二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。4
日時: 2022/12/14 20:01
名前: 桜 (ID: V1z6MgX2)

新しい日常日和。4に来て下さりありがとうございます。このたび前の掲示板のデータがいっぱいになったことにより後継掲示板で日常日和。を4として再開することになりました。なのでブタのヒヅメとの戦いやぷよクエ実録も今後はここですることになります。それでも私は変わらないし変わるつもりもありませんので見ていただければ幸い!


「目次」


「短編」
多才のわらじ>>1-2
賢者大作戦!>>38-43
成りすましアラビア二番手>>49-50
ツキノちゃんと孤高な天騎士さん>>73
サックスとリンゴ>>78-79
恋愛裁判地獄絵図>>85-89
Ai:birthday>>146-147
可愛い可愛いメイドさん>>177-179
栄光の天騎士ロード>>183-190
隠しの天才>>196-197
疑惑のラブレター>>203-204
悪魔さんの歌と少女のオーボエ>>248-249
2番手vsローティーン共の大戦争>>265-267
フルートの約束>>276-278
海水浴での休暇>>338-342
ふうりんアフェットゥオーソ>>365-369
月光の進化と共に>>374-377
王ドラ、イーブイ達を拾う>>382-383
とっておきのうた>>389-392
ある日降り立ったウーベルチュール>>410-411
学☆芸☆会☆大☆騒☆動>>415-416
サウンド・ショウ・タイム>>420-421
大量の楽器紛失事件>>425-429
龍笛を巡る運命(さだめ)>>434-435
今時の温泉パークはプールも付いているらしい>>451-452
トラブルな仙女!>>467-468
影の怪盗と妹の姫君と操りのポケモン>>471-475
お花見は時に危険なこともあるらしい>>478
争奪のシナリオ>>515-519
Nebula from Sunny>>522-525
勘違いにご用心!>>528-530
舞い降りた花>>543-545
桜版裸族による裸族のための講座2>>548-550>>552-553
解き放たれた恋愛のもつれ>>558-561
8月31日のポルックス>>605-606
月下の明かりの下で>>607-608
Flying to you>>637
ロックパンダは騒動がお好き!?>>638-639
オーボエはギネスブックになるほど難しいらしい>>640-642
ファゴット・ミッション!>>643-646
アリシアと魔法のエメラルドの腕輪>>649-650
Nostalgie Voice>>651-652
雑草達のそばにあるキレイな二輪花>>655-656
薔薇とリンゴとトロンボーンとモノクルの香り>>657-658
狐をめぐるもつれ>>659-660
乙女のカメラ対決!?>>661-662
主の居ぬ間に洗濯!?>>663-671
Mysterious Days>>672
オトナになったもん!>>673-675
若頭と雅楽師と笛と>>676-678
ニュージーランド劇場に参加しまショー!>>681-685
北海道inアンサンブルコンテスト>>686-687
髪は男女ともに命らしい>>688-689
ジャパンの侍犬魂>>690-691
没ネタ2本立て>>692-694
大騒ぎなお嬢様参観日>>695-696
ロックパンダとの別れの時>>697
薔薇色の狙撃>>698-700
嬉し恥ずかし修羅場>>701-704
とある日の海水浴事情>>705-707
NOBUNAGA to visit shores>>710-712
カメラにご注意を>>715
ドタバタ☆アクション!>>741-744
いつの世も儚きや>>773-774
クリスマス☆ラブパニック!>>777-778
森の女王様と闇の美少女と花の魔導師>>781-783
違う時代からの流通者>>787-788
ラモール・エスポワール〜ブケファラスと共に〜>>794-795
アンダーノースザワでの出会い>>802-804
生徒会番長の苺の裏事情!>>808-811
初夏の露呈式!?>>815-818
天の川の天から舞い降りた落とし子>>822-823
ラブナの隠されたとある秘密>>826
少年戦士ト麒麟ノメイドノ物語>>829-830
ラブっとvTORIスティック>>849-850
アムール☆トリップ>>854-857
日本のライブではハープやチェロも採用されるらしい>>858-859
やって来たのは少女剣士さま!?>>860-861
全面協力のバレンタインのラプソディ>>871-872
愉快!痛快!寿司狂騒詩!>>873-877
ルナティック・スウィング!?>>878-879
スパイハッピーバースデイ>>880-881
スーパー☆アストルフォちゃん!>>886-887
髪の毛は人間の命らしい>>888-889
一頭身の人形とヒーロー>>890


「やってきた。」
音大生漫画家がスマブラ屋敷にやってきた。>>439-440
ロック・パンダがスマブラ屋敷にやってきた。>>634-636
生意気司令官がスマブラ屋敷にやってきた。>>653-654


「ぷよクエキャラで料理対決!」
その2>>10-16
結果発表>>22-25
オシオキ編>>32


「テストネタ」
テストネタ1>>443-448
テストネタ2>>455-462


「フルート実録」
フルート実録2>>1
フルート実録3>>173


「闇天使の“重責”の呪縛」
猫と踏切と闇天使>>208-209
恋したサックス>>212
一旦の別れ>>215-216
事件の波乱>>221-223
神様も止められない紅蓮の羽四つ>>227-228
ウサギランド出現>>231-234
“願い”の先>>238-244


「ブタのヒヅメ決着」
月長石と星の水晶と黄玉物語>>283-284
全ては「キミ」のため>>289
慕う気持ち、向上心と小さな籠>>292-293
夕焼けの空と曇りの空>>296-298
青空はいつでも夕陽を待っている>>301
ゾーアの覚醒>>307-308
未来への絆>>313-314
悲しみはここに置いて>>318-320
さようなら、ありがとう>>324-326
終わりの始まり>>331-332


