二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

日常日和。4
日時: 2022/12/14 20:01
名前: 桜 (ID: V1z6MgX2)

新しい日常日和。4に来て下さりありがとうございます。このたび前の掲示板のデータがいっぱいになったことにより後継掲示板で日常日和。を4として再開することになりました。なのでブタのヒヅメとの戦いやぷよクエ実録も今後はここですることになります。それでも私は変わらないし変わるつもりもありませんので見ていただければ幸い!


「目次」


「短編」
多才のわらじ>>1-2
賢者大作戦!>>38-43
成りすましアラビア二番手>>49-50
ツキノちゃんと孤高な天騎士さん>>73
サックスとリンゴ>>78-79
恋愛裁判地獄絵図>>85-89
Ai:birthday>>146-147
可愛い可愛いメイドさん>>177-179
栄光の天騎士ロード>>183-190
隠しの天才>>196-197
疑惑のラブレター>>203-204
悪魔さんの歌と少女のオーボエ>>248-249
2番手vsローティーン共の大戦争>>265-267
フルートの約束>>276-278
海水浴での休暇>>338-342
ふうりんアフェットゥオーソ>>365-369
月光の進化と共に>>374-377
王ドラ、イーブイ達を拾う>>382-383
とっておきのうた>>389-392
ある日降り立ったウーベルチュール>>410-411
学☆芸☆会☆大☆騒☆動>>415-416
サウンド・ショウ・タイム>>420-421
大量の楽器紛失事件>>425-429
龍笛を巡る運命(さだめ)>>434-435
今時の温泉パークはプールも付いているらしい>>451-452
トラブルな仙女!>>467-468
影の怪盗と妹の姫君と操りのポケモン>>471-475
お花見は時に危険なこともあるらしい>>478
争奪のシナリオ>>515-519
Nebula from Sunny>>522-525
勘違いにご用心!>>528-530
舞い降りた花>>543-545
桜版裸族による裸族のための講座2>>548-550>>552-553
解き放たれた恋愛のもつれ>>558-561
8月31日のポルックス>>605-606
月下の明かりの下で>>607-608
Flying to you>>637
ロックパンダは騒動がお好き!?>>638-639
オーボエはギネスブックになるほど難しいらしい>>640-642
ファゴット・ミッション!>>643-646
アリシアと魔法のエメラルドの腕輪>>649-650
Nostalgie Voice>>651-652
雑草達のそばにあるキレイな二輪花>>655-656
薔薇とリンゴとトロンボーンとモノクルの香り>>657-658
狐をめぐるもつれ>>659-660
乙女のカメラ対決!?>>661-662
主の居ぬ間に洗濯!?>>663-671
Mysterious Days>>672
オトナになったもん!>>673-675
若頭と雅楽師と笛と>>676-678
ニュージーランド劇場に参加しまショー!>>681-685
北海道inアンサンブルコンテスト>>686-687
髪は男女ともに命らしい>>688-689
ジャパンの侍犬魂>>690-691
没ネタ2本立て>>692-694
大騒ぎなお嬢様参観日>>695-696
ロックパンダとの別れの時>>697
薔薇色の狙撃>>698-700
嬉し恥ずかし修羅場>>701-704
とある日の海水浴事情>>705-707
NOBUNAGA to visit shores>>710-712
カメラにご注意を>>715
ドタバタ☆アクション!>>741-744
いつの世も儚きや>>773-774
クリスマス☆ラブパニック!>>777-778
森の女王様と闇の美少女と花の魔導師>>781-783
違う時代からの流通者>>787-788
ラモール・エスポワール〜ブケファラスと共に〜>>794-795
アンダーノースザワでの出会い>>802-804
生徒会番長の苺の裏事情!>>808-811
初夏の露呈式!?>>815-818
天の川の天から舞い降りた落とし子>>822-823
ラブナの隠されたとある秘密>>826
少年戦士ト麒麟ノメイドノ物語>>829-830
ラブっとvTORIスティック>>849-850
アムール☆トリップ>>854-857
日本のライブではハープやチェロも採用されるらしい>>858-859
やって来たのは少女剣士さま!?>>860-861
全面協力のバレンタインのラプソディ>>871-872
愉快!痛快!寿司狂騒詩!>>873-877
ルナティック・スウィング!?>>878-879
スパイハッピーバースデイ>>880-881
スーパー☆アストルフォちゃん!>>886-887
髪の毛は人間の命らしい>>888-889
一頭身の人形とヒーロー>>890


