二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。4
日時: 2022/12/14 20:01
名前: 桜 (ID: V1z6MgX2)

新しい日常日和。4に来て下さりありがとうございます。このたび前の掲示板のデータがいっぱいになったことにより後継掲示板で日常日和。を4として再開することになりました。なのでブタのヒヅメとの戦いやぷよクエ実録も今後はここですることになります。それでも私は変わらないし変わるつもりもありませんので見ていただければ幸い!


「目次」


「短編」
多才のわらじ>>1-2
賢者大作戦!>>38-43
成りすましアラビア二番手>>49-50
ツキノちゃんと孤高な天騎士さん>>73
サックスとリンゴ>>78-79
恋愛裁判地獄絵図>>85-89
Ai:birthday>>146-147
可愛い可愛いメイドさん>>177-179
栄光の天騎士ロード>>183-190
隠しの天才>>196-197
疑惑のラブレター>>203-204
悪魔さんの歌と少女のオーボエ>>248-249
2番手vsローティーン共の大戦争>>265-267
フルートの約束>>276-278
海水浴での休暇>>338-342
ふうりんアフェットゥオーソ>>365-369
月光の進化と共に>>374-377
王ドラ、イーブイ達を拾う>>382-383
とっておきのうた>>389-392
ある日降り立ったウーベルチュール>>410-411
学☆芸☆会☆大☆騒☆動>>415-416
サウンド・ショウ・タイム>>420-421
大量の楽器紛失事件>>425-429
龍笛を巡る運命(さだめ)>>434-435
今時の温泉パークはプールも付いているらしい>>451-452
トラブルな仙女!>>467-468
影の怪盗と妹の姫君と操りのポケモン>>471-475
お花見は時に危険なこともあるらしい>>478
争奪のシナリオ>>515-519
Nebula from Sunny>>522-525
勘違いにご用心!>>528-530
舞い降りた花>>543-545
桜版裸族による裸族のための講座2>>548-550>>552-553
解き放たれた恋愛のもつれ>>558-561
8月31日のポルックス>>605-606
月下の明かりの下で>>607-608
Flying to you>>637
ロックパンダは騒動がお好き!?>>638-639
オーボエはギネスブックになるほど難しいらしい>>640-642
ファゴット・ミッション!>>643-646
アリシアと魔法のエメラルドの腕輪>>649-650
Nostalgie Voice>>651-652
雑草達のそばにあるキレイな二輪花>>655-656
薔薇とリンゴとトロンボーンとモノクルの香り>>657-658
狐をめぐるもつれ>>659-660
乙女のカメラ対決!?>>661-662
主の居ぬ間に洗濯!?>>663-671
Mysterious Days>>672
オトナになったもん!>>673-675
若頭と雅楽師と笛と>>676-678
ニュージーランド劇場に参加しまショー!>>681-685
北海道inアンサンブルコンテスト>>686-687
髪は男女ともに命らしい>>688-689
ジャパンの侍犬魂>>690-691
没ネタ2本立て>>692-694
大騒ぎなお嬢様参観日>>695-696
ロックパンダとの別れの時>>697
薔薇色の狙撃>>698-700
嬉し恥ずかし修羅場>>701-704
とある日の海水浴事情>>705-707
NOBUNAGA to visit shores>>710-712
カメラにご注意を>>715
ドタバタ☆アクション!>>741-744
いつの世も儚きや>>773-774
クリスマス☆ラブパニック!>>777-778
森の女王様と闇の美少女と花の魔導師>>781-783
違う時代からの流通者>>787-788
ラモール・エスポワール〜ブケファラスと共に〜>>794-795
アンダーノースザワでの出会い>>802-804
生徒会番長の苺の裏事情!>>808-811
初夏の露呈式!?>>815-818
天の川の天から舞い降りた落とし子>>822-823
ラブナの隠されたとある秘密>>826
少年戦士ト麒麟ノメイドノ物語>>829-830
ラブっとvTORIスティック>>849-850
アムール☆トリップ>>854-857
日本のライブではハープやチェロも採用されるらしい>>858-859
やって来たのは少女剣士さま!?>>860-861
全面協力のバレンタインのラプソディ>>871-872
愉快!痛快!寿司狂騒詩!>>873-877
ルナティック・スウィング!?>>878-879
スパイハッピーバースデイ>>880-881
スーパー☆アストルフォちゃん!>>886-887
髪の毛は人間の命らしい>>888-889
一頭身の人形とヒーロー>>890


「やってきた。」
音大生漫画家がスマブラ屋敷にやってきた。>>439-440
ロック・パンダがスマブラ屋敷にやってきた。>>634-636
生意気司令官がスマブラ屋敷にやってきた。>>653-654


「ぷよクエキャラで料理対決!」
その2>>10-16
結果発表>>22-25
オシオキ編>>32


「テストネタ」
テストネタ1>>443-448
テストネタ2>>455-462


「フルート実録」
フルート実録2>>1
フルート実録3>>173


「闇天使の“重責”の呪縛」
猫と踏切と闇天使>>208-209
恋したサックス>>212
一旦の別れ>>215-216
事件の波乱>>221-223
神様も止められない紅蓮の羽四つ>>227-228
ウサギランド出現>>231-234
“願い”の先>>238-244


「ブタのヒヅメ決着」
月長石と星の水晶と黄玉物語>>283-284
全ては「キミ」のため>>289
慕う気持ち、向上心と小さな籠>>292-293
夕焼けの空と曇りの空>>296-298
青空はいつでも夕陽を待っている>>301
ゾーアの覚醒>>307-308
未来への絆>>313-314
悲しみはここに置いて>>318-320
さようなら、ありがとう>>324-326
終わりの始まり>>331-332


「全国学生音楽コンクールでの絆」
夏の花の嵐>>564-565
紅葉からの条件>>568-569
圧倒的な表現力がボレロを貫く>>574-575
四葉宮高校との対面>>578-579
四葉宮高校とのアンサンブル対決!>>582-584
棟梁と魔人と黒音と>>587-589
黒音学園とのアンサンブル対決!>>592-594
それぞれの動向と彼女から手を引いて>>597-598
本来の音>>601-602


「天空のレビアッタでの激闘と決戦」
星の舞う庭>>609-610
ゆっくり回り始めた歯車>>611-615
秋のルビー、悲しみを歌いながら愛しさを>>616-619
激闘の瞬間ーーーときーーー>>620-621
兎蝶グラフィティ>>622-623
道化とスライムのレジリエンス>>626-628
悲しみよりも深く優しく>>629-630
No charge memorys>>631-632
これからの課題と目的>>633


「トランペッターのケロン人襲来!」
占いの結果のトランペットとウラハラとタママ>>747-748
純粋アンチテーゼ100%>>751-752
トランペットでのイリュージョン>>755-756
大切な人からくれた宝物>>759


「マリア・ザ・リッパーの行く末」
休息にトロイメライ>>841-842
White fox the Ripper>>843-844
マリア・ザ・リッパー!>>847-848


「ぷよクエ実録」
時空の旅人クリアまでの道のり>>254
マーベットの挑戦状日和>>270


「前後編」
旋律幻想曲>>56-58>>64-66
果てなき命の宴>>132-134>>139-140
フルートのショコラティエ>>151-152>>156-157
吸血鬼の赤き洗礼>>257-258>>261-262
オルガンストレッタ>>348-351>>356-360
秋のポケモンコンテスト!>>397-400>>405-406
愛と涙のサッカーバトル!>>533-535>>538-540
それぞれのお忍びの騒動の三重県伊勢志摩旅行>>762-764>>767-770
大切な思い出>>833-834>>837-838
ダイ山神話聖杯大戦>>862-866>>867-870
Composer:C>>882-883>>884-885
無垢なるアイの願い星>>891-895>>896-899>>900-905>>906-909(最終更新&続きは新たなスレッドへ)


「特別編5」
序章:八奇人>>94-95
第一章:わがまま>>101-102
第二章:見てきたもの>>107-109
第三章:夢涙>>115-117
第四章:絆>>121-122
終章:響く>>123-124


「特別編6」
序章:オーボエの王子様>>481-482
第一章:小さな店で>>486-488
第二章:シグレの覚醒>>492-495
第三章:目には目を、口撃には口撃を>>500-503
第四章:オーボエの涙>>507-509
終章:運命の奇妙な巡り合わせ>>510-511


「特別編7」
序章:始まりの約束>>718-719
第一章:デートの途中で>>722-723
第ニ章:すれ違い・・・?>>726-727
第三章:本当のこと、その本当の気持ち>>730-732
第四章:報復☆DEATH>>735-736
終章:日本までやってきた来客>>737-738

大騒ぎなお嬢様参観日(その1) ( No.695 )
日時: 2019/05/23 00:51
名前: 桜 (ID: w1J4g9Hd)

今回はエジェアリで周囲の人達が織りなすややギャグです。


アルル「作者、すっかりエジェアリの虜になっちゃったね・・・;」
シェゾ「エジェアリは小説では少なかったからなー;」


それではどうぞ!






名門お嬢様学校の白薔薇女学園。白薔薇女学園は幼稚舎から大学部までのエスカレーター式の学校である。この学校はランク制式のポイントが存在しており、幼稚舎から大学部までの期間でポイントを集めることができたら、上のランクに上がれる。ちなみにランクは銅・銀・金の順であるが、唯一の金である生徒会長を支える副会長の場合は例外でその場合はプラチナである。しかしながら入学する時に入学金の倍のお金を学校側に渡すと最初から銀になることも多い。ちなみに星ノ宮学園との違いは学校生活では大差ないが、白薔薇女学園が女子校であること、星ノ宮学園にランク制式が存在しないことである。そして幼稚舎ではとある銀ランクの二人が他愛もない話で雑談し合っていた。ん?なんか見たことがあるような・・・?


