二次創作小説(新・総合)

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ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》【報告あり】
日時: 2022/11/08 21:28
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1336

どうも。おろさんです。
『ウルトラワールドでの日常』の新スレ。第2章です。
様々な世界を巡る、『交叉伝クロスオーバー』の物語をお楽しみください。




~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*依頼の応募だけ、感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)

(順次更新予定)


~目次~

序幕『新たな物語の前に』
・《始まり》《過去》>>1-3
・《月へ》>>4-5
・《月面対戦》>>6-8
・《ある事件》>>9-11


『世界を交える出会い』
パート1 >>14-15
パート2 >>16-19>>20


『日常話』(そうじゃないのもある)
とことん書いた小話2つ >>118
作成しましょうカードゲームを >>119-120
新しいシステムと新しい力 >>123
オリジナルカードゲーム始動 >>124
久々の松 >>244
米森サトルの憂鬱 >>247
月とバスターズと >>342
ダークアイwithぴえんハザード >>357-360
ロボットカルテット >>361
オバケのホテルで暗闇大パニック >>362-363
折角なので昔話(?) >>390
また来ましたウルトラワールド >>452
四季のフラワーマスターと警視総監煉獄王 >>480-481
念写天狗と忍者 >>484
夜兎とメイド。その信念は >>487-488
カリスマ祷(!?) >>491-492
破壊の力と羽を持つ者 >>495-497
秘封倶楽部初代会長 >>514-515
二童子と吉原 >>550-551
『暗鏡王』を探しに鏡の世界へ 前編>>554 後編>>558-560
思い付きで何か作ると最終的にトラブルが起きる >>593-595
きっかけの出会い >>596-598



『救出・ミッション』
イカした英雄 >>45
ワールドクラフター >>48
闇の魔導士と森姉弟 >>51
ソルジャー・クラス1st >>70
雇われ遊撃隊長 >>73-74
名もなき見習い魔女と格闘女王様 >>78-79
花のオーバーテクノロジー >>89
秘封のスペルと自称大王 >>125
チャンピオンを目指す者とゲーマーな少年 >>136
彗星の魔導士と恋心抱く占い乙女 >>139
雷撃のネズミポケモンとノイグラードの女王 >>140
孤高の処刑女王と深紅の咲き誇りし女帝 >>250
ジャングルの王者と南国の軽業師 >>258
史上最凶のエレベーターガール >>262
氷壁の双星 >>364
ドぎついピンクスナイパー >>365
超天才理系超美少女兼超電子ドーナツ研究部員 >>366-367
騒霊三姉妹 >>474
夢幻のパーカッショニスト >>477


『銭天堂・笑ゥせぇるすまん』
危機感みかん 前編>>464-465 後編>>468-470
人間回収車 >>518-519
大事なモノ 前編>>541-542 後編>>545-547
組み立てクッキー 前編>>599-600 後編>>601-603



『依頼』
・コピー >>54-55
・本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。
前半 >>59-61 後編 >>64-65
・ハロウィンナイト・ガンシューティング >>85
・椿の花と魔石とワープスター >>128-131
・並行世界の銭天堂 >>143
・シャインの奪還を >>173-174
・倒壊した図書館 >>178
・カードゲームは分かりやすさも大事 >>181
・回避せよ。ブラッドウェディング >>254-255
・奪還と防衛 >>346-347
・クッパクラウンの改良 >>351
・戦闘訓練の手伝い >>354
・クローン社の情報を得ろ >>455
・勝手に動く卒業制作品 >>459-460
・たとえ道具であろうとも >>536-537


『インクウェル島編』
・勢揃い。クロスオーバー >>21-23
・何が何でも >>24
・息抜き程度の休息 >>25-28
・介入。インクウェル島 >>29-32
・いざ探索。 >>33-34
・再会と出会いと厄介な事態と >>35-37
・悪意の虚無 >>38-41
・心無き者達 >>92-93
・超高校級のマジシャンと赤き猫の地縛霊 >>97-98
・模倣体『コピー』 >>99
・『鍵』とボスレベルのディスペクター >>100-103
・突入。デビルのカジノ >>106
・心無きゲーム >>107-108
・崩せ。理不尽なゲーム >>111-112
・対決!!傲慢のボスエネミー >>113-114
・解放 >>115

・次の世界へ行くために >>146
・UMAの事 >>147
・再び捜索。インクウェル島 >>148-149
・緑の人気もの >>150
・言葉通りの悪魔 >>151
・導く鍵 >>155-156


『99コロシアム編』
・いざ次の世界へ >>160
・99コロシアム >>164
・ぷよぷよとテトリス >>167-168
・意外と早く見つかる乗組員探し >>171
・地下には何が >>172
・改装された地下 >>182-183
・突入。無情なレースゲームへ >>184
・再会。そしてレースゲームへ。 >>189-190
・厄介な展開だらけ? >>194
・亜空のバイクレースと刈り取る少女 >>197-198
・『正々堂々』と『卑怯』 >>201
・危機一髪。そして『フィギュア化』の意味の石化 >>205
・電撃の女子高生ギタリストと正々堂々と石化と >>206-207
・『動きを止める』石化 >>210-211
・ディスペクト。『侍』と『装甲戦車』、『不死』と『惨死』 >>212
・侍の士気と宝来の人の形 >>215-216
・継承の力『レクスターズ』 >>219
・いざ地下施設へ。99コロシアム編終盤 >>223
・大穴での交戦 >>226-227
・打ち破れ!リプログラム >>231
・いざ突入、中央部。現れるは強欲のボスエネミー >>234
・マザーコンピューター『メデューサ』 >>238-240


