二次創作小説(新・総合)
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- きらびやかな日常
- 日時: 2021/07/03 22:15
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: xIyfMsXL)
優衣「タイトルコールです。」
ソニック「作者のネタ切れが原因で打ちきりになった日常が復活したぜ!」
エミー「料理対決や小話とかいろんなお話があるわよ!」
作「未熟者の作者だが宜しく頼む。」
オリキャラ紹介
>>718、>>722、>>747、>>782、>>796
世界観
>>751
優の特務司書生活
優が特務司書になりました 『失くし物探し駅』 著者:桜木霊歌 >>754-759
奇襲作戦!『歯車仕掛けのヴィーゲンリート』ヲ浄化セヨ! >>789-793
在りし日の記憶
Welcome to the Villains' world >>769-781
- マジックロンパ ( No.115 )
- 日時: 2018/04/15 20:40
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: PaYcrQQG)
おしおきタイム・・・SAN値削られるかも・・・;
クロウの時と同じように霧夜の持つ小槌がスイッチを押す。するとクロウの時と同じようにデフォルトで描かれたカイを同じくデフォルトで描かれた霧夜が連行する映像だった。
『カイ君がクロに決まりました。おしおきを開始します。』
カイは落ちていく。しばらく経つとどこかに着地すると同時に大きな音が響いた。その場所は大きなドラムだったのだ。さらにカイは嫌な予感を感じた。首筋を確認してみると自分をここまで連行してきた首輪は外されておらず首輪に繋がれている物も鎖ではなくロープだった。そうしてディレクターの格好をした霧夜は不敵な笑みを浮かべた。
『キミと☆Are you ready?~超魔法級のドラマー カイ処刑執行~』
そうして観客があっという間に詰め寄せてき、しばらくすると自分がよく知る・・・知っていなくちゃおかしい自身が属するバンド、トライクロニカの曲の一つであるキミと☆Are you ready?が流される。曲が始まると同時に霧夜は魔法でロープを引っ張る。そのせいでカイは足がギリギリつく位に立たされた。するとカイの体は中に浮き、しばらくすると体に激痛がはしる。それも連続で続いた。ここまで言えば分かるだろう。カイ自身がドラムスティックに例えられているのだ。曲のテンポもどんどん早くなって行きさらには観客達が自分に対して抗議の投石をしてくる。そうして曲が終わった頃には彼の足は地面についておらず、項垂れていた。体は投石によってぼろぼろになりロープがゆらゆらと揺れていた。ディレクターの格好をした霧夜もかなり疲れきっている様子だった。その直後セットが倒れてカイの死体を潰した。
リク「兄さん・・・うぅっ・・・えぐっ・・・」
ソニック「カイ・・・」
優衣「南無阿彌陀仏・・・せめてカイさんに安らかな眠りを与えてください。」
全員ショックだった。絶対に人を殺さないであろうカイが殺人を犯してクロウ同様の非現実的な方法で殺されてしまったのだから。特にリクのショックと絶望は大きかった。何せ、自分の大切な兄だったから・・・
霧夜「イエーイ!今回も我ながらかなり見事なおしおきだったぜ!自分の体でドラムを演奏させられた挙げ句抗議の投石までされるなんて・・・ドラマーどころか音楽家全員に対しての屈辱を一瞬にして与えられたからなぁ!」
ソニック「黙れよ!実質その原因を作ったのは前にも言ったようにお前なんだぞ!てめえがあんな動機を出さなかったらカイがセリオスを殺さずに済んだんだぞ!」
霧夜「凄い糾弾だな。まっ、その事に関しては認めるぜ。なんて俺はリクがクロになるように計画したんだけどな。」
ソニック「どういう意味だ!?」
しかし優衣は相手の真意が分かったようだ。
優衣「・・・!皆さん、秘密の書かれた手紙をどうしたんですか?」
いきなり何を言い出すかと思うがそれぞれ捨てた、隠したなどと言う返答が返って来るがリクだけ以外な返答だった。
リク「見られたくなかったから厳重にしまったんだけど・・・どういうわけか手紙が無くなってて・・・それで手紙を探したんだけどその時セリオス君に見られて・・・!」
ソニック「まさか・・・!?」
全員が霧夜の方を一斉に向く。霧夜はニヤリと不敵に笑いこう答えた。
霧夜「勘が良いな。そう、食堂のゴミ箱に捨てておいたんだよ。食堂は人通りが多いし、ゴミ箱は人目のつく所にある。それならカイ以外の誰かがリクの秘密が書かれた手紙を見つけて、それを知ったリクが怒ってそいつを殺すっていうシナリオになるはずだったのにセリオスのような脅す奴に見つけられたからカイがリクを守る為にセリオスを殺したがな」
そう、全ては霧夜の計画の一つだったのだ。リクの手紙が無くなっていたのもセリオスに手紙が見つけられたのも霧夜のリクをクロにするという作戦だったのだ。当然これには正義感の強いソニックや優衣、妖や吽、レオンは勿論、ここにいる全員が怒りを露にしていた。
レオン「てめえ・・・!俺らが殺す殺さない以前にリクをクロにしようとするなんて・・・!」
シャロン「酷い以外の言葉が見つかりませんわ!」
ネス「こんな事は無いよ!」
クッパjr「リクが可哀想だよ!」
霧夜「ふぅん?お前らがどう言おうが関係無いが、まあ次の魔法裁判があればまた会おうな。」
ソニック「・・・分かった。でも、魔法裁判はもう開廷なんてさせない。これ以上お前の勝手になんてさせないからな!」
リク「ソニック君・・・凄いよ・・・僕なんか兄さんがあんな風に殺されたって言うのに、ソニック君みたいに言い返す事ができなかったし・・・」
ソニック「そんな事無い。俺はあいつとリクを絶対に脱出させるって約束したんだ。だから俺はその約束を守る。それだけだ。」
リク「ソニック君・・・」
優衣「同感ね。もう二度と、あんなふざけた裁判なんて起こしませんからね。」
霧夜「ふぅん、まあいいか。」
ソニック「言っておくがお前はいずれ滅ぼされる。必ずな。俺らは絶対に負けないからな!」
カイのおしおきは赤松のおしおきを元にしました。感想OK!
