二次創作小説(新・総合)

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きらびやかな日常
日時: 2021/07/03 22:15
名前: 桜木 霊歌 (ID: xIyfMsXL)

優衣「タイトルコールです。」
ソニック「作者のネタ切れが原因で打ちきりになった日常が復活したぜ!」
エミー「料理対決や小話とかいろんなお話があるわよ!」
作「未熟者の作者だが宜しく頼む。」

オリキャラ紹介
>>718>>722>>747>>782>>796

世界観
>>751

優の特務司書生活
優が特務司書になりました 『失くし物探し駅』 著者:桜木霊歌 >>754-759
奇襲作戦!『歯車仕掛けのヴィーゲンリート』ヲ浄化セヨ! >>789-793

在りし日の記憶
Welcome to the Villains' world >>769-781

昔々のお話 ~霊歌の過去~ ( No.600 )
日時: 2020/07/31 14:21
名前: 桜木 霊歌 (ID: MHTXF2/b)

ここは創造世界ミストワールドの入り口となる、接続本リンクブックを保管する為の図書館。
ソニックと優衣は、ここを掃除していた。
個人的な鍛練の為に、接続本リンクブックを使う登場人物キャラクターズが多いため、『皆で使う』との事で、毎回掃除当番を決めて、掃除している。
今回は、ソニックと優衣が掃除当番のようだ。
ソニック「あとはこの本を・・・ってわぁ!?」
優衣「ソニック!大丈夫ですか?」
ソニック「ああ、なんとか大丈夫だけど・・・」
どうやら、そこら辺に積み重ねてあった本を倒してしまったようだ。
『余計な作業が増える』と思った2人だが、あるアルバムの1枚の写真に、2人の目は釘付けになった。
接続本リンクブックを保管する為の場所といっても、一応普通の本やアルバムも保管されている。
そのアルバムの内の1つに、見慣れているが、見慣れていない少女の写真があった。
赤い瞳に黒髪、犬の耳のように、ピョンっと立ったアホ毛・・・
そこだけみれば、明らかに霊歌だが、その写真に写る少女れいかは、ショートカットで、桜色の丈がミニスカートくらいの着物を纏い、赤い帯を身につけ、白い足袋に草履を履いている。
先に言っておくが、霊歌は黒髪のストレートロングヘアーで、赤いリボンの髪飾りをつけ、白いブラウスに茶色いコルセットを巻き、赤いフレアスカートと白いニーハイソックスに、茶色いロングブーツを履いている。
赤い瞳に黒髪、犬の耳のように、ピョンっと立ったアホ毛は霊歌と同じだが、自分達が知る霊歌とか圧倒的に違いすぎる。
ソニック「・・・こいつ、霊歌か?」
優衣「髪や瞳の色、そして、あのアホ毛は間違いようがありません・・・しかし・・・」
霊歌「あ、2人とも、お掃除終わった「おい霊歌ぁ!」わぁ!?ソニック、どうしたの!?」
ソニック「どうした、じゃねぇよ!このお前そっくりの女は誰だよ!?」
ソニックはさっきのアルバムの写真を霊歌に突き付け、霊歌を質問攻めしている。
その写真を見せられた霊歌は、『なるほど』と納得し、霊歌は口を開いた。
霊歌「誰も何も・・・私だよ?」
ソニック「・・・はぁ!?」
優衣「・・・はいぃ!?」
自分達の知る霊歌と、この写真の霊歌。
いくら本人の口から出たとはいえ、信じられることではない。
それほど、ここにいる霊歌と写真の霊歌が違いすぎたのだ。
霊歌「じゃあ、証拠見せてあげるよ!」
霊歌は、創造世界ミストワールドを生み出す為にある、創造作業台ミストクラフトに真っ白な本を置き、専用のペンを握る。
霊歌「人の記憶を見せる世界・・・!この世界を創造して・・・!」
そうして、ペンを置くと、茶色い表紙だった本は、緑色の表紙の本・・・接続本リンクブックに変わる
霊歌「じゃ、行こうよ!」
そう言って、霊歌が接続本リンクブックをブックスタンドに置くと、接続本リンクブックから光が放たれ、3人を包み込む。
そして、光が晴れた頃には、たくさんの本と本棚が置かれた空間に転送された。

感想まだです

昔々のお話 ~霊歌の過去~ ( No.601 )
日時: 2020/07/31 14:42
名前: 桜木 霊歌 (ID: MHTXF2/b)

