二次創作小説(新・総合)

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きらびやかな日常
日時: 2021/07/03 22:15
名前: 桜木 霊歌 (ID: xIyfMsXL)

優衣「タイトルコールです。」
ソニック「作者のネタ切れが原因で打ちきりになった日常が復活したぜ!」
エミー「料理対決や小話とかいろんなお話があるわよ!」
作「未熟者の作者だが宜しく頼む。」

オリキャラ紹介
>>718>>722>>747>>782>>796

世界観
>>751

優の特務司書生活
優が特務司書になりました 『失くし物探し駅』 著者:桜木霊歌 >>754-759
奇襲作戦!『歯車仕掛けのヴィーゲンリート』ヲ浄化セヨ! >>789-793

在りし日の記憶
Welcome to the Villains' world >>769-781

悪ノ娘パロ 黒のプレファッチオ ( No.245 )
日時: 2018/09/07 18:35
名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)

瑠璃川 鈴歌へ
元気にしているかしら?まあ、お互い仕事も忙しいし、大変なのは変わりないわね。丁度涼しくなってきた頃だし、久々に家で晩餐会を開こうと思うの。それで、あなたも息抜きとして参加するのはどうかしら?船はこっちで準備する時間が無かったから、そっちで用意してちょうだい。費用は、あなたが請求してくれたら、私が払うからね。どうせ、あなたが一般の船に乗る許可なんて降りないだろうし・・・クロットとレトリにも、同じ招待状を渡しているわ。それじゃ、元気でね。
璃里野 紫より
追伸 そうそう、どうやら家の蒼真がお世話になったらしいわね。そのお礼もたっぷりとしたいわ。たっぷりと・・・ね?

character『帰路につく者』
璃里野りりの 蒼真そうま
モチーフ ソニック・ザ・ヘッジホッグ
年齢 15歳
国籍 蛇国
人種 蛇国人
宗教 神教
家族構成 父:影人、母:紫、妹:愛美、弟:銀人
紫と影人の間に生まれた子供。好奇心旺盛で若手の人気小説家であり、作品は全てベストセラーで10人に一人は読む。幼いながらに剣道の達人で、彼には大人の男性でさえ敵わない。一年半前に、良い小説が書けるようになるためにと、家出する形で旅に出るが、今回、半強制的に故郷である蛇国に帰国する事となる。

瑠璃川るりかわ 鈴歌すずか
モチーフ スズ
年齢 22歳
国籍 蛇国
人種 蛇国人
宗教 神教
家族構成 父:鈴也、母(故人)、異父兄弟数名(二人除いて全員死去)
蛇国を束ねる次期将軍で、正義感が強い真面目な性格だったが、鈴也に渡された傲慢を司る悪魔の宿る鏡のせいで一時は暴政を働くが、シュレットの唄で正気に戻る。ルシェニアを統治している間に生まれた疑念を晴らすために、自ら蛇国に一時帰国する。

感想まだ

悪ノ娘パロ 黒のプレファッチオ ( No.246 )
日時: 2018/09/07 20:47
名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)