姫子「失礼ですわね!私だって白薔薇女学園の幼稚舎の年長幼稚園児、しかも銀ランクですわ!」


あ、失礼しました;
白鳥姫子と雑談していたアリシアはなだめるように言う。


アリシア「何もそこまで言わなくても」
姫子「だってこのナレーションの担当の作者、私に対して失礼なことを言いますのよ!」


サーセン;


姫子「それにしてもだんだん暑くなってきますわね」
アリシア「そうね。まだ五月なのに・・・」


すると、誰かが二人に声をかけた。初等部6年生のランだ。


ラン「アリシアちゃん、姫子ちゃ〜ん」
アリシア「ラン」
姫子「ランさん、幼稚舎に何の用ですの?」
ラン「これ、届けてくれって先生が。はい」


すると、二人が見たのはMIDI女学園と白薔薇女学園の合同参観日のお知らせのプリントだった。


アリシア「今年はMIDI女学園との合同参観日なのね。ランのところは?」
ラン「たまたまだけど、こっちに帰れる予定ができたみたいですぐに顔出すって」
アリシア「よかったじゃない。姫子のところは?」
姫子「うちのパパとママが見たらきっと張り切ってみなさんが食べる用の重箱の弁当をうちの料理長に作らせますわよ。アリシアちゃんのところは?」


すると、アリシアは言う。


アリシア「エージェントに来てもらう。お父様達も忙しそうだし」
ラン「そっかー・・・」
姫子「でも、エージェントさんなら大方安心ですわよね」
アリシア「うん」


そしてアリシアは帰路に着いて屋敷に帰り、広すぎるリビングに着くとそこには任務に関する電話に対応しているエージェントと料理を作っているフルシュ、遊び疲れてお昼寝中だった豆柴の未亜がいた。


エージェント「はい!ボス!たった今その任務は完了しました!えっ!?その任務に関する報告書が出してない!?わかりました、すぐに報告書を出しますね!」
フルシュ「アリシア様、おかえりなさいませ!夕食はできてますよ!」
未亜「アリシア、おかえりー!」←ゼオの魔法で言葉が話せるようになった&さっき起きた
アリシア「ええ、ただいま(エージェント、任務やら報告書で忙しそうだし、まあいっか」


アリシアは合同参観日のプリントをゴミ箱に捨てて夜になって未亜とともに就寝した後にエージェントとフルシュはリビングの掃除をしていた。


フルシュ「いやー、あなたも大変ですねー」
エージェント「ボスの言葉だから仕方ないだろ;」
フルシュ「ボスの本名ってなんで・・・あっ!(ゴミ箱を事故で蹴る)ゴミ箱を蹴ってしまいました;片付かなくては・・・あ」
エージェント「どうした?」
フルシュ「アリシア様の学校とMIDI女学園との合同参観日のプリントみたいですね。ちなみに参観日ってなんで・・・」
エージェント「参観日!?アリシア、俺や旦那様達に気を遣って知らせてくれなかったのか・・・。・・・」


そしてその合同参観日の前日、エージェントは空港で誰かを待っていた。スマホを見ながら。


エージェント(この時間の飛行機だともうすぐ着くはず・・・やっぱりあの人らだけでも無理を押して来る気だと思うんだけど・・・)


すると、エージェントにある人物が声をかけた!その人物にエージェントは気付く。


エージェント「やっと来ましたか」


一方、クロウとシアン、ヤイバとレトリーはゲーセン帰りで彼らの近くに新しくできたゲーセンについて雑談し合っていた。


クロウ「あのUFOキャッチャー、景品を取るのはかなり難しいからヤイバとレトリーに頼んで正解だったよ」
シアン「景品をいっぱい取ってくれたにゃ〜v」
ヤイバ「拙者らは故にゲームに関してプロだからな」
レトリー「シアンのぬいぐるみもいっぱい取れたしねー・・・ん?」


すると、レトリーはあるものを目撃した。レトリーは彼らを引き止める。


レトリー「ちょっと、あれ」
クロウ「ん?なんだ、あのカップルやけに親密だな・・・」
シアン「ラブラブにゃ!」
ヤイバ「む?」


すると、彼らが隠れて見たのは戸惑いを見せるエージェントと彼に抱きついているアリシアの三姉のフィアだった!


エージェント「すみません・・・くっつかないで下さい;」
フィア「こないだ私とあなたの主人以外の女の子を屋敷に入れた罰よv」
レトリー(げっ、エージェント!!)
シアン(エジェちゃんに彼女がいたにゃ!!?)
クロウ(あのバカスパイ、アリシアに好かれてんのに許さん!!!(激怒)
ヤイバ(クロウ、やめよ!!故に気付かれる!!)


エージェントとフィアは四人に気付かずに歩き去った後にヤイバは彼に超小型発信機を投げ付けた。


ヤイバ「これでエージェントの行動を探るぞ。経過までチュチュやモア、トラクロのツインズも故に呼び出す」
クロウ「あのヘタレオンはどうせゼオ達を尾けてるだろ;」
レトリー「ちょっと!何か思いついたの!?」
ヤイバ「拙者には故にある秘策を用意しているのだ!」
シアン「にゃ?」


一方、アリシアはアルルに忙しいエージェントの代わりに合同参観日に来て欲しいとお願いしていた。


アリシア「ねえ、アルルちゃん、お願い!」
アルル「うーん・・・でも・・・」
シェゾ「アルルじゃまだ見た目が幼すぎるだろ;見ろこの童顔!しまいには酷い教師に舐められるぞ!」
アリシア「でも、エージェントが任務やら報告書やらで忙しいから・・・」
シェゾ「うーん;とにかくエージェントには無理を押してまで来てもらえ!」
アリシア「えっ!!(ガーンとピアノ低音」


頼みを一蹴されたアリシアは一瞬は落ち込みながら歩く中でランと姫子が声をかけた。


ラン「アリシアちゃん、どうだった?」
アリシア「ダメだった・・・;」
姫子「ランさんすみませんね、せっかく合同参観日のためのいい人を紹介してくれたのに・・・」
ラン「ううん。あれは私がちゃんと考えてなかったのが悪いから・・・」
姫子&アリシア(そう謙虚にならなくても;)


一方、クロウ達はトラクロのツインズ達に貸してもらった衣装を着ていた。それは・・・






一昔前の暴走族の衣装だった(爆弾投下)






クロウ「あの女たらしのスパイに報復しに行くぞ!」
ヤイバ「場合によってはあの娘もレジェンド・オブ・ヤキイレだな」
チュチュ「ところでこの衣装はどうしましたの?」
カイ「俺達がジューダスの衣装係の人に貸してもらったんだ!」
リク「僕は不本意ですけどね;」
モア「ちょっと包帯で巻いたから胸が苦しいぴゅる〜;」
レトリー「モアは幼い顔して巨乳だもんね」
シアン「あたし、こういった格好は初めてにゃ〜」


すると、盗聴器のコンテナの音が微かに聞こえたのをヤイバが気付いた。


ヤイバ「レジェンド・オブ・経過が来たみたいだな」


すると、聞こえてきたのは・・・






「どう?気持ちいい?」「や、やめて下さい〜・・・」←女性の甲高い声らしきものが・・・


大半の人達全員「」






その声に絶句したクロウはエージェントに怒りの矛先を向ける!


クロウ「あの女たらしスパイ!!早々に見ていろ!!」
シアン「レトリー、なんであたしの耳を塞ぐにゃ?」
レトリー「シアンは何も聞かなくていい」
ヤイバ「よし!明日はエージェントの居場所の確認次第、故に襲撃するぞ!」
モア「ぴゅる〜!」


その翌日、聖MIDI女学園の生徒達は合同参観日のために白薔薇女学園に向かっていた。その高等部の生徒であるアイレーンはペイペインに聞く。


アイレーン「この白薔薇女学園はポイント制の割にイベントが充実してるのか?」
ペイペイン「はい、白薔薇女学園は相応のもてなしをして下さると聞いています」
ハンドレッコ「そういえば、いのり先生の従妹(しほみ)は白薔薇女学園の初等部の生徒なんだっけ?」
ペイペイン「確かにその通りです」


すると、中等部の後輩の生徒であるクリティクリスタがBVLに声をかけた。


ロージア「そういえば、白薔薇女学園の制服は可愛いですよねーv」
アイレーン「げ」
ペイペイン「相変わらず吐き気を催す邪悪さですこと」
ハンドレッコ「あざと学は全く理解に苦しむ学問だね。そういえば、ツキノはレガが来てくれるんだっけ?」
ツキノ「うん!レガさん、この日のために休みを取ってくれたみたいなの!ちょっと顔を出すみたいなの!」
ジャクリン「へー、よかったなぁ!ツキノはほんまにレガさんのことが好きなんやなあ」
ホルミー「ん?何かしら人集りが・・・」


すると、ホルミーが確認するとそこには・・・






ミカエル「はい。気をつけなよ」←ロゼの女姿
大半の人達全員Σ(°Д°)






なんとロゼの女姿であるミカエルが自分を好く女子生徒をつまずきから助ける姿だった。ミカエルの男らしい振る舞いに大半の女子生徒がメロメロになるが、よく見るとミカエルにも聖MIDI女学園中等部の制服が・・・


