二次創作小説(紙ほか)
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- 日常日和。4
- 日時: 2022/12/14 20:01
- 名前: 桜 (ID: V1z6MgX2)
新しい日常日和。4に来て下さりありがとうございます。このたび前の掲示板のデータがいっぱいになったことにより後継掲示板で日常日和。を4として再開することになりました。なのでブタのヒヅメとの戦いやぷよクエ実録も今後はここですることになります。それでも私は変わらないし変わるつもりもありませんので見ていただければ幸い!
「目次」
「短編」
多才のわらじ>>1-2
賢者大作戦!>>38-43
成りすましアラビア二番手>>49-50
ツキノちゃんと孤高な天騎士さん>>73
サックスとリンゴ>>78-79
恋愛裁判地獄絵図>>85-89
Ai:birthday>>146-147
可愛い可愛いメイドさん>>177-179
栄光の天騎士ロード>>183-190
隠しの天才>>196-197
疑惑のラブレター>>203-204
悪魔さんの歌と少女のオーボエ>>248-249
2番手vsローティーン共の大戦争>>265-267
フルートの約束>>276-278
海水浴での休暇>>338-342
ふうりんアフェットゥオーソ>>365-369
月光の進化と共に>>374-377
王ドラ、イーブイ達を拾う>>382-383
とっておきのうた>>389-392
ある日降り立ったウーベルチュール>>410-411
学☆芸☆会☆大☆騒☆動>>415-416
サウンド・ショウ・タイム>>420-421
大量の楽器紛失事件>>425-429
龍笛を巡る運命(さだめ)>>434-435
今時の温泉パークはプールも付いているらしい>>451-452
トラブルな仙女!>>467-468
影の怪盗と妹の姫君と操りのポケモン>>471-475
お花見は時に危険なこともあるらしい>>478
争奪のシナリオ>>515-519
Nebula from Sunny>>522-525
勘違いにご用心!>>528-530
舞い降りた花>>543-545
桜版裸族による裸族のための講座2>>548-550>>552-553
解き放たれた恋愛のもつれ>>558-561
8月31日のポルックス>>605-606
月下の明かりの下で>>607-608
Flying to you>>637
ロックパンダは騒動がお好き!?>>638-639
オーボエはギネスブックになるほど難しいらしい>>640-642
ファゴット・ミッション!>>643-646
アリシアと魔法のエメラルドの腕輪>>649-650
Nostalgie Voice>>651-652
雑草達のそばにあるキレイな二輪花>>655-656
薔薇とリンゴとトロンボーンとモノクルの香り>>657-658
狐をめぐるもつれ>>659-660
乙女のカメラ対決!?>>661-662
主の居ぬ間に洗濯!?>>663-671
Mysterious Days>>672
オトナになったもん!>>673-675
若頭と雅楽師と笛と>>676-678
ニュージーランド劇場に参加しまショー!>>681-685
北海道inアンサンブルコンテスト>>686-687
髪は男女ともに命らしい>>688-689
ジャパンの侍犬魂>>690-691
没ネタ2本立て>>692-694
大騒ぎなお嬢様参観日>>695-696
ロックパンダとの別れの時>>697
薔薇色の狙撃>>698-700
嬉し恥ずかし修羅場>>701-704
とある日の海水浴事情>>705-707
NOBUNAGA to visit shores>>710-712
カメラにご注意を>>715
ドタバタ☆アクション!>>741-744
いつの世も儚きや>>773-774
クリスマス☆ラブパニック!>>777-778
森の女王様と闇の美少女と花の魔導師>>781-783
違う時代からの流通者>>787-788
ラモール・エスポワール〜ブケファラスと共に〜>>794-795
アンダーノースザワでの出会い>>802-804
生徒会番長の苺の裏事情!>>808-811
初夏の露呈式!?>>815-818
天の川の天から舞い降りた落とし子>>822-823
ラブナの隠されたとある秘密>>826
少年戦士ト麒麟ノメイドノ物語>>829-830
ラブっとvTORIスティック>>849-850
アムール☆トリップ>>854-857
日本のライブではハープやチェロも採用されるらしい>>858-859
やって来たのは少女剣士さま!?>>860-861
全面協力のバレンタインのラプソディ>>871-872
愉快!痛快!寿司狂騒詩!>>873-877
ルナティック・スウィング!?>>878-879
スパイハッピーバースデイ>>880-881
スーパー☆アストルフォちゃん!>>886-887
髪の毛は人間の命らしい>>888-889
一頭身の人形とヒーロー>>890
「やってきた。」
音大生漫画家がスマブラ屋敷にやってきた。>>439-440
