二次創作小説(新・総合)
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- きらびやかな日常
- 日時: 2021/07/03 22:15
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: xIyfMsXL)
優衣「タイトルコールです。」
ソニック「作者のネタ切れが原因で打ちきりになった日常が復活したぜ!」
エミー「料理対決や小話とかいろんなお話があるわよ!」
作「未熟者の作者だが宜しく頼む。」
オリキャラ紹介
>>718、>>722、>>747、>>782、>>796
世界観
>>751
優の特務司書生活
優が特務司書になりました 『失くし物探し駅』 著者:桜木霊歌 >>754-759
奇襲作戦!『歯車仕掛けのヴィーゲンリート』ヲ浄化セヨ! >>789-793
在りし日の記憶
Welcome to the Villains' world >>769-781
- はたらく細胞パロ ( No.270 )
- 日時: 2018/09/22 22:20
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)
しばらく歩くと、町に出る。そこで、大きなモニターから金髪で明るい色のメッシュの入った男性の細胞・・・ヘルパーT細胞が映されていた。
ヘルパーT細胞(シュウ☆ゾー)「ただいま、肺炎球菌が血管内を逃亡しているとの連絡が入りました。これより、キラーT細胞を動員します!私達、T細胞に任せてください!」
制御性T細胞(チュチュ)「ヘルパーT指令、口元にクッキーの粉がついていますわよ。」
ヘルパーT細胞(シュウ☆ゾー)「わわっ!ほんとだ!」
クッキーの粉がついたまま放送するなんて、なんておっちょこちょいなのだろうと思うと、黒いTシャツに黒いズボン、killと書かれた黒い帽子、筋肉質で茶髪の男性の細胞が現れた。
キラーT細胞(ロム)「お前ら、肺炎球菌をぶっ殺しに行くぞ!」
モブキラーT細胞(ワリオ、ナックルズ、ストーム、弐大、ゴン太)「いえっさー!」
カイは面倒くさそうな表情だったが、それに気づいたキラーT細胞が話しかける。
キラーT細胞(ロム)「よお、カイ。そっちはどうだ?」
その言葉に、カイは呆れたように返す。
カイ「見つかってないさ。見つかってたら、キラーT達の出番、そもそもないし・・・いや、正しくは見つけたけど逃げられた。」
カイの言葉に、『そうだったな』と、キラーT細胞は髪を掻きながら返す。そして、もう1つの気になっている事を尋ねた。
キラーT細胞(ロム)「所で、その赤血球はどうしたんだ?」
カイ「スズはどうやら、迷子になったみたいでな、俺が道案内してんだよ。」
キラーT細胞(ロム)「方向音痴って訳か・・・;っと、確か個別ネームはスズだったな?なら気を付けた方がいいぞ。」
スズ「?どういう意味でしょうか?」
そのスズの言葉を聞いて、知らないのかと、キラーT細胞は呆れる。
キラーT細胞(ロム)「なら教えてやる。細菌共の狙いは、栄養分を運ぶ赤血球がターゲットだ。つまり、肺炎球菌に会ったら、狙われるって事だ。」
スズ「えぇ!?私狙われるんですか!?」
キラーT細胞(ロム)「ああ、だから何かあったらすぐに逃げろ。今は白血球が案内しているが、いない時には逃げるしかできないぞ。」
その言葉を聞いて、スズは半泣きになっている。カイが、これ以上怖がらせるのはよくないと判断し、すぐに肺に連れていってくれたのが幸運だった。ここは赤血球で賑わっている。
スズ「カイ君。ここまで連れてきてくれてありがとう。」
カイ「別にいいさ。でも、大した騒ぎにはなっていないみたいだな。」
スズ「そうだね。肺炎球菌、追い越しちゃったのかな?」
カイ「どうだろうな。さっきからレセプターの反応もおかしいし・・・」
スズ「壊れちゃったのかな?」
一度スズとカイは別れて、スズは肺胞と呼ばれる小さい部屋に向かう。その一方、カイはその場に残っていた。万が一、肺炎球菌がここに来たときに待ち伏せする為だ。
カイ(レセプターもおかしいし、どうしたものか・・・ん?)
カイがレセプターを見ると、反応が消えていたのだ。
カイ(まさか・・・!)