ハンドレッコ「あれ、チームクロードの執事だよね?まさか同じ学校のアタイらの後輩だったなんて・・・」


すると、アイレーンとロージアがミカエルを連れ出す!連れ出した後にロージアは問い詰める。


ロージア「あんたが同じ学校の先輩だなんて聞いてないわよ!どうやって潜入したの!?」
ミカエル「えっ。私は我らの代で学力特待だが?」
アイレーン「!!初耳なのだ!!貴様、今までよくバレてなかったのだ」
ミカエル「私は徹底してるからな。・・・。私が聖MIDI女学園の生徒として学校生活をしていることはクロード達には秘密にしてるんだ」
ロージア「えっ;」
ミカエル「私がクロードの執事として生きていくためだ。私とクロードはわかり合ったとはいえ主従関係であるということは変わりはない。私はそれでも良いが、キミ達が私がロゼだと騒げばキミ達の居場所がなくなるだけだ」


ミカエルはそう警告に似た言葉を残して立ち去るが、ロージアは悔しそうに言う。


ロージア「確かにそうだけど・・・」
アイレーン「あの怪盗の考えは未だにわからないのだ;」


一方、白薔薇女学園は合同参観日のための準備を進める最中でアリシアは姫子と一緒にフルシュ作の弁当を食べていた。


姫子「フルシュさんの作った弁当、美味しそうですわね〜v」
アリシア「フルシュは料理が幸せの一つだと考えて得意だからね」
姫子「ところでフルシュさんに今回の参観日を願わなくていいんですの?エージェントさん、結局昨日は屋敷に帰ってないんでしょう?」
アリシア「・・・。正直まだ決めてないし、その願いによって迷惑をかけたくない部分はある。エージェントはエージェントなりに頑張ってるし。でも、フルシュにはアリシアが願いたくなったら叶わせる!だからこそちゃんとできる願いは自力で叶いたい!」
姫子「ですわよね♪その言葉だけで十分ですわ」


一方、妹のアイレーンの参観に行くために白薔薇女学園に参観者として訪れたアイオーンは白薔薇女学園の高等部までの道までを配布された学内図を見てたどっていた。


アイオーン「クルーク達も今日は授業が午前だけだから学校が早く終わったら行くって言っていたが、やはり一人では道に迷うな・・・」


アイオーンの超絶イケメンぶりに道行く白薔薇女学園や聖MIDI女学園の生徒達やその保護者の母親達が振り返りながら見惚れる中で誰かにぶつかった!


アイオーン「ヴッ!!?」
???「すまなかった。ん?つか、キミはクルーク君のところの・・・」
アイオーン「ヴッ?」


一方、幼稚舎では姫子が参観日に来た自分の両親を見つけてアリシアに言う。


姫子「では私はパパとママに会わなきゃならないので用が済んだらすぐに戻りますわ♪」
アリシア「気をつけて」


姫子が立ち去る中でアリシアは窓を見ながら頬杖を立てていた。


アリシア「姫子は分かってくれるけど、アリシアは、ちっとも寂しくないもん・・・」


すると、アリシアの耳に白薔薇女幼稚舎の園児達がざわついているのが聞こえた。アリシアはこれに疑問を感じながら他の園児に聞く。


アリシア「何の騒ぎ?」
幼稚舎の園児A「えっ、アリシアちゃんが呼んだんじゃないの!?」
アリシア「えっ?それってどういう・・・」






幼稚舎の園児B「なんかアリシアちゃんのお父様のニュージーランド首相が家族やお付きの人を連れて来日してるって!」
アリシア「えっ」






一方、アイオーンはある一同に遭遇した。彼らのお付きのエージェントとセインと・・・


アイオーン「アリシアの父上と母上!?今忙しかったのではなかったのか!?」
アリシアパパ「・・・エージェントがわざわざ知らせてくれたのでな、無理を押してお忍びで来日した」
エージェント「でも、まさかお前の妹がMIDI女の生徒として白薔薇に来てるなんて思わなかったよ」
アイオーン「アイレーンは見かけたのか?」
アリシアママ「さっきあなたを探してお付きの女の子二人と歩いていたわよ」
アイオーン「わかった、すぐに行く。情報を感謝する」


アイオーンが駆け出す中でフィアは言う。


フィア「兄妹はちょっとこじれちゃってるけど素直で可愛いわね」
セイン「・・・みんな、日本に来日してるから参観日の時間まで自由行動をしているね」
エージェント「まあ、迷子になった時のために特徴の写真は撮ってあるから大丈夫ですよ」
アリシアパパ「行こう」
アリシアママ「はい」


一方、アリシアは他の園児達の未だになくならないざわつきに内心ではドキドキしながらどこかでは否定していた。

大騒ぎなお嬢様参観日(その2) ( No.696 )
日時: 2019/05/23 00:59
名前: 桜 (ID: w1J4g9Hd)

アリシア(いやいやいやないないない。絶対にない!!エージェントやお父様達は仕事や学校で忙しいし、そんなわけない!)


すると、アリシアはある光景に遭遇する!それは・・・


幼稚舎の園児C「ちょっとニュージーランド首相が参観日に来てるらしいよ!」
幼稚舎の園児D「えっ、仕事は大丈夫なの!?」


アリシアがふと窓際の方を見るとそこには・・・


アリシア「!!」
幼稚舎の園児E「ニュージーランド首相夫妻だーーーーー!(黄色い歓声」
アリシア(えっ、本物!?まさか本物じゃないよね!?)


すると、アリシアが確かめようとするが、エージェントが気付く!


エージェント「よう、アリシア!ただいま!」
フィア「アリシア!」
アリシア「えっ、ーーーーー本物・・・!?」
アリシアママ「ごめんねアリシア。来るのが遅くなって」
アリシア「今日は仕事じゃないの!?」
アリシアパパ「昨日で早く終わらせて来たんだ。お忍びで来たから参観日が終わったら世間にバレる前に帰る」
アリシア「いいの!?」
セイン「旦那様達は参観日が終わるまでは帰らないつもりです、アリシア様」


アリシアは無表情ながら嬉しそうにアリシアパパ達を参観日に来させるように手助けをしたエージェントに感謝として抱きついていた。
一方、一昔前の暴走族の衣装を着ていたヤイバ達は白薔薇女学園に策を飛び越えながら来ていた。


ヤイバ「故にあの女たらし土下座エージェントがいる場所はここだな」
クロウ「んで、どうするんだ?」
ヤイバ「もちろんエージェントが自ら来るまではこれだろう」


ヤイバが持っているもの:噛まれたらちょっと痛いが大した毒はない普通の蛇


カイ「ありえねえwww噛まれたら普通に痛い蛇で怖がらせなきゃいけないのwww」
レトリー「でも、白薔薇女の子達はともかくエージェントはああ見えても超一流のスパイだから怖がらずのは無理じゃない?」
ヤイバ「いや、故にあの娘かアリシアを怖がらせれば良いのだろう。さて始めるか!」


一方、アリシアパパママやフィアの有名人ぶりやエージェントとセインのイケメンぶりに幼稚舎の園児達全員が見惚れて幼稚舎の先生達も戸惑ってなかなか先に進まない中で戻ってきた姫子はアリシアに耳打ちをする。


姫子「よかったですわね、アリシアちゃん」
アリシア「うん」
姫子(嬉しそうですわ)


すると、ある叫び声が聞こえた!クロウだ。


クロウ「蛇だあああああーーーーー!!!!!」
大半の人達全員「!!?」


すると、幼稚舎の一人の先生が確認すると、そこには蛇を持って白薔薇女や一部のMIDI女の生徒達を脅かすヤイバ達の姿だった!クロウは未だに叫ぶ。


クロウ「あの女たらしのバカスパイはどこだーーーーー!!!出てこーーーーーい!!!」
アリシアママ「まあ、なんて素敵な日本のヤンキー衣装!」
フィア「珍しいから撮っちゃお(カメラパシャパシャ」
アリシアパパ「お前達のどちらかが何かやらかしたのか?」
セイン「いいえ、何も」
エージェント「俺も心当たりがあるようなことはやっていません!!」
アリシアパパ「そうか;」


一方、クルーク達の学校が早く終わって後からやってきたクルーク達はアイオーン達を見守るために白薔薇女学園に来ていたが、そこに学内で起こった騒ぎを知った守衛に止められていた。


クルーク「えー!!?なんで通れないの!?」
守衛「ですから、さっきからトラブルが起こりまして・・・;」
ゼオ「そんなら、俺達がそのトラブルを解決させますから、通して・・・」
守衛「ですから、あなた達のような子供が・・・!」
???「守衛、彼らの通行の妨げだし!どいて」


すると、ある人物がゼオ達の弁護に現れ、守衛を屈服させた!その人物はゼオ達に言う。


ラフィーナ「あー!あなた、ここの高等部の副会長のプラチナの夢路さん・・・!」
夢路「お久しぶりだし!うちの学校のトラブルを解決してほしい系?」


夢路は彼らを白薔薇学園に通して校舎を案内していた。


ププル「夢路さん、ありがとうございます!」
夢路「ううん、なんとか一刻も解決してほしい的な?今キミらのところの知り合いの子達もすぐそこの教室に避難してるし!つか、メガネの男の子はMIDI女の音楽の特待生の女の子の婚約者系?確か、アイレーン様って・・・」
クルーク「ちが・・・!!」
アミティ「誤解です、夢路さん。どちらかと言えばアイレーンさんの一方的な片想いなんです」
夢路「えっ!?もー、央ってば変なこと言い出す系なんだから。あとで文句を言う的な?」
リデル「央さんが言い出したこと何ですか?」
夢路「うん。央は悪気こそないんだけどすぐに誤解するようなことはする系だし」
シグ「ふーん」
あやクル「誤解するような女子・・・か」


