二次創作小説(新・総合)

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ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》【報告あり】
日時: 2022/11/08 21:28
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1336

どうも。おろさんです。
『ウルトラワールドでの日常』の新スレ。第2章です。
様々な世界を巡る、『交叉伝クロスオーバー』の物語をお楽しみください。




~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*依頼の応募だけ、感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)

(順次更新予定)


~目次~

序幕『新たな物語の前に』
・《始まり》《過去》>>1-3
・《月へ》>>4-5
・《月面対戦》>>6-8
・《ある事件》>>9-11


『世界を交える出会い』
パート1 >>14-15
パート2 >>16-19>>20


『日常話』(そうじゃないのもある)
とことん書いた小話2つ >>118
作成しましょうカードゲームを >>119-120
新しいシステムと新しい力 >>123
オリジナルカードゲーム始動 >>124
久々の松 >>244
米森サトルの憂鬱 >>247
月とバスターズと >>342
ダークアイwithぴえんハザード >>357-360
ロボットカルテット >>361
オバケのホテルで暗闇大パニック >>362-363
折角なので昔話(?) >>390
また来ましたウルトラワールド >>452
四季のフラワーマスターと警視総監煉獄王 >>480-481
念写天狗と忍者 >>484
夜兎とメイド。その信念は >>487-488
カリスマ祷(!?) >>491-492
破壊の力と羽を持つ者 >>495-497
秘封倶楽部初代会長 >>514-515
二童子と吉原 >>550-551
『暗鏡王』を探しに鏡の世界へ 前編>>554 後編>>558-560
思い付きで何か作ると最終的にトラブルが起きる >>593-595
きっかけの出会い >>596-598



『救出・ミッション』
イカした英雄 >>45
ワールドクラフター >>48
闇の魔導士と森姉弟 >>51
ソルジャー・クラス1st >>70
雇われ遊撃隊長 >>73-74
名もなき見習い魔女と格闘女王様 >>78-79
花のオーバーテクノロジー >>89
秘封のスペルと自称大王 >>125
チャンピオンを目指す者とゲーマーな少年 >>136
彗星の魔導士と恋心抱く占い乙女 >>139
雷撃のネズミポケモンとノイグラードの女王 >>140
孤高の処刑女王と深紅の咲き誇りし女帝 >>250
ジャングルの王者と南国の軽業師 >>258
史上最凶のエレベーターガール >>262
氷壁の双星 >>364
ドぎついピンクスナイパー >>365
超天才理系超美少女兼超電子ドーナツ研究部員 >>366-367
騒霊三姉妹 >>474
夢幻のパーカッショニスト >>477


『銭天堂・笑ゥせぇるすまん』
危機感みかん 前編>>464-465 後編>>468-470
人間回収車 >>518-519
大事なモノ 前編>>541-542 後編>>545-547
組み立てクッキー 前編>>599-600 後編>>601-603



『依頼』
・コピー >>54-55
・本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。
前半 >>59-61 後編 >>64-65
・ハロウィンナイト・ガンシューティング >>85
・椿の花と魔石とワープスター >>128-131
・並行世界の銭天堂 >>143
・シャインの奪還を >>173-174
・倒壊した図書館 >>178
・カードゲームは分かりやすさも大事 >>181
・回避せよ。ブラッドウェディング >>254-255
・奪還と防衛 >>346-347
・クッパクラウンの改良 >>351
・戦闘訓練の手伝い >>354
・クローン社の情報を得ろ >>455
・勝手に動く卒業制作品 >>459-460
・たとえ道具であろうとも >>536-537


『インクウェル島編』
・勢揃い。クロスオーバー >>21-23
・何が何でも >>24
・息抜き程度の休息 >>25-28
・介入。インクウェル島 >>29-32
・いざ探索。 >>33-34
・再会と出会いと厄介な事態と >>35-37
・悪意の虚無 >>38-41
・心無き者達 >>92-93
・超高校級のマジシャンと赤き猫の地縛霊 >>97-98
・模倣体『コピー』 >>99
・『鍵』とボスレベルのディスペクター >>100-103
・突入。デビルのカジノ >>106
・心無きゲーム >>107-108
・崩せ。理不尽なゲーム >>111-112
・対決!!傲慢のボスエネミー >>113-114
・解放 >>115

・次の世界へ行くために >>146
・UMAの事 >>147
・再び捜索。インクウェル島 >>148-149
・緑の人気もの >>150
・言葉通りの悪魔 >>151
・導く鍵 >>155-156


『99コロシアム編』
・いざ次の世界へ >>160
・99コロシアム >>164
・ぷよぷよとテトリス >>167-168
・意外と早く見つかる乗組員探し >>171
・地下には何が >>172
・改装された地下 >>182-183
・突入。無情なレースゲームへ >>184
・再会。そしてレースゲームへ。 >>189-190
・厄介な展開だらけ? >>194
・亜空のバイクレースと刈り取る少女 >>197-198
・『正々堂々』と『卑怯』 >>201
・危機一髪。そして『フィギュア化』の意味の石化 >>205
・電撃の女子高生ギタリストと正々堂々と石化と >>206-207
・『動きを止める』石化 >>210-211
・ディスペクト。『侍』と『装甲戦車』、『不死』と『惨死』 >>212
・侍の士気と宝来の人の形 >>215-216
・継承の力『レクスターズ』 >>219
・いざ地下施設へ。99コロシアム編終盤 >>223
・大穴での交戦 >>226-227
・打ち破れ!リプログラム >>231
・いざ突入、中央部。現れるは強欲のボスエネミー >>234
・マザーコンピューター『メデューサ』 >>238-240


