二次創作小説(新・総合)

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きらびやかな日常
日時: 2021/07/03 22:15
名前: 桜木 霊歌 (ID: xIyfMsXL)

優衣「タイトルコールです。」
ソニック「作者のネタ切れが原因で打ちきりになった日常が復活したぜ!」
エミー「料理対決や小話とかいろんなお話があるわよ!」
作「未熟者の作者だが宜しく頼む。」

オリキャラ紹介
>>718>>722>>747>>782>>796

世界観
>>751

優の特務司書生活
優が特務司書になりました 『失くし物探し駅』 著者:桜木霊歌 >>754-759
奇襲作戦!『歯車仕掛けのヴィーゲンリート』ヲ浄化セヨ! >>789-793

在りし日の記憶
Welcome to the Villains' world >>769-781

悪ノ娘パロ 紺のクロデュアール ( No.205 )
日時: 2018/08/15 11:12
名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)

誕生日を祝っての舞踏会が終わってからしばらくたった。しかし、カイリアは舞踏会が終わってから不機嫌なのだ。食料庫の食料が減っているのだ。
カイリア「レコットよ。お主は何か知らぬのか?」
レコット「知らないって・・・何をですか?」
カイリア「食料庫の事じゃ。最近不自然に減っておる。お主は噂好きじゃろう。何か知らぬのかと思ってな。」
レコット「・・・はい。どうやら何者かが、食料を持ち出しているみたいなのです。」
カイリア「一体誰が持ち出したのだ?」
レコット「体格からして、この王宮の人間とは思えません・・・」
カイリア「その不届き者を教えろと言っておるのだ!」
その厳しく、とても強い言葉に、レコットは諦めたのか、白状した。
レコット「犯人は・・・クノット様です・・・」

今日も、カイリアの様子は不機嫌そうだった。なんでも理由は使っているナイフの本数が1本足りなかったかららしい。
カイリア「おい!今日の昼食のナイフが1本足りなかったぞ!我の塚上ナイフは5本と決めておるだろう!」
メイド「す、すみません・・・侍女長に伝えておきます・・・」
偶然その様子をみたリクアは、ペインに直接伝えた方がいいのではないかと思ったが、それをここで言うのも、処刑される可能性が高いのだ。どういう訳か、カイリアは自分が双子の弟という事を知らない。知られてはいけないので、自分からばらす事もできない。そこで、リクアは奇妙な男を見つけた。その男の腕は、とても震えていた。嫌な予感を覚えた刹那、その男は、手に持っていたナイフをカイリアに突き刺そうと、カイリアに突進しようとした。ナイフの本数が少なくなったのも、この男のせいだろう。
リクア(まずい!)
リクアは男に体当たりしてカイリアから遠ざける。幸い、怪我は無いようだ。男はナイフをもう一度構えて、カイリアを刺そうとする。リクアは近くにあったオブジェの剣を抜きとり、構える。いざ戦ってみると、剣のド素人で、剣の動きに迷いが見える。幼い頃からクノットに剣を教えを受けていたリクアにとって、敵ではなかった。いきなり命を狙われた事で、呆然としていたカイリアも、我に返った。
カイリア「そ、そやつを引っ捕らえよ!」
その後、男は絞首刑に処され、帰らぬ人となった。

ある日、リクアはカイリアに呼び出された。どうしたんだろうと、思うが嫌な予感を覚える。
カイリア「リクア、お主、剣の心得があるな?」
直球にその事を聞かれたが、目の前で自分とあの男の一騎討を見てしまったのだから仕方ないと思い、正直に話す。
リクア「カイリア様、隠していて申し訳ございません。剣も馬も、義父から教えを受けていまして・・・」
カイリア「そうか。お主の剣の腕には見覚えがある。誰にも負ける事の無いような実力・・・その実力を見込んで頼みがある。」
そう言うと、カイリアは羊皮紙と小瓶を取り出して、羽ペンで羊皮紙に何かを書く。その羊皮紙を小瓶に入れて、リクアに渡す。中の紙を見ろという意味なのか、中の羊皮紙をみるように促す。中の紙にはこう書かれてあった。
羊皮紙『クノットを暗殺してほしい』
リクア「・・・!どうしてこのような事を・・・」
驚いて遠回しに理由を聞く。
カイリア「あやつ、ムカつくのだ!いつも我の意思に反する事ばかりするし、食料庫の件もあるし・・・そこで我は考えたのだ。公にして処刑できぬのならば、こっそり暗殺してしまえばよいではないか!」
自分の兄がここまで残虐無道な命令を下せるとは思えなかった。幼い頃のカイリアは優しく、明るく、大雑把ではあったが、そんな彼に、そんな命令を下せるなど、尚更思えなかった。しかも相手は自分を匿ってくれたのだ。
カイリア「リクアよ。これは、我とお主、二人だけの秘密じゃぞ。」

