二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。4
日時: 2022/12/14 20:01
名前: 桜 (ID: V1z6MgX2)

新しい日常日和。4に来て下さりありがとうございます。このたび前の掲示板のデータがいっぱいになったことにより後継掲示板で日常日和。を4として再開することになりました。なのでブタのヒヅメとの戦いやぷよクエ実録も今後はここですることになります。それでも私は変わらないし変わるつもりもありませんので見ていただければ幸い!


「目次」


「短編」
多才のわらじ>>1-2
賢者大作戦!>>38-43
成りすましアラビア二番手>>49-50
ツキノちゃんと孤高な天騎士さん>>73
サックスとリンゴ>>78-79
恋愛裁判地獄絵図>>85-89
Ai:birthday>>146-147
可愛い可愛いメイドさん>>177-179
栄光の天騎士ロード>>183-190
隠しの天才>>196-197
疑惑のラブレター>>203-204
悪魔さんの歌と少女のオーボエ>>248-249
2番手vsローティーン共の大戦争>>265-267
フルートの約束>>276-278
海水浴での休暇>>338-342
ふうりんアフェットゥオーソ>>365-369
月光の進化と共に>>374-377
王ドラ、イーブイ達を拾う>>382-383
とっておきのうた>>389-392
ある日降り立ったウーベルチュール>>410-411
学☆芸☆会☆大☆騒☆動>>415-416
サウンド・ショウ・タイム>>420-421
大量の楽器紛失事件>>425-429
龍笛を巡る運命(さだめ)>>434-435
今時の温泉パークはプールも付いているらしい>>451-452
トラブルな仙女!>>467-468
影の怪盗と妹の姫君と操りのポケモン>>471-475
お花見は時に危険なこともあるらしい>>478
争奪のシナリオ>>515-519
Nebula from Sunny>>522-525
勘違いにご用心!>>528-530
舞い降りた花>>543-545
桜版裸族による裸族のための講座2>>548-550>>552-553
解き放たれた恋愛のもつれ>>558-561
8月31日のポルックス>>605-606
月下の明かりの下で>>607-608
Flying to you>>637
ロックパンダは騒動がお好き!?>>638-639
オーボエはギネスブックになるほど難しいらしい>>640-642
ファゴット・ミッション!>>643-646
アリシアと魔法のエメラルドの腕輪>>649-650
Nostalgie Voice>>651-652
雑草達のそばにあるキレイな二輪花>>655-656
薔薇とリンゴとトロンボーンとモノクルの香り>>657-658
狐をめぐるもつれ>>659-660
乙女のカメラ対決!?>>661-662
主の居ぬ間に洗濯!?>>663-671
Mysterious Days>>672
オトナになったもん!>>673-675
若頭と雅楽師と笛と>>676-678
ニュージーランド劇場に参加しまショー!>>681-685
北海道inアンサンブルコンテスト>>686-687
髪は男女ともに命らしい>>688-689
ジャパンの侍犬魂>>690-691
没ネタ2本立て>>692-694
大騒ぎなお嬢様参観日>>695-696
ロックパンダとの別れの時>>697
薔薇色の狙撃>>698-700
嬉し恥ずかし修羅場>>701-704
とある日の海水浴事情>>705-707
NOBUNAGA to visit shores>>710-712
カメラにご注意を>>715
ドタバタ☆アクション!>>741-744
いつの世も儚きや>>773-774
クリスマス☆ラブパニック!>>777-778
森の女王様と闇の美少女と花の魔導師>>781-783
違う時代からの流通者>>787-788
ラモール・エスポワール〜ブケファラスと共に〜>>794-795
アンダーノースザワでの出会い>>802-804
生徒会番長の苺の裏事情!>>808-811
初夏の露呈式!?>>815-818
天の川の天から舞い降りた落とし子>>822-823
ラブナの隠されたとある秘密>>826
少年戦士ト麒麟ノメイドノ物語>>829-830
ラブっとvTORIスティック>>849-850
アムール☆トリップ>>854-857
日本のライブではハープやチェロも採用されるらしい>>858-859
やって来たのは少女剣士さま!?>>860-861
全面協力のバレンタインのラプソディ>>871-872
愉快!痛快!寿司狂騒詩!>>873-877
ルナティック・スウィング!?>>878-879
スパイハッピーバースデイ>>880-881
スーパー☆アストルフォちゃん!>>886-887
髪の毛は人間の命らしい>>888-889
一頭身の人形とヒーロー>>890


