二次創作小説(新・総合)

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ウルトラワールドでの日常第2章《秘封交叉伝》【報告あり】
日時: 2022/11/08 21:28
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1336

どうも。おろさんです。
『ウルトラワールドでの日常』の新スレ。第2章です。
様々な世界を巡る、『交叉伝クロスオーバー』の物語をお楽しみください。




~注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(多分)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ注意
・誤字脱字あったらゴメンナサイ(蛇足)
・気軽にコメントお待ちしております
(*依頼の応募だけ、感想がなってない、荒らし・誹謗中傷 等はご遠慮ください)

(順次更新予定)


~目次~

序幕『新たな物語の前に』
・《始まり》《過去》>>1-3
・《月へ》>>4-5
・《月面対戦》>>6-8
・《ある事件》>>9-11


『世界を交える出会い』
パート1 >>14-15
パート2 >>16-19>>20


『日常話』(そうじゃないのもある)
とことん書いた小話2つ >>118
作成しましょうカードゲームを >>119-120
新しいシステムと新しい力 >>123
オリジナルカードゲーム始動 >>124
久々の松 >>244
米森サトルの憂鬱 >>247
月とバスターズと >>342
ダークアイwithぴえんハザード >>357-360
ロボットカルテット >>361
オバケのホテルで暗闇大パニック >>362-363
折角なので昔話(?) >>390
また来ましたウルトラワールド >>452
四季のフラワーマスターと警視総監煉獄王 >>480-481
念写天狗と忍者 >>484
夜兎とメイド。その信念は >>487-488
カリスマ祷(!?) >>491-492
破壊の力と羽を持つ者 >>495-497
秘封倶楽部初代会長 >>514-515
二童子と吉原 >>550-551
『暗鏡王』を探しに鏡の世界へ 前編>>554 後編>>558-560
思い付きで何か作ると最終的にトラブルが起きる >>593-595
きっかけの出会い >>596-598



『救出・ミッション』
イカした英雄 >>45
ワールドクラフター >>48
闇の魔導士と森姉弟 >>51
ソルジャー・クラス1st >>70
雇われ遊撃隊長 >>73-74
名もなき見習い魔女と格闘女王様 >>78-79
花のオーバーテクノロジー >>89
秘封のスペルと自称大王 >>125
チャンピオンを目指す者とゲーマーな少年 >>136
彗星の魔導士と恋心抱く占い乙女 >>139
雷撃のネズミポケモンとノイグラードの女王 >>140
孤高の処刑女王と深紅の咲き誇りし女帝 >>250
ジャングルの王者と南国の軽業師 >>258
史上最凶のエレベーターガール >>262
氷壁の双星 >>364
ドぎついピンクスナイパー >>365
超天才理系超美少女兼超電子ドーナツ研究部員 >>366-367
騒霊三姉妹 >>474
夢幻のパーカッショニスト >>477


『銭天堂・笑ゥせぇるすまん』
危機感みかん 前編>>464-465 後編>>468-470
人間回収車 >>518-519
大事なモノ 前編>>541-542 後編>>545-547
組み立てクッキー 前編>>599-600 後編>>601-603



『依頼』
・コピー >>54-55
・本探しのために図書館へ。救出のために鏡の世界へ。
前半 >>59-61 後編 >>64-65
・ハロウィンナイト・ガンシューティング >>85
・椿の花と魔石とワープスター >>128-131
・並行世界の銭天堂 >>143
・シャインの奪還を >>173-174
・倒壊した図書館 >>178
・カードゲームは分かりやすさも大事 >>181
・回避せよ。ブラッドウェディング >>254-255
・奪還と防衛 >>346-347
・クッパクラウンの改良 >>351
・戦闘訓練の手伝い >>354
・クローン社の情報を得ろ >>455
・勝手に動く卒業制作品 >>459-460
・たとえ道具であろうとも >>536-537


『インクウェル島編』
・勢揃い。クロスオーバー >>21-23
・何が何でも >>24
・息抜き程度の休息 >>25-28
・介入。インクウェル島 >>29-32
・いざ探索。 >>33-34
・再会と出会いと厄介な事態と >>35-37
・悪意の虚無 >>38-41
・心無き者達 >>92-93
・超高校級のマジシャンと赤き猫の地縛霊 >>97-98
・模倣体『コピー』 >>99
・『鍵』とボスレベルのディスペクター >>100-103
・突入。デビルのカジノ >>106
・心無きゲーム >>107-108
・崩せ。理不尽なゲーム >>111-112
・対決!!傲慢のボスエネミー >>113-114
・解放 >>115

・次の世界へ行くために >>146
・UMAの事 >>147
・再び捜索。インクウェル島 >>148-149
・緑の人気もの >>150
・言葉通りの悪魔 >>151
・導く鍵 >>155-156


『99コロシアム編』
・いざ次の世界へ >>160
・99コロシアム >>164
・ぷよぷよとテトリス >>167-168
・意外と早く見つかる乗組員探し >>171
・地下には何が >>172
・改装された地下 >>182-183
・突入。無情なレースゲームへ >>184
・再会。そしてレースゲームへ。 >>189-190
・厄介な展開だらけ? >>194
・亜空のバイクレースと刈り取る少女 >>197-198
・『正々堂々』と『卑怯』 >>201
・危機一髪。そして『フィギュア化』の意味の石化 >>205
・電撃の女子高生ギタリストと正々堂々と石化と >>206-207
・『動きを止める』石化 >>210-211
・ディスペクト。『侍』と『装甲戦車』、『不死』と『惨死』 >>212
・侍の士気と宝来の人の形 >>215-216
・継承の力『レクスターズ』 >>219
・いざ地下施設へ。99コロシアム編終盤 >>223
・大穴での交戦 >>226-227
・打ち破れ!リプログラム >>231
・いざ突入、中央部。現れるは強欲のボスエネミー >>234
・マザーコンピューター『メデューサ』 >>238-240


