裁しても良かったな←
皆さんコメントありがとうございます。本編までしばらくお待ちください。
- 危機感みかん ( No.464 )
- 日時: 2022/05/27 18:23
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
どうも。おろさんです。
・・・今回は、序幕やいろんな話に何かと登場していたあの人が遂に!!・・・え?これだけじゃ良く分からないって?じゃあ読め!!ただし今回の話多分ちょっと人を選ぶかもしれない(ry
・・・とある夜道
男「はぁ・・・」
・・・男は悩んでいた。その悩みと言うのは『彼女がいない』と言う事。生まれつき醜い顔で周囲に距離を取られる上、仕事も上手くいかない故にストレスを感じ、過食でかなり太ってしまっていたため、余計に距離を取られ、友人すらいないししかも家族にも見限られている。
非常につらい人生を送っている彼は、自分を支えてくれる人物を求めていた。そして結論に至る願いが、『彼女が欲しい』と言う事なのだ。
男「くそっ・・・こんなはずじゃなかったのに・・・この顔や体系をどうにかするにしても、ダイエットするにも、手術をするんだとしても金がかかるし・・・これじゃあお先真っ暗じゃないか!!どうしたら・・・「おやぁ?何やら悩んでるねぇ君」!?だ、誰だ!!」
すると背後に、謎の少女が現れる。白い上着と青い浴衣を着た、青髪の少女だった。
???「フフフ・・・」
男「な、何だお前・・・」
???→ねくろ「私?私は『禍津田ねくろ』。ちょいと菓子売りをやってる者でーす」
男「か、菓子売り・・・?」
ねくろ「それよりおじさん困ってるんでしょ?彼女が欲しいだとか」
男「なっ、何で知って・・・」
ねくろ「私にはお見通しなのー。でもどうにかするための手段が無いんでしょ?で、それだったら私が助けてあげようか」
男「えっ?ど、どうやって・・・」
ねくろ「コレを使うんだよ。」
『禍津田ねくろ』と言う名の菓子売り少女は、タブレットのようなモノを取り出す。
男「そ、それは・・・?」
ねくろ「これは『催眠トタブレット』。これを噛んで食べて、催眠をかけたい相手に息を吐き掛ければあらびっくり、その人を思い通りに出来るんだよ。」
男「ほ、本当に・・・?」
ねくろ「本当本当。やってみればホントだってわかるよ。あ、私で試すのはダメね。とにかくハイどうぞ」
そう言ってねくろは強引に男に催眠トタブレットを渡す
男「ちょっ・・・そもそも催眠なんてそんな・・・」
ねくろ「じゃあいいのかなー彼女作れなくて。このままじゃおじさん一生醜い人生を過ごすだけだよ?いいのー?だ・か・ら、これはまさに最短ルートなの☆」
男「うっ・・・わ、わかった・・・ひとまず信じるよ・・・」
ねくろ「毎度あり~☆そんじゃあバイバーイ。お金とかのお代は結構だからー!」
そう言ってねくろは去って行った。
男「思い通りに・・・か・・・」
すると、その『催眠トタブレット』を通して、男の中から禍々しいエネルギーが放たれ始める。
男「思い通りかぁ・・・だったら・・・ぐふ、ぐふふふふうふふふふうふふふふふふうふふふふふふふふふうふふふふふふふふふふふふ」
・・・男の感情、思考は、その菓子によって歪み始めた。
ねくろ「フフフ・・・これなら儲かるねぇ・・・♪」
・・・とある場所。そこに、周りから避けているように建っている駄菓子屋が。
紅子「ふぅ・・・ずいぶん時間がかかってしまいましたが、ようやく開店できそうでござんすね。」
墨丸「にゃー」
・・・看板には、『銭天堂』と書かれていて、店の前にはガチャマシンが設置され、周りや店の中には見たことも無い駄菓子、お菓子等が沢山置かれている。
紅子「さて、銭天堂、ウルトラワールドでの営業開始でござんす。早速、本日の幸運のお客様は・・・」
・・・女将である『紅子』は、ガラガラを回す。そこから、銅色の玉・・・十円玉の絵のように見える玉が出てきた。
