二次創作小説(新・総合)

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ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》【報告あり】
日時: 2022/11/08 21:28
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1336

どうも。おろさんです。
『ウルトラワールドでの日常』の新スレ。第2章です。
様々な世界を巡る、『交叉伝クロスオーバー』の物語をお楽しみください。




~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*依頼の応募だけ、感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)

(順次更新予定)


~目次~

序幕『新たな物語の前に』
・《始まり》《過去》>>1-3
・《月へ》>>4-5
・《月面対戦》>>6-8
・《ある事件》>>9-11


『世界を交える出会い』
パート1 >>14-15
パート2 >>16-19>>20


『日常話』(そうじゃないのもある)
とことん書いた小話2つ >>118
作成しましょうカードゲームを >>119-120
新しいシステムと新しい力 >>123
オリジナルカードゲーム始動 >>124
久々の松 >>244
米森サトルの憂鬱 >>247
月とバスターズと >>342
ダークアイwithぴえんハザード >>357-360
ロボットカルテット >>361
オバケのホテルで暗闇大パニック >>362-363
折角なので昔話(?) >>390
また来ましたウルトラワールド >>452
四季のフラワーマスターと警視総監煉獄王 >>480-481
念写天狗と忍者 >>484
夜兎とメイド。その信念は >>487-488
カリスマ祷(!?) >>491-492
破壊の力と羽を持つ者 >>495-497
秘封倶楽部初代会長 >>514-515
二童子と吉原 >>550-551
『暗鏡王』を探しに鏡の世界へ 前編>>554 後編>>558-560
思い付きで何か作ると最終的にトラブルが起きる >>593-595
きっかけの出会い >>596-598



『救出・ミッション』
イカした英雄 >>45
ワールドクラフター >>48
闇の魔導士と森姉弟 >>51
ソルジャー・クラス1st >>70
雇われ遊撃隊長 >>73-74
名もなき見習い魔女と格闘女王様 >>78-79
花のオーバーテクノロジー >>89
秘封のスペルと自称大王 >>125
チャンピオンを目指す者とゲーマーな少年 >>136
彗星の魔導士と恋心抱く占い乙女 >>139
雷撃のネズミポケモンとノイグラードの女王 >>140
孤高の処刑女王と深紅の咲き誇りし女帝 >>250
ジャングルの王者と南国の軽業師 >>258
史上最凶のエレベーターガール >>262
氷壁の双星 >>364
ドぎついピンクスナイパー >>365
超天才理系超美少女兼超電子ドーナツ研究部員 >>366-367
騒霊三姉妹 >>474
夢幻のパーカッショニスト >>477


『銭天堂・笑ゥせぇるすまん』
危機感みかん 前編>>464-465 後編>>468-470
人間回収車 >>518-519
大事なモノ 前編>>541-542 後編>>545-547
組み立てクッキー 前編>>599-600 後編>>601-603



『依頼』
・コピー >>54-55
・本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。
前半 >>59-61 後編 >>64-65
・ハロウィンナイト・ガンシューティング >>85
・椿の花と魔石とワープスター >>128-131
・並行世界の銭天堂 >>143
・シャインの奪還を >>173-174
・倒壊した図書館 >>178
・カードゲームは分かりやすさも大事 >>181
・回避せよ。ブラッドウェディング >>254-255
・奪還と防衛 >>346-347
・クッパクラウンの改良 >>351
・戦闘訓練の手伝い >>354
・クローン社の情報を得ろ >>455
・勝手に動く卒業制作品 >>459-460
・たとえ道具であろうとも >>536-537


『インクウェル島編』
・勢揃い。クロスオーバー >>21-23
・何が何でも >>24
・息抜き程度の休息 >>25-28
・介入。インクウェル島 >>29-32
・いざ探索。 >>33-34
・再会と出会いと厄介な事態と >>35-37
・悪意の虚無 >>38-41
・心無き者達 >>92-93
・超高校級のマジシャンと赤き猫の地縛霊 >>97-98
・模倣体『コピー』 >>99
・『鍵』とボスレベルのディスペクター >>100-103
・突入。デビルのカジノ >>106
・心無きゲーム >>107-108
・崩せ。理不尽なゲーム >>111-112
・対決!!傲慢のボスエネミー >>113-114
・解放 >>115

・次の世界へ行くために >>146
・UMAの事 >>147
・再び捜索。インクウェル島 >>148-149
・緑の人気もの >>150
・言葉通りの悪魔 >>151
・導く鍵 >>155-156


『99コロシアム編』
・いざ次の世界へ >>160
・99コロシアム >>164
・ぷよぷよとテトリス >>167-168
・意外と早く見つかる乗組員探し >>171
・地下には何が >>172
・改装された地下 >>182-183
・突入。無情なレースゲームへ >>184
・再会。そしてレースゲームへ。 >>189-190
・厄介な展開だらけ? >>194
・亜空のバイクレースと刈り取る少女 >>197-198
・『正々堂々』と『卑怯』 >>201
・危機一髪。そして『フィギュア化』の意味の石化 >>205
・電撃の女子高生ギタリストと正々堂々と石化と >>206-207
・『動きを止める』石化 >>210-211
・ディスペクト。『侍』と『装甲戦車』、『不死』と『惨死』 >>212
・侍の士気と宝来の人の形 >>215-216
・継承の力『レクスターズ』 >>219
・いざ地下施設へ。99コロシアム編終盤 >>223
・大穴での交戦 >>226-227
・打ち破れ!リプログラム >>231
・いざ突入、中央部。現れるは強欲のボスエネミー >>234
・マザーコンピューター『メデューサ』 >>238-240


