二次創作小説(新・総合)

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ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》【報告あり】
日時: 2022/11/08 21:28
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1336

どうも。おろさんです。
『ウルトラワールドでの日常』の新スレ。第2章です。
様々な世界を巡る、『交叉伝クロスオーバー』の物語をお楽しみください。




~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*依頼の応募だけ、感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)

(順次更新予定)


~目次~

序幕『新たな物語の前に』
・《始まり》《過去》>>1-3
・《月へ》>>4-5
・《月面対戦》>>6-8
・《ある事件》>>9-11


『世界を交える出会い』
パート1 >>14-15
パート2 >>16-19>>20


『日常話』(そうじゃないのもある)
とことん書いた小話2つ >>118
作成しましょうカードゲームを >>119-120
新しいシステムと新しい力 >>123
オリジナルカードゲーム始動 >>124
久々の松 >>244
米森サトルの憂鬱 >>247
月とバスターズと >>342
ダークアイwithぴえんハザード >>357-360
ロボットカルテット >>361
オバケのホテルで暗闇大パニック >>362-363
折角なので昔話(?) >>390
また来ましたウルトラワールド >>452
四季のフラワーマスターと警視総監煉獄王 >>480-481
念写天狗と忍者 >>484
夜兎とメイド。その信念は >>487-488
カリスマ祷(!?) >>491-492
破壊の力と羽を持つ者 >>495-497
秘封倶楽部初代会長 >>514-515
二童子と吉原 >>550-551
『暗鏡王』を探しに鏡の世界へ 前編>>554 後編>>558-560
思い付きで何か作ると最終的にトラブルが起きる >>593-595
きっかけの出会い >>596-598



『救出・ミッション』
イカした英雄 >>45
ワールドクラフター >>48
闇の魔導士と森姉弟 >>51
ソルジャー・クラス1st >>70
雇われ遊撃隊長 >>73-74
名もなき見習い魔女と格闘女王様 >>78-79
花のオーバーテクノロジー >>89
秘封のスペルと自称大王 >>125
チャンピオンを目指す者とゲーマーな少年 >>136
彗星の魔導士と恋心抱く占い乙女 >>139
雷撃のネズミポケモンとノイグラードの女王 >>140
孤高の処刑女王と深紅の咲き誇りし女帝 >>250
ジャングルの王者と南国の軽業師 >>258
史上最凶のエレベーターガール >>262
氷壁の双星 >>364
ドぎついピンクスナイパー >>365
超天才理系超美少女兼超電子ドーナツ研究部員 >>366-367
騒霊三姉妹 >>474
夢幻のパーカッショニスト >>477


『銭天堂・笑ゥせぇるすまん』
危機感みかん 前編>>464-465 後編>>468-470
人間回収車 >>518-519
大事なモノ 前編>>541-542 後編>>545-547
組み立てクッキー 前編>>599-600 後編>>601-603



『依頼』
・コピー >>54-55
・本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。
前半 >>59-61 後編 >>64-65
・ハロウィンナイト・ガンシューティング >>85
・椿の花と魔石とワープスター >>128-131
・並行世界の銭天堂 >>143
・シャインの奪還を >>173-174
・倒壊した図書館 >>178
・カードゲームは分かりやすさも大事 >>181
・回避せよ。ブラッドウェディング >>254-255
・奪還と防衛 >>346-347
・クッパクラウンの改良 >>351
・戦闘訓練の手伝い >>354
・クローン社の情報を得ろ >>455
・勝手に動く卒業制作品 >>459-460
・たとえ道具であろうとも >>536-537


『インクウェル島編』
・勢揃い。クロスオーバー >>21-23
・何が何でも >>24
・息抜き程度の休息 >>25-28
・介入。インクウェル島 >>29-32
・いざ探索。 >>33-34
・再会と出会いと厄介な事態と >>35-37
・悪意の虚無 >>38-41
・心無き者達 >>92-93
・超高校級のマジシャンと赤き猫の地縛霊 >>97-98
・模倣体『コピー』 >>99
・『鍵』とボスレベルのディスペクター >>100-103
・突入。デビルのカジノ >>106
・心無きゲーム >>107-108
・崩せ。理不尽なゲーム >>111-112
・対決!!傲慢のボスエネミー >>113-114
・解放 >>115

・次の世界へ行くために >>146
・UMAの事 >>147
・再び捜索。インクウェル島 >>148-149
・緑の人気もの >>150
・言葉通りの悪魔 >>151
・導く鍵 >>155-156


『99コロシアム編』
・いざ次の世界へ >>160
・99コロシアム >>164
・ぷよぷよとテトリス >>167-168
・意外と早く見つかる乗組員探し >>171
・地下には何が >>172
・改装された地下 >>182-183
・突入。無情なレースゲームへ >>184
・再会。そしてレースゲームへ。 >>189-190
・厄介な展開だらけ? >>194
・亜空のバイクレースと刈り取る少女 >>197-198
・『正々堂々』と『卑怯』 >>201
・危機一髪。そして『フィギュア化』の意味の石化 >>205
・電撃の女子高生ギタリストと正々堂々と石化と >>206-207
・『動きを止める』石化 >>210-211
・ディスペクト。『侍』と『装甲戦車』、『不死』と『惨死』 >>212
・侍の士気と宝来の人の形 >>215-216
・継承の力『レクスターズ』 >>219
・いざ地下施設へ。99コロシアム編終盤 >>223
・大穴での交戦 >>226-227
・打ち破れ!リプログラム >>231
・いざ突入、中央部。現れるは強欲のボスエネミー >>234
・マザーコンピューター『メデューサ』 >>238-240


