二次創作小説(新・総合)
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- ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》【報告あり】
- 日時: 2022/11/08 21:28
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
- 参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1336
どうも。おろさんです。
『ウルトラワールドでの日常』の新スレ。第2章です。
様々な世界を巡る、『交叉伝』の物語をお楽しみください。
~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*依頼の応募だけ、感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)
(順次更新予定)
~目次~
序幕『新たな物語の前に』
・《始まり》《過去》>>1-3
・《月へ》>>4-5
・《月面対戦》>>6-8
・《ある事件》>>9-11
『世界を交える出会い』
パート1 >>14-15
パート2 >>16-19・>>20
『日常話』(そうじゃないのもある)
とことん書いた小話2つ >>118
作成しましょうカードゲームを >>119-120
新しいシステムと新しい力 >>123
オリジナルカードゲーム始動 >>124
久々の松 >>244
米森サトルの憂鬱 >>247
月とバスターズと >>342
ダークアイwithぴえんハザード >>357-360
ロボットカルテット >>361
オバケのホテルで暗闇大パニック >>362-363
折角なので昔話(?) >>390
また来ましたウルトラワールド >>452
四季のフラワーマスターと警視総監煉獄王 >>480-481
念写天狗と忍者 >>484
夜兎とメイド。その信念は >>487-488
カリスマ祷(!?) >>491-492
破壊の力と羽を持つ者 >>495-497
秘封倶楽部初代会長 >>514-515
二童子と吉原 >>550-551
『暗鏡王』を探しに鏡の世界へ 前編>>554 後編>>558-560
思い付きで何か作ると最終的にトラブルが起きる >>593-595
きっかけの出会い >>596-598
『救出・ミッション』
イカした英雄 >>45
ワールドクラフター >>48
闇の魔導士と森姉弟 >>51
ソルジャー・クラス1st >>70
雇われ遊撃隊長 >>73-74
名もなき見習い魔女と格闘女王様 >>78-79
花のオーバーテクノロジー >>89
秘封のスペルと自称大王 >>125
チャンピオンを目指す者とゲーマーな少年 >>136
彗星の魔導士と恋心抱く占い乙女 >>139
雷撃のネズミポケモンとノイグラードの女王 >>140
孤高の処刑女王と深紅の咲き誇りし女帝 >>250
ジャングルの王者と南国の軽業師 >>258
史上最凶のエレベーターガール >>262
氷壁の双星 >>364
ドぎついピンクスナイパー >>365
超天才理系超美少女兼超電子ドーナツ研究部員 >>366-367
騒霊三姉妹 >>474
夢幻のパーカッショニスト >>477
『銭天堂・笑ゥせぇるすまん』
危機感みかん 前編>>464-465 後編>>468-470
人間回収車 >>518-519
大事なモノ 前編>>541-542 後編>>545-547
組み立てクッキー 前編>>599-600 後編>>601-603
『依頼』
・コピー >>54-55
・本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。
前半 >>59-61 後編 >>64-65
・ハロウィンナイト・ガンシューティング >>85
・椿の花と魔石とワープスター >>128-131
・並行世界の銭天堂 >>143
・シャインの奪還を >>173-174
・倒壊した図書館 >>178
・カードゲームは分かりやすさも大事 >>181
・回避せよ。ブラッドウェディング >>254-255
・奪還と防衛 >>346-347
・クッパクラウンの改良 >>351
・戦闘訓練の手伝い >>354
・クローン社の情報を得ろ >>455
・勝手に動く卒業制作品 >>459-460
・たとえ道具であろうとも >>536-537
『インクウェル島編』
・勢揃い。クロスオーバー >>21-23
・何が何でも >>24
・息抜き程度の休息 >>25-28
・介入。インクウェル島 >>29-32
・いざ探索。 >>33-34
・再会と出会いと厄介な事態と >>35-37
・悪意の虚無 >>38-41
・心無き者達 >>92-93
・超高校級のマジシャンと赤き猫の地縛霊 >>97-98
・模倣体『コピー』 >>99
・『鍵』とボスレベルのディスペクター >>100-103
・突入。デビルのカジノ >>106
・心無きゲーム >>107-108
・崩せ。理不尽なゲーム >>111-112
・対決!!傲慢のボスエネミー >>113-114
・解放 >>115
・次の世界へ行くために >>146
・UMAの事 >>147
・再び捜索。インクウェル島 >>148-149
・緑の人気もの >>150
・言葉通りの悪魔 >>151
・導く鍵 >>155-156
『99コロシアム編』
・いざ次の世界へ >>160
・99コロシアム >>164
・ぷよぷよとテトリス >>167-168
・意外と早く見つかる乗組員探し >>171
・地下には何が >>172
・改装された地下 >>182-183
・突入。無情なレースゲームへ >>184
・再会。そしてレースゲームへ。 >>189-190
・厄介な展開だらけ? >>194
・亜空のバイクレースと刈り取る少女 >>197-198
・『正々堂々』と『卑怯』 >>201
・危機一髪。そして『フィギュア化』の意味の石化 >>205
・電撃の女子高生ギタリストと正々堂々と石化と >>206-207
・『動きを止める』石化 >>210-211
・ディスペクト。『侍』と『装甲戦車』、『不死』と『惨死』 >>212
・侍の士気と宝来の人の形 >>215-216
・継承の力『レクスターズ』 >>219
・いざ地下施設へ。99コロシアム編終盤 >>223
・大穴での交戦 >>226-227
・打ち破れ!リプログラム >>231
・いざ突入、中央部。現れるは強欲のボスエネミー >>234
