二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

日常日和。4
日時: 2022/12/14 20:01
名前: 桜 (ID: V1z6MgX2)

新しい日常日和。4に来て下さりありがとうございます。このたび前の掲示板のデータがいっぱいになったことにより後継掲示板で日常日和。を4として再開することになりました。なのでブタのヒヅメとの戦いやぷよクエ実録も今後はここですることになります。それでも私は変わらないし変わるつもりもありませんので見ていただければ幸い!


「目次」


「短編」
多才のわらじ>>1-2
賢者大作戦!>>38-43
成りすましアラビア二番手>>49-50
ツキノちゃんと孤高な天騎士さん>>73
サックスとリンゴ>>78-79
恋愛裁判地獄絵図>>85-89
Ai:birthday>>146-147
可愛い可愛いメイドさん>>177-179
栄光の天騎士ロード>>183-190
隠しの天才>>196-197
疑惑のラブレター>>203-204
悪魔さんの歌と少女のオーボエ>>248-249
2番手vsローティーン共の大戦争>>265-267
フルートの約束>>276-278
海水浴での休暇>>338-342
ふうりんアフェットゥオーソ>>365-369
月光の進化と共に>>374-377
王ドラ、イーブイ達を拾う>>382-383
とっておきのうた>>389-392
ある日降り立ったウーベルチュール>>410-411
学☆芸☆会☆大☆騒☆動>>415-416
サウンド・ショウ・タイム>>420-421
大量の楽器紛失事件>>425-429
龍笛を巡る運命(さだめ)>>434-435
今時の温泉パークはプールも付いているらしい>>451-452
トラブルな仙女!>>467-468
影の怪盗と妹の姫君と操りのポケモン>>471-475
お花見は時に危険なこともあるらしい>>478
争奪のシナリオ>>515-519
Nebula from Sunny>>522-525
勘違いにご用心!>>528-530
舞い降りた花>>543-545
桜版裸族による裸族のための講座2>>548-550>>552-553
解き放たれた恋愛のもつれ>>558-561
8月31日のポルックス>>605-606
月下の明かりの下で>>607-608
Flying to you>>637
ロックパンダは騒動がお好き!?>>638-639
オーボエはギネスブックになるほど難しいらしい>>640-642
ファゴット・ミッション!>>643-646
アリシアと魔法のエメラルドの腕輪>>649-650
Nostalgie Voice>>651-652
雑草達のそばにあるキレイな二輪花>>655-656
薔薇とリンゴとトロンボーンとモノクルの香り>>657-658
狐をめぐるもつれ>>659-660
乙女のカメラ対決!?>>661-662
主の居ぬ間に洗濯!?>>663-671
Mysterious Days>>672
オトナになったもん!>>673-675
若頭と雅楽師と笛と>>676-678
ニュージーランド劇場に参加しまショー!>>681-685
北海道inアンサンブルコンテスト>>686-687
髪は男女ともに命らしい>>688-689
ジャパンの侍犬魂>>690-691
没ネタ2本立て>>692-694
大騒ぎなお嬢様参観日>>695-696
ロックパンダとの別れの時>>697
薔薇色の狙撃>>698-700
嬉し恥ずかし修羅場>>701-704
とある日の海水浴事情>>705-707
NOBUNAGA to visit shores>>710-712
カメラにご注意を>>715
ドタバタ☆アクション!>>741-744
いつの世も儚きや>>773-774
クリスマス☆ラブパニック!>>777-778
森の女王様と闇の美少女と花の魔導師>>781-783
違う時代からの流通者>>787-788
ラモール・エスポワール〜ブケファラスと共に〜>>794-795
アンダーノースザワでの出会い>>802-804
生徒会番長の苺の裏事情!>>808-811
初夏の露呈式!?>>815-818
天の川の天から舞い降りた落とし子>>822-823
ラブナの隠されたとある秘密>>826
少年戦士ト麒麟ノメイドノ物語>>829-830
ラブっとvTORIスティック>>849-850
アムール☆トリップ>>854-857
日本のライブではハープやチェロも採用されるらしい>>858-859
やって来たのは少女剣士さま!?>>860-861
全面協力のバレンタインのラプソディ>>871-872
愉快!痛快!寿司狂騒詩!>>873-877
ルナティック・スウィング!?>>878-879
スパイハッピーバースデイ>>880-881
スーパー☆アストルフォちゃん!>>886-887
髪の毛は人間の命らしい>>888-889
一頭身の人形とヒーロー>>890