「やってきた。」
音大生漫画家がスマブラ屋敷にやってきた。>>439-440
ロック・パンダがスマブラ屋敷にやってきた。>>634-636
生意気司令官がスマブラ屋敷にやってきた。>>653-654


「ぷよクエキャラで料理対決!」
その2>>10-16
結果発表>>22-25
オシオキ編>>32


「テストネタ」
テストネタ1>>443-448
テストネタ2>>455-462


「フルート実録」
フルート実録2>>1
フルート実録3>>173


「闇天使の“重責”の呪縛」
猫と踏切と闇天使>>208-209
恋したサックス>>212
一旦の別れ>>215-216
事件の波乱>>221-223
神様も止められない紅蓮の羽四つ>>227-228
ウサギランド出現>>231-234
“願い”の先>>238-244


「ブタのヒヅメ決着」
月長石と星の水晶と黄玉物語>>283-284
全ては「キミ」のため>>289
慕う気持ち、向上心と小さな籠>>292-293
夕焼けの空と曇りの空>>296-298
青空はいつでも夕陽を待っている>>301
ゾーアの覚醒>>307-308
未来への絆>>313-314
悲しみはここに置いて>>318-320
さようなら、ありがとう>>324-326
終わりの始まり>>331-332


「全国学生音楽コンクールでの絆」
夏の花の嵐>>564-565
紅葉からの条件>>568-569
圧倒的な表現力がボレロを貫く>>574-575
四葉宮高校との対面>>578-579
四葉宮高校とのアンサンブル対決!>>582-584
棟梁と魔人と黒音と>>587-589
黒音学園とのアンサンブル対決!>>592-594
それぞれの動向と彼女から手を引いて>>597-598
本来の音>>601-602


「天空のレビアッタでの激闘と決戦」
星の舞う庭>>609-610
ゆっくり回り始めた歯車>>611-615
秋のルビー、悲しみを歌いながら愛しさを>>616-619
激闘の瞬間ーーーときーーー>>620-621
兎蝶グラフィティ>>622-623
道化とスライムのレジリエンス>>626-628
悲しみよりも深く優しく>>629-630
No charge memorys>>631-632
これからの課題と目的>>633


「トランペッターのケロン人襲来!」
占いの結果のトランペットとウラハラとタママ>>747-748
純粋アンチテーゼ100%>>751-752
トランペットでのイリュージョン>>755-756
大切な人からくれた宝物>>759


「マリア・ザ・リッパーの行く末」
休息にトロイメライ>>841-842
White fox the Ripper>>843-844
マリア・ザ・リッパー!>>847-848


「ぷよクエ実録」
時空の旅人クリアまでの道のり>>254
マーベットの挑戦状日和>>270


「前後編」
旋律幻想曲>>56-58>>64-66
果てなき命の宴>>132-134>>139-140
フルートのショコラティエ>>151-152>>156-157
吸血鬼の赤き洗礼>>257-258>>261-262
オルガンストレッタ>>348-351>>356-360
秋のポケモンコンテスト!>>397-400>>405-406
愛と涙のサッカーバトル!>>533-535>>538-540
それぞれのお忍びの騒動の三重県伊勢志摩旅行>>762-764>>767-770
大切な思い出>>833-834>>837-838
ダイ山神話聖杯大戦>>862-866>>867-870
Composer:C>>882-883>>884-885
無垢なるアイの願い星>>891-895>>896-899>>900-905>>906-909(最終更新&続きは新たなスレッドへ)


「特別編5」
序章:八奇人>>94-95
第一章:わがまま>>101-102
第二章:見てきたもの>>107-109
第三章:夢涙>>115-117
第四章:絆>>121-122
終章:響く>>123-124