晴天の青空。蛇国出身の瑠璃川 鈴歌は一時的にルシェニアの統治の為に、蛇国を離れていた。本人からすると、ただの義務感でやっているだけだ。知り合いの蒼真が蛇国を離れた理由は違った。手には、紫からの招待状が握られている。内容を要約すると、『あんた私の可愛い息子を苛めやがって。ぼこぼこにしてやらぁ』との事だろう。知り合いの蒼真が蛇国を離れた理由は違った。
蒼真「世界をいっぱい知って、いい小説を書けるようにして、いろんな世界の戦い方を知る為です!」
どうやら、蒼真が蛇国を離れた理由はそれだったようだ。彼は蛇国人だが、蛇国出身ではない。厳密には、紫と影人がエルフェゴートに亡命してきた時、生活基盤が不安定だった頃に15年前に生まれた、璃里野家の希望の星だった。蒼真は、両親からは大層可愛がられ、特に母親の紫からは、端から見ても呆れられる程可愛がられた。もしも蒼真が、『誰々と結婚するー』などと言ったら、紫はその人物の部屋の前に見張りを置かないと落ち着けない程だった。鈴歌は、知り合いの紫がここまでの親馬鹿になるとは思っていなかったので、少し驚いた。紫は今こそ穏やかな人物だが、昔は壮絶な過去を送っていた。人の親になるのは、そういう事なのだろうかと思う。・・・独身の鈴歌にはまだ分からない事だが・・・
蒼真「蛇国には後どのくらいで着くのでしょうか?」
鈴歌「数時間もかからないと思いますよ。」
蒼真「じゃあ、そろそろ陸が見えてもいい頃ですね。」
しばらくすると、故郷である蛇国の陸が見えてきた。しかし、見張り台の乗組員には、それ以外のものも見えたようだ。
乗組員(日向)「海賊です!海賊が攻めてきました!」
近づいてよく目を凝らしてみると、小さな船が6隻ほど近づいて、大砲を打っているようだった(全部外したが)あまり見ることのないディラン船長(軍艦の船長)の勇姿を見る為、残る事にした(蒼真は紫に責められる材料を増やさないように強制的に宿舎に帰らされた)あっという間に、2隻の船が沈められ、残るは4隻となった。船が突進してきたが、大した事は無かったが、ワイヤーを伸ばして軍艦に侵入してきた。
ヤレラ「貴様らああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!この船は俺達ヤレラ海賊団が乗っ取ったああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!大人しく金品財宝を差し出せええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」
ザスコ「ヤレラ兄貴の言う通りだ!大人しく金品財宝を差し出せええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」
鈴歌はなんと海賊らしいセリフだと思うが、鈴歌はそれよりも、どこかで会ったというデジャヴを覚えた。海賊の数は驚く事に同数、もしくは少し多かった。海軍優勢で倒される、または捕虜となっていった。海賊はワイヤーで鈴歌に近づき、鈴歌を人質としてとった。
ディラン船長「その方に手出しはさせん!」
そう言って、海賊に攻撃するが、あっさりと交わし、ディラン船長に反撃して気絶させる。鈴歌は小さい頃からの付き合いなので知っていた。難いのよい体つきと口調とは想像できないほど、剣はからしきだという事を。反撃しなくてはならないが、腹心の男が離すとは思えない。隙ができればいいが・・・その隙を作ったのは、蒼真の無邪気で明るい歓声だった。
蒼真「おっ!すっげぇドラマチックな展開じゃねえか!」
鈴歌は当然ながら部屋にいるように言った蒼真がデッキにいた事に驚きを隠せなかった。
鈴歌「蒼真!?何故来たのですか!?部屋にいるように言ったはずですよ!?」
状況を理解できないのか、蒼真は手をジタバタさせる。
蒼真「いや、クロットがどうしても吐きそうって言うから、その付き添いに・・・」
蒼真はそこまで言うと、キョロキョロする。
蒼真「え?クロットはどこに・・・」
それに釣られ、鈴歌や乗組員、海賊達もキョロキョロしてしまう。
ヤレラ「ひぃっ!?」
腹心の男が、短い悲鳴を上げていた事に気付き、鈴歌は後ろを向く。そこでは、マストの近くで、赤い服を着た男性・・・クロット・ロレッタが気分悪そうにマストに手を当てて俯いていた。
クロット「うぅ・・・結局船内でやってしまった・・・」
ヤレラ「きったねぇなこいつ!」
鈴歌「おっと、動かないでください。」
そう言って、鈴歌は刀を海賊に突きつける。相手がクロットに気を取られていた為、剣を抜く隙ができたのだ。
ヤレラ「ちぃっ!」
海賊は舌打ちして、鈴歌の忠告を無視して、鈴歌の近くを離れる。ようやく治まったのか、クロットは顔を上げ、きょとんとした表情で海賊の名前を言った。
クロット「お?ヤレラにザスコじゃねえか。」
ヤレラ「て、てめえはクロット!?何でこんな所に!?」
鈴歌は手拭いを渡しながら、『知り合いですか?』と問う。
クロット「知ってるも何も・・・おめえも会った事あるだろ?革命の時にぶちのめした素性の悪い傭兵共だ。」
その言葉で、鈴歌はようやく思い出す。あの時はフードを目深く被っていた為、あの場に鈴歌がいた事に気づかなかったのだろう。あの後簀巻きにされ、川に流されたのだが、生きていたようだ。
鈴歌「何故、海賊をやっているのですか?」
聞いてはみたが、鈴歌はそこまで二人の経緯には興味は無かった。おおよそだが、予想はつく。あの後、傭兵団はリーダーである、レオト・サテリジアスの死によって解散した。拠りどころを失い、流れ流れて・・・だろう。
鈴歌「クロット殿、戦えますか?」
クロット「は?俺も戦うのか?」
鈴歌「この状況で、戦う以外の選択肢があるとでも仰りたいのですか?」
クロット「でも俺、武器持ってないぞ。」
よく見てみると、クロットは丸腰な上に、よろいすら着ていなかった。
鈴歌「無用心ですね・・・それでもレトリ殿の護衛でしょう。」
そう嫌味たらしく言うと、クロットは鈴歌をキッと睨む。
クロット「暑苦しくて鎧なんて着てられなかったんだよ!それに剣は、お前に折られたんだろうがああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
そう言えばそうだったと、鈴歌は思い出す。クロットは千年樹の森で悪魔化した鈴歌に戦いを挑み、その際に愛用の片手剣を折られたのだった。鈴歌は、後ろめいた思い出を思い出させた事を後悔する。
蒼真「クロット、これを!」
そう言うと、蒼真は布に包まれた棒状の何かを投げる。それは、新品の片手剣だった。
蒼真「ロロが、出港の前に持ってきてくれた!」
クロット「いいじゃねえか。サンキュッ!」
鈴歌「殺さないでくださいよ。雇い主を聞きたいんです。」
時間稼ぎ程度でいいと付け加える。
クロット「そのくらいなら、なんとかなるだろ!」
そう言ってニッと笑う。後から聞いた話だが、笑うというのは、相手を侮っているのではなく、ただの癖らしい。状況は優勢だった。鎧を着ていなくとも、当たらなければどうという事はない。軽く交わして攻撃をする。ヤレラは大粒の汗を流していた。
ヤレラ「ち、蓄妾!何で商船なんかにこんな兵力が揃ってやがんだ!」
ヤレラとザスコは未だ、このマーロンの軍艦を商船と勘違いしているらしく、悪戦苦闘していた。しかし、軍服と装備で気づきそうな物だが、よほど頭が弱いのか、雇い主にそう言いくるめられたのかは分からないが、この二人を部下にしていたレオト・サテリジアスに同情した。もう勝てないと認識したのか、ヤレラとザスコはすぐに逃げた。・・・部下の『待ってくだせぇ~』や『置いていかないでくだせぇ~』という言葉を無視して。しかし、すぐに船は沈んだ。底に穴が空いていたのかと思ったが、その予想は、蒼真の言葉で外れた。
蒼真「な、何だありゃあ!?」