「やってきた。」
音大生漫画家がスマブラ屋敷にやってきた。>>439-440
ロック・パンダがスマブラ屋敷にやってきた。>>634-636
生意気司令官がスマブラ屋敷にやってきた。>>653-654


「ぷよクエキャラで料理対決!」
その2>>10-16
結果発表>>22-25
オシオキ編>>32


「テストネタ」
テストネタ1>>443-448
テストネタ2>>455-462


「フルート実録」
フルート実録2>>1
フルート実録3>>173


「闇天使の“重責”の呪縛」
猫と踏切と闇天使>>208-209
恋したサックス>>212
一旦の別れ>>215-216
事件の波乱>>221-223
神様も止められない紅蓮の羽四つ>>227-228
ウサギランド出現>>231-234
“願い”の先>>238-244


「ブタのヒヅメ決着」
月長石と星の水晶と黄玉物語>>283-284
全ては「キミ」のため>>289
慕う気持ち、向上心と小さな籠>>292-293
夕焼けの空と曇りの空>>296-298
青空はいつでも夕陽を待っている>>301
ゾーアの覚醒>>307-308
未来への絆>>313-314
悲しみはここに置いて>>318-320
さようなら、ありがとう>>324-326
終わりの始まり>>331-332


「全国学生音楽コンクールでの絆」
夏の花の嵐>>564-565
紅葉からの条件>>568-569
圧倒的な表現力がボレロを貫く>>574-575
四葉宮高校との対面>>578-579
四葉宮高校とのアンサンブル対決!>>582-584
棟梁と魔人と黒音と>>587-589
黒音学園とのアンサンブル対決!>>592-594
それぞれの動向と彼女から手を引いて>>597-598
本来の音>>601-602


「天空のレビアッタでの激闘と決戦」
星の舞う庭>>609-610
ゆっくり回り始めた歯車>>611-615
秋のルビー、悲しみを歌いながら愛しさを>>616-619
激闘の瞬間ーーーときーーー>>620-621
兎蝶グラフィティ>>622-623
道化とスライムのレジリエンス>>626-628
悲しみよりも深く優しく>>629-630
No charge memorys>>631-632
これからの課題と目的>>633


「トランペッターのケロン人襲来!」
占いの結果のトランペットとウラハラとタママ>>747-748
純粋アンチテーゼ100%>>751-752
トランペットでのイリュージョン>>755-756
大切な人からくれた宝物>>759


「マリア・ザ・リッパーの行く末」
休息にトロイメライ>>841-842
White fox the Ripper>>843-844
マリア・ザ・リッパー!>>847-848


「ぷよクエ実録」
時空の旅人クリアまでの道のり>>254
マーベットの挑戦状日和>>270


「前後編」
旋律幻想曲>>56-58>>64-66
果てなき命の宴>>132-134>>139-140
フルートのショコラティエ>>151-152>>156-157
吸血鬼の赤き洗礼>>257-258>>261-262
オルガンストレッタ>>348-351>>356-360
秋のポケモンコンテスト!>>397-400>>405-406
愛と涙のサッカーバトル!>>533-535>>538-540
それぞれのお忍びの騒動の三重県伊勢志摩旅行>>762-764>>767-770
大切な思い出>>833-834>>837-838
ダイ山神話聖杯大戦>>862-866>>867-870
Composer:C>>882-883>>884-885
無垢なるアイの願い星>>891-895>>896-899>>900-905>>906-909(最終更新&続きは新たなスレッドへ)


「特別編5」
序章:八奇人>>94-95
第一章:わがまま>>101-102
第二章:見てきたもの>>107-109
第三章:夢涙>>115-117
第四章:絆>>121-122
終章:響く>>123-124