「特別編6」
序章:オーボエの王子様>>481-482
第一章:小さな店で>>486-488
第二章:シグレの覚醒>>492-495
第三章:目には目を、口撃には口撃を>>500-503
第四章:オーボエの涙>>507-509
終章:運命の奇妙な巡り合わせ>>510-511


「特別編7」
序章:始まりの約束>>718-719
第一章:デートの途中で>>722-723
第ニ章:すれ違い・・・?>>726-727
第三章:本当のこと、その本当の気持ち>>730-732
第四章:報復☆DEATH>>735-736
終章:日本までやってきた来客>>737-738

コメント返し! ( No.625 )
日時: 2018/10/11 22:41
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

〉パールさん
男子チームのバトルにメタナイト達が加勢してくれました。彼・彼女達はこの戦いは勝ってほしいですね!

道化とスライムのレジリエンス(その1) ( No.626 )
日時: 2018/10/11 22:44
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回は女性騎士班の対女子チーム編!久々にポップンやりました。9ボタン(もしくは5ボタン?)の簡単な奴ですけど、身体が覚えてました。






一方、同時進行の中での女性騎士班の対女子チームはヒルダとマッペラと対峙するために彼女達を探していた。ペイペインはシアン達からジョルジュの姿をしたマッペラの話を聞いて怒る。


ペイペイン「全く手袋をしていた時点ですぐに気付くべきです!クリクリはすぐにCOMに事情を話しに地上に残ってましたが、もしユーリ殿が気付いてくれなかったら・・・」
シアン「ごめんなさいにゃ・・・」
ハンドレッコ「まあ本人達はちゃんと反省してるみたいだし、許してやってよ」
アイレーン「私もその辺はちゃんと後始末するのだ」
ペイペイン「アイレーン様やハンドレッコがいいなら・・・」


すると、レトリーがランに謝る。


レトリー「ラン。ごめんね。エドガーに乗り移られただけでも傷ついてるのに、さらに一人に残させて」
ラン「いえ、いいんです。もう。エドガーさんはあの後、自分なりにちゃんと謝罪してくれましたし、あの後にまさかジョルジュさんがマッペラさんだとは思わなかったですけど・・・この戦いが終わったら、マッペラさんやヒルダさん達、エドガーさん達も一緒にみんな仲良くできるといいんですけど・・・」
チュチュ「シアン同様にいい子ですわ〜!(号泣」
モア「モアもランの願いのために頑張るぴゅる〜!」
ハンドレッコ「・・・」


すると、ハンドレッコはランを諭すように言う。


ハンドレッコ「・・・あんたはそれでいいと思うのかい?」
ラン「えっ?」
ハンドレッコ「あんたは人に対して甘すぎる。ドラリーニョやシアン達みたいに優しい奴もいれば、あの女性騎士みたいなその優しさを踏みにじる奴もいる・・・あんたのその優しさが命取りになるんだよ」


ハンドレッコに説かれたランは自分の決めた戦いに一瞬迷いかけるが・・・


ラン「(私の優しさが命取りになる・・・マッペラさん達はそんなに強いんだ・・・でも・・・)・・・ハンドレッコさんの言うことはあながち間違ってはないと思います。だから、ハンドレッコさん。そういうことを言うほど私を心配してくれてありがとうございます」


ランの本心からの言葉にハンドレッコは感化されかけるが、すると、ある声がした。


???「クロラ様ならあの人らと一緒にいるよ〜。ふふっ」
ハンドレッコ「!?誰だい!?」


すると、その人物は二人揃って彼女達の前に降り立つ!その人物は呪われた五英雄の女性騎士のヒルダとマッペラだ。


ヒルダ「どーもっ!こんにちはっ、呪われた五英雄の一人のヒルダですっ!」
マッペラ「また会いましたね。改めまして私は呪われた五英雄の一人のマッペラさんですっ」
ペイペイン「こないだからよくもシアン殿達やアイオーン様達を唆してBRRのサブマネージャーの座に就きましたね?」
マッペラ「私達はエルドゥールさんに命令されただけで大したことはしてませんよっ。ただ、軽く引っ掻き回しただけで・・・ぬわっ!」


すると、マッペラがドジを踏んで手がヌルヌルする呪いのせいで破滅の槌を投げてしまい、ペイペインの顔にぶつけてしまう!ペイペインは顔をヌルヌルされ、怒りを来した!