・マザーコンピューター『メデューサ』 >>238-240
『かぶき町編』
・気を抜いてたら意外とトラブルに会うよね >>266-267
・犬の散歩から空の平和を守るまで >>270
・探しモノは案外早く見つかる >>273
・面倒ごとは意外と早く解決できるかもしれない >>276-277
・割とさりげなく結構な頻度で発生する再開と出会いのイベント >>280-281
・数が多ければ心当たりも多い >>285
・宿題終わらなくて困るのは後回しにした自分自身だ >>288
・時には大胆不敵に >>291-292
・集まれば大体ややこしくなる >>295
・お決まりのパターンなんてものは存在しない。多分 >>300
・追い込まれた途端に投げ出すのはやめなさい >>303
・所見殺しなんて大体の人が引っかかるんだよ >>306
・嫌いなモノはハッキリ嫌いって言うのも大事 >>309-310
・一度トラブルが起こったら色んな形で何度も起こる >>313-314
・『王』って字を付ければかっこよくなるとは限らない >>317
・どんなこともきっかけは最初は至って単純な理由 >>318
・抗え。若き者達よ >>319-321
・正義を謳いあげる奴にロクな奴いないって大体間違って無い >>322-323
・強そうなやつほどたまに出オチ要員になりやすい >>324-325
・信用しない人は勝手に信用しない >>328
・ちょっと色々話しておいたほうが良くって >>329
・いざ突入してみたらまさかの事態とか色々あった件 >>330-331
・怠惰な空間で踊り明かすかどうするか >>332-334
・人任せにし過ぎるのはダメ >>335-336
・天然パーマに大した奴はいない >>337
『幻想郷編』
・その日、2人の少女は幻想へと発つ >>368
・再会と巫女と生まれざる者 >>369-371
・奇怪な異変と裏切りの巫女!? >>372
・妖怪の山探索~河童とツノありと厄神と浮遊霊~ >>373
・秋を彩る探索劇 >>374
・片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま >>375-376
・幻想郷捜索。起こりし異常 >>377-378
・昼でも尚月夜は輝いて >>379
・ゲッコウガの説明と、人里での逃走劇 >>380
・命蓮寺と銀河を巡る『王』 >>381-382
・再会とか出会いとか貸本屋での世間話(?)とか >>383-384
・いざ輝針城 >>385
・守れ。神霊廟 >>386
・博麗神社付近での出来事。解放を主張する怪しき男現る >>389
・レッツら紅魔館 >>391
・忍び寄る金色の影 >>392
・図書館を荒らす本型魔物 >>393
・悪魔の妹。触れずとも壊す『破壊王』 >>396
・追跡。吸血鬼連れ去る金色の青年 >>397
・魔法の森探索。世界最速のハリネズミと黄色い伝説現る >>398-399
・霧の湖でルーミアを探せ >>400-402
・いざ冥界。探すは境界に住む妖怪 >>405-406
・境を織る少女と大妖怪。感情無き世界望む男現る >>407
・『非想非非想天の娘』×『小さきエレクトロン巨人』 >>408
・永遠亭の薬師の元へ >>409-410
・銀色の侍VS神霊の依り憑く月の姫 >>411
・脅迫される博麗の巫女。次向うは地底 >>412-413
・閉じた恋の瞳 >>414
・地底を行き来するジャックフロスト >>415-416
・牙をむく三叉のディスペクター。地霊殿に向え >>421-422
・固き牙を破れ >>423-424
・内に秘めた感情と感情操作 >>425-426
・表情豊かなポーカーフェイス >>427
・クラキの証言。まだまだ漂う不穏な空気 >>430
・争い、追われ、騙され、閉じ込められ >>431-432
・地獄の女神介入。博麗霊夢解放大作戦 >>433-434
・ゲーチスの目論み。霊夢の本音 >>435-436
・負の感情と電撃の乱入 >>437
・ゲーチスを退けろ >>438
・空間王を止めろ >>442-444
・霊夢の証言。幻想郷解放のためにいざ行かん。 >>445
・嫉妬に染められた色彩 >>446
・博麗神社を取り戻せ。そして解放と帰還。またすぐに来るけどさ >>447-449
『外界編』
・オカルティズムな探偵 >>500
・真実知ール >>503-504
・外界に住む狂信者 >>507-508
・事態の収束と外界の協力者 >>511
『『謎』が集まる探偵事務所編』
・行【ひとさがしのために】 >>523
・主【じょしゅとたんてい】 >>526
・殺【じけん】 >>529
・隠【かくす】 >>532-533
『シャドウシネマラビリンス編』
・復元された世界 >>564
・早々に起こる厄介事 >>567
・大衆の映画館街。映画好きの少女と時空を彷徨う者達 >>568-569
・虚飾の栄光の映画 >>570
・目覚めた黒猫(ブラックキャット) >>571
・映画館街に現れる番人 >>572
・スティックス・カントリー >>573-574
・妨害電波装置を破壊せよ >>575-576
・とにかく立ちはだかる番人。とにかく色々判明する >>577-578
・キーパー・オブ・シザース >>579-580
・再会のために >>581-583
・ようやく。そして・・・ >>584
・いざ急げ。異変解決のために >>585
・虚飾の戦姫の映画・・・? >>588-589
・覚悟と鏡 >>590-591
・映画館は残り続ける。例え客がいなくとも >>592
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クロスオーバー オリキャラ・オリ設定 東方project 秘封倶楽部 スマブラ登場作品関係 ポケモン ポップンミュージック ペルソナ スタジオわさび ぷよぷよ・ぷよテト ダンガンロンパ カップヘッド VOCALOID 妖怪ウォッチ おそ松さん 銀魂 銭天堂 デュエルマスターズ 笑ゥせぇるすまん 魔人探偵脳嚙ネウロ BLACK CAT ヘンリー・スティックミン 等(順次更新予定
BUG依頼応募用紙 >>42(休止)
BUGメンバー一覧 >>417
- 妖怪の山探索~河童とツノありと厄神と浮遊霊~ ( No.373 )
- 日時: 2022/03/19 17:54
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
前回の続き。
数か月前。
《ドデカクラフト美術館》
警官「貴様か怪盗ミラージュ!!覚悟し「ザン!!」だっ!?」