『かぶき町編』
・気を抜いてたら意外とトラブルに会うよね >>266-267
・犬の散歩から空の平和を守るまで >>270
・探しモノは案外早く見つかる >>273
・面倒ごとは意外と早く解決できるかもしれない >>276-277
・割とさりげなく結構な頻度で発生する再開と出会いのイベント >>280-281
・数が多ければ心当たりも多い >>285
・宿題終わらなくて困るのは後回しにした自分自身だ >>288
・時には大胆不敵に >>291-292
・集まれば大体ややこしくなる >>295
・お決まりのパターンなんてものは存在しない。多分 >>300
・追い込まれた途端に投げ出すのはやめなさい >>303
・所見殺しなんて大体の人が引っかかるんだよ >>306
・嫌いなモノはハッキリ嫌いって言うのも大事 >>309-310
・一度トラブルが起こったら色んな形で何度も起こる >>313-314
・『王』って字を付ければかっこよくなるとは限らない >>317
・どんなこともきっかけは最初は至って単純な理由 >>318
・抗え。若き者達よ >>319-321
・正義を謳いあげる奴にロクな奴いないって大体間違って無い >>322-323
・強そうなやつほどたまに出オチ要員になりやすい >>324-325
・信用しない人は勝手に信用しない >>328
・ちょっと色々話しておいたほうが良くって >>329
・いざ突入してみたらまさかの事態とか色々あった件 >>330-331
・怠惰な空間で踊り明かすかどうするか >>332-334
・人任せにし過ぎるのはダメ >>335-336
・天然パーマに大した奴はいない >>337


『幻想郷編』
・その日、2人の少女は幻想へと発つ >>368
・再会と巫女と生まれざる者 >>369-371
・奇怪な異変と裏切りの巫女!? >>372
・妖怪の山探索~河童とツノありと厄神と浮遊霊~ >>373
・秋を彩る探索劇 >>374
・片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま >>375-376
・幻想郷捜索。起こりし異常 >>377-378
・昼でも尚月夜は輝いて >>379
・ゲッコウガの説明と、人里での逃走劇 >>380
・命蓮寺と銀河を巡る『王』 >>381-382
・再会とか出会いとか貸本屋での世間話(?)とか >>383-384
・いざ輝針城 >>385
・守れ。神霊廟 >>386
・博麗神社付近での出来事。解放を主張する怪しき男現る >>389
・レッツら紅魔館 >>391
・忍び寄る金色の影 >>392
・図書館を荒らす本型魔物 >>393
・悪魔の妹。触れずとも壊す『破壊王』 >>396
・追跡。吸血鬼連れ去る金色の青年 >>397
・魔法の森探索。世界最速のハリネズミと黄色い伝説現る >>398-399
・霧の湖でルーミアを探せ >>400-402
・いざ冥界。探すは境界に住む妖怪 >>405-406
・境を織る少女と大妖怪。感情無き世界望む男現る >>407
・『非想非非想天の娘』×『小さきエレクトロン巨人』 >>408
・永遠亭の薬師の元へ >>409-410
・銀色の侍VS神霊の依り憑く月の姫 >>411
・脅迫される博麗の巫女。次向うは地底 >>412-413
・閉じた恋の瞳 >>414
・地底を行き来するジャックフロスト >>415-416
・牙をむく三叉のディスペクター。地霊殿に向え >>421-422
・固き牙を破れ >>423-424
・内に秘めた感情と感情操作 >>425-426
・表情豊かなポーカーフェイス >>427
・クラキの証言。まだまだ漂う不穏な空気 >>430
・争い、追われ、騙され、閉じ込められ >>431-432
・地獄の女神介入。博麗霊夢解放大作戦 >>433-434
・ゲーチスの目論み。霊夢の本音 >>435-436
・負の感情と電撃の乱入 >>437
・ゲーチスを退けろ >>438
・空間王を止めろ >>442-444
・霊夢の証言。幻想郷解放のためにいざ行かん。 >>445
・嫉妬に染められた色彩 >>446
・博麗神社を取り戻せ。そして解放と帰還。またすぐに来るけどさ >>447-449


『外界編』
・オカルティズムな探偵 >>500
・真実知ール >>503-504
・外界に住む狂信者 >>507-508
・事態の収束と外界の協力者 >>511


『『謎』が集まる探偵事務所編』
・行【ひとさがしのために】 >>523
・主【じょしゅとたんてい】 >>526
・殺【じけん】 >>529
・隠【かくす】 >>532-533


『シャドウシネマラビリンス編』
・復元された世界 >>564
・早々に起こる厄介事 >>567
・大衆の映画館街。映画好きの少女と時空を彷徨う者達 >>568-569
・虚飾の栄光の映画 >>570
・目覚めた黒猫(ブラックキャット) >>571
・映画館街に現れる番人 >>572
・スティックス・カントリー >>573-574
・妨害電波装置を破壊せよ >>575-576
・とにかく立ちはだかる番人。とにかく色々判明する >>577-578
・キーパー・オブ・シザース >>579-580
・再会のために >>581-583
・ようやく。そして・・・ >>584
・いざ急げ。異変解決のために >>585
・虚飾の戦姫の映画・・・? >>588-589
・覚悟と鏡 >>590-591
・映画館は残り続ける。例え客がいなくとも >>592



タグ
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BUG依頼応募用紙 >>42(休止)

BUGメンバー一覧 >>417

いざ探索。 ( No.33 )
日時: 2021/09/28 17:44
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

・・・どうも。おろさんです。


・・・やっと突入できました『インクウェル島』。これから一体どうなるのか。異世界の者達・・・そして秘封倶楽部の運命はいかに・・・???











・・・ウルトラホールを抜け、見えてきたのは、カートゥーン調の画風の魔法の島・・・『インクウェル島』。


おろさん「よし・・・成功だ・・・やっぱり、綻びは『隔離』を無視できる・・・」














エビテン「・・・どうやら侵入されてしまったようですね・・・チッ・・・どうして『次元の綻び』だけには『隔離』が通用しない・・・


・・・まぁどうだっていいでしょう・・・拠点の封鎖もできましたし、合体獣ディスペクターの準備もできている・・・


・・・早いところ、我々も計画を進めなければ・・・」






《インクウェル島》




マホロア「・・・到着ダヨォ。」


マリオ「ここが『インクウェル島』・・・話に聞いてたより広そうだね。」←窓から景色を見ている

ユキナリ「えっ、前から関りがあったって言うから、てっきり来たことがあるのかと・・・」

マリオ「まぁ、関りは確かにあったけど、あくまで取引や交渉のために作者が訪れたってわけだからね。それに、関りを持っても、全員が世界の移動をしてるわけじゃないし。」


アルル「・・・それで、まずは・・・」


・・・早速インクウェル島に到着した一同だが、まずどこに向かえばいいのか聞きただす。


おろさん「ああ・・・ウルトラホールを移動する道中にも説明したが・・・




・・・まず、お前らにはまず3手に分かれて行動してもらう。

インクウェル島は3つの島が繋がっている感じだ。だから、それぞれ1つのエリアの捜索を頼みたい。」


菜乃「なるほど。そういう手もありますか。


・・・えっと、今集まってるのが・・・蓮子とメリーを始め、マリオさん、カービィさん、むらびとさんに私菜乃、アルルさんとカーバンクル・・・
霜月ユキナリさんに新村コウさん、神木リツさん・・・そして、鳴上悠さんをはじめ自称特別捜査隊の8人。ナビゲートのりせさんと、サポートのウィッチさん、小宮チエさんを除いて、合計18名ですね。」