ペイペイン「て〜め〜え〜ら〜!!!!(大激怒」
レトリー(あーあ、やっぱり怒らせ・・・)
ペイペイン「我が頭首となるアイレーン様にぶつけてたらどうする気だよこのメスブタども!!」
レトリー「そっち!!?」
ヒルダ「あははっ!受けて立つよ!」


戦いが始まるが、シアンは愛用のギターであるストロベリーハートで演奏しながら攻撃しようとする!

道化とスライムのレジリエンス(その2) ( No.627 )
日時: 2018/10/11 22:48
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

シアン「ストロベリーハート!」


シアンが演奏の際に起きた波動で攻撃するが、それをヒルダのカウンターで阻まれる。


シアン「!?カウンターにゃ!?」
ヒルダ「ふふっ」
レトリー「ホーリーさん(ポップンのユーリ)からの情報によるとこの二人は呪われた五英雄の中でも攻撃力が高いし、防御力もかなりのものだよ。攻撃をしようと思えば、あいつらの防御に大体は阻まれるよ」
ペイペイン「攻撃力が高いからってそれがなんなんだ!!一刀両断してやる!!」


ペイペインの啖呵を切った姿にマッペラは言う。


マッペラ「ならば、これならどうですか?破滅の呪い!」
ペイペイン「えっ!?(なんだと・・・!?いつのまにかアイレーン様達を、敵だと思うようになって・・・いく・・・」
アイレーン「ペイペイン!?どうしたのだ・・・」
ハンドレッコ「マスター!!!」


すると、ハンドレッコはアイレーンをかばう。彼女はペイペインの攻撃から自分の主を助けたのだ・・・。


チュチュ「これ・・・まさか・・・!?」






レトリー「状態異常魔法の一つ、混乱か・・・!!」






破滅の呪い。それは破滅の槌を持ったことで得られる魔法であり、状態異常魔法の混乱を使う魔法の一つとして知られる。この魔法を使いこなすということはマッペラは呪われた五英雄の中でもエルドゥールに次ぐ実力者である・・・!!!


マッペラ「大事な戦闘力の一つが私達の味方になっちゃいましたねえ。まあ、そちらのもう一つの戦闘力は耐性には脆いミューモロイドですし、魔力の少ないあなた達がやっても私達と戦える理由はないですからねえ」


すると、マッペラがアイレーンを抱えるハンドレッコの前に現れ、彼女は笑いながら言う。


マッペラ「ようこそ。エルドゥールさんの幸せな国エンジェルミュージックへ」


そしてマッペラが破滅の槌で二人を攻撃する!ハンドレッコはアイレーンを抱えながらもたつく。


シアン「アイレーンちゃん!!ハンドレッコさん!!」
ヒルダ「おっとぉ。そんな口、数分後にはもう叩けなくなるよ」






ラン「シアンさん達をバカにした口を叩けなくなるのはあなた達です!」






すると、ランが攻撃した麻痺をまとった月魔法、ムーンサンダーでヒルダの身体は麻痺で封じられた!


ヒルダ「え・・・?」
マッペラ「あなた・・・私が会った時のただの子供ではなく・・・まさか・・・!!」


ヒルダとマッペラはようやく気付く。まさか自分達がデマだと思っていた現代の月の巫女がランであることに。ランはその直後にハンドレッコとアイレーンにヒーリングをかけ、彼女達は救われる。


ハンドレッコ「あんた・・・どこまで優しいんだい・・・」


ハンドレッコの言葉にランは微笑みかける中でランはペイペインを混乱で操ったヒルダとマッペラに立ち向かおうとする!


ラン「かかって来て下さい。シアンさん達をバカにしたことを後悔させてあげます・・・!」
マッペラ「・・・っこのっ・・・」


そして呪われた五英雄の二人+ランが戦い合う中でヒルダとマッペラはランの戦いの磨き上げた実力と秘めた魔力に驚く。


ヒルダ(な・・・!?能ある鷹は爪を隠すって言うけど・・・この子、普段からしてトビでしょ!?そのトビが脳ある鷹だって、思ってもみなかった!!)
マッペラ(私達がこの子の圧倒的な魔力に怯えてる!?嘘ですよね・・・そんなことありえない!!)


