二次創作小説(新・総合)
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- きらびやかな日常
- 日時: 2021/07/03 22:15
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: xIyfMsXL)
優衣「タイトルコールです。」
ソニック「作者のネタ切れが原因で打ちきりになった日常が復活したぜ!」
エミー「料理対決や小話とかいろんなお話があるわよ!」
作「未熟者の作者だが宜しく頼む。」
オリキャラ紹介
>>718、>>722、>>747、>>782、>>796
世界観
>>751
優の特務司書生活
優が特務司書になりました 『失くし物探し駅』 著者:桜木霊歌 >>754-759
奇襲作戦!『歯車仕掛けのヴィーゲンリート』ヲ浄化セヨ! >>789-793
在りし日の記憶
Welcome to the Villains' world >>769-781
- Welcome to the Villains' world ( No.780 )
- 日時: 2021/06/10 05:35
- 名前: 桜木霊歌 (ID: ejGyAO8t)
優「芥川龍之介!」
導きの栞を掲げてそう言うと、万能職の紋章は回転すると同時に、紫のメッシュが入った青みのかかった黒髪を一つに束ねた藍色の着物に黒い革鎧を着た男・・・『語り部』の想区の芥川龍之介に変化する。
優「接続!」
導きの栞を空白の書に挟むと同時に、空白の書から溢れる意味不明な記号のような光を放ちながら優の体に纏わりつく。
体格と身長は大人の男性そのものに変化し、黒檀のように真っ黒だった髪は、前髪に紫のメッシュが入った青みのかかった黒髪に変化し、腰まで無造作に伸ばされて一つに束ねられ、三日月の髪飾りをつけている。
着ていた白いシャツに赤いネクタイ、黒いスラックスと黒いローファーも変化し、群青色の着物に変化し、黒い帯が締められている。
着物の上から黒い革鎧を身に着け、両手の甲には黒い手甲がつけられ、靴下は黒い足袋に、靴は群青色の鼻緒の下駄に変化する。
その姿はまさしく、『語り部』の想区の芥川龍之介その人だった。
龍之介(優)「さぁ、語ろうか・・・地獄よりも地獄的な物語を」
その声色や話し方は先程の15歳の少年らしい物から売って変わり、30代くらいの男性と同じような声・・・というか、芥川龍之介と同じだ。
持っていた空白の書は魔導書・・・『歯車仕掛けの地獄変』に変化している。
化け物はたかが見た目が変わっただけだと高を括り攻撃してくるが、優は跳躍して攻撃を躱す。
それは先程の優の時とは異なりすぎていて、化け物は判断に遅れた。
その僅かな隙を縫うようにして、優は化け物に回し蹴りをくらわせた。
そして胸にあたる部位に手をかざすと、紫色の炎が放たれ、容赦なく化け物を吹き飛ばした。
それだけではなく、その手に持つ魔導書で化け物を殴りつける。
しかし、どこか化け物は気力で立っているようにも見えた。
化け物の方は体力にはもう猶予はなさそうだ。
龍之介(優)「君自身に恨みは無いが、すまないね。『救い無き地獄変』!」
『語り部』の想区の芥川龍之介の必殺技、『救い無き地獄変』が化け物に炸裂する。
まるで蜘蛛の糸の主人公が地獄で罰を受けていた他の罪人達に纏わり付かれたように、地面から出てくる手が化け物を拘束する。
化け物は身をよじるがそれは解けずにさらに化け物の体に食い込んでいった。
そして化け物を拘束していた手が燃え盛り、化け物もそのまま燃え尽き、灰となって消えた。
龍之介(優)「・・・ふぅ・・・」
