二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。4
日時: 2022/12/14 20:01
名前: 桜 (ID: V1z6MgX2)

新しい日常日和。4に来て下さりありがとうございます。このたび前の掲示板のデータがいっぱいになったことにより後継掲示板で日常日和。を4として再開することになりました。なのでブタのヒヅメとの戦いやぷよクエ実録も今後はここですることになります。それでも私は変わらないし変わるつもりもありませんので見ていただければ幸い!


「目次」


「短編」
多才のわらじ>>1-2
賢者大作戦!>>38-43
成りすましアラビア二番手>>49-50
ツキノちゃんと孤高な天騎士さん>>73
サックスとリンゴ>>78-79
恋愛裁判地獄絵図>>85-89
Ai:birthday>>146-147
可愛い可愛いメイドさん>>177-179
栄光の天騎士ロード>>183-190
隠しの天才>>196-197
疑惑のラブレター>>203-204
悪魔さんの歌と少女のオーボエ>>248-249
2番手vsローティーン共の大戦争>>265-267
フルートの約束>>276-278
海水浴での休暇>>338-342
ふうりんアフェットゥオーソ>>365-369
月光の進化と共に>>374-377
王ドラ、イーブイ達を拾う>>382-383
とっておきのうた>>389-392
ある日降り立ったウーベルチュール>>410-411
学☆芸☆会☆大☆騒☆動>>415-416
サウンド・ショウ・タイム>>420-421
大量の楽器紛失事件>>425-429
龍笛を巡る運命(さだめ)>>434-435
今時の温泉パークはプールも付いているらしい>>451-452
トラブルな仙女!>>467-468
影の怪盗と妹の姫君と操りのポケモン>>471-475
お花見は時に危険なこともあるらしい>>478
争奪のシナリオ>>515-519
Nebula from Sunny>>522-525
勘違いにご用心!>>528-530
舞い降りた花>>543-545
桜版裸族による裸族のための講座2>>548-550>>552-553
解き放たれた恋愛のもつれ>>558-561
8月31日のポルックス>>605-606
月下の明かりの下で>>607-608
Flying to you>>637
ロックパンダは騒動がお好き!?>>638-639
オーボエはギネスブックになるほど難しいらしい>>640-642
ファゴット・ミッション!>>643-646
アリシアと魔法のエメラルドの腕輪>>649-650
Nostalgie Voice>>651-652
雑草達のそばにあるキレイな二輪花>>655-656
薔薇とリンゴとトロンボーンとモノクルの香り>>657-658
狐をめぐるもつれ>>659-660
乙女のカメラ対決!?>>661-662
主の居ぬ間に洗濯!?>>663-671
Mysterious Days>>672
オトナになったもん!>>673-675
若頭と雅楽師と笛と>>676-678
ニュージーランド劇場に参加しまショー!>>681-685
北海道inアンサンブルコンテスト>>686-687
髪は男女ともに命らしい>>688-689
ジャパンの侍犬魂>>690-691
没ネタ2本立て>>692-694
大騒ぎなお嬢様参観日>>695-696
ロックパンダとの別れの時>>697
薔薇色の狙撃>>698-700
嬉し恥ずかし修羅場>>701-704
とある日の海水浴事情>>705-707
NOBUNAGA to visit shores>>710-712
カメラにご注意を>>715
ドタバタ☆アクション!>>741-744
いつの世も儚きや>>773-774
クリスマス☆ラブパニック!>>777-778
森の女王様と闇の美少女と花の魔導師>>781-783
違う時代からの流通者>>787-788
ラモール・エスポワール〜ブケファラスと共に〜>>794-795
アンダーノースザワでの出会い>>802-804
生徒会番長の苺の裏事情!>>808-811
初夏の露呈式!?>>815-818
天の川の天から舞い降りた落とし子>>822-823
ラブナの隠されたとある秘密>>826
少年戦士ト麒麟ノメイドノ物語>>829-830
ラブっとvTORIスティック>>849-850
アムール☆トリップ>>854-857
日本のライブではハープやチェロも採用されるらしい>>858-859
やって来たのは少女剣士さま!?>>860-861
全面協力のバレンタインのラプソディ>>871-872
愉快!痛快!寿司狂騒詩!>>873-877
ルナティック・スウィング!?>>878-879
スパイハッピーバースデイ>>880-881
スーパー☆アストルフォちゃん!>>886-887
髪の毛は人間の命らしい>>888-889
一頭身の人形とヒーロー>>890


「やってきた。」
音大生漫画家がスマブラ屋敷にやってきた。>>439-440
ロック・パンダがスマブラ屋敷にやってきた。>>634-636
生意気司令官がスマブラ屋敷にやってきた。>>653-654


「ぷよクエキャラで料理対決!」
その2>>10-16
結果発表>>22-25
オシオキ編>>32


「テストネタ」
テストネタ1>>443-448
テストネタ2>>455-462


「フルート実録」
フルート実録2>>1
フルート実録3>>173


「闇天使の“重責”の呪縛」
猫と踏切と闇天使>>208-209
恋したサックス>>212
一旦の別れ>>215-216
事件の波乱>>221-223
神様も止められない紅蓮の羽四つ>>227-228
ウサギランド出現>>231-234
“願い”の先>>238-244


「ブタのヒヅメ決着」
月長石と星の水晶と黄玉物語>>283-284
全ては「キミ」のため>>289
慕う気持ち、向上心と小さな籠>>292-293
夕焼けの空と曇りの空>>296-298
青空はいつでも夕陽を待っている>>301
ゾーアの覚醒>>307-308
未来への絆>>313-314
悲しみはここに置いて>>318-320
さようなら、ありがとう>>324-326
終わりの始まり>>331-332