すると、目を覚ましたアイレーンは啖呵を切る!


アイレーン「その月の巫女は私のように天才ではなくとも小さくて可愛くて優しさそのものだぞ!?」






アイレーン「お前達みたいな弱い人間とは違うのだ!!」
ヒルダ&マッペラ「!!!」






「・・・・・・今は忙しいんだ。後にしてくれ」「・・・・・・月島あいりのために・・・俺はエンジェルミュージックを復活させてみせる」
「ボク達はエルドゥールに実力を認めてもらえて彼と同じ役職につかれたピョン★」「キミ達もエルドゥールにさらに認めてもらうために頑張るピョン★」
「ヒルダ、あのさ。ちょっと静かにしてくれる?キミの笑い声、気に障るんだよね」
「マッペラ、あのさ、ヌルヌルが睡眠の邪魔だから拭いといてくれるかな?」






二人は男性騎士三人から受けた扱いを思い出した。すると、ヒルダはそのことにも笑う。


ヒルダ「あははっ、ふふふっ。あのね〜」






ヒルダ「そういうことを言う奴が一番嫌いなんだよこのちんちくりんが!!!自分が一番偉いからって調子に乗りやがって!!私達もできればそこの月の巫女みたいな強い奴になりたかったよ!!?でも、それができない、できるわけがないから言ってんだよ!!寝言は寝て言ってお子ちゃまどもはみんなで帰って死にな!!どうせ報われないくせに目障りなんだよ!!!」






ヒルダの激昂に対女子チームは少しばかりは怯む。すると、ヒルダの激昂した際に攻撃した壁が崩れ落ち、そこにはマッペラとランがいた!


ヒルダ「!!しまった!マッペラちゃーーーーー」
ハンドレッコ「ラン!!その女は放っておきな!そしたらあんたは助かるんだよ!」


ハンドレッコの言葉をランは聞くが、彼女自身はマッペラを助けるために彼女のスライムだらけの手を引っ張る!


ヒルダ&マッペラ「!?」
ラン(ごめんなさい、ハンドレッコさん。やっぱり見捨てるなんてできませんよーーー・・・)
レトリー「ラン!!!」


すると、ランはレビアッタから遥かに距離がある地上に落ちそうになる中でハンドレッコが飛行システムを使ってランを助けようとする!


ハンドレッコ「優しさが命取りになるって言ったのに!」


ハンドレッコは猛烈なスピードでランを掴むが、自分も壊れそうだと感じていたからかその飛行システムは不完全なモードになってしまう!


ハンドレッコ「!!(ランだけはダメだ!!お願いだよアタイはいいからランを助けさせてくれ!!この子は誰よりも本当の優しさを持った、ルナよりも最上にして最高の月の巫女なんだ!!!」


ハンドレッコがランを強く抱きしめるが、その直後に何かを乗った感触がした。ハンドレッコが目を開けるとそこには紫がかかった桃色の花の魔導師の操縦する箒にランとともに乗っていた・・・!その箒の主の彼女は言う。


カレン「あんた、主人を守るミューモロイドでしょ!?だったら、自分もランも守れなくてどうするのよ!!」


ハンドレッコはカレンにランと一緒に助けてくれたことに透明な雫が流れた・・・。


ハンドレッコ「ありがとう、本当にありがとう・・・」






COM女子チームやそれをバックアップする女子組が後に駆けつけてランとハンドレッコとペイペインの手当てをしている中でみさえはヒルダとマッペラに問い詰める。


みさえ「あなた達!自分達のしたことが何なのか分かってるの!?いくらあいりちゃんをさらったって滅ぼされた国はもう戻らないわよ!それにあいりちゃんはそんなこと望んでない!それに国を再生したって残るのは悲しみと虚しさだけよ!」
ペイペイン「みさえ殿!やめなさい!」