『かぶき町編』
・気を抜いてたら意外とトラブルに会うよね >>266-267
・犬の散歩から空の平和を守るまで >>270
・探しモノは案外早く見つかる >>273
・面倒ごとは意外と早く解決できるかもしれない >>276-277
・割とさりげなく結構な頻度で発生する再開と出会いのイベント >>280-281
・数が多ければ心当たりも多い >>285
・宿題終わらなくて困るのは後回しにした自分自身だ >>288
・時には大胆不敵に >>291-292
・集まれば大体ややこしくなる >>295
・お決まりのパターンなんてものは存在しない。多分 >>300
・追い込まれた途端に投げ出すのはやめなさい >>303
・所見殺しなんて大体の人が引っかかるんだよ >>306
・嫌いなモノはハッキリ嫌いって言うのも大事 >>309-310
・一度トラブルが起こったら色んな形で何度も起こる >>313-314
・『王』って字を付ければかっこよくなるとは限らない >>317
・どんなこともきっかけは最初は至って単純な理由 >>318
・抗え。若き者達よ >>319-321
・正義を謳いあげる奴にロクな奴いないって大体間違って無い >>322-323
・強そうなやつほどたまに出オチ要員になりやすい >>324-325
・信用しない人は勝手に信用しない >>328
・ちょっと色々話しておいたほうが良くって >>329
・いざ突入してみたらまさかの事態とか色々あった件 >>330-331
・怠惰な空間で踊り明かすかどうするか >>332-334
・人任せにし過ぎるのはダメ >>335-336
・天然パーマに大した奴はいない >>337


『幻想郷編』
・その日、2人の少女は幻想へと発つ >>368
・再会と巫女と生まれざる者 >>369-371
・奇怪な異変と裏切りの巫女!? >>372
・妖怪の山探索~河童とツノありと厄神と浮遊霊~ >>373
・秋を彩る探索劇 >>374
・片腕有角の仙人と改造された土司るカミさま >>375-376
・幻想郷捜索。起こりし異常 >>377-378
・昼でも尚月夜は輝いて >>379
・ゲッコウガの説明と、人里での逃走劇 >>380
・命蓮寺と銀河を巡る『王』 >>381-382
・再会とか出会いとか貸本屋での世間話(?)とか >>383-384
・いざ輝針城 >>385
・守れ。神霊廟 >>386
・博麗神社付近での出来事。解放を主張する怪しき男現る >>389
・レッツら紅魔館 >>391
・忍び寄る金色の影 >>392
・図書館を荒らす本型魔物 >>393
・悪魔の妹。触れずとも壊す『破壊王』 >>396
・追跡。吸血鬼連れ去る金色の青年 >>397
・魔法の森探索。世界最速のハリネズミと黄色い伝説現る >>398-399
・霧の湖でルーミアを探せ >>400-402
・いざ冥界。探すは境界に住む妖怪 >>405-406
・境を織る少女と大妖怪。感情無き世界望む男現る >>407
・『非想非非想天の娘』×『小さきエレクトロン巨人』 >>408
・永遠亭の薬師の元へ >>409-410
・銀色の侍VS神霊の依り憑く月の姫 >>411
・脅迫される博麗の巫女。次向うは地底 >>412-413
・閉じた恋の瞳 >>414
・地底を行き来するジャックフロスト >>415-416
・牙をむく三叉のディスペクター。地霊殿に向え >>421-422
・固き牙を破れ >>423-424
・内に秘めた感情と感情操作 >>425-426
・表情豊かなポーカーフェイス >>427
・クラキの証言。まだまだ漂う不穏な空気 >>430
・争い、追われ、騙され、閉じ込められ >>431-432
・地獄の女神介入。博麗霊夢解放大作戦 >>433-434
・ゲーチスの目論み。霊夢の本音 >>435-436
・負の感情と電撃の乱入 >>437
・ゲーチスを退けろ >>438
・空間王を止めろ >>442-444
・霊夢の証言。幻想郷解放のためにいざ行かん。 >>445
・嫉妬に染められた色彩 >>446
・博麗神社を取り戻せ。そして解放と帰還。またすぐに来るけどさ >>447-449


『外界編』
・オカルティズムな探偵 >>500
・真実知ール >>503-504
・外界に住む狂信者 >>507-508
・事態の収束と外界の協力者 >>511


『『謎』が集まる探偵事務所編』
・行【ひとさがしのために】 >>523
・主【じょしゅとたんてい】 >>526
・殺【じけん】 >>529
・隠【かくす】 >>532-533


『シャドウシネマラビリンス編』
・復元された世界 >>564
・早々に起こる厄介事 >>567
・大衆の映画館街。映画好きの少女と時空を彷徨う者達 >>568-569
・虚飾の栄光の映画 >>570
・目覚めた黒猫(ブラックキャット) >>571
・映画館街に現れる番人 >>572
・スティックス・カントリー >>573-574
・妨害電波装置を破壊せよ >>575-576
・とにかく立ちはだかる番人。とにかく色々判明する >>577-578
・キーパー・オブ・シザース >>579-580
・再会のために >>581-583
・ようやく。そして・・・ >>584
・いざ急げ。異変解決のために >>585
・虚飾の戦姫の映画・・・? >>588-589
・覚悟と鏡 >>590-591
・映画館は残り続ける。例え客がいなくとも >>592



タグ
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BUG依頼応募用紙 >>42(休止)

BUGメンバー一覧 >>417

脅迫される博麗の巫女。次向うは地底 ( No.413 )
日時: 2022/04/17 18:25
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き。




夜。

《博麗神社》


霊夢「・・・・」


・・・隔離されている博麗神社。霊夢が階段で座っているとそこに現れたのは・・・


ダイア「・・・よう。」

霊夢「!!ダイア・・・!!何の用よ・・・!!」

ダイア「なんとなく来ただけだ。そっちこそそういう口を叩ける立場だと思ってんのか?」

霊夢「っ・・・」

ダイア「・・・まあいいさ・・・アイツらBUGのせいで計画をどんどん邪魔されてるからな・・・そろそろお前も手を貸せ。・・・聞かなければわかってるよな?」←銃を霊夢に向ける