ロック・パンダがスマブラ屋敷にやってきた。>>634-636
生意気司令官がスマブラ屋敷にやってきた。>>653-654
「ぷよクエキャラで料理対決!」
その2>>10-16
結果発表>>22-25
オシオキ編>>32
「テストネタ」
テストネタ1>>443-448
テストネタ2>>455-462
「フルート実録」
フルート実録2>>1
フルート実録3>>173
「闇天使の“重責”の呪縛」
猫と踏切と闇天使>>208-209
恋したサックス>>212
一旦の別れ>>215-216
事件の波乱>>221-223
神様も止められない紅蓮の羽四つ>>227-228
ウサギランド出現>>231-234
“願い”の先>>238-244
「ブタのヒヅメ決着」
月長石と星の水晶と黄玉物語>>283-284
全ては「キミ」のため>>289
慕う気持ち、向上心と小さな籠>>292-293
夕焼けの空と曇りの空>>296-298
青空はいつでも夕陽を待っている>>301
ゾーアの覚醒>>307-308
未来への絆>>313-314
悲しみはここに置いて>>318-320
さようなら、ありがとう>>324-326
終わりの始まり>>331-332
「全国学生音楽コンクールでの絆」
夏の花の嵐>>564-565
紅葉からの条件>>568-569
圧倒的な表現力がボレロを貫く>>574-575
四葉宮高校との対面>>578-579
四葉宮高校とのアンサンブル対決!>>582-584
棟梁と魔人と黒音と>>587-589
黒音学園とのアンサンブル対決!>>592-594
それぞれの動向と彼女から手を引いて>>597-598
本来の音>>601-602
「天空のレビアッタでの激闘と決戦」
星の舞う庭>>609-610
ゆっくり回り始めた歯車>>611-615
秋のルビー、悲しみを歌いながら愛しさを>>616-619
激闘の瞬間ーーーときーーー>>620-621
兎蝶グラフィティ>>622-623
道化とスライムのレジリエンス>>626-628
悲しみよりも深く優しく>>629-630
No charge memorys>>631-632
これからの課題と目的>>633
「トランペッターのケロン人襲来!」
占いの結果のトランペットとウラハラとタママ>>747-748
純粋アンチテーゼ100%>>751-752
トランペットでのイリュージョン>>755-756
大切な人からくれた宝物>>759
「マリア・ザ・リッパーの行く末」
休息にトロイメライ>>841-842
White fox the Ripper>>843-844
マリア・ザ・リッパー!>>847-848
「ぷよクエ実録」
時空の旅人クリアまでの道のり>>254
マーベットの挑戦状日和>>270
「前後編」
旋律幻想曲>>56-58>>64-66
果てなき命の宴>>132-134>>139-140
フルートのショコラティエ>>151-152>>156-157
吸血鬼の赤き洗礼>>257-258>>261-262
オルガンストレッタ>>348-351>>356-360
秋のポケモンコンテスト!>>397-400>>405-406
愛と涙のサッカーバトル!>>533-535>>538-540
それぞれのお忍びの騒動の三重県伊勢志摩旅行>>762-764>>767-770
大切な思い出>>833-834>>837-838
ダイ山神話聖杯大戦>>862-866>>867-870
Composer:C>>882-883>>884-885
無垢なるアイの願い星>>891-895>>896-899>>900-905>>906-909(最終更新&続きは新たなスレッドへ)
「特別編5」
序章:八奇人>>94-95
第一章:わがまま>>101-102
第二章:見てきたもの>>107-109
第三章:夢涙>>115-117
第四章:絆>>121-122
終章:響く>>123-124
「特別編6」
序章:オーボエの王子様>>481-482
第一章:小さな店で>>486-488
第二章:シグレの覚醒>>492-495
第三章:目には目を、口撃には口撃を>>500-503
第四章:オーボエの涙>>507-509
終章:運命の奇妙な巡り合わせ>>510-511
「特別編7」
序章:始まりの約束>>718-719
第一章:デートの途中で>>722-723
第ニ章:すれ違い・・・?>>726-727
第三章:本当のこと、その本当の気持ち>>730-732
第四章:報復☆DEATH>>735-736
終章:日本までやってきた来客>>737-738
- コメント返し! ( No.226 )
- 日時: 2017/04/28 17:43
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
〉きらりさん
今回はパトリ編でした。いろんな視点で展開する話となっています。ロゼとクロードさんはクロードさんがロゼが女性だということは知らなくてもお互いを大事に思っています。そしてシュウ☆ゾーがヤイバを狙う犯人により傷つけられ、絆を壊しているのかもしれません。次回もお楽しみに!
