二次創作小説(新・総合)
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- きらびやかな日常
- 日時: 2021/07/03 22:15
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: xIyfMsXL)
優衣「タイトルコールです。」
ソニック「作者のネタ切れが原因で打ちきりになった日常が復活したぜ!」
エミー「料理対決や小話とかいろんなお話があるわよ!」
作「未熟者の作者だが宜しく頼む。」
オリキャラ紹介
>>718、>>722、>>747、>>782、>>796
世界観
>>751
優の特務司書生活
優が特務司書になりました 『失くし物探し駅』 著者:桜木霊歌 >>754-759
奇襲作戦!『歯車仕掛けのヴィーゲンリート』ヲ浄化セヨ! >>789-793
在りし日の記憶
Welcome to the Villains' world >>769-781
- 悪ノ娘パロ 黄のヴィーゲンリート ( No.235 )
- 日時: 2018/08/24 23:57
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)
ある日の真夜中。ロットは忘れ物を取りに、本堂へと向かう。そこで、誰かが、懺悔をしていた。本堂を懺悔室みたいな物と勘違いしている者も多く、よくこういった光景をロットは見かけていた。目を凝らして見ると、その人物はカイだった。
カイ「神様、俺は許される事の無い罪を犯してしまいました。たくさんの人々を殺めたのです。ですが、自ら手を下した訳ではありません。俺自身が命じたのです。俺は自分に口答えする善良な国民を逆らったと見なして、処刑するように命じました。それは、狡猾な大臣が意見できる者を遠ざけていた・・・いえ、それは言い訳にしかすぎません。さらに、俺にはずっと好意を抱いていた女がいましたが、その女に婚約を破棄され、その嫉妬という、身勝手な理由で、その女の惚れた男個人を狙った黄色狩令まで発令させてしまいました・・・」
他にも様々な事をいっていたが、黄色狩令の地点で察した。カイが、シュレットを死に追いやったルシフェニア王子、カイリア・ルシフェン・ドートゥリシュ・・・悪ノ王子だということに・・・
懺悔を終えたカイ・・・カイリアは、リクアとの思い出のある海へと向かった。幼い頃の、リクアと共にいた時の記憶を思い出した。もっとも、思い出すには、遅すぎた。手には、羊皮紙とガラスの小瓶が握られていた。あの革命の後、リクアがカイリアの身代わりとして、処刑されると聞いた瞬間、大慌てでルシフェニアへと向かった。リクアは自分と瓜二つの姿でギロチンにかけられ、罵声を浴びせられていた。
カイリア「・・・!悪ノ王子はここにいるんだ!そいつは王子じゃない!そいつを解放しろ!」
どれほど強く、大きな声で叫んでも、カイリアの声は住民達の罵声によりかきけされた。ついにその時はやって来て、リクアの命を終わらせる鐘がなる。民衆などには目もくれず、カイリアの口癖を言う。
リクア「ああ、おやつの時間だな。」
ザシュッ!
リクアの首はギロチンで切り落とされ、たくさんの国民達が大いに喜んだ。・・・カイリア一人を除いて・・・
カイリア「あ、あぁ・・・あああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
今カイリアが思えば、自分は何の分別もつかないただの子供だったなと思う。今、この用品には、今まで自分が処刑した者、処刑した者の家族、エルフェゴートの国民達、そして、リクアに対する懺悔とカイリアのただ1つの願いである、『リクアと双子になって生まれ変わりたい』という願いだ。その願いと少しのリグレットの小瓶を流す。
幼少期リクア「カイリアー!この海の秘密を教えてあげるねー」
幼少期カイリア「秘密?なんだよそれ!」
幼少期リクア「こうやって紙に願い事を書いて、小瓶に入れて流すとね~」
幼少期カイリア「流したらどうなるんだよ?」
幼少期リクア「願い事がいつの日にか叶うんだよー!」
幼少期カイリア「願い事が叶うのか!?」
幼少期リクア「うん!カイリアは何をお願いするの~?」
幼少期カイリア「生まれ変わって馬になる!」
幼少期リクア「馬?」
幼少期カイリア「だって王宮は狭くて走り回れねえよ・・・だから、馬になって自由に走り回りたい!」
幼少期リクア「カイリアらしい~!」
あの時は馬に生まれ変わりたいなんて願っていたが、今は、リクアと一緒に双子に生まれ変わって、小さい頃のように遊びたいと、カイリアは願っていた。父親の強さを履き違え、悪政を働いた。これは、カイリアにとっては、許される事の無い罪だ。だから、カイリアは自分の願いと思いを、海に届けてもらう事にしたのだ。
感想まだ
- 悪ノ娘パロ 黄のヴィーゲンリート ( No.236 )
- 日時: 2018/08/25 08:24
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)
ロットはナイフを取り出した後、カイを密かにつけていた。カイは、町外れの小さな港で、一人佇んでいる。カイはどういう訳か、髪をずっと伸ばし続けていた。そのせいか、今では髪の長さが腰まで届いている。ロットは、後ろに近づいて、ナイフを振り上げる。しかし、そのナイフは、カイに刺さりそうになる寸前で止まった。目の前には、カイとそっくりな男の子がいた。
ロット(・・・誰だよ・・・退いてくれ!カイを殺せないじゃないか!)