『かぶき町編』
・気を抜いてたら意外とトラブルに会うよね >>266-267
・犬の散歩から空の平和を守るまで >>270
・探しモノは案外早く見つかる >>273
・面倒ごとは意外と早く解決できるかもしれない >>276-277
・割とさりげなく結構な頻度で発生する再開と出会いのイベント >>280-281
・数が多ければ心当たりも多い >>285
・宿題終わらなくて困るのは後回しにした自分自身だ >>288
・時には大胆不敵に >>291-292
・集まれば大体ややこしくなる >>295
・お決まりのパターンなんてものは存在しない。多分 >>300
・追い込まれた途端に投げ出すのはやめなさい >>303
・所見殺しなんて大体の人が引っかかるんだよ >>306
・嫌いなモノはハッキリ嫌いって言うのも大事 >>309-310
・一度トラブルが起こったら色んな形で何度も起こる >>313-314
・『王』って字を付ければかっこよくなるとは限らない >>317
・どんなこともきっかけは最初は至って単純な理由 >>318
・抗え。若き者達よ >>319-321
・正義を謳いあげる奴にロクな奴いないって大体間違って無い >>322-323
・強そうなやつほどたまに出オチ要員になりやすい >>324-325
・信用しない人は勝手に信用しない >>328
・ちょっと色々話しておいたほうが良くって >>329
・いざ突入してみたらまさかの事態とか色々あった件 >>330-331
・怠惰な空間で踊り明かすかどうするか >>332-334
・人任せにし過ぎるのはダメ >>335-336
・天然パーマに大した奴はいない >>337


『幻想郷編』
・その日、2人の少女は幻想へと発つ >>368
・再会と巫女と生まれざる者 >>369-371
・奇怪な異変と裏切りの巫女!? >>372
・妖怪の山探索~河童とツノありと厄神と浮遊霊~ >>373
・秋を彩る探索劇 >>374
・片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま >>375-376
・幻想郷捜索。起こりし異常 >>377-378
・昼でも尚月夜は輝いて >>379
・ゲッコウガの説明と、人里での逃走劇 >>380
・命蓮寺と銀河を巡る『王』 >>381-382
・再会とか出会いとか貸本屋での世間話(?)とか >>383-384
・いざ輝針城 >>385
・守れ。神霊廟 >>386
・博麗神社付近での出来事。解放を主張する怪しき男現る >>389
・レッツら紅魔館 >>391
・忍び寄る金色の影 >>392
・図書館を荒らす本型魔物 >>393
・悪魔の妹。触れずとも壊す『破壊王』 >>396
・追跡。吸血鬼連れ去る金色の青年 >>397
・魔法の森探索。世界最速のハリネズミと黄色い伝説現る >>398-399
・霧の湖でルーミアを探せ >>400-402
・いざ冥界。探すは境界に住む妖怪 >>405-406
・境を織る少女と大妖怪。感情無き世界望む男現る >>407
・『非想非非想天の娘』×『小さきエレクトロン巨人』 >>408
・永遠亭の薬師の元へ >>409-410
・銀色の侍VS神霊の依り憑く月の姫 >>411
・脅迫される博麗の巫女。次向うは地底 >>412-413
・閉じた恋の瞳 >>414
・地底を行き来するジャックフロスト >>415-416
・牙をむく三叉のディスペクター。地霊殿に向え >>421-422
・固き牙を破れ >>423-424
・内に秘めた感情と感情操作 >>425-426
・表情豊かなポーカーフェイス >>427
・クラキの証言。まだまだ漂う不穏な空気 >>430
・争い、追われ、騙され、閉じ込められ >>431-432
・地獄の女神介入。博麗霊夢解放大作戦 >>433-434
・ゲーチスの目論み。霊夢の本音 >>435-436
・負の感情と電撃の乱入 >>437
・ゲーチスを退けろ >>438
・空間王を止めろ >>442-444
・霊夢の証言。幻想郷解放のためにいざ行かん。 >>445
・嫉妬に染められた色彩 >>446
・博麗神社を取り戻せ。そして解放と帰還。またすぐに来るけどさ >>447-449


『外界編』
・オカルティズムな探偵 >>500
・真実知ール >>503-504
・外界に住む狂信者 >>507-508
・事態の収束と外界の協力者 >>511


『『謎』が集まる探偵事務所編』
・行【ひとさがしのために】 >>523
・主【じょしゅとたんてい】 >>526
・殺【じけん】 >>529
・隠【かくす】 >>532-533


『シャドウシネマラビリンス編』
・復元された世界 >>564
・早々に起こる厄介事 >>567
・大衆の映画館街。映画好きの少女と時空を彷徨う者達 >>568-569
・虚飾の栄光の映画 >>570
・目覚めた黒猫(ブラックキャット) >>571
・映画館街に現れる番人 >>572
・スティックス・カントリー >>573-574
・妨害電波装置を破壊せよ >>575-576
・とにかく立ちはだかる番人。とにかく色々判明する >>577-578
・キーパー・オブ・シザース >>579-580
・再会のために >>581-583
・ようやく。そして・・・ >>584
・いざ急げ。異変解決のために >>585
・虚飾の戦姫の映画・・・? >>588-589
・覚悟と鏡 >>590-591
・映画館は残り続ける。例え客がいなくとも >>592



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BUG依頼応募用紙 >>42(休止)

BUGメンバー一覧 >>417

その日、2人の少女は幻想へと発つ ( No.368 )
日時: 2022/03/16 21:09
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

・・・どうも。おろさんです。



・・・今回は遂に!!遂にィィィィィィ(?)!!今回はとうとう『幻想郷』に突入!!いざ!!いざああああああああああ!!!