「全国学生音楽コンクールでの絆」
夏の花の嵐>>564-565
紅葉からの条件>>568-569
圧倒的な表現力がボレロを貫く>>574-575
四葉宮高校との対面>>578-579
四葉宮高校とのアンサンブル対決!>>582-584
棟梁と魔人と黒音と>>587-589
黒音学園とのアンサンブル対決!>>592-594
それぞれの動向と彼女から手を引いて>>597-598
本来の音>>601-602


「天空のレビアッタでの激闘と決戦」
星の舞う庭>>609-610
ゆっくり回り始めた歯車>>611-615
秋のルビー、悲しみを歌いながら愛しさを>>616-619
激闘の瞬間ーーーときーーー>>620-621
兎蝶グラフィティ>>622-623
道化とスライムのレジリエンス>>626-628
悲しみよりも深く優しく>>629-630
No charge memorys>>631-632
これからの課題と目的>>633


「トランペッターのケロン人襲来!」
占いの結果のトランペットとウラハラとタママ>>747-748
純粋アンチテーゼ100%>>751-752
トランペットでのイリュージョン>>755-756
大切な人からくれた宝物>>759


「マリア・ザ・リッパーの行く末」
休息にトロイメライ>>841-842
White fox the Ripper>>843-844
マリア・ザ・リッパー!>>847-848


「ぷよクエ実録」
時空の旅人クリアまでの道のり>>254
マーベットの挑戦状日和>>270


「前後編」
旋律幻想曲>>56-58>>64-66
果てなき命の宴>>132-134>>139-140
フルートのショコラティエ>>151-152>>156-157
吸血鬼の赤き洗礼>>257-258>>261-262
オルガンストレッタ>>348-351>>356-360
秋のポケモンコンテスト!>>397-400>>405-406
愛と涙のサッカーバトル!>>533-535>>538-540
それぞれのお忍びの騒動の三重県伊勢志摩旅行>>762-764>>767-770
大切な思い出>>833-834>>837-838
ダイ山神話聖杯大戦>>862-866>>867-870
Composer:C>>882-883>>884-885
無垢なるアイの願い星>>891-895>>896-899>>900-905>>906-909(最終更新&続きは新たなスレッドへ)


「特別編5」
序章:八奇人>>94-95
第一章:わがまま>>101-102
第二章:見てきたもの>>107-109
第三章:夢涙>>115-117
第四章:絆>>121-122
終章:響く>>123-124


「特別編6」
序章:オーボエの王子様>>481-482
第一章:小さな店で>>486-488
第二章:シグレの覚醒>>492-495
第三章:目には目を、口撃には口撃を>>500-503
第四章:オーボエの涙>>507-509
終章:運命の奇妙な巡り合わせ>>510-511


「特別編7」
序章:始まりの約束>>718-719
第一章:デートの途中で>>722-723
第ニ章:すれ違い・・・?>>726-727
第三章:本当のこと、その本当の気持ち>>730-732
第四章:報復☆DEATH>>735-736
終章:日本までやってきた来客>>737-738

ファゴット・ミッション!(その3) ( No.645 )
日時: 2018/12/12 00:11
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

「ちょっと長めなぷよクエ&オリキャラ紹介(データ21+紹介1」



・「吟遊月華の龍笛の弟」シグレ
頭角を現した雅楽師バンドの「吟遊月華」の兄と同じ龍笛担当でナルカミの弟。演奏で紫に近い赤の煙を出すことができる。
性格は卑屈でネガティヴで遠慮しがちだが、その性格から見て実は純粋で基本的にお人好し。性格上母性本能をくすぐられるような何かがあり、兄同様にモテるのだが、女子からのメールをスルーしたりなど兄同様に問題を起こすことが多い。元は雅楽の名門出身であるが幼い頃に天才と言われている兄と比べられて卑屈な性格になるが、実は金城曰く努力の天才でまだ不完全ではあるが天才的な奏者としての才能がある。新しく桜都として吟遊月華のプロデューサーになったアイオーンやフランツ、金城の指導を受けて徐々に才能を現すことになる。また堀本曰く「演奏には他の奏者にはない魂がある」らしい。その魂のある演奏でそれを陰ながら見ていた笛吹理人ことフラウトの凍りついた心を僅かながらに動かすことに成功し、彼とは再び出会って懐かれたことから面倒を見ることになる。最近ではフルートも猛特訓中。アイオーンに憧れているが、最近は雨季のことが気になり始めた。ミラクルクッキングの達人でもあるために兄もこれには予想しなかった。裸族を見ると気絶するタイプ。一人称は俺。


・「吟遊月華の龍笛の兄」ナルカミ
頭角を現した雅楽師バンドの「吟遊月華」の龍笛担当でシグレの兄。演奏で黄に近い赤の煙を出すことができる。
性格は優しく謙虚で女子から親衛隊もできるほど人気が高い。その一方で女子からのメールをスルーしてその度に紅葉に弟同様に怒られている。また実はブラコンの気があり、弟の寝顔の写真を撮ったり、弟の過去をわざわざ記録したりもしている。エニシとは幼馴染で彼に対しても大切に思っており、そのエニシに関する出来事が原因で弟と仲違いをしたこともあった。アイオーンのことはギターの高い実力から認めているもののシグレが憧れていることは少し心に引っかかっている。ツッコミの素質があり、最近出没した裸族に青ざめている。一人称は私で敬語口調。