- Re: 新・きらびやかな日常 ( No.116 )
- 日時: 2018/04/18 20:36
- 名前: パール (ID: XE823/fp)
今回もお仕置きがえぐかったですね。
次に退場したのはセリオスとカイでしたね。
もしかしたらリクは次の章で退場だと思います.
あと私の執筆しているもう1つの作品『ケロン・ザ・モンスターズ 1章』を
見に来てください。オリケロ小説です。
- コメント返信! ( No.117 )
- 日時: 2018/04/25 14:48
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: PaYcrQQG)
パールさん
今回のおしおきはかなり頑張りました。
セリオス「十神のポジションだった上にまさか第2の犠牲者になるとはな・・・」
カイ「いてて・・・赤松にとってもあのおしおきは苦痛だろうが・・・」
予想は当たるのか・・・?お楽しみに!
そちらの作品も読んでみました。とても面白かったです!それでは!
- マジックロンパ ( No.118 )
- 日時: 2018/04/25 16:00
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: PaYcrQQG)
chapter3 絶望マジックショー
第2の魔法裁判からリクは誰から見ても分かるレベルに落ち込んでおり、自己嫌悪に陥っていた。ソニックやテイルスも彼が心配で優衣に相談するが流石の優衣もデリケートな問題で余計な事を言えばリクが傷ついて事態が悪化するという解答が返って来るばかりだったが心底心配している様子だった。
ソニック「リク・・・」
リク「あっ!ソニック君・・・おはよ・・・」
ソニック「おはよ・・・なぁ、大丈夫か?」
リク「あはは・・・大丈夫だよ。」
無理に笑って取り繕っているリクだがソニックには辛い事が一番伝わる。
リク「大丈夫なんて言ってるけどやっぱり全然大丈夫じゃないよ。やっぱりあの時僕が兄さんや皆に相談できてたらって思うと・・・」
ソニック「リク・・・」
リク「は、早く行こ。食事会始まっちゃうよ。」
ソニック「お、おう。そうだな。」
そんなやり取りが続く中、前回同様霧夜からの呼び出しが入る。また動機発表だろうと思うと行きたくないが行かなければどうなるかなんて分からない。行きたくないという気持ちを抑えて体育館に向かった。要件は案の定動機発表で今回の動機は犯人になった生徒はこのアカデミーから出られる上にどんな願いでも叶えるという物だった。ソニックはこんな程度で誰かを殺してたまるかと動機を本気にしなかった。しかし、この中で一番怖がっていたのはリクだ。今までずっと彼を励ましてくれたカイは今はおらず、元が怖がりかつ内気な彼にとっては動機発表は苦痛かつ恐怖でしかなかった。そんな状況が続く中、夜時間前の食事会の時に事の方向が変わった。
リク「・・・」
桜(-_-#)
テイルス「さ、桜。落ち着いて・・・」
桜「・・・なぁ・・・」
全員「?」
桜「男の癖にうじうじすんなあああーーー!!!明日はこの十六夜桜主催のミラクルショーを開くから明日の朝のアナウンスの後に体育館にこおおおおい!!!!!」←マジシャンの帽子(魔女帽子風)とマント(菫子みたいな奴)を装備
優衣「桜さん、私はあれほどリクさんの件はデリケートな問題ですからあまり迂闊に手を出すなと言った事をもうお忘れなんですかああああああああああーーーーー!!!!?」
なんと桜がなかなかカイの件から立ち直れなかったリクの様子に苛立ったのかリクを慰める為の強引な手口なのかは分からないが優衣の迂闊に手を出すなという警告を無視してショーの開催を宣言したああああああああああーーーーー!!!!?あっ、吽がアシスタントになるのか分かんないけど桜に連行された。
優衣「な、何なんですか・・・私はあれほど警告したというのに・・・」
ソニック「いや、もしかしたらあいつなりの励まし方かも知れないぞ。あいつ、結構強引だからあれでもリクを慰めようとしてるのかもな。」
リク「そうなんだ。なら嬉しいな。僕一人の為だけに全員参加のマジックショーを開くなんて・・・普通誰も考え無いよ。」
