二次創作小説(新・総合)
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- きらびやかな日常
- 日時: 2021/07/03 22:15
- 名前: 桜木 霊歌 (ID: xIyfMsXL)
優衣「タイトルコールです。」
ソニック「作者のネタ切れが原因で打ちきりになった日常が復活したぜ!」
エミー「料理対決や小話とかいろんなお話があるわよ!」
作「未熟者の作者だが宜しく頼む。」
オリキャラ紹介
>>718、>>722、>>747、>>782、>>796
世界観
>>751
優の特務司書生活
優が特務司書になりました 『失くし物探し駅』 著者:桜木霊歌 >>754-759
奇襲作戦!『歯車仕掛けのヴィーゲンリート』ヲ浄化セヨ! >>789-793
在りし日の記憶
Welcome to the Villains' world >>769-781
- 優の苦労日記 ( No.765 )
- 日時: 2021/05/10 16:08
- 名前: 桜木霊歌 (ID: Fa9NiHx5)
霊歌「というか私、幽霊船と地獄の番組なんて初耳なんですけど!一体何がどうなってそうなったの!?」
優「じゃあ、4月の頃に巻き込まれた地獄のテレビ番組の方からですね・・・」
4月某日
当時の優は文芸部の活動をする為に部室である中等部3年1組に向かっていた。
今日はこんなお話を書こうかな、なんて考えながら部室の扉を開けると、そこにいたのは・・・
骸骨「おや!君が天才文芸部員の時ノ小路優君ですね?可愛らしくて端正な顔たちをしてますね!いやー、美人くんで死んでしまいそうです!もう死んでますけど!」
スーツを着込んでいた骸骨だった。
優「すみません、あの・・・どなたでしょうか・・・?」
骸骨→ヘルP「おや失礼。私は地獄のテレビ番組のプロデューサー兼司会兼スカウトマンのヘルPと申します!」つ名刺
優「あ、はいどうもヘルPさん、時ノ小路優です。余り物しかないですけど、こちらのお菓子とドリンクを・・・って飲食できるんですか?」
反射的に名刺を受け取り、部室に用意していたお菓子とドリンクをヘルPに渡そうとするが、相手が骸骨なので思わずためらってしまう。
ヘルP「これでも飲食はできますよ!あと私は君のことをよーく知っていますよ!あと朗報です!君は地獄のテレビ番組、キルデスビジネスに参加が決定しました!」
どこからかドンドンパフパフー、という音が聞こえたが、優にとってはさっぱりだ。
テレビ番組の募集に参加した覚えすらない。
優「お言葉はありがたいのですが、僕は心当たりがないので人違いでは・・・」
ヘルP「いえいえ、ちゃーんとここに証拠の履歴書がありますよ!」
そう言ってヘルPが取り出した履歴書には優の情報が書かれており、その履歴書の筆跡はサッカー部の遠征でここにいない友人のものだった。
優「・・・すみません、少しお時間を頂いても?」
ヘルP「構いませんよ!」
プルルル…
陽斗『はいもしもし?』
優「陽斗何やってくれてんの!?僕そもそも許可してないんだけど!?」
陽斗『いやー父さんが昔これに参加して、家が新築にしたいって願いが叶ったんだ!だからお前もこれに参加しろって思って送ったんだ!お前、中々作品発表の機会に恵まれないって言ってただろ?それで願いを叶えてもらえって!』
優「確かに恵まれてなかったけど、自分の力で発表したいし・・・強いて願い事があるなら絶版になってる霊歌さんの作品が欲しい「なるほどなるほど!では参加ですね!ごあんなーい!」え!?」
優の呟きを聞いたヘルPは優を抱えると、窓から飛び降りた。
場所は3階。ヤバい・・・と思ったが、ヘルPは予想に反して華麗に着地。
気がつくとそこはヘルステージであり、すでに3人の人間がいる。
とりあえず、具体的にいうと全員が悪魔と出会い、何らかの願いを叶えたいらしい。
そして優にとってはこのあとの衣装決めが散々だった。
ヘルスタイリスト「最後のそこの一般学生!」
優「たしかに僕は一般人ですが・・・;」