「やってきた。」
音大生漫画家がスマブラ屋敷にやってきた。>>439-440
ロック・パンダがスマブラ屋敷にやってきた。>>634-636
生意気司令官がスマブラ屋敷にやってきた。>>653-654


「ぷよクエキャラで料理対決!」
その2>>10-16
結果発表>>22-25
オシオキ編>>32


「テストネタ」
テストネタ1>>443-448
テストネタ2>>455-462


「フルート実録」
フルート実録2>>1
フルート実録3>>173


「闇天使の“重責”の呪縛」
猫と踏切と闇天使>>208-209
恋したサックス>>212
一旦の別れ>>215-216
事件の波乱>>221-223
神様も止められない紅蓮の羽四つ>>227-228
ウサギランド出現>>231-234
“願い”の先>>238-244


「ブタのヒヅメ決着」
月長石と星の水晶と黄玉物語>>283-284
全ては「キミ」のため>>289
慕う気持ち、向上心と小さな籠>>292-293
夕焼けの空と曇りの空>>296-298
青空はいつでも夕陽を待っている>>301
ゾーアの覚醒>>307-308
未来への絆>>313-314
悲しみはここに置いて>>318-320
さようなら、ありがとう>>324-326
終わりの始まり>>331-332


「全国学生音楽コンクールでの絆」
夏の花の嵐>>564-565
紅葉からの条件>>568-569
圧倒的な表現力がボレロを貫く>>574-575
四葉宮高校との対面>>578-579
四葉宮高校とのアンサンブル対決!>>582-584
棟梁と魔人と黒音と>>587-589
黒音学園とのアンサンブル対決!>>592-594
それぞれの動向と彼女から手を引いて>>597-598
本来の音>>601-602


「天空のレビアッタでの激闘と決戦」
星の舞う庭>>609-610
ゆっくり回り始めた歯車>>611-615
秋のルビー、悲しみを歌いながら愛しさを>>616-619
激闘の瞬間ーーーときーーー>>620-621
兎蝶グラフィティ>>622-623
道化とスライムのレジリエンス>>626-628
悲しみよりも深く優しく>>629-630
No charge memorys>>631-632
これからの課題と目的>>633


「トランペッターのケロン人襲来!」
占いの結果のトランペットとウラハラとタママ>>747-748
純粋アンチテーゼ100%>>751-752
トランペットでのイリュージョン>>755-756
大切な人からくれた宝物>>759


「マリア・ザ・リッパーの行く末」
休息にトロイメライ>>841-842
White fox the Ripper>>843-844
マリア・ザ・リッパー!>>847-848


「ぷよクエ実録」
時空の旅人クリアまでの道のり>>254
マーベットの挑戦状日和>>270


「前後編」
旋律幻想曲>>56-58>>64-66
果てなき命の宴>>132-134>>139-140
フルートのショコラティエ>>151-152>>156-157
吸血鬼の赤き洗礼>>257-258>>261-262
オルガンストレッタ>>348-351>>356-360
秋のポケモンコンテスト!>>397-400>>405-406
愛と涙のサッカーバトル!>>533-535>>538-540
それぞれのお忍びの騒動の三重県伊勢志摩旅行>>762-764>>767-770
大切な思い出>>833-834>>837-838
ダイ山神話聖杯大戦>>862-866>>867-870
Composer:C>>882-883>>884-885
無垢なるアイの願い星>>891-895>>896-899>>900-905>>906-909(最終更新&続きは新たなスレッドへ)


「特別編5」
序章:八奇人>>94-95
第一章:わがまま>>101-102
第二章:見てきたもの>>107-109
第三章:夢涙>>115-117
第四章:絆>>121-122
終章:響く>>123-124


「特別編6」
序章:オーボエの王子様>>481-482
第一章:小さな店で>>486-488
第二章:シグレの覚醒>>492-495
第三章:目には目を、口撃には口撃を>>500-503
第四章:オーボエの涙>>507-509
終章:運命の奇妙な巡り合わせ>>510-511


