二次創作小説(紙ほか)
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- 日常日和。4
- 日時: 2022/12/14 20:01
- 名前: 桜 (ID: V1z6MgX2)
新しい日常日和。4に来て下さりありがとうございます。このたび前の掲示板のデータがいっぱいになったことにより後継掲示板で日常日和。を4として再開することになりました。なのでブタのヒヅメとの戦いやぷよクエ実録も今後はここですることになります。それでも私は変わらないし変わるつもりもありませんので見ていただければ幸い!
「目次」
「短編」
多才のわらじ>>1-2
賢者大作戦!>>38-43
成りすましアラビア二番手>>49-50
ツキノちゃんと孤高な天騎士さん>>73
サックスとリンゴ>>78-79
恋愛裁判地獄絵図>>85-89
Ai:birthday>>146-147
可愛い可愛いメイドさん>>177-179
栄光の天騎士ロード>>183-190
隠しの天才>>196-197
疑惑のラブレター>>203-204
悪魔さんの歌と少女のオーボエ>>248-249
2番手vsローティーン共の大戦争>>265-267
フルートの約束>>276-278
海水浴での休暇>>338-342
ふうりんアフェットゥオーソ>>365-369
月光の進化と共に>>374-377
王ドラ、イーブイ達を拾う>>382-383
とっておきのうた>>389-392
ある日降り立ったウーベルチュール>>410-411
学☆芸☆会☆大☆騒☆動>>415-416
サウンド・ショウ・タイム>>420-421
大量の楽器紛失事件>>425-429
龍笛を巡る運命(さだめ)>>434-435
今時の温泉パークはプールも付いているらしい>>451-452
トラブルな仙女!>>467-468
影の怪盗と妹の姫君と操りのポケモン>>471-475
お花見は時に危険なこともあるらしい>>478
争奪のシナリオ>>515-519
Nebula from Sunny>>522-525
勘違いにご用心!>>528-530
舞い降りた花>>543-545
桜版裸族による裸族のための講座2>>548-550>>552-553
解き放たれた恋愛のもつれ>>558-561
8月31日のポルックス>>605-606
月下の明かりの下で>>607-608
Flying to you>>637
ロックパンダは騒動がお好き!?>>638-639
オーボエはギネスブックになるほど難しいらしい>>640-642
ファゴット・ミッション!>>643-646
アリシアと魔法のエメラルドの腕輪>>649-650
Nostalgie Voice>>651-652
雑草達のそばにあるキレイな二輪花>>655-656
薔薇とリンゴとトロンボーンとモノクルの香り>>657-658
狐をめぐるもつれ>>659-660
乙女のカメラ対決!?>>661-662
主の居ぬ間に洗濯!?>>663-671
Mysterious Days>>672
オトナになったもん!>>673-675
若頭と雅楽師と笛と>>676-678
ニュージーランド劇場に参加しまショー!>>681-685
北海道inアンサンブルコンテスト>>686-687
髪は男女ともに命らしい>>688-689
ジャパンの侍犬魂>>690-691
没ネタ2本立て>>692-694
大騒ぎなお嬢様参観日>>695-696
ロックパンダとの別れの時>>697
薔薇色の狙撃>>698-700
嬉し恥ずかし修羅場>>701-704
とある日の海水浴事情>>705-707
NOBUNAGA to visit shores>>710-712
カメラにご注意を>>715
ドタバタ☆アクション!>>741-744
いつの世も儚きや>>773-774
クリスマス☆ラブパニック!>>777-778
森の女王様と闇の美少女と花の魔導師>>781-783
違う時代からの流通者>>787-788
ラモール・エスポワール〜ブケファラスと共に〜>>794-795
アンダーノースザワでの出会い>>802-804
生徒会番長の苺の裏事情!>>808-811
初夏の露呈式!?>>815-818
天の川の天から舞い降りた落とし子>>822-823
ラブナの隠されたとある秘密>>826
少年戦士ト麒麟ノメイドノ物語>>829-830
ラブっとvTORIスティック>>849-850
アムール☆トリップ>>854-857
日本のライブではハープやチェロも採用されるらしい>>858-859
やって来たのは少女剣士さま!?>>860-861
全面協力のバレンタインのラプソディ>>871-872
愉快!痛快!寿司狂騒詩!>>873-877
ルナティック・スウィング!?>>878-879
スパイハッピーバースデイ>>880-881
スーパー☆アストルフォちゃん!>>886-887
髪の毛は人間の命らしい>>888-889
一頭身の人形とヒーロー>>890
「やってきた。」
音大生漫画家がスマブラ屋敷にやってきた。>>439-440
ロック・パンダがスマブラ屋敷にやってきた。>>634-636
生意気司令官がスマブラ屋敷にやってきた。>>653-654
「ぷよクエキャラで料理対決!」
その2>>10-16
結果発表>>22-25
オシオキ編>>32
「テストネタ」
テストネタ1>>443-448
テストネタ2>>455-462
「フルート実録」
フルート実録2>>1
フルート実録3>>173
「闇天使の“重責”の呪縛」
猫と踏切と闇天使>>208-209
恋したサックス>>212
一旦の別れ>>215-216
事件の波乱>>221-223
神様も止められない紅蓮の羽四つ>>227-228
ウサギランド出現>>231-234
“願い”の先>>238-244
「ブタのヒヅメ決着」
月長石と星の水晶と黄玉物語>>283-284
全ては「キミ」のため>>289
慕う気持ち、向上心と小さな籠>>292-293
夕焼けの空と曇りの空>>296-298
青空はいつでも夕陽を待っている>>301
ゾーアの覚醒>>307-308
未来への絆>>313-314
悲しみはここに置いて>>318-320
さようなら、ありがとう>>324-326
終わりの始まり>>331-332
「全国学生音楽コンクールでの絆」
夏の花の嵐>>564-565
紅葉からの条件>>568-569
圧倒的な表現力がボレロを貫く>>574-575
四葉宮高校との対面>>578-579
四葉宮高校とのアンサンブル対決!>>582-584
棟梁と魔人と黒音と>>587-589
黒音学園とのアンサンブル対決!>>592-594
それぞれの動向と彼女から手を引いて>>597-598
本来の音>>601-602
「天空のレビアッタでの激闘と決戦」
星の舞う庭>>609-610
ゆっくり回り始めた歯車>>611-615
秋のルビー、悲しみを歌いながら愛しさを>>616-619
激闘の瞬間ーーーときーーー>>620-621
兎蝶グラフィティ>>622-623
道化とスライムのレジリエンス>>626-628
悲しみよりも深く優しく>>629-630
No charge memorys>>631-632
これからの課題と目的>>633
「トランペッターのケロン人襲来!」
占いの結果のトランペットとウラハラとタママ>>747-748
純粋アンチテーゼ100%>>751-752
トランペットでのイリュージョン>>755-756
大切な人からくれた宝物>>759
「マリア・ザ・リッパーの行く末」
休息にトロイメライ>>841-842
White fox the Ripper>>843-844
マリア・ザ・リッパー!>>847-848
「ぷよクエ実録」
時空の旅人クリアまでの道のり>>254
マーベットの挑戦状日和>>270
「前後編」
旋律幻想曲>>56-58>>64-66
果てなき命の宴>>132-134>>139-140
フルートのショコラティエ>>151-152>>156-157
吸血鬼の赤き洗礼>>257-258>>261-262
オルガンストレッタ>>348-351>>356-360
秋のポケモンコンテスト!>>397-400>>405-406
愛と涙のサッカーバトル!>>533-535>>538-540
それぞれのお忍びの騒動の三重県伊勢志摩旅行>>762-764>>767-770
大切な思い出>>833-834>>837-838
ダイ山神話聖杯大戦>>862-866>>867-870
Composer:C>>882-883>>884-885
無垢なるアイの願い星>>891-895>>896-899>>900-905>>906-909(最終更新&続きは新たなスレッドへ)
「特別編5」
序章:八奇人>>94-95
第一章:わがまま>>101-102
第二章:見てきたもの>>107-109
第三章:夢涙>>115-117
第四章:絆>>121-122
終章:響く>>123-124
「特別編6」
序章:オーボエの王子様>>481-482
第一章:小さな店で>>486-488
第二章:シグレの覚醒>>492-495
第三章:目には目を、口撃には口撃を>>500-503
第四章:オーボエの涙>>507-509
終章:運命の奇妙な巡り合わせ>>510-511
「特別編7」
序章:始まりの約束>>718-719
第一章:デートの途中で>>722-723
第ニ章:すれ違い・・・?>>726-727
第三章:本当のこと、その本当の気持ち>>730-732
第四章:報復☆DEATH>>735-736
終章:日本までやってきた来客>>737-738
- オーボエはギネスブックになるほど難しいらしい(その1) ( No.640 )
- 日時: 2018/11/30 12:26
- 名前: 桜 (ID: RuL2wqqJ)
今回はあのオリキャラの従姉が登場!従兄弟は私には縁がないから憧れが強いんですよね・・・。
ある日の昼。リハビリで無事に回復し、タクトとともに近々退院することになった芯の強いトロンボニストは誰かに電話をかけていた。金城の家はエリート音楽一家であるため恐らくは外国で音楽を専攻している従姉だろう。
金城「もしもし、すぐりか?ああ、リハビリで回復してタクトと一緒に退院が決まった。年末年始、俺達がそっちに行ってレッスンを頼みたいんだが・・・」
すると、金城がすぐりからあることを聞いて驚く!