幼少期カイリア『俺とお前の二人だけの秘密だぞ。』

リクアは様々なカイリアを知っている。しかし、カイリアが知っているリクアは1人だけ。リクアという、顔のよく似た召使・・・

感想まだ

悪ノ娘パロ 紺のクロデュアール ( No.206 )
日時: 2018/08/15 21:41
名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)

リクアは悩んだ。しかし、カイリアが望むならば、その期待に答えなければという思い。そして、レコットから聞いた、クノットがカイリアを暗殺する為に自分を召使にしたという噂を聞いて、この命令に従う事にした。カイリアが改心した素振りを見せて、痺れ薬を盛った酒を飲ませ、帰りに襲撃した。どうやら裏で何者かが暗躍していたようだが、その正体までは見抜けなかったらしい。
クノット「ごめんなぁ・・・でも、頼みがある。」
せめてもの、罪滅ぼしだ。リクアはその頼みを聞く事にした。
クノット「このまま止めをさしていい。ただ、最後に一回でもいいから、父さんって呼んでくれるか?」
リクア「・・・!分かりましたよ、父さん・・・!」

ザシュッ!

リクア(カイリア、これで君を邪魔する人はいなくなったよ。たとえ世界の全ての人達がカイリアの敵になっても、君を僕は絶対に守るから・・・君は王宮で笑っていて。君を守る為なら、僕はカイリアと同じ、悪にだってなってやる!)

クロット「親父、遅いなぁ・・・」
赤と黒の髪に真っ赤な服、針鼠の耳と尻尾が特徴的な青年の名前はクロット・ロレッタ。クノットの養子であり、リクアの義兄である。今日、クノットは王宮に出掛けたきり、帰って来なかった。翌日になっても帰って来ない為、心配して探しに向かう。ある場所に人だかりができていたのを見つけた。
ロロ「クロットお兄ちゃん!何もないから来なくていいよ!」
クロット「何言ってんだよロロ。何もなかったら人だかりなんてできやしな・・・」
クロットはそこを見た事を後悔した。ショックだった。
クロット(嘘だ・・・あの男は違う・・・あの針鼠の紋章は違うあの赤い鎧は違う親父じゃない親父は強いんだ親衛隊長なんだ三英雄の1人なんだ親父じゃない親父じゃない親父じゃない親父じゃない親父じゃない)「ぅ・・・あああああああああああああああああああああああ!!!!!」
クロットは絶叫をあげ、クロットの意識は途絶えた。

クロット「ぅ・・・あ?」
ロロ父「お、目が覚めたみたいだな。」
クロット「ロロの親父さん?俺、どうしてこんな所に・・・」
ロロの父親は深刻そうな顔つきでクロットがクノットの死体を見てあのまま気絶した事と、刺し傷があった為、暗殺されたと説明を受ける。

クノットの葬式は国の共同墓地で盛大に行われた。王宮で国葬を行うという誘いもあったが断った。三英雄の仲間だったペインは、クロットの姿を見つけると慰めの言葉をかけるが、手は震えていた。優衣菜は弟子らしき男女二人と共に出席したが、たった一言『馬鹿・・・』とだけ呟いて帰っていった。たくさんの王族もお忍びで出席し、そこには黒髪を三つ編みのキモノと呼ばれる東洋の服を着た少女が心拍数そうな表情で見ていた。
クロット(待ってろよ、親父。俺は親父の為にも・・・いや、国民全員の為にも、悪ノ王子を打つ・・・王子を打つ為なら、俺は悪にだってなってやる!)