『かぶき町編』
・気を抜いてたら意外とトラブルに会うよね >>266-267
・犬の散歩から空の平和を守るまで >>270
・探しモノは案外早く見つかる >>273
・面倒ごとは意外と早く解決できるかもしれない >>276-277
・割とさりげなく結構な頻度で発生する再開と出会いのイベント >>280-281
・数が多ければ心当たりも多い >>285
・宿題終わらなくて困るのは後回しにした自分自身だ >>288
・時には大胆不敵に >>291-292
・集まれば大体ややこしくなる >>295
・お決まりのパターンなんてものは存在しない。多分 >>300
・追い込まれた途端に投げ出すのはやめなさい >>303
・所見殺しなんて大体の人が引っかかるんだよ >>306
・嫌いなモノはハッキリ嫌いって言うのも大事 >>309-310
・一度トラブルが起こったら色んな形で何度も起こる >>313-314
・『王』って字を付ければかっこよくなるとは限らない >>317
・どんなこともきっかけは最初は至って単純な理由 >>318
・抗え。若き者達よ >>319-321
・正義を謳いあげる奴にロクな奴いないって大体間違って無い >>322-323
・強そうなやつほどたまに出オチ要員になりやすい >>324-325
・信用しない人は勝手に信用しない >>328
・ちょっと色々話しておいたほうが良くって >>329
・いざ突入してみたらまさかの事態とか色々あった件 >>330-331
・怠惰な空間で踊り明かすかどうするか >>332-334
・人任せにし過ぎるのはダメ >>335-336
・天然パーマに大した奴はいない >>337


『幻想郷編』
・その日、2人の少女は幻想へと発つ >>368
・再会と巫女と生まれざる者 >>369-371
・奇怪な異変と裏切りの巫女!? >>372
・妖怪の山探索~河童とツノありと厄神と浮遊霊~ >>373
・秋を彩る探索劇 >>374
・片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま >>375-376
・幻想郷捜索。起こりし異常 >>377-378
・昼でも尚月夜は輝いて >>379
・ゲッコウガの説明と、人里での逃走劇 >>380
・命蓮寺と銀河を巡る『王』 >>381-382
・再会とか出会いとか貸本屋での世間話(?)とか >>383-384
・いざ輝針城 >>385
・守れ。神霊廟 >>386
・博麗神社付近での出来事。解放を主張する怪しき男現る >>389
・レッツら紅魔館 >>391
・忍び寄る金色の影 >>392
・図書館を荒らす本型魔物 >>393
・悪魔の妹。触れずとも壊す『破壊王』 >>396
・追跡。吸血鬼連れ去る金色の青年 >>397
・魔法の森探索。世界最速のハリネズミと黄色い伝説現る >>398-399
・霧の湖でルーミアを探せ >>400-402
・いざ冥界。探すは境界に住む妖怪 >>405-406
・境を織る少女と大妖怪。感情無き世界望む男現る >>407
・『非想非非想天の娘』×『小さきエレクトロン巨人』 >>408
・永遠亭の薬師の元へ >>409-410
・銀色の侍VS神霊の依り憑く月の姫 >>411
・脅迫される博麗の巫女。次向うは地底 >>412-413
・閉じた恋の瞳 >>414
・地底を行き来するジャックフロスト >>415-416
・牙をむく三叉のディスペクター。地霊殿に向え >>421-422
・固き牙を破れ >>423-424
・内に秘めた感情と感情操作 >>425-426
・表情豊かなポーカーフェイス >>427
・クラキの証言。まだまだ漂う不穏な空気 >>430
・争い、追われ、騙され、閉じ込められ >>431-432
・地獄の女神介入。博麗霊夢解放大作戦 >>433-434
・ゲーチスの目論み。霊夢の本音 >>435-436
・負の感情と電撃の乱入 >>437
・ゲーチスを退けろ >>438
・空間王を止めろ >>442-444
・霊夢の証言。幻想郷解放のためにいざ行かん。 >>445
・嫉妬に染められた色彩 >>446
・博麗神社を取り戻せ。そして解放と帰還。またすぐに来るけどさ >>447-449


『外界編』
・オカルティズムな探偵 >>500
・真実知ール >>503-504
・外界に住む狂信者 >>507-508
・事態の収束と外界の協力者 >>511


『『謎』が集まる探偵事務所編』
・行【ひとさがしのために】 >>523
・主【じょしゅとたんてい】 >>526
・殺【じけん】 >>529
・隠【かくす】 >>532-533