蒼真が見た物とは?感想まだ

悪ノ娘パロ 黒のプレファッチオ ( No.247 )
日時: 2018/09/07 22:19
名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)

蒼真の言葉で、目を凝らして見てみると、巨大なはさみのような物が見えた。さらによく見ると、それは巨大なかにだった。一時はピンチになったが、レトリの協力でなんとかなった。トラブルは今まで以上にあったが、ようやく蛇国に着いた。あの後、怖くなかったのかと聞いたら、クロットも蒼真も、口を揃えて、『怖かったけど、前に牙と6枚くらいの翼のついた女の化け物見てるから、それに比べて怖くない』と答えた。鈴歌は、なんというか微妙な気分になった。紫が用意したのか、輿が用意されていた。それに乗るが、かなり揺れた為、クロットの体調がさらに悪化したが・・・

character『船の同乗者』
クロット・ロレッタ
モチーフ クロウ
年齢 23歳
国籍 ルシェニア国
人種 ベルゼニア人
宗教 レヴィン教レヴィア派
家族構成 義父:クノット(故人)、義弟リクア(故人)
ルシェニア革命で活躍した赤き鎧の男剣士。一時は悪魔化した鈴歌によりシュレットを殺した罪を着せられ、『鬼狩り令』と対象となるが、誤解が解けて和解。三英雄クノット・ロレッタの養子で、独学で剣を学び、革命の際に、最強の剣士であり傭兵のレオト・サテリジアスを打ち破る。

レトリ
モチーフ レトリー(レトラ・グラスブルー)
年齢 1039歳(人間換算22歳)
国籍 無国籍
人種 精霊→エルフェ人
宗教 レヴィン教エルド派
家族構成 主:エルド、同族:シュレット
かつてルシェニア王宮で仕えていた優衣菜の弟子であり、人間に転成した精霊。転成するに当たっては、エルフェゴート初の女性大臣、レトラ・グラスブルーの姿を選択。優衣菜と共に王宮に無断侵入した事で二人揃って『鬼狩り令』の対象者となる。