〉ネオイクスさん
お久しぶりです!みんな、よろしくね!今回はパトリ編ですが、いろんな視点で話が進められました。ロゼとクロードはお互いのことを大事に思っています。ヤイバを狙う犯人の行き過ぎた行動に腹が立ちますが、ヤイバの周囲までも巻き込む犯人を絶対に止めなくてはなりません。次回もお楽しみに!
- 神様も止められない紅蓮の羽四つ(その1) ( No.227 )
- 日時: 2017/04/28 18:14
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
今回でパトリ編最後!次回はようやく・・・!?
「・・・パトリ君のお父様が亡くなったのは、パトリ君のせいよ・・・」
小学校の時の先生が言った。その時は何なのかわからなかったし、ボクも子供だったと思う。だけど、ある満月の日。ボクは泣きながら寝て思う。ボクだってお父さんに生きていて欲しかったよ・・・。
ヤイバ「ーーーもしもし、シュウ☆ゾーか?すまないな、拙者のせいで・・・」
シュウ☆ゾー「ううん。キミは悪くない。僕もこういう事態は予測してたんだ。だから大丈夫」
一方、パトリとニナとゾフィスは犯人を見つけ出すためにパトリが直談判をしていた。
パトリ(裏)「俺達で見つけるぞ!」
ニナ(チュパカプラ!)
ゾフィス(ドラゴンボール!掴もう!)
パトリ(裏)「おい!!犯人だ犯人!!」
ニナ「これ、人間界の奴らの問題でしょ!?介入しちゃダメだよ!」
パトリ(裏)「じゃあ、ニナはヤイバ達が陥れられてもいいのか!?」
ニナ「そりゃよくないけどさ、しょうがないじゃん。天使からも人間界のことは介入するなと忠告されてるんだよ。それはヤイバ君達が解決すべきじゃないかな?」
パトリ(裏)「・・・間違ってるぞ」
ニナ「見守る勇気は必要かもね・・・」
一方、ロゼはシュウ☆ゾーのセレブすぎる住まいを訪ねていた。シュウ☆ゾーはロゼに気付いてドアを開けるが、ロゼの格好はミカエルの姿だった。
シュウ☆ゾー「痴女!?だね!」
ミカエル「誰がだー!!」
シュウ☆ゾー「わぁ、ミカエル!今日はどうしたの?下のボクの夢銀河ツーリストに気付かれたら大変だよ?」
ミカエル「・・・。ロムの伝手でばんそこえーどと、あと見舞い品いっぱい持ってきた」
シュウ「結構大した傷だよ?」
ミカエル「ぎゃっ!!!わ、私、帰ってやる!お見舞い品は食べていけ!」
シュウ「スイーツの生ドーナツとコーヒーがあるけど食べるか?」
ミカエル「・・・」←スイーツの生ドーナツ好き
シュウ「でも、幼い時のミカエルも、こういう口癖だったな」
ミカエル「!ふーん・・・」
一方、BRRとピアニッシモの共同で握手会があり、そこにシンガンクリムゾンズも参加していた。司会の朝海の姿であるタママが進行する。
朝海(タママ)「次は所属バンドからの一言です!まずはcantabile、ーーー」
レトリー(ヤイバ。二列目の女達夢銀河ツーリストだよ。気を付けて)
ヤイバ(!あやつらか・・・)
すると、ある帽子を被った謎の男が水の入った瓶をレトリーに投げ狙う!これにヤイバが気付いてレトリーを抱き寄せる!