『怪盗ミラージュ』、それは世間を騒がせている、『鏡魔法』を使用する怪盗少女。
・・・とある日予告状が届き、警備は万全にしていたのだが・・・
???「クスクス・・・警察程度じゃぁ私は止められないんだけどねぇ。」
・・・現れたのは、怪しい雰囲気を放つ、上に白色の織物を羽織り、青い着物を着た謎の青目青髪団子結びの少女。怪盗ミラージュとは全くの別人だった。
・・・奇怪な魔物を操って警備を攻略していったその少女は、目当てだった、かなり奥深くに飾られている宝石を手に取る。
???「・・・やーっと手に入ったよ。こいつがあれば、私の商売のために実に役立ってくれる・・・♪「そこまでだっ!!」
・・・大量の警官を引き連れて現れたのは、長年怪盗ミラージュを追い続けている『ワドルドゥ警部』だった。
ワドルドゥ警部「警官が次々死傷に追い込まれていておかしいと思ったが・・・・やはり怪盗ミラージュの名を語る真っ赤な偽物だったとはな。何が目的だ!!」
???「チッ・・・随分としぶとい奴がいるねぇ・・・始末しなさい!!」
・・・その少女は、謎の魔物でワドルドゥ警部に攻撃しようとするが、ワドルドゥ警部はビーム能力を巧みに使い、一掃。
ワドルドゥ警部「今だ!!かかれ・・・って!?」
・・・すぐに捕まえようとしたが、連れてきた警官が全員倒れる。
背後にいたのは、アウトロー幹部のハルカスだった。
ハルカス「全く・・・なぜわざわざ世を騒がせる怪盗の名をかたる必要性があったのですか。手間をかけさせないでください。」
ワドルドゥ警部「なっ・・・!?」
???「だってさぁ、折角手に入れた『アンヴァース』を生み出して操る力を使わなきゃ損じゃない?だったら、アンタ達とは別で夜を騒がせている奴の名をかたった方がちょうどいい気がして♪」
ハルカス「意味不明ですよ全く・・・さて、この警部は使えそうですね・・・」
ワドルドゥ警部「っ!?一体何をする気だ「バチィッ!!」ふぉがっ・・・がっ・・・!!?」
・・・謎の電撃を浴びせられ、ワドルドゥ警部はカードに変えられてしまった。
???「フフッ・・・この宝石があれば、うちの店はもうかるはず・・・クスクス・・・♪」
ハルカス「・・・ハァ・・・(ため息」
《BUGギルド》
おろさん「~っ・・・一体どうなってんだ・・・霊夢が裏切るような行動をとるし何故かアンヴァースが現れるし・・・つかアンヴァースが一番ありえねーよ・・・「ピンポーン」ん?」
玄関のインターホンが鳴ったようで、客を招き入れると、そこに来たのはバトリオ警察の『カカポ警部』だった。
おろさん「・・・誰かと思えば久しぶりだなカカポ警部。」
カカポ警部「Ah。何だかんだでな。」
おろさん「そういえば、前にも訪ねてきたらしいが、今回来たのはそれ関係か?」
カカポ警部「・・・まぁな。警察内で汚職騒ぎが起きてしまい、そっちに時間を割く羽目になってな。今のタイミングになってしまったのだ。」
・・・こうしてカカポ警部は事情を説明する。
おろさん「えええっ!?数か月前からワドルドゥ警部が行方不明!?そりゃ大変じゃねぇか・・・」
カカポ警部「Ah・・・彼とは何年も前から付き合いがあるからな。何かと気になっていたのだ。
だが、探しても見つからず、仕方がないのでそちらを頼ることにしたのだ。」
おろさん「そうか・・・分かった。そっちも急いで探してみるよ。・・・ん?」
すると、幻想郷を解析中のパソコンから何か反応が。
おろさん「ん?これって・・・えっ、どうなってんだ・・・?」
《妖怪の山》
その頃。強引に妖怪の山に入り込んだ一同。とりあえず何組かに分かれて行動。
陽介「け、結局侵入者扱いされそうだなこりゃ・・・;」
クマ「とにかく、今は急いで山の仙人って言うのを見つけるクマ!」
・・・川の近く。そこに何故か、2本の角を長い緑髪で隠している少女・・・ぷよぷよの『リデル』が迷い込んでいた。
リデル「こ、ここはどこですかーっ・・・!?・・・ううう・・・目が覚めたら突然この不思議な所に飛ばされて・・・あら・・・?」
・・・すると、付近に誰か集団がいるのを見つける。
・・・主に、緑のキャスケットを被り、緑色の大きなリュックを背負い、水色の上着とスカートを着ている、その特徴からして大方『河童』である。
その中で、ウェーブのかかった外羽が特徴的である青髪に赤い数珠のようなアクセサリーでツインテールみたいにしている髪型で、胸元に鍵があるのが『河城にとり』。
何かを作っていたらしく、にとりが指揮をとって製作を行っていたらしい。
にとり「諸君!!天魔様からの命令で、あの魔物達を倒すため、おかしくなった仲間を元に戻すために手間暇かけて作り上げた特別な装置が遂に完成した!!」
リデル「装置・・・?」←茂みに隠れて様子を見ている
・・・河童たちが歓声をあげている中、リデルは良く分からずとりあえず様子を見てみる。
にとり「『音』を使ったこの機械を使えば、あの魔物も一網打尽だ!!」
リデル「魔物・・・?どういう事でしょーーって、わわわっ!!?」
・・・様子を見ていたリデルだが、うっかり転倒。河童たちに見つかる。
河童「誰!?」
河童「侵入者!?えっ!?」
にとり「お前一体誰だ!!まさかあの魔物の仲間とかじゃないだろうなって・・・ん?」
・・・河童たちは、リデルが髪で隠している角を見る。
河童「えっ!?角!?」
河童「・・・ま、まさか・・・鬼!?」
・・・角に驚いて、ほとんどの河童たちは隠れてしまった。
にとり「お、鬼!?・・・ってオイ何か初めて見る奴!!一体何なんだ!!鬼か!?それともあの魔物共の差し金か!!もしくは両方か!?」
リデル「えっ!?ええっ!!?私鬼じゃないです!!そして魔物とかそう言うのホントに分かりません!!」
にとり「いいや絶対怪しい!!大体お前何処から来たんだ!?」
リデル「ぷ、プリンプタウンです・・・」
にとり「どこだよソコ」
リデル「わ、わかりません・・・」
にとり「わかりませんって、余計怪しいぞ」
リデル「ホントなんですってェー!!」←半泣き
にとり「ってオイ泣くな!!・・・あーもうわかったよ!!鬼じゃないんでしょ悪い奴ってわけでもないんだろ!?」
リデル「そ、そうです・・・目が覚めて何故か急にここに飛ばされてて・・・ここもとても素敵な場所ですが知らない地ですから流石にさみしいですよー!・・・」
にとり「さりげなく誉め言葉をどうも・・・;ここまですがすがしいくらい内気だと本当に鬼でも魔物の仲間でもないのかもね・・・;・・・ん?」
・・・一応誤解が解けたようだが、するとそこに誰かがやって来る。
エメラルドグリーンの長髪を全て胸元に一本にまとめ、頭部に(なんか文字が書かれている)フリル付き暗い赤色のリボンを結んだヘッドドレスを着けている、ゴスロリ風の衣装をまとった少女・・・厄神『鍵山雛』である。