璃里野 銀人ぎんと
モチーフ シルバー・ザ・ヘッジホッグ
年齢 14歳
国籍 蛇国
人種 蛇国人
宗教 神教
家族構成 父:影人、母:紫、兄:蒼真、妹:愛美
紫と影人の間に生まれた璃里野家の次男で、蒼真の一つ年下の弟。強く、聡明な蒼真を尊敬しているが、放浪癖と自由すぎる性格を直してほしいと願っている。璃里野家の跡継ぎで、帝王学と商業のノウハウを学んでいる。

感想まだ

悪ノ娘パロ 黒のプレファッチオ ( No.248 )
日時: 2018/09/07 23:51
名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)

クロットの体調が悪化するなどのトラブルはあったが、ようやく円尾坂にある璃里野邸に着いた。蒼真は入る事を少し躊躇ためらうが、決意を固めて入る。しばらくすると、何者が全力ダッシュして来た。蒼真と銀人にとっては、その人物が誰なのかは考える間もなく明白だ。
紫「そ~う~ま~!お帰り~!」
蒼真「母さん!」
蒼真と銀人の母親、璃里野 紫だ。二人にとっては予想通りだった。顔が涙でぐちゃぐちゃなのも含めて・・・これから、いかに寂しかったか、いかに心配したか、それを延々と聞かされると思うと、とても気が重かった。
蒼真「母さん、こちら、クロットとレトリ殿と鈴歌様だ。」
紫「あ、あら・・・ごめんなさいね、見苦しい所を見せて・・・」
蒼真が3人を同席させたのは、この為だ。これで、蒼真は面倒な厄介事を先伸ばしにする事ができた。紫は蒼真と銀人と愛美に甘い分、商人としての顔を優先する一面があるのだ。
蒼真「今から、父さんの所に行くから・・・」
紫「分かったわー」
しばらく歩くと、影人の部屋からささやかな琴の音色が響く。おおよそ、影人が引いているのだろう。蒼真が障子を開けると、部屋の主である影人は、蒼真の姿を見つけると、演奏を一旦止め、とても優しそうに頬笑む。
蒼真「父さん、ただいま。」
影人「お帰り、蒼真。」
影人は幼い頃から琴の演奏が趣味で、紫からもよく晩餐会で演奏してほしいと頼まれていたが、『あまりそういうのは柄に合わない』と言うので、影人の演奏は璃里野家の家族と使用人達だけの物になっていた。元々使用人として働いていたシュレットとロットも、大絶賛していたのは覚えている。
蒼真「父さん、俺、父さんの琴を聞きたい。」
影人「構わないぞ。でも、もうすぐ晩餐会だからな、少しだけだぞ。」
その音色に身を委ねながら、蒼真は幼い頃の記憶にふける。エルフェゴートで暮らしていた頃は、蒼真は影人の演奏を聞きながら、読書に耽っていた。
蒼真「父さん、ごめん。」
影人「何がだ?」
蒼真「勝手に旅に出て・・・心配かけて・・・」
そう言っておきながら、まだ紫に謝っていない事に蒼真は気づく。影人は気にしていないと表すように、笑顔で演奏する。キリの良い所にいったので、演奏を終わらせて居間に向かおうとする。その前に、桃色の髪に桃色の着物、赤い帯の少女・・・蒼真の3つ年下の妹、璃里野 愛美だ。よく聞くと、咳き込んでいるのが分かる。
愛美「お兄様!お帰りになられたのですね!ゴホッ!」
影人「愛美!無理はするな。」
そう言って影人は愛美の背中をさする。ただでさえ、人前に出る事を嫌う影人が、さらに人前にでなくなったのは、愛美の看病の為だ。なんでも、昔に子守りのエルフェ人がミスをして銀人が火傷をした為、影人がエルフェ人を嫌い、子供の世話を一切使用人に任せなかった。それは、今でも残っている、銀人の背中にある火傷の跡が証明し、今まで影人は、シュレット以外にエルフェ人を使用人として雇っていない。その看病で忙しかった影人は、あまり影人と遊べなかった。そんな時、いつも紫が仕事の間をぬって遊んでくれた。
蒼真(いつからだっけ?そんな、母さんの優しさが疎ましく感じるようになったの・・・)

character『璃里野邸の家族』
璃里野 紫
モチーフ 八雲 紫
年齢 40歳(自称永遠の18歳)
国籍 蛇国
人種 蛇国人
宗教 神教
家族構成 夫:影人、息子:蒼真、銀人、娘:愛美
商人の元締めと呼ばれ、名を知らない者などいないほどの財力と富を持つ商人で蒼真と銀人と愛美の母親。極度の親馬鹿で、子供の事になると、次期将軍の鈴歌や、現将軍の鈴也に対しても容赦がない。