そして予め幼稚舎以外の他の生徒達を避難させた教室に着いた後に夢路がドアをガラッと開ける。


夢路「おーい、レガさん。トラブル解決の元を連れてきたよー」
クルーク「えっ、レガ!?」
レガ「ああ、ツキノの参観日に来てやったぞ」
ツキノ「なのー!」
クルーク「アイオーンもそこにいるのか。アイオーン、いるならこっちに・・・」
アイオーン「ヴッ;」
アイレーン「クルーク!みぎゃっ;」
クルーク「?」


すると、クルークが目にしたのは・・・






ハルトマン「みんな、相変わらず元気そうだねー」←天騎士としての実力は極めて高いがスケコマシの天騎士






クルーク「何でお前がここにいんだよ!!?まさかここの女子生徒を漁るつもりか!!」
ハルトマン「俺がレガムントを案内してやったんだありがたく思えよバーカ!!!凸(^∀^)」
ロージア「ちょっと!!中指立てるようなことはしないでよ!!」


クルークとハルトマンが揉め合いになる中でランがジャガーに言う。


ラン「あの、ジャガーさん」
ジャガー「ん?」
ラン「確か、ヤンキー風の人達は蛇を持ちながらエージェントさんを出せと叫んでるみたいで・・・」←ヤンキー風の人達の正体がクロウ達であるということは知らない
ジャガー「」←原因がある程度わかったことで絶句


すると、ジャガーは大暴れしながらエージェントのところに向かおうとする!


ジャガー「任務でやらかしたことであんなヤンキーに喧嘩売りやがったから!!」
紗智「ジャガーさん!!一応あの人は命を狙われまくるスパイですから!!」
しほみ「あの人、殺しても死なないと思うよー」
ふわちゃん「そんなエージェントさんも素敵ねv」
ペイペイン「・・・;」
ハンドレッコ「ぷっ」


すると、白薔薇女の高等部生徒会長の苺が教室に来た!


苺「み、みなさん!例の蛇を持ったヤンキーの正体が分かりましたよー!」
夢路「えっ、どんな?」
苺「私達がよく知る人達です!」






苺の持ってきた書類:クロウ達のデータ


大半の人達全員「」←絶句






ロージア「嘘!!シアンさんがヤンキー風の格好を!?すぐに行ってスマホカメラに収めなくちゃ!!(スマホの携帯カメラON」
ホルミー「ロージア!!危ないですよ!!」
ジャクリン「うちも見てみたいわぁ〜!」
ゼオ「俺もちょっと面白そうだから見る!」
ププル「あっ、こら!!」


すると、ミカエルとして教室にいたロゼはスマホでロムにこのことを伝えていた。


ロゼのLINE:・・・ということがあったんだがどう思う?
ロムのLINE:ごめん。すぐに殺る


エージェントとクロウ達、完全に死亡フラグ確定






一方、白薔薇女幼稚舎では大半の園児達や大半の保護者達が幼稚舎の教室に避難した後に問題のクロウ達一同はカイがクロウに聞く。


カイ「クロウ!あいつらはなかなか賢いみたいだな;」
クロウ「ああ、せめてアリシアかあの女だけでも蛇で怖がらせたいんだけどな・・・」
シアン「あっ、クロウちゃん、あれ!」
クロウ「!あっ!」


フィア「どこなのかしら?(何かに触りたいがために一人逃げ遅れた」


一方、フィアがいないことに気付いたアリシアはエージェントに伝える!


アリシア「フィアお姉様がいない!!」
エージェント「えっ!!?」
セイン「あー、あの人はまたか・・・;」


すると・・・


フィア「きゃあああああー!!!」
セイン「フィア!?」
エージェント「大変だすぐに助けよう!フィア様大丈夫ですかぁーーーーー!!?」


すると、エージェントとセインとアリシアが見たものは・・・







フィア「私、蛇って大好きーvvv!!蛇は金運アップや緩く締めたらマフラーにもいいのよねーvvv!」
ヤイバ「あの・・・;そろそろ故に返して・・・;」←フィアの可憐な見た目とのギャップに戸惑う
三人「」







何とフィアが可憐な見た目に反して蛇好きでした(爆弾投下)つか、このギャップは一体・・・;すると、レトリーがアリシアと目を合わせてフィアとは対照的に蛇に怖気付くアリシアを追いかける!


レトリー「待てーーーーー!」
アリシア「いやあああああーーーーー!!!」
チュチュ「レトリー、頑張れですわ!」
モア「ぴゅるる〜!」
エージェント「アリシアーーーーー!!!」


すると、エージェントがアリシアをかばうかのように抱き抱え、蛇を持ったクロウ達に立ち向かう!


エージェント「やめろよそういうの!!アリシア達が一体何をしたって言うんだよ!!?」
ヤイバ「黙れ!故にその蛇好きの女とやけに親しそうにくっついていたくせに!」
エージェント「はあ!?つか、ロムにこのことを知らせてないの!?」
クロウ「生憎今日はロムは会社に出勤日だ!まあ、会社に出勤してるときに騒動を起こしたことを知ったらすぐに飛んでいくと思うけど、流石に知ったりはしねーよ!「それな」ゑ?」


すると、クロウとヤイバが振り返った先にいたのは・・・







ロム「お前ら、これはどういうことだ?」
大半の一同全員「」







何と会社の出勤中だったロムが恐怖の大王が降りてきたかのごとく駆けつけました(爆弾投下)つか、今のことはロゼの女姿のミカエルに聞いたんだね・・・;


ヤイバ「あの・・・;ロム、なぜここが・・・;」
ロム「偶然見かけたロゼが事情と場所を知らせてくれたんだ。ツインズもシュウがローアをマホロアに操縦させて来てる」
ツインズ「えっ!!?」


すると、ローアが異空間から飛び出して白薔薇女学園に降り立つ!そのローアからシュウ☆ゾーが降り立った。


シュウ☆ゾー「ツインズ達、今回はグレてやらかしてくれたじゃないか☆」
カイ「あの・・・;違うんですこれは・・・;」
リク「つか、シュウ☆ゾーくんはどうしてローアを連れて・・・」
シュウ☆ゾー「アルカレのみんなに協力してもらってその時に乗っていた魔法使い三人組とタランザ君を人質に取ってローアをハイジャックしてきたんだ☆」
エージェント「あんた、それよくそんなんで言えたな!!?しかもあんたを見た女子生徒達が黄色い声や写真を撮ってるし!!」
アリシア「しかも人質って・・・;」


すると、ローアから何やら叫び声がした!


「ぎゃあああああー!!!トイレに行かせろぉぉぉぉぉー!!!」「あとでいくらでも金はやるから叫ぶな!じい!」「はいぼっちゃま!」「この銃が目に入らないか?」「わかッテルヨォ。イマは待ッタ方がイインダヨネェ?」「セーーーーーーーーーイ!!!」「うるさいのねぇぇぇぇぇー!!!」「ねえねえ、グリルちゃん。僕の魔法使いとして仕えない?」「今は修行中だから遠慮しておくよ」


レトリー「・・・;」
ロム「さぁ、次はツインズはシュウに怒られるとして・・・クロウ、ヤイバ、エージェントは今からシバく(大激怒)あ、女子は反省文な」
クロウ&ヤイバ「」
エージェント「えっ!!?俺もぉぉぉぉぉー!!!?」


ロムによる壮絶なフルボッコの最中でゼオ達が一部はスマホを持って現れた!


ゼオ「なー!クロウ達のヤンキー姿、撮らせてー!」
ロージア「シアンさーん!」
しほみ「あれ?マホちゃんはー?」


庭園周辺がさらにカオスな空気になる中でアリシアパパは事態をようやく理解した。


アリシアパパ「あー、なんだ。そういうことか・・・(フィアを見ながら言う」
フィア「お父様?」
アリシアパパ「フィア、お前がエージェントと付き合ってはなくてただのスキンシップとかやアリシアの姉だということを彼らに知らせるんだ」
フィア「あ、そういうことですか。りょうかーい!」


すると、フィアが写真を撮られているシアン達に誤解の話を話す。


フィア「エージェントとのあれはスキンシップのつもりで私はアリシアの姉よ」
シアン「にゃにゃっ!?」
レトリー「確かによく見ればアリシアに似てるな・・・」
チュチュ「じゃあ、あの時のエージェントに付けてた盗聴器の声は!?」
フィア「あれは昨日、エージェントと一緒に洋画映画を見ていた時にエージェントの頭をわしゃわしゃしてたまたまその洋画映画にお色気シーンが入っちゃっただけ!」
モア「じゃあ、エージェント、アリシア以外に浮気してなかったぴゅる?」
フィア「ないない。そんなことしてたらアリシアが怒り出すもん」
ツキノ「そうなのっ」
レガ「一気に解決してよかったな;」