ヤイバ「!レトリー!!」
レトリー「えっ!?」
クルミ(クルーク)「レトリー!!」
すると、瓶が何か浮きながら回っていた。観客が驚愕する中これに謎の男は気付く。
謎の男「!」
そして水の入った瓶はクルミに的中した!幸いにも割れた瓶は袋だったらしいが、観客は大混乱していた。
観客A「きゃあああああー!!!」
観客B「何!?」
観客C「塩酸!!?」
ヤイバ「あ・・・」
朝海(タママ)「な・・・なんでもありません!ただの水です!落ち着いて下さい!」
すると、ヤイバはすくっと立ち上がり、観客に聞く。
ヤイバ「今・・・誰だ・・・今袋の瓶を投げたのは、誰だ!?」
ゼオ「ヤイバ!!」
ヤイバ「拙者を狙うって・・・言ったくせに・・・」
すると、クルミの安否を確認していたゼオが混乱するヤイバを止めようとするが・・・
ゼオ「ヤイバダメだ!こっちに来い!」
ヤイバ「拙者を狙うって言ったくせに!どうしてだ!?・・・っどうしてだよ!!!」
その翌日の夜、そのことがスクープ記事として新聞に載っていた。ピアニッシモの社長の星華の姿の王ドラがその記事を読む。
星華(王ドラ)「「シンガンクリムゾンズのヤイバ、握手会で大混乱。家畜の中の犯人に一喝」これはよろしくないわね」
ヤイバ「・・・」
星華(王ドラ)「あなたはそんなことは気にしないで私達に任せなさい。才能あるバンドを一つも潰すさえさせないんだから」
ヤイバ「だが・・・拙者らのファンなのに・・・」
星華(王ドラ)「そんなに人になりふり構ってたら身が持たないわよ。それともこんなことする人が本当にあなた達のファンかしら?分かってくれる人だけ分かってくれれば、それでいいじゃない」
ヤイバ「その言葉、なんだか逃げているみたいで、嫌いだ」
ヤイバはそう言って出て行く中、王ドラは言う。
星華(王ドラ)「おーおー、若いわねー。いつまで経っても染まらない奴らねえ」
メイプル「それがシンガン共の魅力なんですぞ」
アンゼリカ「じゃあ、私達は失礼しますね」
メイプルとアンゼリカが出て行く中、星華の姿の王ドラはメガネを取りながら言う。
星華(王ドラ)「浮く袋とは、よくこんな魔力を込めましたねえ」
その翌日、シンガンクリムゾンズはメイプルが運転する車に乗り、ヤイバは窓の外の景色を見ていた。メイプルは言う。
メイプル「シンガン共!我がBRRにチームクロードが来ているらしいですぞ。寄って行きませんかですぞ?」
ロム「・・・ああ」
メイプル「あっ、また来てますぞ、三人の夢銀河ツーリスト!嫌だなあですぞ・・・;」
ヤイバ「・・・。メイプル社長、拙者らは徒歩で行くから後は故によろしく」
メイプル「えっ!!?」
クロウ「ヤイバ!?」
シンガンクリムゾンズが三人の夢銀河ツーリストの前に現れる。三人の夢銀河ツーリストは拒否するがごとく威嚇する。
熱狂的な夢銀河ツーリストC「・・・っ」
熱狂的な夢銀河ツーリストB「何よ・・・」
熱狂的な夢銀河ツーリストA「何よ!!」
ヤイバ「ごめん」
熱狂的な夢銀河ツーリストA「そんな謝ったって・・・!」
ヤイバ「ごめん」
熱狂的な夢銀河ツーリストA「うるさい!!あんた達のせいでシュウ☆ゾー君は・・・!!」
ヤイバ「もし誤解しているならわかって欲しい。ライバルだが、拙者らにも最低限の礼儀はわきまえている。それに拙者らがこんなことしたら、好きな人が悲しむからな」
熱狂的な夢銀河ツーリストA「・・・!」
ヤイバ「その想いは未だに、報われんが・・・」
一方、クロことクロードはBRR内を歩く中、ヤイバを見つけた。クロードは聞く。
クロ(クロード)「ヤイバ殿?どうしたのだ?またレトリーに振られたのだろう?それともゲームで大敗を喫して・・・「クロード」
ヤイバ「拙者はもうシンガンを抜ける」
ヤイバはメンバーにも言ってないようなことをクロードに口にした。クロードはこれに呆れ果てる。
クロ(クロード)「・・・。はぁ?いきなり今更なぜこんなことを言うのだ?それともこれ以上私達に危害を加えさせないため?間違っておるぞヤイバ殿」
ヤイバ「・・・(なぜって、もうこれ以上周りが辛い思いをするのは見たくないのだ。だから・・・」
クロ(クロード)「・・・そうか。本気で言っているのか?」
クロードの問いにヤイバはこくんと頷く。てっきりクロードは煽るかと思いきやこんなことを口にした。
クロ(クロード)「・・・正直爆発で怪我した時怖かった。顔に後遺症が残ったら、あいり殿にまで心配かけたらどうしようかって・・・だが、まだロゼにしか言っておらん。私は本当は貴殿らにはNo.1になって欲しかったんだぞ!?なってほしくて、辛い時も頑張ったのに・・・!!」
クロードの泣きながら怒る姿にヤイバは言う。
ヤイバ「わかっている・・・」
クロ(クロード)「わかってないぞヤイバ殿!」
ヤイバ「わかっている!!」
クロ(クロード)「ヤイバ殿!!」
ヤイバが走る中、あの時のシュウ☆ゾーが言ったことを思い出す。
シュウ☆ゾー『わかったらパトリ君達のことを考えた方がいい』
わかってる。わかってる。わかってる。
シュウ☆ゾー『考えた方がいい』
そんなもの、わかっておる!