皆さんはどこにいると思いますか?感想まだ
- はたらく細胞パロ ( No.271 )
- 日時: 2018/09/22 23:01
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)
肺胞はとても狭い為、赤血球達は1人ずつ順番を待って使うというルールがある。偶然にも、誰もいなかった為、使用中の札を下げて、中に入る。後は酸素に入れ換えるだけだったが、異変が起こる。段ボールのテープが、勝手に中から切られているのだ。つまり、中に何かがいる事になる。スズが呆然とするなか、段ボールの中から現れたのは、紫色の体をした細菌・・・肺炎球菌だった。
肺炎球菌「ありがとよぉ・・・俺をここまで運んできてくれて。」
スズ「う、嘘・・・何で・・・」
肺炎球菌「いやぁ、とんだ間抜けがいたもんだぜ。自分が何を運んでいるのかも理解していなかったようだしよぉ・・・」
その言葉でようやく、肺炎球菌が自分の荷物の中に隠れていた事が分かる。だから、スズの近くにいるだけでレセプターがずっと反応した訳だ。ちなみに、実際、今のスズと同じように、赤血球に運ばれて肺に来る肺炎球菌もいます。逃げようと扉に向かうが、かぎづめのついた触手がスズを襲い、その触手は1つはスズの左手をかすり、他は全てスズの周りに刺さる。これでスズは、身動きをとれなくなってしまった。そして、かぎづめのかすった左手からは、血が流れている。
肺炎球菌「ここは1人ずつ使うってルールがあるからなぁ・・・誰も助けに来ないぞ?しかも、唯一の入り口を塞いでいるからなぁ・・・」
スズ「ひぃっ!」(誰か助けて!)
もう駄目だと思った瞬間だった。
???「勉強不足だな。」
最初は幻聴かと思ったが、違うようだ。そして、天井にある通気孔の蓋が、まるで何かに蹴飛ばされたかのように凹んで、落ちてきたのだ。そして、次に見えたのは白い編み上げのロングブーツに白い長ズボン白い長袖のロングジャケット、紺髪に白血球と書かれた白い帽子の青年・・・先ほど別行動をとったカイの姿だった。
スズ「カイ君!?どうしてここにいるの!?そもそもどうやって来たの!?」
肺炎球菌「てめぇ・・・!どうしてここにいるんだ!?そして、どうしてここが分かった!?」
2人の質問は同時に降りかかったが、どちらも意味は一緒なので、その質問に答える。
カイ「俺達白血球には、遊走と呼ばれる組織の壁をすり抜けて移動・・・つまり、通気孔とかの正式ではないルートも通る事ができるんだ。それと、2つ目の質問は、スズから離れたらレセプターの反応が消えたからな。」
カイの言葉で、肺炎球菌は苦い表情になる。その様子にも関わらず、カイはナイフを逆手に取る。肺炎球菌も臨戦態勢に入り、触手をカイに向ける。その為、スズは解放された。
カイ「まさか、スズの荷物の中に隠れいてたなんてな。」
肺炎球菌「くそ!こんな所で殺されてたまるかあああああああああああああああああああ!!!!!」
片足を突っ込んでいた段ボールと、周りにあった段ボールを触手で目眩ましするかのように振り上げ、その隙に壁を壊して逃げ出す。
スズ「カイ君大変だよ!あいつ、栄養分を持った赤血球を襲うつもりだよ!」
カイ「分かった、任せろ!」
感想まだ
- はたらく細胞パロ ( No.272 )
- 日時: 2018/09/23 00:01
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)
肺炎球菌「お前でいい!栄養分をよこしやがれ!」
モブ赤血球(マリオ)「うわあああああああああああああああああああ!!!!!さ、細菌だあああああああああああああああああああ!!!!!」
かぎづめが赤血球を襲うが、カイが投げナイフを使って、肺炎球菌を怯ませ、近接用のナイフで刺そうとするが、莢膜が張られて、攻撃を防がれてしまう。そこにスズが追い付いた。
カイ「ちっ、莢膜か・・・」
スズ「莢膜って・・・さっきの!?」
カイ「ついさっきのは目眩まし用だ。今のは盾用の強力なやつで、こうなったら接近戦では手出しができない。」
スズ「カイ君!それ教えちゃ駄目なやつだよ!?」
しかし、スズの指摘も空しく、カイの漏らした事は無情にも、肺炎球菌の耳に届いてしまった。
肺炎球菌「なるほどな。予定変更だ!栄養分を強奪する前に、お前らをなぶり殺しにしてやらぁ!」
話の口調からして、カイが今の事を漏らすまで、あの莢膜の使い方を理解していなかったのだろう。(後から聞いた話だと、カイはちゃんと理解していると思って言ってしまったらしい)そして、遠距離からのかぎづめのついた触手の攻撃が始まった。近づいて来ないうえに、莢膜を開いたままの為、カイにできるのは飛んでくる触手をナイフで弾く事だけだった。
スズ「なんて事教えちゃうのぉ!」
カイ「すまない。」
スズ「カイ君!私みたいな馬鹿の事なんかに構わないで早く逃げてー!」
カイ「こうなったら、あれを使うか・・・」
スズ「な、何か打つ手があるの?」
カイ「こっちに走れ!」
スズはカイに言われた通りの道を通り、カイはスズを庇いながら、ナイフで触手を弾いていた。そして、2人は気管支と呼ばれる部屋につく。肺炎球菌も、(壁を壊して)気管支に追い付いて来た。