「特別編7」
序章:始まりの約束>>718-719
第一章:デートの途中で>>722-723
第ニ章:すれ違い・・・?>>726-727
第三章:本当のこと、その本当の気持ち>>730-732
第四章:報復☆DEATH>>735-736
終章:日本までやってきた来客>>737-738

Re: 日常日和。4 ( No.129 )
日時: 2017/01/25 21:49
名前: きらり星カービィ (ID: An3hhqaa)

現在 ドラゴンキングダム ドラゴンビレッジ


BGM:江戸(天外魔境)


イグナイタス
「スパイロ シンダー パーティ前夜祭だ!
 マレフォーが ようやく帰ってくる!」

スパイロ
「長かった巨大戦艦ノアの仕事が一応終わったみたいだね
 心を癒したマレフォーは もう仲良しさ!」

シンダー
「待ち望まれていた パーティが開かれるわ
 私は本当に 何度も参加していたはずだわ」

フレイム
「なるほどね すっかり正義の心になったマレフォーは
 ここに戻ってくるんだね 楽しみだよね!」

エンバー
「私も同じよ スパイロのことなら もう大好きよ
 何度も世界を救った英雄だから!」

スパイロ
「もうエンバーったら・・・ いつも英雄だからね!
 そろそろ 日記を書いて マレフォーの帰還を待ってみよう!
 今回はフルート実録だね」

イグナイタス
「桜よ よく苦労しながら演奏できるようになったのは私も感謝している
 母が精神病気か・・・ それは予測できなかった
 2月にはパソコンを買いに行くみたいだ」

シンダー
「あなたは本当に まだ生きることができるわ
 これからもがんばってほしいわ」


というわけで今回の話を語ったシンダーたちでした♪
今回はフルート実録ですね。
本当に苦労しながら演奏できるようになったみたいですね。
母が精神病気はお気の毒ですね・・・ 早く治るといいですね。
次回も楽しみにしています。
以上、きらり星カービィでした♪

Re: 日常日和。4 ( No.130 )
日時: 2017/01/26 00:12
名前: トーチ ◆/MkMTfVD.6 (ID: v8Cr5l.H)

喧嘩?しょっちゅうしてる。たまには吐き出さなきゃやってられんよ。

大事なお金を使うのはさすがに......と思いました。充実してて羨ましい!

自分は仕事仕事休みは自由すぎるって感じかなぁ。自由時間を上手く扱えるかが重要ですよ。それじゃ!

コメント返し! ( No.131 )
日時: 2017/01/29 23:42
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

〉きらりさん
パーティは楽しんでいるみたいですね。今回はフルート実録でした。私はここまで演奏できるようになったのはたゆまぬ努力と苦労があっても屈しない不屈の精神があったからです。いや、それが治らないんですよ・・・;2月にはパソコンを買いますので次回のフルート実録をお楽しみに!


〉トーチさん
トーチさんも色々と大変ですからね。今回の件は本当に流石にって思いました。いいえ、こんなのはまだまだ序の口です。自由時間を上手く扱えるように頑張ります!

果てなき命の宴(前編)(その1) ( No.132 )
日時: 2017/01/29 23:46
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回は三人の天界人とBRR組がメインの前後編です。闇天使と天使と天騎士可愛すぎますv






星ノ宮コンクールが終わり、日常はまた平穏へと戻っていた。ロムはようやく帰ってきたレガが数週間いなくなったことについて聞く。


ロム「レガ。この数週間どこに行ってたんだ?ツキノ、探してたぞ」
レガ「いや、少し知り合いに会いに・・・」
ロム「?」


ロムが疑問に思う中、ツキノはレガと会ってから彼によく懐き、レガはツキノに一方的に振り回されているように見えるが、実際にはツキノの契約者の天騎士としての役目を楽しそうに果たしているように見えた。すると、ツキノがレガを見つけて嬉しそうになる。