ヘルスタイリスト「なんてことよ・・・その格好・・・まるで低予算映画のモンスター変わりにされたゴ○○リみたいじゃない!」
優「ゴ・・・!?」
ヘルスタイリスト「もう!あんたみたいな子供にはゴシックがお似合いよ!この無知小僧くん!」
そういって優の服は黒と白と灰色を基調としたゴシックというより・・・スチームパンク風の衣装に着替えさせられた。
霊歌「あ、もしかして優が絶版になってて見つからないって言ってた本を見つけたの、もしかしてそれのおかげ?っていうか評価wwwwwwwww」
館長「傍迷惑なお友達だね・・・」
優「その通りです・・・。正直あのスタイリストさんの陽斗は許さない・・・!陽斗に関してはすぐに許したけど・・・」
辰雄「その評価って君だけだったの・・・?」
優「いいえ、たしか他には『狂気の芸術家が想像で生み出した人食い熊』とか『おじいちゃんが捨てた古い人形』とか『旅行先で財布がないことに気づいたペンギン』とか・・・」
霊歌(アルケミスト)「それはそれで酷くないのですか!?」
優はその時の事を思い出したのか、どこか遠い目をしている。
感想まだです
- 優の苦労日記 ( No.766 )
- 日時: 2021/05/10 16:14
- 名前: 桜木霊歌 (ID: Fa9NiHx5)
続いて優は1週間前に巻き込まれた事件について話し始めた。
1週間前・・・
優は祖父の集めた本のある書斎で本を読もうと思い、そこで休日を楽しもうとしていた。
・・・と、そこで優はとある本が目に入った。
タイトルは『オブラ・ディン号の帰港 その後悔と悲劇の記録』。
気になって手を取ってみると、気を失ってしまう。
そして気がつくと、優は何故かかなり昔と思われる帆船の近くかつ小舟に乗っていた。
優「え、ここどこ・・・?」
船頭「社の人間に、叩き起こされたぜ。」
優「あ、お疲れさまです・・・」
船頭「あんたをオブラ・ディン号に渡せとな4年も行方知れずだった船で調査とは、ご苦労なこった」
優「え、え・・・!?」
全く状況が読めない。
ふと自分の服装が変わっていることに気づいた
優(何・・・!?僕また何か巻き込まれたの!?)
とりあえず、手元にあった資料に目を通す。
『イギリス 東インド会社
ロンドン本社 保険請求課 主任調査官殿
オブラ・ディン号が帰着。ただちにファルマスへ出向し、査定書を作成されたし。』
優「・・・」
ここに書いてあることが正しければ、現在の優は本の世界で保険調査員になっているという事だ。
優(この船、商船なんだよなぁ・・・事故か故意だったかでそういうの変わるからか・・・)
とりあえず、いつもの冷静な方向性に戻り、冷静になって恐らく優の配役されたであろう登場人物の持っていたであろう鞄を開けると、そこには物語の世界に入り込んでしまう前に優が触れた本と懐中時計が入っていた。
優「この本・・・!?何で・・・!?こっちの時計は・・・『死を忘るるなかれ(メメント・モーテム)』?」
警戒しながら本を開くと、そこには序文が書かれていた。
序文を纏めるとこうだ。
・懐中時計の力を使ってこの船に何があったのかを調べてほしい。
・ただし『取引』の章は今は見せられない。
・埋められる全てのところを埋めたらモロッコのフランス人駐在所まで届けてほしい
・依頼主はこの船の船医『ヘンリー・エバンズ』
優「なるほど・・・じゃあ、エバンズ先生のお願い、聞いてあげますか」
メメント・モーテムと手記を持って船へと上がった。
・・・そして船長室の前で1つの白骨死体を見つけた。
おそらくこの船の乗組員だろう。何故かそばに斧が落ちているが。
そういえば懐中時計を使えって言われていたなと思い、メメント・モーテムを取り出すと、わずかにメメント・モーテムが発光しているのがわかる。
もしかして、と思いメメント・モーテムの蓋を開くと、時計の針が10時5分を指したと同時に、暗闇に包まれた。
優「え?何!?」
???「船長!開けてください!」
???「蹴破れ!」
???「今度こそ貝殻をいただきますよ!」
優(貝殻・・・?もしかして・・・)
優は先程海で謎に光るものを見た。
もしかしてあの光が、誰かもわからぬ人が言っている貝殻?