にとり「あ、雛じゃないか。って・・・!?」
リデル「?知り合いですか?」
にとり「いや、確かに知っている奴ではあるけれど・・・」
・・・その雛の目が、金色に光っている。どうやらシャドウブロックに操られているらしい。
雛「・・・・」
・・・背後に、赤いマントを羽織った青猫妖怪がいる。『フユニャン』だろう。彼もまたシャドウブロックに操られている。
フユニャン「・・・ハァッ!!!(突進してくる」
にとり「わわわっ!?」
急いで、作った機械を持ってよけるにとり。
すると、更に周辺にアンヴァースやディスタスが現れる。ディスタスの中に、仲間であるはずの河童や天狗たちが入っている。
リデル「あ、あれってどうなっているんですか!?」
にとり「わからない・・・でも、ああやって目が金色に光ってる奴や、何か機械っぽくなってる奴等は何故かみんなおかしくなってるんだ!!みんな逃げーー」
雛「・・・・」
・・・雛がいることによるものか、木々が倒れて周辺の河童たちが動けなくなってしまう。
にとり「みんな!?」
青みがかった髪の三白眼の男「・・・フン・・・」
・・・すると、アウトローと結託していると思われる人物が、地面にシャドウブロックを投げ転がす。
・・・そしたら、粒のようになり、それらは動けなくなった河童たちを包んでカードに変え、そしてディスタスに変えてしまった。
リデル「ええええっ!!?」
にとり「そんな・・・!!」
雛&フユニャン「・・・・」
・・・雛は弾幕で、フユニャンは『ど根性ストレート肉球』で攻撃しようとしてくる。
危機的状況と思われたが・・・
陽介「『ジライヤ』!!『テンタラフー』だ!!」
クマ「『キントキドウジ』!!『マハブフーラ』!!」
・・・咄嗟に陽介とクマが駆けつけ、雛とフユニャンを混乱状態にして、そこをすぐに攻撃。
雛&フユニャン「!!!?」
陽介「なんか騒がしかったから来たけど、一応間に合ったみたいだな・・・」
クマ「セーフクマね!!」
にとり「・・・えっ、助かったけれど今度は誰?うち一人は人間だけれど」
クマ「チッチッチ。クマも一皮脱げば美少年「後でな;(by陽介」そろそろお披露目したいのにクマ~!」
リデル「え、えっと・・・」
陽介「ん?・・・あれ、もしかしてクルーク達が言ってた『リデル』って子か?」
リデル「えっ!?何で知って・・・ていうかクルークさん達のこと知ってるんですか?」
クマ「色々あったクマけど話は後クマ!!」
陽介「今はアイツらどうにかするぞ!!」
雛「・・・・」←体勢を立て直す
フユニャン「・・・・」←同じく
エネミー達「・・・」
陽介「何か良く分かんねーの混じってるし、流石にこりゃ数が多すぎるぞ?「ほう?そういう事だったらこれの出番だね?」ん?」
するとにとりが、さっき作ったとされる機械を使おうとする。
にとり「これは『魔物蹴散らすんだー君』!ここから出る『音』で相手の動きを封じて波動攻撃で倒すんだ!!早速使ってーー」
・・・スイッチを押すが、何も起こらない。
リデル「・・・何も起きませんよ?」
にとり「えっ?・・・あー・・・
・・・しまったあああああああああああああ!!これ別で作った音を出す機械がないと使えないんだったああああああああああああああああああ!!!」
陽介「ええええ・・・・;;」
にとり「・・・えっと、何か音出せるやつない?このコードに繋げばいいんだけど・・・」
陽介「いや都合よくあるわけ・・・ん?この形・・・これで使えるか?」
・・・陽介は、携帯機種を取り出してみる。差してみると見ごとに繋がった。
にとり「よくやったぞ盟友!!何の機械かはともかく音を出すんだ!!」
陽介「よし来た!!・・・えっと、とりあえず千本桜・・・」
・・・曲を流すと、その機械を通じて音の波動が放たれる。それによって、エネミー達やフユニャンと雛の動きが止まる。
クマ「チャンスクマね!!一気に決めるクマ!!」
陽介「ここも俺がやるぜ!!・・・『ブレイブザッパー』!!」
・・・思いっきり連撃攻撃を繰り出し、エネミー達を一掃。雛とフユニャンも撃退。さっきディスタスにされていた河童たちも元に戻った。
・・・2名に入れられていたシャドウブロックも抽出され、謎の古代文字によって消滅した。
にとり「みんなっ!!」
リデル「な、何とかなったんですね・・・」
陽介「ああ・・・・ところでお前・・・」
にとり「ん?・・・私は『河城にとり』だよ。」
陽介「あ、そうなの・・・んで、何でこんな機械を作ったんだ?」
にとり「何でって・・・さっきみたいにおかしくなった仲間や、変な魔物をどうにかするためだよ。何故か普通の攻撃じゃ倒せなかったから、色々手間をかけて完成させたんだけど・・・」
クマ「・・・動きは止められてたけど、倒せてなかったクマよね?」
陽介「そうだな・・・後そもそも、別にそれ使わなくてももうエネミーは倒せるはずだぞ。」
にとり「・・・どういう事?」
陽介「さっき、変なウジャウジャってしたやつを見なかったか?それのお陰で、大体の攻撃でさっきのを倒せるはずなんだ。」
にとり「ひゅいいっ!?そうだったの!?じゃあ私たちの苦労は何だったんだー!?」
クマ「でも、この蹴散らす君だとかは一応使えそうクマね!」
陽介「まぁほとんどオーディオでしか使える気がしねーけど・・・ってうおおおおいこれ結構バッテリー使うじゃねーかぁぁぁぁぁぁ!!」
にとり「まぁ本来使う機種と異なるからね・・・「う、うーん・・・」
すると、フユニャンが起き上がる。
フユニャン「こ、ここはどこだ・・・記録がおぼろげだが・・・何か、ヒーローとは真逆の行動をとってしまっていた気がする・・・」
クマ「あ、起きたクマ。」
陽介「あー・・・お前、ジバニャン達が言ってた『フユニャン』って奴か?」
フユニャン「ん?知っているのか?・・・だったら話が早いかもしれない・・・」
リデル「?何がですか・・・?」
フユニャン「実は・・・
・・・妖魔界の牢に閉じ込めていたはずの『イカカモネ議長』と言う、先代閻魔大魔王の死後にかつて妖魔界を乗っ取ろうとしていた妖怪が、脱獄してしまったんだ!!」
クマ「えええええっ!!?良く分からないけどヤバいのは確かクマ!!」
にとり「え、閻魔!?ていうか色々どういう事!?」
MZD『・・・色々説明しねーとな・・・』
にとり「今度はどこからか声が!!えっ!?通信機!?(○□○)」
陽介「さっきからお前驚きすぎだろオイ!?」
雛「ん?アレ?私は何をして・・・ていうか何故か体が軽い・・・」
続く。感想OK。
- 秋を彩る探索劇 ( No.374 )
- 日時: 2022/03/20 18:39