一息つくと、接続をした時と同じ様な光に包まれるが、今度はまるで光が体から剥がれていくような感覚だった。
再び光が消えると先程の芥川龍之介の姿から、いつもの時ノ小路優の姿に戻っていた。
優「何とかなったなぁ・・・あ・・・!」
ふと先程まで化け物がいた場所を見ると、そこに落ちていたのは、夢で暴走してしまった者たちが成り果てた黒い石だった。
正直見ているだけでも嫌な気配しかしない。だが、これを学園長に調べて貰えば夢に関してなにか分かるかもしれない。
そう考えた優は鞄の奥深くに石を入れた。
優「よし、急いで戻らないと・・・ってえ?」
優が目にしたのは、学園で待っていろと言っていたはずのエースとデュース、グリムの姿であった。
どこかとてもソワソワしているように見える。
優には、彼らはまるで特撮番組で必殺技が決まるのをはしゃいでいる子供のように見えた。
エース・デュース・グリム「か・・・か・・・かっけええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」
優「煩いよ」
エース「何だよさっきの変身!マジでカッコ良かった!」
デュース「凄いぞ!本当に格好良かった!」
グリム「優何なんだゾ今の!?俺様にも教えるんだゾ〜!」
矢継ぎ早に話しかける16歳の高校生2人とグリム。
優的には正直このテンションは喧しかった。
感想まだです
- Welcome to the Villains' world ( No.781 )
- 日時: 2021/06/10 08:34
- 名前: 桜木霊歌 (ID: ejGyAO8t)
優「簡単に言うと、あれは僕がお世話になってる世界、『語り部』の想区の極一部の人が使える接続っていう魔法なんだ。物語の登場人物である登場人物や簡単に言うと、物語の原点の作者である創造主の力と姿を借りて戦う力なんだ。」
先程の接続を見た3人(2人と1匹)から「さっきのは何だ」とか「教えろ」とかどやされたので、ゆっくり1から説明しているのだ。
グリム「じゃあさっきの男はその登場人物と創造主のどっちかって事なんだゾ?」
優「うん。僕がさっき接続したのは創造主『芥川龍之介』さん。僕が個人的に尊敬していて思い入れのある大正時代の文豪さんなんだ」
エース「朝お前が言ってた奴か・・・その・・・朝はごめん・・・」
優「!驚いた。ちゃんと謝れたんだね」
予想外の言葉に優は驚いた様子を見せたが、すぐに茶化すような笑顔で言う。
だが、その笑顔には成長してくれた事に対する喜びも混じっていた。
エース「俺だって謝れるさ!・・・ただ、掃除して反省文書いてる時にお前に言われたこと考えてさ・・・ホントに悪いって思ったし・・・」
そっかそっかと言わんばかりの優しい笑顔を浮かべる優は、まるで聖母のようにも思えた。
グリム「その龍之介って奴、どんな奴だったんだゾ?」
デュース「確かに、その芥川先生はどんな作品を書いていたんだ?」
優「具体的に言うと、芥川龍之介さん本人の芸術至上主義や、人間誰しもが持つエゴイズムを描いた作品が多いんだよ。彼の代表作で言えば地獄変がその傾向が強いかな」
エース「気になるじゃん!タイトルめっちゃ怖いけど・・・」
優「じゃあ話そっか?」
地獄変の内容が気になったエースがその内容を聞くと、優は話し始める。
地獄変・・・芥川龍之介の代表作の一つであり、宇治拾遺物語の『絵仏師良秀』を元にした作品である。
絵の腕前は都一だが醜い容姿と傲慢知己な性格で誰からも嫌われていた良秀は、領主に地獄変・・・地獄絵図を描いた屏風を描くことを求める。
しかし実際に見た物しかかけない良秀は、絵を描くために時には弟子を痛めつけたりもした。