マスターハンド「落ち着けオイ;」









《■■■■■ルーム》



イヤフォンの少年「・・・ここまで大分手間がかかったみたいだけど、ついに次に向かうのは『幻想郷』・・・


・・・幻想郷・・・そこは、忘れ去られた者達が住む、俗世界から隔離された最後の楽園・・・

その地には、妖怪や神霊等と、『非科学的』、『非常識』として闇に追いやられた様々な存在が暮らす。

・・・幻想郷が成り立ちおよそ数百年経った時代。首都となった京都のとある大学で、不思議な能力を持つ少女『マエリベリー・ハーン』は、『夢』を介して数百年前の幻想郷に迷い込む。

後、同じ大学の生徒であった少女『宇佐見蓮子』と共に『秘封倶楽部』を結成。やがて世界から弾かれた幻想に触れる。


・・・そんなある日。マエリベリー・ハーンが見る夢に変化があった。

簡潔に説明すると、それはゲームや漫画、アニメ等のキャラクターが、その幻想郷、あるいは幻想郷に住む者達と関わっていく、そんな感じの夢。



・・・やがて2人は、世界に秘められた、様々な世界の事を、幻想を、沢山知ることになる。・・・今でも。」




第4幕『幻想郷編』

『その日、2人の少女は幻想へと発つ』





ある夜


《バトリオシティ》



蓮子「メリー、見つかりそう?」

メリー「うーん・・・」


幻想郷に向かうため、『次元の綻び』を探している蓮子とメリー。


メリー「情報通りだったらここで合ってると思うけれど・・・見つからないわね・・・」

蓮子「それは参ったわね・・・今頃みんなは幻想郷に行くために右往左往してくれてるのに・・・」

メリー「おかしいわね・・・・・・」

蓮子「あれっ、どうしたの?メリー。」

メリー「・・・いや、改めて色々考えてたの。



・・・私たち2人で結成した秘封倶楽部。今までいろんな幻想を体験したけど、ある日突然違う世界に飛ばされて、色んな力が手に入って、そして今はこんなに凄い体験をしてる。」

蓮子「そうね・・・メリーの能力がこんなに他の人に頼られることになるなんて当時じゃ考えられなかったし。」

メリー「そうよね?・・・幻想郷を元に戻せれば、私達も元の世界に帰れるけれど・・・」

蓮子「けれど?」

・・・メリーは、少し苦笑いをしてこう言う。

メリー「・・・元の世界に帰ったら・・・どうしよっか」

蓮子「あー・・・まぁ、段々この世界での生活に慣れちゃってるからね。どちらにせよいつでもこの世界に来て良いんじゃないの?」

メリー「それそそうかも。・・・さ、早く綻びを・・・あっ」

蓮子「ん?どうしたの?もしかして・・・」

メリーは、電波塔の真上にある、次元の綻びを発見した。

メリー「あった・・・あったわ!!」

蓮子「ホント!?だったら急ぎましょう!!」

メリー「ええ!!」












『・・・魔理沙!!逃げて!!あの男、とんでもない魔力を・・・!!』

ニット帽を被った長髪男性『・・・邪魔をするな。霧雨魔理沙・・・お前は俺らの計画のための糧になってもらう。』

黒白服の金髪少女『何言ってんのかわかんねぇよ!!アリスを離せ!!』

ニット帽を被った長髪男性『まだ言うのか?第一、他の奴等をほっといて良いのか?』

黒白服の金髪少女『目の前の奴を助けられないで何言ってるんだ!!』

ニット帽を被った長髪男性『・・・もういい・・・この女もまた我々アウトローの計画のための道具となってもらう。』←謎のキューブを取り出す

黒白服の金髪少女『なっ、何するつもりだ!!やめっーー』

ニット帽を被った長髪男性『残念ながらもう遅い。』

『魔理沙!!あなたが捕まったら霊夢が・・・私に構わないで早く逃げるのよ!!魔理沙ーーー』













アリス「魔理沙っ!!!」

罪木「ひゃうううっ!?」

アリス「ハァ・・・ハァッ・・・夢・・・?ていうかあなたは誰「ああ、ようやく起きたみたいですね。」・・・!?」


・・・希望ヶ峰学園。保健室で眠ったままだったアリス・マーガトロイド。罪木に何かと手当をされていた中起床。

そこに、様子を見に来ていた菜乃が。


菜乃「・・・アリス・マーガトロイドさんでしたかね。初めまして。私は独目菜乃です。こっちはパートナーポケモンのシンボラー。」

シンボラー「・・・よろしくな。」


アリス「よ、よろしく・・・ところで、ここは・・・」


菜乃「希望ヶ峰学園という学園・・・幻想郷で言うのであれば寺子屋的な場所ですかね。

・・・貴方は、アウトローという組織によってハートレスという魔物に変えられ、色々あってここで看病してもらっていたのです。」

アリス「アウトロー・・・そういえば何だか・・・ところで魔理沙は・・・魔理沙は大丈夫なの!?」

シンボラー「・・・何か心当たりがあるようだな・・・」

菜乃「魔理沙・・・『霧雨魔理沙』さんの事ですか・・・生憎彼女の安否はまだ分かりません・・・

・・・とりあえず、動けますか?今の所他にも3人・・・『藤原妹紅』、『永江衣玖』、『封獣ぬえ』・・・彼女たちもアウトローによって魔物にされていた方たちなのですが、彼女たちも食堂に集めているので行きましょうか。」

アリス「全員見覚え聞き覚えのある名前の人達じゃない・・・一体どうなっているの・・・?」

シンボラー「・・・順序立てて説明するさ。この現状は訳が分からないかもしれないだろうが、今はついて来てくれ。」

アリス「・・・」

菜乃「とりあえず、ありがとうございました。罪木さん。」

罪木「い、いえ、私なんか・・・」








《ローア》


・・・天翔ける船ローア。前日メリーが見つけた次元の綻びを解析し、遂に幻想郷へ向かえるようになった。



マリオ「遂に幻想郷・・・霊夢たちが無事だと良いんだけれどなぁ。」

ファルコ「アウトローの奴等はやたらと解析を妨害していたらしいからな。ただで済んでいるとは考えづれぇが・・・」

りんご「どの道、安否確認も兼ねて急ぎましょう!!」

ニット「そうね!」


マホロア「さぁ、出発だヨォ!!!」



・・・そして、ローアは次元の綻びを通って行く。


《ウルトラスペース》


ウルトラスペースを通り、やがて天体セカイが見えてくる。


神社や人里、大きな山、紅い大きな館等、様々な建設物などがある・・・それが『幻想郷』だと言うワケである。



蓮子「遂にここまで来たわけね・・・」

メリー「今まで見たいに、異変が起きた世界を元に戻して、隔離を解く・・・異世界の皆が知っている幻想郷には・・・何が待っているのかしら・・・」

蓮子「何だかワクワクしてきたわね・・・!!!」






・・・その日、2人の少女は幻想へと発つのであった。





続く。感想OK。

再会と巫女と生まれざる者 ( No.369 )
日時: 2022/03/17 17:48
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。



