二次創作小説(新・総合)
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- きらびやかな日常
- 日時: 2021/07/03 22:15
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: xIyfMsXL)
優衣「タイトルコールです。」
ソニック「作者のネタ切れが原因で打ちきりになった日常が復活したぜ!」
エミー「料理対決や小話とかいろんなお話があるわよ!」
作「未熟者の作者だが宜しく頼む。」
オリキャラ紹介
>>718、>>722、>>747、>>782、>>796
世界観
>>751
優の特務司書生活
優が特務司書になりました 『失くし物探し駅』 著者:桜木霊歌 >>754-759
奇襲作戦!『歯車仕掛けのヴィーゲンリート』ヲ浄化セヨ! >>789-793
在りし日の記憶
Welcome to the Villains' world >>769-781
- 優が特務司書になりました 『失くし物探し駅』 著者:桜木霊歌 ( No.755 )
- 日時: 2021/05/03 11:08
- 名前: 桜木霊歌 (ID: Fa9NiHx5)
優「というかそれ以前に、特務司書って何ですか!?そもそも僕まだ高校生で司書になれませんよ!?」
困った様子でそういう優に、館長は単刀直入に言い過ぎたかな?と考える。
館長「その説明は今からする。それに・・・」
優「それに?」
館長「物語が大好きな君にとって、許せるような事ではないからな」
優「・・・!?説明、お願いします」
簡単に館長の説明を纏めるとこうだ。
・物語が侵蝕者という存在によって消されそうになっている
・完全に物語が侵蝕されると、侵蝕された物語は人々の記憶から消え去り、何かをきっかけに思い出すという事もできなくなる
・それを止めることができるのは錬金術師によって現代に転生した文豪達(『語り部』の想区でいう創造主達)のみ
・優はその錬金術師としての素質がある
・特務司書は文豪達の補佐をする錬金術師である
優「なるほど・・・大まかには理解しました。」
館長「特務司書が増えてくれるのは嬉しい限りだが、無理強いはしたくない。君が特務司書になりたくないのであれば、俺は何も言わない」
本当に学園長とは偉い違いだ。
もしも学園長がこの場にいたら、絶対に食費や雑用、衣食住を盾に脅すがこの館長はどうだ?
ちゃんと優の意志を尊重してくれている。
そして、優の答えはすでに決まっている。
館長の期待に応えたいという気持ちと、自分の大切な物語を失ってほしくない・・・そう願っている優の選択は一つだけだった。
優「館長さん、僕にその特務司書のお仕事、やらせてください!物語を守るためなら、どんな役割だってこなしてみせますから!」
館長「ありがとう。優くん・・・」
『それじゃあついてきてくれるかな?』と館長に言われ、ついていくとそこは図書館の一番奥だった。
そして、館長は本棚から何冊か本を抜き取る。
館長「今からやることをちゃんと覚えるんだよ」
優「はい!」
まずは館長からみて真ん中の段にある本をを2冊、その上の段と下の段から一冊ずつ取り出す。
まずは真ん中から一つ上の段の本を右にずらして本を差し込み、次に真ん中から一つ下の段の本を左にずらして本を差し込み、最後に真ん中の段の本の隙間に先程抜き取った本を差し込む。
すると、魔法陣のようなものが現れる。
恐らく、これは扉のようなものなのだろう。
館長「それじゃあ行こうか」
優「は、はい!」
そして、優と館長は魔法陣をくぐり抜けた。
感想まだです
- 優が特務司書になりました 『失くし物探し駅』 著者:桜木霊歌 ( No.756 )
- 日時: 2021/06/09 20:56
- 名前: 桜木霊歌 (ID: sbAJLKKg)
次に目に入った光景は、図書館以上に大きな本棚で埋め尽くされた部屋だった。