・「吟遊月華の舞ボーカル」ミヤビ
頭角を現した雅楽師バンドの「吟遊月華」の舞ボーカル担当で彼女の踊りには人を惹きつける何かがある。
性格はメンバーの中で一番の純粋でウブ。また紅葉からも大切にされており、この子に手を出したら紅葉が相手をケチャップまみれにします&くれぐれも注意してください。また胸は他の女子より少し大きく、そのスタイルの良さを空に羨ましがられている。また彼女の家は舞の有名な一家であるが、箱入り娘の故に現在までの男性経験は全くなかったらしい。またヤマトの影響で彼のよく使う言葉を真似しており、紅葉も驚いていたらしい。彼女はポイズンクッキングの錬成者で被害者はエニシとヤマトとナルカミ。当然のごとく純粋組であり、この子に裸族を見せる前に避難させることが多い。一人称は私。


・「吟遊月華の羯鼓」エニシ
頭角を現した雅楽師バンドの「吟遊月華」の羯鼓担当。第一印象ではコスチュームからチャラそうに見えている。
性格は見た目に反して何事にもストイックであり、自分の理想とするところまでたどり着くためなら容赦ない罵声も厭わないが、その一方で褒めるべきところはしっかりと褒めており、アメとムチを使い分け、基本的には不器用ながらも優しく相手相応の態度で接するタイプである。またお師匠推しの徒然の大ファンでもあり、徒然のライブに行くためにバレないようにわざわざ怪しい格好をして警備員に捕まったことがある。基本的には徒然に関することがなければクーデレである。ナルカミとは幼馴染で彼の弟のシグレとも面識がある。自分達バンドのモチベーション向上のために事務所選びに悩んだ時に偶然ゲリラライブをしていたdevilの演奏やヘドのボーカルを聞いて触発され既にスカウトされた別の事務所の話を蹴って仲間とともにリトルモンスターに所属した。最近は裸族を知って彼らを時に「バカ族」と呼びオシオキ組に目覚めた。一人称は俺。


・「吟遊月華の琵琶」ヤマト
頭角を現した雅楽師バンドの「吟遊月華」の琵琶担当でバンドの中では誰もが認めるリーダー的存在。チャラい口調で話す。
性格はチャラいながらもしっかりしており、いざという時のメンバーのまとめ役である。吟遊月華の精神的支柱は基本的に彼。しかしその一方で女子を食い物にしないタイプのスケコマシであり、ミヤビに自分が使ってる口調を教えたのも彼などお茶目な一面も持っている。その点では結果的に紅葉を激怒させ、リトルモンスター寮の近くの魔の部屋に数日間閉じ込められたこともある。しかしながらメンバーをまとめるリーダーシップは本物であり、演奏の時は全体を俯瞰視点から見ながらまとめきっている。ツッコミの素質があり、最近出没した裸族に青ざめている。一人称は俺で「っす」口調とかなり砕けた口調。


・「devilのボーカル」ヘド
人気の悪魔ロックバンドの「devil」のボーカル担当の赤の悪魔。
性格はその外見に反して明るくやんちゃで子供っぽくせっかちな自信家。その外見と性格のギャップで大半の女子から甘やかされることが多い。しかし紅葉やスマブラ屋敷の人々などの一部からは通用しなかったが、本人はさほど気にしていない。普段は明るく振る舞うが、その奥底から生まれていた心の闇から基本的に他人に対して関心を示していない。しかしながら自分を初めて素を出させたアイオーンに興味を持ち、何かと彼を試す素振りを見せている。昔は幼馴染のバーテブラとマオに面倒を見てもらっていたが、マオの事故を契機にマオの居場所であるステージを作るためにバンドを結成した。そのために彼の持ち味である実力のある荒削りなボーカルもマオのために無機質なものへと変わってしまっていた。マオが目を覚ました後は昔のようには行かないものの彼女を今でも気にかけている。動じない組で裸族を見てもきょとんとしている。一人称は俺、または俺様。


・「devilのギタリスト」ストルナム
人気の悪魔ロックバンドの「devil」のギター担当で青の悪魔。
性格は普段はナンパな女好きだが、演奏になるとそれまでとは違うクールで神業なギターテクニックのギャップに惹かれるファンは多い。ギターの腕前は同じように天才的なギターテクニックを持つアイオーンからも認められている。その圧倒的なギターテクニックにすみれ曰く「バンドとして最大の武器になる」とバンドの演奏の支柱となっている。それまでは別のバンドの演奏のサポートをしてスカウトされたらあしらって断る生活を送っていたが、七彩高校に入学して同じクラスとなったヘドにスカウトされ、当初はこれまでと同様に軽くあしらっていたが、彼のへこたれない態度を見て考えを改めてdevilのギタリストになった。一人称は俺。


・「devilのベーシスト」コスタ
人気の悪魔ロックバンドの「devil」のベース担当で緑の悪魔。
性格は何事も非常にストイックで自分だけのルールを持つ。またドSで女性関係で問題を起こしたストルナムにキツい制裁をすること多い。また音楽に対してかなりの理想を持っているが、その指摘を結果としてバンド全体の演奏技術を向上させることが多い。ゼオほどではないが、メンバーの中でもヘドと同様の低身長でそのことを気にしていることも少なくはない。ちなみにいつもの朝食はベーコンエッグらしい。実はヘドにスカウトされる前に別のコピーバンドでベーシストをしていたが、ヘドの音楽性と自分のストイックな性格が利害の一致を生んでそのバンドを抜けてdevilにベーシストとして加入した。言うまでもなくオシオキ組。一人称は俺。


・「devilのドラマー」バーテブラ
人気の悪魔ロックバンドの「devil」のドラム担当で黄の悪魔。
性格は楽天的で大人らしい振る舞いができる懐が広い男で周囲からの信頼は篤い。細やかな対応ができる他に料理がプロ級でどんな難しい魚も自分で捌くことができる。また頭もいいために幼馴染のヘドのために教員免許も取得しており、バンドメンバーの他に普段は七彩高校の教師として働いている。七彩高校では見た目に反してその気さくな人柄と生徒を大事に思うが故のフランクさで生徒からの人気は高い。ついでに愛称も込めて「バテセン」というあだ名も名付けられた。シンガンクリムゾンズのドラマーのロムに同じドラマーとしての強い尊敬の念を抱く他に他のバンドのことにも気にかけている。ヘドのバンドには事情を察したのか一度はバンド入りを断っていたが教員免許を取得した後に彼のバンドに加入した。ツッコミの素質があり、最近出没した裸族に青ざめている。一人称は俺。