「特別編6」
序章:オーボエの王子様>>481-482
第一章:小さな店で>>486-488
第二章:シグレの覚醒>>492-495
第三章:目には目を、口撃には口撃を>>500-503
第四章:オーボエの涙>>507-509
終章:運命の奇妙な巡り合わせ>>510-511


「特別編7」
序章:始まりの約束>>718-719
第一章:デートの途中で>>722-723
第ニ章:すれ違い・・・?>>726-727
第三章:本当のこと、その本当の気持ち>>730-732
第四章:報復☆DEATH>>735-736
終章:日本までやってきた来客>>737-738

Re: 日常日和。4 ( No.430 )
日時: 2017/12/12 02:32
名前: きらり星カービィ (ID: W/J3Y1r6)

現在 時の世界 タイムベース 記憶の空間


???
「お久しぶりですね・・・ 元兵士」

シャイニングドリームカービィ
「時の管理者 ムーンランディア・・・!
 なぜ ここに居るの・・・!?」

ムーンランディア
「時が・・・ 鎖につながれてしまいました
 全ては ストームキング団と呼ばれる 邪悪な嵐の王が
 彼だけの未来に変えられてしまったのです」

「そのため 未来は 無残な姿に・・・
 それに加えて あの創造者も・・・ 何をやっていたのです!?
 平和に暮らせるように 管理していたはずが・・・」

シャイニングドリームカービィ
「・・・私のせいなんだ・・・
 こうなってしまったのも 全て やったことなんだよ・・・
 プリンスとしての失格だよ・・・」

ムーンランディア
「いいえ あなたが 責める必要はありません
 邪悪な嵐の王が その居場所を知られたのですから・・・
 故郷を失っては 住民たちも不安がっています」

「現在に戻るのは相当厳しいでしょう
 おそらく多くの住民たちは ここに避難所として
 暮らすといいです」

シャイニングドリームカービィ
「わかった! しかし タイムランディアは いったいどこに・・・?
 まぁいいや! とりあえず 日記に書きとめよう!
 コラボによる推理対決話だね」

ムーンランディア
「タママとコナン よくお互いに推理上手ですね
 最後は怪盗キッドを見抜くことができたのも 推理者です
 再会するのは 誰だってありますよ」


というわけで今回の話を語ったムーンランディアたちでした♪
今回は推理対決話ですね。
タママとコナン よくお互いに推理上手でしたね
最後は怪盗キッドを見抜くことができたのは 推理者だからですね
再会するのは 誰だってあります。
次回も楽しみにしています。
以上、きらり星カービィでした♪

Re: 日常日和。4 ( No.431 )
日時: 2017/12/12 16:38
名前: パール (ID: XE823/fp)

今回は名探偵コナンとのコラボでしたね。

タママとコナンは互いに推理上手ですね。
あと名探偵コナンは新ジャンルには入れないんですか・・・。
少しショックです・・・。
もしも名探偵コナンキャラを桜さんが扱うとしたら
どう分類されますか?

あと来年、ケロロ軍曹が20周年を迎えるそうですよ。
桜さんのケロロキャラの反応をお願いします。

Re: 日常日和。4 ( No.432 )
日時: 2017/12/12 17:33
名前: ルイージ (ID: j/F88EhV)

面白かったでぇーす!
コナン君が出るとは以外でした!
ところで・・・
そろそろ応募していいですか?

コメント返し! ( No.433 )
日時: 2017/12/22 11:33
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

〉きらりさん
今回はコラボ話でお互いの推理がとても的を射ていました。最後に怪盗キッドを見抜くことができたのは推理者だからかもしれません。次回もお楽しみに!


〉パールさん
今回はコラボ話ですが、コナン君とタママはお互いに的を射た推理をしていました。今のところは出たキャラで分類されるのは・・・


「純粋組lv.1」
・吉田歩美
・小嶋元太
・円谷光彦


「ツッコミ組」
・江戸川コナン
・毛利蘭
・怪盗キッド


ですね。


ケロロ20周年の反応は・・・


ケロロ「我輩らのジャンルが来年20周年を迎えるでありまーす!」
クルル「クーックック」
ギロロ「なんだと!?これは気合いを入れていかないとな!」
ドロロ「そういえば、タママ殿は・・・」