『シャドウシネマラビリンス編』
・復元された世界 >>564
・早々に起こる厄介事 >>567
・大衆の映画館街。映画好きの少女と時空を彷徨う者達 >>568-569
・虚飾の栄光の映画 >>570
・目覚めた黒猫(ブラックキャット) >>571
・映画館街に現れる番人 >>572
・スティックス・カントリー >>573-574
・妨害電波装置を破壊せよ >>575-576
・とにかく立ちはだかる番人。とにかく色々判明する >>577-578
・キーパー・オブ・シザース >>579-580
・再会のために >>581-583
・ようやく。そして・・・ >>584
・いざ急げ。異変解決のために >>585
・虚飾の戦姫の映画・・・? >>588-589
・覚悟と鏡 >>590-591
・映画館は残り続ける。例え客がいなくとも >>592



タグ
クロスオーバー オリキャラ・オリ設定 東方project 秘封倶楽部 スマブラ登場作品関係 ポケモン ポップンミュージック ペルソナ スタジオわさび ぷよぷよ・ぷよテト ダンガンロンパ カップヘッド VOCALOID 妖怪ウォッチ おそ松さん 銀魂 銭天堂 デュエルマスターズ 笑ゥせぇるすまん 魔人探偵脳嚙ネウロ BLACK CAT ヘンリー・スティックミン  等(順次更新予定

BUG依頼応募用紙 >>42(休止)

BUGメンバー一覧 >>417

コメント返却 ( No.13 )
日時: 2021/09/12 17:35
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

どうも。久しぶりのコメントなので歓喜したいおろさんです。\( ・∀・)/ヤッタゼ


>>junrisさん
どうもです。久々のコメントありがとうございます。僕プログラミング好きです←
ポケモンの力をつかさどることが出来る魔法を使える親子。かなり強いです。今作ではあの2人のことを含め、前スレであまり出せてなかった要素やキャラクターもある程度引っ張り出したいと考えております。
『戦争』という形を避けるため、『バトル大会』という形で月の民と戦いました。『ユニーク』と言ってくれて何か嬉しい←
・・・イヤフォンの少年から語られた話の中に突然現れた謎の敵。今後どう絡んでいくのやら。
そちらの方でも何やら大変なことになっているようですが、どうなっていくのか楽しみにしています。



・・・コメントありがとうございます。本編までしばらくお待ちください。

世界を交える出会い ( No.14 )
日時: 2021/09/12 16:15
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)






・・・とある日の朝・・・



とある世界。自動車が前時代的な乗り物として扱われいる、民間月面ツアーが企画される程度に近未来の日本。

首都となった京都の大学に通う『マエリベリー・ハーン』、通称『メリー』は、近頃見る夢に疑問を抱いていた。



・・・その夢では、以前の夢にも出てきていた『巫女』や『妖怪』、『魔法使い』等はいるのだが、そこに、どこかで見た・・・『ゲーム』や『漫画』、『アニメ』等の(他にも見たことのない者たちを含む)キャラクターが、度々訪れてきて、その夢に出て来ている者達と、それなりに日常を過ごしたり、戦ったり、手を組んだり・・・

・・・そんな者たちを見る夢を、最近頻繁に見ていた。


そして、さらに気がかりになったのが、今日見た、『青い部屋』で、不思議な少年から語られた『とある世界の歴史』の夢。

・・・その夢で、その少年から『使命』を与えると言われた。



・・・いまだに状況が分からなかった彼女はそこで、ある人と待ち合わせをして、いろいろ話し合ってみることにした。


《大学のカフェテリア》


・・・メリーが、カフェテリアの席で座って待っていると、そこに、黒い帽子を被り、白いシャツと黒のロングスカートを着ている、茶髪の少女がやって来た。


メリー「・・・おおよそ7分遅刻・・・かしらね蓮子。相変わらず遅刻が多いわよ。(呆」

蓮子「別にいいじゃん。それに、7分じゃなくて6分38秒ね。」



・・・同じ大学の友人『宇佐見蓮子』。相変わらず遅刻することが多く、メリーはこの事に少々呆れていた。


・・・2人は、オカルトサークル『秘封倶楽部』を結成している。よくある霊能力者サークルのように、例を降ろすなどという行為は行っていないので、不良サークル扱いされている(にもかかわらず、サークルを解散させられないのは何故だろうか)。


・・・そんな2人、実は、結構不思議な能力を持っており、それを駆使(?)して、世界のかすかに残っている『不思議』を追い求める、秘密にしなければならない活動を行っている。


・・・メリーは、以前から蓮子に、自分が見る夢のことを話したりしていた(なんなら連れて行ったこともある)。最近見ていた夢のことも、時々話していた(その時は、蓮子曰く『本当に会えたらすごい』と言っていた)。

・・・そして、今日見た、不思議な夢のことも話してみたら・・・


蓮子「えっ!その夢私もまったく同じのを見たよ!その時隣にメリーも座ってたけど、やっぱり・・・」

メリー「や、やっぱりそうなのね!?私の能力を使ったわけでもないのに、本当に2人同時に同じ夢を見ていたなんて・・・どうなってるのかしら・・・」

・・・2人は、互いに思っていた通り、2人同時に、『青い部屋』に招かれた不思議な夢を見ていたのだ。

蓮子「不思議な話だよねー・・・ゲームのキャラクターが目の前にいるとか、不思議な部屋に招かれるとか・・・その部屋も、何年も前のどっかのゲーム実況で見たことがある気がするけど・・・」