みさえの叱責にヒルダは呪いの影響で笑いながら言う。


ヒルダ「あはは。だってエンジェルミュージックを取り戻したらエルドゥールさんはまた幸せになるんだもの・・・」






ヒルダ「だけど、本当は・・・またみんなで戦いたいし、エンジェルミュージックがなくても楽しくて平和な日常がずっとずっと続きたい・・・また昔のように楽器を奏でたい・・・!わあああああー!!!」






ヒルダの本心にマッペラも涙を流す中でランは言う。


ラン「二人とも、やっと本心を言ってくれましたね。マッペラさん、これわかりますか?」
マッペラ「?」


すると、ランが取り出したのはあるCDだった。


マッペラ「これは・・・?」
ラン「あなたが歌っている曲があるCDなんです」
ヒルダ「あ・・・!思い出した!手がヌルヌルする呪いのせいで楽器が持てないマッペラは歌を歌ってその歌が上手かったからみんなでCDを自主制作したんだよ」
ハンドレッコ「そういえば、あんた、いい声してるね」
マッペラ「あ!このCDを出した直後にクロラ様が現れてそれで私達はバラバラになってたんですね。これを買ってくれたんですか?」
ラン「私が一番気に入ってますよ。みんな、楽しそうなセッションをしてるなーと思って」


優しく微笑うランにマッペラは言う。


マッペラ「あんなに酷いことしてたのに・・・あなたの名前は、なんですか?」


すると、ランは答える。


ラン「私は宇佐山ランです。まだまだ未熟ですが、歌手兼アイドル兼月の巫女です」






ラン「それから、あなた達の友達です」






ランの優しい本心にマッペラとヒルダは彼女に抱きついて涙を流す。これに他の女子メンバーも涙が止まらなかった・・・。

道化とスライムのレジリエンス(その3) ( No.628 )
日時: 2018/10/11 22:50
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

ヴィオロン(クロラ)(ほう、今は他の呪騎士メンバーが降伏しているのですか・・・)


一方、ヴィオロンになりすましているクロラは戦いの様子を水晶で見ていた。すると、フラウトとヴィオロンの表向きの功績を聞きつけたアルフォンスとルイとユラ、ニンアとトリルが現れた。


ヴィオロン(クロラ)「おや」
トリル「ヴィオロン、聞いたよ。フラウトと一緒にレビアッタに潜入できたって?」
アルフォンス「すごい功績じゃないですか!」
ルイ「これは大発見ですよ!」
ユラ「これでまたヴィラリン王国は強くなりますね!」
ニンア「おや?寝ているのか、フラウト?(キングサイズのベッドのカーテンを開ける)えっ?ヴィオロン、フラウトと一緒に寝ているメガネの奴は、誰だ?」


すると、ヴィオロンはニンアの手を強引に掴む!


ニンア「え・・・?」
ルイ「えっ!?なんかまずかったですか?」
ヴィオロン(クロラ)「大したものはございませんよ」






ヴィオロン(クロラ)「ただーーー少し面倒なことは忘れましょうか」






ヴィオロンは四人にかけた記憶操作の魔法をさらに強くかけた・・・。
次回、エルドゥール戦!続く・・・!






感想OK

悲しみよりも深く優しく(その1) ( No.629 )
日時: 2018/10/17 23:56
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はついにエルドゥール戦です!彼の王ドラやエターニャ達への憎しみの底先に見えるものは・・・?最近またポップンを始めました。






その戦いの同時進行の数分前。エルドゥールは挑みにきた王ドラ達をモニターで見て、彼はそれを少し疎ましく思っていた。


エルドゥール(・・・あいつらが直々に乗り込んで来たということか・・・ちょうどいい。あいつらの武器ごとかき消してやろう)


すると、それをポルックスが見ており、エルドゥールに声をかける。


ポルックス「お兄ちゃん・・・こんな勝ち方で本当にいいの・・・?」
エルドゥール「・・・・・・ああ、いいんだ。安心しろ。お前も俺が守ってやる」


エルドゥールがポルックスの頭をポンと撫でた後に彼はキングサイズのベッドに行く。あいりがいる場所だ。あいりは黄色の派手な装飾を付けたドレスに着替えさせられており、あいりは彼に気付く。