タママ「ボク達で20周年ということになったら・・・あの人の乱闘が・・・;」
ドロロ「タママ殿、どうしたでござる!?」






・・・だそうです。

龍笛を巡る運命(さだめ)(その1) ( No.434 )
日時: 2017/12/22 11:53
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はいよいよフラウト(理人)の正体がみんなに・・・!?前回の話は調べてみたらマジで長かったです(震声)






やあ!僕は笛吹理人!一見普通の10歳の子供の日本人なんだけど・・・その正体はなんとヴィラリン軍の最年少である少佐のフラウト=ウーンドパール!実は天空の城レビアッタにある古文書の捜索とその解読の任務のためにヴィオロン大佐こと新堂弦とともにレビアッタが飛んでいるとされる日本に来てるんだ。僕がこの任務を兼ねての目的は僕の感情を動かしたシグレに会うため!・・・できれば、本当の姿でシグレに感謝を言いたいのだけれど・・・。


シグレ「ーーーーー」






理人(フラウト)「!?(目を覚ます」


すると、星ノ宮学園初等部のフラウト&ビャッコ&ベルナールのクラスである(クルスト王子は年齢が一つ違うので別学年の3年2組のクラス)4年3組ではフラウトが簡単に問題を解けてしまうつまんなさから寝ぼけ眼になっていたところを目を覚ました。4年3組の担任である美人なジャージ姿の音楽教師である日影未知子先生がフラウトに注意する。


未知子先生「こらー、授業中で寝るな理人ー」
理人(フラウト)「・・・はい、すみません;(なんだあの夢は・・・今シグレさんが出てきたような?何かびっくりしたような顔で・・・;」


その日の帰り道、合流したクルストを含めた四人のうちビャッコはフラウトが叱られたことに意外に思った。


ビャッコ「理人がいつものように寝てそれで怒られるなんて珍しいなー」
ベルナール「・・・♪」
理人(フラウト)「うう・・・;変な夢を見ちゃって・・・;」
クルスト「変な夢?」
理人(フラウト)「いや、なんでもない;(なんであの夢を見たのかは分からないけど・・・正体は察知されてないし、僕は普通の日本人として上手く行ってる。今はそれだけを思おう」


一方、シグレはあれからフラウトについて何か疑問を感じていた。シグレは考える。


シグレ「あの時のパトリさんがパトリさんじゃないとすれば・・・あれはなんだったんだ・・・?(理人・・・?」


シグレは途端に自分の目で見てきた「笛吹理人」を思い浮かぶ。シグレはそれを思い浮かんでため息を吐く。


シグレ(バカらしい・・・顔が似てて礼儀正しい子供はいくらでもいる・・・でも、あの服装は普通の素材じゃなさそうだな・・・?)


シグレは「笛吹理人」を思い浮かんだままクルークに相談する。クルークはシグレからの相談内容を聞く。


クルーク「へー、変身か変装の使い手・・・」
シグレ「お願いだ。大事なことなんだ」
クルーク「ボクは変身や変装のことはよく分からないから変装の達人のクロードに相談すればいいかも」
シグレ「そうか。それがいいかもな」


シグレは早速クロードに相談しに彼を探す中である部屋からクロードの声がした。


シグレ「クロードの声・・・ここか・・・失礼する」


すると、見たのは・・・






あいり関係で肉塊にされたクロードとあいりの恋人のツースト(曲刀装備)と彼の式神のクロス(天羽々斬)がいました(爆弾投下)


クロ(クロード)だったもの「」
クロス(▼益▼#)






ツースト「お前も俺のあいりに近づきに来たのか・・・?(大激怒」
シグレ「ちっ、違う!クルーク・・・さんが変装の達人のクロードさんに相談すればって・・・「シュバッ」あ」


すると、ツーストとクロスが行ってしまったことに危機を感じたシグレはクルークに電話する!


シグレ「クルークさん!」
クルーク「どしたの?」
シグレ「ごめん今すぐ逃げ」


ラシャーン!!!