メリー「何から何までおかしな話・・・前はあそこまでなのは無かったはずなのに・・・何か起きているのかしら・・・」

・・・こういうトークをしていたのだが、すると蓮子が・・・

蓮子「・・・そういえばメリー、あの部屋で語られた『歴史』っていうのにも、メリーが見た夢に出てきた人物とか、ゲームのキャラクターとかも出て来てたよね?それに、あのに夢で出てきた高校生くらいの子、『使命』なんて言ってたし・・・」

メリー「・・・たしかに、偶然とは考えにくいのよ。『何かある』ってのは確かなんだけど・・・・・近頃、変なニュースも多いし。」

蓮子「でしょ?・・・それに、最後に出てきたあの・・・『ディスペクター』とか言ってたよね?」

メリー「そこもすごく気になるわ・・・それに、その『ディスペクター』だったかしら。『数多の世界の存在を使った』とか言ってたわよね。そう言ってた、その合体獣を操っているその人物達も気になるし・・・

・・・そもそも、なんでこんなことを、あの少年は私たちに教えたのかも気になるわね。しかも、私たちの能力のことまで知ってるみたいだったし・・・」

・・・疑問がたくさんあるものの、どうも情報が少ないため、どうしたものかと考えていた2人。・・・そこで蓮子は・・・


蓮子「・・・ねぇ、やっぱりここは、私たち『秘封倶楽部』の出番じゃないかな?最近見つけたあの神社に行ってみたら何かあるかもよ?」

メリー「うーん・・・(能力の有無は別で)同じ夢を2人同時に見るっていうのは、今回の私達以外でもあったりする現象だけど・・・それにしては、あの夢は結構現実味がある生々しい夢だったし・・・

・・・最近の奇妙なニュースに・・・あの夢で見せられた話・・・どうしても似ているのよね・・・『精神暴走』とか・・・やっぱり偶然とは考えづらくなってきた。・・・確かめる必要はありそうね。」

蓮子「・・・そうと決まれば、授業が終わったら、準備が出来次第出発しないとね!!」

メリー「・・・気が早いわね。蓮子は。」


・・・そして、2人は夕方に、町外れにある例の神社に行くという約束をした。





??「・・・おや、どうやらあの2人でござんすね・・・。」







夕方・・・


《山近くの公道》



蓮子「・・・お待たせメリー!「遅い(圧」・・・悪かったからそんなに圧かけないで・・・;」

メリー「もう・・・それで、早く行くんでしょ?」

蓮子「うん!・・・秘封倶楽部、出動だね!!」


・・・そして、例の神社に向かおうとした時・・・


「・・・お嬢さん達、こんな時間に一体どこに行こうとしているでござんすか?」


蓮子&メリー「!?」

・・・2人の背後に、着物を着ており、白髪頭をお団子に結っている、黒い猫を連れた体の大きな女性が立っていた。

蓮子「え、えっと・・・私達、ちょっと2人で、離れにある神社に用事が・・・」

メリー「蓮子!目的の3割思いっきり教えちゃってる!!(小声)」

体の大きな老婆「おほほ・・・大丈夫でござんすよ。『紅子』さんはお二人に用があってここにいるのでありんす。」

『紅子』と名乗る女性は、秘封倶楽部の2人に用があると言う。そのことに、また2人は驚いてしまう。


体の大きな老婆→紅子「・・・申し遅れました、駄菓子屋『銭天堂』を営んでおります『紅子』と申します。普段はお店を開いて営業してるでござんすが、分け合って、今回は行商スタイルでやらせていただいているでありんす。

・・・ところで・・・・・・どうやら、お2人さんに、より一層摩訶不思議な壮絶な運命が待ち構えるようでござんすね。」

メリー「壮絶な運命・・・!?」

紅子「・・・そこでこの紅子、幸運のお客様であるあなた方に、こちらの商品を・・・」

・・・そういって、トランクから、糸引き飴が入った少し小さな箱を取り出す。

蓮子「これって・・・なんか懐かしそうなやつだね。」

紅子「こちらは『ミチビキ飴』。これから待ち受ける運命に対処するための手助けをしてくれる糸引き飴でござんす。」

メリー「『ミチビキ飴』・・・?本当にそのお菓子にそんな効果が・・・」

紅子「・・・紅子はこうやって、悩みを抱えている方に合ったお菓子を売っているでありんす。ただし、その購入した商品で、幸か不幸かになるかはお客様次第。使い方だけは間違ってはなりませんよ。」

・・・そして紅子は、『ミチビキ飴』の箱を開ける。中には、『赤』や『黄緑』等、不思議な明るい色の糸引き飴がたくさん入っている。無添加且つ天然の材料で作られているその綺麗な飴に、2人は目を輝かせる。