レトリー『ヤイバ』
レトリーの優しい笑顔を思い出したヤイバは涙を流しながら思う。
わかっておるぞ。誰よりもーーー・・・。
- 神様も止められない紅蓮の羽四つ(その2) ( No.228 )
- 日時: 2017/04/28 18:22
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
一方、レトリーはある実況のことでヤイバに話すために彼の家に向かっていた。しかし、そこには誰もいなかった。
レトリー「ヤイバー。あれ?しょうがないなあ。スマホいじりながら待つか」
すると、何者かがレトリーに抱きついた!
レトリー「ぎゃああああああー!!!痴漢!!(何かに気付く)!ヤイバ?どうしたの・・・?」
ヤイバ「・・・別に(馬鹿みたいだな。逃げ場所なんて最初からないのに」
すると、ヤイバの異変に気付いたレトリーは彼に抱きつく。ヤイバはこれに胸が高鳴る。
レトリー「ヤイバ。本当にどうしたの?」
ヤイバ「いや、それは・・・」
レトリー「どうしたの?」
レトリーの強い瞳にヤイバは観念し話す。
ヤイバ「・・・クロードやシュウ☆ゾー、クルミが被害に遭ったのは全部拙者のせいだと思うのだ。だから、拙者がシンガンを抜ければ、もう周囲が被害に遭うことはないだろうと、思って・・・(死ぬことなんて怖くない。だが、周囲が被害に遭うことは怖くて、怖くて」
レトリー「・・・言っとくけど」
レトリーはヤイバの額をコツンとして言う。
レトリー「別にそれはキミが思ってるだけで、誰もそんなの思ってないんじゃないかな。クルミだってあの時はキミを助けようとしたんだから、そのことで傷ついたりしないで。強いて言えばクルミは顔が溶けてない!」
ヤイバ「それはそれで怖いな;」
レトリー「ボクはキミを見てると落ち着くけど、他のシンガンは違うの?」
ヤイバはレトリーの問いに首を横に振る。
シンガンクリムゾンズがNo.1のバンドにさせたいと思ったのは、きっとアイオーンだけではない。拙者もクロウもロムも同じだ。だから、アイオーンが何か夢があるなら叶えてあげたい。どんなことがあっても・・・。
一方、パトリとニナは犯人探しをしていた。パトリは言う。
パトリ「・・・結局犯人を探してるんですね」
ニナ「だって〜;クロード君が「あやつのせいではない!貴殿らの力で何とかしろ!」って泣きながら電話してくるんだもん。ヤイバ君は自分がみんなに愛されてるんだって知らないんだよ!もー!」
パトリ「・・・そうですね。ヤイバさんはそれぐらいの魅力がありますもんね・・・」
ニナ「!!」
パトリ「ボク、何か変なこと言いました?」
ニナ「はぁっ!!?」
パトリ(裏)(先日の仕返しだバーカ)
その数日後、BRRとピアニッシモで合同フェスティバルがあった。これにクロことクロードはシンガンクリムゾンズがちゃんと上手くやるかで緊張する。
クロ(クロード)「あ〜;あいつらちゃんと演奏できるのか;」
ヒショウ「大丈夫だよ;あいつら上手いを越えてるレベルだし」
ロゼ「あいつらなら大丈夫だ」
クロ(クロード)「ロゼ・・・」
一方、ヤイバはクルミにあの時のことを謝っていた。クルミは許す。
クルミ(クルーク)「いいんですよもう。別にヤイバさんは悪くないでしょうし」
ヤイバ「・・・ありがとう」
レトリー「・・・ヤイバ。ボクは「シンガンクリムゾンズのみなさーん。そろそろ出てきて下さーい」
ヤイバ「すまぬ。今は故に何も言うな。弱くなってはならん時だから」
シンガンクリムゾンズはステージに姿を現す!ヤイバの姿に記者達は挑発してでも言わそうと写真を撮る。記者の一人は言う。
記者「いやー、ヤイバさん、先日は大変でしたねー。調子はどうですか?ヤイバさん、家畜の方々に一言どうぞ!」
ヤイバ「・・・(首を横に振る」
記者「えっ?」
すると、シンガンクリムゾンズは演奏のスタンバイをする!そして曲を奏でた。