『かぶき町編』
・気を抜いてたら意外とトラブルに会うよね >>266-267
・犬の散歩から空の平和を守るまで >>270
・探しモノは案外早く見つかる >>273
・面倒ごとは意外と早く解決できるかもしれない >>276-277
・割とさりげなく結構な頻度で発生する再開と出会いのイベント >>280-281
・数が多ければ心当たりも多い >>285
・宿題終わらなくて困るのは後回しにした自分自身だ >>288
・時には大胆不敵に >>291-292
・集まれば大体ややこしくなる >>295
・お決まりのパターンなんてものは存在しない。多分 >>300
・追い込まれた途端に投げ出すのはやめなさい >>303
・所見殺しなんて大体の人が引っかかるんだよ >>306
・嫌いなモノはハッキリ嫌いって言うのも大事 >>309-310
・一度トラブルが起こったら色んな形で何度も起こる >>313-314
・『王』って字を付ければかっこよくなるとは限らない >>317
・どんなこともきっかけは最初は至って単純な理由 >>318
・抗え。若き者達よ >>319-321
・正義を謳いあげる奴にロクな奴いないって大体間違って無い >>322-323
・強そうなやつほどたまに出オチ要員になりやすい >>324-325
・信用しない人は勝手に信用しない >>328
・ちょっと色々話しておいたほうが良くって >>329
・いざ突入してみたらまさかの事態とか色々あった件 >>330-331
・怠惰な空間で踊り明かすかどうするか >>332-334
・人任せにし過ぎるのはダメ >>335-336
・天然パーマに大した奴はいない >>337


『幻想郷編』
・その日、2人の少女は幻想へと発つ >>368
・再会と巫女と生まれざる者 >>369-371
・奇怪な異変と裏切りの巫女!? >>372
・妖怪の山探索~河童とツノありと厄神と浮遊霊~ >>373
・秋を彩る探索劇 >>374
・片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま >>375-376
・幻想郷捜索。起こりし異常 >>377-378
・昼でも尚月夜は輝いて >>379
・ゲッコウガの説明と、人里での逃走劇 >>380
・命蓮寺と銀河を巡る『王』 >>381-382
・再会とか出会いとか貸本屋での世間話(?)とか >>383-384
・いざ輝針城 >>385
・守れ。神霊廟 >>386
・博麗神社付近での出来事。解放を主張する怪しき男現る >>389
・レッツら紅魔館 >>391
・忍び寄る金色の影 >>392
・図書館を荒らす本型魔物 >>393
・悪魔の妹。触れずとも壊す『破壊王』 >>396
・追跡。吸血鬼連れ去る金色の青年 >>397
・魔法の森探索。世界最速のハリネズミと黄色い伝説現る >>398-399
・霧の湖でルーミアを探せ >>400-402
・いざ冥界。探すは境界に住む妖怪 >>405-406
・境を織る少女と大妖怪。感情無き世界望む男現る >>407
・『非想非非想天の娘』×『小さきエレクトロン巨人』 >>408
・永遠亭の薬師の元へ >>409-410
・銀色の侍VS神霊の依り憑く月の姫 >>411
・脅迫される博麗の巫女。次向うは地底 >>412-413
・閉じた恋の瞳 >>414
・地底を行き来するジャックフロスト >>415-416
・牙をむく三叉のディスペクター。地霊殿に向え >>421-422
・固き牙を破れ >>423-424
・内に秘めた感情と感情操作 >>425-426
・表情豊かなポーカーフェイス >>427
・クラキの証言。まだまだ漂う不穏な空気 >>430
・争い、追われ、騙され、閉じ込められ >>431-432
・地獄の女神介入。博麗霊夢解放大作戦 >>433-434
・ゲーチスの目論み。霊夢の本音 >>435-436
・負の感情と電撃の乱入 >>437
・ゲーチスを退けろ >>438
・空間王を止めろ >>442-444
・霊夢の証言。幻想郷解放のためにいざ行かん。 >>445
・嫉妬に染められた色彩 >>446
・博麗神社を取り戻せ。そして解放と帰還。またすぐに来るけどさ >>447-449


『外界編』
・オカルティズムな探偵 >>500
・真実知ール >>503-504
・外界に住む狂信者 >>507-508
・事態の収束と外界の協力者 >>511


『『謎』が集まる探偵事務所編』
・行【ひとさがしのために】 >>523
・主【じょしゅとたんてい】 >>526
・殺【じけん】 >>529
・隠【かくす】 >>532-533


『シャドウシネマラビリンス編』
・復元された世界 >>564
・早々に起こる厄介事 >>567
・大衆の映画館街。映画好きの少女と時空を彷徨う者達 >>568-569
・虚飾の栄光の映画 >>570
・目覚めた黒猫(ブラックキャット) >>571
・映画館街に現れる番人 >>572
・スティックス・カントリー >>573-574
・妨害電波装置を破壊せよ >>575-576
・とにかく立ちはだかる番人。とにかく色々判明する >>577-578
・キーパー・オブ・シザース >>579-580
・再会のために >>581-583
・ようやく。そして・・・ >>584
・いざ急げ。異変解決のために >>585
・虚飾の戦姫の映画・・・? >>588-589
・覚悟と鏡 >>590-591
・映画館は残り続ける。例え客がいなくとも >>592



タグ
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BUG依頼応募用紙 >>42(休止)

BUGメンバー一覧 >>417

『非想非非想天の娘』×『小さきエレクトロン巨人』 ( No.408 )
日時: 2022/04/14 17:24
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。約1週間前にスマホを買い換えました(誰得)おろさんです。


・・・さて、前回ギンガ団のボス『アカギ』が登場。そして繰り出してきたのは1体のディスペクターで・・・



数か月前


《とある道》


衣玖「総領娘様ー?どこにいらっしゃるのですかー?・・・全く・・・突然姿を消して一体どこに・・・これじゃあ私の休む暇もないじゃないですか・・・「おや、一体何をしているのですかね。」あら・・・?」