霊歌「本を開いたら、その人の記憶が見られるようになってるの。それじゃ、私の記憶、見てみる?」
ここまで来た以上、昔の霊歌というのも気になる。
霊歌は2人の肯定を確認した後、本を開く。
すると、3人はいつの間にか3人は昔の日本風の村にいた。
時間は恐らく、深夜くらいだろう。
ソニック「・・・は?ここ、どこだ?」
霊歌「私の生まれた『想区』だよ。」
「まあ、正しくは私が生きていた時代のホログラムみたいなものだけど」と苦笑いで付け足した
優衣「想区・・・っということはまさか・・・!」
霊歌「うん。昔は、私は『空白の書』の持ち主だったんだ」
ここが何の想区なのかは分からないが、殆どの『空白の書』の持ち主は、迫害されていた。
『運命の書』に自分の運命が記されている想区の住人達にとって、『空白の書』の持ち主は異端だった。
ソニックや優衣が知っている幸せに暮らしていた『空白の書の持ち主』は、レイナくらいだ。
そして、ある家から1人の少女が、男性に無理矢理手を引っ張られ、家から出てきた。
その少女は、先程見た写真より幼い霊歌の姿であり・・・!
ソニック「嘘だろ!?霊歌・・・!?」
優衣「何故・・・!?」
霊歌「お父さんとお母さんにとって、私は鬼の子だったみたいでね、私が『空白の書』の持ち主だって知ったその日に、捨てられて・・・」
霊歌の話が真実なら、今、大体5歳か6歳ほどの年齢の霊歌は、実の親に捨てられた事になる。
ソニック「信じられねぇ・・・」
優衣「許せませんよ・・・!」
霊歌「『運命の書』の持ち主にとって、『空白の書』なんて埒外だよ。」
そして、
記憶の中の霊歌が、今の自分達のよく知る16歳になったとき、記憶の中の霊歌は旅人からある情報を聞いた。
それは、かぐや姫が帝に残した、蓬莱の薬を、富士山で処分するとの内容だった。
ソニック「霊歌、『竹取物語の想区』出身だったのか」
優衣「蓬莱の薬には不老不死の力がある・・・という事は・・・」
霊歌「そ、『どうせ誰も飲まないんなら、私が飲んじゃえー!』ってなって・・・」
「あはは」と苦笑いする霊歌に、思いきったら即実行なのは変わらないのか、と思い切りため息をついた。
霊歌『!』
帝『君、いったい何をする気だ!?』
霊歌『この薬、誰にも飲まれずに処分されるなら、私が飲んであげるよ、この薬!』
そう言って、記憶の中の霊歌は蓬莱の薬を飲み干し、その場を離れた
とは言え、その時の霊歌は、自分のいる世界・・・想区に外があるなんて、想像していなかった。
それが原因で、1000年間も孤独を味わうなんて事を・・・
そして、霊歌はある日の夜、グリムノーツとの出会いを果たす事になる

感想まだです

昔々のお話 ~霊歌の過去~ ( No.602 )
日時: 2020/07/31 20:53
名前: 桜木 霊歌 (ID: MHTXF2/b)