BGM:Knocking′ the nextーdoor
ププル「よかった。いつも通りにやってるみたい」
シアン「みんな、カッコいいにゃん!」
ゼオ「・・・」
ゼオはアイオーンの演奏を初めて聴いた時から彼のただならぬ実力に危機感を覚えていた。いつか自分を越えてしまうのではないのかと。ゼオはさらに磨いたアイオーンの演奏に自分の基礎練と曲練を見直してランニングも追加しなくてはと思った。一方、夢銀河ツーリストが内二人はシンガンの曲にウザさを感じていた。
夢銀河ツーリストC「ウザ。何この曲」
夢銀河ツーリストB「変なの」
夢銀河ツーリストA「・・・(情熱的だけど、どこか切ない曲。こっちが切なさを感じるぐらいに)・・・叶わない願いを叫ぶように、書いてたの?」
すると、共感覚の持ち主であるププルはシンガンの音楽に赤い羽が見えた。そしてシンガンの空中から赤い薔薇の花が舞い降りたのが見えた。これに観客と所属バンド組は驚き、一部がその赤い薔薇を受け取っていた。
拙者は、これからもずっと、シンガンのベースとしてやりたい。「シンガンクリムゾンズ」が拙者の居場所となるなら、拙者らは「おかえり」とは言われてくれない奴らに居場所を与えたい。
そしてシンガンの出番が終わった後、クリティクリスタの出番に変わった時にレトリーはヤイバに声をかける。
レトリー「ヤイバ!」
ヤイバ「!」
レトリー「バカ・・・ありがとう」
すると、チュチュが何やら急ぎながら駈け出す。
チュチュ「ちょっと!警察が来ましたわよ!」
ヤイバ「警察・・・?」
アイオーン&cantabile(まさか・・・)
???「犯人だよ。僕が捕まえたんだ☆」
ロム「シュウ!!?」
すると、ヤイバを狙った犯人を捕まえたシュウ☆ゾーが来た。ヤイバは聞く。
ヤイバ「お主、どうして・・・」
シュウ☆ゾー「僕は犯人の顔は覚えてたからね。変装して犯人のところに近づいたんだ」
ロム(サングラスとアフロ?)
シュウ☆ゾー(ロゼがくれたんだ)
ヤイバ「でも、どうしてわかったのだ?」
シュウ☆ゾー「プロフェッショナルとインスピレーション☆そろそろ犯人行っちゃうよ?ヤイバ君、何か言いたいことがあるなら言ってあげてね?」
ヤイバ「ああ、故に分かった!」
シンガンクリムゾンズが走る中、一人歩いてきたロゼは言う。
ロゼ「ふーん。ロム達のことは良きライバルだと思っているんだ」
シュウ☆ゾー「若い芽は早く成長しないとね☆ロム達の可能性を嫌がらせなんかで潰されたくないんだ」
ロゼ「ふーん・・・」
一方、シンガンクリムゾンズは警察に連行される寸前の犯人のところに行っていた。ヤイバは彼のキャスケットを被り整った顔立ちの彼を見る。
ヤイバ「(こやつが・・・)あの・・・拙者のファンでいてくれて、感謝する」
ズケッ(ヤイバ以外のシンガンがずっこける音)
ヤイバ「だがな。拙者は一人なわけがないのだ」
ファンがいてくれたからこそ、仲間がいてくれたからこそ、大切な人がいてくれたからこそ・・・。
ヤイバ「だからもう、拙者の大切な人を傷つけるな。お主も、だから・・・」
お主も故に大切な人の一人だから。
パトカーの中で犯人はヤイバの言葉の中の決意に気付く。
犯人(ふーん。あの人、そういうことか)
警官A「!?なんだ!?」
警官B「煙幕!!?」
犯人は浮きながら空を飛ぶ。しかし、それはもう犯人ではなかった。そう、この事件の犯人は・・・
ニナ「ゾフィス!!」
なんと、ヤイバを狙った犯人は彼の魂の回収を急ぐ赤いカワウソであるゾフィスだった・・・!ニナは彼を叱責する。
ニナ「ずっといなかったから怪しいと思ってたの!あんたがやったのね!?あたしに許可なくそんなことするんじゃないよ!ヤイバ達に何かしたら、あたしが許さないわよ?」
ゾフィス「クスクス。すっかり手懐けられちゃって、可愛いもんだねニナ」
ニナ「!?」
すると、ゾフィスはニナを時計の能力でまるでロープかのように拘束する!
