コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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世界終了ハウマッチ!?
日時: 2015/10/28 20:57
名前: 彩都 (ID: vKymDq2V)  

初めまして、彩都(サイト)と申します。
四作目です。
帰宅途中に思い付いた五分クオリティです。
気楽にお読み下さい。

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Re: 世界終了ハウマッチ!? ( No.19 )
日時: 2016/01/20 19:21
名前: 彩都 (ID: ecbw2xWt)  

「全く……意味が分からん……でも、未来の為だ……救ってやろうじゃねぇか!さぁ、俺は何をすれば良い!?」
意気揚々と、祐介は言った、汚いおっさんは、喜んだ。
「良かった……言わなかったら、他の手段を使うしかなかった……!!」
すると、祐介が突っかかる。
「おい……それはどういう意味だ……俺以外にまだ人がいるってか!?」
半分キレた言い方をする祐介、だが、汚いおっさんは笑いながら言った。
「いやぁ……自分以外頼れんよ……だから、パラレルワールドを使う……」
すると、祐介は言った。
「パ……パラレルワールド……あの、無限の未来のか……?」
すると、汚いおっさんは言う。
「そう……何回も行ったさ……だが、結局は滅んだ……だから……これは何回目なんだろうな……?軽く1000回の世界は行ったな……」
そのセリフに祐介は言った。
「そんなに……!?俺がその分、失敗したってか……?」
祐介のセリフに汚いおっさんはコクリと頷いた。
そ……そんな……必ず、失敗する糞ゲーじゃないか……そう思いながら、祐介は言った。
「そ……その、隕石回避のパーセンテージは……?」
その祐介の発言に汚いおっさんは言った。
「……0.0000000001パーセント……とても低い……お前も、その小さな、0.0000000001パーセントに賭けるか……?」
……祐介は黙った……それはとてもとても低い可能性だった……だが……
「賭けてやんよ……そんな小さな可能性にさぁ……俺は未来の俺が生きている時点でまだ、生きている!まだ、死んではいないんだ!俺は0.0000000001パーセントの可能性も信じる!!例え、0パーセントの可能性も無くても、俺は、100パーセントにさせる!!だから……俺が行動しないと、世界が滅ぶ未来を回避出来ないんだ!だから……」
そして祐介は言った。
「俺は世界を救う……!だから、未来の俺、どうしたらいい?」
祐介の目は、キラキラ輝いていた……そんな目を、初めて見た汚いおっさんは思った……
(……こんな目は初めてだ……!今迄の過去の俺は目が死んでるか、厭々やってきたが……今回の自分は違う様だぁ……これは本当に行えるのか……!?)
すると、汚いおっさんはポケットから、一枚の紙を出した。
そして、祐介に渡される……
「何だこれは……?一枚の紙……?何なんだ……?」
不思議がる祐介に汚いおっさんは言った。
「それは、人探しの紙だ……そこに書かれている人物は、隕石回避の為の人材……これがあったから、パラレルワールドのお前は失敗していったんだ……それでもするのか……?」
その話を聞いて、祐介は言った。
「面倒臭いな……で、この紙に書かれた人間を集めたら良いんだな?」
その発言にコクリ、とまた頷いた、成程……まぁ、仕方無いな……
そう思いながら、祐介は言った。
「まぁ……良いけどな……さぁ、行くか……」
祐介は立ち上がる、紙には、その人物の居場所も書いてあったので、すぐ、移動しようとした……だが、汚いおっさんが止める。
「待て待て……お前……ちゃんと見たのか……?その紙をよく見ろ……」
祐介は仕方無く、その紙を見た、そこに書かれていたのは……
綾川琴音……が書かれていた……能力……『一直線の音』……?一体何なんだ……?能力?そんなのがこの世にある訳が無い……そう思いながら、聞いた。
「何で、琴音ちゃんが書かれて、能力とか書かれている訳……?そういえば、俺の欄にも書かれてるし……」
だが、俺の所の能力は消されている……ボールペンで……
その事も汚いおっさんは言った。
「綾川琴音……琴音は、能力者だ……『音関係の能力』だな……そして、皆にそういう能力か存在する……そして、お前にも、能力が存在する……今は伏せて置くが……お前、基(もとい)自分の能力は糞だからな……悲しんでもらいたくない……」
そう言って、先に進め、と汚いおっさんは言う。
祐介は自分の能力を探そうとした。
例え、どんな糞な能力でも、俺は、屈しない……そう思いながら、扉を開け、部屋から、出る、そこには、祐介を捕まえた警察の人が居た。
その警察の人は言った。
「おっおい!?どうだった!?君はどうするんだ……!?」
その答に、祐介は言った。
「……世界を救いますよ……俺でしか出来ない、俺だけの運命……この運命は受け入れなきゃいけない……だから……!」
少し溜めて、祐介は言った。
「俺が、隕石から、この日本を救うんだ……!!だから、仲間を集めないと!!」
祐介の目は据わっていた……その目を見て。警察の人は言った。
「覚悟は出来ている様だな……まぁ……少しは手伝えるかもしれない……何時か、俺の力が必要になる時があるかもな……俺の名前は先宮彰吾(さきみやしょうご)だ……先宮で良い」
「分かりました……俺は……」
祐介が言うのを遮る。
「長谷川祐介、だろ?お互い、仲良くしようぜ?」
そう言って、右手を差し出す。
祐介は右手を出して、握手した。
そして、電話番号や、メアドを交換した。
そして、祐介は警察署の中から出た……
そして、祐介は、覚悟を決めた顔になる……
俺が……俺が世界を救うんだ!!
そう思いながら、家に帰った。