???(本当に・・・それで、いいの?)
その言葉でロットは思い直す。心優しいシュレットなら、自分がカイリアを殺しても、一切喜ばない。むしろ、復讐など望まないだろう。急に、夢から覚めた気分になる。カイは、自分を見て驚いていたが、一瞬悲しそうな表情をしてから、両手を広げる。
カイ「お前のやりたい事は分かった。そうされてもおかしくない事をしたからな・・・ロット、お前の好きにしろ。」
ロット「・・・!」
ロットにとって、カイは弟のような存在。しかし、親友だったシュレットを殺した悪ノ王子・・・
ロット「う・・・あああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
ナイフを、カイの髪に向かって振り下ろした。
character『全てを失った孤独な青年』
カイリア・ルシフェン・ドートゥリシュ
モチーフ カイ
年齢 17歳
国籍 ルシフェニア国
人種 生粋ルシフェニア人
宗教 レヴィン教レヴィア派
家族構成 父:先代ルシフェニア王(故人)、母:先代ルシフェニア女王(故人)、弟:リクア(気づいていない)
ルシフェニア王国の王子。成人するまで即位しないという理由で、あえて王子の位にとどまっている。傍若無人な政策から、国民達から悪ノ王子と呼ばれていた。表向きでは、黄色狩令のすぐ後にあった革命で処刑されたが・・・
カイ
モチーフ カイ
年齢 17歳
国籍 ルシフェニア国
人種 生粋ルシフェニア人
宗教 神教
家族構成 父:先代ルシフェニア王(故人)、母:先代ルシフェニア女王(故人)、弟:リクア(故人)
革命のすぐ後に寺がある山の中で行き倒れになっていた青年。最初は我が儘かつ傍若無人だったが、ロットの親身な指導で、改心して、大雑把だが、明朗快活かつ気さくで優しい真面目な性格となる。しかし、その正体はリクアの死と引き換えに王宮を抜け出した王子、カイリアだった。
感想まだ
- 悪ノ娘パロ 黄のヴィーゲンリート ( No.237 )
- 日時: 2018/08/25 09:25
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)
エルドは、僅かとなる自分が地上にいられる時を、千年樹で地上を眺めながら暮らしていた。エルドにとっての心残りは、大罪の器に関する事がまだ終わっていない事だ。そんな中、茶髪の男性と紺髪の青年・・・ロットとカイが来ていた。手には、シュレットの生まれ変わった苗木が握られていた。エルドはその様子を見ながら、残された時間を、彼に知識を捧げ続けようと決めた。
カイ「ここで、いいのか?」
ロット「ああ、ここがあいつの故郷だからな・・・」
しばらく、無言が続いたが、ロットが「あのな」と声をカイにかける。
ロット「カイ、お前の髪、切っちまって悪かった。ずっと伸ばし続けていたのに・・・」
あの時、ロットはカイの髪を切るだけに留まった。やはり、シュレットが復讐を望まないと思ったのだろう。
カイ「別にいいさ・・・元々髪伸ばしてたの、身代わりになって死んだ弟の引け目を感じるのが嫌だったから、伸ばしてただけだし、俺だって前見ないとだめだからな・・・あ!そうだ、髪のお詫びにブリオッシュの作り方を教えてくれ。何回やってもロットみたいにうまく焼けないんだ。」
ロット「いいぞ。ブリオッシュの作り方、帰ったら教えるからな。」
和気あいあいと話していたが、ふいにカイが「ごめんなさい・・・」と言った。それにつられて、ロットも、「ごめんなさい・・・」と言う。そして、二人は泣き通した。