肺炎球菌「ほお、自分がピンチになると逃げるのか・・・散々俺の仲間を殺してきたくせになぁ・・・」
カイは肺炎球菌を睨み付けており、スズは恐怖でカイの後ろで立ちすくむしかできなかった。
肺炎球菌「お遊びは終わりだ!」
スズ「きゃあああああああああああああああああああ!!!!!」
しかし、肺炎球菌が飛び付くのと、警報音がなったのは同時だった。そして、カイは赤いラインにちゃんと肺炎球菌がいる事を確認すると、赤いボタンを押す。すると、甲乙と書かれた機械が現れ、肺炎球菌を透明なカプセルに閉じ込めた。
肺炎球菌「お、おい!なんだこりゃあ!」
その頃カイとスズ(は戸惑いながら)はドリンクコーナーにおり、カイはドリンクコーナーでオレンジジュースを飲んでいた。
肺炎球菌「聞けやあああああああああああああああああああ!!!!!」
カイ「無駄だ。そのカプセルは内側からは絶対に破壊できない。そして、ここは気管支だ。その意味が分かるのか?」
肺炎球菌「てめぇ、なんだそれりゃあ!こんな手ぇ使って恥ずかしくないのか!?」
カイ「別に」←目をそらしてジュース飲む
肺炎球菌「嘘つけ!目をそらすなー!」
少し肺炎球菌がうるさかったが、カイはスズの身を案じた。そして、巨大なアームが、肺炎球菌を捕らえたカプセルをはこんで行った。
カイ「こっちで一緒に見よう。」
スズ「うん。分かったよ。」
しばらくすると、肺炎球菌の入ったカプセルがレールに乗せられ、ピタ〇ラスイッチの如く転がされてる。
肺炎球菌「うわぁ!遊ぶな!どこに連れていくつもりだ!」
カイ「さあな。どこだと思う?」
転がされている中で、肺炎球菌の言った気管支という言葉を思い出す。
肺炎球菌「まさか!」
次はあのシーンです。感想まだ
- はたらく細胞パロ ( No.273 )
- 日時: 2018/09/23 00:16
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)
すぽんという音と同時に、肺炎球菌の入ったカプセルは巨大なロケットのハッチに入れられる。そのロケットには、でかでかとくしゃみ1号と書かれていた。
肺炎球菌「や、止めろ!」
無情にも、ハッチは閉じ、カウントダウンが始まる。そして、くしゃみ1号が発射された。そして、中から小型ミサイルが出される。
ぶえっくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!
そんな奇妙な爆発音が響く。
スズ「あのさ、カイ君。もう行っちゃうの?」
カイ「ああ、俺にもちゃんとした仕事があるからな。」
スズ「じゃあさ、また会えるかな・・・?」
カイ「うーん・・・まあ、白血球は数が多いからなぁ・・・」
スズ「赤血球は、もっと多いんだけどね・・・」
カイ「でも、俺らは同じ体で働いているんだ。だからきっと、どこかでまた会えるはずだ。」
そんないい雰囲気の中のレセプターが反応して、カイは仕事のスイッチが入ってしまったが、スズは優しげな笑顔でその様子を見送っていた。
感想まだ
- はたらく細胞パロ ( No.274 )
- 日時: 2018/09/23 00:34
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)
ある日、スズは先輩赤血球のマヒルと一緒に栄養分を運んでいた。理由は言うまでもなく、自分が迷子になったからだ。すると、ホイッスルの音が響く。その場所を見ると、血小板達だった。彼女達は、うんしょ、うんしょと荷物を運んでいる。
スズ「可愛いですね・・・」(о´∀`о)
マヒル(小泉)「ほんとねぇ・・・」(о´∀`о)
リーダー格の血小板は、一度ホイッスルを吹いて、全員を静止させる。
血小板(姫)「皆止まってー!階段があるよ・・・」
血小板A(テイルス)「本当だぁ・・・」
血小板達は顔を見合わせて、不安そうな表情となる。
血小板(姫)「皆、気を付けよー!」
血小板(テイルス・チャーミー・クリーム・クッパjr・ネス・リュカ・村人・不二咲・西園寺・星・王馬・夢野・アンジー)「おおー!」
一歩一歩、ゆっくり降りていく。スズとマヒルは、心配そうにハラハラしながらその様子を見ていた。
血小板(姫)「降りられたー!」
血小板(テイルス・チャーミー・クリーム・クッパjr・ネス・リュカ・村人・不二咲・西園寺・星・王馬・夢野・アンジー)「やったー!」
笑顔で仕事を頑張っている血小板達を見ると、2人は思わず、自分の仕事なんて放り出して、血小板を手伝いたいと思えるほどだ。その時、リーダー格の血小板が持っていた篭の中から紐の巻かれた鉄が転がる。
血小板(姫)「落としちゃった!拾ってー!」
スズ「これ?」
血小板(姫)「あっ、赤血球のお姉ちゃん。ありがとー!」
スズ「どういたしまして!」
血小板(姫)「あっ、皆、ここでフィブリン洗っておこ。」
小さな体で大きな網のようなたんぱく質を洗う姿は何もかも愛くるしい。そして、スズとマヒルは栄養分を運びに行った。
感想まだ
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