character『ルシフェニア王宮の宮廷魔術師』
ぜんまい優衣菜
モチーフ 博霊 優衣
年齢 秘密(外見12歳)
国籍 ルシフェニア国
人種 蛇国人
宗教 神教
家族構成 NO DATE
三英雄の1人でありルシフェニア王宮の宮廷魔術師。蛇国出身の東洋人で、冷静沈着かつ落ち着いた真面目な性格。同じ三英雄の二人曰く、『容姿も性格も初めて会った時から何もかも変わらない』レトリとシュレットの師匠。魔術の腕前は確かな物で、王宮に彼女の信者が多い。宮廷魔術師として王宮にいるのはあくまで乗り掛かった船である為、本来は別の目的があるらしいが・・・?

レトリ
モチーフ レトリー
年齢 18歳
国籍 ルシフェニア国
人種 エルフェ人
宗教 神教
家族構成 NO DATE
優衣菜の弟子でシュレットの友達。普段はクールな性格を装っているが、寂しがり屋で友達思い。光や植物を操る魔法が得意で、優衣菜が王宮を離れた後に代わりを務める事になっている。

感想まだ

悪ノ娘パロ 紺のクロデュアール ( No.207 )
日時: 2018/08/16 15:15
名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)

ルシフェニアを襲った食料難は、これまでにない豊作と、蛇国とエルフェゴートからの食料援助で乗り越える事ができた。食料援助の理由は蛇国は考える間でもない。次期将軍の鈴歌と、カイリアの婚約が後一年と迫っている。それまでに立場を有利にしようと思ったのだろう。エルフェゴートに関しては理由は分からなかったが、ルシフェニアの国民はこの食料援助を喜んだ。しかし、リクアの心境は複雑だった。
リクア(もっと早く食料援助があったら・・・父さんを殺さずにすんだのかな・・・?)
これから、蛇国とエルフェゴートに食料援助のお礼を言いに行く。しかし、エルフェゴートは、大臣ではなく、召使を1人来させる事、そして、エルフェゴートの城ではなく、璃里野邸に来いという事だ。おおよそ、食料援助をしようと言い出したのは、紫だろう。璃里野 紫は、商人の元締めと呼ばれるほど名が知られており、ルシフェニアにも支店があるのだ。ここでどの召使を連れてくるのかと話し合いが行われたが、満場一致でリクアだった。まず、ロロの場合は思った事を口にして国際問題になる可能性が高い事、レコットの場合は口が軽く、向こうの物を壊して国際問題になりかねないからだ。
リクア「うぅ・・・気持ち悪い・・・」
今、リクアはエルフェゴートに行く為に、馬車に乗っている。迷いの森を通る方が近いのだが、危険で狭い為、大きく迂回する方が多い。それでも足場が悪い為、酔ってしまうのも無理はない。それを察したのか、馭者が薬をくれ、観光する事を勧めてくれた。どうやら、よく乗り物酔いで気分を悪くする人が多いらしい。

とうとうミカエラポジが登場!感想まだ

悪ノ娘パロ 紺のクロデュアール ( No.208 )
日時: 2018/08/16 16:08
名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)

エルフェゴートの首都、『アケイド』を観光してみるが、リクアの目は、住民達の髪色に向く。その住民達の髪は、全て金髪だった。中には、レモン色に近かったたり、赤みがかかっていたりもするが、総合的には、移民以外の全員が金髪だった。
リクア(これじゃあ、レトリ様の頼みを遂行するのは難しそうかな・・・)
時は少し遡る・・・

レトリ「ちょっと、リクア。」
リクア「レトリ様。どうかされたのですか?」
レトリ「エルフェゴートに行くんでしょ?」
リクア「はい、そうですけれど・・・」
レトリ「これを友達に渡してほしい」
そう淡々とした口調で答えると、紙袋をリクアに手渡す。なんだろうと思って袋を覗くと、中には黄色い1輪の花が入っていた。
リクア「これは、一体・・・」
レトリ「この花は、とても凄い花」
リクア「どこが、どのように凄いのでしょうか?」
レトリ「とにかく凄い。ただひたすらに・・・」
これ以上聞いても無駄だと判断したのか、リクアはその友達の特徴を聞く事にした。
リクア「取り敢えず、そのお友達は一体どのような姿と名前をしているのでしょうか?」
レトリ「その友達は男で、僕と同じ金髪。その友達の名前は、シュレット・・・」