クルーク「・・・れないよね・・・(背後の気配を感じて号泣」
シグレ「ああ・・・本当にごめん・・・;」


そして一方的に二人に袋叩きにされたクルークに責任を感じたシグレに呼ばれたゼオとププルとラフィーナ達が気付き、ラフィーナとあやクルは二人を叱責する。


ラフィーナ「なんてことするんですの!?」
あやクル「一方的にクルークを痛めつけるとは・・・!!」
ツースト「だってクルークがあいりを盗るんだと思ったんだもん・・・(号泣」
クロ(クロード)「悪気はなかったんだ許してやれ」←復活した
ププル「あんたが言う資格なし!!」
シグレ「まあまあ;」


すると、シグレはクロードに相談する。


シグレ「あの、クロードさん。ちょっと相談なんだが・・・(変装か変身の使い手がいるかで相談する」
クロ(クロード)「うーむ、変装か変身の使い手か・・・まあ、私以外の変装の達人はないとして、もしかしたら変身魔法の使い手が近くにいるかもしれぬな」
アミティ「変身魔法?」
クロス「変身すればそやつに成りきれる魔法だ。変身魔法は一見役立つが・・・その分の食い違いなどのリスクは大きい。場合によっては変身魔法が傷になる使い手もいるからな」
シグレ「変身魔法、か・・・」


一方、三人と別々に別れたフラウトはレビアッタの暗号の本を探すために何かを考えていた。


理人(フラウト)「さて、どうやってレビアッタの暗号の本の情報を探すか・・・そうだ!あいつになりきって聞いてみようっ」


すると、フラウトはある人物に変身する!シグレだ。


シグレ(フラウト)「やっぱり完全なる着物だと動きにくいなぁ・・・;でも、この姿だったら探せるかも。シグレは背が高いしー」


フラウトがシグレになった自身を窓の鏡で見る中、すると、ある人物に遭遇する。王ドラだ。


王ドラ「あれ?シグレさんっ?」
シグレ(フラウト)「(ドキッ;こいつ、こないだの・・・!)わっ、王ドラさんっ;どうしたんだ?」
王ドラ「私は医師の本をスマブラ屋敷にある図書室で探しに行くんです。シグレさんこそ鏡を見てどうしたんですか?」
シグレ(フラウト)「(ギクッ;)こ、こないだ紅葉さんに殴られて傷ができてないか見てて・・・」
王ドラ「またやらかしたんですかー?ちょっくら医師の本を探すから私からの罰として一緒に探してくれます?」
シグレ(フラウト)「・・・;」


そして二人が図書室に行って医師の本を探す中、ようやく全部見つかり王ドラは感謝の意を伝える。


王ドラ「ありがとうございます!これで難しい医師の論文を解読できます!」
シグレ(フラウト)「いやー・・・;」
王ドラ「あ、理人君にもこの本の解読が分かりますかねー?あ、あなたがいるからできないか・・・」
シグレ(フラウト)(?)


すると、王ドラはフラウトを初めて見た時に感じたことを言う。


王ドラ「理人君は小さい子供の割には礼儀正しくてしっかりしてて、本当に隙がなくってねー・・・それが逆に心配だったんですよね・・・」
シグレ(フラウト)(!)
王ドラ「でもね、あなたの前だと理人君は子供らしい顔を見せるようになりました。今はみんなの前ではできないかもしれませんが、私は今はシグレさんがいてくれて嬉しいんですよ」


そして王ドラは笑顔でフラウトを見送る中、フラウトは自分の中である変化が起こった。


シグレ(フラウト)「(そうだったんだ・・・人によってちゃんと気付いてたんだ。なんかシグレに変身したことで、罪悪感を抱くようになった・・・)戻そ」


すると、フラウトは元に戻ろうとする中、戻れなかった。これにフラウトは顔を青ざめながら気付く。


シグレ(フラウト)「!!な、なんで〜!!?罪悪感で魔力が薄れたから〜!!?」


一方、笛吹理人の執事の新堂弦ことヴィラリン軍の大佐のヴィオロンは総帥のトリルに呼び出された。それは・・・


ヴィオロン「えっ?」
トリル「だーかーらー、フラウトの正体に気付いた人がいたんだよ。もちろんそれが露見した場合はフラウトとキミは即時に任務を中止し帰らせてもらうよ」
ヴィオロン「気付いた人って・・・どういうことですか?」
トリル「・・・。フラウトの今一番身近にいる奴だよ。まあ、あいつがそいつに無機質な心を動かされたことは納得できる。つまりーーー」