紅子「おやおや・・・『昭和33年の10円玉』でござんすか」
《バトリオシティ:エドワルド飲食街》
・・・蓮子とメリーは、ミサ達3人組を連れて飲食街を歩いていた。
ジン「見た事のない食べ物も沢山あるな・・・」
蓮子「でしょ?まだ食べたことないのも沢山あるし、暇があったら巡ってみるのも良さそう。」
ハル「おお良さそう。」
ミサ「今度皆でやってみたいね。」
メリー「・・・まぁ、一日で全部回るのは無理だとしても結構良いじゃない。「お?何やってんだー?」あっ」
するとそこに、万事屋の3人がやって来る。
蓮子「銀時さん達だ。久しぶり・・・で合ってるっけ」
銀時「いやそこハッキリさせろ。・・・んで、そっちの3人が、作者が言ってた奴等か」
メリー「あれ、知ってるの?」
新八「はい、さっきスマブラ屋敷に寄って、その時に」
神楽「これからセンパイの私がビシバシ鍛えるネ!!」
新八「神楽ちゃん、協力はしてるけど僕達BUGに加盟してるわけじゃないから」
神楽「禁句言うなゴルァァメガネェェェェ!!」
新八「何で禁句!?そして何でメガネって言うんだァ!!」
ジン「・・・何だか騒がしいな・・・;」
蓮子「でもみんな良い人達だよ。」
ミサ「まぁそうだよね。」
メリー「ところで、どこに向かおうとしてるの?」
銀時「ああ?喫茶キャノン・ドだとか言うトコだよ。」
メリー「えっ、黒須さんが営業してる所だったよね?」
蓮子「うん、道が分からないんだったら、案内しても良いけど。」
銀時「案内ィ?」
新八「そうしましょう銀さん、正直この世界の事はあまり分かってませんから。」
銀時「ったくしゃーねーな。行くぞ。」
と言う事で、喫茶キャノン・ドに向かう8名。
数分後。
《喫茶キャノン・ド付近》
蓮子「よし着いた。」
ハル「へぇ、ここが。ところで黒須さんとか言ってたけどどういう関係?」
メリー「同じBUGメンバーで、前に助けてもらったことがあって。」
蓮子「うんうん、能力とかも結構強力で頼もしいんだ。結構いい人で「チュドガッシャァッァァァァァァァン!!!」・・・ふぇ?」
突然凄い爆発音が鳴る。そして扉から出てきたのは・・・
黒須「ブッッッッッ裁く!!!」
一同(・□・)
何か物凄い武装している黒須だった。口にバトミントンラケットをくわえ、右手に縦笛、左手にチェーンソー、服装が何か色々混ざってる(ジェイソンの仮面、迷彩服、ドラゴンボールの戦闘服etc.・・・)。そしてウォーズマンの如くコーホーコーホー言ってる
黒須「ブッkillす!!killさないけど死なない程度にkillす!!」
蓮子「良い人・・・のハズなんだけど」
ジン「・・・あれが?」
銀時「神楽、やれ。」
神楽「ホワタァッ!!」
黒須「へぇんたいぃはぁこぉろーすー!!大体killす!!裁く潰す大体殺す!!!後何かすりおろす「ドガッシャアッ!!」あっふ」
*しばらくお待ちください
一旦区切ります;
- 危機感みかん ( No.465 )
- 日時: 2022/05/27 19:57
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
続き
《喫茶キャノン・ド》
黒須「いや・・・あの、本当に申し訳ない・・・;;;」
・・・冷静さを取り戻した黒須。詫びとして料理を無料提供してあげた。
ミサ「い、良いんですさっきのは良く分かりませんでしたが・・・」
新八「て、ていうか本当にこれ良いんですか?こんないっぱい・・・」
黒須「良いんだよウチ最近『サスペンデッド・コーヒー』形式始めたから。」
ハル「何ソレ」
メリー「飲食を必要としちぇいる誰かのために、誰かが事前にお金を払うシステムの事ね。」
ジン「何だかテレビで聞いたことがあるな。」
黒須「事前に一杯支払ってくれる人結構いるから助かってる」