ツキノ「レガさん!おかえりなさいなの!」
レガ「ツキノ。あの・・・」
ツキノ「帰ってきたから怒らないの。ほら、前言ってた駅前のたい焼き食べに行くの!」


レガはツキノに流されるままに駅前のたい焼き屋に連れて行かれる。ツキノは聞く。


ツキノ「レガさん、あんこかカスタードどっちがいいの?」
レガ「あっ、じゃあ、あんこを・・・」
ツキノ「オッケーなの!」


すると、レガは走っているミューモンの子供を見かける。


イノシシ族の子供「お母さーんっ。わっ(こける」
レガ(あ・・・;)
イノシシ族の子供「うわあああー!痛いよぉ〜!(泣く」
レガ「・・・。大丈夫か?ほら、泣くなよ。カッコ悪いぞ」
ツキノ「レガさん!?ゆ・・・誘拐は行けないの(勘違いでびっくりしている」
レガ「何でそうなるんだ」


子供を迎えに来たイノシシ族の母親がレガにペコペコと頭を下げながらお礼を言う中、ツキノはたい焼きのカスタードを食べながら言う。


ツキノ「転んだ子助けてあげたの」
レガ「・・・まあ」
ツキノ「レガさん、優しいのー」
レガ「!泣いてる子供見て見ぬ振りするのはなんか目覚めが悪いだろう。別に優しいわけではない」
ツキノ「ぷはっ、あははは」
レガ「!?なっ、何・・・」
ツキノ「レガさんって面白いのー」
レガ「は!?」
ツキノ「転んでる子助けるのにもいちいち理屈つけたり、ひねくれた言い方しちゃって。シャイボーイなの!」
レガ「っ・・・誰が・・・(顔真っ赤」
ツキノ「あっ」


すると、ツキノが何か思い出したように言う。


ツキノ「レガさんのサックス!また聴いてみたいの!」
レガ「・・・本当に少しだけだぞ」


レガはアルトサックスを持ち、ドヴォルザークの新世界よりを吹く。このサックスの音色に街にいた全員が聞き惚れて見に行き、ツキノも気付かぬまま箱を置き、少しの金を渡す。すると、終わった後に一人の拍手の音が響く。メイプルだ。


メイプル「素晴らしいですぞ、レガさん!キミにそんな特技があったとは・・・」
レガ「!すまない!街で大きな音を出して・・・」
メイプル「いや、いいですぞ。ところでレガさん、サックスは好きですぞ?」
レガ「あ、ああ」
メイプル「そうでしたかですぞ。では明日から街中でも好きなだけサックスを吹いていいですぞ」
レガ「えっ?」
メイプル「アイオーン君のおばあちゃんに頼んでサックスの教師を付けますぞ。キミにはその技術をより磨いてもらいますぞ」
レガ「どういう・・・意味だ?」
メイプル「それは後のお楽しみにですぞ。さっ、ツキノちゃん、レガさん、みんなが待ってますぞ」


メイプルは満面の笑みだったが、その笑顔は何か企んでいるように見える。そして半月後、レガはBRRのライブでサックスをお披露目することになった。


シンガンの家畜「今日のクリクリ、とっておきのサプライズを用意するって言うけどさ、どんなんかな?」
プラマジファン「さぁ?その人って、かなりの美少年のサックスプレイヤーらしい」
クリクリファン「これは許せんが、サックスプレイヤーなら許せる・・・!!」
ガウガファン「めっちゃ見たいなー」


観客がレガのことで話題にする中、すると、クリクリが登場し、ロージアがある人のソプラノサックスの音色とツキノの旋律で「ソプラノサックスも付きアレンジver放て!どどどーん!」を歌う!そのソプラノサックスの主はレガだった。


シンガンの家畜「わぁ!綺麗な音色・・・!」
クリクリファン「流石BRR、こんな隠し玉を持っていたとは・・・」


レガはタイミングを間違えないように途中で音程を外してしまったが、何とか場を持ち上げることができた。綺麗なソプラノサックスの音色で観客全員が聞き惚れる。そして何とか曲を終え、観客はたくさんの拍手と喝采を送る。


プラマジファン「あたし、プラマジファンだけど、このアレンジは素晴らしすぎる〜!」
ガウガファン「めっちゃ最高だった!」


レガとクリクリは何とかこのライブを成功させる。すると、レガはある人物から声をかけられる。パトリだ。


パトリ「あなた、なかなかやるじゃないですか」
レガ「!!(パトリ!!」
パトリ「ボク、あなたのことはよく知りませんが、サックスの音色は綺麗だと思いましたよー」
レガ(あっ、そうか。パトリは監視の件を知らないのか・・・)