「全国学生音楽コンクールでの絆」
夏の花の嵐>>564-565
紅葉からの条件>>568-569
圧倒的な表現力がボレロを貫く>>574-575
四葉宮高校との対面>>578-579
四葉宮高校とのアンサンブル対決!>>582-584
棟梁と魔人と黒音と>>587-589
黒音学園とのアンサンブル対決!>>592-594
それぞれの動向と彼女から手を引いて>>597-598
本来の音>>601-602


「天空のレビアッタでの激闘と決戦」
星の舞う庭>>609-610
ゆっくり回り始めた歯車>>611-615
秋のルビー、悲しみを歌いながら愛しさを>>616-619
激闘の瞬間ーーーときーーー>>620-621
兎蝶グラフィティ>>622-623
道化とスライムのレジリエンス>>626-628
悲しみよりも深く優しく>>629-630
No charge memorys>>631-632
これからの課題と目的>>633


「トランペッターのケロン人襲来!」
占いの結果のトランペットとウラハラとタママ>>747-748
純粋アンチテーゼ100%>>751-752
トランペットでのイリュージョン>>755-756
大切な人からくれた宝物>>759


「マリア・ザ・リッパーの行く末」
休息にトロイメライ>>841-842
White fox the Ripper>>843-844
マリア・ザ・リッパー!>>847-848


「ぷよクエ実録」
時空の旅人クリアまでの道のり>>254
マーベットの挑戦状日和>>270


「前後編」
旋律幻想曲>>56-58>>64-66
果てなき命の宴>>132-134>>139-140
フルートのショコラティエ>>151-152>>156-157
吸血鬼の赤き洗礼>>257-258>>261-262
オルガンストレッタ>>348-351>>356-360
秋のポケモンコンテスト!>>397-400>>405-406
愛と涙のサッカーバトル!>>533-535>>538-540
それぞれのお忍びの騒動の三重県伊勢志摩旅行>>762-764>>767-770
大切な思い出>>833-834>>837-838
ダイ山神話聖杯大戦>>862-866>>867-870
Composer:C>>882-883>>884-885
無垢なるアイの願い星>>891-895>>896-899>>900-905>>906-909(最終更新&続きは新たなスレッドへ)


「特別編5」
序章:八奇人>>94-95
第一章:わがまま>>101-102
第二章:見てきたもの>>107-109
第三章:夢涙>>115-117
第四章:絆>>121-122
終章:響く>>123-124


「特別編6」
序章:オーボエの王子様>>481-482
第一章:小さな店で>>486-488
第二章:シグレの覚醒>>492-495
第三章:目には目を、口撃には口撃を>>500-503
第四章:オーボエの涙>>507-509
終章:運命の奇妙な巡り合わせ>>510-511


「特別編7」
序章:始まりの約束>>718-719
第一章:デートの途中で>>722-723
第ニ章:すれ違い・・・?>>726-727
第三章:本当のこと、その本当の気持ち>>730-732
第四章:報復☆DEATH>>735-736
終章:日本までやってきた来客>>737-738

狐をめぐるもつれ(その2) ( No.660 )
日時: 2019/01/14 23:37
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

クルーク「ま、まさか拳銃を持ってるのかよ!?」
綺麗めな女性の姉「私のヤイバはどっち!?」
太陽「え・・・;」
綺麗めな女性の姉「私のヤイバはどいつだって聞いてんのよ!」


すると、大半の全員がヤイバの方に指した!


ヤイバ「ちょっ!?・・・で、何の用だ?」
綺麗めな女性の姉「ちょっと!かつてのエンコー相手のことを忘れたの!?」
ヤイバ「えっ!?あ、もしかしてジュンコさん!?」
綺麗めな女性の姉「そうよ!あんたが好きな人ができたって言ってフラれたジュンコよ!あんた、特定の女は作らないって言ってたのに・・・!」


すすり泣きをするジュンコに対して大半の人達は同情と哀れな気持ちを抱きながら言う。


宮島「レトリーちゃんという好きな奴がヤイバにできたからフラれたわけだな;」
琴「ヤイバさんの特定の女は作らないという言葉を真に受けちゃったみたいですね〜・・・;」
エージェント「可哀想になぁ〜・・・;」
レトリー「ヤイバー!!!キミという奴はこんなところにも恨みを買いやがって!!」
ヤイバ「そんなあ!!恨みを持ったのまで拙者の責任にされては困る!!拙者も故に反省しているがな;」


すると、姫子が何かに疑問を抱いたかのように言う。


姫子「じゃあ、なんで妹の方はアリシアちゃんのうさぎのぬいぐるみを盗み出しましたの!?」
ジュンコ「それはモモエが調べてくれたの!あんた達がヤイバとその好きな人の間にできた子供だからよ!」
ププル「えっ!?」
雨季「じーっ・・・(疑いの眼」
ヤイバ「違う違う!!アリシアと姫子は拙者の子供ではない!!」
エージェント「おい!それは誤解だから!アリシアは俺がボディガードしているニュージーランドの首相の娘で、姫子ちゃんは日本の濃霧(のうむ)大臣の娘!」
桜田兄弟「うんうん」
ジュンコ「お黙り!!あんた達の話は嘘っぱちに決まってるわ!」


すると、ジュンコが拳銃を構えようとするが、大半の人達全員がそれに慌てる。


レトリー「ま、待って!冷静に話し合おう!ね!?」
ジュンコ「私達にはもう思い残すことはないわ!もう引き返せないの!ヤイバ!あんたの軽薄すぎるやり方のせいでね!!」
ヤイバ「だから、拙者の場合はレトリーと出会ってもう改心したからエンコーはやめたって・・・」
大半の人達全員「ヤイバ(さん)!!!」