こいし「えー、だったら私も「お前は発端無銭飲食だしバイト中に勝手に外出るしつまみ食いと食器破壊といたずら電話かけようとするetc.だろうが論外だ(by黒須」ぶー・・・」
*補足:こいしは喫茶キャノン・ドのアルバイトをやっている。発端は無銭飲食未遂。その上色々やらかしちゃってるようで払うお金溜まってる
ミサ「(何でクビにならないんだろう・・・;)」
メリー「ところで、何でさっきみたいなことになってたの?」
銀時「色々武装しすぎて変な事になってたぞ?」
黒須「あー、それなんだが・・・これだ。」
黒須は、新聞を取り出して見せる。
銀時「ええっと、何々?『性犯罪事件多発』?『被害者は全員女性、そして全員廃人化』!?」
黒須「ああ。あまりにもひどすぎるモンでな。だから犯人とっ捕まえるために何かと準備してたんだが・・・」
新八「いや準備と言ってもアレただの変人ですよ?ていうか武装って言うなら何か縦笛持ってましたし」
黒須「いや、伸びたりするかなって思って」
新八「それ如意笛ですから!?何でジャガーが使う笛を普通の笛で出来ると思った!?」
神楽「口にもなんかくわえてたのって三刀流のつもりだったアルか?」
黒須「良く分かったな。ゾロがやってるのをやってみようとしたんだが・・・」
銀時「逆に何で縦笛とバトミントンラケットとチェーンソーでゾロの真似事しようと思ったんだよ」
黒須「これらしかなかった。・・・とにかく!!俺は周辺回って犯人捕まえ滅多打ちにして署に付きだす!!やっぱ武装とかしなくても能力で氷漬けにしてやる!!センリツ店番よろしく!!」
・・・そう言って黒須は店を出て行った
センリツ「あ、いってらっしゃい」
こいし「ええっ!?何で私はダメで店長は良いのさ「貴方は色々やらかしてるからでしょう(byセンリツ」ううー」
ジン「何だかやけにイライラしていたな・・・」
新八「何かあったんですかね。「彼も色々あるんですよ」ん?」
すると誰かが話しかけてくる。古明地さとりだった。
メリー「あっ、さとりさんだ。・・・何が色々あるのかしら?」
さとり「・・・あんまり変な印象を持たれるのも、常連の私として癪ですし、ちょっとだけ話しますが・・・黒須さんは、一言で言うと『理不尽』と『バッドエンド』と言うモノが人一倍嫌いなんでです。」
蓮子「理不尽とバッドエンド・・・」
さとり「・・・黒須さんは、若い頃やセンリツさんの事で過去にかなり苦い経験をしているんです。・・・そのため、他者の人生が理不尽に歪ませられるようなモノや、そういう事が起こるのを非常に恐れているんです。」
センリツ「私の事があって色々吹っ切れてから、その反動でなのかたまにああいう感じになっちゃうんだよね。特にどこぞの薄い本にあるようなのに敏感になっちゃって・・・;」
銀時「反動エグ過ぎない?」
ジン「・・・しかし、あそこまで怒るとなれば、また何か理由があるんじゃないのか?」
さとり「・・・実のところそうなんです。・・・実はこの事件の被害者の一人に、ある時から常連になった男性の恋人が混じっていたんです。」
メリー「ええっ!?」
話を聞いて驚く面々。さとりは続けてこう話す。
さとり「・・・『リクト』と言う名前のその常連の男性と言うのは、何かと恋に悩んでいたようで、黒須さんが少しながらアドバイスをしていたらしく、そのお陰か恋が実った・・・」
ミサ「でも、この事件にその恋人が巻き込まれて・・・」
さとり「はい・・・先日やって来た警察によれば、しかも彼、少し前に何者かによって殺害されているんです。原因は殴りつけられたことによる撲殺。その新聞に書いてある性犯罪事件の犯人と同一らしいのですが・・・どういうわけか犯人が捕まらないんです。」
銀時「質のワリー話だなぁオイ。」
蓮子「だから黒須さんが動き始めたって事?」
さとり「そういうことです。・・・黒須さんは、誰かが・・・少なくとも身近にいる存在がバッドエンドを迎える事を恐れるあまり良く周りが見えなくなるんです。その上、彼は寿命以外で死ぬことが出来ない故に痛みを顧みず、自ら危険に突っ込んでしまいます。