あいり「あっ」
エルドゥール「・・・・・・すごく似合ってる」
あいり「エルドゥールさん!?お願いです、みんなのところに帰して下さい!話ならどこだって・・・「・・・・・・何も心配はいらない」


すると、エルドゥールはあいりを抱きしめながら言う。


エルドゥール「・・・・・・俺がお前にできることはなんでもしてやる。それで、お前の中からあいつのことを忘れさせてやる。それができたら、また、二人でーーー・・・」


すると、エルドゥールはあいりの身体を離した後にあるものを持ち出す。それは少しは古くなっている昔のあいりが持っていたヴァイオリンだった。


あいり「それは・・・!」
エルドゥール「・・・・・・?何か思い出したか?」
あいり「いえなんでも。それは私が妙な弾きグセで弾いていたヴァイオリンですわ。母様に怒られることもしばしばでしたけど」


すると、エルドゥールはその話を聞いてあいりに優しく微笑んだ。これにあいりは懐かしい幼いエルドゥールの顔を少しだけ思い出した。


あいり「・・・あなたは」


すると・・・






エターニャ「ここだーーーーー!!!」


バキッ!ドッゴォーーーーーン!!!






なんとエターニャに部屋の壁が壊されていました(笑)すると、その壊した壁の外から王ドラやクロード、エージェントが出てきた。


王ドラ「あいりさん、大丈夫ですか?NTRされてないみたいですね」
クロード「おお!あいり殿、美しい・・・!」
あいり「王ドラ!クロード!それにエージェントまで!」
エージェント「俺も王ドラの作戦に戸惑ったが、好機なことにエターニャがあいりがエルドゥールにNTRされると思ってスマホのカメラとビデオカメラを持って走り出して・・・」
エターニャ「とりあえず間に合ってよかったな。さぁどうぞ、続きを」
あいり「何もしてないし、するつもりないですわ」
エターニャ「ガーン!!!(ピアノ低音」


すると、エルドゥールが武器の斧を持ちながら啖呵を切る!


エルドゥール「・・・・・・チッ、なんなのだお前達!月島あいりに近づくなーーー」


すると、誰かがエルドゥールの首元を突いていた。そう、彼らの中にもう一人いたのは・・・!






ツースト「ーーーそれはこっちのセリフだ」






ツーストの怒りの顔にエルドゥールは鼻で笑う。


エルドゥール「・・・・・・自分のお姫様を置いてけぼりにした奴が言うセリフじゃないな」
ツースト「ーーーお前みたいな既に滅亡した国を復活しようとした奴に言われたくない」
エルドゥール「・・・・・・じゃあ」






エルドゥール「じゃあ、お前は自分のしたこと間違ってないって言いたいのかよ!!!」
ツースト「テメェほど間違った覚えはない!!!」






エルドゥール「ーーー俺は絶対にエンジェルミュージックを復活してやる!!!」


すると、エルドゥールは自分の斧に魔力を込めながら彼らと戦う!最初にエルドゥールがエージェントに攻撃しようとする!


エルドゥール「・・・・・・回転斬り!」
エージェント「!」
あいり「エージェント!避けなさい!」


すると、エージェントは自身のスパイとしての腕前を生かして避けながら飛ぶ!これにエルドゥールはエージェントをたかが人間だと侮っていたことに少しだけ侮っていた。


エージェント「お前、あいりやツースト、エターニャや王ドラに拘ったあまり他の奴の経歴ををおそろかにしすぎたようだな?あいにく俺はスパイでもそれなり以上の腕前は持ってんだよ」
エルドゥール「・・・・・・チッ・・・!」


すると、王ドラが蹴りでエルドゥールに反撃する!


王ドラ「アチョー!!ホアチャア!!」
エルドゥール「っ!!」


すると、エルドゥールは反撃された反動で武器の斧を使って攻撃する!


王ドラ「!!」


王ドラは自身のヌンチャクを使って防ごうとしたが、ヌンチャクはエルドゥールの斧で壊された!エルドゥールはこれにニヤッと笑う。


王ドラ(ふーん。反動を生かした攻撃ですか・・・ならば!)


すると、王ドラを踏み台にしてツーストが飛び、曲刀でエルドゥールの斧に応戦する!