・・・総領娘とやらを探す永江衣玖。その前に現れたのは・・・


エビテン「・・・貴方は・・・見る限り竜宮の使いですかねぇ。」


衣玖「あら、貴方は・・・?(こんな方幻想郷にいましたっけ・・・?)」


コロモ「・・・名乗る者でもない。それより、お前が探しているのは『比那名居天子』という天人だとかか。」


衣玖「えっ!?ま、まぁそうですが・・・」


エビテン「口が悪いですよコロモ。・・・それはさておき、貴方は比那名居天子を連れ帰ってさっさと休みたい的な事を考えていますか?」


衣玖「・・・まぁ、あながち間違っていませんけど・・・さっきから何が言いたいんですか?」


エビテン「・・・要するに、会わせてあげると言っているのですよ。」

・・・エビテンは、1枚のカード・・・2枚のカードを合わせたようなカードを取り出す。カードには、『非想非非想天の娘』と『小さきエレクトロン巨人』が描かれている。

そしてそのカードから何か出てきては・・・


エビテン「・・・まぁ、休むのは到底無理だと思いますが。」


衣玖「・・・・えっ?」





現在。



《白玉楼》


・・・アカギが呼び出したのは、1体のディスペクター。その見た目から、衣玖は心当たりと、曖昧になって忘れていたことを思い出す。


衣玖「そ・・・総領娘様・・・!!」



・・・そのディスペクターは、『比那名居天子』に、エレクトロンポケモン『レジエレキ』の体のパーツが(両肩に、器具が取り付けられて腕みたいになっている電気部分が付けられている)連結でくっつけられ、目元の方はVRゴーグル(レジエレキの顔の点字が付いている)のような機械で隠されているディスペクターだった。


電天連結《レジエレテン》「・・・・・」




大地「・・・アイツが天人だとかの『比那名居天子』か・・・ディスペクターにされてんじゃねーか・・・」




アカギ「・・・行け。」

レジエレテン「・・・・・!!」


・・・レジエレテンは弾幕を放つ。一同は急いで避ける。



紫「なっ・・・一体全体どうなっているの!?何で異世界に住んでる者達が・・・それにその内2人は外界の人間だし、ていうかあれってあの天人だし!!」←藍と橙と共に作者に運ばれて避難されられてる

おろさん「・・・混乱しているお前に分かるよう簡潔に言おう。まずこのままだと幻想郷どころか全世界がヤバい。そして色んな世界の面子が今の比那名居典氏みたいにああいう感じで改造されてる。

そして放っておけば霊夢も危ない。」

紫「どういう事!?そして何で急に霊夢が・・・(何か思い出す)・・・待って、それってあの事・・・!?」

おろさん「・・・何か心当たりがあるっぽいな。・・・どっちにしろ、今はアイツらに任せるぞ。」




レジエレテン「・・・・」←電撃を放ちまくる



大地「無駄だ!!やるぞガラガラ!!」


・・・『ガラガラ』をモンスターボールから出して、ガラガラのとくせい『ひらいしん』によって電撃を吸い取る。


レジエレテン「・・・!!」


蓮子「今の内ね!!天体『覚りの流れ小惑星』!!」

メリー「私もっ!『化猫の幻』!!」


・・・蓮子もメリーも弾幕を放ち、どんどん攻撃。

うた「生物魔法『《インテレオン》』、『ねらいうち』。ロトムは『10まんボルト』!!」

ロトム「ロトトッ!!」


幽々子「折角だから私達も行っちゃうわよ妖夢!華霊『ゴーストバタフライ』」

妖夢「はい、幽々子様!!人界剣『悟入幻想』」



レジエレテン「・・・・!!」


・・・どんどん攻撃出来ている一同。するとアカギは・・・


アカギ「仕方がない・・・ここはこれを使おうか。」

・・・アカギはシャドウブロックを取り出し、レジエレテンに入れ込む。


レジエレテン「・・・・・・!!」


そしてレジエレテンの姿が変化する。

タイヤ付き一足走行の骨組みになっている鉄の棒にぶら下げられたドアがあり、その中から、上部に天使の輪っかが付き、フードの中から目を赤く輝かせている白コートから、レジエレキの両腕部分っぽいのが袖から出ている・・・そういう見た目のハートレスとなった。