一方、ギャラリーもしくは野次馬が何らかの撮影かなと彼らの周りに集まる中ですると、ある人物がそのギャラリーを目撃する。王ドラとアルルとシェゾだ。


王ドラ「何かの撮影があるんですか?」
アルル「でも、ツーストからは何も聞いてないね」
シェゾ「じゃあ、何かの海外による日本での撮影なのか?」
ギャラリーA「おい、女が拳銃を持ってるぞ!」
ギャラリーB「しかも狐のミューモンの男がエンコーでやらかしたらしい。シンガンのヤイバによく似てたけど」
アルル&シェゾ「!?」
ギャラリーC「ばっか、あのシンガンの可愛めそうななヤイバがエンコーなんかやるわけないって!」
王ドラ「すみません。その話、詳しく」
ギャラリーC「ひっ!!?」


一方、追い詰められた彼らに対してジュンコは激しく喚く。


ジュンコ「あんたらにはどうせわからないでしょうね!私がどんだけ傷ついてモモエが慰めてくれたか・・・!!」
ヤイバ「だから、それは故に拙者が悪かった。ちゃんと謝るから・・・」
ジュンコ「あんたからの謝罪なんていらないわ!今すぐ好きな人とその間にできた子供二人と一緒にあんたを殺さなきゃ気が済まない!」
ププル「で、でも、キミ、一度フラれたぐらいで妹を巻き込んでやけになっちゃダメだよ!」
宮島「そうだぞー。俺なんて何十回もフラれ続けたんだから・・・」←ほとんどフラれた原因が空関連
エージェント「真っ当に生きていればいつかきっといい人に巡り会うよ!」
ジュンコ「いつか!?いつかっていつよ!?私の傷が治るまで!?」
エージェント「そ、それは・・・」
ゼオ「あ、そうだ。エージェントがこの女と付き合えばいいんじゃないか?」
エージェント「は!!?」
アリシア「ちょっとあんた何言ってんのよ!」
理人(フラウト)「そうですよ!エージェントさんはスパイなんですよ!」
シグレ「本人の気持ちも考えて下さいよ!」
ゼオ「エージェントが傷を癒せばこの件は万事解決だ。ヤイバも恨みを買うことはなくなるしな。この際だから縁ができたと思って付き合えよ」
エージェント「簡単に言うなよ!」
ジュンコ「お黙り!!あんたらなんかに私達の気持ちなんてわかるわけないでしょ!!ヤイバの好きな人には危険な目に遭ってもらうわよ!」


すると、まほろが何かを察したのかジュンコに聞く。


まほろ「もしかして複数の男性がレトリーちゃんを暴行するつもり?」
シグレ「まほろさん!流石にそれは・・・!」
ジュンコ「その通りよ。そこのあんたは察しがいい子だわ」
クルーク「正解かよ!!」
ジュンコ「というわけであんた達!ヤイバの好きなメガネ女を痛めつけてやって!!」


すると、複数の男性が武器を持ちながらやってきて事態の悪化を感じた大半の一同はレトリーを守ろうと彼女を自分達の中に紛れ込ませる。男性Aは言う。


男性A「おい!まさか警察に通報するつもりじゃねーだろうな!?」
空「ちょっ、こわっ!?」
男性B「警察に通報するとこうだぞ!(武器を構える」
アイオーン「ヴッ・・・!!」


すると、誰かが華奢な手でそれを阻む!すると、その人物は複数の男性を一人ずつ殴る!男性達は何か言いたげだったが、その人物は無視する。そして複数の男性を全員殴り倒した後にその人物は目を合わせる。すると、大半の人達全員は殴った相手が誰なのか見当がついた。


王ドラ「大丈夫ですか?」
まほろ「王ちゃん!!それにシェゾ様達まで・・・」
ジュンコ「ちょっと何よあんた達!!」
シェゾ「何なのかはこっちが言いたいセリフだ!」
アルル「妹が全てを話してくれて助かったよ。確かモモエちゃんだっけ?お姉さんにはもうやめさせたいから問い詰めたら話してくれたよ」


すると、駆けつけた三人はヤイバを冷ややかな目で見る。ヤイバは恐る恐る聞く。


ヤイバ「拙者を・・・どうするつもりだ・・・?」
王ドラ「えー?あんたらのところのリーダーに連絡します」
ヤイバ「えっ、リーダーって・・・;」
王ドラ「もしもし、ロムさん?すぐに来て下さい。何かヤイバさんのエンコーのツケが・・・」
ヤイバ「やめろおおおおおーーーーー!!!!!」


ヤイバが泣きながら必死に止めようとするが、ロムに電話をする王ドラにはエンコーをした男にかける慈悲はないのでとりあえず無視する。すると、ロムがサラリーマン用の服装で笑みを浮かべながら駆けつけた。


ロム(^ω^#####)
エージェント「うわ、こっわっ・・・;」


すると、ロムがヤイバを座らせて頭を掴み、彼の頭をガンガンと打ちつけながら土下座させた!


アリシア&姫子(Ⅲ°д人д°Ⅲ)gkbrgkbr
クルーク「あれ?ロムが怖いんだけど・・・;」
ロム「ほらっちゃんと謝れヤイバ(足でケチャップまみれのヤイバの頭を踏みつける」
ヤイバ「すいませんでした・・・OTL」
ジュンコ「あ、あの・・・」


すると、王ドラがジュンコの方に振り向きながら言う。


王ドラ「大体あなたもあなたです。こんなバカに騙されたからって同じ傷を付けようとしてどうするんですか!」
ジュンコ「!」
王ドラ「そのぐらいのことしかできない女性に男がなびくと思ったんですか?」
ジュンコ「・・・」


すると、ギャラリーがどんどん集まり、報道陣も駆けつけることになった。王ドラはそれを気にせずにジュンコに説得を続ける。


王ドラ「自分の傷を他人のせいにしないでください!原因がどうであれ結果的にやったのは自分でしょう!?」
ジュンコ「・・・」
王ドラ「いい歳をしていつまでも甘えないでください!恋愛はいいことばかりではない、辛く苦しいこともあります。だからといって結果的に自分で行動して自分でなんとかする、それが大人の恋愛ってもんです!」
ジュンコ「・・・っ」