ゾフィス「形成逆転だね。主はボクだよ。ニナ」
モア「とにかく犯人を見つけてよかったぴゅる〜」
ルチル「これでしばらくは安心だろうな」
ヤイバ「ああ」
すると、ランがあるカワウソを抱っこしながら現れた。ゾフィスだ。
シアン「ランちゃん、ゾフィスちゃんどうしたにゃ?」
ラン「なんかニナさんが急用ができたからしばらくはゾフィス君預かれって言ってました」
ゾフィス「は〜い♪」
クルミ(クルーク)(まあ、カワウソに罪はないしな)
ーーークルミはこの時忘れていた。ランが出演した動物番組でカワウソが食べる姿を見て怯えていたこと。そしてカワウソであるゾフィスを見てランは「カワウソは苦手だ」とドラリーニョに泣きながら抱きついていたことを・・・。
ゼオ「そういえば、あの薔薇アイオーンの自腹なんだって?いくらしたんだ?」
アイオーン「50万円・・・(´;ω;`)」
続く・・・!
感想OK
- Re: 日常日和。4 ( No.229 )
- 日時: 2017/04/28 19:35
- 名前: きらり星カービィ (ID: fR1r/GEI)
現在 シェルドラド ドラドシティ 貝獣の家
ポヨン
「・・・というわけなんだな
ドラド警備隊は相変わらずがんばっているんだな」
バブ
「ボクたちはドラド警備隊の一員だからね
何があっても絶対に世界を守ること!
それが シェルドラドの伝説なんだ」
クイーンクリサリス
「ふーん・・・あたしは毎日チェンジリングを育ててるさ
愛は奪うものではなく 生み出すのが
星空の女王に言われて 生きることができて助かったのさ」
クピクピ
「愛は生み出すために 友情がなくてはならないクピ!
それを知らずに 奪うのは 違反だクピ!
この時空には 友情をあふれる世界だクピ」
クイーンクリサリス
「なるほどな・・・あたしもまじめにやってるつもりさ
ハートドレインはするつもりはない そして
平和のためにやっているのさ」
ポヨン
「クリサリスさんも 色々と大変な行事なんだな
とりあえず 記録して 話を続けるんだな
パトリ編の続きなんだな」
クイーンクリサリス
「レトリーとヤイバは大親友らしさが感じる・・・
色々とあって ちゃんとした友情を保つことができて当然だ
やはり ゾフィスだったのか・・・」
バブ
「ゾフィスはニナをロープで縛ったみたいだね
アイオーンはまさかの自腹50万・・・本当に何してるんだろう」
というわけで今回の話を語ったバブたちでした♪
パトリ編の続きですね。
レトリーとヤイバは大親友らしさが感じられました。
色々とあって ちゃんとした友情を保つことができましたね。
やはり ゾフィスでしたか・・・犯人は
ゾフィスはニナをロープで縛ったみたいですね
最後はアイオーンはまさかの自腹50万・・・何しているんでしょうか?
次回はどんな話を語るのか・・・楽しみにしています。
以上、きらり星カービィでした♪
- コメント返し! ( No.230 )
- 日時: 2017/05/09 20:35
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
〉きらりさん
今回はパトリ編の続きでした。ヤイバもなんとかなりましたし、犯人であるゾフィスの目的は・・・?次回もお楽しみに!
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