その白薔薇女学園と聖MIDI女学園の合同参観日は後に蛇の参観日と呼ばれ、後世まで語り継がれる伝説を作ったという・・・。






ハルトマン「でも、よく見るとあんた、可愛いね!俺と付き合わない?」
フィア「えっ」
セイン「タヒれ」


エージェント終わりを往く






「後書き」


今回はエジェアリでほのぼのギャグでした。後半からはちょっとなってなかったなーという印象が・・・;
今ポップンでは課題曲がウチュウリョコウHの安定クリアとなっています。でも、初見クリアはしているから多分安定クリアも遠くはないでしょう。毎日行けばですが;


クルーク「あれ?そういえば、ドラリーニョ達は?」
ラン「王ドラと一緒に行こうとしてましたけど、なぜかドラリーニョ関連で王ドラとドラメッドがもめちゃって・・・」
クルーク「ああ(察し」





感想OK

ロックパンダとの別れの時 ( No.697 )
日時: 2019/06/04 00:16
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はとうとうジャガーさんとの別れのお話です。いつものノリのほのぼのギャグ。






ジャガーが来てようやく半年、この半年間はアメリカの航空機の復旧までに日本に滞在していた彼だったが、パワえもんとアイオーンのカードを無断で使用して愛酒のバーボンを買いまくったり、愛用のギターでエナジーロックを奏でてその反動で奏でた場所が日向家の近くだったために日向夏美の部屋の窓を割らせてしまったり、ゼオ・ウィグルゥ達に悪影響を与えてしまったり実に亡き内田裕也みたいなロックンロールな滞在期間を過ごしており、王ドラ・日向夏美・ルルー・ロムが相当ストレスが溜まっていた。


ツースト「あのー、ごめんな;なんか迷惑をかけてるみたいで・・・;」
王ドラ「いいえ?(黒笑」
夏美「連日星ノ宮学園にゼオ君達と一緒に行って香宮さんから苦情をもらうし(鬼の形相」
ルルー「可愛いもの好きのシェゾはジャガーを咎めたりしないし(スーパーサイヤルルー3になっている」
ロム「ひろしさんのところのひまわりちゃんとじゃれあって騒動を起こすし、そんなジャガー、俺達もだーいすきだぞあはは(DグレのAKUMAのレベル4のキレた顔みたいになってる」
ツースト「(めちゃくちゃ怒ってるぅー;特にロムは人を殺しそうな顔して;)じゃあ、俺はあいりのところに会いに行くからっ;」
王ドラ「ふん、ツーストさんはいいですよね、あいりさんのところに逃げられますし(行ってらっしゃーい」
ロム「お前、本音と建前が逆;」


一方、ジャガーはいつものようにゼオ達と一緒にいた。ゼオは言う。


ゼオ「そういえば、そろそろ半年じゃないか?」
ジャガー「なるほどな」
クルーク「そろそろ連絡が来る頃だと思うんだけど」


すると、ジャガーのスマホに電話が鳴った。フォースからだ。


ジャガー「ああ、フォース?もしもし。ーーーーー。ああ、わかった」


ジャガーが電話を切ると、ゼオ達の方に向きながら言う。


ジャガー「急いで準備をするぞ。アメリカ行きの飛行機が直った」
ラフィーナ「!」
アミティ「おめでとう、ジャガー!」
リデル「ちょっと寂しくなりますが頑張って下さいね」
ジャガー「ああ「ヴーーーーー!!!」なんだ?」
アイオーン「なぜに直ったんだ・・・ジャガーが帰ったらモフモフできなくなるーーーーー!!!(号泣」
ププル「いや、どこでもドアがあるでしょ;」
あやクル「男なら堂々と諦めろ」
シグ「うん」
アイオーン「ヴ・・・(すすり泣き」


そしてジャガーのアメリカへの帰還をフォース経由で知った王ドラは今までの苦労が報われたような気持ちになった。


王ドラ「やったー!!!あのバカパンダがようやくアメリカに帰ります!!(ジャガーさんがいなくなるのは寂しいですね・・・」
ロム「お前、また本音と建前が逆になってるぞ;」
王ドラ「とにかく!あのバカパンダには手厚い見送りを催しますからね」
夏美(どうせこいつのことだからろくなことを考えてないわね・・・;)
ルルー「サタン様やクリオラちゃんも呼ばなくっちゃ!」


そして王ドラ主催のジャガー見送りパーティを開く中でゼオがジャガーにある箱を持ちながら言う。


ゼオ「ジャガー、俺から別れのプレゼントだ。これ、今から搾り取るから」
ジャガー「何を搾り取るんだ?大量のグレープフルーツか?」
ゼオ「違う違う。これ」


ゼオが持っていた箱の中を開けると・・・






ケロン星名物の宇宙デコポンだった(爆弾投下)


大半の人達全員「」






ゼオ「んで、これを搾り取ってジュースになるのがケロン星の風習だとケロロに聞いたんだが」
ウルフ「あのバカガエル、なんてこと教えてんだよ!!?」
夏美「よし、あいつしばく(^ω^#)」
ジャガー「おい・・・どんなジュースになるんだ・・・;」
ゼオ「絞ってからのお楽しみ・・・あっ!」


すると、恐怖に怯えたのか宇宙デコポンがゼオから逃げ出した!


ゼオ「逃げちゃった・・・」
クルーク「まあいいだろ。どうせどこかで死んでるって」
キッド「それの方が物騒だろ;」


すると、ルキナが箱を持ちながらジャガーにその箱をプレゼントする。


ルキナ「ジャガーさん、私からのプレゼントです。ゼオさん達がいない時はいつも私が面倒を見てましたもんねっ」
ジャガー「ルキナ・・・ありがとう(ルキナからのプレゼントはまともだといいんだが・・・」


すると、ジャガーがその箱を開けると、小さいパンダサイズのカーバンクルをモチーフにした衣装だった(爆弾投下)


ルキナ「洋服店で売ってたんで着てくれますか?つか、ちょっと撮りたいです」
ジャガー「着れるかよこんなダサい服!!」
カーバンクル「ぐ!?(激怒しながらジャガーにビームを浴びせようとする」
アルル「カーくん、落ち着いて!!?」
シェゾ「ジャガー、その服を着てみろ(口からケチャップを出しながらスマホのカメラ準備完了」
アイオーン「着てみて損はないだろう(目からケチャップを出しながら最新のデジタルカメラとスマホのカメラ準備完了」
アイレーン「ジャガー、私達からの命令なのだ(鼻から大量のケチャップを出しながらスマホの動画カメラ準備完了」
シュウ☆ゾー「ちょっwww一部が壊れたwww」
ペイペイン「アイレーンさまあああああー!!!(アイレーンが壊れたことに号泣」
金城「すみません、約三名が今ケチャップ大量に出てますので担架をお願いできませんか?ええ、その中の1名のお付きの女も壊れかけてますので今すぐに」


どこからかケチャップを大量に出した三人+ショックで壊れかけたペイペインは医務室行きに・・・;すると、今度はエージェントが小さな箱を持ってジャガーに言う。


エージェント「俺からもプレゼントを持ってきたから。何かあった時に使ってやってくれ」
ジャガー「え・・・今度はどんなだ?」


ジャガーがその箱の中を開けると・・・






一つの拳銃でした(爆弾投下&しかもアメリカ式のピストル)


ジャガー(O_O)






メタナイト「なあ・・・これ、何に使うつもりだ?」
エージェント「何にって・・・アメリカで命の危機に遭った時に撃つやつだよ!」
ヤイバ「それって・・・故にどんな状況だ・・・?」
エージェント「俺の例をよく考えろよ!それは直接撃たなくても威嚇用に使うだろ!?俺はいつも敵組織から狙われて命の危機に遭った時にこうしてるぞ!」
クロウ「ジャガーの日常をお前の任務と一緒にすんじゃねえええええー!!!」
レトリー「しかもジャガー、ちょっと唖然としてるよ;」
シアン「ねえねえジャガーちゃん、あたし、ちょっとやってみたいからその拳銃を貸してほしいにゃん!(目がワクワク」
チュチュ「シアン、ダメですわ!!」


すると、ひろしがある箱を持ちながらジャガーに言う。


ひろし「ジャガーさん、俺からもプレゼントだ。受け取ってくれ」
ジャガー「ああ。いいが・・・」


すると、ジャガーがもらおうとしていた時にひろしがその箱を引っ張る。ジャガーはこれに戸惑う。


ジャガー「!?!?」
ひろし「・・・大事に、大事に隠してくれ・・・(号泣」
ジャガー「つか、プレゼントの中身はクアトロの写真集かよ!!?(一発で見抜いた」
ひろし「ど、どうしてわかったんだ!!?あ;」
みさえ「あなた!!こんな小さいパンダに頼もうとしてたの!!?おんどりゃあああああー!!!(ひろしにラリアット」
ひろし「ぐえっ!!!」


野原家恒例の夫婦喧嘩が勃発する中で王ドラがジャガーに声をかけた。


王ドラ「ジャガーさん。そんなプレゼントよりも私からのプレゼントを受け取ってみてはいかがですか?」
ジャガー「お前からのプレゼント?別にいいが・・・」


すると、ジャガーがその箱の中を開けると、そこには何もなくただの迷彩の液体だった。


ジャガー「?迷彩・・・?」
王ドラ「さぁ!行ってらっしゃい♪」


すると、王ドラに突き飛ばされたジャガーは迷彩の液体に落ち、そこにジャガーの姿はなかった!