霊歌『寂しいなぁ・・・不老不死って、思った以上に大変なんだ・・・』
1000年も経ってから気づく霊歌に、2人は「昔から本当に何も変わっていない」と分かる。
興味本位で始めたことでも、「大変なんだ・・・」と思う姿勢は、2人も知っている姿だったから
しかし、そんな記憶の中の霊歌の思案を、自分達もよく知るあの存在が、邪魔し始めた。
ヴィランが5体ほど現れ、霊歌を取り囲む。
ヴィラン『グルルルルルルルルル…』
霊歌『え・・・?な、何!?何なの、この黒い化け物・・・!?』
ヴィラン『グルアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!』
霊歌『嫌ああああああああああああああああああああーーーーー!!!』
記憶の中の霊歌は、咄嗟に目を瞑る
ヴィランの爪が振り下ろされるとおもった矢先、斬撃の音と共に、ヴィランは苦悶の声を上げる。
ゆっくりと霊歌が目を開けると、当時の霊歌にとっては目新しく、今の自分達にとっては見慣れた青年の姿が目に写る。
緑髪に紺色と赤の服に身を包む、ペンのような片手剣ソードを握っている目付きの悪い青年・・・ルートヴィッヒ・グリムこと、ルーイの姿だった。
ルーイ『おい、あんた大丈夫か?』
霊歌『あ、えと・・・はい!』
ルーイ『何なら、下がっとけ!』
ルーイにそう言われ、霊歌は素直に下がる。
ルーイは今と変わることない剣の太刀筋で、次々とヴィランを倒していく。
その姿は、当時の霊歌にとって『憧れ』の感情を抱くにはうってつけすぎた。
全てのヴィランを倒したルーイを見て、霊歌は声をかけようかと悩んだが、ルーイは別の方向を向き、戦闘体制を取る。
何事かと思った時には、その方向性から魔法弾が放たれる。
ルーイは難なく躱していくが、流石の創造主ストーリーテラーでも、疲れが見え始めていた。
・・・が、魔法弾を放った相手は、ルーイに当てる方向性で行けば、当てられないと思ったのか、ターゲットを霊歌の近くにある大木に絞り、そこ目掛けて攻撃を放つ。最初は何故外したのか分からなかったが、霊歌は倒れてくる大木を見て、大体理解してしまった
ルーイ『!危ないぞ!・・・ぐっ・・・!』
ルーイは咄嗟に霊歌を突き飛ばして、大木から霊歌を守るが、逆にルーイの足が大木に挟まれ、動けなくなってしまう。
霊歌『あ、だ、大丈夫!?』
ルーイ『俺は平気だ!ここは俺1人で充分だ。だから、逃げろ!』
霊歌『でも・・・!』
そこに、有無言わさずにメガ・ヴィランの一種であるメガ・ファントムが現れる。
その姿を見て、ルーイは霊歌を逃がす事を優先しようとする
ルーイ『俺1人でも何とかなる!だから早く逃げろ!』
霊歌『そんな訳にはいかないよ!私には役割与えられなくて・・・勝手に不老不死になったんだもん!せめて、人助けくらい・・・!』
ルーイ『役割を与えられてない・・・まさか・・・!』
霊歌はルーイの前に立ち、絶対にメガ・ファントムをここから先に行かせないといった様子だ。
霊歌『来るなら・・・おいでよ!』
ルーイ『待て!』
霊歌『?』
ルーイは霊歌に何かを差し出す。
それは、『空白の書』の持ち主に戦う力を授ける『導きの栞』だった。
霊歌が咄嗟に受けとると、紋章は表が射撃職シューター、裏が回復職ヒーラーに変わる。
ルーイ『その導きの栞をお前の『運命の書』に・・・『空白の書』に挟んで叫べ!接続コネクトって!』
霊歌『コネ・・・クト・・・?』
ふと後ろを向くと、もうメガ・ヴィランは待ってくれなさそうだ。
意を決して、『空白の書』を開く
霊歌『接続コネクト!』
霊歌が光に包まれると、小動物の耳の様な飾りのついた赤い頭巾フードのついた天鵞絨ビロードのマント、ショートカットの金髪に、前髪には日日草の髪飾りをつけており、白いブラウスに赤い膝丈のスカートと白いニーハイソックスと茶色いロングブーツを履き、身長は少し縮み、先がフックのように湾曲した薔薇を初めとした花で飾られた両手杖ロッドを握っていた。
この姿はソニックも優衣も知っている。
グリム童話とペロー童話の作品の一つ、『赤ずきん』の主役である赤ずきんの姿になっていた。
赤ずきん(霊歌)『え、えええええええええええええ!!!!?これが私!?どうなっちゃったの!?』
色々と困惑しているが、メガ・ファントムの召喚したヴィランが攻撃してくるが、赤ずきんと接続コネクトした霊歌の体は勝手に動き、杖を振って火球を出し、返り討ちにする
赤ずきん(霊歌)『体が勝手に・・・?』
ルーイ『そうだ。それが接続コネクト。お前は今、登場人物キャラクターズの魂と一つになったんだ』
霊歌は次々とヴィランを倒していき、そして、残ったメガ・ファントムも・・・
赤ずきん(霊歌)『嘘つきはお仕置きの刑なんだから!狼さんにご用心!』
赤ずきんの必殺技で、倒すことができた。
両手杖ロッドを下ろすと、再び光に包まれ、もとの霊歌の姿に戻った。
霊歌『あれ?』
ルーイ『驚くのはいいけど、助けてくれるか?』
霊歌『あ、ごめんなさい!』
霊歌はルーイの足の上に乗っかっていた大木をどかす。
ルーイ『ありがとな。そういえば、お前の名前、聞いてなかったな』
霊歌『あ、桜木霊歌です』
ルーイ『俺はルートヴィッヒ。ルートヴィッヒ・グリムだ。親しい奴等からは、ルーイって呼ばれてるな』
当時の霊歌にとって、外国の名前というのは理解しがたい難しいものだった。
霊歌『あの・・・ルーイさん・・・聞きたいことがたくさんあるんだけど・・・』
ルーイ『何だ?』
霊歌『全部だよ!さっきのヴィランとかいう化け物とか、さっきの不思議な力とか!』
ルーイ『しょうがねぇな』
ルーイは当時の霊歌にゆっくりと説明した。
想区の事、創造主ストーリーテラー達の事、そして、自分が創造主ストーリーテラーである事も。
霊歌『・・・何か、実感湧かない。ストーリーテラーが、私と年、そんなに離れてない離男の子って事・・・』
ルーイ『仕方ないだろ。それに、俺はこの物語の創造主ストーリーテラーじゃない。取り敢えず、俺は行かないと・・・』
霊歌『行くってことどこに?』
ルーイ『カオステラーの所だよ』
霊歌『カオステラー?』
ルーイは、何も知らなかった霊歌にいろんな事を教えてくれた。
カオステラーは、想区に発生する台風のような存在であり、物語の筋書きを変えたり、想区の住人達をヴィランに変えてしまう存在だという。
霊歌『私も行く!』
ルーイ『危険だぞ?』
声色はきついが、心肺しているのは分かる
霊歌『嫌な思いは沢山したけど・・・何の罪もない人達が死んじゃうのは嫌だ!』
その決意の高さに、ルーイは折れたのか、『死んでも知らねぇぞ』といって、カオステラーのいる確率の高い場所に向かった。