霊夢「っ・・・わ、分かったわよ・・・」

ダイア「そう来なきゃなぁ。ククッ・・・」←去って行く

霊夢「ぐっ・・・・」




ゲーチス「・・・どうやら思ったより計画は進んでいますね・・・もう少し・・・










もう少しであの少女のハートレスとノーバディを手に入れられます・・・」



Re「・・・やっぱそういうこと考えてたっスか・・・」←物陰に隠れている







《ローア》


おろさん「・・・大天狗が何の用だ。0120ならお断りするぞ」


龍「何を言っているのか分からないんだが。別に何もそっちの不利益になることはやろうとしているつもりは無い。お前達があの魔物を片付けてくれていたようだし今は様子見だ。」


おろさん「あーそう・・・なら何の用だ。」


龍「・・・お前達、どうやら幻想郷で起こっている事態を調査しているようだな。」


おろさん「そうだが・・・それで何が言いたいんだ。」


龍「・・・人里で寿司とやらを販売している少女がいることも掴んでいるようだが・・・同じく寿司を提供しているとされる妖怪らしき存在がいるんだ。」


メタナイト「寿司をか・・・それを売っているらしき場所はあったか?」

おろさん「・・・いや・・・一つだけあるな。厳密には幻想郷の外のようなモノだが・・・」

ソニック「と言うと?」

おろさん「・・・幻想郷の地下にある・・・地底、旧都と呼ばれている・・・



・・・『旧地獄』だ。」


雪子「地獄!?・・・旧?」


龍「・・・解ったようだな。・・・さて、私はこれで。文とにとりは彼らを手伝ってやれ。」←去って行く

典「また会えたらねー。クスクス・・・♪」←同じく


文&にとり「は、はい・・・」



銀時「・・・何だったんだアイツら。」

神楽「学園のアイドルだとでも言いたかったんじゃないアルか」

大地「お前が言いたいの西野つかさだろ」

新八「何で急に西野つかさ挙げたの神楽ちゃん・・・;」

おろさん「・・・とりあえず、ヒント自体は得られたんだ。とりあえず・・・蓮子、メリー、向かってみてくれないか。・・・どうやら地底への入り口も、別の魔術で封鎖されているらしい。」

蓮子「そうなの?・・・行ってみた方がよさそうね。」

メリー「だったら行きましょう蓮子。」

蓮子「ええメリー「あ、その前に」え?」

おろさん「地底には怨霊だとか色々あるからな。下手な行動をすると少々マズいことになる。」

ゲッコウガ「それなら私もついて行こう。」

デデデ「俺様も行ってやる。旧地獄の事は少しだが知っているんでな。」

おろさん「ああ、そういうつもりだったし助かる。」


という事で、4名は作者が記した地図を頼りに地底に向かうのだった。



紫「・・・良いのかしら。地底には私達のような妖怪はあんまり近づけないし、そもそもあの2人は・・・」


大地「・・・蓮メリなら大丈夫だろ。何だかんだで俺達と共に乗り越えて来たわけだし。」

うた「右に同じく。」

銀時「良いだろ別にそう言うの。」


紫「・・・」


天子「別にいいでしょスキマ妖怪。何だかんだであの2人に助けられたんでしょ?・・・私もだけれど」


紫「・・・貴方に言われるとは思わなかったわ・・・」



大地「・・・そういやあの天人だとか・・・案外見込みがあるな・・・



・・・ん?そういやポケットに入れてた空のモンスターボール何処だ?」



3分後・・・


《地底に繋がる道》


・・・キーブレードを使用して封鎖を解き、いざ進んでいく一同。

デデデ「地底に繋がる道は結構あるからな。理由は知らんがわざわざ全部封鎖していたな。」

ゲッコウガ「確かここにはいくつか結界を張っていたはずでござる。」

蓮子「だったら急がないとね。」

メリー「それにしても結構暗いわね・・・;」


・・・どんどん進んでいく4名。すると・・・



「・・・ギョロロロロ・・・」



ゲッコウガ「・・・む?何か今音がーー」








蓮子「中々長いわね・・・もうすぐ着くのかしらデデデさーー・・・あれ?」

・・・突然、デデデとゲッコウガの姿が見えなくなった。

メリー「あ、あれ・・・!?いなくなった・・・!?」

蓮子「いや・・・何だか変だよメリー・・・」






「・・・あれあれ?あそこにいるのは・・・人間?何かどこかで見たような感覚がするけど何でだろー?」







《人間の里:鈴奈庵》

・・・鈴奈庵の店番をしている本居小鈴。


小鈴「はぁ・・・最近里の人たちの様子がおかしいなぁ・・・何でだろ。それに阿求も何か隠している気がするし・・・・ん?」


すると小鈴は、1つの丸い物体・・・『モンスターボール』が落ちているのを見つける。大地が落としたものだろう。


小鈴「これは・・・?「ジじっ!!」きゃっ!?」


・・・すると、何かが鈴奈庵の近くに落ちてくる。



レジエレキ「じじじ・・・」


小鈴「・・・えっ、誰!?・・・妖怪?」



レジエレキ「・・・じじじ・・・」←構える


小鈴「・・・えっ、えっ?何をするつもりで「ドンッ!!」ひゃっ!?」

レジエレキは『しんそく』で突っ込む。間一髪で小鈴は避ける。


レジエレキ「じじじじじ・・・「ガンッ!!」!!?」

・・・突っ込んだ衝撃で、本棚の本が落ちて思いっきり頭部を直撃。


小鈴「な、何だったのかな・・・?・・・ていうか店が滅茶苦茶になっちゃいじゃな「ずこっ」わっ!?」

・・・小鈴も、本で足を滑らせてしまって転倒。軽く頭を打って失神。

小鈴「きゅ~・・・」


・・・転倒した衝撃で、モンスターボールが小鈴の手元から離れ、レジエレキに当たる。


・・・レジエレキはモンスターボールの中に入り・・・






『カチッ』という音が鳴り、そのまま辺りは静かになった。





続く。感想OK。

閉じた恋の瞳 ( No.414 )
日時: 2022/04/18 17:48
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。毎度この発言をする必要があるのかわからないおろさんです←