蓮子&メリー「わぁ・・・」

紅子「それでは、選んでみてくださいな。引いた飴の色によって、あなた方を手助けする『力』が変わるでありんす。一回きり、10円でござんす。」

蓮子「流石にお金はとるんだ・・・;・・・えっと、大分古い効果だけど・・・」

・・・そして、蓮子とメリーは、令和■■年の10円硬貨をそれぞれ差し出した。

紅子「・・・それでは、本日のお宝、『令和■■年の10円』でござんす。」







一旦区切ります。

世界を交える出会い《秘封倶楽部編》 ( No.15 )
日時: 2021/09/12 18:58
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き



・・・そして、2人はそれぞれ糸を一つ掴み、飴を引く。


・・・蓮子は、活発的なイメージを与えるオレンジ色・・・オレンジ味の飴、メリーは、精神的・神秘的な意味合いを持つ紫色・・・ブドウ味の飴を引き、それを口に入れた。


・・・その飴は、言葉では言い表せないほどの美味しさだったという。


紅子「・・・その残った糸は、捨てずにとっておいてください。お客様を導く『力』の一つになりますので。・・・それでは。」



メリー「・・・それにしても、こんな不思議なお菓子を売ってるなんて・・・どうして・・・あれ・・・?」

・・・気づいた時には、2人の前から紅子はいなかった。


蓮子「・・・何だったんだろう。あのおばあさん・・・


・・・って!そろそろ行かないと完全に日が暮れる!」

メリー「ああっ!!!・・・早いところ神社に行かないと!!」









5分後・・・



《町外れにある神社の近く》


蓮子「やっと着いた・・・たしか名前は『博麗神社』だったわね。・・・メリー、さっき言い損ねてたけど、カメラやメモとか色々準備できてるわよね?」

メリー「オッケーよ蓮子。そっちは?」

蓮子「もちろん大丈夫。出る前に何度も確認したし。


・・・それじゃ、早速・・・あれ・・・?」

メリー「どうしたの、蓮子・・・えっ・・・!?」




すると2人は、神社の様子がおかしいことに気づく。

・・・自然現象による衰えとか、そういうのではない。




・・・何と、神社の周りに、ゲームのバグのようなエネルギーが彷徨っていたのだ。



メリー「な、何なのこれ・・・私だけに見えてるわけじゃないわよね・・・?」

蓮子「いいえ、私にもちゃんと見えてる・・・」

メリー「じゃあ、結界の綻びってわけでもない・・・いや待って、上空に綻びが見えて・・・「ヴヴヴヴ・・・」わっ!?」

蓮子「メリー!!「ヴヴヴヴ」うわああっ!?」

・・・すると、そのバグのようなエネルギーがこちらに迫り、蓮子とメリーを飲み込んでしまう。































《???》




・・・バグのようなエネルギーに飲み込まれた2人。その途端、2人は、奇妙な空間に飛ばされていた。



蓮子「ゲホッ、ゲホッ・・・メ、メリー、大丈夫・・・?」

メリー「蓮子・・・何とかね・・・でも、ここは一体・・・」


・・・その空間は、かつての東京、『渋谷』に似ているが、物凄く荒れ果てていた。




蓮子「ここは・・・何年も前の東京・・・?すごく荒れ果ててるけど・・・」

メリー「ほ、ほかに誰かいないのかしら・・・「イレギュラー発見。」えっ!?」


突然、2人の背後に、(改造を施されたような)正体不明の古代のロボットや、ライフルを持った兵士が現れ、2人に襲い掛かってきた。


謎の兵士達「イレギュラー排除。危険分子排除。」


メリー「な、なにあれ・・・」

蓮子「いいから今は逃げるよメリー!」



・・・謎の敵に追いかけられる2人。だがどこに逃げれば分からず、体力だけが減るばかり。


謎の兵士達「排除。排除。」



・・・そして、とうとう壁際にまで追い詰められてしまった

蓮子「っ・・・追い詰められちゃった・・・」

メリー「どうにか打つ手がないのかしら・・・」



謎の兵士達「統制開始。『アノオ方』ノ正義ノモトニ。」


蓮子「(・・・あのお方・・・?)」


謎の兵士達「排除。排除。」


・・・万事休すかと思われた、その時・・・


謎の兵士達「排除。排除「チュドーーーーン!!!」ガガッ!!!??」


突然、炎が飛んできて、謎の兵士達に被弾。兵士たちをぶっ飛ばした。


メリー「!?・・・今のは・・・」




「・・・間一髪・・・だったね。」





蓮子「えっ・・・あの子って・・・」



・・・そこに、蓮子とメリーの前に現れたのは、右目を隠したような青髪の、高校生くらいの、落ち着いた雰囲気の少年・・・

・・・夢の中に出てきた、イヤフォンの少年だった。


イヤフォンの少年「さぁ、ここから立ち去ってもらうよ。」


謎の兵士達「・・・排除・・・排除・・・」


イヤフォンの少年「・・・聞く耳持たずか・・・仕方がない。」


・・・すると、イヤフォンの少年は、何やら拳銃のようなアイテムを取り出し、自分の頭に向ける。


イヤフォンの少年「来い!『■■■■■■』!!」

・・・トリガーを引くと、彼の背後に、彼に似た髪型の白髪で、赤いスカーフを首元に巻いて、竪琴を背負っている、ロボットのようになっている人型が姿を現した。