ようやくスタートしました『幻想郷編』。その幻想に立ち、BUGが見たものとは・・・




《幻想郷:博麗神社付近》


・・・とうとう幻想郷に降り立ったBUG。早速別々に行動して捜索。

蓮子とメリー、ピカチュウ、クッパは、外の世界と幻想郷の境目にある『博麗神社』へと向かっているのであった。


ピカチュウ「ここが幻想郷か・・・」

クッパ「自然が生い茂って中々神秘的ではないか。」

蓮子「あれ、2人は幻想郷に来たことが無かったの?」

クッパ「いや、当時は幻想郷からの住民の出入りは一応許可されていたが、ワガハイ達が直接幻想郷に向かう事は制限されていたのだ。」

ピカチュウ「月の都の時を除いて、来たことがあんのは大体作者陣営の面子ばっかだな。MZDとか見たいなそれぞれの世界の管理者とか、ヴェルナー伍長や大地さんみたいに取引関係持ってるやつとか。」

メリー「そういえば、出入りに関してはオヤ・マー博士が言ってたわね。

・・・幻想郷・・・ウルトラワールドを知る前の時での私が夢で見たものとはそこまで違いは無いけれど・・・」

ピカチュウ「んで、博麗神社は・・・」

おろさん『もうすぐ着くはずだ。あの場所は外の世界・・・時代のどうこう除いてだが蓮子とメリーが住んでいる世界と幻想郷を隔てる『博麗大結界』がある。

・・・とりあえず神社の巫女である博麗の巫女『博麗霊夢』に会えば・・・『ザザ・・・』あれ、な『ザザ・・・』何か調子が『ザザザザ・・・』

・・・進んでいると、何故か通信機の調子が悪くなる。

蓮子「あれっ、切れちゃった・・・」

メリー「どうしたのかしら・・・あら?どうしたの2人とも・・・って・・・」

突然ピカチュウとクッパが立ち止まって呆然としている。その理由はと言うと、博麗神社が・・・







・・・博麗神社が、禍々しい瘴気のバリアで包まれ、通れなくなっているからだ。


メリー「こ、これって・・・塞がれてる・・・!?」

ピカチュウ「ああ・・・博麗神社丸ごと封鎖されてやがる・・・」

クッパ「と言う事は、博麗神社が幻想郷を隔離するための拠点にされているという事か!?2人が帰ることが出来ないのにもなんとなく説明が付くぞ・・・」

・・・この事態に4名は動揺するが、蓮子は博麗神社の鳥居に鍵穴があるのを発見する。

蓮子「・・・これって、封鎖を解除するための鍵・・・よね。」

メリー「だったら、話は早いわ。ここはキーブレードで・・・「アンタ達、何をやっているの。」


・・・すると、上空から声が聞こえる。


ピカチュウ「!その声は・・・!!」


・・・すると、上空から1人の少女が降りてきた。


・・・袖が無い赤い巫女服を着た、後頭部に大きな赤いリボンを結んであるまっすぐな黒髪の少女・・・彼女こそが・・・


クッパ「お前・・・『霊夢』じゃないか!?」


霊夢「・・・あら、誰かと思えばピカチュウとクッパじゃない。久しぶりね。初めて見るのもいるけれど。」


・・・彼女こそが、博麗の巫女『博麗霊夢』であった。


蓮子「この人が博麗霊夢・・・」

メリー「・・・(・・)」


霊夢「・・・それより、何でアンタ達がこの世界に来ているのよ。紫が通行制限していたんじゃなかったの?」


ピカチュウ「いや、色々あるんだが・・・つか、何で博麗神社が封鎖されてるんだ?」

クッパ「こっちも説明したいことがあるから何か知っていることがあったらーー「必要ないわよ。」む?どういう事だ?」


霊夢「・・・言葉のとおりよ。アンタ達に説明する必要はない。


わざわざ来てもらって悪いけど、帰ってくれるかしら。ていうか帰りなさい。それがアンタ達のためでも幻想郷のためでもあるから。」


ピカチュウ「えっ!?」


・・・霊夢のこの発言。何やら様子がおかしいが・・・


クッパ「何故ワガハイ達のためにもなるというのだ。困っているわけではないのか?操られてるわけでもないだろうし・・・」


霊夢「だーかーらー答える必要はないって言ってるでしょ!!」


ピカチュウ「だから何でだよ!こっちのも退けない理由があるし、そもそも答えてくれないとこの世界で何が起こってるのか何も分かんねぇよ!」


霊夢「っ・・・もういいわ・・・アンタ達には悪いけど・・・



・・・立ち去りなさい。」


蓮子「ちょ、ちょっと待って!何がどうなって「ビュゥゥン!!」!?」


すると、突然強風が吹き始める。


クッパ「のわっ!?何だ何だ!?って・・・」


・・・霊夢の真上に、風を吹かせていると思われる・・・『ディスペクター』がいた。


ピカチュウ「ディスペクター!!?風のせいでよく見えねぇけどあれって・・・どういう事だ!!何でお前がアウトローが使ってるエネミーを・・・」


霊夢「・・・何度も言わせないで。」



メリー「ちょっ、ちょっ、ふ、吹き飛ーー」










4人「わああああああああああああああああっ!!!!」



・・・4人は強風で吹き飛ばされてしまった。



霊夢「・・・・」











クッパJr.「・・・あれ?何か今、お父さんたちの声が聞こえたけど・・・」

コウ「声?・・・確か吹き飛ばされたような声が聞こえたが・・・」


・・・付近で待機しているクッパJr.とコウ。先程の声を聞いて、様子を確かめようとするが・・・



ハトーボー(ディスタス)達「・・・」

ダスク達「シュルルッ・・・」


・・・沢山のエネミー達が突如現れる。