・・・まだまだ続いています『幻想郷編』。地底に向かった蓮子とメリーですが、同行していたデデデとゲッコウガが姿を消す。


久々に登場するキャラや、初登場する面々もまた登場です。






《永遠亭》

・・・通信機を介して、様々な情報を得られた永琳。

永琳「・・・案の定、かなり深刻そうね・・・こっちも何か策を考えないとならないわね。「へぇ、何か思ったより大変そうだねぇ」!」


・・・するとそこに、鈴仙とはまた別の兎の妖怪が現れる。『因幡てゐ』である。

永琳「誰かと思えばてゐじゃない。今までどこに行ってたのかしら。」

てゐ「いやぁ、あのべたべたした物体で縛り付けられて動けなくってねぇ、色々手間かかったの。」

永琳「そういう事・・・」

てゐ「・・・それより、BUGとかは地底に行ったらしいね。さっきその機械で聞こえてたよ。



・・・地底と言えば、やたらと勝手に地底に入ったり出たりしていたのがいたよね。たしか次元の綻びだとかが原因で地霊殿に飛ばされたっていう」

永琳「ああ、何かと噂になっていたあの合成獣キメラだとかって言う元人間の事ね。他にも結構前に髪色が変わったとか結構強力な能力を得たとか・・・


・・・そう言えば、彼も異世界の住人だったわね・・・彼も何か行動しているのかしら・・・」







《地底に繋がる道》


蓮子「変ね・・・急に2人が・・・」

メリー「一体どうなっているのかしら・・・ここはどうする?」

蓮子「うーん・・・ここは探すのを兼ねて進んでみましょ。」


仕方がないので、一旦進んでみる。


「・・・折角だから後を付けてみよっと。」



・・・数分後。



蓮子「・・・2人も見つからないし意外と長いわね・・・;」

メリー「そうね・・・;・・・あら・・・?」


・・・すると、背後から視線を感じる。

メリー「・・・ねぇ蓮子、さっきから結構視線を感じないかしら?」

蓮子「視線・・・・・実のところそうなのよね・・・何か気配を感じるわ。」


・・・とりあえず進む。・・・それをやたらと2人の背後から誰かがついて来ている。


メリー「・・・・(ーー;)」

蓮子「・・・・(ーー;)」



「・・・・」←背後から見つめている



・・・そっと2人は後ろを向く。

そこには、黄色い生地に白い2本線の緑の襟、胸元辺りにひし形の青色ボタン、黒い袖、薄く『ラナンキュラス』という花の柄が描かれている緑色スカートという服装で、薄い黄色いリボンが付いた鴉羽色の帽子を被った、黄色味がかった緑髪セミロングと緑目の少女だった。

左胸には、閉じている感じの丸い球体があり、そこから2本の管っぽいモノが彼女の黒い靴のハートの柄に繋がっている。


帽子を被った緑髪少女「あれれ?私の事が見えるの?」

蓮子「えっ?・・・み、見えるけれど・・・どういう事?」

メリー「というかさっきからついて来てたみたいだけれど・・・」

帽子を被った緑髪少女「え、気づいてたんだ。異世界に住んでる人達でで店長達以外でも私の事がはっきり見える人がいるんだねー。・・・あれ、そういう人たち何だかんだ結構いたような」

何かと目を輝かせているこの少女。

メリー「・・・この子どういう子なのかしら。何か店長とか言ってるけど」

蓮子「・・・根拠はないけど、別に悪い子でも無さそうね。それで・・・」

帽子を被った緑髪少女→こいし「・・・あ!そう言えばまだ名前とか言って無かったね!・・・私『古明地こいし』!!よろしくゥ!!」

蓮子「こいしちゃんね。私は蓮子。宇佐見蓮子よ。」

メリー「私はマエリベリー・ハーン。メリーって呼んでね。」

こいし「蓮子とメリー?よろしくね!!」

・・・古明地こいしと出会った蓮子とメリー。そして早速・・・

蓮子「・・・そういえば、いくつか質問良いかな?


・・・この辺りに、青い細い体のカエルみたいなのと、大柄なアヒル・・・っぽいのを見かけたかな?私達の仲間なんだけど・・・」

こいし「知らないなぁ。私が少し前にここに入って、蓮子とメリーを見た時にはそんなの見かけなかったよ。」

メリー「そう・・・どこに行っちゃったのかしら・・・


・・・あれ、ところで何でこいしちゃんはここに?私達は色々目的があって地底に行こうとしてるんだけど・・・」

こいし「私?・・・私も2人と同じで地底に行こうとしてるんだよ?