金城「ーーーえっ?違う楽器同士の12人ほど、そっちに向かうのか!?」
一方、スマブラ屋敷にいたテキサスが生んだロックパンダはあまりに平和なために退屈気味になっていた。
ジャガー「だあああああーーーーー!!!なんで最近面白いことがねーんだよー!!」
ゼオ「しょうがないだろう。今週はこっちは仕事に追われてたんだから」
ププル「ボク単独での取材もあったしね・・・;」
クルーク「まあ、ボクには関係ないけどね(嘘)ステラ、ポッキー食べるかい?」
ステラ「食べる!」
リスト「俺は焼きおにぎりがいい」
クルーク「はいはい」
アイオーン「神への供物は・・・」
クルーク「アイオーンの分も残してやる」
すると、誰かが現れた。吟遊月華の龍笛の弟だ。
シグレ「しばらく平和で拍子抜けしてるんですか?」
リデル「あ、シグレさん、こんにちは」
ラフィーナ「今日はなんのご用で?」
シグレ「金城の・・・(ふとジャガーを見る)なんですか、この小さいパンダ」
ジャガー「お前、情報に疎いと言われてるだろ」
アイオーン「こやつはジャガー・B。テキサス州が生んだ可愛いパンダ「バシッ(ジャガーのパンダパンチがクリーンヒット」ロックパンダのギタリストだ(頭にはたんこぶ」
シグレ「こんな小さなパンダがギターが弾けるなんてありえないことはないよな・・・;あ、そうだった。金城、タクトさんと一緒に退院が決まったよ」
アミティ「へー!よかったじゃん!」
シグ「うん」
あやクル「でも、お前の目には何か頼み事がある様子だな。どうした?」
シグレ「実は・・・」
シグレはその頼み事の内容を話した。それは・・・
クルーク「フランスに住んでる金城の従姉さんが金城が退院した翌日に日本に来るって!?」
シグレ「その金城の従姉さんが俺の話を聞いて興味が出始めて、それで違う楽器同士の従姉さんを含めた12人ほど日本に来るそうだ」
ゼオ「違う楽器同士って、吹奏楽部で言う全パートのことか」
ププル「よくわかったねゼオ;」
シグレ「それで俺に日本を案内してもらうよう金城に頼まれたんだ。でも、日本のことは俺もまだよく知らないから、アイオーン達に手伝ってもらおうと思って」
ジャガー「オレの日本案内は!?金城って言う奴の従姉よりもオレが大事だろ!?」
クルーク「わかった」
すると、クルークはシグレの手を取りながら言う。
クルーク「キミの正直な熱意に感動したよ。ジャガーの日本案内にもなるし、それがいいよ」
ジャガー「ちょっと!?」
クルーク「ジャガー、金城の従姉さん達と一緒に日本のことを知ったらアイオーンのカードでキミの好きなバーボンを大量に買わせてやる」
アイオーン「ヴッ!?」←嬉しいらしい(可愛いもの限定のドM)
ジャガー「・・・ホントか?」
クルーク「ああ、天に誓っても本当だよ」
ジャガー「わかった」
あやクル(またかなりの費用を使うのか・・・;)
そして金城がタクトとともに退院した日の翌日に金城達とともに彼らは金城の従姉達を迎えに行くために航空に向かっていた。
金城「お前ら!こっちだ!」
まほろ「今日はなっちゃんも帰って来てるからどこでもドアを提供してくれた王ちゃんには感謝しないとね!」
夏目「みなさん、はじめまして、シグレには大変お世話になっています、黄田夏目です」
クルーク「ああ。キミが噂の・・・」
雨季「あら。あなたはあの時のパンダ!」
ジャガー「また出くわしやがった;」
宮島「こないだの件はうちの学校の奴が迷惑をかけたな;」
金城はすると、航空内にあったコンビニを見ながら言う。
金城「ちょっと清史郎達とジュースを買いに行くからシグレ達はそこのベンチで待っててくれ」
ラフィーナ「はいですわ!」
シグレ達がジュースを買いに行った金城達を待つ中ですると、ふと前に目をやるとそこにはギャングに囲まれている金城らしき人物がいた。
クルーク「あれ、金城?ジュースを買いに行ったんじゃなかったの?」
シグレ「すぐ行こう」
一方、金城らしき人物がギャングに囲まれながら断っていた。
金城らしき人物?「困ります!友達が待ってるので・・・!」
アニキ「お前ほどこんなに美しいものはない。わしは美しいものが大好きなんだ!」
子分「ヒュー!美しいものを求める愛の狩人のアニキー!」
すると、その場に居合わせたクルークが子分の首を死なない程度に掴んだ!
子分A「いでででで!!!」
クルーク「お前ら何してんだよ!」
アイオーン「そこの頭丸めた者。その手を離せ。そいつは貴様には関係ない」
アニキ「・・・」
すると、アニキは超絶美形なアイオーンを見てときめいた!
アイオーン「ヴッ?」
アニキ「おお・・・なんていう美しさだ・・・わしはこんなに気高く孤高な奴は見たことがないぜ・・・誘拐して家に持って帰るうううううー!!!」
子分「ヒュー!アーニキイイイイイーvvv!!!」
ゼオ(^言^)ブチッ←可愛いがアイオーンみたいな美しいに該当されなかった
バキッ!ドカッ!ベキッ!ドゴッ!チュドーン!
クルーク達が金城らしき人物を助けた後にシグレはギャングの意外な一面に驚いていた。
シグレ「まさかあのギャング、アイオーンがタイプだったなんてなあ;」
リデル「アイオーンさんは超絶美形ですからね;」
金城らしき人物?「あの!助けてくれてありがとう!」
ププル「えっ?金城、何言ってるの?そんなの金城じゃ・・・」
すると、その金城達が戻って来た!
金城「おい、なんか騒ぎがあったがどうした?」
アミティ「え?」
すると、シグレ達は金城と金城らしき人物が二人いることに気付く!雨季は金城らしき人物に声をかける。
雨季「すぐり師匠!?」
あやクル「えっ!?」
すぐり「あっ、ケイ、まほ、なつ、雨季、セイ、久しぶりー!他のみんなももう来てるよ!」
ジャガー「ええっ!!?」
金城と同じ顔をした人物が金城の従姉だとわかり、一同は休みの日の星ノ宮学園に集まった。雨季を筆頭に吹奏楽部員全員やシグレ達は正座しながらかしこまる。
すぐり「ちょっと何かしこまってんだよ。足崩しなさい足ー」
雨季「いえ!このままで!」
すぐり「あんただけだよいいの?」
ゼオ「12人の各パートの奴が来るとは・・・暇なのか?」
すぐり「違うよー!」
シグレ「おい、雨季さんがあんなに畏るなんて・・・」
金城「ああ、シグレには言ってなかったな。俺達吹奏楽部や音楽科の生徒は冬にフランスで音楽の理解を深めるため合宿するんだ。すぐりは親の仕事の都合でフランスに住んでから12歳でエコールノルマルにオーボエの首席で合格したんだ」
クルーク「12歳でエコールノルマルに!?今すぐりさん、何歳!?レベルとかは!?」
金城「俺の一つ上だが・・・準備段階のレベル1の時の一年生の時は将来性を見込まれて飛ばさなかったが14歳でプロコースのレベル5に飛ばしたんだ。今プロコースのレベル6かな」
ププル「すぐりさん、フランスの飛び級制度とそれに見合った実力を利用して!?」
金城「まあそうなるな。他にもすぐりほどの実力はないが、プロコースの奴らばかりだし、すぐりを越えたいと思うからこそすぐりもお互い切磋琢磨している。それにすぐりは学問でも天才だ。すぐりの行動力には頭が下がるよ」
金城の話から察するに彼を含めて吹奏楽部員全員、いやあるいは音楽科の生徒全員がすぐり達を尊敬していることをシグレ達は見抜いていた。
すぐり「雨季、ちゃんとオーボエをこなしてる?あんたのオーボエは私の指導の賜物なんだから難しく考えずにこなしなさい!」
雨季「はい!」
すぐり「それからセイ、相変わらずでかいわね!あんたが打楽器は関東有数だからね!打楽器の腕前も身長もランドマークになりなさいよ!」
宮島「それ違くないすか;」
すぐり「それからなつ、ドイツでの活躍は聞いたよ!あんたはこれからの人なんだからね、焦らなくてもいいよ!」
夏目「えっ、はい!」
すぐり「まほ、今日もオーボエの練習してる?あんたのオーボエは天才タイプだからね!」
まほろ「はーい!」
すぐり「ケイ、あんたも相変わらず無表情?あんたの無表情から得た意味、あたしにはわかるんだからね」
金城「・・・」
すぐり「まあ、ケイも表情が少し柔らかくなったってこともわかるからね。でも、ケイだけじゃないか。トップクラスのあんた達が、結構いい顔してる。タクトが言った通りこの半年ちょっとで何かあったみたいね」
すると、金城はすぐりの言葉から生まれた意味を察して彼は言う。
金城「12月に行われ始めるアンサンブルコンテストの前に指導と審査をしてもらおうと思ってな」
まほろ「景ちゃん、どういうこと?12月はみんなで合宿なんじゃ・・・」
すぐり「それは今はなしにしたわ。あんた達の顔つきを変えた何かを探ろうと思ってね」
すると、すぐり達はシグレをじっと見る!彼は気付く。
すぐり「シグレ君の話を聞いてどんな奴か知りたくてね」
すると、ポーランド人の女子のフルート奏者のコンスタンツェやイギリス人の男性のトロンボーン奏者のナナギが言う。
コンスタンツェ「まあ・・・タクトから聞いた話だから半信半疑だけどね」
ナナギ「この目で確かめないとな」
ジャガー(すげっ、日本語ペラペラ!!)