トリル「そいつがフラウトの正体に気付いた奴だよ」






一方、シグレの姿から戻れなくなったフラウトは慌てながらヴィオロンに連絡をかけようとする中、繋がらなかった。


シグレ(フラウト)「ヴィオロン大佐ーーーーー!!!どうしよどうしたら元に戻れるんだろう!?ひとまずヴィラリン軍の魔導師に・・・「ガチャ」


すると、ある人物がドアを開けてフラウトは後ろを見る。そこには本物のシグレがいた!


シグレ(フラウト)「(シグレ!!)あ・・・(逃げようとする」
シグレ「!待て!」


シグレは必死に逃げようとするフラウトの手を掴む!本物のシグレは聞く。


シグレ「お前・・・」






シグレ「理人か?」






シグレ(フラウト)(な・・・なんでバレてるの!?)


すると、ドアが蹴った音がした!もう一人のフラウトだ。


理人?(フラウト?)「シグレさん!」
シグレ(フラウト)&シグレ「!?」
理人?(フラウト?)「そいつ、僕に変装した人なんで、今から大人の人に頼んで警察に突き出しますね」
シグレ「あ、ああ・・・」


二人が立ち去る中、シグレは思う。


シグレ(なんであそこに理人が・・・。・・・ますます・・・諦めきれん!)


一方、シグレに変身したままのフラウトはもう一人のフラウトに言う。


シグレ(フラウト)「あ、あの、ありがとうございます!ヴィオロン大佐!」


ヴィオロンと呼ばれたもう一人のフラウトは元の姿に戻る。ヴィオロンは言う。


新堂(ヴィオロン)「全く・・・困った小さな少佐ですねぇ」


ヴィオロンの姿を見たフラウトは安心したのか次第に涙を流し、ヴィオロンに泣きながら抱きついた!エルフーン♂のエルフも加わってフラウトが泣き止んだ後はヴィオロンはフラウトにこれまで起こっていることを話す。


理人(ヴィオロン)「シグレが・・・僕の正体を知ってる!?」
新堂(ヴィオロン)「ええ。どうやらこないだあなたが変身した人の意見に食い違いがあったことから気付いたみたいです。完全にシグレ君に気付かれたくなければシグレ君が忘れるまで変身魔法はしばらく使わない方がいいです」
理人(フラウト)「・・・分かりました・・・」


その翌日、あるショッピングモールでシグレは兄のナルカミと一緒にいる中でフラウトのことで考え事をしていた。ナルカミはそれに気付き声をかけようとする。


ナルカミ「シグレー」
シグレ「・・・(ボーッ」
ナルカミ「シグレー?」
シグレ「・・・(ボーッ」
ナルカミ「むぅ;シグレ!お兄ちゃんの声を聞きなさい!」
シグレ「うおっ;」


ナルカミが気付いたシグレを叱る中で聞く。


ナルカミ「シグレ、なんかアイオーンさんと出会う前のシグレに戻ってませんか?せっかく今日はオフで桜都さんに扮したアイオーンさんも一緒にショッピングモールに来てるのに・・・」
シグレ「それは・・・」
ストルナム「おや、シグレ、ナルカミ!」
ナルカミ「ストルナムさん」


ストルナムは二人をショッピングモール内のフードコーナーに行く中、ストルナムは言う。


ストルナム「今日は俺の奢りだからどんどん頼みなよ」
ナルカミ「いいんですかねぇ・・・;」
ストルナム「つむぎ社長に給料は振り込まれたし、まだ余裕はあるからいいよ。でも・・・」
シグレ「?」
ストルナム「シグレのそばに理人がいないなんて珍しいね」
シグレ「え?」


ストルナムの言葉にナルカミは聞く。


ナルカミ「どういう意味ですか?」
ストルナム「いや、特に深い意味はないよ。理人、シグレに懐いててシグレが好きなんだなーって思ったよ。実際にシグレの龍笛を一度も悪く言ったことがないしね」
シグレ「え・・・?(理人が俺の龍笛を一度も悪く言ってない・・・?」


すると、シグレはストルナムの軽い気分で言った言葉からあることに気付く!