まほろ「ジャガーちゃん!?どこに行ったの!?」
クロ(クロード)「失礼だが貴殿は一体ジャガー殿に何をした!!?」
王ドラ「別に?ちょっとオシオキですよ♪」


一方、ジャガーは元の空間からとある空間に飛ばされた。飛ばされたジャガーは辺りをキョロキョロと見回す。


ジャガー「どこだここは・・・;まるで異次元空間だな;」


すると、ドンドンドンと足音がした。ジャガーは振り向く。


ジャガー「ん?」


しかし、その足音の正体は・・・






獄卒を模した巨大ロボでした(爆弾投下)


ジャガー「」←最も自分のサイズでは敵わない相手が来たことに絶望と驚愕







ジャガーの絶叫と走る音をクルルが開発した空間テレビで見ていた王ドラはケラケラと笑い、それを見た夏美が王ドラの胸ぐらを掴みながら言う!


夏美「あんた・・・!!いくら何でも流石にやり過ぎよ!!連れ戻しなさい!!」
王ドラ「やーですー。私だってあれは戦いたくないですー」
ゼオ(そういえば、あの空間はなんらかの魔法空間って言ってたな。ということは俺もテレポートで行けるかも!)


すると、ゼオがテレポートでその空間に移動する!一方、ロムは動いてくれない王ドラに業を煮やしたのか咄嗟にスマホで操作する。


ロム「王ドラ・・・」
王ドラ「何ですか?あっ、ロムさんも同意してくれたんですか?」
ロム「ユーリさん、呼んだから」
王ドラ「ゑ?」


一方、ジャガーはひたすらに逃げていたが、走っても走っても景色が変わることはなく、しまいにはこけてしまった。


ジャガー「だっ!!!」
獄卒ロボ「ムクイヲウケテー」
ジャガー「ぎゃあああああーーーーー!!!」


すると、誰かが魔法で獄卒ロボを破壊した!魔法を放った主を見た瞬間にジャガーは泣きなが彼に抱きつく。そう、魔法を放った主はゼオだ。


ジャガー「ゼオー!!!」
ゼオ「HAHAHA、ジャガーは小さいくせして威張るのに意外と怖がりだなー」
ジャガー「っせーやい!」
ゼオ「ここからはテレポートで逃げ出せるんだ。テレポートで元の空間に戻るから掴まってろ!」


ジャガーはゼオの言葉に頷き、ゼオはテレポートを詠唱する!そして二人はようやく元の空間に戻ることができた。


ププル「ゼオ!ジャガー!」
ゼオ「いやー、でかいくせして意外と弱かったな」
ジャガー「あれ?そういえば、王ドラは?」
クルーク「あっちの部屋でロムに呼び出されたユーリにオシオキを受けてるよ。部屋の中は見ない方がいいかもね;」
ジャガー「ああ・・・;(察した」
フォース「ジャガー、もう行くぜ」


すると、フォースに電話が鳴った。ジュディからだ。


フォース「はい、もしもし?なんだよこんな時に・・・」
ジュディ「今ジャガーはスマブラ屋敷にいるの!?」
フォース「ああ、そうだけど・・・」
ジュディ「じゃあ、ジャガーにはしばらくに帰還の日が延びたことを伝えて!実は・・・」






ジュディ「何かの宇宙生物がアメリカで大増殖して今すぐにアメリカに踏み入れない状態になってるの!!」
フォース「」





なんとゼオから逃げ出した宇宙デコポンがアメリカで大増殖してアメリカに踏み入れない状態になっていました(爆弾投下)フォースはジュディから案件を伝えられ電話を切った。


フォース「ゼオ!!なんてことを!!」
ゼオ「えっ?俺?」
アミティ「ゼオから逃げ出した宇宙デコポンがアメリカで大増殖したんだ・・・;」
エージェント「じゃあ、ジャガーはこれから当分の間はスマブラ屋敷にいるってことじゃん!ラッキーじゃないか!」
ジャガー「癪だけどラッキーだったな。日本の生活にも大分馴染んでしまったし」
ツースト「こら!そういうことは言うなー!!」


ジャガーは当分の間はスマブラ屋敷に留まることに喜ぶ人もいるが、複雑な気持ちを抱える人もいたという・・・






その日の夜、クロウはいつも通り実家の酪農家の牛乳の配達をしているが、ジャガーのことで大分複雑な気持ちを抱えていた。


クロウ「ジャガー達のおかげで散々だったな;でも、シアンもジャガーを可愛がってるし、嫌うに嫌えねーよな・・・」


すると、クロウは配達先の近くにある路地裏のところに違和感があることに気付く。クロウは目をやるとそこには赤いトランクがあった。


クロウ「トランク?」


すると、クロウが上の方に目をやると、そこには腹が撃たれているスパイ風の帽子を被った厳つい男だった!


クロウ「ぎゃー!!!」
???「む、見つかってしまったか・・・まあいい、早く私を通報して・・・」
クロウ「あ、あんた、腹が撃たれてるよ!!?大丈夫か!!?」
???「いや、これぐらいは・・・」
クロウ「ここの近くに俺の実家があるから、すぐに運ぶぞ!!ここはなるべく安静した方がいいだろ!!」


クロウはその人物を自分の実家に運ぶ。次のお話はこの男の正体が・・・!?


もう一つの物語に続く






感想OK

薔薇色の狙撃(その1) ( No.698 )
日時: 2019/06/21 23:48
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

前回の連作です。謎のスパイ風の男を救出したクロウは・・・?
ポップンの黄色譜面、難しすぎるー;






クロウは謎のスパイ風の男を自分の実家に保護した後に応急処置が済んだ謎のスパイ風の男にクロウは夏だから冷たい牛乳を持ってきた。


クロウ「牛乳は平気か?」
???「ああ、平気だ。夏だから冷たいのにしたんだな。それよりも本当に私を保護したんだな。大丈夫か?」
クロウ「いや、自分の周りに殺しても死なない奴がいるから・・・それに怪我した奴を放っておけねーだろ」
???「ほう(ということはうちのエージェントか・・・)・・・」


謎のスパイ風の男は冷たい牛乳を飲んだ後にクロウに言う。


???「赤いハリネズミ族の少年よ。今ならもうここから離れた方がいい。私は凄腕のスパイだ」
クロウ「スパイ!?(あの土下座ティックと同業か!?」
???「自己紹介が遅れたな。私はチャーリー。イギリスの諜報組織の一員だ。ひょんなことから敵組織のスパイに腹を撃たれてな、逃げるためにキミの家の近くの路地裏に隠れたんだ。だから、敵組織の奴が近いうちにここに来るかもしれない。キミも早くーーーーー」
クロウ「大丈夫だよ。ここ、俺の実家だしな。大事な酪農家のクノウファームを離れるわけには行かねーんだよ。それに俺のバンドには気合いで弾丸を避けれそうなリーダーがいるし・・・;」
チャーリー「えっ!?そ、そいつはどれだけ屈強な体格の持ち主なんだ!?一度会ってみたいんだが!」
クロウ「(こいつにロムのことを語るのはやめよう・・・;)じゃあ、明日も早いから俺はもう寝るわ。おやすみ」
チャーリー「待て!その人物は一体何者なんだ!?教えてくれ!」


その日、チャーリーは夢を見た。チャーリーの愛する妻と子供に囲まれて幸せそうにしている夢。早朝になったところでチャーリーは目を覚ました。


チャーリー「夢か・・・現実になればいいんだがな」
クロウ「おーい、チャーリーのおっさん。親父があんたを匿う代わりに酪農家の仕事を手伝えって」
チャーリー「酪農家の、仕事?」


すると、チャーリーは変装のために酪農家の制服に身にまとい、乳搾りを担当することになった。当然チャーリーは牛の乳搾りの仕方を知らない。


チャーリー「牛の乳搾りってこんな白いものだったか?」
クロウ「アク禁に引っかかるようなことを言うな;ほら、こうやって搾ればいいんだって!」
チャーリー「・・・(牛の乳搾りをする)出たな」
クロウ「あんた、ちゃんとできんじゃん!(このおっさん、本当にエージェントの先輩か何かか?なんかエージェントと比べてさらに凄そうな雰囲気を纏ってるんだよなー・・・」


そして早朝の仕事を終えた後にクロウの父親のクノウから外出許可が出た後にクロウは言う。


クロウ「よかったな。つか、せっかくサウンドワールドに来たんだからちょっとは満喫していけよ」
チャーリー「ああ、サウンドワールドがどんなところかしっかり確かめさせてもら・・・!」
クロウ「?チャーリーのおっさん、どうした?」


チャーリーはクロウの問いにある方向に指を指しながら答えを合図する。そこにはそれぞれ動物の耳が生えたチャーリー達の敵組織のスパイ達が乗った車だった。


クロウ「アイオーンやアルカレ並の高級そうな車だけど・・・あれ、ヤバいのか?」
チャーリー「・・・」
クロウ「・・・ちょっと待ってろ。親父ー!」


一方、敵組織のスパイ達はチャーリーの行方を見つけたが、一向に姿を現してくれないことで苛立った人もいた。


ティノ「ねーねー、チャーリーはいつになれば出てくるの?僕、もう疲れちゃったぁ」
アラウド「待ってろ!今あのハリネズミ族と一緒にいるって聞いたからな、あいつに聞けばわかるだろう」
フロライン「・・・ハリネズミ族は足が速い・・・」


すると、クノウファームからクロウとある三角帽子を被った人物が出てきた。アラウドはクロウに声をかける。


アラウド「おーい、そこのあんた!チャーリーという男とは一緒にいなかったか?」
クロウ「いなかったぞ。ちょうど今日は親父の知り合いと一緒に食物の買い物なんだ」
アラウド「そうか。ありがとう。アディオス!」


敵組織のスパイ達が車で立ち去った後にクロウは三角帽子を被った人物に声をかけた。そう、その人物は・・・


クロウ「意外と親父のお下がりのおかげでバレなかったな」
チャーリー「まさかこうやって撒くとは・・・;」
クロウ「エージェントに会いに行こうとしてるんだろ?あいつ、時々は行方不明になるから知ってる奴から情報を聞き出しに行くぞ!」
チャーリー(いや、度々行方不明になるのはチームクロードが彼らが密かに追っている謎の組織のところに内偵の依頼をしたからなんだが・・・)


一方、BRRのカフェ前では一足先にアラウド達がBRRメンバーやカフェに遊びに来ている人にチャーリーについての聞き込みを行なっていた。


アラウド「この男について知らないか?」
ヤイバ「故に知らんな」
ゼオ「エージェントと同じような服装だな。帽子はかぶってるが」
ティノ「見つけたら教えてくれない?賞金はそれなりに出すよ」


すると、クロウとチャーリーがBRRの方まで走ってクロウはヤイバの名前を叫んだ!