・「devilのキーボーディスト」ペルヴィス
人気の悪魔ロックバンドの「devil」のキーボード担当で紫の悪魔。メンバーの中では紅一点。
性格は口は悪いが、本当は根は優しくツンデレな性格。さらに面倒見がいいために紅葉からミヤビの教育係を任されている。しかしながら怒るととても怖く、その怒りはメンバーをも戦慄させている。先天的に髪が伸びにくい体質のためにロングヘアの女子組を羨ましがっている。女好きのストルナムには事あるごとに口説かれているが、その口説き文句は拒否している。元々はピアノを演奏していたが、バンドにはヘドがキーボードが必要だとオーディションをしたところその可愛らしい見た目から反する卓越したキーボードの実力を見込まれてオーディションに合格し、バンドに加入した。彼女はポイズンクッキングの錬成者で被害者はストルナムとコスタとバーテブラ。一人称はアタシ。


・「吟遊月華の厳しいマネージャー」三軒屋紅葉
吟遊月華の厳しい女マネージャーであり、その実力を見込んで彼らを厳しくしながらも温かく見守る存在。空の従姉。
性格は良くも悪くも厳しく、リトルモンスターでは真のボスとも噂されている。元ヤンでもあり、昔は伝説の女暴走族の「西恋歌」の伝説の三代目総長だった。しかしながら本質的には優しく、彼らがいい演奏をした際にはしっかりと褒めるなど基本的にエニシ以上にアメとムチを使い分ける義理堅い一面を持つタイプである。度々やらかすシグレ達には厳しく接する一方でミヤビには割と甘く、またdevilのメンバーであるペルヴィスにもある程度甘い。アイオーンの曲の中にある才能を見抜き、彼を吟遊月華のプロデューサーとして指名する。星ノ宮学園の音楽科OGでもあり、理事長であるオンレン兄妹の祖母が彼女の事情をよく理解していたために退学はされなかった。また同校の吹奏楽部OGでもあり、ヤンキー以外の時間の吹奏楽部ではフルートを担当しており、大事にしていたフルートは壊さなかった。ついでには同校の音楽科ではフルートを専攻していた。空達子孫五人組からは「紅葉姐さん」と呼ばれて慕われている。ちなみに父親も伝説の元ヤンだったが、その際には王ドラに面倒を見てもらっていたために彼だと知った時から彼に畏怖を抱いている。最近ではサインズのオネエマネージャーである一ノ宮美人に助けてくれたことから好意を抱いている。言うまでもなくオシオキ組である。一人称は私で男口調。


・「devilのお色気マネージャー」石森すみれ
devilのフランクな女マネージャーであり、いざという時には彼らを導く貴重な存在。
性格はクールな見た目に反してフランクで紅葉と比べて比較的気さくな性格。しかしながら頭の回転が早く、devilを支える縁の下の力持ちでもある。彼女も紅葉と同様の元ヤンであり、西恋歌で副総長をやっていた。そのため紅葉とは弱音を打ち明け合える関係でよくメンバーに関する相談などで酒を飲み交わしている。酒豪であり、酒の瓶を数杯飲んでもあまり酔うことはない笊。また巨乳でもあり、露出度の高い服を着ては紅葉から叱られている。紅葉と同じく星ノ宮学園のOGであり、当時は特進科だった。また吹奏楽部OGでもあり、当時はテナーサックスを担当していた。ギャグカオス組lv.4でもあり、カオスな展開が起きればゲラゲラと笑うこともしばしば。その度にに紅葉から鉄拳制裁を受けている。一人称は私。


・「リトルモンスターの若き女社長」小松つむぎ
中小事務所のリトルモンスターの若き女社長。見た目ロリだが、紅葉とすみれ、バーテブラと同じ年齢である。
性格は天真爛漫な性格で愛らしく、誰からも好かれる友達の多い人気者社長。しかし紅葉によれば、黒い性格らしく実際には愛らしい見た目に反して腹黒い。また商売上手な面もあり自ら発掘した吟遊月華とdevilをイメージ戦略で見事に結果的に大成功を収めさせている。しかしながらちゃんと彼らの実力も買っており、それなりに愛情は持っている模様。前社長の令嬢で昔は美少女売れっ子バンドでフルートを担当していた。アイオーンのことを気に入っている他に脱ヤンして行き場のなかった紅葉とすみれに救いの手を差し伸べたのも彼女である。そのため紅葉とすみれはなんだかんだで文句言いつつも彼女に信頼を置いている。一人称はつむぎ。


・「這い上がったオーボイスト」上条真央
愛称はマオでヘドとバーテブラの幼馴染のオーボエ奏者。空の従姉。
性格は明るく元気な女の子で気さくで面倒見がいい性格である。オーボエの実力は相当なものでその音色には甘美の中に切なさも含まれるどこか心に響くものがある。将来を嘱望されたオーボエ奏者だったが、ヘドを庇って3年間も昏睡状態になるほどの事故に遭ってしまう。ヘド曰く「一番大切な奴」。明るい表情を見せる反面悲しいことがあっても決して人に見せない強情なところもある。オーボイストの母との離別後に引き取られた父親一家には愛されず、つらい日々を送りながらも笑って過ごしていたが、昏睡状態から目を覚ました後に事情に気付いた従妹の空の懇願により父親一家とは最後まで和解することはなかったが、どうにか父親一家からの脱出に成功する。その後に紅葉の計らいによりリトルモンスターにオーボイストとして所属することになった。一人称はあたしで少し男口調。