だって私もここに住んでるし。」

蓮子「えっ、地底・・・こと旧地獄出身なの?」

こいし「うん。『地霊殿』って言うとこに住んでるんだ。そこに私のお姉ちゃんやペットとかがいるよ。」

メリー「姉がいるのね。」

こいし「そうだよ!引き籠ってたり色々あるけどとっても優しいの!」

蓮子「そうなんだ。」

こいし「そうなの。・・・急に変なバリア?のせいで戻れなくなっちゃって。仕方が無いから色んなとこ回ってたら、たまたまここに通じる入り口が通れるようになってて。」

蓮子「(キーブレードで封鎖を解いたからね・・・)」

メリー「・・・目的がほとんど同じなら、この際だし一緒に行く?」

こいし「え、いいの?行く行くー!」


・・・と言う事で、こいしと同行する蓮子とメリーであった。



「こいし・・・無事だったんだな。良かった・・・・んで、あの2人は・・・秘封倶楽部とか言うあの時店に来てた・・・」




数分後。


蓮子「思ったより長いけど、どのくらいで着くのかな?」

こいし「わかんない!」

メリー「ええ・・・;」

蓮子「まぁ仕方がないわね・・・地下だからか通信機繋がらないし、とりあえず辛抱強く進むかぁ・・・って、あれっ?」


・・・すると、何か人影が見えてくる。


メリー「あれって・・・ここに住んでる住人かしら?」

蓮子「でも何か変ね・・・様子を見てみよう。」



・・・物陰に隠れ、様子を見る3名。・・・そこにいたのは・・・




黒い帽子を被った赤ひげ棒人間「・・・結解の解除完了しました。」

黒い帽子を二重に被った棒人間「ああようやくか。わざわざスマンな『ライトハンドマン』。・・・全く、誰がこんな小細工をしていたんだ。」

キングテレサ「これに関しては同意見だな『レジナルド』。こういう結界、いろんな場所に張られていたらしいぜ。それのせいで計画をまともに進められずにBUGが来ちまった。」


何と、アウトローと結託している面々がいたのだ。どうやらゲッコウガが張っていた結界を解いていたようだ。


蓮子「あれってたしかキングテレサ・・・!?何でここに・・・」

こいし「知ってる人?あれ人じゃないけど」

メリー「まぁね・・・あんまり良い奴じゃないけれど」




黒い帽子を被った二重に被った棒人間→レジナルド「・・・まぁ、起こってしまったことは仕方がない。さっさとあのディスペクターを旧都に攻め込ますんだ。」

黒い帽子を被った赤ひげ棒人間→ライトハンドマン「ええ、電波を送りましたのですぐに侵入するかと。」

レジナルド「そうか。・・・さて、我々も旧都に入って、使える奴等を徹底的に捕まえるぞ。・・・あんまりあのディスペクターが取り込んじまうと面倒だしな。」

キングテレサ「だな。つか取り出し方まで考えてないってアイツらもどうなってんだよ勘弁しろよっつーの。」

ライトハンドマン「まぁそうですね。



・・・しかしその前に、盗み聞きをしている不届き者を片付けましょうか。」



蓮子&メリー&こいし「!?」


・・・すると、3人の背後から蜘蛛っぽい妖怪の影が。

その者は、糸であっさり3人を拘束してしまった。


メリー「きゃっ!?」

蓮子「っ、とっくにバレていたのね・・・!!」

こいし「・・・あれ?誰かと思ったらヤマメちゃん?」


・・・その妖怪は、土蜘蛛の少女『黒谷ヤマメ』だった。シャドウブロックに操られている。


ヤマメ「・・・・」



レジナルド「オイオイ、まさか一番の邪魔者がこんな都合よくいたなんてな。」

キングテレサ「こいつらを潰せば好都合だぜ。アイツらの侵攻にも支障が出るし、99コロシアムの時の分を返せるしな。」


メリー「っ・・・結構マズいわね・・・!!」


ライトハンドマン「さて、無駄な抵抗はやめてもらおう。」←銃を向ける


蓮子「げっ、銃器持ちとは・・・」

こいし「はーなーせー!!」


レジナルド「・・・フン、とりあえずコイツを使わせてもらうぞ。」

レジナルドという棒人間は、シャドウブロックを取り出す。

レジナルド「安心しろ。お前のお友達ほどの事はしないさ。」


こいし「・・・お友達・・・?それって・・・」


かなりピンチな状態だった時・・・



「さぁぁぁぁせるかゴラァァァァァァ!!!!!!」


一同「!!!?」


・・・横から何者かが割り込んできて、3人の拘束を解き避難させ、氷らしき物体を放ってレジナルドたちに攻撃(避けられる)。


キングテレサ「チッ・・・オイ!!一体何者だ!!ふざけたことしやがって!!!」



「ああ?ふざけてんのはどっちだよ。随分好き勝手しやがってよぉ・・・」


蓮子「あ、あれ、貴方は・・・」

こいし「あっ、店長!!久しぶりー!!」

メリー「店長!?あの人が!?どういう関係・・・?」


・・・その者は、猫耳と尻尾が生え、喫茶店のエプロンを着ている、毛先が橙色の白髪の青年・・・


黒須「カカカッ・・・さて、この俺も本格登場だぜ。」←バトミントンラケットをペンの如く回す





続く。感想OK。

地底を行き来するジャックフロスト ( No.415 )
日時: 2022/04/19 17:19
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。




・・・古明地こいしが久々に登場。鈴音黒須も乱入して来て一体何が起こるのやらという今回です。




ライトハンドマン「・・・成程。お前はあのカスタネイスだとか言うマッドサイエンティストの被害者という事か。」



*補足
鈴音黒須は、前作からちょいちょい登場していたオリキャラであり『喫茶キャノン・ド』の店主(当初は『猫宮』の名字で営んでいた)。前作の終盤辺りで様々な事実(カスタネイスという魔族に改造された猫との合成獣キメラである事、『ジャックフロスト』の血筋である事等)が判明した男なのである。