おろさん「だからひとまず、アルルとカーバンクルは1組として数えて17・・・それぞれざっと5名ずつで分ける方が良い。」


直斗「ちょっと待ってください。その組み合わせ方だと、2人余ってしまいます。」


おろさん「ああ、それなんだが・・・」




・・・すると、作者はこう言う。




おろさん「・・・蓮子とメリーも、また1組で数えた方が良いと考えた。」


蓮子&メリー「えっ!?」



おろさん「・・・君らの能力や、戦い方、コンビネーションなどを踏まえて考えた結果だ。・・・言ってなかったっけ・・・?いや言ってなかったな・・・;」


カービィ「それでも良いんじゃない?根拠はないけど。」

完二「理由ないのにはっきり言うんスね・・・;」

陽介「まぁ、どっちにしろ異論は無いけどな。」

コウ「・・・好きにしたらどうだ。俺にはあんまりかけいない話だ。」

むらびと「うん、良いんじゃない?良いのが見れそうだし。」

マリオ「良いのとは何だ良いのとは;」

千枝「あれっ、でも後1人は?」



おろさん「クマは俺と来い。ちょっといろいろ付き合ってもらいたい。」


クマ「何故!!?」



蓮子「・・・何だか随分と見込まれてる?」

メリー「どう、なのかな・・・そもそも色々分からないことだらけではあるからね・・・」

蓮子「まぁ・・・それもあるのかもね。」



おろさん「さてと、構成は船内で考えておいたから、それ書いた紙を元に頼むよ。」


作者が組み合わせを書いた紙の内容は、こうなっていた。



(*()内のアルファベットは所属グループ)

A:侵攻拡大防止
B:エリア奪還
C:潜入、偵察


インクウェル島1調査:蓮子(C)&メリー(C)、カービィ(Cリーダー)、悠(B)、ユキナリ(A)、陽介(B)

インクウェル島2調査:マリオ(Aリーダー)、コウ(C)、直斗(C)、完二(B)、むらびと(B)

インクウェル島3調査:アルル(Bリーダー)&カーバンクル(B)、千枝(B)、雪子(A)、リツ(A)、菜乃(C)




というわけで、この内容通り組んだ。




りせ「・・・それじゃあ、私は位置情報や地形を調べてみるよ。」

・・・久慈川りせは、頭部がパラボラアンテナで、白いワンピースをまとった外見のペルソナ『ヒミコ』を呼び出し、そのペルソナが持つヘッドマウントディスプレイを装着して解析を始める。


ウィッチ「さて、そういうわけでしたら、事前に薬子さんと共に作っておいた回復薬を試供しますわ。」←回復薬を配り始める

小宮チエ「わ、私も手伝います・・・」




マリオ「ああ、ありがとう・・・ところで、何で降りないんだい?」


・・・インクウェル島に到着しているが、何故かローアは着陸してない。すると作者はこう答える。



おろさん「・・・何でかって?



・・・簡単だ。その必要が無いからだ。」



作者がコンピューターを操作すると・・・






コンピューターの音声『転送準備、完了です。』


カービィ「転送・・・?」

むらびと「ああなるほど。」





おろさん「・・・そういうこと。便利だろ?」









一旦区切ります。

いざ探索。 ( No.34 )
日時: 2021/09/29 17:53
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。