シグレ(じゃあ、あの時のポケモンコンテストの日に俺の練習を聞いていたのは、理人・・・?そう思えば辻褄が合う。理人は人前では作り笑いしか浮かべないだろうと思ったけど、俺の前ではそんなことなかった。じゃあ、理人は・・・)






シグレ(理人の無機質な心が、俺の音で動かしたから、俺に感謝の言葉を言おうとしてた・・・?)






真相に気付いたシグレは自分の音が、まだまだ発展途上だけどその人間らしい音が理人の心を動かしたことに嬉しさと罪悪感の間に彷徨って涙をポロポロと流した・・・。


ナルカミ「シグレ!?」
シグレ「俺・・・あいつに何てことを・・・!」
ストルナム「えっ!?」


一方、ヘドと一緒にいるマオはレディース服店でヘドにどちらの服がいいか選ばせていた。


マオ「ヘドならどっちの方がいいと思うんだい?」
ヘド「うーん・・・;俺は女の服とかよくわかんねーし、ペルヴィスなら選んでくれるんじゃないか?」
マオ「それもそうだね。じゃあ、ペルちゃんを呼ぶよ」


マオがヘドから離れてペルヴィスを電話で呼ぼうとする中、すると、ある男二人がマオに声をかける。


男A「すみません。このショッピングモールにある靴屋は知ってますか?」
マオ「ああ、知ってます。分からないんだったら案内しますよ」
男B「お願いします・・・(ニヤ」


一方、ヴィオロンとエルフと一緒にいるフラウトは和楽器店で自分の教本を選んでいた。フラウトがシグレと一緒にいることに気まずさを感じたからだ。


理人(フラウト)(うう・・・;シグレと一緒にショッピングモールなんて気まずい・・・;)
新堂(ヴィオロン)「理人様・・・」
エルフ「・・・」


すると、人を探しているかのようなある声がした。ヘドだ。


理人(フラウト)「ヘドさん、どうしたんですか!?」
ヘド「理人!」






ヘド「マオがいなくなったんだ!!」
理人(フラウト)&新堂(ヴィオロン)「!!?」






桜都に扮したアイオーンと彼らのマネージャーの三軒屋紅葉と石森すみれと松田大樹も含めて2バンドとフラウトと新堂とエルフが集合する中、ペルヴィスは慌てる。


ペルヴィス「こんな短い時間でいなくなるなんて・・・ゆ、誘拐!!?」
バーテブラ「ペルヴィス、落ち着け;」
松田「とにかくショッピングモール中探さないとなぁ・・・;」


すると、アイオーンは言う。


桜都(アイオーン)「大した証言にはならんが、さっきマオを見かけたことがある」
ヘド「本当か!?」
桜都(アイオーン)「ああ。なんか強面らしきサングラスをかけた男二人がマオに声をかけていたような・・・確か、深緑のスーツで・・・」
紅葉「深緑のスーツだと・・・!?」


紅葉の何かを知っているような発言にエニシは聞く。


エニシ「知ってるのか?」
紅葉「知ってるも何も!昔西恋歌の総長と副総長だった私とすみれが倒した組織の一つだ!あいつら・・・強姦とか売春なんたらで繰り返していたらしい」
すみれ「それで私と紅葉がブチ切れて仲間を引き連れてぶっ倒したのよね。多分あいつら、私が倒した下っ端の奴らみたいね。二人ということはまさかあの組織の幹部も関わってたりして」
ヘド「おい!マオはどこに連れて行かれたんだ!?」
すみれ「あいつらは最近この近くの廃ビルに潜伏してるって聞いたからきっとそこよ!私達が案内してあげる」
紅葉「みんな、ついてこい!」


一方、マオは怯えながら幹部の男を見て幹部の男は言う。


幹部の男「いいか?大人しく言うことを聞いたら痛いことはしないからな。いい子にするんだぞ?」
マオ「ヘ・・・ヘドぉ・・・;」


そして一同が廃ビルの前に着く中、紅葉は言う。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181