レトリは、優衣菜から聞いた話を思い出していた。刀には・・・ヴェノム・ソードには、色欲の悪魔が宿り、グラスには・・・グラス・オブ・コンチータには、悪食の悪魔が宿り、鏡には、傲慢の悪魔が宿り、人形には・・・クロックワーカーズ・ドールには、怠惰の悪魔が宿り、双剣には・・・レヴィアンタの双剣には、嫉妬の悪魔が宿り、スプーンには・・・マーロン・スプーンには、強欲の悪魔が宿り、何かは分からないが、グリムオブザジエンドには、憤怒の悪魔が宿っているのだ。これから、東洋の国へと向かう。しかし、何を思ったのか、璃里野邸から買い取ったヴェノム・ソードの封印を剥がし、中を確認する。そして、愕然としていた。
優衣菜「あ、悪魔がいなくなっている・・・」
そして、鏡の封印も剥がして確認する。
優衣菜「嘘・・・何で・・・」
おおよそ、鏡からも悪魔がいなくなっていたのだろう。
レトリ「器から、悪魔がいなくなるなんて、そんな事、あるの?」
優衣菜「普通ならあり得ません。悪魔は取り憑く時も、本体に体を残します。ですから、祓いつつ、封印する必要があるんです!」
そして、宣言するように優衣菜は答えた。
優衣菜「レトリ、東洋行きはしばらくお預けです。まだ、この国でやらなくてはならない事があるようです!」
レトリは、新天地を楽しみにしていたのか、少し残念そうだったが、これも運命と思い、素直に頷いた。
感想OK!
- Re: 新・きらびやかな日常 ( No.238 )
- 日時: 2018/08/27 18:07
- 名前: みゐ狐 (ID: lt5Nu10v)
どうもデス、みゐ狐デス、感想デス
椛「なんか作者がロボットみたいなことになってるんですが…;」
鈴仙「何があったんですか?;」
映姫「…;、要約するとあれですね、『救いはなかった』」
椛鈴「「あっ⋯⋯(察し」」
村長、場合によってはブッタギル…
神子「(作者さんは村長さんが姪さんを殺したと思ってますね…;)そうですね…とりあえず村の長なら人前で舌打ちはしない方がよろしいかと?」←元為政者
カイ、お前マジでふざけんなし…(´;ω;`)
さとり「…嫉妬や怒りでこうなる人もいますが、それによって傷つく人がいるということにもっと早く気づいていたら…」
とりあえず八つ当たりでもいいから国民達をぶん殴りたいですはい(#º言º)
小町「いや役だから!これそういう風に演技しろって言われてるからね!?;」
こんな話があと2章もあるのか…;多分次はその姪さんに関係する話かな?
小傘「多分次は色的に赤か緑かな?」
多分せやな、とりあえず完結まで頑張ってください(*`・ω・)ゞ
それでは(・ω・)ノシ
…ところでレミィはどうした?
一同「裸族を取り締まるとこのことです」
…NGのことか;;
- コメント・カエーシ ( No.239 )
- 日時: 2018/09/03 21:07
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)
みゐ狐さん
あっ、村長が姪さんを殺したという考察はあってます(姪が土地代を横流しにしていて、村長を恨んでいたであろうロットに罪を着せようとした)元々あんな外道な性格もあり・・・なんであんな外道村長からエイン(ヤードの元になったキャラ)やヤードが生まれたのか・・・神子の言う通り、こんな事村長がやる事じゃない・・・
カイリアはカイとして第2の人生を送る事になりましたが、リグレットメッセージの歌詞にあるように、カイリアが自分の犯した罪に気づくのは、革命でリクアが処刑され、全てが終わった後でした。
・・・国民をぶん殴りたい気持ちは非常によく分かります・・・エルフェ人は外国人に対してとても冷たいですから・・・
小傘ちゃん、大正解だよ!ちなみに、次の話のメインは、紺のクロアテュールに登場した赤き鎧の男剣士と、黄のヴィーゲンリートに登場した紫の息子です。
レミィ、思う存分に取り締まっていいよ(黒笑)
それでは!
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