すると、金城は言う。
金城「まずは今度星ノ宮学園の講堂で行われる吹奏楽部やオーケストラ部の演奏会に、すぐり達にもアンサンブルで入ってもらう」
ラフィーナ「えっ、そんなこと許されますの?」
金城「理事長も面白そうだからと許可してくれたんだ。ただし一つ条件を付けた上でな」
金城「シグレ、ウィグルゥ、リデルはその演奏会限りすぐり達のアンサンブルに入れ」
シグレ&ゼオ&リデル「!!」
オンレン兄妹のおばあちゃんの付けた条件に呼ばれた三人は驚愕する!すぐりは言う。
すぐり「曲目はカービィメドレーのオーケストラ大編成版、吹奏楽大編成版、アンサンブル小編成版よ!あたしはカービィメドレーが好きだから、同じ曲で観客にどう思ってもらうかよね!」
ゼオ「・・・」
すぐりはふとあることを思いついたように言う。
すぐり「そうだ、クルーク君達がスマブラ屋敷を案内してくれる?日本案内の前に行きたいの」
クルーク「えっ!?は、はい!(金城と同じ顔の美形・・・なんて羨ましい遺伝子!!」
すぐりがクルーク達にスマブラ屋敷を案内される道中でジャガーはヒソヒソとゼオに聞く。
ジャガー「おい、アイオーンんとこのおばあさん、今回の条件に何か目的があるんじゃねーのか?」
ゼオ「さあな。とりあえず練習をすれば何かが分かるだろう」
すると、すぐりがゲーセンを見つけた!
すぐり「わー、ゲーセン!懐かしいー!みんなもやろうよ!」
金城「久々にやるか」
アイオーン「神は見てるだけで良い・・・」←これでも文武両道だがゲームだけは大の苦手
あやクル「行くか」
そのゲーセンに入るとまだ昼の時間であるため幸いにも不良はおらず、安心して存分に遊べる状態だった。
ラフィーナ「格ゲーありますかしら?」
アミティ「あたし、QMAがやりたい!」
リデル「じゃあ、私はiubeatやりますか」
シグ「シグも見てるだけでいい」
すると、シグレ達はDDRで遊んでいる雨季を見かけた。
シグレ「雨季さんだ。DDRで遊んでるのかな?」
クルーク「よほど難しい曲じゃない気が・・・って、え゛っ!!?」
シグレ「どうしたんだ?」
クルーク「今クリアした曲、DDRでは難しすぎるツーストのサイバーアラビアンじゃん!ダンスが得意なボクもそれで犠牲になったんだ!」
シグレ「えっ!?雨季さん、すごいですね!」
雨季「別にすごくないわ。鏡音双子姉弟のロードローラーと一緒よ」
クルーク「こっわーーーーー!!!」
雨季「冗談よ」
シグレ「雨季さんが言うと笑えない!」
すると、クルークとシグレは太鼓の達人でオニの難易度で挑戦している宮島がいた。曲は太鼓の達人でも難しいとされる難曲だ。
シグレ「すげっ!宮島さん、太鼓の達人どころか大名人だよ!」
宮島「まあ久々だからちょっと外れたとこもあるけどな」
クルーク「流石関東有数の打楽器の実力者;」
クルークとシグレは再び歩きながら今度は金城とゼオがポップンのバトルモードで対決しているところを見る。二人とも互角の勝負だ。
シグレ「すげー!互角だ!」
クルーク「でも、スコアはゼオの方がちょっと勝ってるね・・・」
すると、その曲のバトルモードは終わり、勝負は互角の末にゼオが勝った。
金城「くっ・・・;」
ゼオ「スコアの方は俺が勝ったな」
クルーク「ゼオもすごいけど金城、なんでそんなにポップン上手いんだ?」
金城「ああ、昔にすぐりにポップンの仕方を教えてもらった」
シグレ「じゃあ、雨季さんも宮島さんもすぐりさんの影響か!」
金城「ああ、ちなみにまほろと夏目はギタドラの仕方を教えてもらったらしい。あんな飲み込みが早いからすぐに上達した(ギタドラで遊んでいるまほろと夏目を指す」
クルーク「すぐりさんはいい指導者になれるよ・・・」
すると、シグレはクルークに聞く。
シグレ「クルークさんは何か遊ばないのか?」
クルーク「遊び・・・」
その数分後、クルークはノスタルジアで難曲を軽くこなしていた!シグレは驚愕する。
シグレ「上手っ!!クルークさん、ノスタルジア、上手っ!!」
ゼオ「まるでノスタルジアのプロだな」
クルーク「レトリー達ゲーマー組ほどじゃないけどね」
金城「レトリー達でも難しいぞそれ」
一方、すぐりはUFOキャッチャーで景品を取りまくっていた。これにププルは驚く。
ププル「すぐりさん、UFOキャッチャー上手いね!上手すぎる!」
すぐり「ありがと。景品を取りすぎて誰かに同伴してもらえなかったら入店禁止にされたぐらいだよ」
ププル「UFOキャッチャーの他のゲームも上手すぎだもんね;次、あれ取ってよ!」
すぐり「わかった、取ってあげる!」
すると、誰かがププルと金城と同じ顔をしたすぐりを見かけた。クロウとヤイバだ。
クロウ「あれ?あれ、ププルと・・・金城?」
ヤイバ「何か金城、女物の服を着ているな。故に」
クロウ「まさか金城に女装癖があるとか!!?」
ヤイバ「故にあり得る!」
すぐにヤイバは写メってそれをツイッターに投稿した。そのツイッターは大反響を及んだそうだ。一部を見てみよう。
王ドラのツイッター:金城さん、私と同じ女装癖があったんですね!
ドロッチェのツイッター:いや、金城はイケメンだけど可愛い顔立ちをしてるから俺は男でも行けるな
タイマーのツイッター:でも、それにしては似合いすぎてちょっとショックだね;
夏美のツイッター:マジで似合いすぎ・・・負けた・・・OTL
みさえのツイッター:ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい
みんなその人はすぐりなのに知らないところで誤解してるな;一方、そのツイッターを見たスマイルはユーリに言う。
スマイル「ユーリ、なんか金城君が女装してるって噂だけどいいノ?」
ユーリ「どれ。・・・ああ、顔はよく似ているが別人だな」
アッシュ「えっ!?そんな結論でいいンスか!?現に鏡王君もランリ君もハウルさんも誤解してるッスよ!?」
ユーリ「いいのだ。どうせすぐにわかるだろう」
一方、ロムのアパートに密かに遊びに来ていたシュウ☆ゾーは例のツイッターをロムに言う。
シュウ☆ゾー「ロム、なんかヤイバ君が金城君が女装してるってツイートを流したらしいんだけど」
ロム「放っておけ。よく似ているが、実は別人だということは俺もわかるからな。お前もそれは経験していただろ」
シュウ「そうだな」
ユーリとロムには金城と同じ顔をした人間であることを即座に見抜いたらしい;やっぱり年齢はおじいちゃんと職業は社会人は違うな;(殴)
- オーボエはギネスブックになるほど難しいらしい(その2) ( No.641 )
- 日時: 2018/11/30 12:31
- 名前: 桜 (ID: RuL2wqqJ)
すぐり「おー!めっちゃ広めな洋館らしいじゃん!」
一方、スマブラ屋敷にたどり着いた一同はすぐりが初めて入ったスマブラ屋敷の見たことない内装に興奮していた。
あやクル「おい、あんまりはしゃぐなよー」
金城「とはいえ俺達も初めて入ったな」
まほろ「広ーい!」
すると、すぐりが忽然といなくなったことにラフィーナは気づく。
ラフィーナ「すぐりさんは?」
雨季「すぐり師匠ならここの風呂に入ってるって言ってたわよ」
宮島「風呂も広いのか?」
ププル「結構広いよー」
ジャガー「おいっ、男と女が風呂の話題出すなよ!」
一方、ツーストとあいりはヤイバの例のツイートを見ながら盛り上がっていた。
ツースト「いやー、しかし、まさか金城に女装癖があったなんてなー」
あいり「でも、顔はイケメンですが結構可愛めに入ってますわ」
ツースト「確かに;今キャラメルに抱きしめられて電気バリバリしてるクロスと同じようなものだな」
クロス「あだだだだだ(ry」
すると、クロことクロードが彼らに声をかけた!