すると、ジュンコは王ドラの説得にようやく観念し、涙を流す。ジュンコの口からは「私が悪かったです。ごめんなさい・・・」という小さな声があふれていた。


王ドラ「分かればいいんです。なあに、恋愛なんてすぐにいい人が見つかれば済むことなんです」


すると、ジュンコは王ドラの方に向き、彼女は王ドラに泣きながら抱きつく!騒動の解決を見た大半の一同全員は「大事に至らんで良かった・・・;こいつがいなかったら今頃は自分達はどうなっていただろう;」と心の声で一致していた。


シェゾ「じゃあ、行くぞー」
ジュンコ「はい・・・」


王ドラ達がようやく泣き止んだジュンコを警察に引き渡しに行こうとするが、エージェントが言う。


エージェント「いやー、まさか俺が任務のためにアリシア達をヤイバのところに預けようと提案したことがこんなとんでもない事件を起こすなんてな」
王ドラ「・・・え?エージェントさん、今なんて言いました?」
エージェント「だから、俺がアリシア達をヤイバのところに預けたって・・・」
アルル「じゃあ、今回のアリシアのうさぎのぬいぐるみを窃盗された件の原因はキミかぁぁぁぁぁーーーーー!!!」
エージェント「えっ!?いや、その・・・;」
シェゾ「問答無用、土下座しろーーーーー!!!!!闇の剣よ、うなれ!!!」
エージェント「ぎゃあああああー!!!!」
桜田兄弟(墓穴を掘らなくてよかった・・・;)


その後、ヤイバとエージェントの件はシェゾがマスハンに密告し、二人は説教部屋に入れられたことは言うまでもない・・・。






その数日後、ユーリが帰って来た。青の吸血鬼一族のことで一つ収穫があったからだ。


王ドラ「やっぱり。あいつらはどこかで紛れ込んだんですね!」
ユーリ「ハウルの話によれば少女のような姿をした吸血鬼が今日本のどこかに紛れ込んでいるらしい」
クロウ「少女・・・」
シェゾ「少女のような吸血鬼なら白薔薇などの女子校に紛れ込んでいる可能性が高いな。白薔薇にいるなら探し出せる!ラン達やマーベット達に怪しい奴がいないか聞き出してみるよ。王ドラ達は怪しいと思う女がいないか白薔薇の周辺を見張れ!」
ドラケロ防衛隊「うん!」


青の吸血鬼一族との戦いはまだまだ始まったばかりだ・・・!


FIN






「後書き」


今回はヤイバさんをめぐるもつれのお話です。青の吸血鬼一族の話もちゃんとちょっとずつ進んでるよ〜!
しかしなあ、おしゃまスウィングができるようになるとあんなに難しかったメカニカルジャズが案外できるようになるって不思議ですね。食わず嫌いならぬやらぬ嫌いだったんですかね?
今はツイッター中心でイラストも描いてますが、今オリキャラの設定イラストも作ってます。完成までまだまだ先ですが、もしできたらうpしようと思いますのでその時までお楽しみに!






感想OK

乙女のカメラ対決!?(その1) ( No.661 )
日時: 2019/01/21 23:05
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はアリシアの恋する乙女のような話。ケロロのある話のパロディ。ちなみにあの意外なオリキャラも登場します。ヒントは・・・


ヒント:星ノ宮学園の八奇人の一人
ヒント2:ツーサイドアップのぱっつんツンデレ女子


あの特別編5から長らく登場していないのでまだまだわかりませんが;






ある日の白鳥姫子の実家。姫子は仲の良いアリシアと彼女の魔人フルシュを呼び出してタオルをかけられているある巨大パネルの写真を見せた。それは・・・


姫子「アリシアちゃん。あなたが望む通りのことはしましたわよ」


桜田兄弟がタオルを取り出したのはエージェントのよく映っている写真だった!どうやらアリシアはエージェントには内緒で姫子と一緒にエージェントの写真専用のパビリオンを作ろうとしていたらしい。姫子は意気揚々に言う。


姫子「うちのカメラマンが撮った写真ですの。何もかもが完璧に撮られた写真。これで文句はありませんわよね?」
アリシア「・・・確かに見事な被写体よ。完璧な作品(写真)だけど・・・」


すると、アリシアは咄嗟にフルシュをうさぎのぬいぐるみで殴った!


アリシア「全っ然わかってなーーーーーい!!!!!」
フルシュ「もげぇー!!!」
姫子「(助かった;)でも、めぼしき写真家はもうおりませんわ。何かお気に召さないことでも?」
アリシア「確かにどれも見事な写真だった・・・だけど、想いが感じられない」
姫子(お、想い!?そうでしたの・・・心が大事なんですのね;)
フルシュ「いったいなぁ〜・・・;だったら、アリシア様が自分で撮ればいいじゃないですか」
アリシア「うっ;そ、それはわかってる、けど・・・」


すると、アリシアは今まで自分が撮った写真を見せてきた!それは完全にエージェントが見切れてる写真だった・・・。


フルシュ「うわ〜、これはまた・・・;」
アリシア「いつもこうなの・・・」
フルシュ「よろしければボクが願いとして叶えましょうか?」
アリシア「いえ・・・迷惑はかけられない。エージェントの写真はアリシアが自分で撮らないとダメなの・・・たとえ盗撮になろうとも・・・!」
姫子「さすがですわ、アリシアちゃん!」
アリシア「頑張るわ!」
フルシュ「・・・」


すると、フルシュは前に自分と同じ属性のサタンにあることを言われていた。


サタン『フルシュ・・・何かアリシアの願いを叶えない事情があるなら、私のところに相談すれば良い・・・』


そして街並みではアリシアが密かに一人で買い物中のエージェントの写真を撮ろうとしていた。ちなみにアリシアは家で留守番をしていることになっている。


アリシア(これで撮れば・・・きっと見切れないでちゃんと撮れる!!!)