名前と金髪という特徴しか聞いていないので、町の人々に聞くしかないが、時間がない。・・・そう思っていた時、広場から美しい歌声が聞こえた。気になって、広場に向かってみると、前髪に薄めのピンクや黄緑、薄めの茶色や水色などのメッシュの入った金髪に白い長袖のシャツの上に緑のベストを羽織り、白いズボン、動物のような耳と尻尾が特徴的な男性が歌を歌っていた。たくさんの人々がその歌に聞き惚れており、中には涙を流す者もいる。魔女は童話などでは歌で魔法をかけて惑わせると言われている。もしかしたらリクアもこの時、彼の魔法にかかっていたかもしれない。歌い終わると、男性は軽く一礼する。周りは拍手で包まれた。リクアも、夢中で拍手をしていた。
住民A「最高よー!」
住民B「歌い手の名は伊達じゃないな!」
住民C「凄いよ!我らが歌い手!我らがシュレット!」
その住民の口にした名前に思わず、目的を忘れそうになる。その後は、全員が蜘蛛の子を散らすように、それぞれの仕事に戻っていった。
子供「シュレットお兄ちゃん!ありがとう!」
シュレット「どういたしまして。ちょっとでも元気になったかな?」
子供「うん!それじゃあね!」
シュレット「じゃあね!」
リクア「え、えっと・・・」
シュレット「どうしたの?異国の可愛い旅人君」
その可愛いという言葉に、一瞬ムスッとするが、優しげな声と笑顔で、怒りなど吹き飛んだ。
リクア「まだ分からないのですけれど・・・レトリ様のお友達でしょうか?」
シュレット「レトリの知り合いなんだ。そうだよ。確かに僕はレトリの友達だよ。」
あっていてよかったと安堵し、レトリから渡された紙袋を渡す。
シュレット「ありがとう。とても凄い花を持ってきてくれて、ありがとう。」
リクア「いえ、いいんです。ところで、その花はどこが凄いのでしょうか?」
シュレット「とにかく凄いんだよ!ただひたすらに凄いんだよ!」
デジャヴを感じて、用事で、璃里野邸に行く事を話す。
シュレット「それじゃあ、僕が案内するよ。璃里野邸で使用人として、働いているんだ。」
なんという好都合だと思ったのは事実だ。シュレットは馬車に乗って、馭者に近道を書いた地図を渡す。
シュレット「そういえば、レトリは元気にしてる?優衣菜って魔術師さんのお弟子さんになったって聞いてるよ。」
リクア「はい、元気にやっておられますよ。現在は優衣菜様がルシフェニア王宮を離れた際の後継者となる為に魔術の練習に精を出しておられます。」
シュレット「噂には聞いていたけど、元気にやってみたいだね。っていうか王宮に仕えてるって凄いね!」
リクア「いえ、大変ですよ。王子は傍若無人で我が儘ですし、よく仕事をサボる同僚はいるし、口が軽くて物をよく壊す同僚はいるしで・・・」
シュレット「お互い大変そうだね・・・;僕はすぐ近くの村出身なんだけど、その村でできた友達は少し見た目が変わってるだけで、苛められていたんだ。それで、町に出たんだけど、僕はまだしも、その友達も雇ってくれる仕事が見つからなくて・・・それで蛇国からの移民だった紫様と影人様がその気持ちを察してくれて雇ってくれたんだ。」
その後はお互いの仕事の失敗談や互いの国について話をして、時間より早く璃里野邸に着いた。

感想まだ

悪ノ娘パロ 紺のクロデュアール ( No.209 )
日時: 2018/08/16 17:35
名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)