『世界終了ハウマッチ!?』 序章 完!!

Re: 世界終了ハウマッチ!? ( No.20 )
日時: 2016/01/27 18:42
名前: 彩都 (ID: 4xvA3DEa)  

『世界終了ハウマッチ!?』 本章 第一章 東京の売らない師

祐介は、警察から帰ってきて、考えた……さて、一番近い所から責めて行かないとな……そう思いながら、夜の九時だったので、風呂に入る事に……
そして、祐介が風呂に入ったのを知って、母が祐介の部屋に入る。
「しめしめ……気付かなければ良いものよ……」
悪い微笑をしながら、母は、懐に入れた紙を見る、綾川琴音、長谷川祐介を等の欄を見る……すると、とある名前を見つけて、母は驚いた……
「……!?何で、この名前が!?……これも運命なのね……仕方無いわ……」
そう言いながら、紙を戻した。
そして、急いで母は、リビングに戻り、お茶を飲んだ。
そして、祐介は風呂から、自分の部屋に戻った。
どうせ、やる事も無いので、寝る事に……

そして翌日……朝早くに祐介は外に行った……そして、一人目を見つける為に電車で移動した……
一人目は、女性、金髪、巨乳、背が高い、アニメ声、と書かれている……もう少し容姿とか、情報が欲しかったが……そして、少し何か引っかかる所が……それは、『職業:占い師』という、欄だった。
はて、占い師なら、紫色のベールに包まれた服装をしていると、思った。
そう思いながら、秋葉原に行った、紙には、居場所も書かれていたので、後は探すだけだが、近くの駅と、その周辺しか、書いていなかった……少し探しにくいが、まぁ、聞き込みをすればいいだろう……そう思いながら、歩を進める。
そして、アニメの商店街の酔うな場所に着いた……うーん……ここら辺にあるって書いてるんだが……そう思いながら、路地の中に入った……すると、八人程の人だかりを見つけた、何なんだろう……そう思いながら、祐介は、少しだけ、見える高校の文化祭等に見られる、『占いの館』みたいな所を少し覗く……すると、金髪巨乳の女性が、机の真ん中に置いた水晶を上から手をゆらゆらとさせている。
すると、祐介は気付く。
(あっ……これ、水晶玉じゃなくて……)
そして、祐介も並んだ。
そして、1時間が経った、そして、祐介の番になった。
「はいはい……次のお客さんは何ですか?」
祐介は確かにアニメ声(?)(祐介はアニメ声という物を知らない)と感じる、そして、祐介は言った。
「この水晶玉……偽物ですね、正確には、ガラス玉だな?」
すると、巨乳の女性は少し後ろに下がった。
外に声が聞こえてないのが、彼女にとって幸いだった。
「なっ……!?何故、それを!?何で、アンタみたいなガキが分かるのよ!?どうしてよ!?答えなさいよ!?ねぇ!?君は誰なの!?何者なの!?私の『秘密』を知る気!?」
それを言われて、『秘密』に興味を示す祐介。
「『秘密』ねぇ……どんな秘密を知りたいかは別として……俺は人探しをしている、アンタの名前は?」
祐介に主導権が握られているのを感じる女性は、答えた。
「綺羅星瑠璃御子(きらぼしるりみこ)……」
それを聞いて、テーブルの下で、紙を見た……少し祐介は、にやけながら、言った。
「だったら、アンタは人違いだな……俺が探して欲しいのは、田中幸子(たなかさちこ)って言う名前なんだが……」
すると、瑠璃御子は勢いよく、立ち上がる。
「それ、私の名前!」
そう言うと、祐介は笑う、そして、瑠璃御子基、幸子はハッ!とする。
「……バレちゃったぁ……」
すると、祐介は言う。
「いやぁ、人違いではなくて、助かったよ、綺羅御子さん?」
そう言うと、魔女の帽子を脱いで、金髪の綺麗な髪を見せる。
「貴方は私を何したいの?」
そう言われて、話の核心を言った。
「アンタ……今から半年後知ってるのか?」
瑠璃御子は言った。
「……隕石が来て、この地球が破滅?」
それを言われて、祐介は頷く。
そして、祐介は言った。
「今言いたい所だが……人が居る……閉店後で良いわ」
そう言うと、瑠璃御子は言った。
「分かったわ……ここで待っててくれる?」
それを言われて、名刺を渡す、『メイド喫茶 ラブリー・にゃんにゃん』という、店だった。
祐介は真顔で言う。
「此処に行け、と……?」
瑠璃御子は言った。
「そうよ、深夜3時迄やってるから、そこで話しましょう?」
そう言われて、渋々頷く祐介。
というか、少しメイド喫茶には気にはなっていたので、行く事にした……