・・・その人型は、炎を放ち、謎の兵士達を一掃した。

そしてその後、その人型は姿を消した。




イヤフォンの少年「・・・大丈夫だったかな?」


蓮子「え、ええ・・・ありがとう・・・」

メリー「・・・貴方は・・・一体・・・それに、今のって・・・」


イヤフォンの少年「・・・また会ったね。・・・気になることはあると思うけど、今は・・・」

・・・すると、イヤフォンの少年は、2人に一冊のノートを渡す。


蓮子「・・・これは・・・?・・・あれ、開けない・・・」

メリー「えっと、これは・・・」




イヤフォンの少年「・・・続きは、自分たちで覚えて。・・・それに、これから出会う『仲間』とかかわりを持つたびに、段々わかってくると思うよ。







・・・それじゃあ・・・続きは、異世界クロスオーバーで。」




・・・イヤフォンの少年が指を鳴らすと、蓮子とメリーの意識が遠のき、2人は眠ってしまった。





続く。

世界を交える出会い ( No.16 )
日時: 2021/09/13 17:39
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

どうも。おろさんです。
・・・ついに始まった(?)『ウルトラワールドでの日常』第2章。まだまだ謎は多いですが、一体これからどうなるのか。

そして今回は・・・



























「・・・さて、一体どうしたものか・・・『アウトロー』か・・・なんだかんだで、連中が嗾けてくるエネミーの対抗策は何とか完成しているが・・・それでもまだ足りない・・・




・・・ん?(コンピューターを見る)何だ何だ?誰かこの世界に飛ばされてきたのか。・・・クレイジーハンドのやらかしでは無いな・・・んで、招いた奴等とは異なるのだろうが・・・ざっと3つの・・・

・・・いや、ちょっと待て・・・その内1つに何やら変な反応が・・・



・・・・これって、もしや・・・」

































《???》



「メリー!起きてってばメリー!」

メリー「う、うーん・・・何・・・?」

・・・少し眠たそうな表情を浮かべ、蓮子に起こされたメリー。都会に生やされた、大きめの木を囲んでいるベンチに寝そべっていた。

メリー「何?蓮子・・・そういえば、私達、何してたんだっけ・・・なんだかどこかに飛ばされて・・・」

蓮子「よかった起きた・・・・・・それより見てよ!見てよこのすごい光景!」

メリー「『すごい光景』・・・?・・・って、ええっ!!?」

蓮子に『見て』と言われ、メリーは周りを見てみる。ぱっと見、都会の町の商店街に見えるが・・・











ワドルディ(店員)「たこ焼き500円。まいどありー。」

ヘイホー(客)「よっしゃい!やーっと買えたぜ・・・」


男性(通行人)「最近のニュース見たか?すごい物騒なことになってるらしいが・・・」

ガボン(通行人)「知ってる。実におぞましい。まともに戦える力が無いのが不甲斐無い。」


棒人間(学生)「あー・・・今月お金無い・・・バイト探さなきゃ・・・」

イガイガグリ(学生)「だーからこの前ゲーセンに注ぎ込みすぎじゃないかって言っただろ・・・。」





・・・2人の目に映るのは、人間と、人外生物達が毎日充実して楽しんでいる姿。

そして、ビルの大型ディスプレイに映るポケモンバトルの映像、『メイドインワリオ新作、遂に発売』、『レストランカワサキ、新メニュー登場』等と載っている、複数の大きな看板、『ブラックスチームナイトメア8周年記念ライブ開催』と大きく載ったポスター等々・・・町中様々な話題であふれかえっている。





メリー「な、な・・・・何この状況!!!??凄過ぎて反応に困る・・・!!」

蓮子「だよね!?すごいぶっ飛んでるよメリー!!しかも知ってるゲームのキャラクターまでいるし・・・・・・でも、ここって一体・・・?「あっ、起きたんですね!」・・・ん?」

・・・すると、2人の目の前に現れたのは、おさげの髪型のキノコ族『キノピコ』だった。


キノピコ「よかったー!道端に転がり落ちてきたから物凄く驚きましたよー!移動場所に困ったので、ひとまずここに寝かせてました。」


メリー「き、キノピコ・・・!?・・・ていうかいつの間にそんなところで眠ってたと・・・?」

キノピコ「えっ、私の名前を知って・・・ああそうですか!あなたたちの世界では、私たちの世界は、ゲームとか、何らかの形で伝えられているんですね。」

蓮子「何らかの形で・・・?・・・えっ、ていうか『あなたたちの世界』って・・・」


キノピコ「・・・お二人はどうやら、何らかの事故でこの世界に迷い込んでしまったようなんですよ。こういうことってたまに起こるんですよね・・・」


メリー「たまに・・・?」


・・・状況をつかめていない2人を見て、キノピコは説明をする。

キノピコ「えっと、説明すると・・・


・・・ここは、『ウルトラワールド』。ありとあらゆる世界の住人たちが関りを持ち、調和を保つ、クロスオーバー世界。
この世界には、『大乱闘』に参戦した方が住む世界を始め、他にも数え切れないほどの世界と関りを持っているの。」