エルドゥール「・・・・・・チッ、やるな」
ツースト「俺の曲刀は防御に優れているからな。流石にあんたには攻撃で劣るけどなあ!」


すると、通信機が王ドラのところに繋げた!ゼオからだ。


王ドラ「はい。こちらエルドゥールさんと応戦中でーーー」
ゼオ「そっちにポルックスっていうハープを持ったオッドアイの女の子いなかったか?」
王ドラ「えっ?エルドゥールさんのところにいるんですか?」
ゼオ「ああ、ポルックスはエルドゥールの義妹だ。そのことをパトリに話したらなんかすぐにその子を自分達が探している人物だからってレビアッタに向かおうとしてて・・・」
王ドラ「えっ!?まさか,あなた達はーーー」


すると、ある声がこの戦いを止めようとしていた!ポルックスの声だ!


ポルックス「ダメ・・・!」
ツースト「!?」
エルドゥール「・・・・・・ポルックス!?」
ポルックス「喧嘩しちゃやだ!みんな仲良くないとやだー!!」
エルドゥール「・・・・・・ポルックス・・・」


すると、エルドゥールがポルックスを避難させようとするが、そこにある手が止める。先程までゼオの話を聞いたパトリだ。


パトリ(裏)「この子に何の用だ?」
エルドゥール「・・・・・・ポルックスは俺の義妹で、俺と出会う前に旅に出ていた頃の前の記憶を失っていて・・・」
パトリ(裏)「この子は記憶を失ったんじゃない」






パトリ(裏)「この子は天界で生まれ落ちるところを手違いで地上に生まれ落ちた星座の宮の一人の双子宮だ!」
大半の全員「!!?」






エルドゥール「・・・・・・ポルックスが星座の宮の双子宮・・・!?」
ポルックス「アタシ、地上で生まれたヨ・・・?」
パトリ(裏)「地上で長い間過ごした場合は命が二倍に削られる。最近、あんたは自分の身体が消えかかっていることに気付いたんだろう?天界にすぐにでも帰ればあんたの命を助けることはできるんだ」
ポルックス「アタシは・・・確かに身体が透けてるけど・・・」
パトリ(裏)「さぁ、大人しくあんた達の天界に一緒に帰るんだ」
ポルックス「アタシ達の・・・天界・・・」


すると、エルドゥールはパトリの説得を拒否する。


エルドゥール「・・・・・・天界など知らない!ポルックスは身体が消えかかってないし、ポルックスは俺の義理であっても大事な妹だ。俺は・・・エンジェルミュージックを復活することはできても・・・ポルックスがいないと・・・」
???「その必要はありませんね」


すると、パトリ以外の闇の学園と光の学園の生徒会がポルックスを連れ戻しに現れた。彼らはエルドゥールにある事実を言う。


エドガー「・・・確かにエンジェルミュージックはあなたにとっては大事な国だったでしょうし、復活しようとする気持ちは分からなくもありませんね」
フローレ「だがな、もう終わってしまったんだ。長い時をかけて根付いてしまったんだ」
シエル「それにその人達が犯人だという証拠はないですね」
モーリス「ないということは彼らはやっていない・・・もし犯人と決めつけたらそれはもう冤罪だな」
ロコ「それに彼らがやったという書類は何一つありませんでしたのよ」
リゼット「それにあなたはポルックス様がいなくてもちゃんと今の仲間とやっていけるはずよ」
ルクス「それにキミはスターチェロに選ばれた存在ではないしね」
ニナ「それにあなたはもう前を向ける人間よ・・・進むこともできるのに進もうとしない」
アビス「エンジェルミュージックの民の魂は既に輪廻の輪に旅立ったんだ・・・あの国の跡地にはいない、いないんだ」


聞けば聞くほどエルドゥールに絶望が降り注ぐ。認めたくない事実を突きつけられたエルドゥールは激昂する!


エルドゥール「・・・・・・そんなこと・・・!認めない!!認めなあああああーい!!!」


すると、エルドゥールは本当の心を封じたスターチェロを奏でる!そこには光ではなく闇のメロディーが奏でられていた。


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