クロ(クロード)「ふん!その程度で女装が似合うなどたかが知れている!この私の方が女装が似合うだろうっ」
あいり「あー、確かに・・・」
ツースト「またてめぇはあいりにちょっかいをかけてんのか?(▼皿▼#)」
クロ(クロード)「ふん、私はあいり殿と同じ学校だから、ラブシチュエーション率は高いのだ」
ツースト「年齢ごまかしてあいりと同じくクラスにいるなよこのポンコツモノクル怪盗」
クロ(クロード)「なんだと色ボケアラビアン」
あいり「二人とも喧嘩はやめなさい!」
すると、クロスから離してキャラメルを抱えるエージェントとアリシアがそれを遠巻きに見ていた。
エージェント「あっちはあっちで平和だなー」
アリシア「ポンコツ二人か・・・」
キャラメル「離してー!もっとクロス兄ちゃんに甘えたーい!」
すると、エージェントの近くの大浴場からタオルを巻いた風呂上がりのすぐりが出てきた。
すぐり「ごめんー、そっちにイチゴミルクはない?」
エージェント「ああ、金城か。あっちの自販機にある」
すぐり「ありがとう!」
すぐりが立ち去った後にここで彼らは何かに気付く。金城とそっくりの顔立ちのすぐりがタオルをスレンダーな胸まで巻いていたこと、さらに・・・
女湯に入っていたことを!!(爆弾投下)
大半の人達全員「えええええーーーーー!!!!????」
あいり「金城さんって女の子だったんですの!!?」
エージェント「でも、今女湯にはさっきの金城以外はいなかったぞ!!?」
アリシア「まさか!どうせタオルを腰まで・・・」
すると、すぐりがイチゴミルクを持ちながら戻ってきた!
すぐり「ありがとー、キミ達!」
アリシア「!!?」
すると、王ドラが偶然その場に居合わせた!
王ドラ「ちょっとー。タママさんがトイレに閉じ込められたからクロードさん、杖を貸してくれませんかー?」
すると、王ドラはすぐりを見る!
王ドラ「あ、金城さん、こんにちは・・・って、えええええーーーーー!!!!?金城さんが女の子の身体になってるうううううーーーーー!!!!!!!?」
あまりの衝撃的な出来事に思春期もとい恋愛運だけがない王ドラは顔を真っ赤にしながら気絶する!これにツーストとエージェントが駆け寄る!
ツースト「王ドラーーーーー!!!しっかりしろおおおおおーーーーー!!!!」
クロ(クロード)「ふっ、あいり殿の心への最終障害物ははねのけたな。あいり殿、今夜は私と二人でオトナなことでも・・・」
あいり「???」←鈍感なためわかってない
エージェント「言ってる場合かこのバ怪盗ーーーーー!!!!」
アリシア「うさぎボンバー!」
クロ(クロード)「いだっ!!!」
王ドラが医務室に運ばれた後のその数分後、事情を聞いて駆けつけた金城達一同はすぐりとともにツースト達に土下座で謝る。
金城「うちの従姉がとんでもないことを・・・本当にすまなかった」
あいり「いえ、全然大丈夫ですわ」
クルーク「お詫びにツーストみたいに頭丸めとくね」
ツースト「俺がハゲみたいに言うな!!」
クルーク「冗談だって」
すると、エージェントは今回の用件を聞く。
エージェント「で、金城の従姉ちゃんがなんで金城達と一緒にスマブラ屋敷に・・・?」
宮島「それがすぐりさんの方がシグレに興味を持ち始めて、それですぐりさんが通ってる今ホテルに泊まってるエコールノルマルの仲間達と一緒に・・・」
アリシア「エコールノルマルって・・・あの有名なフランスの音楽学校!?なんで女関係で問題を度々起こす奴にそこまで・・・」
すると、フラウトが現れ、アリシアからシグレを守るように彼女にブロックしながら可愛い顔して睨みつける。
理人(フラウト)(・ω・#)
アリシア「やだー、冗談よ!」
クロス「ところで王ドラは倒れる前に何を言おうとしていたんだ?」
クロ(クロード)「確か私の杖のことで・・・あ;」←察した
一方、自分の不注意でトイレに閉じ込められたケロロ小隊のマスコットは未だに王ドラが助けの一報をくれないことに焦っていた。
タママ「あー;なんで王ドラさん、来ないんですか・・・;」
すると、開くことはないドアにノックがなった。タママは気付く。
タママ「王ドラさん!?」
ゼオ「俺だけど。気に障ったか?」
タママ「え?王ドラさんは?」
ゼオ「金城の従姉のタオルを巻いた上の裸を見て倒れた」
タママ「」←察した
すると、タママが絶望感になったぐらいに沈黙していることをププルが気付く。
ププル「タマちゃん、今出してあげるからね;」
クルーク「クロード、杖貸せ」
クロ(クロード)「全力で断る」
クルーク「えーっ!!?なんで!?」
クロ(クロード)「この杖は宝石の宝飾も施されているんだ!割ったら怪盗業ができなくなる!」
クルーク「いいじゃん、キミに盗まれるはずの宝石もその方が幸せだよ!」
クロ(クロード)「なんだとこの七三メガネ!!」
クルーク「つべこべ言うなスケコマシモノクル!!」
エージェント「やめとけって!!余計にタママが沈黙しちまっただろ!!」
すると、金城が何かを思いつく。
金城「タママはオタマジャクシだからとりあえずトイレの部屋の中に水をかけてタママを浮かせてやれば良いのではないか?」
アイオーン「良い案だな」
ラフィーナ「とりあえず食堂の水の蛇口をホースで繋げますわよ!」
一同は食堂の水の蛇口をホースでタママが閉じ込められトイレの部屋までつなぎ、スタンバイ完了となった。
ツースト「じゃあ、蛇口を開けとくぞ」
アリシア「上手くいけばいいんだけどね」
すると、蛇口を開けると最初こそは順調に流していたが、何かがおかしかった。
クロス「む?この蛇口、なんか大きくなってないか?」
雨季「え・・・なんか破裂しそうに大きくなって・・・」
すると、蛇口がパリーンと割れ、大量の水が流れ出した!!
夏目「ぎゃあああああー!!!蛇口が壊れたあああああー!!!」
あやクル「誰だ水を大量に出させたやつうううううー!!!」
すぐり「あたしがなるべくタマちゃんを浮かすべく大量に出させましたー!(挙手」
アミティ「なんてことするのおおおおおー!!!!」
食堂が水浸しになった後に彼らがバレないように逃げ出した後にまほろが言う。
まほろ「作者かマスハンさん達を呼ぼうよー」
シグ「そうだー」
すると、ゼオが思いついたかのように言う。
ゼオ「あいつを呼べ」
ジャガー「あ・・・あいつってもしかしてー!!?」
ゼオ「今電話で呼び出すから」
シグレ「危険すぎるぞそんなことー!!」
すると、その数分後にゼオに電話で呼ばれた人物が現れた!
ゼオ「おー、来た来た!タママ、喜べー、助けが来たぞ!」
タママ「ホントですか!?」
その人物とは・・・
マルク(・ω・)じーっ←ゼオが助けを呼んだ人物
タママ「うあああああー!!!!マルクうううううー!!!!!(絶望のあまり大号泣」
ゼオ「大丈夫だ今出してやるからな!」
タママ「ボクを殺す気ですかー!!!」
ゼオの発案した作戦はこうだ。タママをトイレの部屋からマルクがブラックホールで吸い出す作戦だ。
ゼオ「マルクのブラックホールだったらタママもトイレの部屋から出るんじゃなないか?」
クルーク「ブラックホールで脱出させる作戦だということだね」
ゼオ「頼んだぞマルク」
マルク「そう言うなら少し離れるのサ。今日のブラックホールは少し危険かもしれないのサ」
あいり「みんな、避難の準備をしなさーーーーーい!!」
キャラメル「あいあいさー!!」
マルク以外の一同が避難のためにトイレから少し離れた場所に行った後にマルクはブラックホールを発動しようとする!タママは彼に助けを呼ぶよう懇願するが・・・
タママ「マルク、ブラックホールを発動しないでキッドさん達に助けを呼びに行ってもらえないですか・・・?」
マルク「ブラックホーーーーール!!」
ドン!!!
理人(フラウト)「うわっ!」
ゼオ「よっしゃ、出たか」
ププル「でも、なんかおかしくない・・・?」
すると、マルクは気絶したタママを助け出した直後にブラックホールが暴走して・・・
チュドゴーーーーーーン!!!