コウ「なっ・・・!?よりにもよってこのタイミングで・・・「あら、他にもいたのね。」


・・・そこに、霊夢が降りてくる。


霊夢「・・・」


コウ「・・・誰だお前は。」

クッパJr.「ああっ!!あの人が博麗霊夢だよ!!博麗神社の巫女!!」

コウ「!?・・・そうか・・・だが、随分と様子が変だな。」


霊夢「・・・」





一旦区切ります。感想まだ。

再会と巫女と生まれざる者 ( No.370 )
日時: 2022/03/17 18:29
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き。



《幻想郷:妖怪の山》


・・・妖怪の山。数多の妖怪(主に河童や天狗など)が住んでいる地域。



陽介「だーかーらー!!俺達はこの山に住んでるって言う仙人様?に用があるんだって!!」


椛「関係ありません。どういった事情でも、我々の領地によそ者を通すわけにはいかないのです。ただでさえ大変な事になっているときに限って・・・」


MZD『参ったな・・・流石に無茶だったか・・・』


・・・山の仙人とやらに会うため、妖怪の山に来た面々だが、白狼天狗『犬走椛』に阻まれ、全く通してくれない。


みほ「うーん・・・全然聞いてくれない・・・;」

クマ「ヨースケは確かに胡散臭いクマけど良い奴クマよ!!」

陽介「いや胡散臭くねーよ!?・・・ねーよな?」

カービィ「こっちも急いでるんだけど・・・ダメ?」


椛「駄目に決まっているでしょう。それ以前に貴方達何者ですか?最近頻繁に現れる化け物みたいに見たことない顔揃いですが・・・」


天城「化け物?・・・もしかして、ハートレスとかディスタスの事かな?」

千枝「ちょっ、雪子!?」

天城「えっ?」


椛「・・・成程。どうやら何か知っているようですね。答えてもらえますか?情報次第では手荒な真似は顧みませんよ?」


クマ「ぎょえっ!?何か疑われちゃったクマよ!?」

天城「あっ・・・ゴメン・・・;」

陽介「いやいやいや!!別に俺達悪い奴じゃ「わああああああっ!!!」えっ!?」


・・・すると、強風で飛ばされて山の辺りに墜ちて行っているた蓮子達4人の姿を見かける



みほ「えええっ!?蓮子さん達じゃん何があったの!?」

雪子「わかんないけど行こう!!」

カービィ「ボクはワープスターで先に行ってる!!」


椛を振り切って、一同は山の上に吹き飛ばされていく4人を追う。



椛「なっ・・・待て!!侵入者は「ポンッ」えっ?」


・・・そこに百鬼姫が来て、椛の肩をたたく。


百鬼姫「・・・この世界では、鬼は天狗の上司の立場だったというらしいな。


・・・ならば、わらわもその上下関係にあやかろう。」


デュオン(ゲムヲ)「発射準備オッケー。」


椛「・・・えっ」







《守矢神社》


神奈子「諏訪子!!今日と言う今日は覚悟しろ!!」


諏訪子「それはこっちのセリフだ神奈子!!」



・・・妖怪の山に建つ神社『守矢神社』。住人である神類の、『八坂神奈子』と『洩矢諏訪子』が喧嘩しようとしている。もう元々の喧嘩理由とかけ離れている(発端:諏訪子のプリンを神奈子は勝手に食べたか否か)らしいが。


・・・この日は朝早かったらしく、朝っぱらからもめている神奈子と諏訪子の声で、守矢神社の巫女である『東風谷早苗』が起きる。


早苗「うーん・・・神奈子様と諏訪子様、さては朝から喧嘩しようとしてますよね・・・」




神奈子「先手必勝だ!!御柱『メテオリッーー「ぬおおおおおおおおおおお!!!」・・・ん?」

諏訪子「何だ何だ?ってこっちに来る!!?」


・・・するとそこに、吹き飛ばされて来たクッパがこっち側に墜ちてくる。




蓮子「落ちる落ちる!!わああああ・・・って・・・」←飛んで受け身を取って浮いた

メリー「あっ、私たち飛べるんだった・・・;」←同じく


ピカチュウ「だああああああああ「ガシッ」

カービィ「だ、大丈夫?」←ワープスターで飛んできた

ピカチュウ「か、カービィ・・・助かったぜ「ドガッシャアァァァァァ!!!」しまったクッパ・・・;;;」






早苗「もう!!神奈子様諏訪子様!!何の理由で献花したのかは知りませんけど朝から喧嘩はやめて下さーー」


神奈子「えっ、あー・・・?」

諏訪子「・・・誰?この亀・・・」



クッパ「フゥ・・・全く、一体全体何がどうなっているのだ・・・ん?」


ピカチュウ「クッパー、大丈夫かー?」←ワープスターから降りる

カービィ「人がいるけど誰だろう?」←同じく


蓮子「と、とりあえず何とかなったけれど・・・」

メリー「えっと、あの人達って・・・?」



早苗(・□・)



・・・色々あって守矢神社にたどり着く結果になった。が、早苗の様子が・・・



神奈子「さ、早苗?どうした?」

諏訪子「ど、どうしたの早苗、何か・・・「ほ・・・ほ・・・」ん?」



早苗「ほ・・・




本物だーーーっ!!!?!??」


カービィ&ピカチュウ&クッパ「えっ?」







「ヴヴヴヴ・・・」






一旦区切ります。感想まだ。

再会と巫女と生まれざる者 ( No.371 )
日時: 2022/03/17 18:53
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き。