すると扉が開く音がすると同時に、声が響いた。
???「船長の私に逆らうものには、罰をくれてやる!」
パーン!
優「!?」
急に視界が開け、目の前には髭をはやした男性が銃を発泡していた。
しかし、男の前にいる自分には何一つ怪我はない。
優「撃たれたわけじゃない・・・!?」
後ろを向くと、そこには航海士のような格好をした男に銃弾が当たり、血が出ているのがわかる。
その手には斧を持っている。
優「・・・まさかさっきの白骨死体ってこの人・・・!?」
霊歌「おうふ・・・優大丈夫だったの・・・?」
優「推理とかはよくできるようになりましたし、何ならグロ耐性も上がりました。」
辰雄「・・・優くん巻き込まれすぎじゃ・・・」
優「何ならいくつか自分から首を突っ込んでいますけど」
その言葉を聞いて、館長はできる限りこの子には優しい仕事を回そう。
そう決意したのであった
堀辰雄
職種:攻撃職
武器:大剣
所属:気絶組
龍之介の弟分であり、霊歌(アルケミスト)にとっては兄貴分の文豪。
グロテスクなことが苦手で、幼い頃から病気がちだったが、そのことに屈さず暮らしている。
気弱な性格で気を使うことができるが、気を使いすぎて空回りしがち。
一度決めたことは最後までやり抜く心の強さを持つ
感想OKです!
- Re: きらびやかな日常 ( No.767 )
- 日時: 2021/05/10 23:12
- 名前: 葉月 (ID: QQmxnDsv)
桜木さんどうも葉月です。今回も文アル回でしたね。
というか優くんは高 校 生 じ ゃ な く て中 学 生 だ っ た と い う 衝 撃 の 事 実 !! ツイステのキャラははみんな高校生だから優くんもてっきり高校生かと思いました。まさかの中三だったとは驚きました。
中三というと、うちのオリキャラの木実ちゃんと純君と同い年ですね。
学園長はいろいろやらかしてますね、うんwww そりゃ優くんもキレますよwww
それから桜木さん同士の出会いで、すっかり打ち解けましたね! 同一人物でも異なる性格だし、作者と作者代理の会話みたいで楽しいです(^ω^)
優くん学園長に殴り込みをする桜木さんとめるならドロテアとかヤーコプとかヴィルヘルムとかルートヴィッヒとかに接続してやればよかったのでは? と思いましたね。
あれ? ワイルドの人は創造主にもコネクト出来ましたっけ?? 前回優くんは桜木さんに変身してたし、止めるときにロディが出てあれ? ってなりましたし。ドロテアやグリム兄弟にコネクトしたら止められた筈なんですがw
優くんの初期文豪はたっちゃんこですか! たっちゃんこも桜木さんの兄貴分なんですね。見た目弟キャラみたいなのに。(ドクズ
織田「優くんホンマにお疲れさんやねwww いろんな出来事に巻き込まれるとかご愁傷様www」
木実「パンク姿の優くんwwwwwwwwwwwwwww これゴシックじゃないwwwwwwwww」
純「このヘアスタイリストさん面白すぎるんだけどwwwwwwwww 評価が酷すぎるのがツボすぎてお腹痛いwwwwwwwww」
いわゆるヘアスタイリストのクセがすごいですwwwwww
次回も楽しみにしてます(^ω^)
PS.料理対決完結しました!
- Re: きらびやかな日常 ( No.768 )
- 日時: 2021/05/21 20:36
- 名前: 桜木霊歌 (ID: Fa9NiHx5)
葉月さん
コメントありがとうございます!
優はまさかの中学3年生でした!