はい、スマブラ屋敷を爆破させましたOTLこれにその時にスマブラ屋敷にいた人々にも被害が及び・・・
ファルコ「おい!!スマブラ屋敷が爆破したんだけどどうしたー!!!?」
フォックス「ぎゃああああー!!!貯金箱が流れたあああああー!!!」
デデデ「ちょっ、おい!!ワシを置いていくなゾオオオオオーイ!!!」
サムス「きゃあああああー!!!ピカチュウを助けてえええええー!!!」
ピカチュウ「いだいいだいいだい!!板が挟んでるー!!!」
ルフコ「危ないわそこはもう火の手が回ってるわ!!」
ドロシア「カービィを呼んでウォーターに変身させてもらってえええええー!!!」
マック「ぎゃあああああー!!!トレーニング器具が破壊されたあああああー!!!」
リュウ「とりあえずみんな避難しろ!話はそれからだ!」
王ドラ「いったー・・・;なんかさっきは金城さんのバカな夢を見たような気がしますね・・・(そのまま破壊された岩が自身の頭に落とされる」
ルイージ「つか、誰!!?食堂も水浸しにしたのはー!!!(ブチギレ」
ワルイージ「ぎゃあああああー!!!ルイージが切れたあああああー!!!」
マリオ「裸族会議をしていたら急に爆破が起きたぞ!?何があっ(そのままルイージに殴られる」
空「た、祟りだ・・・!昨日金城先輩をからかった祟りだ・・・!(gkbr」
琴「空、落ち着いて!!それは後で謝っとけばいいから!!」
プニィ「フォローになってない、かも」
ミニッツ「うえええええーん!!!みんな、助けてえええええー!!!」
タイマー「ミニッツー!!!」
ラン「待ってて!!ミニッツ、今助け出すからね!!って、きゃあっ!!(軽い火傷をする」
ドラリーニョ「ランちゃん、大丈夫!!?」
ギロロ「」←みんなで卓球をしていたら爆破によって卓球台の下敷きに
夏美「きゃあああああー!!!ギロロがスマブラ屋敷の爆破で卓球台の下敷きにいいいいいー!!!」
メタナイト「おい!大丈夫か!今口うつしで回復させるからな!!」
カービィ「ギロロ、今メタが口うつしするから目を覚ましてー!!!」
トイレの中に閉じ込められたタママを案じたゼオの発案でまさかの大被害と化す中でゼオ達一同はようやく板の中から奇跡的に生存して出てきた。
ゼオ「あー・・・危うく死ぬかと思った;」
ツースト「言ってる場合かよ!!元々はこの金城の従姉が悪いんだからな!!(金城を指す」
金城「俺、金城景吾の方だが?(^ω^#)」
三人の言い争いと化す中ですると、スマブラ屋敷に土産を持って行こうと爆破直前にやってきたロムをアイオーンは気付く。
アイオーン「ロム。ふっ、可愛いオタマジャクシの天使を出そうとしたら何故か爆破してしまったのだ・・・ゼオの発案で「そんならなんでその中で一番年長のてめぇが止めないんじゃこのコミュ障ニートもどきがあああああー!!!死に晒せえええええー!!!」
バキッ!ドカッ!ドゴッ!ベキッ!チュドーン!
ロムがアイオーンに殴る蹴るの事態にも発展し、他の大半の一同も喧嘩している両グループを止めようとする中ですぐりは言う。
すぐり「あたし、このスマブラ屋敷の人達気に入ったわ!」
ジャガー「今この時に言うセリフじゃないがな・・・;」
そしてスマブラ屋敷は復元光線で見事に修理された中でゼオ達からすぐりのことを聞いたルルーが金城女装癖疑惑のツイートを書いたヤイバを叱る。
- オーボエはギネスブックになるほど難しいらしい(その3) ( No.642 )
- 日時: 2018/11/30 12:37
- 名前: 桜 (ID: RuL2wqqJ)
ルルー「どうしてそんなツイートを流すのよ!危うく金城の名誉が台無しになるところだったじゃない!」
ヤイバ「すみませんでした・・・;故に;」
ゼオ「じゃあ、ルルーさんはサタンが何人もいたらどうするんすか?」
ルルー「サタン様はお一人しかいないのよ!本物がいいって決まってるじゃないの!(ゼオの質問で目がキラキラ」
金城「目が口とは違う答えをしているな」
ルルー「なんでわかっちゃうのよ;」
すると、すぐりがチラシをスマブラ屋敷にいた人々に渡す。
すぐり「今度の演奏会のチラシ見に来てくれない?あたし達もアンサンブルで出演するわよ」
シェゾ「へー、演奏会・・・黒木達も誘えば面白いことにはなるかな・・・(ボソッ」
クルーク「なんか言った?」
シェゾ「別に」
そしてその翌日にその演奏会に向けての練習が行われるが、リデルとシグレ、ゼオが演奏するすぐり達とのアンサンブルは音色が派手ではあるものの基礎を徹底的にしたのかどこか地味ながらも芸術の域に達していた。
ゼオ(このアンサンブル、地味だな)
シグレ(でも、みんな上手いな・・・)
リデル(それにーーーーー)
すると、シグレの音がかすかに揺れていたことをユーフォニアム奏者のロシア人女性のメラーナが見抜いていた。
メラーナ「シグレくーん。音が微かに揺れていたわよ」
シグレ「すみません・・・」
ライリー「ユーフォも音が揺れてたよ」←ファゴット奏者の中国人男性
メラーナ「あら、そう?」
マキラ「それ、反省してもう一回やろう!」←チューバ奏者のスペイン人男性
シグレ(ーーーこのアンサンブル、反省点を指摘してまた最初からやり直してるのか・・・でもーーーーー)
そして演奏会の日当日、金城は言う。
金城「今日は演奏を一切観客に見せないブラインド方式で行う」
大半の演奏会出演者全員「!!」
金城「じゃあ、まずはオーケストラ部から!」
オーケストラ部の演奏は派手だが、緻密なテクニックと音色の美しさを感じる演奏だった。そして大拍手が鳴り響く中で自分達吹奏楽部の出番が来たことを金城は気付いた。
金城「じゃあ、行くか」
大半の吹奏楽部部員全員「はい!」
金城達吹奏楽部の演奏はそれぞれに個性がぶつかっておりかつどのパートも息ピッタリ合っていた正にアンサンブル感覚が素晴らしい演奏だった。大拍手が鳴り響く中で他の仲間達とともに観客として来ていたシェゾは黒木に声をかける。
シェゾ「黒木、今日はちょっと面白い奴がいる予感がするぞ」
黒木「なんでわかるの?」
シェゾ「さあな」
そしてすぐり達が率いるアンサンブルの演奏が始まるが、黒木はこの演奏に衝撃を受けた。アンサンブル感覚が素晴らしかっただけじゃない。自分とは違うそのオーボエの音色にーーーーー。そして大拍手が鳴り響く中でその夜に金城は事前に取っていたアンケートの集計を終えていた。
金城「アンケートの集計、終わったぞ。誰の演奏が一番良かったのかアンケートしてもらったからな。オーケストラ部がA、吹奏楽部がB、すぐり達のアンサンブルがCな」
ミイ(手応えはあったし、多分大丈夫だと思う)←オーケストラ部部員
宮島(指揮なしでもよかったと思うな)
それぞれが自分達の勝ちを根拠もない確信を抱くが、シグレはその演奏会の意味をわかっていた。
シグレ(ようやくわかった・・・アイオーンのおばあさんが出した条件と、この演奏会の意味)
金城「一番良かったのは」
金城「C」
雨季「なっ・・・!?私達が負けた!?」
金城「静かに。説明を俺がしてもいいと思うが、彼らの言葉の方がいいと思う。そうだろう?まほろ、シグレ」
まほろとシグレは自分達のそれぞれの演奏について説明する。
まほろ「私達が負けた理由は、私達やオーケストラ部の音は派手・・・」
シグレ「すぐりさん達のアンサンブルが地味だったからだと・・思います」
大半の吹奏楽部&オーケストラ部「意味わからん!!」
すぐり「地味ですって!?」
シグレ「ご、ごめんなさ「わかってるわよ」
すぐり「あたし達の演奏は正にそうだよ。シグレ君、続けて」
シグレは演奏について説明する。
シグレ「オーケストラ部と吹奏楽部の音は派手でも上手くて個性がぶつかってていいなとは思う。でも、だんだん飽きてくるというか・・・まるで料理が美味しいのに飽きちゃうみたいな・・・でも、すぐりさん達のアンサンブルの時、地味ではあるがだんだんと惹きつけてくるみたいな感じで、俺達、感動しちゃったんだよ。まるで地味なのに人を感動させる、芸術の域に達してるーーーーーみたいな」
シグレの説明を聞いてププルは質問する。
ププル「じゃあ、すぐりさん達のアンサンブルみたいな音色を目指せばいいってこと?」
シグレ「・・・。多分それだと、吹奏楽部やオーケストラ部が負けるな」
夏目「ちょっと!その言い方、すぐりさん達に失礼だよ!」
シグレがすぐり達のアンサンブルみたいな音色を目指しても吹奏楽部やオーケストラ部が負ける理由を語る。
シグレ「多分似てるんだ・・・四葉宮高校の音色に」
雨季「!!」
シグレ「四葉宮はこれからも進化し続ける音を出して、星ノ宮学園の一歩先を行くと思うんだ。だからと言ってるわけじゃないけど・・・」
すると、シグレはその鍵となる金城を指名する。
シグレ「多分金城が勝つための音色の鍵を握ってる」
ジャガー「みんな金城みたいに上手かったら誰も苦労しねーよ;」
シグレ「すみません;金城は誰にでもセッションをふっかけて問題点を指摘することで最初からそれをやっていたんだ。あんたらの演奏技術を向上させるためにな」
すると、すぐりは言う。
すぐり「あんた達の音色は個性的よ。でも、それでいいじゃない!個性大爆発のあんた達が団結したら最強じゃない?ゼオ君、リデルちゃん、あんた達はお互いのこともちゃんと知ろうとしてんの?アイオーン君もププルちゃんもクルーク君もね。あんた達がお互いを知って団結したら戦いも音色も変わってくるかもね!」
すぐり「あたし達がそれがわかるまでビシバシと鍛えるから覚悟しなさい!」
大半の全員「はい!!!」
その後にすぐりが出ようとするが、そこに黒木とシェゾ、黒木の話を聞いて駆けつけた千秋がいた。
シェゾ「すぐり?よかったよ、今日の演奏。吹奏楽部やオーケストラ部とは違ってあんな風に循環呼吸して音を途切れさせなかった」
すぐり「?循環呼吸って何?」
千秋「えっ?あれ、いつもしてるよな?鼻穴から膨らんで息を入れるやつ。いつもしてないのか?」
すぐり「ああ、そういうこと。面白そうだったから遊びで覚えた。あたしがいつもやってることを千秋さん達のオーケストラはやってないの?」
黒木「遊びで・・・?」
すぐり「うん。あたし、サブカルチャーのことはあまり知らないから今聞いたわ!千秋さん、指揮の勉強はまだまだしてるんだって?だから、親近感を感じてるのよ。千秋さんの指揮とあたしのオーボエがあれば力が100%出せるのに」
すぐり「黒木さん、あんた・・・千秋さんの力をちっとも発揮させてないのよ」
黒木「!!!」
すぐり「でも、循環呼吸を教えてくれてありがとう!ちょっとスッキリしたわ!」
すぐりがそう言って立ち去った後に千秋とシェゾが黒木を気にかける。
千秋「黒木君・・・」
シェゾ「黒木・・・」
黒木「・・・はは、あんな女の子にああいうこと言われるなんて僕もまだまだだな。僕は今日で大きな収穫を得た」
黒木「僕がもっと上手くならなきゃ、世界的に活躍するオーボエ奏者とは言えない!」
シェゾ「黒木・・・」
千秋「そうだな。そのためにお互い頑張ろう」
そして波乱の日が幕を閉じる中でこれからのことが楽しみになりそうだ。
おわり
「後書き」
今回はちょいと長めな話でした。まさかこれだけの文字数だとは・・・;
すぐりさんにはこれから活躍して頂く予定ですので彼女の動向を見守っていただければ幸いです。
ちなみにポップンのカードは私も好きですが、私が一番好きなレアカードはシークレットミッションです。私はこういう闇社会で生きるキャラが大好きです!