・「幼き龍笛の軍人」フラウト=ウーンドパール/笛吹理人
ヴィラリン軍に所属する幼い少佐で普段は日本にいる時は日本人としての笛吹理人の姿で過ごしている。お供にポケモンのエルフーンのエルフがいる。
性格は幼く可愛い見た目に反してしっかりしており、態度が大人でもあり、まさに「理想の良い子」として目されている。しかしながらロムはそんな彼の隠された本心を見透かしたのか「甘え方をよく知っている飼い猫のような感じ」と見ている。自分を引き取った叔母一家の複雑な家庭環境の影響でどんなにいいものを見ても感動できない心を持った子供に育ってしまうが、シグレの演奏を聴いて少しだが心が動いたためある任務で彼を追いヴィオロンとともにリトルモンスターに龍笛担当として所属する。やがてある出来事から正体がバレてしまうが、ヴィラリン軍に特例が認められリトルモンスターにいられることになった。シグレに懐きながら心を開いていく中であることに気付き始めたことからレビアッタ戦で実は既に死んだヴィオロンになりすましていた青の吸血鬼一族の一人のクロラにタクト同様にさらわれてしまうが、シグレ達にタクトとともに救出された。その後、日本にいられることになったが、叔母のふとした発言からナルカミとシグレの腹違いの弟だということがわかる。一人称は僕。

ファゴット・ミッション!(その4) ( No.646 )
日時: 2018/12/11 18:56
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

・「ヴィラリン軍の恋する軍人」ニンア=ムーシェ/ニンレ=クリスト
ヴィラリン軍に所属する女性中佐で常に怒鳴ってて暴力的な口調で話す。日本にいる時はイタリア人のニンレ=クリストの姿で過ごしている。
性格は暴力的で男勝りだが、同じ中佐のアルフォンスを崇拝レベルで好きでその時だけ恋する乙女である。そのためアルフォンスの部下であるルイとユラのことは「ケダモノコンビ」と呼び敵視している。しかしアルフォンスが妻子持ちであることは知らない。日頃から暴力的な態度が多いが、ちゃんと人を気にかける義理人情に厚い一面も持ち、実質日本にある任務のためにヴィオロンとともに旅立ったフラウトのことをよく気にかけ、そんな彼を見守るために任務のついでに取得した教員免許を生かして星ノ宮学園の体育教師として着任する。空と勇飛が所属する剣道部の顧問も任され実質空達をビシバシと鍛えている。魔法とヴァイオリンの名門のムーシェ家の出身。レビアッタ戦で既に死んだヴィオロンになりすましていたクロラに総帥のトリルやアルフォンス達同様に記憶を洗脳されてしまうが、シグレのある行動によりヴィオロンは実は既に任務で死んでいたことを思い出した。このことはニンア自身が記憶が洗脳されていたとはいえ一番気付くべき自分が気付けなかったことに後悔と少しの自責の念はあるという。一人称は俺で俺っ娘。


・「ヴィラリン軍の総帥」トリル=バーチ
ヴィラリン軍の頂点に君臨する総帥。ヴィラリン軍人達に様々な任務を与えることがある。
性格は基本的に平和主義で穏やかだが、口調からチャラい一面も持つ。しかしながら戦いでの実力と司令塔とリーダーシップは卓越しており、王ドラからは「敵に回すと絶対に厄介」と評されている。また冷徹な面を演じる一方で部下のことは大切にしており、そのためのサポートといろんな権限も辞さない。アルフォンス達やフラウトのことなど色々と知っている模様。ケーキ作りを特技としており、その腕前はプロ級で部下にも振る舞うことがある。ヴィラリン王族や重臣からも特に信頼を厚されており、実質王族や重臣しか参加できない会議にも特別に出席している。王族の血も流れているバーチ家の出身でもあるが、父親は大層な独裁者らしく、ヴィラリンとそれにまつわる他国との戦争である通称「ヴァーラ戦争」を引き起こしたため彼は世間的にはいいイメージを持たれていないもののそれでも努力の末に今の地位と信頼を手に入れた。ヴィオロンが既に死んだことを思い出したが、それが明らかになった後に今ヴィラリンは事件の余波で揺るがさせ続けているためその事件の解明のために他の部下達とともに奔走している。一人称は僕。


・「トロンボーンの暴君の天才」金城景吾
星ノ宮学園の音楽科でトロンボーンを専攻している中等部3年生で吹奏楽部の部長。
性格は嫌味ったらしいが、実は赤面症のツンデレで彼のことををよく知る人物にはその一面を見せることがあり、本当は誰よりも優しい。また面倒見がよく、相手の努力を認める純粋な一面も持つ。トロンボーンの演奏技術は部内はおろか学内でも最高級のトップクラスで、勝手に他の演奏に乱入しては自分の演奏技術で相手の演奏を振り回すことから暴君と呼ばれ、その際には何かをアドバイスして立ち去っていくことが多い。後輩である子孫五人組、特に空には行動を何度も厳しく注意するが、根っから嫌っているわけではない。また幼馴染であるまほろに特別な感情を抱いているが、あまりにも近すぎる関係性故にそこから踏み出せないでいる。実家は日本が世界に誇るエリート音楽一家の金城ファミリーであり、自分に世界的な指揮者の父親と有名なピアニストの母親、父親違いの姉のカリスマモデルでオーボイストの凛音がおり、世界的な作曲家の祖父と有名マリンバ奏者のそぼもいる。金城家の親族は音楽に関して縁が深い一家である。凛音のことは内心では姉として大事に思っているが、表面上は父親違いであることから煙たがっている。また負けず嫌いの一面も持ち、タクトやすぐりを越えたい気持ちで懸命にトロンボーンの練習に励んでいる。卓越した和音構築の知識とテクニックが持ち味。あることからシグレの親友となり、彼の龍笛やフルートの努力の末の実力を認めて問題解決を頼むこともある。一人称は俺。