ハートレス《マッドヘヴンズ》「・・・」



うた「ハートレス・・・!!?」



アカギ「・・・あの妙な菓子売りはアンヴァース等という魔物を使って色々企んでいるようだが、少なくとも我々にとってはハートレスやディスペクターを使うのが容易だ。



・・・さぁ行け!!感情という不完全の産物が生み出したその力で、生み出した張本人である人々に自身の愚かさを思い知らせろ!!」


マッドヘヴンズ「・・・・・!!」


・・・マッドヘヴンズは、内部からうねうね動くレーザー弾を放ちまくる。


そのレーザー弾は縦横無尽に動き回り、ホーミング弾の如く確実に当てようとしてくる。


大地「チッ!!キーラのやつじゃねぇんだから・・・!!」

衣玖「こうなったら強行突破です!!総領娘様、お許しを!!魚符『龍魚ドリル』!!」


衣玖は、羽衣を変形させてドリルのようにして攻撃しようとする。


マッドヘヴンズ「・・・・」←電撃を放つ


衣玖「あっ、いけなーー「危ない!!」!?」


・・・無数のレーザー弾が当たりそうになり、大地が咄嗟に、生物魔法でユンゲラーの『テレポート』を使って衣玖を避難させる。


大地「チッ・・・結構面倒な攻撃すんな・・・んで、大丈夫か。」

衣玖「は、はい・・・って・・・!!」←前と同様お姫様抱っこ


うた「・・・;」←察し



マッドヘヴンズ「・・・・・!!」←どんどんレーザー弾を放つ



幽々子「うーん・・・これじゃあキリが無いわね・・・」

妖夢「何か弱点があれば・・・!!」



うた「弱点・・・」


・・・うたは、マッドヘヴンズの姿を観察する。


うた「あっ・・・ロトム!!あのハートレスの中に入り込めるかしら?」

ロトム「ロト?・・・ロトッ!!」


何か気づいたようで、ロトムに指示をする。そしてロトムは、レーザー弾をかわして・・・


マッドヘヴンズ「!?」


マッドヘヴンズの中に入り込んだ。


メリー「な、中に入った・・・?」

蓮子「・・・これってもしかして・・・」



アカギ「・・・まさか・・・!!」


すると、マッドヘヴンズの様子が変になる。それと同時にレーザー弾の動きも変になる。

何と、レーザー弾が一気にマッドヘヴンズの方に向かってくる。


マッドヘヴンズ「ガッ・・・ガガッガッ・・・・!!「チュドォォォォン!!!」


ロトム「ロトト!!」

・・・見事にクリーンヒットし、すぐさまロトムはマッドヘヴンズから離れる。

そんなわけでマッドヘヴンズは大ダメージを受けた。


大地「今のは・・・そういうわけか。」

妖夢「ど、どういうことですか!?」

うた「ざっくり言って、アレは機械型って事。だから機械に入り込めるロトムの能力も通じたのよ。レーザー弾も操作型だったみたいね。」

妖夢「・・・なんとなくわかった気がします・・・」

うた「なんとなくはまだしも、『気がします』って・・・;


・・・ま、それは後回しにして・・・ロトム!!」


・・・うたは、どこからか電磁レンジを取り出し、ロトムに投げる。

それにロトムが入り込み、『ヒートロトム』に。


うた「『オーバーヒート』!!」


・・・炎の技で、マッドヘヴンズにダメージを与える。


マッドヘヴンズ「ッ・・・!!」



うた「今だよ!!蓮子、メリー!!」


蓮子「急に振られた・・・でも了解!!」

メリー「これでトドメね!!」


・・・2人はキーブレードを使って弾幕を放つ。

そして、マッドヘヴンズを撃退した。


・・・そして残ったのは、黒い物体。

2人がキーブレードを向けると、光線が放たれて黒い物体が『元に戻る』。

・・・そして、『比那名居天子』が元に戻った。


天子「・・・あら?ここは・・・冥界の白玉楼?どうなって・・・


・・・何かスキマ妖怪いるし全く知らない奴混じってるしどうなって・・・ん?」





大地「・・・よくやったな。うた、蓮メリ。」

うた「・・・何とかね。ロトムもありがとう。」

ロトム「ロト!」

メリー「ねぇ、何で私と蓮子だけ「ウィッチが言ってたカップリングとか(by大地」ふぇっ!?」

蓮子「・・・(|v|;)」



天子「・・・あれ、衣玖じゃない。隣の人間は・・・もしかして入籍でもしたのかしら」

衣玖「ふぁっ!!?!い、いえいえいえいえそういう事ではなく(赤面」






アカギ「・・・侮り過ぎたか・・・


・・・まあいい。安い挑発に乗って引っかかったその天人にはもう用はない。さらばだ。次があればまた会おう。」←去っていく



天子「・・・ん?あ、あっ!!アイツ!!待てー!!」

大地「待て、今追っても多分無理だ。・・・比那名居天子・・・お前にも色々説明した方がよさそうだな。」

天子「・・・どういう事よ人間。」

大地「人間じゃなくて祷大地な。」





おろさん「ふぅ、とりあえず一件落着って事か・・・


・・・それで、こっちももう少し正確に説明するから、そっちも何があったとか色々聞かせてくれるか?霊夢に何があったのかとか知ってたら。」

紫「・・・ハァ・・・わかったわ。あんまりどうこう言ってる場合じゃないみたいだしね。」

おろさん「ああ、有り難い。




・・・そういや、エックスとサタンは上手くやってくれてるかな・・・永遠亭に向かった銀時達もそうだが・・・」




藍「ん・・・(起きる)・・・あれ、ここは白玉楼・・・?」

橙「・・・(起きる)あれ、藍しゃま?・・・所で何だか異世界の人たちがいるような・・・あれ?」


すると藍と橙は、何かが冥界から地上に落ちていくのを見つける。












レジエレキ「じじじ・・・」


・・・それは、比那名居天子と同様元に戻っていたレジエレキだった。

そのレジエレキは、人間の里付近に落ちて行った。




続く。感想OK。

永遠亭の薬師の元へ ( No.409 )
日時: 2022/04/15 17:40
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。



・・・さて、白玉楼にて紫を見つけ、更に比那名居天子を助け出せましたが、続いては・・・




《ローア》


りせ「うーん・・・」

双葉「む・・・どうしたんだりせちー。」

・・・ナビゲートを務めているため、(マホロア含め)ローアに残っているりせと(後から他の怪盗団メンバーと共に来ていた)双葉。

りせ「・・・ねぇ、銀時さん達万事屋はともかく、何で先輩も迷いの竹林に向かわせたのかな?他の皆は別行動だけど・・・」

マホロア「サァネ。作者の考えはボクは全部理解できるわけじゃないカラ。」

りせ「うーん・・・」

双葉「・・・良く分からないが・・・心当たりみたいなのはあるな・・・



・・・蓮にも言えた事だけれど・・・銀時と悠、あの2人は何処か『似ているモノ』がある・・・そんな気がする。」

りせ「似ているモノ・・・言われてみればそうかも。」


マホロア「ン?もしかして天然繋がりかナ「そっちじゃない」・・・(ーー )」










《迷いの竹林》


クッパ「ここか。『永遠亭』がある迷いの竹林と言うのは。」


・・・妹紅に案内され、『迷いの竹林』に来た、万事屋一行、悠、クッパ。


新八「ここに、依姫さんと豊姫さんの師匠に当たる人物がいるんですね。」


妹紅「ああ。・・・流石に輝夜達の事も気にかかる。早いところーー「きゃああああああっ!!!」!?この声は・・・!」

神楽「行ってみるネ!」


・・・何か叫び声が聞こえる。妹紅に連れられ急いで向かう。










鈴仙「っ・・・とうとう捕まっちゃった・・・」


・・・さっきまで逃げ回っていたとされるうさ耳の少女。元月の兵士の玉兎であった八意永琳の弟子の『鈴仙・優曇華院・イナバ』。何か透明なべたべたした物体で、竹林に縛られている。