そしてエージェントが振り向いた瞬間にアリシアは写真を撮る!


アリシア(やった!撮れた!これでようやく・・・!)


しかし映っていたのは・・・






見切れたエージェントの隣に偶然いる呪われた五英雄の一人のフリードの写真だった(フリードは女好き)


アリシア「」






フリード「キミは・・・確かニュージーランドの娘の首相の娘ピョン?キミがボクにまさか・・・」
アリシア「ご、ごめんなさい!!!」


バキッ!!


アリシアは伸縮自在のリボンでフリードを殴り、立ち去っていった。しかし、フリードはめげなかった。


フリード(このボクがレビアッタ編以来の登場なんてどうでもいいピョン・・・あのニュージーランドの首相の娘が・・・ボクのことを・・・?)


一方、そのエージェントの写真をスマホで撮っていた人物がいた。その人物は星ノ宮学園の高等部の女子制服を着ており、八奇人の証である小さな宝石付きの勲章を着けていた・・・。






一方、エージェントはある任務の解読のために暗号が含まれた書類を読んでいた。その木の上にアリシアがこっそりといた。


アリシア(このロープ付きのカメラでボタンを押せれば・・・きっとエージェントの写真が撮れるに違いないわ!よし、ようやくベストの場所まで・・・)
理人(フラウト)「何してるのー?」←木の上に登ってアリシアの後ろにいる
アリシア「!!わ、わ、わ・・・」


すると、アリシアは木の上から「ひゃあっ!!!」と落ちて行った!幸いにもアリシアは軽傷だ。・・・人を巻き添えにした上で。


アリシア「いった〜・・・;」
???「痛い・・・;ホルンは?」
アリシア(ーーーーー!!!素敵な人・・・どこのホルン吹きかしら・・・)
???「ホルンホルン;」
アリシア「!あら、これ落としたわよ・・・って」


すると、アリシアはその少女のスマホの待ち受けにしていたエージェントの笑顔の写真を見た!見切れておらず、よく撮れている・・・!


アリシア「これ、エージェントの写真・・・?」
???「あ・・・;ちょっと!返しなさい!」
アリシア「わっ;」


少女は立ち去ろうとするが、アリシアが呼び止めた!


アリシア「あの!あなた!それ、エージェントの写真よね?お願い!お礼は出すからアリシアにその写真を譲ってくれない?」
???「!」
アリシア(よく見たらこの人、星ノ宮学園の八奇人の一人の陽奈南・・・!!)
南「キミ・・・ニュージーランドの首相の娘なんだろう?」
アリシア「あ、うん。一応・・・」


すると、南はアリシアに対してこう言い放った。


南「なんでもお金で買えると思ったら・・・大間違いなんだから・・・!」


南はそう言って立ち去った。その南の言動からあることに気付く。


アリシア(そうか・・・あの人も、エージェントのことを・・・)


すると、エージェントとフラウトがアリシアの元に来ていた。


エージェント「アリシア!大丈夫か!?」
理人(フラウト)「えへへ、ごめんね〜;?アリシアちゃん・・・?」


一方、南はある風景を撮っていた。元々は写真好きで撮りたいと思った風景を撮っていたほどだったらしい。しかし、八奇人としての仕事以外で撮った人間の写真はエージェントだけ・・・。その数分後、八奇人達は何やらあることで会話していた。それは・・・


香宮「次のイベントはスパイ体験だよ!全校生徒でスパイを体験学習するんだ!理事長も快く承諾してくれたよ!」
八坂「香宮、頑張れー」
香宮「バカだね、八坂君は!全校生徒でやるんだよ!」
南「・・・香宮先輩・・・この陽奈南に取材のお任せを・・・(どうせ私はホルン吹きだから地味で、練習の合間に写真ばっかり撮っている女だけど、負けたくないもん・・・」


一方、フルシュはサタンにアリシアのことで相談していた。サタンはしっかり聞いていた。


サタン「そうかー。アリシアがエージェントの写真を・・・」
フルシュ「でも、今思えば簡単なことなのに、なんでできないんですかねー」
サタン「フルシュ・・・人から見たら簡単なことでも、当人にとっては難しいことがあるからだよ・・・そしてそれを助けるのは私の仕事だ!単純に言えばアルルだけを助けたい気持ちはあるが、アリシアを介してシェゾとアルルの二人を別れさせられる!ハーハッハッハッ!」
フルシュ「えぇ〜・・・;それが一番の目的何ですか〜・・・;」
サタン「良いではないか」
フルシュ「えぇ〜・・・;」
サタン「良いではないか」
フルシュ「えぇ〜・・・;」


一方、それを見ていたギガディスは呆れたように言う。


ギガディス「・・・何をやっているのだ、あやつらは;」


一方、アリシアは橋の上から南の言動から来る彼女の気持ちを考えていた。


アリシア「エージェントはダメでも、ああ見えてカッコいいところはあるから・・・当然よね・・・それに今ならお似合いの二人だもん・・・アリシアは数年経たなければ告白もできない・・・」


一方、橋の下から演説をしていた姫子がそれを見ていた。桜田兄弟が言う。


桜田兄弟「あの・・・我々が介入してもよろしいでしょうか?」
姫子「よしなさい。あの子は自分の壁にぶち当たって自分で乗り越えなければ意味ありませんわよ?」


すると、フルシュが声をかけてきた。


フルシュ「あの・・・アリシア様」
アリシア「ん?」
フルシュ「よろしければ、サタン様のところに行って相談してみますか?」
アリシア「サタンに・・・?」


アリシアはフルシュに連れられてサタンの城に向かい、そして訪ねた後に彼に歓待を受けた。

乙女のカメラ対決!?(その2) ( No.662 )
日時: 2019/01/21 23:10
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