・「陰の超功労者(スーパーオーボエプリンセス)」黄田まほろ
星ノ宮学園の音楽科でオーボエを専攻している中等部3年生で吹奏楽部の副部長。オーボエパートの副パートリーダーで金城の幼稚園からの幼馴染。
性格はのほほんとしており、純粋でみんなの癒し系。しかしながら猪突猛進故に少し思い込みの激しい一面も持つ。学校にいる時は分厚い伊達メガネをかけており、メガネを取ればかなりの美少女であることから後輩達からは時に「眼福メガネ先輩」と呼ばれている。オーボエの実力は才能があり、少し練習をすればできてしまう。ある過去の経験から「オーボエの王子様」を熱烈に待っており、ナンパ男から助けてくれたシェゾを「オーボエの王子様」と呼んで惚れるが、彼に恋人(アルル)がいることを知り落ち込んでしまうが、クルークのレッスン先の依頼演奏での金城の演奏を聴いて心を通じあわせる。その後にクルークに正体を知らないままピアノを教わっている。一人称は私。


・「旅するオーボイスト」黄田夏目
現在はドイツに留学しているオーボイストでまほろの双子の兄。金城のもう一人の幼馴染でもある。
性格は明るくフランクだが、まほろと違ってガサツで大雑把。時々意味深な言葉を残しては結果的に仲間の演奏技術も向上させている。可愛い顔をしているので女子が寄ってくることもあるが、それがあまりにもしつこかった場合は失礼な発言を言い放って立ち去らせている。オーボエの実力はまほろと同等以上のもので本当はまほろにも留学の話があったが、まほろの「景ちゃん達ともうちょっと一緒にいたい」という意志から自分一人だけドイツに留学した。まほろ達に連絡する際にはLINEかスカイプで話している。全部の音に味覚を感じる共感覚の持ち主でもある。ドイツに留学しているためドイツ語が特に堪能である。王ドラにどこでもドアを贈られてから暇な時に度々星ノ宮学園に遊びに行くことがある。一人称は僕。


・「歩くオーボエのモデル」朝倉雨季
星ノ宮学園の音楽科でオーボエを専攻している中等部3年生で吹奏楽部ではオーボエのパートリーダーを務めている。
性格はやや気の強い性格で毅然とした発言が多いが、気配りを欠かさない姐御肌である。宮島とともに金城・黄田兄妹とは同じ小学校出身。オーボエは小さい頃から始めており、それ相応の高い実力を持っていることと面倒見の良さから金城からオーボエパートのパートリーダーを任されている。最も彼女の真の実力はジャズやオケ編で発揮するなど金城達も彼女のジャズ曲やオケ編曲を演奏する際の豹変ぶりを当たり前のものとしている。実は実家は祖父が仁義ある任侠集団「平安還都一家」の組長である。東応大学で獣医学部生の兄がいるが、両親は幼い頃に交通事故で亡くし、兄とともに祖父に引き取られた。またテストは特進科の生徒を凌ぐほどの常に学年1位の成績を獲り続けており、文武両道で後輩達の憧れの的である。シグレには宮島同様に当初こそ警戒していたが、彼の根は優しい性質と問題を俯瞰視点で解決する能力を見て徐々に惹かれ始めた。一人称は私。


・「棟梁と呼ばれるパーカッション奏者」宮島清史郎
星ノ宮学園の音楽科で打楽器全般、特にティンパニを専攻している中等部の3年生で吹奏楽部ではパーカッションパートのパートリーダーを務める。
性格はコーンロウが決まっている不良みたいな外見とは裏腹に優しく世話焼きな性格をしており、パーカッションパートメンバーのみならず、他パートの部員達からの信頼も厚い。また料理の腕前はプロ級中のプロ級であり、フラウトの嫌いな人参を見事克服させた。金城の弁当を作るのも主に彼。学校内に理事長公認の秘密の野菜室を作っている。弟が二人いるが、実の母親を幼い頃に病気で亡くしているため元打楽器奏者の父親の働いている稼ぎの下で家事と部活を両立を務める日々を送っていたが、突然父親が箏の名門である一条家の娘に惚れられて再婚し、一条家の者になり、内心では新しい母親に複雑な心境を抱いているが、根っから嫌っているわけではない。また緊張しやすい一面も持ち、打楽器を始めた理由は金城に話術で吹奏楽部に誘われたため。ちなみに小学生の頃は今なら女子にモテてそうな髪型だったが、自分では地味だと思っていたために金城がコーンロウを勧めて星ノ宮学園中等部進学後は今の髪型になった。一人称は俺。


・アルス=グリオニオ
世界的有名なファゴット奏者で彼がヘッケルの超高級ファゴットを持っていたことからエミーリオがアリス団に勝負を持ちかける理由となる。実は怪盗好き。


とりあえず長めのキャラ紹介はようやくまとめました。つか、自分が後回しにしていたせいですねすみませんOTL






「後書き」


今回は二組の怪盗と二人の探偵の心理戦でした。この話、元々は他にもうちの名探偵タママや盗賊団ドロッチェ、怪盗ドラパンも出てくるはずなんでしたけどねぇ・・・。話のテンポの関係で削らざるを得ませんでした。
この話で一番得したのはキッドと夜神さんです。夜神さんは優秀な刑事故に何も知らなかったことから来るアリス団へのある種の信頼感が徐々に芽生えつつありますね。アリス団の正体は彼「は」知りませんがね。






