二次創作小説(紙ほか)

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日常日和。4
日時: 2022/12/14 20:01
名前: 桜 (ID: V1z6MgX2)

新しい日常日和。4に来て下さりありがとうございます。このたび前の掲示板のデータがいっぱいになったことにより後継掲示板で日常日和。を4として再開することになりました。なのでブタのヒヅメとの戦いやぷよクエ実録も今後はここですることになります。それでも私は変わらないし変わるつもりもありませんので見ていただければ幸い!


「目次」


「短編」
多才のわらじ>>1-2
賢者大作戦!>>38-43
成りすましアラビア二番手>>49-50
ツキノちゃんと孤高な天騎士さん>>73
サックスとリンゴ>>78-79
恋愛裁判地獄絵図>>85-89
Ai:birthday>>146-147
可愛い可愛いメイドさん>>177-179
栄光の天騎士ロード>>183-190
隠しの天才>>196-197
疑惑のラブレター>>203-204
悪魔さんの歌と少女のオーボエ>>248-249
2番手vsローティーン共の大戦争>>265-267
フルートの約束>>276-278
海水浴での休暇>>338-342
ふうりんアフェットゥオーソ>>365-369
月光の進化と共に>>374-377
王ドラ、イーブイ達を拾う>>382-383
とっておきのうた>>389-392
ある日降り立ったウーベルチュール>>410-411
学☆芸☆会☆大☆騒☆動>>415-416
サウンド・ショウ・タイム>>420-421
大量の楽器紛失事件>>425-429
龍笛を巡る運命(さだめ)>>434-435
今時の温泉パークはプールも付いているらしい>>451-452
トラブルな仙女!>>467-468
影の怪盗と妹の姫君と操りのポケモン>>471-475
お花見は時に危険なこともあるらしい>>478
争奪のシナリオ>>515-519
Nebula from Sunny>>522-525
勘違いにご用心!>>528-530
舞い降りた花>>543-545
桜版裸族による裸族のための講座2>>548-550>>552-553
解き放たれた恋愛のもつれ>>558-561
8月31日のポルックス>>605-606
月下の明かりの下で>>607-608
Flying to you>>637
ロックパンダは騒動がお好き!?>>638-639
オーボエはギネスブックになるほど難しいらしい>>640-642
ファゴット・ミッション!>>643-646
アリシアと魔法のエメラルドの腕輪>>649-650
Nostalgie Voice>>651-652
雑草達のそばにあるキレイな二輪花>>655-656
薔薇とリンゴとトロンボーンとモノクルの香り>>657-658
狐をめぐるもつれ>>659-660
乙女のカメラ対決!?>>661-662
主の居ぬ間に洗濯!?>>663-671
Mysterious Days>>672
オトナになったもん!>>673-675
若頭と雅楽師と笛と>>676-678
ニュージーランド劇場に参加しまショー!>>681-685
北海道inアンサンブルコンテスト>>686-687
髪は男女ともに命らしい>>688-689
ジャパンの侍犬魂>>690-691
没ネタ2本立て>>692-694
大騒ぎなお嬢様参観日>>695-696
ロックパンダとの別れの時>>697
薔薇色の狙撃>>698-700
嬉し恥ずかし修羅場>>701-704
とある日の海水浴事情>>705-707
NOBUNAGA to visit shores>>710-712
カメラにご注意を>>715
ドタバタ☆アクション!>>741-744
いつの世も儚きや>>773-774
クリスマス☆ラブパニック!>>777-778
森の女王様と闇の美少女と花の魔導師>>781-783
違う時代からの流通者>>787-788
ラモール・エスポワール〜ブケファラスと共に〜>>794-795
アンダーノースザワでの出会い>>802-804
生徒会番長の苺の裏事情!>>808-811
初夏の露呈式!?>>815-818
天の川の天から舞い降りた落とし子>>822-823
ラブナの隠されたとある秘密>>826
少年戦士ト麒麟ノメイドノ物語>>829-830
ラブっとvTORIスティック>>849-850
アムール☆トリップ>>854-857
日本のライブではハープやチェロも採用されるらしい>>858-859
やって来たのは少女剣士さま!?>>860-861
全面協力のバレンタインのラプソディ>>871-872
愉快!痛快!寿司狂騒詩!>>873-877
ルナティック・スウィング!?>>878-879
スパイハッピーバースデイ>>880-881
スーパー☆アストルフォちゃん!>>886-887
髪の毛は人間の命らしい>>888-889
一頭身の人形とヒーロー>>890