だが地獄変の屏風の目玉である女が車に乗せられ、火に焚べられる様を書くことができず、領主に頼んでその様子を見せて貰おうとする。
夜に人里離れた寺に連れてこられた良秀は車の中に乗っていた女性を見て驚愕する。
そこに乗せられていたのは自分の愛した娘だったから。
火に焚べられた娘は美しい髪や着物を振り乱し悶え苦しむが、良秀はそれを助けようとせずにその様をじっくりと見ていた。
そして完成した屏風は良秀を悪く言っていた者ですら感嘆とする出来栄えだった。
そして良秀は屏風を領主に提出した後、首を括って娘の後を追ったのだと・・・
優「・・・っていうお話なんだ」
エース「おま、それかんっぜんにバッドエンドじゃん・・・」
デュース「何で、弟子痛め付けてえ?娘さんを助けなかった?え?何で?」
グリム「ふなぁ・・・」
優「これは龍之介さんの芸術の為ならば全てを捨てて構わないっていう芸術至上主義の考えが顕著に出ている作品で、多くの人は地獄変がもっとも芥川龍之介さんらしい作品って批評する人が多いんだ」
エース「そんな物騒な話を書く文豪、何で憧れてんだ?」
優「僕のご先祖様を育てた人だからね。」
デュース「お前のご先祖様を?」
優「うん。彼岸さんと霊歌さん・・・僕のひいお祖父様とそのお姉さんが龍之介さんの家の門を叩かなかったら、きっと2人は僕の憧れる童話作家や詩人になってなかったから。それに龍之介さん、あんな物語は書いてますけど愛妻家で子煩悩なんですよ。・・・だからこそ何で奥さんも彼岸さんもお子さんも置いて逝ったんだと思いますけど」
エースは最後の『何で置いて逝ったんだと思った』という言葉を聞いて嫌な予感を覚えた。
優「さあ、早く戻ろう?早い所魔法石を提出しないとね。」
エース「そうだな!急ぐぞ!」
・
こうして魔法石を持って帰った事で2人は退学を免除され、優は化け物を単独で倒した事から元々あったであろう『猛獣使い』の才能とやらが認められ、グリムと2人一組でナイトレイブンカレッジに通う事になった。
優「グリム、先に寮に戻っていてくれない?僕、学園長と話したい事があるんだ。」
グリム「ふな?分かったんだゾ」
グリムがオンボロ寮に、エースとデュースがハーツラビュル寮に戻り、学園長室は静かになっている。
優「学園長、実は僕が元の世界に帰る方法の他、こちらを調べて欲しいんです」
そう言って優は鞄の奥深くに入れていた黒い魔法石のような石を見せる。
学園長「これは・・・」
優「あのインク壺の頭をした化け物が落としました。できる限り、これを調べておいてください。」
そう言って優は、学園長室を後にしてオンボロ寮に戻っていった。
感想OKです!
- 桜木霊歌(文アル時空軸)紹介 ( No.782 )
- 日時: 2021/07/13 17:31
- 名前: 桜木霊歌 (ID: xIyfMsXL)
今回はオリキャラであり、アルケミスト達と共に御伽図書館で戦うもう一人の『桜木霊歌』の紹介です!
そして、一部文豪との回想や手紙ネタもありますので、楽しみにしてください!
???の文豪は後に登場するので、そちらも楽しみに待っていてください♪(強いてヒントを言うとすれば『在りし日の記憶 Welcome to the Villains' world』に名前が出ています)
桜木霊歌
誕生日 4月8日
1905~1924(享年19歳)
【代表作】
『宝石庭園の魔法使い』
『百花妖乱物怪絵巻』
『失くし物探し駅』
【派閥】無し
【武器】銃
【文学傾向】童話
【精神】安定
【身長】159㎝
【趣味嗜好】誰もいない所で空想に浸ること
【属性】気絶組
後に夢物語と謳われる事になる童話集を執筆した大阪出身の文豪であり、アルケミストにより転生した文豪としての霊歌。本名は『時ノ小路優歌』