感想まだです

昔々のお話 ~霊歌の過去~ ( No.603 )
日時: 2020/07/31 17:12
名前: 桜木 霊歌 (ID: MHTXF2/b)

ソニック「この時から、霊歌の一回決めた事は梃子でも変わらないのは、変わってないんだな」
優衣「それはそうと、この想区でのカオステラーはどなただったんですか?」
霊歌「帝様だよ。どうやら、かぐや姫とお別れするのが嫌で、カオステラーになったみたい。」

カオステラーになった帝を退治した霊歌だが、ある事に気がついた。
霊歌『ちょっと待って!この帝様、たしか月の都からくる人達を止める為の兵士さんを呼ぶっていう役割があるから、結局筋書き変わっちゃうんじゃ・・・』
ルーイ『そこは大丈夫。あの人が調律すれば、全部元通りだ』
霊歌『ちょーりつ?』
ヤーコプ『ルートヴィッヒ!大丈夫か?』
ルーイ『ヤーコプ兄さん・・・』
霊歌『お、おにいさんなの!?』
筋書きが変わるかもしれないと焦った霊歌だが、ルーイのいう『調律』に首をかしげていると、彼の兄であり、グリムノーツのリーダーであるヤーコプが姿を現す。
ルーイ『何で・・・』
ヤーコプ『お前の独断専行は相変わらずか・・・ところで、その子は・・・』
霊歌『れ、霊歌です。あの、たまたまこの子と会って、一緒にカオステラー?になった帝様を退治して・・・』
ヤーコプ『じゃあ、あとは調律が必要なのか』
やはり、霊歌は調律をまだ理解できていないので、ヤーコプが説明する
調律とは、カオステラーによって歪められた運命を元通りの形に戻す力だ。
そして、その間の記憶が残るのは、空白の書の持ち主だけだ。
ドロテア『いたいた。良かったわぁ、見つかって』
霊歌『え、えと・・・』
霊歌はその調律の内容を聞いて、もう少し新生な人を想像していたが、どこにでもいそうな優しげな女性だった。
霊歌(え、え?この人が?何か、あんまり想像できないんだけど・・・)
ルーイ『安心しろ。この人だからできる』
霊歌『何で分かったの!?』
ルーイ『顔に出てた』
すぐに顔に出るという事も変わってないのか、と2人は思った。
昔はともかくとして、霊歌らしさは1300年前から失われていないようだ。
霊歌『あ、あの・・・!』
ルーイ『?どうした?』
霊歌『私も、外の世界に・・・他の想区に連れていって!』
その霊歌の言葉で、霊歌はグリムノーツに入りたいんだと、ルーイ達は理解できた。
ルーイ『外に出たら、今以上に怖い思いするかもだぞ?』
霊歌『それでも良いの!私、ルーイの話を聞いて、外が気になったから!』
ルーイ『ヤーコプ兄さん、ドロテアさん、どうする?』
ヤーコプ『構わん』
ドロテア『良いわよ』
2人の了承を得た霊歌の表情は、明るくなっていた。
そして、調律を終えると、沈黙の霧を越えて、外の世界に・・・想区へと旅立ち、グリムノーツの一員となったのだ。
あとは、大体ソニック達が霊歌から聞いた通りだった

おまけあるので感想まだです

昔々のお話 ~霊歌の過去~ ( No.604 )
日時: 2020/07/31 21:56
名前: 桜木 霊歌 (ID: MHTXF2/b)