「やってきた。」
音大生漫画家がスマブラ屋敷にやってきた。>>439-440
ロック・パンダがスマブラ屋敷にやってきた。>>634-636
生意気司令官がスマブラ屋敷にやってきた。>>653-654


「ぷよクエキャラで料理対決!」
その2>>10-16
結果発表>>22-25
オシオキ編>>32


「テストネタ」
テストネタ1>>443-448
テストネタ2>>455-462


「フルート実録」
フルート実録2>>1
フルート実録3>>173


「闇天使の“重責”の呪縛」
猫と踏切と闇天使>>208-209
恋したサックス>>212
一旦の別れ>>215-216
事件の波乱>>221-223
神様も止められない紅蓮の羽四つ>>227-228
ウサギランド出現>>231-234
“願い”の先>>238-244


「ブタのヒヅメ決着」
月長石と星の水晶と黄玉物語>>283-284
全ては「キミ」のため>>289
慕う気持ち、向上心と小さな籠>>292-293
夕焼けの空と曇りの空>>296-298
青空はいつでも夕陽を待っている>>301
ゾーアの覚醒>>307-308
未来への絆>>313-314
悲しみはここに置いて>>318-320
さようなら、ありがとう>>324-326
終わりの始まり>>331-332


「全国学生音楽コンクールでの絆」
夏の花の嵐>>564-565
紅葉からの条件>>568-569
圧倒的な表現力がボレロを貫く>>574-575
四葉宮高校との対面>>578-579
四葉宮高校とのアンサンブル対決!>>582-584
棟梁と魔人と黒音と>>587-589
黒音学園とのアンサンブル対決!>>592-594
それぞれの動向と彼女から手を引いて>>597-598
本来の音>>601-602


「天空のレビアッタでの激闘と決戦」
星の舞う庭>>609-610
ゆっくり回り始めた歯車>>611-615
秋のルビー、悲しみを歌いながら愛しさを>>616-619
激闘の瞬間ーーーときーーー>>620-621
兎蝶グラフィティ>>622-623
道化とスライムのレジリエンス>>626-628
悲しみよりも深く優しく>>629-630
No charge memorys>>631-632
これからの課題と目的>>633


「トランペッターのケロン人襲来!」
占いの結果のトランペットとウラハラとタママ>>747-748
純粋アンチテーゼ100%>>751-752
トランペットでのイリュージョン>>755-756
大切な人からくれた宝物>>759


「マリア・ザ・リッパーの行く末」
休息にトロイメライ>>841-842
White fox the Ripper>>843-844
マリア・ザ・リッパー!>>847-848


「ぷよクエ実録」
時空の旅人クリアまでの道のり>>254
マーベットの挑戦状日和>>270


「前後編」
旋律幻想曲>>56-58>>64-66
果てなき命の宴>>132-134>>139-140
フルートのショコラティエ>>151-152>>156-157
吸血鬼の赤き洗礼>>257-258>>261-262
オルガンストレッタ>>348-351>>356-360
秋のポケモンコンテスト!>>397-400>>405-406
愛と涙のサッカーバトル!>>533-535>>538-540
それぞれのお忍びの騒動の三重県伊勢志摩旅行>>762-764>>767-770
大切な思い出>>833-834>>837-838
ダイ山神話聖杯大戦>>862-866>>867-870
Composer:C>>882-883>>884-885
無垢なるアイの願い星>>891-895>>896-899>>900-905>>906-909(最終更新&続きは新たなスレッドへ)


「特別編5」
序章:八奇人>>94-95
第一章:わがまま>>101-102
第二章:見てきたもの>>107-109
第三章:夢涙>>115-117
第四章:絆>>121-122
終章:響く>>123-124


「特別編6」
序章:オーボエの王子様>>481-482
第一章:小さな店で>>486-488
第二章:シグレの覚醒>>492-495
第三章:目には目を、口撃には口撃を>>500-503
第四章:オーボエの涙>>507-509
終章:運命の奇妙な巡り合わせ>>510-511


「特別編7」
序章:始まりの約束>>718-719
第一章:デートの途中で>>722-723
第ニ章:すれ違い・・・?>>726-727
第三章:本当のこと、その本当の気持ち>>730-732
第四章:報復☆DEATH>>735-736
終章:日本までやってきた来客>>737-738

Composer:C(後編)(その2) ( No.885 )
日時: 2021/06/09 21:36
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

羽柴家の使用人「申し訳ありませんが、千悠様はもうあなた方とは関わりたくないと・・・」
エージェント(こいつら、嘘ついてんな)
ゼオ(ああ、俺の魔力も見抜いてる)
羽柴家の使用人「これ以上引き下がらないとおっしゃるなら警察にでも・・・」


すると、誰かが宅配関係の荷物業者に扮して羽柴家にやってきた。素顔からアサト達だ。


アサト「ちわー。宅配でーす」
羽柴家の使用人「宅配?誰かが頼んでくれましたならまあいいでしょうけど・・・」
ベンちゃん「よかった。じゃあ、この書類にサインを・・・」


すると、うしおが気付いたゼオに合図のウインクをする。その合図を受け取ったゼオ達は颯爽とその隙を突いて羽柴家に侵入した!