1分後・・・



《インクウェル島1》

野原や森林が広がるエリア。


そこに、転送装置によって、蓮子、メリー、カービィ、悠、ユキナリ、陽介の計6名が転送された。


蓮子「・・・到着だね。」

カービィ「まさかスマブラの転送装置を応用して、指定された場所に転送できるなんて・・・考えるなぁ作者も。」

メリー「随分と『魔道具』っていう道具の技術に長けてるのね・・・」

陽介「えーっと・・・そんで、まずはどこから探すか?作者が言うには、どこかに隔離の原因を作ってる『拠点』があるって聞いたぞ。」

悠「そうだな・・・連絡を待つ必要もあるか・・・「わあっ!?」!?」


・・・すると、蓮子が持っていた、例の謎のノートが再び開き、謎の古代文字が放たれる。


蓮子「ま、また・・・!?」

メリー「眩しっ・・・本当に何なのこれは・・・!?」


ユキナリ「こ、これ・・・最初の時の・・・!?」


・・・少ししたら、ノートは古代文字を放ち終わり、再び閉じた。


カービィ「また目の前で見ることになるなんて・・・「おい、大丈夫か!?」ぽよ・・・?」


・・・すると、作者の声が、事前に渡してあった通信デバイスから聞こえてきた。


おろさん『また例の古代文字が放たれたようだが・・・』

メリー「はい、また開いて・・・」

蓮子「・・・開けようとしてもやっぱり開かないなぁ・・・」

陽介「ていうかどういうことだ?あの古代文字って、全世界に放たれたんじゃないのか?」


おろさん『いや、それがどうやら違うらしい。』


作者は、話を続ける。


おろさん『・・・どうやら、隔離されてる世界には、何故か古代文字が広がらなかったらしい。


・・・多分通路が閉ざされていたからだ。どうやらそのノートの古代文字、隔離までは通過できないらしい。』


悠「そうなるんだったら、あまりもたもたしている暇は無いのかもな。」

陽介「そうだな相棒!「おいおい!何がどうなってるんだよ!!」ん・・・?」


すると、少し離れた場所で、何やら戸惑っている声が聞こえた。


りせ『みんな!エネミーの反応が確認されたよ!それぞれ指定された場所に向かって!』

・・・同じく、通信デバイスに、りせからエネミー反応の連絡が来る。


蓮子「とうとう現れたっぽいわね・・・行こう!」










・・・少し離れた、花畑のある所。そこには、エネミーと奮闘を繰り広げていたっぽい、巨大なオレンジ花生物がいる。


巨大なオレンジ花生物「おいおい・・・さっきまで滅茶苦茶しぶとかったのに、急に虫けらみたいにあっさり倒せちまったぞ・・・でも数は多いな・・・」



ノコノコ(エネミー)「カ・・・カカレ!!ヒルムナ!!」

エネミー達「カカレ!カカレ!!」


巨大なオレンジ花生物「結局しつけぇ!!!「そこまでだ!!」・・・お?」



・・・そこに、蓮子たちが駆けつけてくる。



ユキナリ「助けに来ました!・・・って、なんか凄い・・・」

悠「どうやらこの世界の住人のようだな。」

カービィ「いよし!早速やるぞー!!」



ヘイホー(エネミー)「数ハ勝ッテル!カカレ!カカレ!」

ミネズミ(エネミー)「カカレ!カカレ!!ブッツブセ!!」

ブロンドバート(エネミー)「ブッ倒シテ十字架ニ張リ付ケロ!!」



陽介「あいつらなんかメッチャ物騒なこと言ってません!?特に最後の!」

メリー「(わぁ・・・;;)」



巨大なオレンジ花生物「んん?何だ?助っ人か?この世界の奴等ではないっぽいな。」


エネミー達「カカレ!!カカレ!!オマエモツブス!!」


巨大なオレンジ花生物「いい加減うっとうしいわ!!何でか分からないが攻撃が通るようになったし、このオレの最強かつ最恐の花粉ではじけて混ざれ!!!」



・・・こうして、エネミーと交戦を始める。



カービィ「よし!!吸い込み吸い込み!!」


エネミー達「エアアアアアアア!!??」

・・・カービィは、得意の吸い込みでエネミー達を吸い込む。そして、吐き出すことで、ボウリングの如くエネミー達をぶっ飛ばす。


カービィ「良かった吸い込みも効く!!」

ユキナリ「すごい・・・俺も、敵をまとめて倒すことが出来ればいいんだけど・・・」



ホットヘッド(エネミー)「クラエ!『アギ』!!」←炎を放つ


陽介「うおっ!?あっぶね・・・おいおい・・・シャドウやペルソナのと同じ技も使えるのかよ・・・」

悠「シャドウと勝手が同じだから、技も同じものが使えるのだろうな。


・・・だったら、俺たちも行くぞ!!」

陽介「任せろ鳴上!!」



蓮子「どんどん攻撃するわよ!」

メリー「エネミーの好きにはさせない!!」





3分後・・・・



エネミー達「ア・・・ガッ・・・・」


・・・そこまでの強さは持ち合わせていなかったようなので、すぐにエネミーを撃退することができた。
・・・現れていたエネミーは全部消滅し、カードになってどこかに消えていった。




巨大なオレンジ花生物「いやぁ助かったぜ!!前々から突然わいてきたもんでな・・・追い払えてもしつこく襲いかかかかって来るから困ってたんだ。


・・・それで、お前ら何者だ?さっきの連中の事知ってるみたいだったけど。」


悠「はい、『エネミー』と言って、色んな世界で暴れまわってるらしいんです。」

カービィ「しかも、大分耐性を付けられてるみたいで、普通に攻撃しても全然ダメージを与えられなかったんだ。」


巨大なオレンジ花生物「だーから何やっても倒せなかったのか・・・ここは信じることにしよう。


・・・ていうかだったら、さっき攻撃があっさり通じたのは何でだ?急に変な古代文字も現れて・・・」


ユキナリ「・・・その古代文字が、エネミーを倒すための鍵になるみたいなんです。」


巨大なオレンジ花生物「そうなのか?・・・まぁ細かいところはともかく、それならある程度は有利になるかもな。他のみんなにも伝えねーと。」


カービィ「他のみんなって?」


巨大なオレンジ花生物「・・・まともに戦えない住人も多いからな。だから他のみんなとも協力して、それぞれ避難させてもらってたんだ。」


悠「・・・いえ、まだ安心しない方が良いと思ます。今のより厄介なのがいるようで・・・」


巨大なオレンジ花生物「今より厄介なのが?・・・もしかして、2つの生物が一つに混ぜ合わされた感じの生き物か?」


ユキナリ「そ、それです!・・・そいつを中心に、さっきみたいなエネミーが湧いているみたいで・・・」


巨大なオレンジ花生物「そうだったのか・・・それっぽいのが色んなところで、何体も確認されてるんだ。


・・・まるで、何かを守ってる感じだったぞ。具体的には分からねーけど・・・」


カービィ「何かを・・・?」

蓮子「・・・やっぱり、急いだ方が良いんだね。行こう!!「あ、ちょっと待ってくれ!」・・・ん?」


・・・話を聞いて、早速エネミーを探そうとしていた一同だったが、巨大なオレンジ花生物に引き留められる。


巨大なオレンジ花生物「お前ら、この世界初めて何だろ?だったら、島の事をある程度知ってるやつと協力してもらった方が良いぜ。」


悠「・・・たしかに、そうなのかもしれない。今回の場合、りせのペルソナでも限界がある・・・」

メリー「・・・そうだとしたら、誰か心当たりがあるんですか?」


巨大なオレンジ花生物「ああモチロン。・・・俺は、皆に連絡入れなきゃならないし、持ち場を離れるわけにもいかない。


・・・そこでな、俺らが前に色々世話になった、2杯のカップの兄弟と協力してもらってくれ。」


陽介「『2杯のカップ』・・・?」


巨大なオレンジ花生物「ああ。




・・・当時経済を牛耳っていた悪魔デビルを倒し、債務者だった俺たちを自由にしてくれた兄弟・・・





『カップヘッド』と『マグマン』にだ。」









続く。

再開と出会いと厄介な事態と ( No.35 )
日時: 2021/09/30 16:32
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