・・・そのため、能力の事もあって紫さんや隠岐奈さんに危険視されることもしばしば。・・・流石に心配になるのです。」
ハル「何かさらっと凄いこと言った気がするけど・・・色々難しい人なんだね。」
神楽「だとしてもバッドエンドの薄い本だとかに敏感すぎるアル」
ウィッチ「いいえ!!そういう薄い本に載るようなピーが付くようなのはnot催眠兼任意のラブラブなハッピーエンドが本来の理想像だろうと黒須さんが良く言っていますわ!!」
むらびと「恋と言うのは人生で経験するモノ!!それに限らずだけどそういうのを団参者が理不尽に歪ますなんて言語道断!!」
パックマン「だからこそ許せるわけがないだろうがこんな事件!!」
アリィ「望まない快楽は愛が無いです!!愛と言うより襲ってる人の欲望です!!」
銀時「どわっ!?いつから出てきたテメーら!!」
蓮子「ていうかよく見たら・・・」
・・・周りを見渡してみると、BUGの面々が客のほとんどだった。
みほ「黒須さんがああいう衝動的行動を起こすのって意外とよくあってさぁ、その結果客足が遠のくこともしばしばで・・・;」
カービィ「だからほとんどBUGのたまり場みたいになってるの」
ルーミア「そーなのかー」
蓮子「あー・・・;;;」
《バトリオシティ:ダンダリ街道》
・・・そして、周辺を歩いている黒須。
黒須「・・・リクト・・・」
・・・『リクト』と言う男性の事を思い出していた。
数年前
黒須『・・・お前が探してたのってこれか?』
リクト『あ、ありがとうございます!』
黒須は、たまたま通りかかった道で、リクトと言う男性が落としたボールペンを拾って渡した。
リクト『良かった・・・失くしたらどうしようかと・・・』
黒須『そんなに大事なものなのか?』
リクト『はい、バイト先の先輩から貰ったもので・・・えへへ・・・』
黒須『・・・好きなのか?』
リクト『はい、でもどうしてもなかなか思いを伝えられなくて・・・』
黒須『そうか・・・俺もそんな感じだなぁ・・・』
リクト『えっ?』
黒須『あ、こっちの話だ』
リクト『あ、折角なのでこれはお礼です!』
リクトは、財布から10円玉を渡す
黒須『じゅ、十円?』
リクト『お金を少し使いすぎちゃって、今月少し大変で・・・;』
黒須『じゃ、じゃあ渡さなくても・・・つかこれよく見たらギザ10だな』
リクト『いえ、恩は必ず返すように心がけてるので。それでは!!』
リクトは、この場を去ろうとする。
黒須『あっ!待て一つだけ!!』
リクト『えっ?』
黒須『ウチ喫茶店やってるんだ!金が入ったら来てみてくれ!』
リクト『は、はい!!』
・・・それが、黒須とリクトの出会いだった。
数日後、リクトは喫茶キャノン・ドに来てくれた。
そこから親交を深めていく内に、恋愛のことを相談してくれるようになった。恋愛に関しては黒須自身も得意と言うワケではなかったが、少しづつアドバイスをしてみたら、その結果リクトの恋が実ったという。だが・・・
ニワトリ刑事『どうも。刑事のニワトリです。
・・・実は、そちらの常連だったという、リクトと言う男性が殺害されて・・・』
黒須『・・・えっ?』
黒須「・・・待ってろよ・・・まずは犯人見つけだしてやらねーと・・・ん?」
・・・すると黒須は、見慣れない道があるのを見つける。
黒須「こんな場所あったか・・・?」
無意識のうちに、彼はその道に進む。するとそこには、『銭天堂』と言う駄菓子屋があるのを見つける。
黒須「なんだここ・・・?」
入ってみると、『カモメアメ』、『猛獣ビスケット』、『ミュージックスナック』等、見たことがないお菓子が沢山ある。
黒須「随分と変わった駄菓子があるな・・・「いらっしゃいませ」どっ!?」
すると彼の前に、小銭柄の紫の着物を着ている、ふくよかな体格の老婆(?)が現れる