クー「クルーク!チャラ王!無事でいやがれ!」


一方、チャラ王は閉じ込められた門倉内で静かに目を覚ました。チャラ王はそばに眠っていたクルークを起こそうとする。


チャラ王「クルーク!起きろ!お前の魔法なら閉じ込められてもできると「無駄よ」


すると、チャラ王達の前に現れたのはとある美魔女と一見勝ち気な美人女性だった。チャラ王は聞く。


チャラ王「誰だ?」
???「私は羽柴雪子。あなたの祖母よ」
チャラ王「ふーん。で、うちのバカ親父には何も期待してないくせに要件は?」


すると、雪子はこう答えた。


雪子「聞きなさい。実は羽柴家の血筋は今途絶えそうになってるの」
チャラ王「こんな家なら血筋が途絶えても当然だな」
雪子「口を慎みなさい。だからね・・・あなたには早急に羽柴家の者として家を継いでもらうつもりなの。作曲も大切な相手も見捨てた上でね」
チャラ王「はあ?やだし。それにあいつらは変わってるけどあんたらとは違って根は悪くな・・・」
雪子「ついでにね、トキオの年が離れた腹違いの妹である加耶にはそこの少年の婚約者になってもらうわ」
チャラ王「はあ!?」


すると、ふふんと笑いながら加耶という女性はこう嘲った。


加耶「そこの少年は三人のサーヴァントと契約してるんですってね。だから、羽柴家の血筋が絶えない一つとしてこの少年はもらうわ」
雪子「大丈夫よ。その少年の未来は保証するし。あなただって何にも怖いことはないわ。さぁ・・・」


一方、クルークとチャラ王を助けに来たゼオ達は羽柴家に連なる魔術師達とスキルや宝具を解放して戦いながら二人の居場所の門倉に向かっていた。サンソンは言う。


サンソン「この屋敷には一つの門倉があります。トリスタン殿やリップ嬢はそこへ行けますね?」
リップ「うん!」
トリスタン「なんとか助け出します」
???「うちの孫が狙いか?」


すると、とある魔法がププルに繰り出しかけるが、フィンの槍術によって阻止する。その人物は羽柴家の当主の男ですごい魔術師のようだ。


羽柴家の当主「千悠はもう帰らないと言っている。お引き取りをいただきたい」
アレク「二人とも行って。すぐに追いつくから!」
リップ「うん!ごめんねっ!」


リップとトリスタンは二人が閉じ込められた門倉に向かうが、ゼオは羽柴家の当主がついた嘘を看破していた。


ゼオ「あんた、それは嘘なんだろ?自分達から無理やり連れ出しといてバレないと思ったのか?しかも、うちの仲間まで連れ出してさ。それって立派な拐かしに値するよな?」
羽柴家の当主「黙れ。千悠はもう帰らないと言っている!」


彼らと羽柴家の当主との戦いが加速する中で一方、雪子に問われたチャラ王はふと頭の中で思案していた。


チャラ王(俺が生贄になればどの道リップ達は助かる。それでも・・・)






トキオ『ちー。世の中にはいろんな音楽があるんだよ。楽しい音楽、悲しい音楽、未完成な音楽、そしてそれらを昇華する感動する音楽・・・でも、それらはまだあくまでも未完成の音楽だから、演奏者がいて歌う人がいるからそれは未完成じゃない音楽なんだよ。俺はそれを人に届ける音楽を今までも作って来たし、これからも届きたいんだ』






チャラ王「・・・わかった」
雪子「わかってくれたのね!じゃあ、早速・・・「なんて言うと思ったのかクソババア」


すると、チャラ王はクルークを守る上での意思表示を明確に雪子達に突きつけた!


チャラ王「クルークを誰かに明け渡すつもりはない。俺も羽柴家に行くつもりはない。なぜならこいつも俺もまだ未完成だからだ。それを止める気はない!」


チャラ王の拒絶に雪子は逆上した!


雪子「そんなの話が違う!私達はそんなこと望んで・・・「ああ、私は悲しい・・・自分の孫の心もわからないなんて・・・」
加耶「!!?」


すると、武器の弓矢による波動が雪子と加耶の二人に攻撃する!二人はそれを避けるが、そこにいたのは助けに来たトリスタンとリップだ!