そして、『メイド喫茶 ラブリー・にゃんにゃん』に着いた、今は昼の3時、まぁ、時間潰しに他の所へ行こう……そう思いながら本屋等に行って、時間を潰す……
そして、夕方六時になった、祐介は瑠璃御子の所に行った、すると、『閉店しました』という、看板があったので、急いで『メイド喫茶 ラブリー・にゃんにゃん』に行った。
「「「お帰りなさいませ、ご主人様!!」」」
その大声に驚いて、後ろに引いた。
よく見ると、瑠璃御子がメイド服を着て、接客していた……
胸の大きさも相まって、男性の客から、ボディタッチを迫られたりしていた。
祐介は、適当に席に座り、一番安いコーヒー(300円)を頼み、瑠璃御子の仕事が終わるのを待った……

Re: 世界終了ハウマッチ!? ( No.21 )
日時: 2016/02/03 20:50
名前: 彩都 (ID: jFPmKbnp)  

時間は過ぎていく……中身のコーヒーは冷めていた、祐介はそんな事お構い無しに、瑠璃御子を待った……そして、深夜になった。
すると、瑠璃御子が祐介をスタッフルームに呼んだ、祐介は仕方無く、スタッフルームに向かう事にした。
そして、普通の、ジーンズの瑠璃御子が現れる。
「……んで、アンタ、今日会った時、綺羅御子って言ったわね?」
そのセリフに祐介は言った。
「瑠璃御子はちょっとね……略させてもらった……じゃなくて、田中幸子、俺の仲間になってくれ、急がないといけないんだ……!!」
その話を聞いて、幸子は言った。
「どういう事よ?私の秘密を使う気?」
そのセリフに対して、祐介は言った。
「秘密って何?」
すると、幸子は言った。
「アンタ、私に秘密を隠してるでしょ?」
無言の後、祐介は言った。
「半年後の話を教えろ、それだけで良いんだ、どうやって見たんだ?」
幸子は、それか……と言いながら、言う。
「私はね……未来を見る事が出来るの……まぁ、貴方が来る事も分かってた……でもね、私は、世界を救えるか、分からないわ……だって、その先の未来が見えないもの……だから、参加したいけど、怖いの……」
すると、祐介は言った。
「それは甘えか……?それは甘えと取って良いんだな?」
すると、祐介は、幸子の胸倉を掴む。
「お前は、そんな簡単に諦めるのか?もっと、自分に挑戦しようとも思わないのか!?俺なら言うね!『諦めたくない!!』って……人生はチャレンジの連続だ!どんな困難も何れは突破出来る!だから力を貸してくれ!!」
祐介は頭を下げる……すると、溜息をして、幸子は言った。
「……家に電話しなさい……今日はもう遅いから、私の家で寝なさい……良いわね?話はそれからよ」
そう言われ、祐介は少し喜んだ、そして、二人は幸子の家に向かった……