黒須「ふぅん。あの野郎の事知ってんのか。」



ライトハンドマン「まぁな。あの男は裏社会では結構名高いんだ。」

レジナルド「そう言えば聞いたことがあるな・・・それで何のつもりだ。」



黒須「そりゃあ、ウチのアルバイトと仲間助けに来たってワケよ。

・・・そのついでに、ヤマメも助けねーとな。」



ヤマメ「・・・・」



キングテレサ「チッ・・・もういいぶっ潰してやる!!」


・・・キングテレサは大量のディスタスやハートレスを呼び出す。



こいし「ね、ねぇ、さっきからこれってどういう事?」

蓮子「そう言えばこいしちゃんにはまだ説明してなかったわね・・・」

黒須「こっちも色々把握しているが話は後だ。戦えるなら手伝え!!つか手伝ってくれ!!」

メリー「たしか黒須さんだったっけ・・・言われなくてもやるわよっ!」


蓮子とメリーがキーブレードを現し、エネミー達を倒していく。


こいし「私もやっちゃうぞー!!ええいっ!!」←弾幕を放つ



エネミー達「・・・・!!」



すぐにエネミー達を一掃した。



キングテレサ「んだと!?」

レジナルド「・・・流石に一筋縄では行かないだろうな・・・ライトハンドマン!!」

ライトハンドマン「はっ。」←マシンガンを取り出して発砲

キングテレサ「ケッ・・・ヤマメ!!すぐにアイツら潰せ!!」


ヤマメ「・・・・」←弾幕を放つ



黒須「この程度!!」


・・・黒須は、1つの弾幕に手を触れる。そしたら、弾幕と、銃弾が全部が凍り付いた。


ライトハンドマン「何・・・!?」


メリー「だ、弾幕を一瞬で・・・」

黒須「俺は『触れたモノを伝ってあらゆるものを凍らせられる能力』を持ってんだ。だからこれくらい朝飯前ってワケさ。空気だろうが何だろうが何でも凍らせられる。まぁチルノのほど性能は高くないが。


・・・対象は何でも良いからもちろん・・・」


黒須は、バトミントンラケットをヤマメに向ける。そしたら、そこから氷の手のような物体が出来て、掴んでヤマメの動きを封じる。


ヤマメ「!?」



黒須「空気を伝ってこういう事もできる。」



キングテレサ「チッ!!厄介な真似すんじゃねーか・・・さっさとその拘束をーー「ガンッ!!」えっ!?」


・・・するとヤマメの頭に何かが落下して、強打。あっさり倒れ、シャドウブロックも謎の古代文字によって消えた。


ヤマメ「あうっ・・・」


・・・ちなみにその何かは、釣瓶落としの『キスメ』だった。


黒須「ありがとよキスメ。」


キスメ「こ、こちらこそ(?)・・・」



蓮子「結構強いじゃない・・・!!だったら私達も負けてられないわね!!」

メリー「そうね!ええいっ!!」


・・・蓮子とメリーも弾幕を放ちまくって、エネミー達を片付ける。



こいし「へぇ、2人も弾幕使えるんだー」


蓮子「さて、後は・・・あれ?」


・・・形勢逆転かと思われたが、レジナルドが見当たらないことに気づく。


メリー「あれ、1人いない・・・?」


黒須「これは・・・まさかっ!!」



レジナルド「・・・死ねっ!!!」


こっそりレジナルドが背後に移動していたようで、彼は蓮子に向けて発砲する。


黒須「危ないっ!!!」

蓮子「えっ?」



・・・急いで黒須が庇う。銃弾は頭部に当たった。




メリー「く、黒須さん!?」

蓮子「わ、私を庇って・・・あれ?」

・・・頭部に銃弾が当たったはずなのに、黒須は平然と立っている。


黒須「チッ・・・案外狡猾な真似しやがって・・・」


レジナルド「なっ・・・!?」


・・・すると、銃弾が当たって出来た傷が塞がっていく。銃弾自体もそのまま追い返される感じのように落ちて、凍り付いて消える。

蓮子「えっ、ま、まさかの不死身・・・!?」

こいし「うん、店長結構特殊なの。」

メリー「知ってるの!?」



キングテレサ「ハァァァァ!!!?何だソレ反則だろ!!」

ライトハンドマン「一体全体どうなっている・・・」


レジナルド「チッ・・・お前一体何なんだ!!」




黒須「何なんだって言われるとなぁ・・・






・・・まぁ・・・・俺はただの偽善者さ。」



・・・黄色くなった目を光らせ、彼はそう言った。







一旦区切ります。感想まだ。

地底を行き来するジャックフロスト ( No.416 )
日時: 2022/04/19 18:51
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

続き。





黒須「そんでどうすんだ?まだやるか。」




レジナルド「っ・・・まあいい・・・後の事はあのディスペクターに任せるか・・・仕方ない、撤退するぞ。」

ライトハンドマン「ええ、了解。」

キングテレサ「・・・覚えてろよ!!」


・・・と言う事で、3名は去って行った。



黒須「・・・逃げられたか。・・・そういやお前ら大丈夫か?」

蓮子「まぁ、大丈夫ですけれど・・・そっちこそ大丈夫何ですか?」

黒須「俺は全然平気だ。あと敬語じゃなくてもいい。体の年齢は20のまんまだし」

メリー「えっ」

黒須「・・・あ、今の余計だったか?」

こいし「それはそうと店長ー!!久しぶりー!!」

黒須「どっ・・・お前いつの間に背後に・・・まぁ、お前も久しぶりだなこいし。」

メリー「・・・黒須さん、こいしちゃんとはどういう関係なの?」

黒須「えっ?こいしはアルバイトで、俺がバイト先の店長。」

蓮子「バイト先って事は、あの時の喫茶店?」

黒須「ああ。色々あって働かせてんだ。(発端無銭飲食未遂だが)「うぇーいうぇーい」ちなみに何だかんだで「うぇーいうぇーい」喫茶店での仕事は充実して「うぇーいうぇーい」ちょっ、一旦黙って」←*背後でこいしがウェイウェイ言ってた