床には赤いカーペットが敷かれ、天井には星空が見える。
今はまだお昼だったよね?とか星空の国の星空とだったらどっちが綺麗なんだろう?とか的はずれなことを考えてしまっている。
館長「ここが文豪達の住居兼基地だ」
優「・・・お言葉を・・・無くしていました・・・」
まさかここまで立派だとは想像もしておらず、優ら結局月並みな言葉しか出せなかった。
ホントに霊歌譲りの語彙力はどこに行ったんだ、なんて言いたいほどに・・・
黒髪着物の男性「おや、館長そちらは新しい特務司書さん・・・!?」
優と館長に近づいたのは、仕立ての良いシャツの上に黒い着物を纏い、黒い指ぬきグローブをはめた黒い長髪を一本に纏めた男性だが、その男性は優を見た瞬間に、まるで見られるとは思っていなかった、あるいは会えるとは思わなかったとでも言わんばかりの表情になった。
そして、その男性は優に近付くとこう聞いた。
黒髪着物の男性「君、新しい特務司書かい?君の名前は?」
優「僕の名前ですか?時ノ小路優です!」
その言葉を聞くと、男性は『やはりか・・・』と言った後、こう聞いてきた。
黒髪着物の男性「君の高祖母の名前・・・時ノ小路優歌さんだったりしないかい?」
優「!何でそのことを知って・・・まさかあなた、芥川龍之介さんなんですか!?」
黒髪着物の男性→龍之介(アルケミスト)「その通りだよ・・・似ている上に名字も彼女と一緒ならまさか・・・と思ってね」
自分の知っている龍之介とは違う。
となると錬金術師によって転生したあり得たかもしれない芥川龍之介なのかもしれない。
というか自分の知ってる『語り部』の想区じゃないんだ。それは当たり前だろう。
なんて考えてしまっているあたり、自分もだいぶナイトレイブンカレッジで染まったんだなぁ・・・なんて考えている。
館長「芥川、かつての弟子の子孫と会えて驚いているのは分かる。だが、俺は彼がお前の弟子・・・霊歌の子孫だとは知らなかったのは本当だからな?あと、二人共仕事だ。」
仕事だということは、何かの物語が浸蝕されて消えそうになっているということだ。
優「その物語、一体何なんですか!?」
館長「落ち着け。多分、侵蝕されている物語の名前を効けば、落ち着けなくなるが・・・」
龍之介(アルケミスト)「それはどういう意味で?」
館長「本の題名は・・・
『失くし物探し駅』・・・お前達二人は、知っていてもおかしくはないだろう?」
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- Re: きらびやかな日常 ( No.757 )
- 日時: 2021/05/03 11:18
- 名前: 桜木霊歌 (ID: Fa9NiHx5)
本の題名に、優と龍之介(アルケミスト)は驚いたような表情をしていた。
それも無理はない。
そもそも館長の言った通り、二人にとって知っているものだったからだ。
何故なら『失くし物探し駅』は龍之介(アルケミスト)の弟子であり、優の先祖である霊歌の晩年・・・つまり、生前最後の物語のであるから・・・
『失くし物探し駅』・・・それは、広い広い『失くし物』駅という駅で暮らしているとある駅員の物語。
そこは持ち主が物をなくし、本当の姿と名前を思い出せなくなった持ち主が探している物の付喪神が集まる駅。
ここで彼らは駅員によって本当の姿と名前を思い出し、持ち主の元へと帰っていくというオムニバス形式で語られる児童小説であり、その駅員の正体は廃線となった駅と電車の付喪神だが、彼は帰ることができず、『失くし物駅』でたくさんの付喪神を見送り続けるというストーリーだ。
そして、これは優が作家を志したきっかけ物語であり、龍之介(アルケミスト)にとっては大切な弟子の最期の作品である。
故に、2人には思い入れが強いのだ。
龍之介(アルケミスト)は柄もなく、そして想像もつかないような様子で舌打ちしている
優「何で霊歌さんの作品に侵蝕者が・・・!?」