感想OK

Re: 日常日和。4 ( No.647 )
日時: 2018/12/16 14:21
名前: 葉月 ◆2bmoujqRHk (ID: 9Urj1l4Z)

ご無沙汰してます葉月です。実はこっそりと読んでました。ツイッターでもフルート購入時の漫画に腹筋持ってかれましたwww
個性的な新キャラやオリキャラもたくさん登場してよりにぎやかになりましたね。


そういえば先日までここに入れなかったということはご存知ですか? 私も本館の方に入れませんでした。

PS.スタアラキャラを出すならどんな設定にするか気になります。カービィちゃんのゲームをもとにした話も拝みたいですww

コメント返し! ( No.648 )
日時: 2018/12/16 17:20
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

〉葉月さん
私の漫画や小説をこっそりと読んで下さってありがとうございます!あ、やっぱりあれには腹筋が持っていかれちゃいましたかwww個性的な新キャラやオリキャラも登場しながら日常日和。の話はまだまだ続きます。はい、私も先日までここに入れなかったことがあったんです;スタアラキャラは私が来年の1月にニンテンドースイッチを買う予定と同時にストーリーモードをクリアした後のゲームを進めながら書きますのでスタアラ編はしばしお待ちを!

アリシアと魔法のエメラルドの腕輪(その1) ( No.649 )
日時: 2018/12/16 17:23
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はアリシアがうっかり拾ってきた魔法のエメラルドの腕輪のお話です。アリシアの曲、そろそろプレイしたいですね。私にその腕があればの話ですが(´;ω;`)譜面調べたけど今の私には難解すぎて難しいのよ・・・OTL






日本の東京都内にある白金の中でも際立って豪華な大きなお屋敷。その家の主はアリシアで今日も彼女のボディーガードのエージェントとともに暮らしている。エージェントが秘密裏でクロードが追う組織にスパイとして潜り込む度にいなくなるが。


アリシア「今日はエージェントの大切なお仕事だから一人で留守番するの。そんなアリシアはちょっと偉いわ。うさぎ、エージェントが帰って来るまでちょっと遊び相手にーーーん?」


アリシアはエージェントが急用で出かけている間にぬいぐるみのうさぎが何かを持ってきたのを察した。


アリシア「うさぎ、何これ?」
うさぎ「突然拾ったんだ。多分アリシアも気に入ると思うよ」
アリシア「ふーん・・・たしかに綺麗ね。もらっておくわ」


アリシアはそれを持ちながらその少しの汚れの中に凛と澄んだ美しさに惹かれた。


アリシア「・・・確かエメラルドだっけ。今時腕輪として手の込んだ作りをするのね。でも、このままだとさらに汚れちゃうからせめて綺麗に拭ければいいわね」


すると、アリシアはあやクルの細やかな窓拭きを思い出した。それを思い出した彼女はそのエメラルドの腕輪を持ちながらキッチンに向かい、また何かを持って戻ってきた。


アリシア「リセッシュよ。これで綺麗にすればいいんだわ」


アリシアがリセッシュを使って布巾でエメラルドを拭いた後にさらに綺麗な輝きとなった。


アリシア「あら!綺麗になったわ!これでアリシアにも似合うようにーーー」


すると、そのエメラルドの腕輪が突然光り出した!


アリシア「!?」


そのエメラルドの腕輪の光が薄れ、そこから緑の魔人のような姿をした男性が出てきた!


アリシア「・・・え・・・!?」


すると、その緑の魔人は目をパチっと開けてアリシアを見る。すると、すぐに笑顔で掛け声をする!


???「おはようございまーす!」
アリシア「びくっ;」
???「あなたがボクのご主人様ですね、願いはなんでも叶えます!さぁ、願いの一つや二つでも言って下さい!」
アリシア「えっと・・・願いは・・・今はないわ」
???「えっ!?あっ、そうでした!」


すると、緑の魔人はアリシアに知ってもらえるように自己紹介する。


???「ボクは緑の魔人、フルシュです!たった今あなたのご主人様になったばかりです!よろしくお願いします!」
アリシア「よろしくじゃないわよ。アリシアにはなんでもあるから願いは今はないの」
フルシュ「え〜?家族と一緒にいたいという願いはあるでしょ〜」
アリシア「家族とは度々暇な時に連絡取れるからいいの!それに・・・」


すると、ある声が帰ってきた。任務から帰ってきたエージェントだ。


エージェント「アリシアー。帰って来たぞー」
アリシア「あっ!あなたは元いたところに帰りなさい」
フルシュ「え〜」
アリシア「いいから帰るの!」


フルシュがエメラルドの腕輪の中に戻った後にエージェントがドアを開けた。


エージェント「誰か遊びに来てるのか?」
アリシア「来てないわよ」
エージェント「そうか。料理作るからできたら呼ぶ」


エージェントが立ち去った後にフルシュが戻ってきた!そう、彼はまだアリシアの願いを聞くまでは諦めていなかったのだ。


アリシア「!?」
フルシュ「確か、彼はイギリス人ですよね?イギリスは料理がまずいと聞きましたよ。願いは彼の料理が美味しくなることですか?」
アリシア「な に こ れ ?」


アリシアは突然のことに戸惑い、そして夕食後にアリシアの部屋にいるフルシュの隣で彼をちらりと見ながら幼稚園の宿題の図画工作をしていた。


アリシア(・・・どうしよう。歯磨きをしたいんだけど。クルークがこれと別の魔人を持ってることは知ってるけど、まさかアリシアのところに魔人が出現したなんてエージェントが知ったら・・・)