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
前回の続きです。
「イカン・・・イカン!!何故だ!!何故シャドウブロックが効かないのだ!!」
・・・妖怪の山の麓。何やら誰かが焦っている様子。
その者の前には、左目と左手が赤い水色髪の少年・・・ぷよぷよの『シグ』が。何故かシャドウブロックが効いてないらしい。
シグ「ぐー・・・・」←目を開けたまま寝てる
「くうううっ・・・これは完全に予想外じゃなイカ!?しかも何か目を開けたまま眠ってるし!!これでは最悪名折れしてしまうではなイカ!こうなれば・・・「ちょっと待ったァ!!」なっ・・・誰だ!?」
そこに雪子と千枝が。
千枝「・・・って、誰と誰!?」
雪子「片方は・・・イカ?食べれるかな「やめた方が良いと思う・・・;」
「くっ・・・!!まさかBUGか!!このガキに手間取り過ぎた・・・!」
千枝「で、結局誰なのよアンタ!!」
「チッ・・・この『イカカモネ議長』をアンタ呼ばわりとは・・・!!」
そのイカの妖怪は、『イカカモネ議長』だった。どうやらアウトローと結託しているらしい。
イカカモネ議長「こうなったらこのガキはもういい!!行け!!蟲を操る妖蟲よ!!」
・・・すると現れたのは、甲虫の外羽を模したようなマントを羽織っている、ボーイッシュな出で立ちの緑色のショートカットヘアの少女・・・『リグル・ナイトバグ』である。シャドウブロックに操られているようだ。
リグル「・・・・・」
リグルは、ディスタスにされている虫型キャラを操り、襲い掛からせる。
スピアー(ディスタス)達「・・・・」
ガサゴソ(ディスタス)達「・・・・」
千枝「どわあああ早速来た!!」
雪子「全部蹴散らす!!『コノハナサクヤ』っ!!」
リグル「・・・・」
・・・リグルは能力で虫達を操り、『マハラギオン』での炎攻撃を軽やかに避けさせたり、弾幕で相殺させたりする。
雪子「やだっ、凄い避けられた。」
千枝「だったら次は私が・・・「そうはさせん!!」ほわっ!?」
・・・千枝が行動しようとすると、イカカモネ議長が魔弾で妨害。
リグル「・・・・」←弾幕を放ってくる
ディスタス達「攻撃を仕掛けてくる」
結構ヤバい状況。すると・・・
「ガッハッハ!!何やら困ってるようだな!!俺に任せろ!!」
・・・突然、巨体な者が飛び込んできて、木々に燃え移らない程度で強めの炎でディスタス達が一掃された。
イカカモネ議長「なっ!?一体何者だ「そりゃっ!!」「ええいっ!!」ぎゃっふ!!?」
・・・すぐさまイカカモネ議長は背後から強めのキックをもらい、真上からカボチャのような弾幕が頭部に直撃。
イカカモネ議長「ぐっ・・・勘弁しなイカ!!もういい撤退だ!!」←次元の穴に入る
千枝「い、今のって・・・ていうか・・・」
・・・先程飛び込んできたのは、トラのような外見のレスラーっぽいポケモン・・・ヒールポケモン『ガオガエン』だった。
ガオガエン「これくらいの奴等、俺様の敵じゃないぜ!」
雪子「誰!?虎!?それともレスラー!?」
千枝「ていうかポケモンだよねあれって!?」
リグル「・・・!?「秋符『フォーリンブラスト』!!」「豊作『穀物神の約束』っ!!」!!?」
シグ「う」←目が覚める
突然弾幕が飛んできて、リグルに命中。大ダメージ。すぐに撃退されて、抽出されたシャドウブロックも謎の古代文字によって消滅した。
千枝「何かあっさり倒されちゃってる・・・ていうか、今度は誰?」
「あら、今知らないのみたいなこと言いかけちゃったけれど、よく見たら初めて見る人達ね。」
「もしかして、ガオガエンさんと同じ別世界の存在?」
今弾幕攻撃をしたのは、金髪で、黄色い上着とオレンジ色のエプロンを着用している少女と、同じく金髪で、細いシルエットをした赤い上着を着ている少女。
・・・豊穣の神『秋穣子』と、姉である紅葉の神『秋静葉』である。
ガオガエン「・・・ところでそこのお嬢さん達、何でこんな場所にいるんだ。
・・・いや待てよ・・・もしやお前達、BUG関係者か?」
千枝「えっ!?何でその事を・・・」
ガオガエン「この俺『ガオガエン』様も一応BUGのメンバーだからな。こういう地に全く別の世界の者がいるとすれば大抵BUGだと思っているのだ。」
千枝「そ、そうなんだ・・・;まぁ話が早くていいけれど・・・」
静葉「あら、と言う事はガオガエンさんの知り合いの知り合いって所かしら?」
穣子「それだったら、今起きてる自体もどうにかしてくれるかな?」
千枝「それで・・・そちらは?」
ガオガエン「この2人は秋を司っている神様姉妹だ。俺は季節の中で秋が最も好きで、この世界に飛ばされて迷い込んで色々あって出会って、色々話してたら意気投合したのだ。
何しろ、秋は実に美しい紅葉もあるし、栄養満点な野菜もわんさかあるからな!ガッハッハ!」
千枝「意外とベジタリアンなんだ・・・;」
雪子「たしかに秋と言えば、きれいな絶景とか、秋野菜を使った料理とかテレビで見るからね。」
穣子「でしょでしょ!?何だかんだ何かと不憫な扱い受けることもしばしばあったけど、ここまで秋に熱意や好意を向けてくれる人(?)は初めてかも!」
静葉「秋の神続けててよかった・・・(感動」
千枝「・・・何があったんだろう今まで・・・;(そして神様って実感がわかないのは何でだろう・・・;)」
静葉「・・・ところで、貴方達はどうして妖怪の山にいるのかしら?麓とは言え、あんまり天狗とかの領地に入ると面倒な事になるわよ?」
千枝「あ、それなんだけれど・・・「ムシー・・・」ん?」
すると、さっき起きていたシグが、起き上がったばかりのリグルを見ている。
リグル「えっ、あのっ、そんな見つめられると困るんだけれど・・・;」
穣子「あれ、よく見たらこの子リグルって子だったかしら?どうして妖怪の山に・・・」
雪子「さっきイカみたいな人が召喚した」
静葉「イカ?」
千枝「ていうかこの何か左手が赤い男の子、ラフィーナ達が言ってたシグって子だよね?連絡して色々伝えないと・・・」
ところでこの世界の時系列っていつなんだろうね(ry
続く。感想OK。
- 片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま ( No.375 )
- 日時: 2022/03/21 18:16
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
どうも。おろさんです。今回も前回の続きです。
・・・妖怪の山のとあるエリア。そこに、赤ぷよ帽を被っている女の子・・・ぷよぷよの『アミティ』が何故か迷い込んでいた。
アミティ「うーん・・・ぷよ勝負をしてたわけでもないのに急によくわかんないところに飛ばされちゃったけど・・・ここホントにどこー!?」