サタン「これはこれは!よくおいでした!アリシアはエージェントの写真を撮りたいのだろう?」
アリシア「うん・・・」
サタン「ならば、見せてあげよう。ほら」
アリシア「!?」


すると、アリシアが目についたのは十字架らしいハリボテに張り付けられているエージェントだった!エージェントの方はアリシア達からは聞こえないし、見えていない。


アリシア「エ・・・エージェント!?」
サタン「貴重なポーズだぞ。この間に写真を撮れば良い」
アリシア「エージェントになんてことするのよ!?」
サタン「おや?アリシアはエージェントの写真を撮りたいんじゃなかったか?今絶好の機会だぞ」


すると、サタンはあるものをマシン式で出した!それはサタンが魔法で作った固定カメラだ。


サタン「これは写メハリケーンカメラだ!」
アリシア「・・・(ちょっと心が揺らぐ」
サタン「操作は簡単!シャッター音を押した後にプリクラのように写真を盛ることもできる!」
アリシア「何ですって!?」
サタン「ちなみにプリクラのフレームは以下の通り!ハートのプリクラは私がアルルの写真を撮った時に使うはずのものだ!」
アリシア「言わなくていいわよ!」
サタン「とまあこんな感じでカメラも用意したから、あとは気が済むまでゆっくり撮・れ〜」


サタンが立ち去った後にアリシアはカメラとエージェントを前にして迷う。


アリシア(こ、これは二度とないチャンス・・・でも、こんな強引なやり方は・・・でも・・・でも・・・!!!)


一方、何も知らないエージェントはモニター越しにサタンと会話していた。


エージェント「で?俺がこの動かない木の演技の練習の頼みを成功したらチゲ鍋、作ってくれるんだろうな?」
サタン「ああ、もちろんだ」
エージェント「ふーん」


モニター越しでエージェントとの会話を終えたサタンにフルシュが声をかけた。


フルシュ「あの・・・これじゃあ相手の気持ちも全く無視してますよ・・・本当にいいんですか・・・?」
サタン「構わぬ!超すごい魔王の私に不可能などない!(きっぱり」
フルシュ「・・・あなたに人の心はないんですか;」


一方、誰かがサタンの城の天井裏に侵入していた。スパイの予行練習をしている南だ。


南「こんな町にこんな城が存在していたなんて・・・スパイの予行練習のしがいがあるよ!(それにあの方も褒めてくれるかしら・・・v」


一方、アリシアは誘惑に負けてカメラを手に取る!アリシアはこれが最後のチャンスだとばかりにさらに緊張する。


アリシア「これを撮れたら・・・アリシアのパビリオンができるわ・・・!」


すると、アリシアがボタンを押しそうになった時に天井裏にいた南がそこから落ちた!


南「わっ!」
アリシア「!?」
南「てて・・・あ・・・」
エージェント「えっ!?」


すると、南は至近距離でエージェントを見る。すると、警報のサイレンの音が鳴った!しかし、サタンとフルシュは熟睡していたために気付かない。


警報「エマージェンシー、エマージェンシー。これから侵入者を排除します」
アリシア「こらぁー!!アリシアのエージェントに近づくなぁー!!!」


すると、南が突如開かれた落とし穴に落ちた!・・・エージェントも一緒に。


南「うえ!?」
エージェント「!?」
アリシア「エージェント!!!」


すると、アリシアの並外れた腕力で壁を壊し、アリシアも落とし穴の方に落ちていく!そして南とエージェントを両手で掴み・・・






リボンを伸ばして上を掴んで食い止めた!


アリシア「うらうらうらうらうらうらうらうらーーーーー!!!!!」






そしてようやく三人は落とし穴に落ちることなく助かった!その数分後、騒ぎを聞いてフラウトとともに駆けつけた紅葉はサタンに叱責する。


紅葉「何事だと思えば・・・なんという失態じゃないか!三人は幸いにも大した怪我も負わないで助かったとはいえ・・・」
サタン「いやー、じゃあ、私はここで・・・」
紅葉「待て」


すると、紅葉は木刀を持ちながらサタンを睨みつける!


紅葉「自分の欲のために人の心を利用するなと何度も言っただろう!!?今回は出番はなかったアルル達や王ドラさんの代わりに私が折檻してくれる!!!」
サタン「ウソォォォォォーーーーー!!!?」


一方、エージェントはクロードに関する任務のためにアリシアの見送りを南に託して立ち去った後にアリシアは南と二人きりでどうしたらいいか悩む。


アリシア(助けたとはいえ、まだ南さんとのわだかまりは解けてないように見える・・・)
南「・・・あの」
アリシア「はいっ!?」
南「あなたってお金だけじゃなかったのね。まだ幼いのに二人を持ち上げるなんて」
アリシア「あれは火事場の馬鹿力よ。いつもはリボンで殴るの」
南「あははっ」


すると、笑顔を見せた南はアリシアに聞く。


南「ねえ、アリシアちゃん・・・エージェントさんのことが好きなんでしょ?」
アリシア「えっ?うん!」
南「・・・私も。だから負けない・・・」
アリシア「うん!アリシアだって負けないわ!」


二人が恋のライバルとして結託した後の翌日にアリシアは姫子にエージェントの写真専用のパビリオンを中止させることを命じた。


姫子「パビリオンを中止!?そんな・・・いいんですの?」
アリシア「うん。正直・・・必要なくなっちゃったの」
姫子「?」


すると、アリシアは自分のスマホを操作する。そこには南からエージェントの写真をLINE付きで送っていたからだった・・・。


アリシア「アリシアのパビリオンは・・・ここにあるから・・・」


一方、サタンは紅葉にオシオキとして殴られまくったことが原因でギガディスの看病の下で寝込んでいた。


サタン「紅葉・・・次はぷよ地獄に落としてくれる!!」
ギガディス「もうよすがいい・・・;」


おわり






「おまけ」自業自得だからしょうがない!