『語り部』の想区の霊歌と同様に心優しい『考えるより体が先に動く』タイプのお人好しでかなり謙虚な性格だが、『語り部』の想区の霊歌に比べると、生真面目で大人しく控えめかつ多少臆病な性格。
外見こそは『語り部』の想区の霊歌そっくりだが、花冠が日々草のカチューシャだったり、服装は桜と蝶の模様の着物の下に白いシャツといった書生スタイルだったりするという違いがある。
武器は桜と歯車を模したマスケット銃。
病院を経営している両親に進路を無理やり決められそうになっていた事に嫌気が差し、11歳で当時5歳だった弟を連れて家出同然で東京に上京した。
そして偶然芥川家の門を叩いたことで龍之介に弟共々育てられ、彼に弟子入りした。
生前最後の作品『失くし物探し駅』の執筆及び脱稿を終わらせた後に肺結核にかかり、19歳の若さで病死した。
花袋にナンパされたり藤村にしつこく取材されると霊歌セコムこと龍之介と寛が出動する
サンプルボイス
「桜木霊歌なのです。私の物語、夢物語なんて大層な名前で呼ばれていますけど・・・私の趣味程度のお話にそこまで評価しなくてもいいのに・・・」
「桜木霊歌なのです。あの・・・龍先生・・・龍之介先生は来ていないのですか?」
「皆々様が想いを込めて創り上げた物語を壊そうだなんて・・・!」
「行くのです!」
「お休みなさいなのです!」
「夢の世界へ誘ってあげるのです!」
「あなたのお話、もっと聞かせてください!」
「私の空想の物語なんて・・・」
交友関係
芥川龍之介は養父であり師匠で、自身が病気で早死してしまったが故に龍之介との再会を心から喜んでいる。
同じ龍之介の弟子である堀辰雄、龍之介の親友である菊池寛を兄のように慕っている。
彼岸の姉であり、彼が詩人になったきっかけでもある。
また、宮沢賢治を尊敬しており、心から敬愛している。
転生して以降は憧れの賢治と南吉、未明と三重吉、ルイスと仲良くなっている。
感想まだです
- 桜木霊歌(文アル時空軸)紹介 ( No.783 )
- 日時: 2021/06/16 21:16
- 名前: 桜木霊歌 (ID: sbAJLKKg)
桜木霊歌 回想
芥川龍之介&桜木霊歌 このスレです
堀辰雄&桜木霊歌 このスレです
芥川一門(芥川龍之介、堀辰雄、桜木霊歌)このスレです
宮沢賢治&桜木霊歌>>784
????&桜木霊歌>>784
芥川と桜木
霊歌「龍先生!ご久しぶりなのです!」
龍之介「霊歌・・・!本当に久しぶりだね。」
霊歌「はい!本当に・・・本当にまた龍先生とご会いすることが出来て嬉しいのです!」
龍之介「本当にそうだね。君が『ひとり立ちして龍先生にいっぱい恩返しする』って言ってた時に、君は肺結核になって僕より先に逝ってしまった・・・」
霊歌「本当なのです・・・いっぱい家事の手伝いとか肩揉みとか、色んな事で恩返ししたかったのです」
龍之介「でも、今はこうしてここで戦っている。一緒に戦おう。その過程でたくさん恩返ししてくれたらいい。ついてきてくれるかい?」
霊歌「龍先生・・・!はい!もちろんなのです!」
龍之介「じゃあ、行こうか」
堀と桜木
霊歌「辰雄お兄さん!こんにちわ!」
辰雄「霊歌ちゃん、久しぶりだね。元気だった?・・・って言っても、そうは言えないよね・・・」
霊歌「はい、肺結核になってとても苦しかったのです・・・でも、こうしてまた皆さんと会えましたよ!」
辰雄「本当に君も強いね。お互いに病気と戦った。本当に頑張ったね」
霊歌「えへへ・・・嬉しいのです!」
辰雄(本当にすごいなぁ・・・ふふっ、妹弟子として微笑ましいよ)
芥川一門
霊歌「龍先生!お会いしたかったのです!」
龍之介「分かった、分かったから少し落ち着いてくれないかな?」