紅子「驚かせてしまったようで申し訳ございません。銭天堂の女将の紅子でござんす。」
黒須「ど、どうも・・・つか、ここって一体・・・?」
紅子「見ての通り駄菓子屋でござんすよ。・・・それはそうとして、お客様は何やら思いつめているようでござんすが・・・」
黒須「ああ・・・実は・・・」
黒須は、リクトの事や、最近多発している性犯罪事件の事を説明する。
紅子「随分と酷い事件でござんすね。」
黒須「ああ・・・何か、犯人を突き止める・・・いや、それだけじゃない。何か、皆を守ることが出来るように、その場に駆けつけられるような・・・そんなものがあればと考えたが・・・」
紅子「そういう事であれば、ピッタリの商品がございますよ。」
黒須「えっ?」
そう言うと紅子は、みかんの缶詰のようなモノを取り出す。
紅子「こちら、『危機感みかん』でござんす。これを食べれば、お客様が恐れていることが起きそうな時に反応し、その場所を特定することが出来るようになるでありんす。」
黒須「成程・・・」
紅子「ただし、その恐れていることに対応できる力が無ければあまり意味を成さないでござんすが・・・まぁ、お客様はそれに十分対応できる力をお持ちのようでござんすね。」
黒須「ま、まぁな。(随分勘のいい婆さんだな・・・)んで、いくらだ?」
紅子「10円でござんす。」
黒須「10円!!?」
あまりにも安い値段のため、黒須は驚く。
紅子「10円玉、お持ちでござすよね?」
黒須「え、えっと・・・あっ、これならあったが・・・」
・・・その10円は、黒須がリクトに貰ったものだった。
黒須「(・・・リクトのためにも、使わせてもらうぞ。)・・・はい」
黒須は、その10円玉を紅子に渡す。
紅子「はい、たしかに、本日のお宝、『昭和33年の10円玉』でござんす。お買い上げ、ありがとうございした。」
黒須「・・・こちらこそありがとうございました。」
そして、黒須はその場を後にした。
紅子「さて・・・幸に転じるか不幸に転じるか・・・見届けさせてもらいましょう。」
黒須「さて・・・買ってみたはいいものの、効果があるか試してみないとな。ひとまずそこら辺の公園で・・・」
男「くくく・・・んふふふ・・・」
後編に続く。感想OK。
- Re: ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》 ( No.466 )
- 日時: 2022/05/27 20:50
- 名前: 大瑠璃音葉(元:桜木霊歌) (ID: lgK0/KeO)
こんにちは!大瑠璃音葉です!
音葉「ネクロだっけ・・・?誰がどう見てもよどみみたいな質の悪い駄菓子を売るんだね・・・催眠なんて、ろくなもんじゃないと思うんだけどね。自分で相手に見合うように努力と時間して、なおかつ自分の想いが相手に届いてないと意味無いのに。黒須はリクトと仲が良かったからなおさら辛かったよね危機感みかん・・・つまり副作用はそれ相応の力を持たないとだめってことなのかな?」
次回も楽しみに待ってます!
- コメント返却 ( No.467 )
- 日時: 2022/05/28 17:40
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
>>大瑠璃音葉さん
コメントありがとうございます。
初登場(?)した禍津田ねくろ。かなり厄介な駄菓子を売っております。催眠とかダメですよね薄い本でもそうじゃなくても明らかにバッドエンドですよヤダよ(?)
そして、バッドエンド嫌いだという事が判明した鈴音黒須。銭天堂に招かれ購入したのは『危機感みかん』。どういう効果なのか、それはこの後のお楽しみにです。
コメントありがとうございます。本編までしばらくお待ちください。
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