蓮子「クロスオーバー世界・・・」


キノピコ「貴方達の場合は、何らかの事故で迷い込んでしまったんだと思うわ。急いで『作者』さん達に連絡して、元の世界に返してもらえるよう手配してもらいます。」


メリー「あ、ありがとうございます・・・ところで、『作者』って・・・?」

キノピコ「『作者』さんは、この『ウルトラワールド』を創設し、管理している存在です。彼の管理のもとで、様々な世界を安定させているんですよ。」


蓮子「へぇ、そうなんですね。・・・なんだか信じられない話ばっかりなのに、凄いしっくりくるというか・・・」

メリー「・・・たしかに・・・何でかしら・・・」

・・・こういう反応を示す2人に対し、キノピコはこう言う。

キノピコ「・・・摩訶不思議な体験をしている人ほど、何故か案外しっくりくることって多いんですよ。・・・そうなると2人は、元の世界で不思議な体験をしているみたいね。」

蓮子&メリー「・・・!!」

キノピコ「えーっと、まぁ、具体的なことは聞きませんが・・・ひとまず、『スマブラ屋敷』に案内しましょう!『作者』さんもそこにいます。」

・・・そしてキノピコは、2人を案内するように、『スマブラ屋敷』という施設に向かう。

蓮子「・・・わかった!・・・とりあえず行こう、メリー!」

メリー「え、ええ・・・でも、本当に大丈夫なのかしら「わからないことだらけだけど、今はあの人を信じてついて行こうよ!こんな夢みたいな(?)世界見過ごせないし!」ちょ、ちょっと蓮子・・・!」

・・・メリーの手を引っ張りながら、蓮子はキノピコについていく。

メリー「・・・それにしても、何か忘れてるような・・・」










学ランを着た銀髪の少年「・・・『ウルトラワールド』か・・・『マヨナカテレビ』とは違うということか・・・?」






一旦区切ります。

世界を交える出会い ( No.17 )
日時: 2021/09/14 14:29
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き。



・・・町のどこかのビルの屋上で、町の様子を見降ろしているものが2人。

・・・1人は、どこかで見たような、黒色寄りの金色帽子を被った目つきの悪い棒人間。もう一人は、青い白衣を着た、緑目白髪ポニーテールの女性。



白髪ポニーテールの女性「『ウルトラワールド』・・・やはり中々興味深い・・・」

目つきの悪い棒人間「どうですか■■■■■様。目当ての者は・・・」

白髪ポニーテールの女性「・・・いえ、この町にはいないようね。恐らくまた別の場所か、別の世界にいるわね・・・」

目つきの悪い棒人間「・・・収穫無し、といったところですか・・・想定外の事態で我々の研究を邪魔したあの女・・・だから念入りにやっとけと言ったのに部下どもが・・・」

白髪ポニーテールの女性「・・・あまり怒らないで頂戴。あれは巻き込んだ私たちのミス。・・・あら・・・?」


・・・すると、白髪ポニーテールの女性は、ある光景を目撃する。
それは、好奇心旺盛そうな少女が、不思議な雰囲気の少女の手を引っ張って、キノピコについて行っているという光景。


目つきの悪い棒人間「あの2人は・・・人間なのでしょうが、何か少し違う・・・」

白髪ポニーテールの女性「ええ・・・少なくとも、何らかの事故でこの世界に飛ばされたと考えた方が妥当だろうけど・・・


・・・フフッ・・・興味深いわね・・・『アレ』を使って、ちょっとだけ遊んであげようかしら。」

目つきの悪い棒人間「『アレ』をですか・・・?理由は分かりかねますが、どうぞご自由に使ってください。私はこういうのには常に大歓迎です。・・・ただ、場所も場所なのであんまり強いのは出せませんのでご了承を。」

白髪ポニーテールの女性「わかってるわよ。・・・じゃ、これが良いかしらね。」

・・・そう言って、白髪ポニーテールの女性は、目つきの悪い棒人間から、2枚のカードを無理やり合わせたようなカードを1枚貰う。

・・・そのカードの絵柄には、かまきりポケモン『ストライク』と、灰色の岩にとげが生えたデザインの、マリオシリーズの敵キャラ『ドッスン』が合わさっている。


白髪ポニーテールの女性「・・・じゃ、行ってらっしゃい。」

・・・白髪ポニーテールの女性は、そのカードを飛ばし、その後すぐに金色のメスを飛ばして、カードを砕いた。









・・・一方その頃・・・


・・・情報が少ないので、キノピコについて行って『スマブラ屋敷』という施設に向かう蓮子とメリー。



蓮子「それにしても、地獄とかそういうの以外で、全く違う異世界があるなんてねー。」

メリー「ええ・・・私の夢で出てきたところとは全然違う・・・本当に日本なのかしら・・・そもそもこれって夢じゃないみたいだし・・・」

キノピコ「・・・2人が何の話をしているかわかりませんが、この世界には、日本などと分けられる、『国』って概念があんまりないんですよ。」

蓮子&メリー「えっ!?」

キノピコの突然のこの発言に、2人は驚く。

キノピコ「この世界には、科学技術や、2人から見てファンタジーの要素だったり、様々な世界の要素も集まるので、座標や地形、地理が同じでも、ここが『日本だ』等と断定することが出来ないんです。私もキノコ王国出身ですし。