守矢神社に不時着した一同(正確にはクッパだけ)。


すると、東風谷早苗が目を輝かしてカービィ達3名を見つめる。


神奈子「ど、どうしたんだ早苗?」

諏訪子「何かすごい目を輝かせているけど・・・」



早苗「だってあの有名な任天堂のキャラクターが同じ場所にそろっているんですよ!?星のカービィとポケモンで有名なピカチュウとスーパーマリオのラスボスキャラクッパ!!本物ですよね!!?」


ピカチュウ「えっ?いやまぁ・・・」


早苗「しかも喋った!!?えっ!?着ぐるみじゃないですよね本物ですよね!!?いや着ぐるみは無理ありますよねその大きさじゃ!!」


カービィ「・・・どういう事?」

クッパ「どうやらワガハイ達のファン・・・と言う事だろう。ガッハッハ!意外と知名度があるではないか!!」



早苗「おおおおお・・・・!!!」



神奈子「待て待て早苗、そもそも状況が良く分からないぞ。」

諏訪子「何で幻想郷にその有名なゲームのキャラクターがいるんだい?幻想入りにしてもいろいろ変だし・・・「あ、あの・・・」ん?今度は誰だい?」


蓮子「あのー、話すと長くなるんですけれど、まずここは・・・」


諏訪子「あー、ここは『守矢神社』だよ。」


メリー「守矢神社・・・?何か聞いたことある気が・・・」


神奈子「それより、お前たちは一体何者なんだ?うちの早苗をたぶらかしてるわけじゃないだろうね。」


カービィ「たぶらかすって何?狐の大好物?(|▽|?)」

ピカチュウ「それは油揚げだな・・・;」



諏訪子「・・・よくわかんないけど、こっちから見れば変な奴だって事は分かるね・・・」

神奈子「そうだな・・・「ヴヴヴヴ・・・」・・・ん?」



すると、何やら周りの様子がおかしくなる。



クッパ「む?今度は何だ?」



・・・そしたら、謎の魔物が周りに発生する。


兎みたいな黒い魔物達「・・・・」

妖精っぽい羽が付いたゾンビっぽい魔物達「・・・・」

中心部が骸骨の車輪型大型魔物達「カタカタ・・・」


・・・その魔物達には、鋭利な線をしたハートのようなデザインのマークがついている。(両端は欠けている)



蓮子「エネミー!?だけれど・・・」

メリー「ハートレスでもノーバディでも無さそう・・・どっちにしても見方じゃなさそうだけど何者・・・!!?「おーい!!」あっ」


すると、通信機の調子が戻って、作者から連絡が。


おろさん『お前ら大丈夫か!!何か通信が切れたりしたから心配したが・・・』


蓮子「作者!良かった繋がった・・・あっ、ところであの魔物って何か知ってるかしら・・・?」



おろさん『魔物?また新しいエネミーが出たのか・・・



・・・・ん?あれって・・・ハァ!!?『アンヴァース』じゃないか!!??』


メリー「『アンヴァース』?そういう名前なんですか?」


おろさん『ああ・・・不安や絶望とか、そういう負の感情から生まれる魔物だ。普通じゃ何が何でも現れないはずだし、生み出した奴はこっち側に存在しないはずなのに・・・』



ピカチュウ「どうであれ、早く倒せばいいんだろ!?」

カービィ「一気に行こう!!」

クッパ「おう!!」




兎みたいな黒い魔物達→フラッド「・・・」

妖精っぽい羽が付いたゾンビっぽい魔物達→フェアリー「フフ・・・」

中心部が骸骨の車輪型大型魔物達→ドクロダッシュ「カタカタ・・・」



諏訪子「待て待て待て!!一体全体何がどうなって・・・ってどわっ!!?」


そして、謎のノートが開いて、謎の古代文字が幻想郷中に広がる。


神奈子「い、今のは・・・」


蓮子「細かいことは後で!!とにかく今は・・・」←キーブレードを現す

メリー「あのエネミーを倒しましょう!!」←同じく



早苗「その武器は・・・?


・・・でも何だかやる気が上がってきました!!行きましょう神奈子様諏訪子様!!」


神奈子&諏訪子「えっ」



・・・何故か現れたアンヴァース。とにかく今はエネミーを倒すのであった。





カービィ「うおおお吸い込みだっ!!」


フラッド達「!!?」


ドクロダッシュ「カタカタ・・・」


クッパ「甘いぞ!!うおおおおっ!!」


ドクロダッシュ「!!?」←持ち上げられて投げ飛ばされる



フェアリー達「・・・」


ピカチュウ「10まんボルトっ!!」


フェアリー達「・・・・!!?」



神奈子「仕方ない、さっさと倒すよ!!神符『杉で結ぶ古き縁』!」

諏訪子「神具『洩矢の鉄の輪』っ!!」


早苗「私も行きます!!秘術『グレイソーマタージ』っ!!」


アンヴァース達「・・・・!!」




・・・アンヴァースと交戦し、何とかほとんどを片付けた。




蓮子「ふぅ・・・何とか倒せたわね・・・「ヴヴヴ」って言いたかったけれど・・・」

メリー「今度は何かしら?」



・・・そこに現れたのはディスペクター。赤富士の名画が元になったミートピアのモンスターに、黒髪ボブの鴉天狗少女が縫い付けられている。



絵文縫合《シャメイガマル》「アヤヤ・・・・」



ピカチュウ「あれって・・・射命丸!!?」

早苗「ええっ!?文さん!!?