・・・どうも。おろさんです。他者を私腹を肥やすための道具にしてはならない。ふとそう思った。そりゃそうかもだが(ry


??「純粋たる幻想の少女には、手は出させねぇ!!!」



そういえば最後のスマブラファイター発表まで約1週間。予想当たってればいいんだけど。




・・・それはそうと、前回やっとインクウェル島に到着した一同。蓮子たちは巨大なオレンジ花生物と出会って、『カップヘッド』と『マグマン』というカップの兄弟をあたってくれと言われ・・・



それでは、本編です・・・。






その頃・・・



《インクウェル島3》
建物が立ち並ぶ都会のエリア。



・・・アルル達が探索している一方、少し離れた場所で、作者と(無理やり作者に連れて行かれた)クマが、ある場所に向かっていた。


クマ「くんくん・・・そろそろ近くなってきたクマ!さっき見せられたスープ缶のニオイが!」

おろさん「そうか。・・・やはりこの場所だったか。」

・・・2名がたどり着いたのは、赤い屋根の家。

おろさん「・・・早速入るぞ。この中に俺の知り合いがいるんだ。」

クマ「そうクマか?」

おろさん「ああ・・・とりあえず裏から入るぞ。エネミーと接触すると面倒だ。」


・・・こうして、いざ中に入ると・・・


ドブネズミの軍人「誰だ!!」


・・・裏口から入ったと同時に、ドブネズミの軍人がゴム銃を向けてきた。・・・後ろには、避難したと思われる住民たちがいる。


クマ「ぎょえっ!?何者!?」

おろさん「落ち着け落ち着け『ヴェルナー伍長』。」


・・・そのドブネズミの軍人は『ヴェルナー伍長』。カップヘッドのボスキャラの1体である。


ドブネズミの軍人→ヴェルナー伍長「何で名前を・・・って、よく見たら作者じゃないか!直接会うのは久しぶりだな・・・銃を向けてすまない。」


作者と面識があるらしいヴェルナー伍長は、すぐに謝罪して銃を下げる。


おろさん「ああ・・・あの月の件ぶりだな。あと別に大丈夫だ。・・・辺りを見る限り、大分ピリピリしてきてるようだったし。」


ヴェルナー伍長「そ、そうか・・・たしかに機械っぽい変な生き物が現れて、住民の一部を掻っ攫ったから次第に不安がたまって来てたんだ・・・」


おろさん「そうなのか?・・・嫌な予感しかしないのは確かだな・・・」

クマ「・・・ところで、作者とあのネズミ?ってどんな関係クマか?」

おろさん「・・・簡潔に言えば、『取引関係』ってやつだ。」


ヴェルナー伍長「・・・で、ところでそっちの着ぐるみは・・・?」


おろさん「・・・最近、ウルトラワールドに迷い込んだ奴等の1人ってところだ。」

クマ「まだ驚くのは早いクマよ~?脱げば中から美少年が「今は脱ぐな脱ぐな;;」


ヴェルナー伍長「し、しかし・・・避難場所がよくわかったな。」


おろさん「まぁ、こいつ・・・クマに頼んで、この空き缶のニオイとかで探してもらったんだ。・・・それに、ここは見知った場所だったし。


・・・ところでだ。さっき古代文字みたいなのが辺りに広がったと思うんだが・・・解るか?」

ヴェルナー伍長「古代文字・・・?ああ、さっき飛んできて、そのまま消えた・・・・そういや、あれが現れてから、変な機械の連中・・・とくに弱そうな見た目のが簡単に倒せるようになってたな。何か心当たりがあるのか?」

おろさん「ああ・・・あの機械っぽいのは『エネミー』って言って、極度の耐性を付けてるみたいで普通じゃ攻撃が通らないらしい。


・・・だが、どういう仕組みかは分からないが、あの古代文字が様々な世界に広がったら、何故か攻撃も通るようになるし、一部の連中には戦う力が身についたりとか、そういう現象が起こった。」

ヴェルナー伍長「そうなの!?何かピンポイントというか・・・なんだろうな・・・;」

おろさん「言いたいことは分からんでもない;・・・とりあえず、本題に入って大丈夫だろうか。」

ヴェルナー伍長「あ、ああ。構わねぇ。」


・・・ヴェルナー伍長とある程度会話を終え、早速、作者は話を切り出す。




おろさん「えっと、まず、だな・・・






・・・まず、この世界で何があったのかとか、色々教えてほしい。






・・・そして、また俺たちに・・・いや、俺たち『BUG』に協力してほしい。」


ヴェルナー伍長「成程・・・お前らにも事情があるようだな。・・・分かった。手を貸そう。・・・ただ、こっちも色々聞きたいことがある。」














《インクウェル島1》



蓮子「『カップヘッド』と・・・」

メリー「『マグマン』・・・?」


巨大なオレンジ花生物「ああ。・・・昔、この島は、『デビル』ってやつが経済を牛耳っててな・・・自身が経営しているカジノの客を負かせては、その客の魂を奪うという行動も行っていた。・・・オレも奪われかけた。


・・・ある日、2杯のカップの兄弟『カップヘッド』と弟の『マグマン』が、保護者の『ケトルじいさん』の決まりを破って、デビルが経営していたカジノに訪れちまったらしくてな。そこで、あいつらも勝負に負けた。


・・・ただ、どうやらデビルは、代わりに『逃げた債務者の魂(タマシイの契約書)を全部集めてくることで見逃す』という条件を突きつけたらしい。そこで、2杯はオレ含め、命からがら逃げてきた債務者たちをボコボコにした。」


陽介「何か、話からして色々物騒かつ酷い話だな・・・;」


巨大なオレンジ花生物「まぁな。・・・でも、あいつらは最終的にデビルも倒して、契約書も全部処分して、オレらを解放してくれた。・・・元を辿れば、あいつらもオレらも『デビルに借金を負わされた』って言う境遇を辿ってたからな。