璃里野 影人
モチーフ シャドウ・ザ・ヘッジホッグ
年齢 40歳
国籍 蛇国
人種 蛇国人
宗教 神教
家族構成 妻:紫、息子:蒼真、銀人、娘:愛美
紫の夫で蒼真と銀人と愛美の父親。子供にたいしては少し心配性。人を見る目に長けている。琴の演奏が趣味で、その実力は妻の紫の折り紙つき。過去にあった悲劇からエルフェ人を嫌悪している。

璃里野 愛美えみ
モチーフ エミー・ローズ
年齢 12歳
国籍 蛇国
人種 蛇国人
宗教 神教
家族構成 父:影人、母:紫、兄:蒼真、銀人
蒼真の3つ年下の妹。生まれつき体がとても病弱で、一時は影人が付きっきりで看病をしていた。強く、聡明な蒼真を銀人同様尊敬している。

感想まだ

悪ノ娘パロ 黒のプレファッチオ ( No.249 )
日時: 2018/09/08 17:55
名前: 桜木 霊歌 (ID: hM8dNcPd)

晩餐会の前に、紫は鈴歌に説教をしていたが、長々とした説教が終わった後、晩餐会が盛大に行われた。一度、蛇国に来た事のあるレトリは作法で問題は無かったが、初めて来たクロットは悪戦苦闘し、蒼真と銀人が付きっきりで教えて、ようやくうまく作法ができるようになった。
クロット「初めて食うし、作法には厳しいけど、蛇国の料理も上手い。」
メニューは天ぷらに揚げ物、刺身や焼き魚が中心だが、どうやらお気に召したようだ。
紫「ふふっ、ありがとう。あなた達、長旅で疲れてるでしょう?部屋を用意するから、まずは休みなさい。」
クロット「そうさせてもらうぜ。」
クロットは机に箸を置いて、紫の誘いに応じた。そして、今日の海賊と巨大蟹の事を話始めてしまった。
クロット「今日は海賊に襲われるは、巨大蟹に追いかけられるは大変だったからな・・・」
そのクロットの言葉に、紫と影人は思わず、机に箸を置いた。否、正しくは、思わず、机に箸を落とした。
紫「海賊に・・・巨大蟹!?」
紫と影人の表情は、とても青白くなっていた。その事に気づかず、クロットは脱力したように話をしていた。
クロット「あぁ、もうちょいで俺達揃って、全員海の藻屑になってたし・・・」
紫「蒼真に・・・銀人まで・・・そんなに危ない目にあうなんて・・・」
完全に紫の目は涙目になっており、影人の体は僅かながらに震えていた。
蒼真「お、俺達、旅から帰ってきたばかりだから、まだ疲れが取れてないみたいだなぁ・・・ちょっと休むぜ。旅の話はまた明日。な?」
銀人「そ、そうだって。兄さん達だって疲れてるんだからさ。ね?」
慌てて話を反らして、その場をしのぐ。蒼真と銀人と鈴歌は、旅の出来事を紫に話す際には、紫が卒倒しないように、マイルドに脚色しなくてはならないと再認識した。

その後は大変だった。ベルゼニアに出現した屍兵しへい退治に追われたり、アビス.z.hに体を乗っ取られた優衣菜(意識はレトリに転移させた)と戦う事になったり、レコットが鈴歌の父違いの妹だった事が判明するなど、もう休む暇が無いと思える日々になった。

character『悠久の魔導師』
ぜんまい 優衣菜
モチーフ 博霊 優衣
年齢 NO DATE(外見12歳)
国籍 無国籍
人種 蛇国人
宗教 神教
家族構成 NO DATE
エルドの依頼で『大罪の器』を探しているルシフェニアの元宮廷魔術師。冷静沈着で、レトリと師匠。王宮に無断侵入した事で『鬼狩り令』の対象者となる。蛇国の将軍、瑠璃川 鈴也のお抱え魔術師、アビス.z.hに体を乗っ取られるが、意識はレトリに転移させた為、事なきをえる。

感想まだ


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