王ドラ「いやー、迷いましたねー」


王ドラはサタンがアルルに贈ったプレゼントをサタンに返却するためにサタンの城にきたが、サタンの気まぐれで作り出す内部図が原因で迷ってしまった。しかも迷った場所は例のカメラの部屋・・・


王ドラ「加えてこんな趣味の悪いカメラ。まあ・・・大方サタンが原因でしょうけど・・・」


すると、王ドラが見たのはそのカメラのデータにあるアルルの隠し撮り写真祭りだった!全てを察した王ドラはアルルの方に電話をかけた。


王ドラ「もしもし?アルルさん?」


・・・サタン様、アルル達からのオシオキを受けさらに全治が二ヶ月に延ばされたという・・・。






「後書き」


今回はアリシアと八奇人の一人の南ちゃんの話でした。この話を書いたきっかけはちょうど久々に八奇人達を登場させたいところを南ちゃんに白羽の矢が立ったわけです。まあ、最後はサタン様の自業自得なんですけどね!
今はポップンではとりあえずおしゃまスウィングを練習しています。あとは最後のラス殺し譜面の攻略!完全にできるまで最後まで頑張ります。できればですが;






感想OK

主の居ぬ間に洗濯!?(その1) ( No.663 )
日時: 2019/02/05 21:31
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はエージェントさんが主役のお話ですが、エージェントさんがいろんな意味で巻き込まれるお話ですw


アリシア「1月が過ぎればもうすぐバレンタインよね?なら、バレンタインの夜で男女がプロレスごっこをするのは不思議じゃないわよね!」
エージェント「それ、どこで覚えた?」


子供というものは純粋な上に何も知らないからある意味怖いのよね・・・;






エージェント「?アリシア、どうした?」


エージェントはアリシアが花を観察していたのを見つけた。花は無事に咲いたもののアリシアはなぜか落ち込んだ。


エージェント「花が咲いたのに望んでなかったのか?」
アリシア「・・・」


すると、彼女はすぐさまある本をエージェントに渡す。それはおやゆび姫の絵本だった。


エージェント「おやゆび姫?ふーん、花から人ができるってことか・・・なあ、アリシア」
アリシア「?」
エージェント「あのな、子供は花から生まれないんだよ。どちらかというと人から生まれるもんなんだよ。それとな・・・一人じゃ子供は作れないぞ?」
アリシア「!」
エージェント「せいぜい頑張って誰かを探すことだな!まあ、アリシアは可愛いからすぐに見つかると思うけど・・・「だったら」


すると、エージェントが目をやると、そこには大人の女性と化したアリシアがいた!大人の女性になったアリシアはエージェントにスリスリと詰め寄る。


アリシア「アリシアは・・・エージェントとの子供を作りたいなあ・・・アリシアはエージェントのことが好きだからっ、ね、別にいいでしょ?」


アリシアはエージェントをベッドまで連れて行き、彼を押し倒した。そしてアリシアはエージェントに口づけを・・・






と言ったところでエージェントは目を覚ました。そう、最初の冒頭のシーンは夢だったのだ。エージェントは寝転がりながら顔真っ赤になる。


エージェント「・・・なんつー夢を見てるんだ、俺・・・」


その数時間後、エージェントは22世紀の未来式のキッチンシステムで料理を注文していた。アリシアとフルシュの分も注文している。


フルシュ「今時料理が苦手なあなたもこのシステムでなんでもできるんですねー」
エージェント「黙れ(^ω^#)未来式の料理システムを買ってアリシアも好評だからよかったな・・・」


すると、アリシアは愛読している少女マンガの松乃いのり作の「オーボエとは深窓のお姫様のことである」を読みながらエージェントにあることを尋ねる。


アリシア「ねえ、エージェント」
エージェント「なんだ?」
アリシア「生娘ってなに?」
エージェント「ぶっ!!!」


アリシアのとんでもない質問にエージェントは動揺して注文した料理の皿を割ってしまうが、フルシュが願い関係なしに魔法で片付ける。


アリシア「マンガに出てきたの、ねえなあに?」
エージェント「(いのりさんは・・・;)あー;そうだなぁ、えっと・・・;」
アリシア「じーっ」
エージェント「・・・;男の人と一度も付き合ってない女の人のことを言うんだよ!」
フルシュ(上手くかわした!)
アリシア「なーんだ、そっか!じゃあ、アリシアにはエージェントがいるから、アリシアは生娘じゃないのね!」
エージェント「」←絶句
フルシュ(かわしてなかった;)
アリシア「?」


すると、エージェントはテンパりながらそれを否定する。


エージェント「いやあ、何を言ってるんだねアリシアは・・・お前は立派な生娘だよ;」←テンパって付き合ってる部分は否定しない
アリシア「だって、エージェントがそう言ったじゃない!アリシア、生娘じゃないもん!」
エージェント「・・・アリシア、それあんまり言っちゃダメだよ・・・;」
アリシア「なんでダメなの!」
エージェント「・・・それ、女性に対しての一種の差別用語だから!」
アリシア「あ!そっかっ。わかった!言わない!」
エージェント「そうか、いい子だ」


しかし、子供というものは覚えた言葉をいち早く使いたくなるものだとエージェントとフルシュは後に身をもって知ることになった・・・。
すると、エージェントのスマホに電話が鳴る。ガラケーでかけたケンジからだ。


エージェント「ああ、ケンジ?どうした?」
ケンジ「ちょっといい?ちょっとアリシアちゃんやフルシュさんにも頼みたいことがあるんだけど・・・」


その数時間後、エージェントとアリシアとフルシュはケンジの住む4畳半のアパートの一室にいた。ケンジはその部屋内の別のところで身支度をしながら言う。

主の居ぬ間に洗濯!?(その2) ( No.664 )
日時: 2019/02/05 21:34
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