・・・彼女の目の前には、『セロハンテープ』に『キザミワラジ』と言うニンテンドーランドのアトラクションのボスの一体が付けられているディスペクターだった。



貼切電融《キザミテープ》「ヴィィィィン・・・」



鈴仙「っ・・・狂わない上に弾幕も効かないし、河童の発明品でもなさそうだし、どうなってるのよー!!ていうか放せー!!」



キザミテープ「・・・ウィィィィン・・・」←刃を構える



鈴仙「・・・えっ?これって・・・ま、まさか・・・ちょ、ちょっと待っーー」


キザミテープ「・・・・「はいストォォォップ!!!!」!?」


・・・両腕の刃を振り下ろした時、2人の者が自身の刀でキザミテープの刃を防ぐ。


キザミテープ「!?」

銀時「うおおおおらァっ!!!」

悠「ハァッ!!!」


・・・銀時と悠は、同じタイミングでキザミテープの刃を跳ね除けた。


鈴仙「えっ!?・・・助かったけれど、誰と誰・・・!?」


妹紅「大丈夫か鈴仙ちゃん!!」

クッパ「待っていろ。今すぐ・・・」


妹紅とクッパが軽い炎で、べたべたした透明な物体・・・もといセロハンテープを燃やして鈴仙の拘束を解いた。


鈴仙「も、妹紅!?・・・それと、そっちの(クッパ)は確か・・・」

クッパ「話は後だ。それよりまずは・・・」



キザミテープ「ヴィィィィン・・・!!」



悠「あのディスペクターを倒しましょう。」

銀時「だな。・・・さーてと、ようやく出番なんだ。張り切ってやってやるぜ!!」


と言う事で、一気に攻め込む一同。


新八「とりゃァァァっ!!」

神楽「ホワタァァァ!!」


キザミテープ「ッ・・・!!」


悠「『イザナギ』ッ!!『ジオダイン』だ!!」

クッパ「ワガハイの炎を食らうがいい!!」

妹紅「りゃぁっ!!」←弾幕を放つ


反撃の暇を与えまいと、どんどん攻撃していく。


キザミテープ「!!・・・・ウィィィィン!!」←プレス攻撃を仕掛ける


銀時「させるかァっ!!!」


・・・すぐさま銀時が下から木刀で思いっきり攻撃。すると・・・


キザミテープ「ガッ・・・!!」


・・・キザミテープのバランスをうまく保っていた台が壊れた。



クッパ「本体はそっちか・・・」



キザミテープ「グググ・・・!!・・・・!!!」



・・・するとキザミテープは、セロハンテープ部分をタイヤのようにして、一輪車の如く走って撤退する。


妹紅「あっちは・・・永遠亭に行くつもりか!?」

銀時「だったら話が早ェ!!さっさと行くぞ!!」

クッパ「そういう事であれば・・・」

・・・すると、クッパは収納型魔道具から、1台の派手なデザインの車を出した。

新八「それは何ですか?」

クッパ「バズーカ付きの特性『コンパクトカメモービル』だ!元はマリオに対抗する策に一つだったが、こんなところで使う事になるとはな。
コイツに乗って追いかけるぞ!!」

妹紅「だったら私はさっきのディスペクターを追いかけるから、お前らは後について来てくれ!!」


・・・という感じで、一同(+鈴仙)はキザミテープを追いかけるのであった。






一旦区切ります。感想まだ。

永遠亭の薬師の元へ ( No.410 )
日時: 2022/04/15 18:26
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き。




キザミテープ「・・・・・・!!」



・・・コンパクトカメモービルで、キザミテープを追う一同。



妹紅「早速見つけた!!・・・けど・・・」


とにかく追いかけるのだが、追う道中にセロハンテープが貼られまくっていて(迂闊に炎を使うとか時になりかねないため)結構邪魔。


神楽「何アルかこのベッタベタしてんの!!さっきから邪魔ネ!!」

クッパ「むぅ・・・菜乃が影狼とやらから聞いた話で言っていたのはセロハンテープの事だったか・・・



・・・ところでなのだが鈴仙とやら。さっきまで一体何があったのだ。もしかしたら何か関係があるかもしれん。」

鈴仙「え・・・仕方がないわね・・・知っていることは話した方がよさそう。




・・・私は、薬を売るために人里に行ってたけれど、何だか6割くらいの人間達の様子がおかしくて、妙だったからお師匠様に報告しようとした時・・・竹林中に、今みたいなべたべたしたモノが張り巡らされてて、動揺してたらあの大きい魔物に追い回されて・・・