そして、家の中に入った……祐介はその時を一言で表そうとする……それは『ゴミ屋敷』。
完全に、ゴミが溢れかえり、パンツもブラジャーも、部屋干しだった……部屋は狭かったが、寝るには十分だった。
すると、幸子が、一組の布団を出した。
「あの……布団は一つだけ?」
そう言うと、幸子は言った。
「良いじゃん、どうせ、アンタは私を襲おうにも、襲わなそうだし……」
祐介は仕方無く、一緒の布団で寝る事に……
そう言えば、今は夏だった……道理で暑い訳だ……そう思いながら、トイレに向かう、トイレは洋式で、電球が一つだけの質素なトイレだった。
その中で、紙を見る……本当に半年以内に集まるかな……?そう思いながら、トイレから出て、座って寝る事にした。
そして、日が明ける……

今日は休みだった、幸子に、話をした。
「んで、アンタはどうしたいの?」
「アンタの能力である、未来透視で世界にいる、この紙に書かれた人間を全て集め、能力とやら……を使って、隕石、つまり、世界崩壊を防ぐ……というのが、最短の行動だ」
そして、祐介は紙を見せた。
「これが書かれた紙ね……成程……分かったわ、少しは力になれるかもしれないけど……」
そう言いながら、頷く。
こうして、田中幸子は仲間になった、そしてメアド、電話番号を交換した。
めんどくさそうに幸子は言った。
「本当に集まるかねぇ……?琴音ちゃんは攻略不可だろ?」
それを言われ、頷く祐介。
「祐介君、本当に攻略出来るのか?」
「出来ません……でも、俺は成し遂げなきゃいけないんです……!!俺の犠牲は此処で止めたいんです……!!だから……」
そう言いながら、祐介は外に出た……新しい世界が俺を待っている……!!
そう思いながら、祐介は前に進んだ……

「本当にめんどくさいわねぇ……これで良いんでしょ?未来の祐介君?」
電話で幸子は汚いおっさんの祐介に電話をする……祐介は言った。
「有難う……んで、ガラス玉の話をするか」
そう言うと、幸子は言った。
「本当に、どうやって、分かったのよ……初見では、絶対分からない筈なのに……言ったの?」
すると、祐介は言った。
「いや、言って無いぞ?えーとなぁ……ガラス玉に見えた……それしか言えないな……」
不思議そうな顔をして、幸子は言った。
「……何それ……?意味分かんない……」
そう言いながら、祐介は言った。
「若い頃の俺を助けてあげてくれよ……この世界はガキの俺に懸かってるからな……!!」
「はいはい、分かりましたよ……」
そう言いながら、祐介は言った。
「もうすぐで、世界が終わる……それを阻止する為に動かないとな……他に俺は当たって、快適に仲間になって貰う様、準備をしないとな……琴音は早めに攻略しないと……!!」
そう言いながら、幸子は言った。
「頑張ってね?未来の私は、『タイムマシン』の設計図を作らせない様にしなきゃ!」
そう言いながら、二人は電話を切る、そして、幸子は言った。
「私だって……少しは出来るのよ……!次は、どの子を攻略するか、透視して、教えないとね……!」
そう言いながら、本物の水晶玉で、透視する……そして、幸子は驚く。
「えっ……いきなり……!?」
幸子は、顔を引き攣らせながら、透視を止めた、次は誰なのか……祐介も分からない……

Re: 世界終了ハウマッチ!? ( No.22 )
日時: 2016/02/10 20:59
名前: 彩都 (ID: NtGSvE4l)  

『世界終了ハウマッチ!?』 本章 第二章 超絶アイドル失踪中

祐介は、綾川琴音ちゃんの事を考え、早めに手に入れないと、と思った、そして、とある場所に、電話をかけた……
「あっ、もしもしー、長谷川祐介ですけどー?」
そう言うと、いい声のおじさんが出た。
「先宮さんですか?」
祐介がそう言うと、先宮は言った。
「あぁ、そうだが……一体何なんだ?」
祐介は、綾川琴音に会いたい、と言った。
「成程……そういえば、もうすぐ新曲ライブだったな……そして、人手が足らなかったんだ……丁度、お前を入れておく、今日会えるか?」
祐介は時間を確認する……昼の15時だった、時間があったので、祐介は会いに行く事にした。

「よう、久方振り、んで、仲間は集まったか?」
先宮がそう言うので、祐介は答えた。
「一人だけですね……そして、琴音ちゃんを仲間にしたら、色々、楽になると、思いましてね……」
そう言うと、先宮は言う。
「確かにな……芸能界にいる人間だからな……取材って言えば、ある程度はイケるだろ……」
そういいながら、考える……そして、紙袋の中の警護服を渡される……これは……?
「これは、警護の服なんだが……まぁ、新入りとして、活動すればいいさ……時間と場所は……」
先宮は、日時も書いた紙を渡す……一週間後か……そう思いながら、少し聞いた。
「先宮さんも出るんですか?」
祐介がそう聞くと、先宮は言った。
「そうだな……まぁ、仲間を管理するだけだが……安心しろ、俺も、お前に近くに居るから」
その言葉を聞いて、少し安心した、自分だけが行くとなると、心細かったからだ。
そして、少しだけ、場所の話をして、二人は別れた……