ここでようやくリクはカイの事件から滅多に見せなくなった笑顔をようやく見せるようになった。久しぶりに見せる彼の笑顔にソニック達も心から嬉しくなる。流石に桜と吽だけでの準備は大変なので一部の者達が手伝う。そうしてミラクルショーの準備は整い明日のアナウンスを待つだけとなった。
動機発表&ショー開催、感想まだ
- マジックロンパ ( No.119 )
- 日時: 2018/04/25 16:53
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: PaYcrQQG)
ショー開催
もう慣れてしまったアナウンスを聞いた後身だしなみを整えて体育館に向かった。ナックルズ以外の全員が揃っており、ナックルズはおそらく遅刻だろうと思い、それぞれショーを楽しみにしている様子だった。
テイルス「す、凄いなぁ・・・こんな大掛かりなセット、作るの大変だよ。」
リク「て言うかこれどこにあったの?」
ソニック「俺、手伝わされたから分かるけどよ、水槽とか車輪付きの階段は購買にあった物だ。」
リク「そうなんだ・・・ってあの大きな水槽とは別にもう1つ照明バトンに水槽が吊るされてるよ。それにピラニアが中にいるし・・・」
ソニック「桜がピラニアを使おうって提案したんだよ。ピラニアも購買で飼育されてたし水中脱出に使うって言ってたぜ。」
それぞれショーが始まるまでの間いろんな事を話していた。脱出の糸口についての考察を立てるものもいれば寝ようとしている人までいる。ソニックはリクとテイルスにステージの仕組みについて説明していた。
桜「皆ー!ミラクルショーの開幕だよー!」
吽「これから桜さんが披露するのは水中脱出です。彼女が水槽の中に入るとあの60秒に設定されているタイマーが作動します。タイマーが0になると吊るされているもう1つの水槽からピラニアが落ちてきます。60秒以内に水槽から桜さんが脱出できれば拍手をお願いします!」
桜「それじゃあ十六夜桜のミラクルショー、スタート!」
バッシャーン!←水に飛び込む音
リク「・・・桜ちゃん、まだ出てこないね。」
優衣「まぁ、まだ水槽に入ったばかりですからね。」
リク「大丈夫なのかな?」
シャロン「そう言われましても困りますわ。」
リク「本当に平気なんだよね!?」
タイマーは残り25秒、ここまで来ると全員が不安になってくる。
ネス「もう我慢できない!」
タイマーが20秒を過ぎた直後ネスが席を立って舞台袖にある照明バトンに吊るされているピラニアの入った水槽に駆け寄る。
吽「ネスさん!行けませんよ!」
ネス「でもこのままだったら桜がピラニアに襲われて・・・ってあれ?」
妖「どうした?」
そうしてとうとうタイマーの数字が0になり体育館に耳障りなブザーの音が響いて吊るされている水槽の底が開いてピラニアが水槽に投下された。そうして吽は不安気な表情を浮かべつつもカーテンを開ける。そしてその先の光景に全員が絶句するしかなかった。水槽の中にはたくさんのピラニアと桜・・・ではなく短めの赤い髪に赤い道着のような服、黄色い靴に高めの身長の青年・・・ナックルズの姿があった。彼は水中を漂っていてピラニアがナックルズに群がっていく。その光景に驚く事しかできない全員を置き去りにしてピラニアがナックルズの体を一瞬にして食い漁っていき、水槽の底に彼の白骨死体が沈んでいった。
この状況を一瞬にして理解するには時間が掛かる。・・・いや、誰もが理解する事を拒むだろう。ソニックもテイルスも優衣も、理解する事を拒みたかった。そうして長い沈黙が訪れたが悲鳴がその沈黙を破った。
クッパjr「うわああああああああああーーーーー!!!!!」
リク「な、何・・・?何が起きたの・・・?」
テイルス「嘘・・・!」
ソニック「リク、テイルス。見るんじゃない。」
桜「皆!?どうした・・・嫌ああああああああああーーーーー!!!!!」
個々それぞれの反応は様々だったが恐怖に染まった事は明白だった。何せあんな驚愕な光景だった上に白骨化した死体を見せられれば当たり前だ。当然その後死体発見アナウンスが流れ、捜査が始まる。3度目の魔法裁判に彼らは挑む。
被害者が・・・感想まだ
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