感想OK
- ファゴット・ミッション!(その1) ( No.643 )
- 日時: 2018/12/11 18:33
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
今回は怪盗達と探偵達の対決活劇です!難しいとされるメカニカルジャズ、ところどころの箇所に難しいところはあったけど、クリアしてしまった・・・((((°ω°`))))
とある日の日本の成田空港。今日は誰かが来日していた。ドイツ人のファゴット奏者のアルス=グリオニオだ。
記者「日本へようこそ、アルスさん!今日は日本で開かれる来日演奏会に出ますよね?」
アルス「はい、ぜひみなさんにも聞いて欲しいです。もちろん・・・双子怪盗アリス団にも・・・」
すると、アルスと一緒に来日していた珍しいパイホールドのミニチュア・ダックスフンドのオスであるハノンがアルスから逃げ出した!
アルス「あっ!誰か!僕のハノンを!」
すると、誰かがハノンの下の床を拳銃で撃つ!ハノンは無事だったが、びっくりしていた。その誰かはぷるぷると震えているハノンを抱える。
???「ダメだぜハノン・・・」
すると、アルスを警護する予定だった夜神蒼真達率いる警察やドラ・ザ・キッド達率いるタイムパトロールが銃声を聞きつけ駆けつけた!
夜神「なんだ今の銃声は!?」
キッド「クソォ、オレ達がアルスさんの警護をしているというのに・・・!!」
カメラマン「夜神刑事とドラ・ザ・キッド!?ツカマエルさんは!?」
キッド「誰だ!?今撃った奴は!!」
すると、その誰かは夜神達を見て何かに気付いた。
???「ほう、キミか・・・優秀なのに双子怪盗アリス団に振り回されているドジな刑事は・・・」
夜神「な、なんだ貴様は!?」
すると、その人物はかけていたサングラスを取りながら名を名乗る!
???「ヨーロッパNo.1の大物賞金首狙いの私立探偵・・・エミーリオだ!」
野次馬「おい、聞いたことあるぜ・・・犯人が女であればそいつがちゃっかりと自分の虜になる・・・イタリアの私立名探偵の伊達男、エミーリオ!!」
エミーリオ「聞いてるかい、双子怪盗アリス団の子猫ちゃん!俺と勝負したけりゃあのファゴットを盗むことだね!」
エミーリオがマイクを持ちながら指を指したのはアルスが持っているドイツの超有名メーカーのヘッケルの超高級ファゴットだった!
野次馬B「あっ、あれはファゴット版ストラディバリウスの、ヘッケルの超高級ファゴット!!」
エミーリオ「なお・・・警備は俺とイタリア警察とドイツ警察が・・・」
キッド「にっ、日本の警察やタイムパトロールが信用できないというのか!!?」
エミーリオ「何度も奴に逃げられた警察やタイムパトロールを信用しろというのか・・・?怪盗版アリスだかなんだか知らないけどそんな子猫ちゃんは心も俺のものにしてご覧に入れよう!」
夜神「く、くそぉ・・・;」
その日の昼、ツーストは今朝に起きた今夜のアリス団に関してのプロポーズの言葉に似たアリス団逮捕宣言の記事をツーストが見ていた!
ツースト「何ーーーーー!!?あのイタリア探偵野郎が・・・!!」
クロ(クロード)「これは同じ怪盗業の私も黙ってはいられんな」
ツースト「あいり達は怪盗業とは言ってもてめぇとは違うんだよ!!」
王ドラ「まあ、探偵に関しては第三の人格を持ったタママさんの方が上ですけどね」
すると、その場に居合わせたエージェントが双子怪盗アリス団の正体であるあいりとあおいに声をかける。
エージェント「で、行くのか?ファゴットを奪いに」
あいり「行くわけないでしょう!?あのファゴットを取り返す以前の問題ですわ!」
あおい「僕達は高級なものを盗むなんて他の怪盗業と一緒のことはできません」
あいりとあおいにきっぱりと言われたエージェントはある言葉を口にした。
エージェント「そういえば、あの記事に載ってたエミーリオとは俺の商売敵もといスパイ敵なんだよな」
ツースト「えっ!?知ってるのか!?」
エージェント「俺のそれで培った知識を使えば、あのファゴットを盗まなくなる。その方法を聞きたくはないか?ただし、クロの力が必要なんだけどな」
エージェントの誘いにあいりとあおいは彼の方に向いた。
あいり「いいでしょう。それを教えなさい!」
あおい「もし変な知識だったら承知しませんよ?」
エージェント「OK!」
すると、誰かが割って入ってきた。ギロロ伍長だ。
ギロロ「お前らバカだな。大体スパイからの知識なんてろくなものじゃないだろう!?」
エージェント「俺の辞書には穏便に済ますという言葉はないから大丈夫だ」
ギロロ「スパイとして大問題だろ!!・・・これを言ったら水を差すようで怖いが・・・」
王ドラ「どうしました?」
すると、ギロロは王ドラの尋問に答えるかのように言う。
ギロロ「最近キッドが元気ないんだ・・・今度アリス団にやられたらキッドは知らない星の小さな駐在所に左遷、夜神はアリス団の捜査から外されるかもしれなくて・・・だから・・・」
王ドラ「なーんだ、そんなことか!ヘタレなバカキッドと夜神さんみたいなヘボ刑事じゃ、アリス団の正体のあいりさんもあおいさんも呆れられるし、捕まる者も捕まらないに決まってますよ!」
ギロロ「なんだ!!俺が戦いの先輩としてマジで悩んでんだぞ!!恋愛運なしの顔だけ野郎!!」
王ドラ「何ですってこのヘタレ武器オタク!!」
ギロロ「言ったなー!!?」
王ドラとギロロの乱闘が始まるが、まあ勝つのは王ドラだろうと思い、ツーストは気にせずに言う。
ツースト「まあ、エージェントに知識を蓄えてもらえ」
あいり「はい!」
あおい「わかりました」
その夕方、エージェントに知識を教わったあいりとあおいは二人で話しながら言う。
あいり「エージェントさんのスパイ活動で培った知識、本当に役に立つかどうかですわね」
あおい「あのスパイ、ああいう性格して腕は確かなんですよね・・・」
すると、二人はある人物を見かける。ため息を吐いている夜神だ。ちなみに夜神は刑事としては優秀ですがアリス団の正体を気付いていません。
夜神「はぁ・・・」
あいり「元気ありませんわね。夜神さん」
夜神「あっ、月島グループの姉弟・・・」
夜神は相手が敵の正体にもかかわらず二人にアリス団のことで相談した。
あおい「そうですか・・・」
夜神「奴らの捜査から外されるぐらいなら俺は・・・それにイタリアからやってきた私立探偵のエミーリオに出し抜かれたりしたら・・・だが、俺はどうしても読めんのだ・・・奴らの行動!奴らの手口!全てが!!」
あいり「夜神さん・・・」
すると、夜神は少し落ち着きを取り戻したかのように言う。
夜神「すまんな、月島姉弟・・・こんな愚痴、キミらに言っても・・・関係ないことだよな・・・そうだ、あおい君、ちょっとキミのPCの中身を見せてくれないか?」
あおい「いいですよ(怪盗ウサギ用とは違うプライベート用のPCの中身を見せる」
あいり「そういえば、双子怪盗アリス団も誰も読めない動きでしたわ。それは華麗にね」
夜神「華麗に・・・!(そうだ、アリスは本来夢の中で華麗な行動力で自分をも翻弄する・・・ならば、警備の人数を少し減らして・・・」
あいり(アリスは本来夢の中・・・そこで自分をも翻弄されますのよ・・・夜神刑事)
その夜、事前に予告状が届けられたアルスの演奏会会場であるコンサートホールではみんなアルスの演奏を楽しみにその会場に来ていた。準備万端に警備が整ったエミーリオは言う。
エミーリオ「イタリア警察、ドイツ警察のこれだけの精鋭を固めれば子猫ちゃんも手が出せない・・・」
すると、ある高級な服を身に纏った老女が観客の男性に聞いていた。
老女「ねえ、観客席はどちらかしら?」
観客の男性「確かあっちの方です」
すると、エミーリオが老女に気付く。
エミーリオ「あのマダムは・・・?」
イタリア警察の警官A「神山夫人と名乗っております・・・」
エミーリオ「・・・」
一方、神山夫人に変装したアリスことあいりは警備の様子を見ていた。
神山夫人(アリス)(人数ばかり増やして・・・まあ、それがこっちの狙い目ですわ・・・)
エミーリオ「今日はようこそ、アリス夫人・・・」
神山夫人(アリス)「(ギクッ;)し、失礼よ、私は神山夫人よ!」
エミーリオ「これは失礼・・・」
神山夫人(アリス)「(あなたですのね、エージェントが言っていたエミーリオという探偵は!)まあ、しっかり警備しなさいよ!」
エミーリオ(子猫ちゃんから目を離すな!)