・・・そういうわけで、今や自由に生活できるわけさ。やられたことに関しては話は別だけど。」


悠「そんなことが・・・」


巨大なオレンジ花生物「そういうわけだ。あいつら、いろんな場所捜索してたらしいから多分場所には詳しいと思うぜ。」


カービィ「それなら、早速行ってみる?進展そんな無いし。」

ユキナリ「うん・・・俺も、その方が良い気がする。」


蓮子「・・・だったら、話は早いわね。」

メリー「・・・そのようね。その兄弟の元に向かってみましょ。」

悠「そういうわけみたいなので、俺たちはこれで。教えてくれてありがとうございます。えっと・・・」


巨大なオレンジ花生物→キャグニー「あ、ちなみに俺は『キャグニー・カーネーション』だ。それと、例は大丈夫だ。こっちも助かったし。あと敬語も大丈夫だ。


・・・あいつらの家は、こっから左行けば着くぞ。」


カービィ「分かった!それじゃあまたねーコランクリーカーネル!」



キャグニー「またなー・・・ってうおおい!オレは『キャグニー・カーネーション』だ!!ナチュラル且つ盛大に名前間違えんな!!(汗)」


・・・こうして、一同は『カップヘッド』と『マグマン』の2杯が住む家に向かったのだった。











その頃。


《インクウェル島2》
賑やかな遊園地のエリア・・・なのだが、エネミーが発生したせいか、静まり返っている。


そこに、マリオ達が探索をしている。


マリオ「・・・まだ雑魚のエネミーしか見当たらないな・・・住人の避難をさせてた奴等が言うには、『かなり大きなのがいる』って聞いたけど・・・」

むらびと「全然見当たらないなぁ。」

コウ「・・・しかし、何故よりにもよってこんな場所の捜索をしなければならんのだ・・・遊園地など特に興味は無いのだがな・・・」

直斗「それはあまり関係ない話だと思いますが。・・・しかし、島丸ごと遊園地のようになっているここは、少し気になりますね。どういう仕組みで動いてるのか・・・」

完二「(直斗も、機械好きなのは相変わらずだな・・・俺には全然わからねぇ;)・・・まぁ、田舎に住んでる俺や花村先輩たちにとっては、大分新鮮に感じるっスね。」

コウ「呑気な事を・・・・・・む?」

マリオ「・・・さて、そろそろ一旦戻るか・・・「待て。」ん?」


・・・捜索してもあまり進展がないため、一旦戻ろうとする一同。だが、そこでコウが引き留める。


むらびと「・・・どうしたんだい?」

コウ「・・・あれを見ろ。」

・・・コウが指さした方向を見ると、そこに誰かいるのを見つける。

直斗「あれは・・・人間・・・?」

コウ「・・・それにしては明らかに奇妙な気配を感じる。・・・見つからないように様子を窺うぞ。」


・・・そう言って、少し近づき、物陰に隠れて様子を見る一同。


・・・そこには、数体のエネミーと、人間らしき者達が数名。


完二「え、エネミーじゃないっスか!?それと・・・人間・・・?」

直斗「それにしては、エネミーと似たような雰囲気が漂っていますね・・・まるでシャドウのような・・・」

マリオ「・・・ん?待ってよ・・・あれって・・・」





その者たちの前には、角の生えた巨大な亀が立っていた。





コウ「・・・あの感じを見ると、どうやらあいつが、この辺りのエネミー達をまとめているようだな。」

マリオ「あいつ・・・











・・・クッパじゃないか・・・・?」












一旦区切ります。

再会と出会いと厄介な事態と ( No.36 )
日時: 2021/10/01 17:59
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

*昨日の冒頭の発言

『ふとそう思った』

訂正:ふと思いついた名言(?)


『純粋たる幻想の少女達に、手は出させねぇ!』

訂正:純粋たる幻想の少女達に、手出しはさせねぇ!






続き。






《インクウェル島1:森にある一軒家》


少しして、キャグニー・カーネーションが言っていた家の近くに着いた一同。



カービィ「・・・ここだね。」

陽介「ここに、そのカップの兄弟がいるって事か?」

悠「そういうことだろうな。・・・行こう。」


・・・いざ、訪ねようとすると・・・


メリー「あら・・・?」

・・・メリーの目に、何か見えたらしい。


蓮子「ん?どうしたの?」


メリー「・・・待って!何かおかしい。」


ユキナリ「えっ?・・・何もないと思うけど・・・・「ガンッ!!」いっ!?」



・・・すると、何かにぶつかった。


ユキナリ「いたた・・・な、何だ・・・?」

悠「これは・・・(手を触れてみる)「バチィッ!!」っ!?」


・・・扉に手を触れてみると、一瞬電撃が流れてきた。

・・・どうやら、見えない壁のような物体が、一軒家を囲んでいるらしく、それでぶつかったり電撃が流れたりしたらしい。

何度も触れたからか、家を囲んでいるバリアが見えてきた。


カービィ「こ、これって・・・家の防衛システム?」

蓮子「それにしては、何だか変ね・・・」

悠「というより、『封鎖』されているのか・・・?「ヴヴヴ・・・」・・・!?」


・・・すると、何かが近づいてくる音・・・唸り声が聞こえる。悠以外は気づいていないようだ。


蓮子「これ、解除する方法はないかしら・・・」

メリー「調べてもらったほうが良さそうね・・・」


???「・・・ヴヴヴヴヴ・・・アアアアアア!!!!」


悠「危ないっ!!!」


・・・一同の背後に、何者かが体験を振りかざしてきた。間一髪、悠が日本刀で攻撃を防ぐ。



陽介「うおっ!?何だ何だ!?」

ユキナリ「エネミー・・・!?」




・・・その何者かは、さかだちポケモン『カポエラー』に、『ギガントエッジ』の上着っぽい鎧と、逆さにした紙コップみたいな頭部とツノ、大きな剣と盾を持つ両腕が、放電で繋ぎ合わされた合体獣ディスペクターだった。