龍之介(アルケミスト)「その理由は分からない。もしかしたら理由なんてないのかもしれない・・・だが、侵蝕者達は頭が良く妙に賢い。多分だが、彼女を駅員か失くし物の付喪神に見立てて、彼女が協力や持ち主の元に帰る事を拒む者を記憶から舞台装置として用意するだろう・・・」
優「霊歌さんが協力や帰る事を拒む人間・・・?もしかして、霊歌さんのお父さんとお母さん・・・!?」
霊歌はかつて大阪で生まれ育った少女で、医者の家で生まれた。
彼女の父親は霊歌・・・当時の優歌を完璧な医者にするために厳しく育て上げようとし、母親はそれに無関心で、体の弱かった弟はネグレクト状態にあった。
そんな生活、優歌は我慢できなかった。当然、両親のことを蛇蝎の如く嫌っていた。
そして、11歳の頃に家出同然で東京に上京。
芥川龍之介の弟子となり、児童小説作家として暮らしていたが、19歳の時に当時は不治の病と言われていた結核に感染しそのまま死亡。
後に両親は成長するにつれ体が良くなった霊歌の弟に全てを告発され、そのまま没落したらしい。
感の良い人なら分かっただろう。
優は霊歌の弟からの血縁者なのである。
龍之介(アルケミスト)「まずは潜書しよう。このままでは、彼女の最期の物語が失われてしまう「あ、あの!」?優くん、どうしたんだい?」
優「僕もその潜書ってやつはできますか!?」
館長「できないことはないが、特務司書の潜書はおすすめされていない「それでも行きたいんです!僕だって戦えるんです!」・・・!そこまで言うなら仕方がない。許可しよう」
優「館長、無理を聞いてくださり、ありがとうございます!」
そうして彼らは潜書する本のある部屋へと連れて行かれる。
確かにそこに『失くし物探し駅』の本と、著者である霊歌の名前は読めた。
しかし、それは辛うじて読める程度。
このまま物語が消滅してしまえば、この物語を読むことは二度とかなわないどころか、この物語の記憶すら無くしてしまう。
霊歌のことすら忘れてしまうのだろうか?なんて嫌な考えが頭をよぎってしまう。
優「行きましょう。霊歌さんの物語を守るためにも!」
そう言って優は浮かんでいる赤黒い光を放っている本に触れる。
大切なご先祖様の想いが込められた物語を守る為に・・・
感想まだです
- 優が特務司書になりました 『失くし物探し駅』 著者:桜木霊歌 ( No.758 )
- 日時: 2021/06/09 17:40
- 名前: 桜木霊歌 (ID: sbAJLKKg)
次に優が目を覚ましたのは大正時代を思わせる駅の中だった。
と言うことは・・・と思って駅の書かれている看板を見ると、そこには『失くし物駅』、と書かれている。
潜書とやらができたのか、思うと同時に、ハッとした。
優「イケナイイケナイ・・・まずは侵蝕者を探さないと・・・」
龍之介(アルケミスト)「いや、どちらかと言うと霊歌の方を探さないとね?」
優「へ?何故ですか?」
龍之介(アルケミスト)「侵蝕された物語には、まずその物語の作家・・・つまるところ、文豪の魂がとらわれる。大抵は、物語の登場人物とかに配役されているんだ。そして物語を守る方法は一つ、物語を正しく完遂すること。」
その説明を聞いて、たしかにそれなら霊歌さん本人を探したほうが早いし、カオステラーやボイドが主役の周りで発現するようなものなのかな?と考える。
そして、とあるホームで霊歌らしき少女を見かけた。
外見こそは自分のよく知る霊歌と同じ姿をしており、衣装の方は駅員を思わせるような服装をしている。
霊歌(アルケミスト)「こんにちわなのです。お兄さん達は新しい失くし物の付喪神さんなのですか?」
・・・一ミリも予想もしていなかった話し方に、優は半ば嘘だろ!?と思ったが、龍之介(アルケミスト)は自分の知る龍之介とは容姿が異なっていた。
となると、話し方が違うのもこの世の摂理なのかと思うのだが、元気な女の子を思わせる話し方をしている霊歌だからこそ、まさかの『なのです』口調は想像もつかない!つかなさすぎる!