アリシアは隙を突いて歯磨きをしに行こうとするが、フルシュに彼女の自由自在に伸縮可能なリボンを引っ張りながら言う。


フルシュ「じーっ・・・」
アリシア「・・・あー;」
フルシュ「願いを叶え続けるまでボクは帰りませんよ?」
アリシア「願いはないって言ってるでしょ(怒」


すると、エージェントがアリシアにドア越しに声をかけていた。


エージェント「アリシアー。俺、また急用ができたからちょっと行ってくる」
アリシア「わかったわ」
エージェント「じゃあ、おやすみ。いい夢を見ろよ」


エージェントがクロードが追う組織の偵察のために立ち去るが、フルシュは何かに気付く。


フルシュ「・・・そういえば、彼は急用ばかりですね。あなたのことが嫌いなんですか?」
アリシア「エージェントはアリシアを嫌ってなんかないわ。ただ一緒にいたいという気持ちはあるけど、スパイとかの裏稼業は危険なお仕事だって言っていたから、言えないわね」
フルシュ「!へー・・・」


その翌日、スマブラ屋敷ではクルークがジャガーを抱えながら自分の魔人であるカーンに自分の願いの義務について言う。


クルーク「・・・カーン。ボクの願いは出来る限り自分で叶うって言ったよね?」
ジャガー「うんうん」
カーン「むぅ・・・貴様がそんなに強情だったとは・・・今ならそのアメリカパンダを帰すための航空も早く直すことができるぞ」


すると、ジャガーはそのカーンの誘いをさりげなく断る。


ジャガー「オレは・・・半年ぐらいになってもアメリカには帰れないんだ。それにそんな願い叶えたって結果は変わらない。こんなこと無謀だぜ」
カーン「無謀で結構だ」


すると、アリシアがドア越しからそれを見ていた。クルークが気付く。


クルーク「アリシア。入りたいんなら入っていい。ただし勉強の邪魔をしないでくれるかい?」
アリシア「わかったわ(あの魔人、クルークが持ってるこいつと同類のような気がするけど・・・まさかね」
カーン「?・・・少女よ。そんなに見られると緊張するんだが」
ジャガー「お前、単に口下手なだけだろ」
カーン「は!?」


すると、部屋の外が何か騒がしかった。ジャガーがそれに気付く。


ジャガー「なんだ・・・?」






まほろ「うーちゃん、どこ!?うーちゃん!!」
トゥーン「にゃにゃー!!こっちもプリンと一緒に探したけど、ウルフがいなーい!!」
ピカチュウ「ダメだサムスもいないぞ!!」
ロゼ(ミカエル)「クロードがいないぞ!誰か探せー!!」
ツースト「俺のあいりがクロードに食われるうううううーーーーー!!!(大号泣」
ドロシア「泣くな!!あのバカネズミ団のドロッチェ団、どこに行ってるのよ!!」
ドラメッド「ダメであーるドラパンにも全く連絡が取れないであーるーーーーー!!!」
ぽぽか「あおい君、どこ!?いるなら出ておいでー!!」






なんと部屋の外ではとんでもない騒動が発展。つか、いなくなった人達は裏稼業でも活動する人達ばかり・・・?そういえば、アリシアもエージェントがまだ帰って来てないことに気づいた。


アリシア(そういえば、エージェントも裏稼業だったわね。まさか・・・?)


すると、王ドラがPCを操作しながら言う。


王ドラ「えー。今回の被害者のリストアップしますね」


すると、出てきたのは・・・






明らかにアリシアの絵柄で描いてある被害者のリストアップだった(爆弾投下&アリシアはファンシーな絵を描く)






ロム「ファ、ファンシーイラストか!?」
アリシア(ウソ・・・あれ・・・アリシアの絵柄!!まさか、フルシュという奴・・・)


アリシア『ただ一緒にいたいという気持ちはあるけど、スパイとかの裏稼業は危険なお仕事だって言っていたから、言えないわね』


アリシア(あれを願いと受け取ってたんだわ!!)
クルーク「ちょっと、アリシア、どうしたんだい!?」
アリシア「どうしよう・・・今回の騒動・・・アリシアのせいかも・・・」
カーン「なんだ?詳しく話してくれ」


アリシアは図らずも魔法のエメラルドの腕輪を拾ってしまったこと、それを磨いたことでフルシュにご主人様として認められてしまったこと、そして自分のふと発した言葉を彼が願いとして受け取ってしまったことを話した。


カーン「ではフルシュはこの世界に来ていたのか・・・」
ジャガー「知ってるのか?」
カーン「ああ、悪く言えば無自覚の愉快犯魔人だ。きっと今回もみなに幸せな気持ちでいたかったのだろう」
王ドラ「とにかく!」


すると、王ドラが言う。


王ドラ「あのままでは放っておくことができません!まずはフルシュさんの誤解を解かないと・・・そのためにまずは飛行能力を持った人は彼の捜索!あとは・・・」
アリシア(どうしよう・・・エージェントが帰って来ないのも、全部アリシアのせいだわ!どうしたら・・・)


すると、アリシアの様子を見たクルークは王ドラにあることを申請する!


クルーク「ボク達とアリシアが行く!」
アリシア(え・・・?)
王ドラ「でも・・・アリシアさんはまだ子供で、とても空には・・・」
クルーク「ボク達がサポートする!大丈夫だ!同じ魔人を持った同士として責任くらいは取らせてよ!」
カーン「クルーク・・・」


すると、ジャガーがクルークをフォローする形で申請を後押しする。


ジャガー「オレからもお願いするさ。可愛い女の子を泣かせるのはオレも虫唾が走るからな」
王ドラ「私もまだまだ舐められたものですね・・・いいでしょう。とちらないで下さいよ」


そしてゼオ達も合流し、彼らはさらわれた人達を助け出すためにフルシュの行方を探す!


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