そしてそのライブを終えた時、全員は打ち上げに出かける。レトリーと後で合流する予定のヤイバにレガはツキノに通じて聞く。


レガ「あの・・・」
ツキノ「レガさんはヤイバさんがレトリーのことをどう思うのかってなの」
ヤイバ「ああ、そのことか。レトリーは拙者の未来の嫁だ(ドーン」
レガ(前から思っているが何だこいつ)
ヤイバ「・・・レトリーは故にクールを装っているが、本当は恥ずかしがり屋で危なっかしい娘なのだ」
レガ「!」


ヤイバはツキノとレガにレトリーとの過去を話す。


ヤイバ「アイオーンがシンガンに加入する前にシアンが賊に攫われた事件が起きてな、ファンのみなもシアンが殺されたと諦めていたが、クロウとレトリーがそれに反発してな、特にレトリーはまるでジャンヌ・ダルクのような表情だった。結局、拙者とロムが助けに来なかったら危なかったがな、拙者はレトリーの普段とは違う真剣な瞳に、恋をしたのだ。レトリーは拙者の気持ちに気付いても応えてはくれぬのだがな」
ツキノ「じゃあ、一生レトリーさんを好きでいるの?」
ヤイバ「その通りだ」


でも、ヤイバはいつか来るときっと信じている。レトリーが「ヤイバが好きだ」と言ってくれる日を・・・ヤイバは言う。


ヤイバ「まあ、アイオーンは加入した後に知ってから驚愕していたがな。まあ、世間知らずであるから・・・」
レガ(´;ω;`)るー
ヤイバ「レガ!?」
レガ「ヤイバ、ツキノ、ごめん・・・なさい・・・疑ったりして本当にごめんっ。レトリーに対してこんなに一途なのに・・・レトリーに好かれたくてシンガンとして音楽を続けているのに・・・空達に邪魔するようなこと・・・」
ヤイバ「えっ?」
レガ「香宮に空とビャッコが撮られた場所を教えたのは俺なんだっ!」
ツキノ「そうなの!?でも、それは終わったことだから、空達も最初はびっくりするけど、みんな許し・・・」
レガ「違うのだ!紫のドーナツのゴムで髪をくぐった娘の風紀委員が・・・」
ヤイバ「落ち着けっ;」






レガ「助けろ・・・!もう俺の手には負えない!助けて欲しいんだ!」






ヤイバがレガから事情を知り、ある人を探す中、ロムとクロウ、パトリはヤイバがいなくなったことに気付く。


ロム「あのボケはどこ行った!?(キョロキョロ」
パトリ「ターゲットが!」
クロウ「お前にヤイバの命はやんねーから!!」
レガ「知らんのだ」
ツキノ「レガさん、何にも知らないの」
ヤイバ『レガ、ツキノ!拙者が故に向かってるということはロムやパトリには話すな!拙者なら大丈夫だから、絶対言うな』


拙者が直接話して、手を引いてもらうのだ。
ヤイバはベースでロングトーンを鳴らす。すると、ある闇天使がそれに気付きヤイバを見る。零以外の八奇人が騒動を起こした一因であるニナだ。


ヤイバ「ニナ。闇天使だな・・・」


ヤイバの問いにニナはクスクスと笑いキャンディを舐めながら言う。






今回は前後編

果てなき命の宴(前編)(その2) ( No.133 )
日時: 2017/01/29 23:48
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

ニナ「へぇ・・・本当に普通の人間でもあたし達のこと見えるんだ・・・ヤイバ君・・・」
ヤイバ「ああ」
ニナ「ところであなた、今打ち上げの最中なんでしょ?闇天使とはいえ女の子と一緒にいるとこ家畜に見つかったら知らないよー」
ヤイバ「心配はいらん!拙者はレトリー一筋だ!」
ニナ「意外に早かったね。もうあたしの仕業だってバレたんだ。で」