・・・えっ、知ってるんですか?」

ピカチュウ「えっ、ああ、色々あって・・・」


クッパ「さっきワガハイ達を吹き飛ばしたのはアイツか!?」



シャメイガマル「・・・・!!」←回転して風を起こしてくる



カービィ「よし、今助けるよーっ!!」






その頃。


《希望ヶ峰学園》


アリス「そういう事があったのね・・・何だかとんでもないことをしていたみたい・・・」

シンボラー「思いつめるな・・・お前が悪いわけではないんだ。」


妹紅「・・・・」



苗木「人を操ったり、誰かの偽物を作ったりする『シャドウブロック』・・・かなり厄介なんだよね・・・」

辺古山「前にも私の偽物が現れたというからな・・・」

九頭龍「お前を見つけるのにも苦労したぜペコ・・・」


菜乃「・・・ひとまず、我々も幻想郷に向かいましょう。えっと、貴方達は・・・」


ゆかり「私は、一旦BUGに手を貸す方向で話を進めてもらったから、すぐに行くつもり。」

ポポ「ぼくたちを操ったって言うアウトローをボコボコにするぞ!!」

ナナ「おー!!」

ルート「そこにやる気を向けるのか・・・」


菜乃「・・・とりあえず、『魔法の森』に案内してもらえますでしょうかアリスさん。

ぬえさんは、フォックスさんとファルコさんとクラウドさんの所に行って、『命蓮寺』に、妹紅さんは大地さん達を人里に案内できますか?」


アリス「・・・分かったわ。」

ぬえ「今回だけだよ。」

妹紅「ああ、構わない。」



衣玖「それにしても・・・何だか嫌な予感がしますが・・・」

大地「・・・正直の所、否定は出来ねーな。」



続く。感想OK。

奇怪な異変と裏切りの巫女!? ( No.372 )
日時: 2022/03/18 17:45
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。



・・・さて、始まったばかりの『幻想郷編』。早速色々波乱の予感でございます。





《守矢神社》



・・・突如として現れた、絵文縫合《シャメイガマル》戦。



カービィ「ロボボアーマー発進!!うりゃりゃーっ!!」


シャメイガマル「ッ・・・・!!」


・・・カービィがロボボアーマーに登場し、シャメイガマルにラッシュ攻撃。重さが理由か、シャメイガマルの風で吹き飛ばされないのでどんどん攻撃。


ピカチュウ「俺も行くぜ!!りゃああっ!!」←10まんボルトを放つ



シャメイガマル「ッ・・・!!」


・・・ダメージを受けまくったシャメイガマルは、逃走しようとする。



蓮子「あっ!!逃がさないよ!!」

メリー「ま、待って蓮子!!もうっ!!」


・・・蓮子とメリーは飛んですぐさま逃げ逃げ道を塞ぎ、弾幕で猛攻を仕掛ける。



シャメイガマル「ッ・・・・!!「ナイスだ!!」!?」


・・・クッパが跳びあがって来て、シャメイガマルにプレス攻撃。

そのままダメージを受けて落下(と言うかクッパに潰されて)し、撃退。『名画』と『射命丸文』のカードに戻り、射命丸文の方は元に戻って地面に落下。



カービィ「楽勝!!」


早苗「おおおお!!それってロボットですよね!!色々良く分からない所ありますがロマンがありますね!!」



文「うーん?・・・あや?ここは守矢神社・・・あや?何でクッパさんたちが・・・ていうか何がどうなって・・・」


クッパ「ああ、色々説明しておかなければ・・・」



神奈子「それを言うんだったら、私達にもわかりやすく教えてくれないか。」

諏訪子「特に、その少女2人組の事をね。普通の人間のハズなのに、浮遊能力や弾幕を使えるし、鍵っぽい武器も何なんだい?」


ピカチュウ「・・・そういやそうだよな・・・」


蓮子&メリー「・・・・」



・・・神社の一部屋に入って、事情を説明・・・


神奈子「その2人以外は、幻想郷どころか外の世界とは全く別の世界から来たって?」

諏訪子「そういえば、あのスキマ妖怪や地底のサトリ妖怪辺りが色々やっていたような気がするね。

・・・けれどそう言うのって、そっちは幻想郷に来るのは制限されていなかったんじゃないのかい?」


クッパ「いや・・・更に説明するとだな・・・」







神奈子「世界の・・・『隔離』?元々幻想郷自体隔離された地域だが・・・」


カービィ「そうらしいけど、他に何か、最近変な事が起きてるとか無いかな?」


諏訪子「変な事って言うと・・・「あっ、私心当たりがあります!!」ん?早苗?」

事情を順序立てて説明していると、何やら早苗は心当たりがあるようで。


早苗「私は人里に降りて信仰を集める時があるのですが・・・最近里の人たちの様子が変なんです。」


ピカチュウ「変?」


早苗「はい、正確には、人里の大人のほとんどですが・・・何だか異様に妖怪に対する扱いや認識がおかしくて・・・」


蓮子「おかしい?」

メリー「必要以上に酷く恐れているとか・・・?「いえ、早苗さんが言っていることは恐らくそういう事ではないのです。」


・・続いて射命丸文が思い当たることを話す。


文「人里の人間の中に、妖怪を異様に恐れているのがいるのは元からです。そもそも恐れてもらわないと妖怪としての存在することが危ぶまれますので。

何と言うか・・・妖怪を邪険に扱っている感じなんですよ。『徹底的に排除する』みたいな。」


ピカチュウ「徹底的にって・・・」


諏訪子「そういえば、そういう話はよく聞いてたね。最近人里に住んでる20代から60代の人間が、妖怪を排除する運動を進めようとしていたとかって。」


クッパ「排除運動だと?流石に異常ではないか?」


神奈子「流石にごもっともだ。・・・さっきのみたいな妙な魔物が所々で現れるようになる前から、そう言うのが起きていたようでな。1度は博麗霊夢や八雲紫に止められたが・・・」


ピカチュウ「霊夢・・・あっ、霊夢と言えばさっきだ!!何でアイツ・・・」

カービィ「えっ?霊夢がどうかしたの?」

クッパ「ああ、アウトローが操っているはずのエネミーが、何故か霊夢に味方しているような感じだったのだ。ディスタスやディスペクターにされた者は、倒さない限りどうやっても操られたままなのだが、そうなると・・・」