イタリア警察の警官A(はい!)
一方、夜神はキッドに警備の人数を説得をされていた。
キッド「夜神刑事!もっと警備の人数を増やしたいいのでは!?夜神刑事!?」
夜神「・・・(無駄に人数を増やせば奴らの思うツボだ!人が少ない方が奴らは動きにくいはず・・・」
一方、神山夫人に変装していたアリスは一般の警備員にトイレはどこかを聞いていた。
神山夫人(アリス)「トイレはどこかしら?」
アリスはその時にイタリア警察官Aが自分を見張っていることに気付いていた。すると、神山夫人の叫び声が聞こえた!
神山夫人(あいり)「きゃあああああー!!!」
イタリア警察の警官A「えっ!?」
神山夫人(あいり)「助けてーーーーー!!!」
イタリア警察の警官A「どうかなさいましたか!?」
すると、アリスは既にトイレの掃除用具を武器にしてイタリア警察官Aを殴った!すると、その叫び声が聞こえた。
イタリア警察の警官A「双子怪盗アリス団だーーーーー!!!アリス団が現れたぞおおおおおーーーーー!!!」
エミーリオ「えっ!?」
すると、縄に縛られていたイタリア警察官Aが縄をハサミで解いてもらう最中で証言する!
イタリア警察の警官A「奴です!神山夫人です!今度は警官に変装してホールのロビーに!」
エミーリオ「クソォ、やっぱりあの老女・・・ロビーに急ぐぞ!」
エミーリオ達が他の警察と一緒に駆けつけるが、イタリア警察官Aはニヤッと笑っていた。そう、彼に変装していたのはアリスだった!アリスは本物のイタリア警察官Aがトイレに縄で縛られて口もガムテープで貼られていたトイレの部屋のドアを開ける。
イタリア警察官A(アリス)「お待たせー!ちょっと服借りて行きますわよー」
アリスは警官に変装し、エミーリオは警官がたくさんいるロビーでアリス探しに難航していた。
- ファゴット・ミッション!(その2) ( No.644 )
- 日時: 2018/12/11 18:40
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
エミーリオ(警官に変装しただと・・・?いっぱいいるじゃないか!)
一方、ある怪盗が日本警察の警官に変装していた。エージェントの企みでアルスの超高級ファゴットを盗みに来たエージェントだ。
日本警察の警官(クロード)(あのスパイが何を企んでいるかは知らないが・・・とりあえずそのファゴットが本当に私の探し求めていた月のフルートかどうか確かめさせてもらう)
すると、クロードが変装した日本警察の警官にドイツ警察の警官が声をかけた。
ドイツ警察の警官A「ちょっとキミ!どうしてここに来たの?」
日本警察の警官(クロード)「夜神刑事の命で出向した日本警察の警官です」
ドイツ警察の警官A「へー。日本警察の警官番号は?」
日本警察の警官(クロード)「No.242496510番です」
ドイツ警察の警官A「!!」
日本警察の警官(クロード)「え?」
すると、何らかの方法で正体に気付いたドイツ警察の警官が叫ぶ!
ドイツ警察の警官A「怪盗団チームクロードだあああああー!!!」
日本警察の警官(クロード)「うげっ!?バレたか!?」
クロードが逃げる中でその数分前に他のその警官達にある声が聞こえた。
???「奴は普通の警官が覚えないような警官番号も覚えるはずです。そういう時があったら間違いなく怪盗クロードだと思いますのでそれで見抜いて下さい」
そして現在一方、警官に変装したアリスは他の警官達に声をかけていた。
イタリア警察の警官(アリス)「大変だ!双子怪盗アリス団が現れた!」
他の警官全員「何!?」
イタリア警察の警官「ただちにロビーに集合されたし!エミーリオ探偵の命令です!」
他の警官全員「よーし、わかった!」
イタリア警察の警官(アリス)「奴がロビーに!」
イタリア警察の警官(アリス)「奴がロビーに現れた!」
イタリア警察の警官(アリス)「ロビーに集合!」
アリスはこれだけ警察を翻弄し、エミーリオは何か違和感に薄々と気付き始めていた。
エミーリオ「どうもおかしい・・・さっきから警官の数が増えてるような・・・?」
イタリア警察の警官(アリス)(ふふふ、いっぱい・・・ということはアルスさんはあそこですのね・・・)
すると、アリスはエミーリオに変装し、アルスがいる部屋の前を警備していたの警官達の前に現れた!
部屋の前を警備していた他の警官全員「エ、エミーリオ探偵!?どうしてここに!?」
エミーリオ(アリス)「奴が現れた!アルスは俺に任せてロビーへ!」
部屋の前を警備していた他の警官達もロビーに駆けつけるが、すると、出し遅れた警官が言う。
ドイツ警察の警官B「あれ?でも、エミーリオ探偵、いつも持っているリンゴは?」
エミーリオ(アリス)「リンゴ?そんなもの持っていないよ」
ドイツ警察の警官B「!!」
エミーリオ(アリス)「えっ!?」
ドイツ警察の警官B「アリ・・・「ガスッ」
すると、何者かが正体に気付いたドイツ警察の警官Bを杖で殴った!アリスはこの人物を知っていた。先程逃げてきたクロードだ。
アリス(あいり)「クロード」
クロード「エージェントの命でな、アリス団を助太刀に来たぞ」
アリス(あいり)「一応聞きますが、ちょっとやつれてるということは逃げてきたんですのね;」
その数分前、何者かがドイツ警察の警官Bにこう話していた。
???「エミーリオ探偵はリンゴが大好きです。だから、いつもリンゴを持っています。それを持っていないということは恐らくはアリス団であると言っても過言ではありません」
そして現在一方、アルスは演奏の準備としてファゴット用のダブルリード作りをしていた。
アルス「あーあ、退屈退屈〜!せっかく日本に来たのに東京見物もできないなんて・・・これじゃあ、何のために日本に来たんだか・・・」
すると、アルスはドアが開く音が聞こえた。
アルス「誰だい?なーんだ、警備の奴、誰もいないじゃないか!エミーリオ探偵、職務怠慢だよ!うちのオケのコンマスに言いつけるんだから!あーあ、双子怪盗アリス団も怪盗クロードもドロッチェ団も怪盗ドラパンでもいいから、来てくんないかな〜・・・」
すると、何かしらの声が聞こえた。
アリス(あいり)「なるほど、怪盗好きか・・・」
アルス「えっ!?あっ、あっ!どなた・・・?」
すると、アリスとクロードがそれぞれ天井に張り付いていた!
アリス(あいり)「取り返し屋のドロボウですわ」
クロード「泥棒だ」
アルス「双子怪盗アリス団と怪盗クロード!?」
一方、エミーリオは警官達が一斉に集まって、ギュウギュウ詰めにされていた。
エミーリオ「なんだ貴様らは!一箇所に集まりやがって!ん!?何でお前らも戻って来たんだ!お前らにはアルスの警備を命じたんだろうが!!」
部屋の前を警備していた警官達全員「で、でも、さっきエミーリオ探偵が・・・あ、あれぇ〜?」
エミーリオ「クソォ、まんまと子猫ちゃんに騙されやがって!右奥のホールだ!子猫ちゃんはアルスのヘッケルの超高級ファゴットを狙っている!」
すると、ドイツ警察の警官Aがエミーリオのところに駆けつけた!