ケンジ「ごめんね、僕が大学の獣医学専攻の1週間の研修旅行があるから猫の世話と部屋の留守を任せちゃって」←東応大学の2年生
エージェント「いいよいいよ。気が済むまで獣医学を勉強しな!俺達もここで猫の世話をするから」
ケンジ「ありがとう。行ってくるね!」
アリシア「行ってらっしゃい」


ケンジが1週間の獣医学の研修旅行に旅立った後にフルシュは何かを見渡す。


フルシュ「今日はエージェントさんの商売敵のエミーリオさんもいないんですね〜」
エージェント「奴は今はあいり達とは別の怪盗からその目当ての宝石の警備の仕事に当たってるそうだ。しかも時を同じくしてケンジが1週間の獣医学の研修旅行の間だ」
アリシア「じゃあ、エージェントと好きなだけいていいのね!よかった!」
エージェント「なんでそうなるの;」


すると、下の階からインターホンが聞こえた。今は学校が終わった後にバイトに行っているヨシオ(うちのヨシオはポップン学園の高校2年生)の部屋からだ。


エージェント「ヨシオの部屋からだな」
アリシア「あいつ今はバイトよね」
エージェント「すぐにインターホンを鳴らした奴に伝えねーとな。おーい、ヨシオは・・・」






ジャガー「ヨシオー!!!忍者アニメの「猫忍者猫丸」の時間だぞ!!」
エージェント「」←ゼオ達と一緒にいるジャガーの姿に絶句






なぜにジャガーがヨシオの部屋の前に・・・?ついでに猫忍者の猫丸とは・・・?


「猫忍者猫丸の解説」
この桜オリジナルのアニメは突如2頭身の猫の姿になってしまったエリート忍者の猫丸の忍者物語である。内容は猫の姿になってしまった理由を探しながら敵忍者と戦って行くストーリー。ヤイバとレトリーやのだめ、猫丸と同じ忍者であるヨシオもよく見るシノビアンと同様に好きなアニメである。ちなみにただの幼児向けアニメだと誤解されることがありますが、ムフフな展開もことごとく描写されている。


エージェント(なんでジャガーがここにいるんだ!?もしかしてヨシオを猫忍者猫丸のアニメの時間を気付かせるために!?)
ゼオ「何してるんだ、ジャガー」
エージェント(って、ゼオ!?)


ジャガーの元に駆け寄ったゼオとププル、クルークとアイオーンが武器を持ちながら言う。


クルーク「居留守ならこれぐらいの武器を使わなきゃダメだよ」
ジャガー「そうだったのか!」
ププル「よしっ、やって!」
アイオーン「ヴッ!」
エージェント「(まずい!!これは止めなきゃ!!)ダイビングキャッチで阻止!!!!!」


すると、エージェントはダイビングすぎてツルーッと滑って行った!すると、ゼオ達は気付く。


ゼオ「え?今のエージェント?」
クルーク「さあ・・・?」
ププル「エージェントさんなら早く助けなきゃ!!」


そして五人がアパートの近くの空き地に滑り降りたエージェントを助けた後に五人を上がらせたアパートでエージェントがヨシオの用事を伝えた。


アイオーン「ヨシオは労働でおらぬのか!?」
エージェント「いや、そこは驚かないであげようよ;とにかく!気が済んだら帰ってあげてくれ!」
ジャガー「せっかくヨシオ、猫丸楽しみにしていたのにな。それとお前らの家じゃねーだろう」
エージェント「いいから帰れ!」
ゼオ「だって・・・スマブラ屋敷に帰ってもみんな試合だもん・・・(しゅん」
エージェント「ゼオ・・・(こんな顔でしょんぼりされたら・・・」






ゼオ「帰ったら帰ったでカービィをめぐってのメタナイトとマルク達の乱闘があるし」
エージェント「帰って止めて来い!!!(汗」






クルークもクルークで近状を伝える。


クルーク「実はね、タルタルがやらかしてさ、早く帰れとラフィーナに言われたんだ。それで暇なんだよ」
エージェント「一緒にいればいいじゃないか!」
クルーク「いれないんだもん。ラフィーナ、すっげー怒ってたから」
エージェント「どんな風に?」






クルーク「タルタルが女子更衣室の部屋を間違ってドアを開けちゃって、激怒したラフィーナが所構わず男子を殴ってるんだ」
エージェント「あのお嬢様、やべーなあ・・・;」






すると、エージェントがアイオーンの方に目をやるが、「メンバーが仕事で忙しくて構ってくれない」と彼の目を見てわかった。エージェントはとうとう折れた。


エージェント「じゃあ、いてもいいけど、大人しくして下さい」
ププル「やった!ボク達、今日はオフだったんだ!」
エージェント「そういえば、二人とも仕事が忙しかったもんな」


すると、クルークの魔人であるカーンが出てきて彼はエージェントを気遣う。


カーン「悪いなエージェント・・・クルーク達もああ見えてやる時はやれる奴なのだ」
ゼオ「じゃあ、俺達は料理を作ろう!」
アリシア「クルーク、アイオーン、ままごとして遊ぼう!」
クルーク「いいよ」
エージェント(ああ、みんな・・・普段のやらかしたことを見て「帰れ」なんて言ってごめんよ・・・)


その数分後・・・






ププル「あっ、ごめんエージェントさん!醤油が畳に!」
アイオーン「ヴッ!!(勢いあまってアリシアがつけてくれたリボンを落としてしまった」
ジャガー「あっ、バーボンが・・・(こぼしたらしい」
エージェント「やっぱり帰ってくれーーーーー!!!!!(大号泣」






エージェントはやっぱりすぐさま五人を帰らせようとするが、ゼオはそれを華麗にかわす。


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