だから、通貨や言語も、この世界のエネルギーを使うことで、大体自動的に共通化されますし、差別とか、少なくともこの町『バトリオシティ』では、そういうのは滅多にないんです。」


メリー「この町ってそういう名前なんだ・・・」

蓮子「・・・そういえば、『スマブラ屋敷』って何なのかな?とりあえずついて行ってるけどよくわからないんだよね・・・」


キノピコ「ああ、そういえば説明してませんでしたね。・・・『スマブラ屋敷』は、スマブラ世界で行われる『大乱闘』に参戦している方々の待機場所兼仮住居・・・といったところでしょうか。オリンピックでいう『選手村』みたいなものです。・・・あ、『選手村』ってわかります?」


メリー「一応知ってます。」


キノピコ「それなら話が早くなりました!・・・さて、そろそろスマブラ屋敷に到着するはずなんですが・・・「う、うわああっ!!?」わっ!?何事ですか!?」





・・・曲道を曲がった先に、誰かが驚いた声を上げて、こちら側に転んできた。
その『誰か』は、ヘッドフォンをかけた、大人しそうな眼鏡男性。




大人しそうな眼鏡男性「わっ!?す、すいません・・・!・・・って!それより・・・「カカレ!カカレ!!」わっ!もう来た・・・」


・・・すると、前から謎の集団が現れる。その集団は、クリボーやワドルディ、アゴジムシ等の序盤の敵程度のキャラクターで構成されていたが、改造を施されたような姿をしている。

謎の集団「カカレ!カカレ!問答無用デカカレ!!」



メリー「な、何あれ・・・」

蓮子「わからない・・・でも嫌な予感がする。早く逃げないと「キキィッ!!」わっ!?」

・・・背後からも、ガンメンガやオニスズメと思われる、謎の集団が現れる。こちらもすべて改造を施されているような見た目。突然出てきたので、蓮子は転倒した。

蓮子「いてて・・・ん?」

・・・転倒したときに、カバンから一つ物が落ちた。・・・それは、一冊のノートだったが・・・

蓮子「あれ、ノート・・・?こんなの持ってたっけ・・・・・・って、あっ・・・!」


謎の集団「カコメ!カコメ!!」


・・・すると、蓮子とメリーが、謎の集団に取り囲まれてしまった。

メリー「か、囲まれた・・・」




キノピコ「あっ!2人が・・・」

大人しそうな眼鏡男性「な、なんであの2人に・・・?誰だかわからないけど、これって俺のせい・・・?「貴方は関係ないと思いますよ見ず知らずの人!(byキノピコ」あっ、ハイ・・・;」


謎の集団「カカレ!カカレ!ツカマエテシマエ「させるかぁっ!!!」ナッ・・・!?」




・・・追い込まれかけていたが、するとそこに誰かが駆けつけて来て、謎の集団の何割かを撃退した。


赤帽子を被った髭の男性「ふぅ・・・ギリギリ間に合ったか。」

ピンク色の一等親生物「えっと、そこの2人は大丈夫かな。」


蓮子「は、はい・・・・・って、ていうか・・・」

メリー「こ、この2人って・・・」


赤帽子を被った髭の男性「ああ、僕らのことをご存じのようだね。」


・・・2人の前に現れたのは、マリオとカービィ(ロボボアーマー搭乗)の2名だった。


赤帽子を被った髭の男性→マリオ「・・・それにしても、作者が作った『対抗策』・・・いざ実戦してみるとやっぱり慣れないなぁ。とっさに飛び込んでやってうまくいったけど・・・」

ピンク色の一等親生物→カービィ「RPGの第2作とかで、第1作で上げたレベルが元に戻ったみたいな感じじゃない?」

マリオ「例え方が随分とピンポイントだね・・・;




・・・とりあえず、ここは僕らに任せて、君たちは下がってて。」

蓮子&メリー「は、はい・・・」


・・・マリオたちに言われ、2人は避難しようとするが・・・


謎の集団「ニガサナイ!カコメ!カコメ!!」

・・・結局すぐに囲まれてしまった。


マリオ「ちょっと!!早すぎるでしょうが!!」

カービィ「・・・仕方ない。この(誰だか知らない)2人を守りながら戦うしかなさそう。」


謎の集団「タオセ!タオセ!」




蓮子「・・・すごい・・・懐かしいゲームのキャラクターが目の前にいるって・・・」

メリー「ええ・・・凄すぎて夢なのか夢じゃないのかわからなくなってきそう・・・


・・・でも、この状況だと大分きついんじゃ・・・」


マリオとカービィは、蓮子とメリーを守りつつ、謎の集団に立ち向かおうとするが、数が多すぎる。










・・・すると、2人のポケットに入っている、あるモノと、地面に落ちっぱなしの謎のノートが徐々に光り始める。










一旦区切ります。


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