数日後……新曲ライブ開始迄、残り一日……
祐介は、警護服を着てみた……まぁ、似合ってるとも言い難いが、似合ってないとも言い難い……全く、平凡だなぁ……そう思いながら、帽子を被った、そして警棒を持つ……結構、警官っぽい……そう思いながら、服を脱いだ……さて、どうアタックするか……?それを考えながら、祐介は眠りについた……明日がどうであれ、自分は精一杯の仲間を勧誘しないと……そう思いながら、レンは鼾(いびき)をかいた……
そして、運命は回り出す……

翌日……夜七時……東京ドリームドーム……控え室……
「あーもう、やになっちゃうな……もう少し刺激的な物語(生き方)がしたいな……こうー、強盗犯がこの中に入ってきたりー……」
そう言うと、控え室に、強盗犯が入ってくる。
「おい!手を上げろ!殺されたくなかった!?」
強盗犯が言っている間にマニキュアを強盗犯の股間に投げる、強盗犯は悶絶する……
マニキュアを塗る少女は、半笑いで言う。
「もっと、刺激的な、毎日を過ごしたいな……」
そう言うと、強盗犯が起き上がり、少女の首筋にナイフを当てる。
「早く手を上げないと、お前を殺すぞ!?」
強盗犯がそう言うと、少女は、先の鋭いヘアピンを、ナイフを持った手に刺す。
「いっでぇ!?」
強盗犯が、手を離す、その間に足の爪先を思いっ切り踏んで、顎にアッパーを放つ……強盗犯は気絶する……少女はマネージャーを呼んで、警察送りにしてもらう……
この少女こそ、綾川琴音、そのもの、本人だった……
そんな、正体も知りもせず、可愛い琴音しか知らない祐介はその正体に驚く事になる……

そんな事も知りもせず、祐介は先宮の所に集まっていた……
「来ました、遅れてすいません」
そう、祐介が言うと、先宮が言った。
「ん?いや、俺も今来たばかりなんだ……さて、今から、お前の配置場所を言うんだが……大まかに言えば、綾川琴音の真近くにしておいた、少しは感謝しろよ?んで、基本的に、お前に部屋の中でも守ってもらえる様、手配をしておいた、これで、ある程度は話せるだろう」
そう言うと、祐介は喜んだ。
「有難う御座います!一応、頑張ってみますね……」
そう言いながら、二人は解散した……トランシーバーで、会話出来る様にしておいて、祐介は向かった……

そういえば、今日は新人さんが、此処の部屋を守ってもらうって話だったわね……でも、少し不安だな……そう、琴音は思いながら、発声練習をする、あまり、練習中の声は聞いてもらいたくないので、声を小さくして発声練習をした……
そして、マネージャーが言った。
「あら、綾川、あの犯人は、指名手配中だったそうよ、よく頑張ったわね、今日は焼肉でもケーキでも良いわ!」
女性マネージャーがそう言うと、琴音は喜んだ。
「えぇ〜?良いんですかぁ?マネージャーさんの懐が心配だぞっ!?」
ブリっ子の様に言う、琴音、マネージャーは笑いながら言った。
「ハッハッハー!大丈夫だ!最近給料が入ったから、大丈夫だ!安心して!」
マネージャーがそう言うと、琴音は喜んだ。
「そうなんですかぁ……では、ライブが終わった後にでも、宜しく御願いします!」
可愛く琴音は言って、マネージャーは部屋を出た……
この時、琴音に事件が起こる事は、まだ、誰も、本人も知らなかった……

Re: 世界終了ハウマッチ!? ( No.23 )
日時: 2016/02/14 06:31
名前: ゆーい (ID: x8l1Qes7)

彩都さん、来ましたよー!ゆーいです。
小説書くのめっちゃ上手いですねー!私とは比べ物にならないくらい上手いです。感動しました。

読んでて主人公の祐介が可哀想になりました(汗)
ですが、警察に追われていたのにはこんな変な理由があるとは思いませんでした。
流石彩都さんですね。そのキャラの魅力をひきだしてる気がします。

彩都さんの事応援してますよ!頑張ってくださいね!


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