龍之介(アルケミスト)「僕達は失くし物の付喪神じゃない。少し用事があってここに来たんだ」
霊歌(アルケミスト)「そうなのですか?わざわざご苦労さまなのです。・・・あ、新しい失くし物の付喪神さんが・・・!?」
そこにいたのは、霊歌の両親であろう2人の男女。
確か物語の中で男女で出てきたのは婚約指輪の2人。
両親を蛇蝎の如く嫌う霊歌には、特攻もいいところだった。
婚約指輪の男「すみません、ここは一体・・・「いやぁあああああ!!!」え・・・?」
アルケミストの霊歌は父親の姿をした婚約指輪の男を見て怯えてしまう。
霊歌(アルケミスト)「龍先生・・・何でここにお父さんとお母さんがいるのですか!?そして、この服装とここは何なのですか!?」
優「落ち着いてください霊歌さん!あの人達はあなたの本当のお父さんとお母さんじゃない!」
霊歌(アルケミスト)「え・・・!?優斗・・・!何でここにいるのですか・・・!?」
優「いいえ、僕は優斗じゃありません。僕は時ノ小路優。優斗さんは僕のひいひいお爺さんなんです。」
霊歌(アルケミスト)「優斗の・・・曾孫・・・?」
龍之介(アルケミスト)「彼の言う通り、彼らは君の怖がる本当の両親じゃない。失くし物の婚約指輪達だ。早く切符を作って元の持ち主の居場所に返さないと・・・!この時に・・・!」
そこに現れたのは多少グロテスクな見た目をした魔物たち。
恐らくこいつらが侵蝕者なんだろう。
侵蝕者が現れると、龍之介(アルケミスト)は持っていた本を刀に変化させる。
優はちらりと侵蝕者を一瞥すると、導きの栞を取り出す。
優「力を貸してください・・・接続!」
導きの栞を挿むと、優の体は光りに包まれる。
優の身長は16歳の女の子ほどに縮み、服装は白いブラウスに花の刺繍が施された赤いスカートに白いニーハイソックスと茶色いロングブーツに変化し、花の刺繍が施された結目にピンクのガーベラの飾りのついたリボンが留め金になっているピンクのフリルで飾られた赤いフード付きケープを羽織っている。
そして、ショートボブだった髪はロングヘアーに変わり、体格も女の子に変化する。
そして、その手には優の変身した少女の身長と同じくらいの長さをした花の飾りのついた両手杖を握っていた。
それは間違いない。優の先祖であり、夢物語の創造主である桜木霊歌の姿に変化していた。
霊歌(アルケミスト)「あれは・・・私なのですか・・・!?」
龍之介(アルケミスト)「なるほど・・・戦えるとはそういう意味なんだね」
霊歌(優)「あなたは早くその二人の切符を作って早く元の持ち主のところに送り返して!龍先生や私が戦っている中で、何もしないでこの物語を終わらせるつもりなの!?」
そんな優の言葉を聞いて、霊歌(アルケミスト)は嫌だと思った。
自分だけが怖がって、本来帰るはずの物を待たせるわけにはいかない・・・
素早く切符を作り、婚約指輪の2人に切符を渡しに行こうとするが、何者かに攻撃されて阻まれる。
それは、駅員だった。
恐らく・・・いや、確定で『失くし物駅』の駅員だろう。
この物語を破綻させるには、失くし物駅の駅員が付喪神を持ち主の元へ返さないこと・・・
それで霊歌(アルケミスト)の両親の姿をとったが、それが優や龍之介(アルケミスト)によって失敗。
こうして実力行使に出たのだろう。
霊歌(優)「霊歌(アルケミスト)は今頑張ってるんだよ!?あなたが邪魔をしないで!」
そういって、霊歌の姿を借りている優はそのまま駅員を攻撃する。
霊歌(優)「今のうちに二人を!」
霊歌(アルケミスト)「は、はいなのです!」
優の言葉に触発された霊歌(アルケミスト)は、そのまま婚約指輪の二人を押し込むように電車に入らせる。
そして、二人が乗車すると、電車は汽笛を鳴らしながら出発していった。
龍之介(アルケミスト)「届け物の物語は今完結した。君の負けだ」
駅員「認めない・・・認めない・・・!「みっともない真似はよしてほしいのです!」
霊歌(アルケミスト)「そんなに認めるのが嫌だと言うのであれば・・・」