ヤマメ「うーん・・・あれ、ここって・・・」

キスメ「あっ、ヤマメちゃん!良かったー・・・!」



黒須「・・・おっ、ヤマメも起きたようだな。」



ヤマメ「あれっ、黒須さん!?・・・久びりに見た気がする。



・・・(蓮子とメリーを見る)あれれ、そこにいるのって人間?・・・美味しそう「ダメです(by黒須」ちぇー。」

キスメ「ちぇっ・・・」



・・・とりあえず何とかなったのだが、するとこいしが。



こいし「・・・そういえば、さっきの生き物って何だったの?つい倒しちゃったけど。」


ヤマメ「魔物?」


メリー「あっ、そう言えば・・・」

蓮子「ちゃんと説明しておかないといけないわね。「と、その前に一つ」えっ?」



すると黒須が、進む方向から左の壁に近づく。


黒須「ここに・・・あったな。」


・・・黒須は、壁に隠されていた装置を見つけた。


蓮子「これって・・・もしかして妨害電波装置?」

黒須「そうだろうな。・・・らぁっ!!」


・・・能力で凍らせて、妨害電波装置を凍らせて破壊する。


黒須「さて、これで・・・「おーい!聞こえるかー?」早速か。」


すると、通信機から、作者から連絡が入る。


メリー「作者!?・・・あれ、何の問題も無く通信出来てる・・・?」

黒須「さっきの妨害電波装置のせいで通信できなかったんだ。ソレも魔道具だし、地下にいようが繋がるはずだもん。」

おろさん『・・・さて、まぁ何だかんだで助かったぜ黒須。』

黒須「ま、お安い御用ってワケさ。」

蓮子「えっ、ちょっと待ってどういう事?」

おろさん『ああ、そう言えば伝え忘れてたんだが・・・



・・・鈴音黒須も、BUGの一員なんだよ。』


蓮子&メリー「えええっ!!??」

黒須「さて、進みながら事情話し合おうじゃないか。ヤマメもキスメも行きましょうぜい」



数分後。


・・・旧地獄に繋がる道を進みながら、何かと事情を説明する。


ヤマメ「け、結構大変な事になってたんだね・・・そう言うのに加担しちゃったってなるとムカッと来るなぁアウトローとか言うのに対して」

キスメ「いつか捕まえてそして・・・じゅるり」

メリー「!?・・・何かとかなり苦労してるけど、それにしても黒須さんもBUGだったなんて・・・」

黒須「あくまで雇われ的な立場なんだけどな。」

蓮子「雇われってなると、あの・・・妹さんっぽい女の子で、何か黒い手が生えてたのは・・・」

黒須「あ、『センリツ』の事か?あいつもまぁワケあってそういう立場だな。ついでに言うと、血は繋がってないが兄妹関係さ。」

蓮子「やっぱりそうなんだ・・・でも、何でセンリツさんもあんなことになってるの?黒須さんもそうだけど・・・」

黒須「・・・俺もセンリツも人間だった頃、互いによろしく無い事が結構あってな。あの棒人間が言ってた『カスタネイス』だとかいうヤツのせいで、俺は猫と、センリツは『UMAアンバランス』とかいう新生物と混ぜ合わされた、結果的に俺ら兄妹今や合成獣キメラだよ。

・・・まぁ、色々もう済んだことではあるし、この体に不便は無いから別にいいんだけど。」

蓮子「・・・それと、黒須さんの体って・・・さっき銃弾当たっても平然としてたし・・・」

黒須「・・・ああ、この体?・・・



俺にも良く分からないが、俺は寿命以外の方法でしか死ねなくなっちまったんだ。」

メリー「寿命以外で・・・?」

黒須「ああ・・・更にはどういうわけかかなり長い寿命でな。作者曰く『妖怪の寿命の半分くらい』だとか・・・曖昧だが少なくとも数百年以上なんだよ。それとUMAアンバランスが特殊故か、センリツも同じような寿命を得ちまった。」

蓮子「ワリオ以上に不死身でも、妹紅みたいに不老不死と言うのには違うのね・・・」

黒須「不老ではあるけどな。改造されたせいか体が20歳のまま一向に成長しねぇ。

・・・霊烏路ってヤツが友人にいるんだが、この氷の能力が身に付く前の時、ソイツが誤って俺に攻撃ぶちまけちまった時に判明した。焼け落ちた上半身が一気に再生した。」

蓮子「おおう・・・;」


こいし「店長って結構凄いんだよ。あの氷精と揉めてかき氷いっぱい作って対決したこともあるんだ!」←唐突に割り込む

メリー「どういう対決・・・?;・・・あれ、ところで、黒須さんは何でここに?・・・私達の加勢って訳でも無さそうだし・・・」

黒須「あー・・・結構個人的な理由混ざってんだがよぉ・・・」


・・・黒須は、なぜ自分が地底に行こうとしているのかを言う。


黒須「・・・一番の理由が、さとりさんや皆を助けるためってとこだ。」

蓮子「さとりさん・・・?そういえば前にも何かさとりさんとか行ってたけれど・・・」

黒須「ああ。『古明地さとり』・・・こいしの姉だよ。」

メリー「そうなの!?」

黒須「ああ。俺の恩人でな。センリツの事で色々あったんだが、その際に協力してくれたんだ。

・・・さとりさんは、人の心を読む、いわゆる『サトリ妖怪』なんだよ。あの人もあの人で何かと面白い人でさ、推理小説に影響されて探偵業もやってたりしてんだ。漫画とか小説とかの本関係でも結構趣味が合う。」

メリー「へぇ・・・・・ん?・・・そのさとりさんがこいしの妹なら、こいしも同じサトリ妖怪よね?でも心を読んでいるような一面は・・・」


こいし「~♪」←呑気に前に進んでる


黒須「・・・あー・・・こいしは、人に嫌われたくないって理由で、その心を読む能力・・・左胸に付いてる第3の目・・・サードアイを閉ざしちまったんだ。しかもあろうことかその代償で、周りから認識されづらくなっちまったらしい。」

蓮子「目を閉じて・・・心を閉ざしたという事かしら。」

メリー「そうだとしたら、あの明るそうな感じって・・・」

黒須「いや、多分アイツはただただ能力自体ををどうにかしたかっただけだ。ある程度の条件を為せていればちょっとでも認識されるし、アイツ本人も『無意識』の事はどうにかしようとしてるし、喫茶店ウチで働き続けてんのも、看板娘的な認知で周りから認識されるからだ。」