何故か弾幕が通用しなかったから何日か逃げ延びてたんだけど、今日結局・・・」

クッパ「むぅ、数日でも逃げれていただけ立派かもな。・・・さて、永遠亭は・・・」

妹紅「もうすぐだ!変な事される前に倒すぞ!!」



・・・そして、永遠亭にたどり着く。・・・が、大量のセロハンテープがありとあらゆるところに沢山貼りつけられている。



鈴仙「ひ・・・酷いことになってる・・・」



キザミテープ「ヴィィィィン・・・!!」



銀時「んじゃ、追いついたわけだしさっさと倒すぞ!!」



キザミテープ「ウィィィィン!!」


・・・キザミテープは『ガルーラ』を放ってくる。


神楽「甘いアル!!」


・・・神楽が番傘で促し、銃弾を放ちまくる。


キザミテープ「ギッ!!・・・ウィィィィン!!!」


・・・今度は横回転をして、刃を上に向けてドリルのようになって『ドリルライナー』を繰り出す。


悠「迎え撃つぞ!!『イザナギ』、『十文字斬り』!!」


・・・悠が何とか相殺。


キザミテープ「ヴィィィィン!!!」


キザミテープはもう一度回転する。そして、セロハンテープをはがして切って、一同の方向に飛ばす。

何名かは炎で燃やしたり、切ったり、避けたりして凌ぐが・・・



神楽「っ!!」←竹に張り付けられる

新八「くっ・・・!!」←同じく



銀時「新八、神楽!!」



キザミテープ「ヴィィィィン!!!」←もう一度ドリルライナーを使う



銀時「っ・・・!!」←木刀で防ぐ



クッパ「くっ・・・本気を出してきているな・・・」

妹紅「でもどうするんだ?このセロハンテープとかのせいで(燃え広がるから)流石に迂闊に炎は使えないし・・・「ねぇ、ちょっといい?」ん?」

すると、鈴仙が何か思いついたらしい。

鈴仙「実は・・・(色々話す)攻撃が通じるんだったらうまくいくはず・・・!」

クッパ「・・・ほう、成程良い作戦だ!!・・・悠!銀時!あのディスペクターを引き付けるんだ!!」


銀時「えっ、急に何で」

悠「何か思いついたみたいですね。・・・ここは話に乗りましょう!」



キザミテープ「ヴィィィィン!!!」



・・・銀時と悠は、攻撃を避けつつキザミテープを引き付ける。


キザミテープ「ヴィィィィン!!「今ですっ!!」!?」

鈴仙「喪心『喪心創痍ディスカーダー』!!」


・・・横から鈴仙が弾幕を放ち、キザミテープに直撃。



キザミテープ「ギャッ・・・!!」


クッパ「今だ2人共!!思いっきりやれ!!」



銀時「言われなくてもやってやるぜ!!」

悠「これでトドメだ!!」


そして2人が刀を思いっきり振り下ろし、キザミテープに大ダメージを与えた。


キザミテープ「ガッ・・・!!」


そのままキザミテープは撃退され、『セロハンテープ』と『キザミワラジ』のカードに戻って何処かに消えた。


妹紅「何とかなったな・・・ありがとう鈴仙ちゃん。」

鈴仙「お安い御用よ。ていうか本当に弾幕が通じたわね・・・「どわああっ!!」えっ!?」


・・・キザミテープが破壊されたため、張り巡らされていたセロハンテープが全部消えた。そのため貼り付けられていた神楽と新八が落っこちて鈴仙にぶつかる。

銀時「あー、大丈夫?」

鈴仙「ううう・・・;「い、一体何が・・・」あっ・・・」


すると、永遠亭から誰かが出てくる。


・・・薬師である元月の使者のリーダー『八意永琳』と、主とされるかぐや姫こと『蓬莱山輝夜』である。


永琳「・・・あら?ウドンゲ・・・無事だったのね。」



鈴仙「これで無事だと言えますか・・・;」

新八「あっ、スイマセン・・・;」←神楽と共にどく



輝夜「あら、何だか面白そうな人たちがいるわね。妹紅が連れてきたのかしら?そう言えば長いこと見なかったけれど。」


妹紅「色々あったんだよ。」


永琳「・・・まさか貴方達、異世界の・・・どういう事?幻想郷に来てはならない言うに言われてたんじゃ・・・」


悠「訳がありまして、手間をかけて来たんです。」


永琳「そう・・・作者が連れてきたのかしら・・・それはそうとして、多分何か用があるから来たのよね。


・・・でも、悪いけれどあまり協力するつもりはないわ。」



クッパ「むぅ・・・やはり月の件を・・・」



永琳「・・・当たり前だとは言わないけれど、その通りよ。幻想郷で何か起きているってなるんだったら、こっちも考えて対抗を「あー、ちょっといいか?」


すると、銀時が割り込んで来る。


銀時「何か、色々引きずってらっしゃるようですけどねー、あんまりそういう事行ってばかりじゃいられないんですよ。」


永琳「・・・急に何かしら・・・大体貴方達に何が分かると「ハイコレ。」・・・これは・・・?」


銀時は、永琳に封筒に入った手紙を渡す。


銀時「・・・アンタのお弟子さんからだよ。」


永琳「・・・えっ・・・!?」




鈴仙「弟子って・・・依姫様と豊姫様の事!?何で貴方達が・・・」

新八「前に、あの魔物を放っていた組織にはめられて、僕たちが住んでいる世界に飛ばされてしまったんです。」


輝夜「随分な話ねぇ・・・」



銀時「本当に依姫からの手紙だよ。嘘だと思うなら読んでみろ。」

永琳「・・・分かったわよ・・・筆跡もあの子のだし、本当みたいね・・・」





こうして、依姫からの手紙を読んでみる。その内容とは・・・





続く。感想OK。

銀色の侍VS神霊の依り憑く月の姫 ( No.411 )
日時: 2022/04/16 18:24
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。



さて、無事に永遠亭の面々を助けることが出来たBUG。今回は・・・






・・・銀時は、依姫からの手紙を永琳に渡す。


永琳はその手紙を読んでみる。



依姫からの手紙『拝啓。八意様、突然失礼します。幻想郷への通信、通行が今だに不可能だったため、手紙という形で事情を説明することにしました。



・・・早速ですが、現在起こっている状況や、私が知りえた情報を説明させていただきます。

私とお姉様は以前、絶と言う、アウトローと名乗る組織が連れ去った、上層部が行ったシャドウ因子を使用した実験の被験者である玉兎の兵士を連れ戻す際に、近代技術が発展している江戸の町の世界に迷い込んでしまいました。


・・・絶を連れ去ったアウトローという組織は、私達が飛ばされた世界や幻想郷を含む、様々な世界を隔離し、何らかの計画を立てていました。


私がその江戸の町で見たものでは、ディスペクターという、生物を合わせて作り出された改造兵器や、他者を操ることが出来るシャドウブロック、人の心の闇に集まるハートレス、強い心の持ち主がハートレスになった際に稀に作り出されるなどというノーバディ等と言う様々な魔物等々・・・アウトローはそのような厄介な存在を使い、目的は不明ですがかなり良からぬことを考えているようです。


・・・シャドウ因子の影響を受けて豹変していた絶もその肉体、ゼティスと名乗るノーバディとなり、その世界を破壊しようとまで暴走。破壊は阻止出来ましたが、結局未だに彼女を連れ戻すことは出来ていません。』