霊歌(アルケミスト)の体はが光りに包まれる。
そして光が晴れると、霊歌(アルケミスト)の服装は変わっていた。
桜色のブラウスの上にワンピースのようにフリフリでフリルであしらわれた麻の葉模様の赤い着物を纏い、赤と白の市松模様の帯びを締めている。
白いニーハイソックスに茶色ロングブーツを履き、白い花のカチューシャをつけている。
自分の知っているかつ、いま自分が接続している霊歌とはまたちがった女の子らしさがある可愛いらしい姿だ。
そして、枝と桜をもしたマスケット銃を握っていた。
霊歌(アルケミスト)「私が引導を渡して差し上げるのです!」
霊歌(優)「霊歌!手を伸ばして!」
霊歌(アルケミスト)「は、ハイなのです!」
二人の手が重なる。そのタイミングで優はある呪文スペルを唱えた。
霊歌(優)「心を接続げて!」
すると、魔法陣が現れて輝きを放ち、霊歌(アルケミスト)のマスケット銃に蔦が絡みつく。
霊歌(アルケミスト)が弓を放つと、駅員と駅員の周りに銃弾が着弾する。
そして、大きな蔦が駅員を拘束し、そのまま握りつぶした。
優は安心して接続コネクトを解除し、アルケミストの霊歌の元に駆け寄る。
霊歌(アルケミスト)「龍先生、優くん、今回はありがとうございましたのです」
優「僕達は何もしてません。大好きな本の世界を守っただけですからね」
龍之介(アルケミスト)「その通り。僕達は自分の役目を果たしただけだから」
会話をしているうちに、周りはどんどん黄金の光で包まれていく。
そして、図書館に返されるのだろう。
霊歌(アルケミスト)「お二人にはまた会えるのですか・・・?」
龍之介(アルケミスト)「近いうちに会えるよ。だから、少しだけ待っていてね」
感想まだです
- 優が特務司書になりました 『失くし物探し駅』 著者:桜木霊歌 ( No.759 )
- 日時: 2021/06/09 17:38
- 名前: 桜木霊歌 (ID: sbAJLKKg)
気がつくと、潜書したときの部屋へと戻っていた。
龍之介(アルケミスト)「帰還成功っと」
霊歌(アルケミスト)「へ?あれ・・・?先生?何で!?」
優「帰ってきたんですよ。僕らの基地兼住居に」
霊歌(アルケミスト)「何で私もいるのですか!?」
龍之介(アルケミスト)「言ってなかった?侵蝕された本を元に戻すと、本に封じ込められていた魂も開放されるんだよ」
優「聞いていないですよそんなこと!」
こういうのんびり屋さんなところは僕の知る龍之介さんと変わらないのか、と認識してしまうが、今はそれどころではないのかもしれない。
これから、僕はここの特務司書として頑張ることになるのだから。
登場人物紹介
時ノ小路優
栞の紋章:万能職
キャラ属性:ツッコミ組
霊歌の血縁者であり、数少ない万能職の持ち主。
ナイトレイブンカレッジの監督生と私立御伽学園高校の生徒に加え、特務司書という三重生活を送ることになった。
桜木霊歌(アルケミスト)
職種:射撃職
武器:銃
キャラ属性:気絶組
図書館で暮らすアルケミストに召喚された文豪としての霊歌。
本人とは違い、龍之介(アルケミスト)の事を常に『龍先生』と呼んでいる
本人同様に明るく活発な性格だが、霊歌とは異なり真面目で『なのです』口調。
少し控えめでおとなしい性格でもある
芥川龍之介(アルケミスト)
職種:攻撃職
武器:大剣
キャラ属性:動じない組
図書館で暮らすアルケミストに召喚された文豪としての龍之介。
I LOVE DESI!
カリスマ性に溢れドライな印象を与えるため一見近寄りがたいがとても優しい男性。特に霊歌(アルケミスト)には甘い
失くし物探し駅
霊歌の生前最後の作品
物の付喪神に焦点を当てた作品で、オムニバス形式で綴られていく児童小説。
これをきっかけに物を大切にする子供が増えたのだとか
感想OKです!
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