蓮子「うーん・・・でも中々複雑ね・・・」

黒須「まぁ、そもそも旧地獄は忌み嫌われちまった妖怪たちが住み着いてる場所だしな。心を読んで、トラウマを突き立てられるサトリ妖怪も例外じゃない。


・・・だけどな、実際皆よっぽどの事でない限り良い奴ばかりだよ。俺も色々あって旧地獄の存在を知ったばかりの時は、最初は皆の事を、『昔の自分と似ている気がする』と言う理由で勝手なエゴで同情していたが・・・関わって行くうちに、皆と仲良くなりたい・・・そう思うようになってな。」

蓮子&メリー「おおー・・・(|△| )」

・・・恥ずかしながらも言ったこの彼の発言に、2人はかなり関心した。

黒須「・・・さて、そろそろ旧地獄に付くはずだ。デデデとゲッコウガも探しつつ、早いところ・・・」



「ギョロロロロ・・・」



黒須「・・・!?・・・何か聞こえたな・・・嫌な予感がする・・・急ごう。」







続く。感想OK。

BUGメンバー一覧 ( No.417 )
日時: 2022/07/29 18:36
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: CE4YyNoS)

どうも。おろさんです。


親スレの上限を考えまして、BUGのメンバー一覧をこのスレッドに移すことにしました。


メンバー

・秘封俱楽部
宇佐見蓮子
マエリベリー・ハーン

・スマブラ登場作品関連(()内が登場作品)
マリオ(マリオシリーズ)
ルイージ(マリオシリーズ)
クッパ(マリオシリーズ)
クッパJr.(マリオシリーズ)
ワリオ(マリオシリーズ、メイドインワリオ)
ピカチュウ(ポケモン)
ポケモントレーナー(ポケモン)
ルカリオ(ポケモン)
ガオガエン(ポケモン)
ゲッコウガ(ポケモン)
ピチュー(ポケモン)
むらびと(どうぶつの森)
カービィ(星のカービィ)
メタナイト(星のカービィ)
デデデ(星のカービィ)
フォックス(スターフォックス)
ファルコ(スターフォックス)
ヨッシー(マリオシリーズ、ヨッシーアイランド)
ドンキーコング(マリオシリーズ、ドンキーコング)
ディディーコング(マリオシリーズ、ドンキーコング)
キングクルール(ドンキーコング)
クラウド(ファイナルファンタジー)
ロボット(ファミコンロボット)
スティーブ(マインクラフト)
ゲムヲ(GAME&WATCH)
3号(スプラトゥーン)
ポポ(アイスクライマー)
ナナ(アイスクライマー)
パックマン(パックマンシリーズ)
ソニック(ソニックシリーズ)
ワルイージ(マリオシリーズ)
マホロア(星のカービィ)

・ぷよぷよ
アルル
カーバンクル
ルルー
シェゾ
ウィッチ
ドラコケンタウロス
アミティ
シグ
リデル
ラフィーナ
クルーク
りんご
まぐろ
りすくま
ティ
エス
オー

・ポップンミュージック(ひなビタ等含む)
うた
みほ
薬子
ルート
ニット
山形まり花
和泉一舞
春日咲子
芽兎めう
霜月凛
ノクス
マタン

・ボーカロイド
GUMI
MEIKO
鏡音リン
鏡音レン

・妖怪ウォッチ
ジバニャン
ウィスパー
百鬼姫
コマさん
コマじろう
ロボニャンF型
からくりベンケイ
フユニャン

・ペルソナシリーズ
鳴上悠
花村陽介
里中千枝
天城雪子
巽完二
クマ
久慈川りせ
白鐘直斗
雨宮蓮
モルガナ
坂本竜司
高巻杏
喜多川祐介
新島真
佐倉双葉
奥村春

・スタジオわさび作品
霜月ユキナリ
新村コウ
森リンタロウ
森ミサキ
神木リツ
小宮チエ
瑠璃川ユウト
今井ミサ
月島ジン
成瀬ハル

・東方project
博麗霊夢
霧雨魔理沙
アリス・マーガトロイド
藤原妹紅
永江衣玖
封獣ぬえ
東風谷早苗
射命丸文
河城にとり
秋穣子
秋静葉
十六夜咲夜
鈴仙・優曇華院・イナバ
依神紫苑
依神女苑
比那名居天子
チルノ
ルーミア
大妖精
リグル・ナイトバグ
ミスティア・ローレライ
古明地こいし
黒谷ヤマメ
キスメ
秦こころ
本居小鈴
多々良小傘
ルナサ・プリズムリバー
メルラン・プリズムリバー
リリカ・プリズムリバー
堀川雷鼓
風見幽香
メディスン・メランコリー
フランドール・スカーレット

・その他
カップヘッド(カップヘッド)
マグマン(カップヘッド)
赤ボウ(棒人間)

・オリキャラ
独目菜乃
祷大地
鈴音黒須
鈴音センリツ


《協力関係者》(登場作品省略)
希望ヶ峰学園、ヴェルナー伍長、ミミ、ニャミ、レムレス、フェーリ、サタン、エコロ、ゼット、アイ、ジェイ、エル、シャドウワーカー(桐条美鶴、真田明彦、アイギス、山岸風花、岳羽ゆかり、伊織順平、天田乾、コロマル)、万事屋銀ちゃん(坂田銀時、神楽、志村新八)、妖怪ウォッチバスターズ(ブリー隊長、ふぶきちゃん 等)、幻想郷(守矢神社、命蓮寺、神霊廟、紅魔館、永遠亭、地霊殿・旧都 等)、茨木華扇、上白沢慧音、稗田阿求、二ッ岩マミゾウ、森近霖之助、草の根妖怪ネットワーク(わかさぎ姫、今泉影狼、赤蛮奇)、西行寺幽々子、魂魄妖夢、綿月依姫、綿月豊姫、レイセン、オヤ・マー博士、ヘンリー・スティックミン、エリー・ローズ、チャールズ・カルヴィン、トレイン=ハートネット、イヴ、スヴェン=ボルフィード  等


(順次更新)




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