・・・山をうろついている中、そこに・・・
「・・・あら、貴方こんなところで何をやっているのかしら?」
アミティ「わっ、誰!?」
現れたのは、頭にシニヨンキャップと呼ばれる団子みたい何を被り、右腕全体が包帯でぐるぐる巻きになっているのが特徴的な女の人・・・彼女こそ、山の仙人である『茨木華扇』だった。
華扇「見かけない人ね・・・もしかして貴方、外の世界の人間かしら?」
アミティ「そ、外の世界・・・?」
華扇「良く分かっていないみたいね・・・ここは『幻想郷』と言って、貴方達が住んでいる所から隔離された場所なの。」
アミティ「あれ?幻想郷って、何か聞いたことが・・・私はプリンプタウンって所から色々あって何故かこの場所に迷い込みました・・・」
華扇「プリンプ・・・?知らない所ね・・・・・いえ、もしかして貴方、全く別の世界から来たのかしら?幻想郷をなんとなく知っているとなれば・・・」
アミティ「別の世界?・・・そうなるのかなぁ。よくぷよ勝負をしてるとりんご達が住んでる町に飛ばされちゃうことはあるけれど・・・」
華扇「・・・ど、どういう意味かは分からないけど・・・どっちにしても、このままにしておけなーー「ガサガサ・・・」?」
・・・そこに、茂みからみほが現れる。
アミティ「ええっ!?たしか・・・みほさんだよね?」
みほ「えっ?あれっ?アミティ!?幻想郷に飛ばされてたなんて・・・
アミティ「それはそうと、なんでこんなところにいるの?」
みほ「ちょっと訳があって・・・ていうか色々あって3手に別れたら結果的に私一人だししかも天狗っぽい人達に何かと襲われるしぃ!!」
華扇「天狗たちの領地に入り込んでしまったようね・・・;」
みほ「ん?あれ?貴方は・・・」
華扇「茨木華扇。山に住む仙人よ。」
みほ「・・・でっ、ええっ!?私達色々あって貴方に用件があったんですけれど・・・苦労した甲斐があった・・・(半泣き」
華扇「そう・・・;ところで、用件って・・・「み、見つけましたよ!!」あら・・・」
・・・そこに、犬走椛が現れる。何か物凄いヘトヘトだ。
椛「ゼェ・・・ゼェ・・・あの妖怪2人組・・・片方は鬼だと自称していましたが一体全体何だったのか・・・本気で疲れた・・・;
・・・とにかく!!そこの勝手に侵入した人間と・・・えっと・・・(アミティを見る)どなたかも知らない良く分からない人間!!」
アミティ「良く分からないって私の事・・・?」
椛「その通りです・・・とにかく!!貴方はまだしも、道に迷ったらしくとも手にこちらの領地に入った侵入者は排除します!!」
みほ「でえええっ!?」
・・・うっかり領地に入ったらしいみほだが、華扇は椛をなだめようとする。
華扇「待ってくれないかしら?・・・どうやら彼女、私に用があって・・・」
椛「いくら貴方の頼みだとしても、私だけの決断で堪忍するわけには行きませーー「キキーッ!!」ふぉぎゃっ!!?」
唐突に横からデュオン(on百鬼姫)が爆走してきて、椛が軽く飛ばされる(そんでもって木に刺さる)。
百鬼姫「カゲムシ、ここらへんで止めるぞ。」
ゲムヲ「・・・今何かにぶつかりマシタ?」←デュオンから戻る
みほ「あっ、百鬼姫とゲムヲ・・・」
百鬼姫「む、こんな所にいたのか金髪ギター弾き女。」
華扇「・・・彼女たちは・・・仲間?」
みほ「あ、はい一応・・・」
アミティ「2人とも久しぶりー!」
ゲムヲ「アミティさんモいたのデスカ。お久しぶりデス。」
百鬼姫「・・・それで、そっちは?」
華扇「・・・私は茨木華扇。まだまだ修行中の身だけど、仙人です。」
百鬼姫「(この気配・・・もしやわらわと同じ・・・)ほう・・・こやつがあのグラサン音楽神(MZD)や作者が言っていた者か。成り行きで、見境なく攻撃を仕向けてる天狗をおっぱらっていたが、無事に見つかったな。」
華扇「何盛大に勝手な事をしているの・・・;天狗は仲間意識が強い分、外部にはかなり冷たいのよ?」
百鬼姫「らしいな。・・・まぁ、わらわが『鬼』の血筋であることを知ったらかなり動揺しておったが。」
華扇「鬼!?」
みほ「えっ、急にどうしたんですか華扇さん。・・・ああ、百鬼姫は地獄の小さな国に住んでいるお姫様だって、まり花さん達が言ってたなぁ」
華扇「えっ」
百鬼姫「ちなみに父親は様々な世界を巡っている『海賊』とやらのリーダーじゃ。これ写真」←なんか誇らしい顔で、父親鬼KINGとのツーショット写真を見せる
華扇「は、はぁ・・・」
・・・百鬼姫の自白とかで華扇はかなり動揺する。まぁ原作とかの事を知っているとなんとなくわかる話でもあるのだが・・・
百鬼姫「(かなり動揺しておるのう・・・やはりあんまり知られたくないようじゃな・・・)「ズズズズ・・・」・・・む?」
・・・すると、華扇の後ろの地面辺りから、揺れる音がする。
そして現れたのは、かなり太い2本のつるのムチ。
「・・・カアアアアアッ!!」
百鬼姫「・・・ってオイ後ろ!!」
華扇「えっ?・・・って!?」
・・・急いで攻撃を避ける。・・・そして、土の中から突如現れたのは、亀のような外見をした、オリガミにされた存在が、キョダイマックスしたたねポケモン『フシギバナ』に縫い合わされている感じのディスペクターだった。
土花縫合《フシギバガミ》「グオオオオオオッ!!!」
アミティ「えええっ!?何アレ!?」
みほ「ディスペクター!?いつの間に・・・」
フシギバガミ「カアアアアア!!」←『ダイロック』のような攻撃をする
ゲムヲ「サセマセン!!」←『オクトパス』で攻撃を破壊
百鬼姫「・・・オイ、細かい説明は後でする。ひとまずあやつを倒すのを手伝ってくれるか?」
アミティ「オッケー!!アミティ、いっきまーす!!」
華扇「・・・仕方ないわね・・・思いっきりやるから覚悟しなさい!!」
フシギバガミ「カアアアアアッ!!」
一旦区切ります。感想まだ。
- 片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま ( No.376 )
- 日時: 2022/03/21 18:45
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
続き。
フシギバガミ「カアアアアアッ!!」←『はなふぶき』を放ってくる
百鬼姫「燃やせっ!!」←闇の炎で防ぐ
フシギバガミ「カアアアアアッ!!」←砂のブレスを放つ
華扇「包符『義腕プロテウス』!!」
右腕(包帯)で砂を包み込み、それをフシギバガミにぶつける。
フシギバガミ「ッ・・・!!」
アミティ「いっくよー!『サイクロワール』!!」←風の魔法で攻撃
みほ「雷魔法『エレキバースト』!!5連だよっ!!」
フシギバガミ「グググ・・・カアアアアアッ!!」