クロウ「ヤイバーーーーー!!!」
ティノ「ほら、ちょうどあんな感じの・・・」


すると、チャーリーの三角帽子が夏らしい風の弾みで取れてしまう!これにアラウド達は気付き、ヤイバ達も彼らの目的に気付く。


ヤイバ「お主ら、別系統のスパイか!!」
アラウド「はぁっ!!?」
クルーク「おじさん、今のうちにカフェ内に!」
チャーリー「あ、ああ」
アイオーン「スパイか?CIAか?ちょっと確認させ・・・(ゼオに引っ張られる」


すると、ヤイバと騒ぎを聞きつけたデーヤンとハルトマンがアラウド達をにらみながら言う。これに人集りもできた。


デーヤン「金で命を狙ったことを隠蔽しようと思ったのか?確かに俺達は金が欲しいが、そんな命を引き換えにした金はいらん。とっとと帰んな」
アラウド「ああ゛っ!?こちとら任務でチャーリーの命を狙ってんだよ!今更引き下がるか!」
ハルトマン「往生際が悪いね〜」


クロウも彼らを睨みつけて参戦しようとするが、直前にキンタに身体を引っ張られてカフェ内に入れられた!


キンタ「ここは俺達が引きつけるからキミ達はどこでもドアを使って逃げて!シアンちゃんとゼオ君達も護衛よろしくね!」
クロウ「キンタ!レガ!俺達も戦う!」
レガ「相手は武器を持っている。逃げるが勝ちだ」
クロウ「でも!」
キンタ「・・・チャーリーさん、いかついけどいい人じゃないか。エージェント君に会うまでに守ってやって」


キンタの言葉にクロウや彼らの護衛を任された人達は頷く。一方、両者ともにピリピリとした雰囲気になる中でアラウドは自慢の筋肉美を服を破けさせるほど披露した!


デーヤン「そうか。そっちがその気なら!」


デーヤンは自分の服を破けさせてロムに負けず劣らずの筋肉を披露した!そんな彼を冷静に見ていたキンタは言う。


キンタ「誰がそれを縫うんだ?」


そしてアラウドはデーヤンの腹に腹パンをお見舞いする!しかし、デーヤンは怯むことなくアラウドに腹パンし返す。この互角の殴り合いに発展した戦いにティノは興奮する!


ティノ「行け!アラウド!」


しかし、ティノの肩にハルトマンはポンと乗せ、彼にタイキックをお見舞いする!一方、ティノの部下的存在のスパイもアラウドの戦いに興奮するが、ヤイバの回し蹴りでクリーンヒットする!そして一部の野次馬達も巻き込んでの乱闘事件に発展するのだった・・・。

薔薇色の狙撃(その2) ( No.699 )
日時: 2019/06/21 23:57
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

一方、どこでもドアを使って日本の渋谷に逃げてきたチャーリーとクロウ達だったが、ある人物がそれを見通して望遠鏡でその様子を見ていた。アラウド達の上司である女スパイのノバラである。


ノバラ「ふん。どんな手を使ったのかは知らないけど、ここに逃げたことはお見通しよ!行くわよあんた達!」
スパイ運転手「は、はい!」


一方、渋谷に逃げてきた彼らの方はププルが地図を見ながらエージェントの行方を探していた。


ププル「エージェントさん、なかなか見つからないね;」
シアン「あの人は神出鬼没にゃ!」
ジャガー「とにかくあいつらに見つかるのも時間の問題だし、知ってそうな奴から声をかけよう。アリシアや姫子の方にも電話をしてみる」


チャーリーは彼らの普通の様子にある問いかけをする。


チャーリー「なぜに私のために助けようとするんだ?」
クルーク「人が普通助けないと思ってるの?助けることは普通のことだよ!」
チャーリー(だから、私はそれが理解できないんだが・・・)


一方、サウンドワールドではBRRのカフェ前で乱闘と化した殴り合いの現場にノバラ達が立ち会う!


アラウド「ノバラ様!」
ノバラ「このバカ部下達共がチャーリー達は日本の渋谷の方に逃げていたわよ!!ほら、早く乗りなさい!!」
デーヤン「おい!!まだ決着は付けてねーぞ!!」


アラウド達が乗ったノバラ所有の車から爆竹が追おうとしたデーヤン達の方に投げ出された!


ヤイバ「って!!」
ハルトマン「爆竹うううううーーーーー!!!?」


チュドゴーーーーーーーーーーン!!!!!


幸いにも全員が助かったものの爆発は大規模ではないが、かなりの爆音をしていたという・・・;






人の多い渋谷をようやく駆け抜けた後にクロウ達はある人物のいるところまで向かっていた。その人物の住所の書かれたメモをゼオは辺りを見回しながら見ていた。


ゼオ「えーと、住所は確かここら辺だな」
アイオーン「本当にこの住所で合ってるのか?」
ゼオ「ああ、確かにとある奴が言っていたからな、少なくとも多少はチャラくても嘘をついたりはしないだろう」
クルーク「えっ;チャラいって・・・;」
ゼオ「あ、この家だな」


ゼオ達がメモを使ってたどり着いたのはかなりの大きい豪華そうな一軒家だった!


シアン「結構大きいにゃ!」
クロウ「でも、アイオーンのおばあさんの旧本家ほどじゃないということは・・・芸能人辺りが子供と暮らしてる家だな」
チャーリー「あの家の隣にはサッカーボールのような家みたいだが・・・離れ家か?」
ジャガー「随分変わった家のデザインにそこまで金をつぎ込むのか・・・;」


ゼオがインターホンを鳴らすと、すぐにドアが自動で空いた。そのドアは顔認証システムで不審者じゃなければすぐに自動で開ける代物らしい。ゼオ達はその家に入り、辺りを見渡すと小綺麗で広い感じだった。


ププル「結構綺麗な家だね」
ゼオ「ん?この家、あの離れ家と繋がる階段の地下通路があるぞ!」
クロウ「えっ!そんなのどこに・・・」


ゼオがその家のある場所に地下通路があるドアを見つけた。そこにはおもちゃらしきピアノだ。ゼオがそのピアノを弾くと、地下通路のドアが開いた!


クルーク「すげぇ!!」
チャーリー「とりあえず奴に会うまでは入ってみるか・・・」


彼らがその地下通路に入ると、短い距離の後にドアがあった。ププルは言う。


ププル「開けてみる?」
ジャガー「ああ」


ププルが開けると、そこには・・・






ピアノ・チェロ・クラリネットの蒐集されたたくさんの高級楽器部屋だった!






クロウ「楽器部屋みてーだな。ひとまずは見て・・・」
ゼオ「あっ!これ、すっげぇー!オルジーのリベルターの総銀製のクラリネットだ!」
ププル「こっちのチェロは最高級のフレンチオールドだ!高いんでしょこれ!」
シアン「あたしにも見せて欲しいにゃん!」←実家が骨董品店のため古い楽器とか古い骨董品好き
クロウ(始まったよ;)


すると、クルークはあるピアノを見つけた。そのピアノはプレイエルのものだ。


クルーク「プレイエルのピアノだ!触っていいのかな?楽譜もあるね。ペトルーシュカ?さわり程度なら大丈夫かな」


クルークはそのプレイエルのピアノでペトルーシュカの第三楽章をさわり程度で弾く。そのペトルーシュカは最高難度の曲だが、クルークはそつなく弾く。すると、クロウとジャガーがそのピアノを聴いて驚いた様子でクルークに声をかけた。


クロウ「クルーク!」
クルーク「あ;」
ジャガー「お前、ピアノが弾けていたのか・・・」
クルーク「いや、あの・・・;」
アイオーン「クルークはcantabileのピアノボーカルのクルミでもある・・・」
クルーク「わあああああーーーーー!!!」


アイオーンの言葉をかすかに聞いたジャガーとクロウはクルミについてあることに気付いた。


ジャガー「待てよ。ということは・・・」
クロウ「今までクルミがいた時にクルークがいなかったということはクルークがクルミとして出入りしていたんじゃ・・・」
クルーク「・・・ツーストやシェゾ、サタンには内緒だよ;」
クロウ「へー!俺にもちょっとピアノを教えろよ!」
ジャガー「ペトルーシュカはハマノフの出身のロシアの音楽だったな」
クルーク「別にいいけど・・・」


すると、ガタッと音がなる音が聞こえた。本家からだ。


ゼオ「本家の方からだな」
チャーリー「一体何が起こっているんだ・・・?」


彼らが結構広めな楽器室を後にして本家に戻り、2階に上がって彼らがドアに耳をすますと三つの声が聞こえた。


???「やん!もう難しいところばっかり選ばないでよ〜!」
ププル「リップちゃんの声だね」
???2「チッ。抜けやがって」
シアン「ルートちゃんの声だにゃ」
クルーク(ということはこの家の主は・・・;しかもいかがわしい会話に見えるし、二人も侍らせて羨ましいなオイ)
チャーリー「突入するか?」


チャーリーの問いに全員が静かに頷く。そしてドアを開けて乗り込む!