用語及び登場人物キャラクターズ紹介

用語

グリムノーツ
霊歌がかつて所属していた旅人達の集団。
構成員は創造主ストーリーテラー及び、空白の書の持ち主で固まっており、霊歌は彼らとの旅のなかで創造主ストーリーテラーとしての資質を開花させた

想区
物語の世界全般を総称した言葉であり、ストーリーテラーが産み出した空間そのものを指す。
想区の中では、一定の周期で同じ物語を繰り返している
想区の中と外では、時間の流れに差があるため、体感時間5分でも、別の想区では1000年経っている事なんてよくある

運命の書
想区に住んでいるなら誰でも持っている戯曲。
ストーリーテラーによって記述されており、生まれてから死ぬまで、運命の書に従い、人生を全うする

空白の書
1つの想区に1人か2人いるという割合で存在する、運命を持っていない存在であり、『青空の想区』意外の想区では、迫害される者が多い
この空白の書を持つものは、導きの栞を使って、戦う力を持つ
そして、自分で自分の運命を持ち、持ち主が死を迎えると、その空白の書の持ち主の運命が語られるようになる
この『青空の想区』では生粋の空白の書の持ち主は珍しく、代表的な空白の書の持ち主は、エクス、レイナ、タオ、シェイン、レヴォル、エレナ、アリシア、ティム、ルイーサ等
また、生粋のみならず、何らかの影響で役割を失った登場人物キャラクターズが空白の書の持ち主になることもある。代表的な持ち主として、ファムやパーン等

導きの栞
万象の栞を模倣して作られた魔法具
人によって適正は異なるものの、登場人物キャラクターズの力を借りる事ができる。
適正は本人の抱く思いによって変わり、霊歌の場合は、故郷への後ろめたさと、罪もない人達や、自分を迫害しなかった人達をカオステラーから守りたいといつ思いによって、射撃職シューター回復職ヒーラーの適正を持っていた。
ごく稀に、全ての登場人物キャラクターズ接続コネクトできる万能職ワイルドの紋章の持ち主もいるが、霊歌曰く、3人しか知らないらしい(エクス、エレナ(過去)、レヴォル)

カオステラー
想区の住人の悩みや苦悩に共鳴し、ストーリーテラーが異常をきたした存在。
住人をヴィランに変えたり、物語の筋書きを好き勝手に書き換えてしまう
放っておけば、想区が崩壊してしまう

ストーリーテラー
創造主ストーリーテラーが原作を書く漫画家や小説家なら、こっちのストーリーテラーは物語を派生させる同人作家のような存在であり、想区に異常が見つかった場合の対応も異なる

登場人物キャラクターズ紹介

桜木霊歌
元々は『竹取物語の想区』出身の空白の書の持ち主
幼い頃に、空白の書の持ち主であった事で、両親に捨てられ、それからずっと1人ですごしていたが、蓬莱の薬の噂を聞いて、『どうせ誰も飲まないんだから、自分が飲んじゃえ』と自暴自棄になって蓬莱の薬を飲んだが、1000年間、ルーイと出会うまで一人ぼっちになっていた。
性格はこの頃から明るく優しく、自由奔放で猪突猛進な性格だったが、少し空気を読めず、『いばら姫の想区』で十三番目の魔女に対し、『あのおばさん誰?』と言って十三番目の魔女を怒らせるなんて真似をしたことも・・・
グリムノーツの一員であり、旅の途中で創造主ストーリーテラーの資質を開花させた
所属 ギャグカオス組LvMAX、保護者組
職種ジョブ射撃職シューター
使用武器:両手杖ロッド

ヤーコプ・グリム
グリム童話の創造主ストーリーテラーの1人であり、グリムノーツのリーダーを務めていた。
性格は厳格で気むずかしいが、根はとても好い人
霊歌からは『ヤーコプお兄ちゃん』と呼ばれていた
所属 カオスクラッシャー
職種ジョブ攻撃職アタッカー
使用武器:籠手ガントレット

ドロテア・フィーマン
グリムノーツの一員であり、霊歌曰く『最強の創造主ストーリーテラー
普段はとても穏やかで落ち着いた性格だが、怒らせたら手をつけられない。
怒ったら死ぬより辛い思いするかも・・・
霊歌からは『ドロテアお姉ちゃん』と呼ばれていた(そしてルイスから『ドロテアをお姉ちゃんと呼ぶだなんて、持ち上げすぎ』と言われたが、そのルイスを一週間昏睡状態にした)
所属 動じない組、カオスクラッシャー
職種ジョブ回復職ヒーラー
使用武器:魔導書

感想OKです!


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