優「正直僕はクロウリーさんを学園長だと思えた事は一度もありません」
霊歌「そりゃそうなるよね・・・」
優が霊歌を止める為にロディに接続したのは、ロディの使う旋律の魔法には精神安定の効果があります。
それで少しでも大人しくなれば、とのことです。
優「辰雄さんは、何となくですけれど僕と同じ苦労人の感じがしまして・・・あと皆さん笑わないで!どれだけ大変だったかわかるんですか!?」
次回も楽しみに待っていてください!
- Welcome to the Villains' world ( No.769 )
- 日時: 2021/06/09 20:57
- 名前: 桜木霊歌 (ID: sbAJLKKg)
今回の物語は普段の日常とは違います。
何故なら、今回語られる物語は優のツイステッドワンダーランドでの物語・・・つまるところ、優の過去を語る物語。
東京都郊外にある御伽市で暮らしている時ノ小路優は、ある不思議な夢を見た事を皮切りに、歪み捻れた不思議の国へと迷い込む・・・
ここは東京都郊外にある御伽市。
その町にある年季の入った洋館には、一人の少年が暮らしている。
艶が綺麗で癖っ毛すらない黒髪はショートボブに手入れされており、どこか利発さと大人しさを帯びた瞳は彼岸花を思わせるような美しい赤い瞳である。
時間は夜9時であり、その為か白と赤を基調にしたパジャマを着込んでいる。
この少年の名は『時ノ小路優』。
この町にある私立御伽学園中等部に通う3年生だ。
それだけではない。
創造主の一人である桜木霊歌の曾孫なのである。
だが、霊歌直系の子孫といえば嘘になる。
彼は霊歌の6歳年下の弟の曾孫なのである。
だが、彼女たちの子孫であることは変わらず、優にとって、それは嬉しい出来事であった。
優「『クルクルクルと歯車は回る。
カチコチカチコチと時計は回る。
それらの人生は、永遠に繰り返されるだろう。
例えそれが花や真珠のように守り続けたい思い出さえも
例えそれが泥やゴミのように捨て去りたいトラウマでさえも
人や世の人生は歯車、或いは時計
その歯車は、思い出もトラウマもすべてを乗せて回るだろう。
だが、そんな可能性すらも愛おしい。
今を後悔しないように、僕は1秒1秒が過去や未来に変わる【今】というものを愛していきたい。』・・・空渡彼岸作詞、『歯車仕掛けのヴィーゲンリート』・・・」
どうやら読んでいた本は詩集だったようだ。
ちなみに、この詩を書いた作家の空渡彼岸は、霊歌の実の弟であり、優の曽祖父である。
彼岸の描く詩の世界は、何処か儚げでありながらも、人生や世界平和を強く訴えかける詩が多い。
だからこそ、優はよく彼の詩を読んでいるのだ。
そして、優は数少ない万能職の紋章を宿しているのだが、それとは異なった強い力を持っていた。
それはとある魔法だ。
優の父親は『様々な世界を渡る事ができる魔法』、優の母親は『自分の生み出したい物を生み出す魔法』を持っており、そんな二人から生まれた優も、当然魔法を宿している。
その優の魔法は『自分の知る物語や歴史の知識を媒体とし、その物語に準じた魔法を使うことができる』という物だった。
分かりやすく例えれば、『蜘蛛の糸』の魔法を使えば、天から糸を出して移動することもできるし、手元に糸を出して相手の動きを封じることもできる。
他にも『桜の森の満開の下』の魔法であれば、相手を惑わす事だって可能だ。
・・・もう、アニメやゲームの登場人物びっくりのチートである。
この特性のせいで、生まれて間もない頃は魔法を使えるのに使えないという不思議な状態になってしまっていたのだ。
だが、仕事で忙しい優の両親は、優の父親の魔法で『語り部』の想区で暮らしている霊歌に優を育てる事を任せたのだ。
『自分の知る物語や歴史の知識を媒体とし、その物語に準じた魔法を使うことができる』という特質上、優は『語り部』の想区でどんどんその魔法の力を開花させていった。
優「そろそろ寝よっと。誰も家にいないけど、おやすみなさい・・・」
そうして、軽くベッドメイクをして読んでいた詩集を近くのサイドテーブルに置いたあと、サイドテーブルの上に置かれていたリモコンを取って電気を消し、そのまま眠りについた
感想まだです
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