攻撃を食らっていたフシギバガミ。すると今度は、地ならしを起こす。
そしたら、周りの地面が揺れ始めたり、壁のようになったりして、巧みに操作される。
華扇「地面を操っている・・・!?「カアアアアアッ!!!」!!?」
今度は、華扇に集中攻撃を向ける。華扇は何とか攻撃を避けるものの、攻撃の隙をフシギバガミは与えない。
みほ「・・・あれ?何かあのディスペクター、様子が変じゃない?私達の事は見向きもしないで・・・」
百鬼姫「これは・・・まさか、狙いはあの仙人なのか・・・!?」
アミティ「だったら助けないとーー」
フシギバガミ「カアアアアアッ!!!」
即座に土のドームを作り、4名を中に閉じ込める。
ゲムヲ「閉じ込められましタ!!?!」
百鬼姫「っ・・・ダメじゃ固すぎる!!内部からじゃ出られないぞ!!」
アミティ「えええっ!?」
フシギバガミ「カアアアアアッ!!」
・・・フシギバガミは、『つるのムチ』で華扇を拘束する。
華扇「くっ・・・!?」
・・・結構ピンチ。すると・・・
「・・・・どおおおおりゃああああああああっ!!!」
フシギバガミ「グエッ!!?」
・・・背後から思いっきり攻撃されて、弱点の尻尾を思いっきり攻撃される。
華扇「!?」
その反動でツタが外れる。・・・尚、攻撃したのは・・・
千枝「よぉし!!どうだ参ったか!!」
カービィ「バッチリだね!!」
・・・駆けつけた千枝とカービィだった。千枝はキックで、カービィはロボボアーマーのパンチで攻撃したらしい。
みほ「あれっ?何かすごい声が聞こえたような・・・「どおおおおおりゃあああっ!!!」!?」
・・・土の壁を、外部からガオガエンが破壊する。
ガオガエン「ガッハッハ!!何故かドームがあったから破壊したがやっぱり誰かを閉じ込めていたのか!」
ゲムヲ「ガオガエンさん!!!?」
リデル「あっ!!アミティさん!大丈夫ですか!?」
シグ「無事そう。」
アミティ「えっ!?シグにリデル!?」
・・・そして、山の至るエリアにいた面々が大集合した。
文「何やらものすごい音が鳴ったので、途中でにとりやいろんな方々と合流して来てみましたが・・・椛は何があったんですか?」
にとり「さぁ・・・;」
椛「あう・・・」←失神中
陽介「お前ら大丈夫か!?色々あって結構数増えてるけど何とか間に合ったぜ・・・!!」
雪子「それで、あの右腕が包帯の人が仙人って人?」
華扇「・・・貴方達は・・・数名を除いて異世界の者達のようだけど・・・」
フシギバガミ「カアアアアアッ!!」
静葉「あの巨大な亀?は何なのかしら。」
穣子「さては今まで地形変動が起きていたのはアイツの仕業!?だったらよくも今までやってくれたわね!!お陰で作物がまともに育たないじゃん!!許さないわよー!!」
静葉「そうね・・・徹底的に散らしてあげましょう」
クマ「何かこのオネーさん達、図に乗ってないクマか・・・?」
ピカチュウ「さぁな・・・」
フユニャン「まぁ、心強いのは変わりないだろう」
フシギバガミ「グッ・・・「災禍『呪いの雛人形』」「秘法『九字刺し』っ!」!?」
・・・背後から雛と早苗が弾幕で攻撃。
雛「あなたが山で起こっていた災厄の原因ね!!とっととえんがちょなさいっ!!」
早苗「ディスペクターの話は聞きました!!かの有名なキャラクター達を無理やり混ぜて怪物にするなんて許せませんっ!!」
フシギバガミ「グググ・・・カアアアアアッ!!!」
・・・フシギバガミが頭と両手両足を引っ込ませて、大地震を起こそうとする。
フシギバガミ「カアアアアア「隙だらけだぞ?」ア?」
・・・真上から、ギガクッパが落ちてくる。上空から蓮子とメリーがスタンバイしていたようだ。
・・・それによってフシギバガミは潰れ、そのまますぐに一同が攻撃を浴びせて撃退。『土ガミ』と『フシギバナ』のカードに戻って何処かに消えた。
蓮子「何とか勝ったわね!」
メリー「何から何まで苦労するわ・・・」
華扇「・・・色々言うところはありますが、とりあえず助かったわ・・・ん?(蓮子とメリーを見る)・・・この2人は・・・」
早苗「宇佐見蓮子さんとマエリベリー・ハーンさんって言って、どうやら外の世界から異世界に迷いこんでしまったらしいです。」
華扇「外の世界から全く別の世界に!?一体何故・・・ていうか宇佐見って・・・」
クマ「・・・そういえば、クマ達は山の仙人のオネーさんに話が用があって来たんだクマ。色んな世界で起きていることを伝えてほしいって作者に頼まれたんだクマ。」
ピカチュウ「そうだった!!あと霊夢の事や、この新聞の事がどういう事かも聞かねぇと・・・」
みほ「ええっ!?霊夢さんに何かあったの!?」
華扇「・・・!?」
・・・華扇はまた驚くが、少し経って冷静になって話し出す。
華扇「・・・分かったわよ・・・まずは互いの情報共有をしないと・・・」
ニット帽を被った長髪男性「・・・チッ!!大地を操るカミを使ったっていうのに全然使えねーじゃないか・・・しかもよりにもよって新しく『脅迫材料』にしようとした茨華仙を捕え損ねるなんて・・・・!!」
椛「うぐっ・・・(起きる)私は・・・あっ!!そういえば侵入者を・・・って何か増えてる・・・ん?」
白狼天狗「あの、先輩・・・」←椛の前に駆けつけ話しかける
椛「・・・えっ?大天狗様が『山に入り込んだ者達を追うのは中止しろ』と?一体なぜ・・・『彼らがここに来てから、山で起こっていた騒ぎや問題がかなり減ったから一旦様子見しろ』?・・・そう、ですか・・・」
続く。感想OK。
- 幻想郷捜索。起こりし異常 ( No.377 )
- 日時: 2022/04/01 11:06
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
どうも。おろさんです。
・・・前回、妖怪の山で色々ありましたが、今回は何とか出会えた茨木華扇に色々話し、一方その頃の面子は・・・と言う感じでございます
5分後。
《守矢神社》
華扇「あまり易々と人を招き入れるわけにはいかないので、とりあえず守矢神社に来ました。」
ピカチュウ「とりあえず、また情報共有ってワケか。」
情報共有して10分後・・・
華扇「世界の隔離に、原因となっているシャドウブロックとやらが博麗神社に・・・更には霊夢が・・・山で起きている問題を相手にしている間にそんなことまで・・・」
ゲムヲ「アンヴァースとやらハいつ現れたのデスカ?」
諏訪子「いつだったっけ?」
神奈子「ざっと2週間前だな。」
ピカチュウ「アンヴァースを見た時、作者は激しく驚いてたが・・・他に最近起こってたことは無いのか?まだ他のとこを捜索してる仲間からの連絡が来ていないし、アンヴァース関連でなくても何か心当たりはあるか?」
華扇「最近起こっていたこと・・・うーん・・・