・・・以降手紙の内容には、虚を突かれて自身がシャドウブロックに操られてしまった事と、それをBUGに助けてもらった事、それを機にかぶき町の隔離を解くのを手伝ったこと等、色々書いてあった。


永琳「あの依姫が・・・何だか新鮮ね・・・」


そして最後の一文で・・・

依姫からの手紙『・・・追伸。今読んでいるこの場に、この手紙を渡すように頼んだ銀髪の侍の男性と、似たような目や風格をした少年がいますでしょうか。



・・・その2人は・・・・








・・・私の、好敵手ライバルです』




永琳「・・・!!」


銀時「・・・ん?どした?」

悠「・・・・?」


・・・この2人は、性格や年齢等は全く違うが、どこか似たようなモノを持っている。八意永琳は、そう確信していた。


永琳「・・・ハァ・・・わかったわ。まずは話でも聞いてあげる。・・・もう少し情報が欲しいわ。事によっては協力してあげる。」


クッパ「うお、そうか。それは助かる。・・・だったら色々補足とか説明をしないとな!」


・・・と言う事で、ある程度納得してもらえた。


銀時「・・・そういや、あの女・・・」






数時間前の事。



《かぶき町:からくり堂》


銀時「・・・何だ?手紙じゃねーか。それをアンタのお師匠さんに渡せってか。」

依姫「はい。・・・私達はあまり下手に幻想郷に降りる事が出来ませんので、代わりに貴方に届けてほしいのです。報酬を付けるのであれば前払いで払っても構いません。」

銀時「わーかったよ。報酬とかいいから。ぱぱっとこの手紙を届けりゃァいいんだろ「その前に一つ」・・・何?」

依姫「・・・私と、勝負をしてもらいたいのです。」

銀時「・・・えっ?」







源外「・・・ルールは簡単。その頭に付けた皿を割った方が勝ちだ。」


数分後。何か練習部屋みたいな場所に案内され、源外が付けた丸い変な皿を額に付けさせられた銀時と依姫


銀時「ねえ、何で急に勝負?何で急にこうなるの?」

依姫「・・・この皿、ただの皿ではないようですね。何か細工しているのですか?」


源外「ああ。これは測定機の機能も兼ねているんだ。」


銀時「ちょっとねえ聞いてます?人の話聞いてます?」


源外「それじゃあ早速始めるぞ!!」


銀時「オイジジイ!!話聞いてんのか「先手必勝です!!」うおっ!!」

依姫が先制攻撃を仕掛ける(使っている刀は稽古用)。銀時はすぐに木刀で防ぐ。


銀時「チッ・・・わかったよやりゃあいいんだろやりゃあ!!」

銀時も、依姫が付けている皿に木刀を当てようとする。

依姫「甘い!!」←防ぐ

・・・依姫は、剣を銀時に思いっきり振りかざそうとする。更に・・・

依姫「『建御雷神』!!」

銀時「えっ・・・ってどわっ!!!」


・・・雷を纏わせ、銀時を思いっきりぶっ飛ばす。そして壁に激突。


依姫「・・・やり過ぎましたかね・・・(銀時の元に近づく)さて、私の勝ち言う事でーー「うらァっ!!」!!?」

銀時が不意を突き、依姫が付けていた皿を見事に割った。

依姫「・・・・!!」

銀時「オイオイ・・・それはずりィだろ。まあ勝ったっぽいけどよォ。」

依姫「・・・フフッ(少し微笑む)・・・負けを、認めましょう。」



数分後。


銀時「確かに受け取ったぞこの手紙。」

依姫「はい、お願いします。」

そして、依姫は月の都に戻る。

依姫「・・・次勝負する時は・・・絶対に勝ちます。」






現在。


銀時「・・・やっぱ良く分かんねー女だよホント・・・」



永琳「・・・?・・・さぁ、早く中に入って頂戴。情報共有をしておいた方がよさそうだしね。」


悠「はい。」

妹紅「・・・私はここで待ってるよ。」

輝夜「あら、折角だから入って良いのに。」

妹紅「逆に何のつもりなんだよ輝夜・・・」








その頃。


《妖怪の山》



「・・・試しに、BUGとやらの元に向かってみるか・・・」








続く。感想OK。

脅迫される博麗の巫女。次向うは地底 ( No.412 )
日時: 2022/04/17 17:00
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。



・・・さて、八雲紫を見つけることが出来、永遠亭の面々も無事救出。そんでもって次は・・・






《永遠亭》


こうして事情を説明中・・・



永琳「・・・依姫の手紙である程度把握できたけれど・・・やっぱりかなりとんでもないことになっているのね・・・」

輝夜「あの霊夢が脅迫されてる・・・鈴仙が人里で見た光景も含めると大分陰湿ねぇ。」


悠「はい・・・これらに関して何か、心当たりはありますか?」


永琳「・・・生憎、私達があの機械の魔物に襲撃されて間もない話みたいだし詳しいことは分からないわ。」


銀時「そこ進展なしか・・・」


永琳「・・・どちらにせよいくつも借りが出来てるし、協力はするわ。・・・ウドンゲ、貴方はBUGの元について行って。」

鈴仙「えっ・・・は、はい、わかりました。」


クッパ「それなら、こいつを使ってくれ。」


・・・クッパが、永琳と鈴仙に通信機を渡す。


クッパ「それがあれば、遠くからでもいつでも連絡が取れるぞ。色々情報を掴むのにちょうど良いから渡しておく。」


永琳「あら、中々高性能な物を渡すじゃない。」


新八「僕達は一旦ローアに戻ります。蓮子さん達が八雲紫という方を見つけたらしいので、事情を聞きに行きますからそれ使ってみてください。」

銀時「つーワケだ。そんじゃ。」


永琳「ええ、何かとありがとう。



・・・それにしても・・・依姫や豊姫だけじゃなく、あの八雲紫さえそのアウトローの策にはまるなんて・・・私達が戦う事になる者達は・・・もしかしたらあの機械の魔物と比べ物にならないくらい・・・」