辰雄「そうだよ霊歌ちゃん。芥川さんは逃げないんだから」
霊歌「でも、龍先生に会えて嬉しかったし・・・」
龍之介「まあ、気持ちは分かるかな。僕だって霊歌がいなくなった時、とても悲しかったから・・・」
辰雄「芥川さん・・・」
霊歌「じゃあこれからは寂しくしないのです!一緒なのです!」
龍之介「ふふ、霊歌ありがとう」(本当に僕は幸せ者だ・・・今世はこの繋がりを大切にしたいな・・・)
感想まだです
- 桜木霊歌(文アル時空軸)紹介 ( No.784 )
- 日時: 2021/07/03 22:27
- 名前: 桜木霊歌 (ID: xIyfMsXL)
宮沢と桜木
霊歌「こんにちわ!あなたが宮沢賢治さんなんですか?」
賢治「そうだよ。君は誰?」
霊歌「私は桜木霊歌なのです!私、賢治さんの作品のファンなのですよ!」
賢治「そうなんだ!あ、僕のことは賢治君でいいし、普通に話してくれて大丈夫だよ。それじゃあ僕は霊歌の作品も読んでみたいな」
霊歌「そうなの?それは嬉しいの!・・・でも、自信を持って読んでもらえるかどうかは分からないの・・・」
賢治「そんなことないと思うよ。僕、この潜書が終わったら霊歌の本を読んですぐに感想伝えるね!」
霊歌「あっ!待ってなの賢治君!」
空渡と桜木
彼岸「お姉ちゃん!会えて嬉しいよ!僕、お姉ちゃんがいなくてすごく悲しくて・・・」
霊歌「本当にゴメンなの。あなたを一人にして、悲しい思いをさせちゃって・・・」
彼岸「それは違うよ・・・確かに悲しい思いをした。でも、お姉ちゃんは悪くない。病気に殺されただけだから・・・」
霊歌「あなたは私のもっと生きたいって気持ちを詩にしたからね。私も彼岸の気持ち、分かるなの」
彼岸「お姉ちゃん・・・!うぅっ、もっといい詩が書けそうだよ!」
手紙
芥川龍之介 一
拝啓 桜木霊歌様
またここで会うことができて、本当に嬉しいよ。
でも、僕以上に??が君に会えて一番嬉しそうだったよ。
僕だって君と会えて嬉しいよ。
たっちゃんこも寛も君たち姉弟が一緒にいることが一番微笑ましそうだよ
これからもこうやって過ごせたら嬉しいね
敬具 芥川龍之介
芥川龍之介 ニ
拝啓 桜木霊歌様
霊歌、司書さんからタバコを控えるように言われたんだ。
でも、僕にはそれは我慢ならない。
僕からタバコを取り上げるのは僕にとっては筆と芸術を奪われるようなものだ。
君で言う空想の世界と同義だと思ってくれたら早いよ。
霊歌、君と??だけは味方だと信じているよ
敬具 芥川龍之介
田山花袋
拝啓 桜木霊歌様
これから食堂で新商品のお菓子が出るんだけどな、藤村も秋声も独歩も透谷も皆用事があっていけないんだよー!
だからな、甘いものが好きなお前を誘おうって思ったんだ!
だから予定あったら食堂で一緒に新商品のお菓子食おうぜ!
追伸 できる限り芥川と菊池がいない時に頼む!変に圧かけられるの嫌だし・・・
敬具 田山花袋
宮沢賢治
拝啓 桜木霊歌様
霊歌って猫とか犬みたいなモフモフした動物が好きだったよね?
中庭にはたくさんの人に慣れてるモフモフした動物がいっぱいいるんだ!
だから一緒に中庭で南吉と未明と三重吉と動物さんたちと遊ぼう!
追伸 親愛の印にリンゴをどうぞ!
敬具 宮沢賢治
空渡彼岸
拝啓 桜木霊歌様
お姉ちゃん、あなたは本当にすごいよ・・・
僕にとってお姉ちゃんは手の届かないような太陽のような人です。
僕は生前かなりお姉ちゃんに甘えちゃってたけど、今度はお姉ちゃんが僕に甘えてほしいな。
今度は僕がお姉ちゃんを守って支えてみせるから!
敬具 空渡彼岸
感想OKです!
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