・・・あっ・・・そういえば、そのアンヴァースが現れた少し前に、『菓子売り』を名乗る少女が、人里に現れたのよ。」
カービィ「菓子売り?お菓子を売る人?」
華扇「はい・・・でも、彼女が来てから、子供やご老体を除く人里の人達の様子がおかしくなっていったわ
・・・誰だか知らない、黒ローブ男の意見を崇拝するようになったの。」
みほ「黒ローブの・・男?」
・・・『菓子売りの少女』と『黒ローブの男』と言うワードが出てきたが、華扇は続けてこう話す。
華扇「ええ、たしか『ゲーチス』って・・」
クッパ「ゲーチス・・・?む?確かソイツ、ポケモンの世界でイッシュ地方で『プラズマ団』を裏で率いていた奴だったな。ポケモンを解放するという名目で人からポケモンを奪っていた。」
アミティ「だとしたら何でそんな人が?」
陽介「さぁな・・・」
華扇「ええ、菓子売りの少女が現れてちょっと経った頃、ゲーチスと名乗る男が現れて、『人間の尊厳を取り戻せ』何て人里の人間に言いふらして、そこから。」
千枝「何か、他に人とかいたりした?」
華扇「・・・その男を取り繕ってる人みたいな女の子くらいならいたけれど・・・」
クマ「どっちにしても、あんまりいい話じゃなさそうクマねー・・・「とりあえず、ある程度の情報共有は出来たみたいだな。」クマ?」
すると、MZDから連絡が入る。
MZD『さっきレムレスから連絡があってな。多分さっきまでの話と関連があるかもしえねぇ。』
リデル「えっ?レムレスさんも来ていたんですか・・・」
MZD『ああ。・・・今は悠やユキナリ達が先に行ってた『紅魔館』に向かってるから、お前らもそこに向かってくれないか。』
ピカチュウ「紅魔館って、レミリア達の所の・・・」
アミティ「だったら早く行こうよ!!まだよくわかんないこととか、話が追い付いてない所もあるけど、このままにはしておけないよ!」
ガオガエン「そういう事なら答えは一つ!!行くぞ!!」
ピカチュウ「・・・とその前に、お前達にも手伝ってもらえないか?」
・・・まず、道中で出会った妖怪の山の面々にも、手を貸してもらうよう言う。
にとり「まぁなんとなく言うと思ったよp。いいよここは手を貸そう。借りできちゃってるし。」
文「そうですね・・・久々に異世界の面々の事について取材したりするのも良いですし、まぁどちらにせよ手を貸しますよ。改造されてたことに関しても追求しなければなりませんし」
穣子「人里の人たちがおかしいままだとこっちも死活問題になりかねないし、直接じゃなくても手を貸してあげる。・・・姉さんは?」
静葉「穣子と全く同じ意見ね。・・・正直蹴り飛ばしたい(小声」
雛「私も同じ意見よ。幻想郷に厄が溜まりに溜まっているって言うのもあるし。」
早苗「私は前からやる気満々です!!(キッパリ」
神奈子「・・・らしいから、今は早苗を頼むよ。」
諏訪子「変なことするんじゃないよ。特にヘッドフォンの奴」
陽介「しねーよ!?そして何でだよ!!?」
雪子「日頃の行い定期とか?」
陽介「そんな恨まれるような真似してねーっつーの!!?・・・ねーよな?」
華扇「・・・皆やけにやる気満々ね・・・「そりゃそうじゃ。」
百鬼姫「散々好き勝手やられとるからのう。実際鬱憤が溜まってたり、関係を持っている者達を助けたいのじゃろ。
・・・お前もそうではないのか?茨華仙。」
華扇「・・・ええ・・・正直の所、全くその通りね。私も霊夢や皆を助けたい。」
百鬼姫「フム・・・随分信頼しているようじゃのう・・・まぁ、とりあえずそっちも色々手伝ってもらえるか?」
華扇「・・・分かったわ。正直作者の行動には納得できない部分は多いけど、それとこれはまた別。まずは幻想郷を元に戻すのを手伝ってあげる。」
百鬼姫「そう言ってくれると心強く思えるな。あ、どうじゃ、この際ちくわパフェでも食べるか。美味いぞ。咲子殿が持ち運びでコンビニスイーツのようにしているのじゃ。」←コンビニスイーツみたいにしたちくパを取り出す
華扇「ち、ちくわパフェ・・・い、頂きます・・・」
百鬼姫「ありがたい話じゃ『同士』よ。」
華扇「同士!?」
蓮子「・・・分かってたことだけれど、やっぱり面白い人達ね。」
メリー「そうね。ちょっと不謹慎かもだけど、ウキウキしてきちゃった。」
・・・と言う事で、妖怪の山の面々(の一部)が協力してくれることになったのであった。
・・・その頃。
《幻想郷:魔法の森》
・・・魔法の森。幻想郷で最も湿度が高い原生林。
アリス「着いたわ。ここが『魔法の森』よ。」
アリスに案内されて来た菜乃と薬子。
菜乃「成程。案内ありがとうございます。」
薬子「何か薬の材料とってか見つかるかな「流石にやめましょうよ;」
菜乃「・・・この気配・・・恐らくエネミーが辺りに潜んでいる可能性はありますね。アリスさんは戦える力は戻ってますよね?」
アリス「ええ。長い時間眠ってたからなのか、普通に回復してたわよ。」
菜乃「・・・ひとまず、魔理沙さんが住んでる『霧雨魔法店』へ向かいますか。とりあえずここら辺を直進「ちょっと待って待って待って;」ん?」
・・・菜乃が平気で森の中を進もうとしたが、アリスに止められる。
アリス「魔法の森は瘴気とかで人間が無理に進むと大分きついのよ。あんまり迂闊に進むと」
薬子「すでに話聞かずに進んでるけれど」
アリス「上海人形っっっっっっっ!!」
上海人形「シャンハーイ」
・・・菜乃が勝手に先に進もうとするので、上海人形に引っ張られ戻される
アリス「何で自分で『案内して』って言った本人が人の話を聞かずに直進しようとするのよ!?ていうかこの森は化け物茸の胞子のせいで並の人間じゃ・・・」
菜乃「・・・ふぇ?」
アリス「何で分かってないのよ!?」
薬子「ああ、菜乃は毒とか瘴気とかそう言うの一切効かないから。たまに毒の沼に平然と入るよ」
菜乃「服も特注品で毒耐性付きです。」
アリス「えええ・・・;;ていうか誰かさんと気が合いそうねそれは・・・」
菜乃「?・・・気を取り直して、早く行きましょうか!」
アリス「発端貴方でしょう・・・;もしかしたら魔理沙より無茶苦茶かも・・・;
・・・そういえば、香霖堂に言ってた人達がいた気が・・・」
《香霖堂》
・・・森の入り口にある、半妖の男性『森近霖之助』が経営している道具屋。
霖之助「うーん・・・最近幻想居中で起こっている、妖怪の暴走や魔物騒ぎ・・・一体どうなって「たのもー!!」え」
・・・入って来たのは、ウィッチとむらびとだった。
ウィッチ「ここが香霖堂ですわね!!」
霖之助「誰かと思ったら・・・その感じ、もしかして異世界の・・・?」
一旦区切ります。
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