カービィ「ええっ?何で!?霊夢がアウトローに加担するなんて絶対ないはずなんだけど・・・」

ピカチュウ「ああ・・・ドライな性格ではあったが、博麗の巫女と言う立場上もあるから、断片的に見ても幻想郷に異変をもたしてると見えるアウトローに味方するとは思えねぇんだが・・・」


神奈子「・・・エネミーとかディスペクターとかはまだ良く分からないが、何かあったって言うならこれがある。」

・・・神奈子は保管してあった新聞を取り出して5名に見せる。


その記事の内容には・・・



クッパ「こ、これは・・・・!!!?」



『ジャスティス新聞』と言う正直言って意味不明な名のその新聞記事には、『博麗の巫女、大敗』と大きく書かれ、写真には、沢山のポケモンや黒ローブの謎の男等に滅多打ちにされて倒れこんでいる霊夢が写っていた。


ピカチュウ「ぽ、ポケモン!?しかも改造されてないし・・・」

蓮子「ていうか、この男の人って誰・・・?」





その頃。



《博麗神社付近》



コウ「・・・さっき吹き飛ばされた奴等はお前がやったのか?」



霊夢「・・・そうよ。だったら何だって言うのかしら。」



クッパJr.「ええっ!?何で!?どういう事!?どうしてお父さんたちを・・・」



霊夢「・・・説明する義理は無いわ。・・・悪いけど帰ってくれるかしら。それが貴方達のためでも、幻想郷のためでもあるから。」

・・・霊夢の周りにいるエネミー達の他に、更にアンヴァースが沢山現れる。



コウ「・・・その魔物は何だ。ハートレスやディスタス、ノーバディは分かるが、それ以前にそいつらはお前が操っているのか?」



霊夢「それも答えるつもりはないわ。この丸みと尖りが一緒なのは『アンヴァース』って言う魔物らしいってことは言うけど。」



クッパJr.「どうなってんだよ!!まさかアウトローに加担してるなんて言うじゃないだろうな!!」



霊夢「・・・・・」




クッパJr.「オイ!!何で黙るんだよ!!」

コウ「・・・フン・・・幻想郷の『博麗大結界』維持のために存在するという博麗の巫女、どんな奴かと思えば随分と最悪な第一印象じゃないか。少し期待してしまって完全に損したな。」




霊夢「っ・・・あーもういいわよ!!帰らないって言うんだったら強硬手段よ!!やりなさい!!」



エネミー達「・・・・!!!」


エネミー達は、問答無用で2名に襲い掛かろうとしたが・・・


コウ「・・・遅い。」



エネミー達「・・・「バチィッ!!」!!!?」


・・・コウが一瞬で撃退した。



霊夢「っ・・・だったら・・・!!」



・・・続いて現れたのは、『夜雀』と言う妖怪の『ミスティア・ローレライ』と言う妖怪が、マイクラの『エルダーガーディアン』の頭部にくっつけられているディスペクターだった。



守雀連結《エルダスティア・ガーディライ》「・・・~♪」


・・・エルダスティア・ガーディライは『エルダーガーディアン』の状態異常付与能力で2名の動きを遅め、『ミスティア・ローレライ』の能力で歌を歌って、2名を狂わせようとする。


コウ「っ!?早速厄介な事を・・・」

クッパJr.「う、上手く動けない・・・!!」



エルダスティア・ガーディライ「~~~♪「『フォレノワール』っ!!」!!!?」



・・・横から魔法が飛んできて、まさかの一撃。エルダスティア・ガーディライは撃退される。

『エルダーガーディアン』と『ミスティア・ローレライ』のカードに戻り、ミスティアの方は元に戻って地面に転げ落ちる。


霊夢「なっ・・・今のって・・・「何とか間に合ったね。」


そこにやって来たのは『レムレス』と『フェーリ』だった。


フェーリ「さっきのポケモン達と言い、嫌な運命を感じて来たワケだけれど・・・」

レムレス「君が『博麗霊夢』かな?・・・どうしてディスペクターを・・・」


クッパJr.「えっ!?何でここに・・・」


フェーリ「・・・ここで話すのは無理そうだし、今は退くわよ。」


コウ「・・・そうだな。何より相手は話す気が無さそうだ。」



・・・こうして、すぐに4名は(倒れこんでるミスティアを連れて)その場を去った。



霊夢「・・・・・「BUGめ。とうとうたどり着いちまったようだな。」・・・!」


・・・そこに現れたのは、アウトローの者と思われる、ニット帽を被った長髪男性だった。



ニット帽を被った長髪男性「・・・分かっているだろうな。連中にバレる前にアイツらBUGを追い出せ。さもないと・・・」


霊夢「っ・・・何よ!!狙いは私でしょ!?だったらアイツらや皆はは何の関係も「あるんだっつったろ。」


・・・ニット帽を被った長髪男性は、霊夢に銃口を向ける。


ニット帽を被った長髪男性「良いか?お前は黙って俺に従えばいいんだよ。綺麗ごとを言おうが結局無意味なんだからな。■■■■の策略にハマって無様な負け方をしたお前にどうこう言う権利は無いんだよ。え?」


霊夢「っ・・・やればいいんでしょやれば・・・」


ニット帽を被った長髪男性「わかってればいいんだよ巫女風情が。まぁ上手くいかなくなってきたらもっと酷い状況にするからな。


・・・そんじゃあ俺は、■■■■が勝手な真似してないか見てくるよ。どうやらさっきの魔導士2人に知られかけてるようだしな。」←立ち去る


・・・去り際に、ニット帽を被った長髪男性は、『普通の魔法使い』が描かれたカードをちらつかせていた。





霊夢「っ・・・」






続く。感想OK。


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