クロウ「こらチャラ王!!リップとルートをいじめちゃダメだろ!!」






チャラ王「は?(リップとルートと一緒にニンテンドースイッチでマリオカート8デラックスをしていた」
リップ「もー!ちーくんってばアタシの苦手なコースばかりー!」
ルート「おまけにアイテムも投げやがって(□ω□#)」






大半の人達全員「」←意外と何もなかったことに抜け切ったような感情
チャラ王「!?俺に用があるんだろ!?何抜け切ったような顔をしてんだよっ;」


そしてゼオから事情を聞いてチャラ王は理解したかのように言う。


チャラ王「そんなことが・・・;」
ゼオ「つーわけでエージェントは知らない?」
チャラ王「昨日は見たけどどこに行ったのかはわかんねーな」
ゼオ「そうか」


すると、ジャガーはリビングの広さを見渡しながら言う。


ジャガー「ここはチャラ王の家だったんだな。お前の家はどっかの金持ちのボンボンか?」
チャラ王「親父がcranberryのメインキーボーディストのトキオでな。母ちゃんも世界をまたにかける指揮者で今は親とは別居してるけど親父が俺のチェロとかリップのクラリネットとかルートのピアノを金をつぎ込んで買ってくる時があるんだよ」
ププル「あれ、キミ達の楽器だったの!?」
クロウ「しかも親父がcranberryの帝王と謳われるメインキーボーディストのトキオだったなんてな!」
リップ「うん、アタシの家じゃ収まりきれないもん。もちろんここで演奏もしてる」
ルート「こいつは意外にも金の羽振りがいいんだ。加えて夜には歓楽街には行かないからヤクの売人にも目をつけられないしな」
クルーク「チャラいけど、クロウ同様にしっかりするところはしっかりしてるんだね」


すると、チャラ王にある声が聞こえた。例の車の音だ。


チャラ王「なんだあれ?」
ジャガー「チャラ王、開けるな!!その車は・・・!!」


一方、敵組織のスパイであるノバラ達はチャラ王の家を取り囲んで家に乗り込もうとしていた。ティノはノバラに聞く。


ティノ「本当にこの家で合ってるんですか?」
ノバラ「合ってるわよ。まあ、誰の家かは知らないけど、仮に建物を壊したら払うしかないわよ。うちのスパイ組織、金が有り余ってるしー」


一方、彼らは三人に事情を話してその三人が怯えていた。


ルート「じゃあ、あいつらはピストルを持ってるのか!!」
ゼオ「場合によってはマシンガンも・・・」
クルーク「うわっ、自動ドアが壊された音がする!!もう来る!!」
チャラ王「うわあああああー!!!ドアがーーーーー!!!」


大半の人達全員が大パニックになる中でリップはなんとか解決策を考えようとしていた。


リップ「みんな落ち着いて!解決策を考えよう!」


すると、棚の上にあった地球儀が家が揺らいだ反動でリップの頭に直撃した!


シアン「リップちゃん!大丈夫にゃ!?」
チャラ王「シアンちゃん、すぐにリップから逃げろ!!リップは・・・!!」
シアン「えっ?」


すると、ノバラ達が家に突入した!


ノバラ「見つけたわよチャーリー!!」
チャーリー「げっ!!」
アラウド「俺達に命を預けさせ・・・グハァッ!!!」


すると、魔法の波動がアラウドの頭に直撃する!その魔法の主は間違いなくリップだが、どこか様子がおかしかった。


クロウ「えっ・・・;」
ププル「リップちゃん・・・?」


すると、リップの耳の上の部分が尖って、目も猫目に変わった!そのリップは言う。


BGM:†渚の小悪魔ラヴリィ〜レイディオ†


リップ「一体何があったんだ?」
クルーク「あんたの方が何があったの!!?」
チャラ王「ごめん;言ってなかったと思うけど、リップは頭に衝撃を受けると女吸血鬼みたいになっちゃうんだ・・・;(爆弾投下」
ジャガー「早く言えよそういうことは!!」


すると、リップの使い魔のヒップが怯えながら彼女に言う。


ヒップ「リップ様!!こいつらはピストルを持ってるップ!!無闇に戦うと危険が・・・!!」
リップ「我には余裕がある。我に口答えするな(ヒップの尻を噛む」
ヒップ「ぎゃー!!!すみませんリップ様!!どうかご慈悲を・・・!!」


一方、彼女の変わりようを見たノバラはリップの豹変した姿を見て怯えたティノ達を鼓舞する!


ノバラ「あんた達、何怯えてんのよ!!こんなん大したことないわ!!行きなさい!!」
ティノ「わ、わかりました!!特大ビーム砲!!」
チャーリー「危ないリッ・・・!!」


すると、リップはそのビーム砲を避けてティノはその回避力に驚愕する。


ティノ「は、速い!!」


すると、リップはピコハンクラッシュでティノに大打撃を加える!ティノは気絶し、他の人達はリップの覚醒した際の強さに驚愕する!


クロウ「あれ、夏美やルルーとも張り合えるレベルじゃねーか・・・;」
ゼオ(あいつらが戦い合った時が来るのは何だろう?)


すると、リップの足をノバラが撃つ!リップはかすり傷で済んだが、傷を負う。


ルート「リップ!!」
ノバラ「あーら?やっぱり足を撃ったら豹変時もこんなもんね」
チャーリー「貴様・・・!!」
ノバラ「スパイの仕事には卑怯も付き物よ。フロライン、やっちゃいなさい」
フロライン「はい」


すると、フロラインの乗っていた車椅子が改変し、超強大な機械に変貌する!


ジャガー「あの車椅子、操縦機だったのか・・・!!」
フロライン「私はティノやアラウドみたいな攻撃担当じゃないけど、機械の扱いなら誰にも負けないよ」
クルーク「つか、目が隠れてたから気付かなかったけど、目つきが怖いな!?狼も食い殺しそうな肉食獣みたい!!」
フロライン「!!私は肉食獣じゃない・・・!!狼も食い殺しそうな肉食獣じゃない・・・!!」
クルーク「意外とナイーブだった!!」
クロウ「おい、女泣かせすんなよ!そんなんじゃアイレーンにも逃げられるぞ!」
クルーク「アイレーンと結ばれるつもりなんかないから!!」


チャラ王も流石に同情したのかフロラインにハンカチを渡そうとする間にアイオーンは持っていたひみつ道具である先取り約束機を見て何か助けになるのではと考える。


アイオーン(その代わりに俺達が助けなきゃならないがこれでエージェントを助けに来させる約束を取り付けよう。しかし、エージェントやチャーリーの所属する組織は何だ?ヴッ・・・;えーい、ままよ!!)


すると、アイオーンが先取り約束機である約束をする!


アイオーン「俺達が助けに行くからその代わりにチャーリーの所属するスパイ組織が俺達を助けろ!!」


一方、チャラ王が二人の口論を止めながらフロラインにハンカチを渡そうとしていた。


チャラ王「こんな時に口論はやめろよ!!ほら、泣くなよ。バカ七三メガネには後でキツく言うから」
ノバラ「こんな時に放置してんじゃないわよ!!ほら、フロライン!とっととやっちゃいなさい!!」
チャラ王「!!」
ジャガー「チャラ王!!」


すると、その車椅子機に弾丸があった。車椅子機とチャラ王は間一髪で避けたが、車椅子機はかすり程度だった。


クロウ「えっ!?弾丸!?」
???「ったく、女が妙なモンを作るなっつの」
ゼオ「あっ、その声はもしやあんたは掃除屋の・・・!」


BGM:薔薇は永遠に美しく


すると、現れたのは掃除屋と言われるスナイパーであるMr.KKだった!


ゼオ「Mr.KK!!」
KK「おお、名前を知っていたのか坊主」


すると、二つの弾丸が車椅子機の部分をそれぞれ撃つ!その撃った二人の人物は女性で二人とも巨乳で百戦錬磨そうなスパイだった!彼女達の名前は・・・


エレノア「全く妙な機械を持ってこないでほしいわ」
メイ「まあいいじゃない。どうせポンコツな機械だから」
ルート「エレノア、メイ!」


すると、一つの弾丸ともう一つの斬撃が車椅子機を襲った!ププルはその人物二人を見て彼らの名を呼んだ!


ププル「あなたはイギリスの凄腕のスパイのディックさん!」
ジャガー「蔵ノ助、お前、チャーリー達のスパイ組織にいたのか!」
蔵ノ助「まあ、うちの組と間接的にな」
ディック「さぁ、彼が来るまでに片付けるよー」


すると、窓の外から何かが飛んできた!その人物は銃を持ちながらお手製のハングライダーで窓をパリーンと割った!


ノバラ「うげっ!!?」


その人物は銃でフロラインの車椅子機とノバラのピストルを撃つ!止めを刺したその人物は言う。






エージェント「うちの先輩を失わせるなんて100年は早いぞ?」


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