少しして。


《ローア》


・・・それぞれ捜索を終え、一旦ローアに戻って来る。


天子「ふぅん。ここがあんた達の拠点の一つって事ね。」

紫苑「そうらしいよ天人様。あ、これ食べてみる?結構おいしいから」←マイクラのステーキを渡す

天子「紫苑!?・・・何でここに・・・って、確かに美味しいわね・・・」

スティーブ「・・・」←どんどんあるぜと言いたい


紫「・・・何で彼女も連れてきたの・・・他にも色々突っ込みたいところあるけれど」

おろさん「俺は天人も嫌いなんだもん。こいつはまだしも」

紫「ああそう・・・;」

おろさん「・・・それより、こっちの事情は全部話したつもりだ。そっちも何があったのかとか言ってくれないか。」

紫「・・・まぁそうだけれど・・・分かったわよ・・・」


・・・作者は、集めた情報を元に、紫に質問をする。


おろさん「・・・まずこれを言わせてもらう。・・・霊夢に何があった?この意味不明な新聞の内容はどういう事か分かるか?」

紫「・・・この新聞・・・知っているわね・・・



・・・たしか、『ゲーチス』という男に、『キュレム』とか言う強力なポケモンで滅多打ちにされてしまったのよ。」


ピカチュウ「ゲーチス!?またアイツか・・・」

みほ「レムレスさんから聞いた話でも、ゲーチスとかキュレムとか出て来たけれど・・・一体全体どうなってるの?」


紫「詳しいことは分からないわ・・・でもそっちの話を聞く限り多分、攻撃が通らなかったのかもしれないわね。怪しげな物体を付けていたなんて噂もあるし。」


コウ「・・・霊夢が脅迫されたことに関しては、何も知らないのか。」


紫「・・・その通りね。その前にあのディスペクターにやられて・・・」


ワドルドゥ警部「全く色々腹が立つぞ!!」


おろさん「・・・そういや、そっちも何でディスペクターにされてたんだ?」

・・・話に入って来た(帰る前だった)ワドルドゥ警部。そこで作者が質問をする。


ワドルドゥ警部「何と言うと・・・アウトローとやらに捕まる前の話なんだが・・・ある美術館で、私が追う『怪盗ミラージュ』から予告状が届いたんだ。


・・・だが、予告時間になった際、警備員たちが死傷に追い込まれたんだ。それも奇妙な、丸っぽいような尖っているような魔物にな。」


直斗「そ、それってもしかして・・・」

千枝「アンヴァース!?」


ワドルドゥ警部「・・・かもな。やり方や根本的なモノが違うため、私の想定通りそいつは偽物だった。何やら商売だの何だのと言っていたが・・・後はそのタイミングで捕まって全く憶えてない。」


メタナイト「商売・・・人里に現れた寿司屋の少女か・・・それともまだ情報が掴まていない菓子売りとやらか・・・?」

おろさん「・・・にしてもわざわざ世間を騒がせる怪盗の名を名乗るなんてな。ネットで調べてみたが論争が起きている。警察は偽物かどうかなどと言うのはどうでもよさそうだしムズそうだな解決すんの。」

モルガナ「分かっていたことだが、怪盗の流儀ってモンをほとんどの警察は分かっちゃいねーな。」

早苗「本物見てみたいですけどねー」


紫「・・・この新聞がばらまかれて間もない頃に、ほとんどの人間達はおかしくなったわ。・・・何か裏があるのは否定できないのよ・・・」


咲夜「・・・魔理沙も行方不明だし、気にかかることは多いわ。」


おろさん「まあ・・・・そういや、そっちは何変わったか?」


美鶴「生憎あまり情報は掴めなかったな・・・」

ゆかり「分かったとしても、あのお寿司屋さんの女の子の名前が『クラキ』ってことくらいしか。」

リツ「名前だけかよ・・・」

チエ「全然進展ないですね・・・」


おろさん「どうしたものか・・・何かもう少し色々知っている奴がいれば・・・


・・・いや、そういう奴いる気がするぞ。」


・・・作者は突然閃く。


ラフィーナ「どうしたのかしら?何か都合のいい事でも思いつきまして?」


おろさん「都合が良いかは別だが・・・・博麗神社に住み着いてる面子がいたはずだ。」

アミティ「それって、三妖精とかって言う?」

おろさん「それもあるが・・・今言いたいのはそっちじゃないんだ。



・・・色々あって博麗神社に住んでるのがざっと3名いるんだ。・・・まず、ある異変で姿を現した狛犬『高麗野あうん』・・・(サタンに行ってもらってる)地獄を統治している女神『ヘカーティア・ラピスラズリ』の部下『クラウンピース』・・・そして、元山の四天王である酒吞童子『伊吹萃香』・・・

この3名だったら、もしかしたら何か知っているかもしれないな。」


クマ「何だかすごい癖が強そうクマ・・・」

ジバニャン「コマさんとコマじろうみたいに狛犬がいるニャンか」

百鬼姫「またわらわと同じ鬼か。何だかんだで地獄関係も多いのう同士よ」

華扇「何で私に振るの」

クルーク「でも、その子達も行方が分からないんじゃないのか?」

マリオ「一応神霊廟や命蓮寺で聞いてみたけど、その狛犬も行方不明だって。」

早苗「守矢神社でも見かけてませんね・・・」

チルノ「サニーもスターもルナもそうだけど、クラウンピースも見かけてないぞ。」

マミゾウ「萃香も鯨呑亭にも来ておらんな。」


おろさん「やっぱそうなるかね・・・「あのー・・・」ん?」


すると誰かがやって来る。文とにとりと・・・


ピカチュウ「文じゃねぇか。」

リデル「にとりさんも・・・それで、後ろにいるのは一体・・・」


・・・2名の後ろには、同じ鴉天狗だが風格が違う。・・・彼女は大天狗という立ち位置である『飯縄丸龍』である。部下である管狐『管牧典』もいた。


龍「・・・初めましてだな。」


おろさん「・・・何で大天狗が・・・?」



一旦区切ります。


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