リクア「ルシフェニア王宮から参りました。リクア・ロレッタと申します。」
影人「来たようだな。今、紫は商談が長引いている。少しばかり屋敷を歩いても構わんぞ。」
その、影人の言葉に甘えて、屋敷を歩く事にした。窓から外の様子が伺える。外ではシュレットと、茶髪の髪に青い瞳、白い長袖のシャツに茶色いズボン、彪のような耳と尻尾が特徴的な男性だった。おそらく、シュレットの言っていた友達だろう。シュレットは、そつこなく仕事をこなしているのに対し、その男性は一度洗った物をもう一度洗っている。
???「たくっ!ぼったくるったりゃ、ありゃしないぜ!」
そんな荒っぽい声をあげるのはオレンジの髪に軍服とキモノを足して2で割ったようなオレンジの服を身に纏った男性だった。
リクア「あの・・・どうされたのですか?」
???「どうしても手に入れたい物の値段が高くて諦めたんだよおい!」
リクア「そ、そうなのですか・・・ところでお名前は・・・」
レオト「そうだったな・・・俺はレオト・サテリジアス。傭兵団のリーダーをやっているんだ。」
リクア(レオト・サテリジアス・・・!聞いたことある。確か、アスモディンの悪魔って呼ばれている・・・)
レオト「俺らの本拠地は、ローラムにある。困ったらいつでも教えてくれ。」
一応は伝えておこうと考えていると、紫に呼ばれた。

お礼として、ルシフェニアの特産品の羊皮紙を紫に渡した。エルフェゴートでは羊皮紙は貴重らしい。近況を話していると、シュレットがブリオッシュを持ってくる。紫とリクアの分だろう。
紫「美味しいわね。このブリオッシュはあなたが作ったの?」
シュレット「いいえ、これはロットが作った物です。そもそも僕がブリオッシュを作ったらフルーツタルトになってしまいますし・・・」
紫「あら、そうなの?相変わらず彼は本当に料理が得意なのね。リクア君も食べてみて。美味しいわよ。」
紫の勧めでリクアはブリオッシュを口に運ぶ。
リクア「美味しいです!作り方を聞いて真似をしてみたいです!」
何より甘さの加減が絶妙だ。カイリアの口にも十分に合うだろう。
シュレット「ふふっ!それをロットが聞いたら喜ぶだろうね。それでは、まだ終わっていない仕事があるので、戻りますね。」
そう答えると、シュレットは部屋を出て、次を仕事を始めた。
紫「もしかして、興味ある?」
リクア「まぁ、ある方ですね。」
紫「ふふっ!だろうと思ったわ。彼、競争率高めだもの。」
リクア「そうなんですか?」
紫「あなたは聞いてるか分からないけれど、彼は歌が凄く上手なの。それに、移民にもエルフェ人にも差別をせずに接する態度に優しい性格、それにあの美貌でしょう。彼、王族にまで求婚されてるの。」
歌を歌っている時の、周りの反応から、人気者だというのに間違いはなかったが、そこまでだとは思わなかったので、正直驚く。そして、もう帰る時間が近づいてきて、少し寂しく感じる。
シュレット「暇なときにまた遊びに来てね!」
リクア「はい!」
馬車に乗って帰る時も、窓から身を乗り出して手を見えなくなるまで振っていた。

character『璃里野邸の使用人』
シュレット
モチーフ シュウ☆ゾー
年齢 32歳
国籍 エルフェゴート国
人種 エルフェ人
宗教 レヴィン教エルド派
家族構成 NO DATE
璃里野邸に仕えている使用人。明朗快活かつ気さくで、家事は料理以外そつこなく(彼が料理を作ったら全く別の料理になる)美貌に心優しい性格もあり、王族から求婚されるほど競争率が高い(全部断っている)レトリとロットの友達。人から貰ったト音記号の刻まれた結晶の首飾りをつけているが・・・?

ロット
モチーフ ロム
年齢 32歳
国籍 エルフェゴート国
人種 ネツマ族
宗教 神教
家族構成 NO DATE
璃里野邸に仕えている使用人。周りと違う髪色にコンプレックスを抱いており、そのせいで幼い頃から迫害を受けていた。その迫害が原因で『生きていて悪かった』が口癖となる。シュレットと違い、家事は料理以外はおぼつかない。シュレットの友達

ロムがクラリスポジです。感想まだ


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