ドイツ警察の警官A「エミーリオ探偵!実は・・・」
エミーリオ「ん!?・・・。何!?別の怪盗が現れて俺とは違う探偵に教えてもらってる!?」
一方、アルスは2組の怪盗の登場に喜びながら大歓迎をしていた。
アルス「ようこそ、いらっしゃいました!」
クロード「いっ?」
アルス「あなた方のそれぞれの噂はドイツにも耳に届いています。なんでも取り返し屋怪盗と魔界の怪盗の対決だとか・・・お近づきの印にUNOでも・・・」
ウサギ(あおい)「そろそろ確かめないとヤバいですよ」←コンサートホールの屋根の上から通信機で繋いでる
アリス(あいり)「アルスさん!(アルスの手を取る」
アルス「えっ?」
アリス(あいり)「私にはもう時間がありません・・・仕事が済んだら帰りますので・・・」
アルス「おや・・・v」
すると、アリスはアルスに超高級ファゴットに目的があるかどうかをお願いする!
アリス(あいり)「お願いです・・・そのファゴットを確かめさせてもらえませんか?」
アルス「えっ?で、でも・・・これは大切なファゴット・・・お譲りするわけには・・・」
アリス(あいり)「ちょっとお借りするだけです・・・1時間もしないうちにアルスさんの手元へ戻るでしょう・・・信じてください・・・ドロボウは嘘をつきません・・・」
クロード「私にも確かめさせてもらっても・・・」
すると、ハノンがクロードに構うように飛びつく!
クロード「!?」
アルス「あっ、いけないよ、ハノン!」
アリス(あいり)「ハノン・・・?」
アルス「僕、犬好きなんです」
一方、エミーリオは右奥のホールまで駆けつける中である人物に電話をかけた。今回の作戦とそれに関する知識を提案したエージェントだ。
エミーリオ「エージェント!!またお前の仕業か!!」
エージェント「いやー、それはただの気まぐれだよ。それに彼も協力するって言ってたし」
エミーリオ「どいつだそれは!?」
すると、その探偵は電話を代わる。その探偵の正体は・・・!
インギール「インギール。あなたと同じ探偵ですよ」
エミーリオ「なん・・・だと・・・!?」
自身の商売敵であるエージェントによって名探偵と噂されるインギールの登場にエミーリオは驚くがすると、アルスの悲鳴が聞こえた!
アルス「うわあああああー!!!双子怪盗アリス団だぁ〜!!」
エミーリオ「あ、あれはアルスの悲鳴!?」
すると、エミーリオは左奥のホールに突入しようとする中でその悲鳴までの間にアリスとクロードはある案をアルスに提案した。
アリス(あいり)「あとは手筈通りに・・・」
アルス「ドキドキします!」
すると、悲鳴の後にエミーリオが左奥のホールに駆けつけた!
エミーリオ「アルス!!」
アルス「エ、エミーリオ探偵、早く!彼女はあの窓から!」
アルスが天井の窓の方に飛んでいるアリスのハリボテに指をさしてエミーリオは偽物だと気付かないまま女性用の縄を取り出す!
エミーリオ「逃すか!!」
一方、エージェントはインギールの隣で何かを内心で企んでいた。
エージェント「・・・(俺はあくまでも知識の蓄えとしてインギールやエミーリオをも利用しただけだ。俺は誰の味方でもなくある作戦のためにな」
インギール「・・・。エージェントさん、ちょっとあなたの拳銃を借りていいですか?」
エージェント「えっ、ちょっと!?」
一方、アリスとクロードは観客席の方に隠れていた。
クロード「おっかないな」
アリス(あいり)「早くずらかりましょう・・・;」
すると、誰かが拳銃でクロードとアリスの下の間の床を撃った!この拳銃の音にエミーリオも何かに気付く。
エミーリオ「誰が放ったのかは知らないが、まあ好機ということにしてやろう。ゆっくりとキミを俺の手中に墜としてやる・・・」
一方。エージェントは拳銃でわざと空振りで撃ったインギールをたしなめる。
エージェント「おい、インギール!あれは一応人間だぞ!」
インギール「ただの人間ならばさっさと捕まりますが・・・彼らはそうではないはず・・・この危機をどう乗り越えるかが彼らの怪盗としての仕事です」
一方、エミーリオは何かに気付き、縄を投げる!
エミーリオ「そこかっ!」
しかし、縄に縛られたのはクロードのシルクハットだった!エミーリオはそのシルクハットから何かを見つける。
エミーリオ「なんだこれは!?」
それを見たエミーリオはその音をカツンと一瞬で聞いた!
エミーリオ「そこかっ!って、なんだ、この音は!?」
アリス(あいり)「どれが本物のファゴットかわかりますかしら、エミーリオ探偵・・・」
エミーリオ(く、くそぉ・・・どれが本物かわからない・・・!)
アルスは暗闇の中でクロードに聞く。
アルス「あれは・・・?」
クロード「貴殿のファゴットとは違う樹脂製のファゴットだ」
エミーリオ(まてよ・・・あのファゴットはず確か・・・!)
すると、エミーリオがアリスにニヤリと笑う。
エミーリオ「ふふふ、最後にいいことを教えてやる。そのファゴットはなぁ・・・見た目も神々しいんだ!!」
エミーリオがアリスにメシとろうとするが、彼の行く先には・・・
長い階段だった!
エミーリオ「あっ;」
エミーリオの叫びもむなしく落ちてゆくが、アリスは「バーカ」とだけ言ってその後にアルスに言う。
アリス(あいり)「アルスさん、しばらくはそこで隠れて下さい・・・」
アルス「もう会えないんですね、アリス団、クロード・・・」
アリス(あいり)「ああ、それと怪盗好きも観察眼が光ってますわ、アルスさん」
アルス「はい!」
一方、アルスに変装したアリスは何かしら叫んでいた!
他の警官全員「アルスさん!?」
アルス(アリス)「エミーリオ探偵がアリスと一緒に階段から下に!」
そしてアリスがホール外まで出てきて叫んだ!
アルス(アリス)「うわあああああー!!!アリスが僕を!」
夜神「アルスさん!?アリスがどうしました!?」
アルス(アリス)「彼女は階段から下に・・・」
夜神「階段・・・!」
すると、夜神はあることに気付き、アリスは言う。
アルス(アリス)「じゃあ、僕はこれで・・・」
夜神「待った!(アリスの腕を掴む)どうされたのですか、犬好きであるあなたが犬をたった一時でも手放すなんて変ですねえ・・・アリス!!押さえろ、こいつがアリスだ!!」
アルス(アリス)「げっ!!」
すると、アリスを大人数で取り押さえようとするが、そこにアリスはいなかった!
夜神「バカ、それは俺の頭だ!」
アリス(あいり)「おーっほっほっほっ!流石夜神刑事!アルスさんが犬好きだとは知らなかった!あなたがいると仕事がやりづらくてしょうがない!私の捜査から外れてもらいたいものですわ!ではさらば!(逃走」
夜神「く、くそぉ・・・;」
キッド「ん!?」
すると、キッドが四次元ハットの異変に気付き、夜神がそれに気付く。
夜神「どうした?(キッドの四次元ハットから例のファゴットを取り出す」
キッド「おおっ!」
日本警察の警官の巡査長「お手柄ですねー、夜神刑事、キッドさん!」
一方、エージェントはアリスの知識が成功したことにインギールの前で平常心を保つが、インギールはあの樹脂製のファゴットで何かを見抜いていた。
インギール(あれは恐らくファゴットのよくできたおもちゃ・・・わざわざ取り寄せてもらったんだね。よっぽどアリス団には捕まって欲しくないんだね、クロード・・・)
エージェント「インギール、どうした?」
インギール「何でもありませんよ?」
一方、クロードは夜のビルの上で満月を見ながら言った。
クロード「あのイタリア男に追い抜かれないように次は貴殿の心を必ず捕まえよう。あいり殿」
ーーーああ!今宵の満月は美しい!
翌日の新聞には双子怪盗アリス団初黒星という記事が載せられていた。日本警察に夜神、タイムパトロールにキッドありの記事も。
あいり「くっ、あのドジと短気めーーーーー!!!(わなわな」
ギロロ「見ろよ。「奴を阻止できたのは長年の刑事の勘ですよ!」だそうだ」
王ドラ「あーあ、私はてっきり警察側が負けると思ってたのに・・・最初からこれを狙ってましたね?エージェントさん」
エージェント「あっ、バレたか?やっぱりわかるのはお前とユーリとロムぐらいしかいないなあ」
ツースト(エージェントに言わせるなんてロムの野郎、今までどんな生き方をしたんだ;)
一方、エミーリオは探偵として腕が立つ自分がエージェントの策略により負けたことに入院先の病院内で腹たっていた。そう、彼はアリス団を捕まえることはまだ諦めてはいなかったのだ。
エミーリオ「俺は諦めないからなー!!!エージェント、次会ったらぶっ殺すーーーーー!!!」
チャーリー「病院内で騒ぐな!!」←エミーリオのお見舞いに来た人&意外と面倒見がいい
おわり
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