ニナはヤイバの心を見透かしたように言う。


ニナ「これ以上空達に近づくなって言いに来たの?」
ヤイバ「うっ;」
ニナ「それともレガムントを唆すなって?」
ヤイバ「うっ;だっ、大体そんな感じである・・・;」
ニナ「ふーん。いいよ」
ヤイバ「えっ」
ニナ「あたしに追いつくことができたら・・・ね。じゃ、スタート☆」
ヤイバ「おっ、おい!ロムに長引いたら怒られ・・・」
ニナ『あたしに追いつくことができたら・・・』
ヤイバ「がっ、頑張る!故に!」


ヤイバがニナを追いかける中、レガが言っていたことを思い出す。


レガ『すまない、ヤイバ、ツキノ・・・本当は自分が解決しないと行けないということは分かっている・・・だが、俺はニナにどうしても逆らえないんだ・・・ニナやパトリ達闇天使は力以上は俺達天騎士よりも上で・・・階級制で決められているのだ・・・だから、ニナに・・・どうしても逆らえない・・・すまない、ヤイバ・・・』
ヤイバ「(シビアな縦社会だな・・・)大丈夫だ、レガ!たとえ足は速いが、喧嘩は専門ではない拙者に任せろ!」
ニナ「こっちだよ〜♪」
ゾフィス「なー♪」
ヤイバ「待て!別々に行くなんてずるいぞ!」


ヤイバが追いかける中、BRRの人達やパトリは懸命にヤイバを探していた。他の仲間にも訪ねてみたが、甲斐なし。


ロム「・・・ったく、あのバカどこほっつき歩いてんだ!!」
ツキノ「知らないの」
ホルミー「ちょっと、ツキノ、レガさん、私達に何か隠しているんですよね!?」
ツキノ「何もないの!」
レガ(ツキノは今時間を稼いでいるが・・・愚かなヤイバ。闇天使に会いに行くのは危険だと分かりきっているのに。だが、俺は嫌われたくない・・・!いいんだ、悪い奴で・・・)


すると、レガは何かを思い出した。それは・・・


ヤイバ『シビアな縦社会だが、ちゃんと上を敬うのは故に素敵だぞ。それにこんな頼られたのはシンガン以来故にいつぶりだろうな・・・』
レガ「・・・」


一方、ヤイバは廃ビルの上でニナとその相棒であるカワウソのゾフィスを追っていた。


ヤイバ「ニッ、ニナはどこに行ったのだ;故に;」
ニナ「ここだよ(廃ビルの椅子の上に座る」
ヤイバ「!ニナ!」
ニナ「疲れちゃったし、もう終わりにしようか」
ヤイバ「良いのか!?」
ニナ「いいよ。今回のことからは手を引いてあげる。その代わり、あなたは仲間達とはお別れね」
ヤイバ「えっ?」
ニナ「だって、あたしの目的は」






ニナ「あなたの魂を奪うこと」






ニナは自らの目的を話した後にパトリのことを言う。


ニナ「パトリ君って、闇天使の中でも本当にエリート候補で、ヤイバ君のことがなければ闇天使幹部に昇進だってありえたんだ。ヤイバ君の魂を奪えれば幹部に昇進の可能性があってこの仕事を任せられたけど、どうやらあなたのバンドメンバーのライオン君や周囲の邪魔で他の闇天使の奴らも怯えを隠せない様子だった。だから、あなたをレトリーに近づいて死なせて魂を預かっていてあげる・・・」
ヤイバ「(レトリー・・・)それはもう・・・決まっていたのか?」
ニナ「いや?正確にはまだ誰も分からないんだ。運命の謎は巡り合う瞬間に解けるものだよ」


すると、ニナはヤイバの方に歩きながら言う。


ニナ「ねえ、今日はいつからレトリーと合流してないの?シンガンがトップに立てたらレトリーを嫁にもらうと言ってたけど、覚悟があるならレトリーに会っても会わなくても、同じことでしょ?」


すると、ニナはヤイバの頬を掴む!これにヤイバは戸惑う。


ヤイバ「なっ、何を・・・」
ニナ「魂を取り出すには身体的ショックが必要なのよ。あなたも鎌で切られるよりはマシでしょう?」
ヤイバ「(なっ、何をーーーーー!!?)あ・・・いっ、嫌である!!ロム!!!クロウ!!!!アイオーン!!!!!レトリー!!!!!!」


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181