回斬かいざん電融《カポエラエッジ》「ギイイイイイイ・・・」


カービィ「・・・この前のみたいに混ぜられてる見た目だなぁ・・・違う繋がれ方みたいだけど。」



カポエラエッジ「ギアアアアアア!!!」

・・・カポエラエッジは、再び攻撃の構えをとる。



陽介「やっべぇ!来るぞ!」

カービィ「とことん迎え撃つ!!」←コピー能力『ストーン』に変身





家の中。


????「ね、ねぇ、何か外から声が聞こえるけど?」

??????「何だ何だ?家から出られなくした奴等か?」

????「いや・・・なんかちょっと違うっぽいよ?」

??????「そんなことより、早くここを出なきゃ!自分の家を出なきゃって言うのもヘンだけど・・・

・・・食べ物が底をつきかけてるし、ケトルじいさんも限界が近づいてきてるから急がないと!」







カポエラエッジ「ヴヴヴヴヴァアアアアアア!!!」


カポエラエッジは、大剣をブーメランの如く投げる。

更には、逆立ちをし、コマの如く回転してキック攻撃をしようとする。




陽介「初っ端から2段構え戦法か・・・」

悠「だったら、手分けをして相手の攻撃を止めてみよう。」

カービィ「だったら・・・『石ころアッパーカット』!!」


カービィはコピー能力『ストーン』で、拳だけを石化させ、アッパーでカポエラエッジ本体を攻撃する。だが・・・



カポエラエッジ「効カヌ・・・」


・・・回転しながら、盾で攻撃を防いでいた。


カービィ「うそっ・・・」



悠「・・・!カービィ!後ろだ!!」



カービィ「後ろって・・・うわっ!?」


・・・先ほど投げつけていた大剣が戻ってきた。カービィはギリギリ避けたが、カポエラエッジは大剣を右手で見事にキャッチし、また回転を続ける。大剣を持ったからなのか、バランスが取れ始めている。


カポエラエッジ「カカカカカカカカカカカカカ!!!」


・・・カポエラエッジは、回転したまま突進する。一同は間一髪避けたが、辺りの木がまとめて切り刻まれた。



蓮子「すごい・・・あれであんな見事にバランスをとってるなんて・・・」

メリー「感心してる場合じゃないわよ蓮子!・・・あれをどうすればいいのかしら・・・」


カポエラエッジ「カカ・・・」←逆立ち回転を止めて体勢を整えた。



ユキナリ「さ、流石に長くは続かないんだ・・・」

カービィ「でも結構ガードは固い・・・!」



カポエラエッジ「カカ・・・」

・・・カポエラエッジはまた逆立ちして回転し、こおりタイプの技『トリプルアクセル』でカービィ達を蹴り飛ばそうとする。




悠「また来るか・・・」

蓮子「・・・足を狙えば、ダメージを与えられそうだけど・・・回転しながら攻撃してくるってなると、かなり難しそうね・・・」

メリー「攻撃自体はすぐ読めるけど・・・何度も回転するのをどうにかできれば・・・」


カポエラエッジ「キエエエエエエ!!!」

・・・カポエラエッジは問答無用で突っ込んで来る。氷上を滑るかのように、スピンして、蹴りつけようとしてくる。



カポエラエッジ「カカカカカ!!!「ドガッシャア!!」イギャッ!?」




??????&????「わっ!?」



・・・蓮子たちはすぐに攻撃を避ける。そしたら、カポエラエッジが一軒家にぶつかって、ドアが壊れた。


蓮子「え、えーっと・・・後で謝った方がよさそう・・・;」

カービィ「・・・でも、今のでバリアが壊れたみたい!」


カポエラエッジ「!!シマッ・・・「よくわからないけどやっと出られた!喰らえ!!」イガッ・・・・!!」


・・・一軒家の中から、水色の強めの弾が2発放たれ、カポエラエッジの身体にクリーンヒット。



カポエラエッジ「グッフ・・・「『エナジービーム』だ!!!」ギャッ・・・・!!」

・・・すかさず広範囲のビームがカポエラエッジに直撃し、思いっきりぶっ飛ばした。



ユキナリ「わっ!?」

陽介「・・・隙が出来たからダメージを与えられたみたいだな・・・で、今の攻撃をしたのが・・・」






??????「誰だかは知らないけれど、とりあえず助かった!」

????「借りはすぐに返す!」



・・・家の中から出てきたのは、赤い鼻と曲がったストローが特徴の、赤い短パンを履いてるカップの少年・・・『カップヘッド』と、大きめの青い鼻とまっすぐのストローが特徴的な、青い短パンを履いているカップの少年・・・『マグマン』だった。(ちなみにどっちも白い手袋と黒い長そでシャツを着用している)




メリー「ええ!早速で悪いんだけど・・・」

蓮子「・・・あのビリビリしてる感じのを倒すわよ!!」



カポエラエッジ「ググググ・・・」



??????→カップヘッド「了解!!行くぞマグマン!!」

????→マグマン「オッケー!」








一旦区切ります。

再会と出会いと厄介な事態と ( No.37 )
日時: 2021/10/02 18:05
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。



・・・2杯のカップの兄弟と接触が出来た蓮子達。電融の合体獣ディスペクター『カポエラエッジ』と交戦が、本格的に開始する。


カポエラエッジ「ヴヴヴヴヴァアアアアアアアアアア!!!」


・・・すると、カポエラエッジの周りに、それなりの数のエネミーが出現する。


カップヘッド「!!まただ!あの周りにいるのが急に襲い掛かって来たんだ!」

マグマン「大したことのなさそうな見た目だったけど・・・何故か攻撃が全然効かなかったし、急いで家に避難したら閉じ込められて・・・」


蓮子「それは酷いわね・・・」

メリー「あれは『エネミー』って言うの。普通じゃかなり耐性を付けられてるみたいだけど、今なら攻撃が通るわ!理由は細かくは分からないけれど・・・」


カップヘッド「それは本当!?・・・そういえば、中心にいる巨体なのには攻撃が通ったけどそういうことなんだな!」

マグマン「だったら、あいつらにも今までの借りを返そう!!」




カポエラエッジ「行ケ!!カカレ!!」

エネミー達「カカレ!カカレ!」


ゾンビ(マイクラ)やパタパタ等のような姿の、沢山のエネミーが有無を言わさず襲い掛かる。



陽介「・・・昨日やさっきまでのもそうだったけど、何でエネミーってほとんど『カカレカカレ』としか言わないんだ?何か、混ざった感じの方より捨て駒感があってモヤモヤするんだよな・・・」

悠「ああ・・・陽介もそう思うか・・・」


エネミー達「カカレ!カカレ!カカレカカレ!!」


悠「・・・だが、やるしかない。行くぞ!!」




カポエラエッジ「キィエエエエエエエエエエ!!」



カポエラエッジは、今度は結構なスピードで飛び掛かり、大剣を振りかざす。



カービィ「そう来るなら・・・ロボボ発信!!」

・・・カービィは、ケータイのようなアイテムを取り出し、その通信でどこからかロボボアーマーが飛んできて、飛び掛かってきたカポエラエッジを殴り飛ばした。


カポエラエッジ「アガッフォ・・・」


カービィ「よし!ナイスヒット!!」←すぐにロボボ搭乗


カップヘッド「すごいなそれ!」


悠「今だ!怯んだ今のうちに・・・『イザナギ』!!『十文字斬り』!!」

ペルソナ『イザナギ』を呼び出し、カポエラエッジに十文字を刻む。


カポエラエッジ「グッ・・・グフッ・・・」


・・・カップヘッド達の不意打ちがかなり効いたのか、もう少しでカポエラエッジを倒せそうだった。


エネミー達「!!カカレ!!カカレ!!マモレ!マモレ!」


蓮子「邪魔はさせないわよ!!」

・・・エネミー達が、カポエラエッジへの攻撃を妨害しようとしたが、蓮子とメリーが放つ弾幕ですぐに倒される。


カポエラエッジ「グウウ・・・キエエエエエエエエ「バキュゥン!!!」ガッ・・・」


ユキナリ「よし・・・当たった・・・!」

カポエラエッジは、形振り構わず突っ込もうとしたが。ユキナリが放ったエネルギー弾が足に当たり、転倒。回転も簡単にできなくなる。


カービィ「ナイス!これなら回転できないね!!・・・じゃ、とどめの一発!!!」


・・・ロボボアーマーのパンチを一発喰らわせて、カポエラエッジはそのまま撃退された。



カポエラエッジ「グハッ・・・・!!」

エネミー達「ソンナ・・・」

・・・そのままカポエラエッジも消滅。継ぎ接ぎに合わされていたカードとなり、それが2つのカードに戻り、そのままどこかに消えていった。

・・・周りのエネミー達も消滅し、カードとなってどこかに消えた。



メリー「・・・上手くいったわね・・・」

陽介「お前らもありがとな。唐突な状況だったのに助けてもらって・・・」


マグマン「いやいや、お礼を言うのはこっちの方です。なんだかんだでここから出られましたから・・・」

カップヘッド「だね・・・ってああっ!そうだケトルじいさん!!」


・・・2杯のカップは、家の中の寝室に向かう。ついて行ってみると、そこに、ひげの生えたやかんの老人・・・2杯の保護者である『ケトルじいさん』が苦しそうに眠っていた。


ケトルじいさん「うぐ・・・」


ユキナリ「こ、これって・・・?」

カップヘッド「さっきの奴より大きくて凶暴なやつ・・・多分エネミー。そいつに襲われて、そいつに紫色の液体を飲まされたせいで寝たきりになっちゃって・・・。」

悠「これは・・・少しマズイな・・・とりあえず、試供された回復薬でどうにかできれば・・・」


・・・ウィッチたちが作った回復薬を使って、ケトルじいさんの容態の回復を試みる。


ケトルじいさん「うぐ・・・うっ・・・ぐっ・・・ふぅ・・・」


・・・上手くいったらしく、ケトルじいさんの容態は無事に回復した。

蓮子「良かった。上手くいったわね・・・」

マグマン「やった!」


ケトルじいさん「むぅ・・・(目を覚ます)・・・む?どうしたんじゃ2人とも。そんなやけに安心した顔をして・・・何か知らん奴等がいるような・・・・・・ん!?」

・・・目を覚ましたケトルじいさんは、(さっきの交戦でカポエラエッジが破壊した)玄関のドアを見て驚愕の表情を浮かべる。


カービィ「あっ、そういえば・・・;」

メリー「・・・そうだったわね・・・;」


ケトルじいさん「な・・・な・・・何をしおったんじゃあああああ!!!?!???」














その頃。

《インクウェル島3》


都会のエリアで、アルルとカーバンクル達(というか偶然にもほとんど女性陣)は、現れるエネミーを倒しつつ、島を探索していた。・・・が、あんまり進展はない。


アルル「えーっと・・・特にこれといった情報が無いなぁ・・・」

千枝「住民の大半は、もう避難しちゃってるみたいだしね・・・」

雪子「他のみんなは、何か情報を得られたかしら。」


リツ「・・・(成り行きでついてきちまったけど・・・想像以上にしんどい・・・完全に舐めちまってたな・・・)」

菜乃「・・・おや、リツさんは次第に消極的になりかけてます?」

リツ「なっ・・・そ、そんなわけ・・・」

シンボラー「誤魔化す必要はない。お前の表情を見る限り、完全に侮ってた奴のソレだ。」

リツ「う、うるせー!お前らには関係のな・・・・・あれ?」


・・・するとリツは、何かを見つける。


雪子「あれ、どうしたのリツちゃん?」

リツ「ど、どうしたって・・・てかちゃん付けすんなよ!お前私より年下だろ!?私は20代だ大学生だ立派な大人だ!!」

シンボラー「それはどっちでもいいだろう。・・・で、何か見つけたのか?早く行ってほしいが。」

リツ「ぐうう・・・

・・・あ、あれだよ!何かどす黒い壁みたいなのがある!!」


・・・リツが指さした方向を見るとそこには、

『WELCOME CASINO ENTRANCE』

と書かれた看板(大分古ぼけている)がある、地下につながるような入口があった。だが、何かかなり黒い壁のようなモノのせいで通れない。



アルル「あそこは・・・何?」

カーバンクル「ぐー?」

シンボラー「どうやら、この先にカジノがあるようだな。・・・あの朽ち果てた看板を見る限り、もう既に潰れているようだが。」

菜乃「封鎖されているようですが・・・これはこの世界の力ではない・・・まさかアウトローが・・・・・おや・・・?」


・・・謎の力で封鎖されている場所に近づいた時、謎の人影が数体、アルル達の背後に。



謎の人型「・・・・・・」

・・・その人型達は、体からエネミーののような黒い瘴気を放っており、目が金色に光っている。



千枝「ちょっ・・・何アイツら・・・人間・・・?」

雪子「というより・・・シャドウ・・・?」



謎の人影達「・・・・・・・(攻撃の構えをとる」




アルル「・・・やるしかないみたいだね・・・!」













コロモ「・・・■■■さんが言っていた、あの慣れ果て共も動き始めましたか・・・上手く量産できれば実に都合がよくなる・・・


・・・さて、実力がどのくらいなのか、見てみますか。」











続く。


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