チャラ王「リップ!トリスタン!」
リップ「ちーくん、よく言ったじゃん!」
トリスタン「ちー殿がこれほど考えてくれたなんて私は嬉しい・・・」
雪子「何よあんた達!千悠に近づかないで!」
トリスタン「それはこっちのセリフですね」


すると、トリスタンの放った弓矢による波動に雪子はそれをかろうじて避けるが、その波動が門倉にあったタンスに命中した!


トリスタン「あっ、タンスが!」
リップ「大変!きゃっ!」


すると、タンスがリップの頭に命中した!すると、目を覚ましたリップは吸血鬼のような性格に変貌した!


裏リップ「ここまで言ってもわからぬか。全く我を笑わせてくれる」
加耶「その赤い瞳・・・もしや赤の吸血鬼一族の一人の「ゼルゲア」の直属の子孫!?」
チャラ王&トリスタン「えっ!?」


吸血鬼リップの正体を知っていた加耶に彼女はこう声をかけた。


裏リップ「我のことを知っているのか。まあそれだけに残念だな。お前達は我に死なされることになるのだからな?」
雪子「ひっ・・・!!」


一方、ゼオ達は羽柴家の当主に大苦戦しながら戦っていた。


ジャガー「この魔術師、強いぞ・・・!」
ラーマ「こっちが攻撃してもすぐに跳ね返して来る・・・!」


すると、羽柴家の当主が大魔法を使い彼らに攻撃しようとした!


羽柴家の当主「ではさらばだ。絆もろとも消え去れ」
ププル「!!(やられる!!」


すると、羽柴家の当主の魔法が放たれる寸前にとある宝具がそれを相殺した!彼らがそっと目を開けるとそこには不貞隠しの兜を被った騎士が彼らの前に助太刀しに現れた。不貞隠しの兜でその素顔を隠すモードレッドだ。


アミティ「だ、誰・・・?」
モードレッド「今はオレに問う時間はねーよ。だが、二度目に会った時にオレのことは簡略に話すからお前らはあの男にあの男以上の魔法や宝具で攻撃しろ。思い切りぶつけろ!」
ゼオ「!」


すると、モードレッドに鼓舞された彼らは羽柴家の当主を倒すために奴の魔力以上の魔法を注ぎ込む!
一方、羽柴家の門倉では加耶が話していた赤の吸血鬼一族とリップの関連を聞いてチャラ王が戸惑っていた。


チャラ王「リップが赤の吸血鬼一族の一人の子孫・・・?どういうことだ・・・?」
トリスタン「私にもさっぱり・・・」
裏リップ「さあな。我は確かに子孫だがあの先祖の過去についてはよく知らぬ。我は我だからな」
加耶「じゃあ、あなたも一緒に来ればいいわ!もちろん今後の保証を・・・「いらぬ」
裏リップ「我の先祖は言ったはずだ。才能を伸ばすこと、つまり好きなことこそ伸ばすことがちーのためであると。だから別に貴様らはちーや我にとってもいらぬ」
雪子「なっ・・・!?」


すると、警察やCOMのサイレンの音が鳴った!ゼオから捜査要請を受けて羽柴家を捕まえるために囲んだのだ。


王ドラ「羽柴家!こちらはゼオさんから渡された証拠を持ってますし包囲もされてます!あなた方は逃げられません!大人しく投降しなさい!」
タママ「本当にこんな方法でいけるんですか?」


加耶「なっ!?COMと警察!?」
リップ「どうやらゼオが渡した証拠で動いたみたいだな。怯えてるようだし大人しく引き下がるか」
トリスタン「ちー殿、クルーク殿を連れて撤退しますよ」
チャラ王「ああ!」


気絶しているクルークを連れながらリップ達はようやく門倉から脱出した後にその間に羽柴家の当主を倒したゼオ達も警察とCOMのサイレンを聞いた。


ゼオ「どうやら上手くいったみたいだな」
あやクル「ああ!あとは警察やCOMに任せるぞ!」
ジャック「てったーい!」


ゼオ達も羽柴家を脱出した後に残ったモードレッドは後から来たアタランテやしおんと合流を果たして羽柴家の当主は彼女達に聞く。


羽柴家の当主「なぜだ・・・なぜあいつには魔術の才能がなかったのにどうして愛されているんだ!」
アタランテ「・・・逆に汝に聞き返す。汝はトキオには魔術の才能がないのに音楽の才能はあったよな?」
羽柴家の当主「ああ・・・それがどうした?」
アタランテ「本来のルートだと羽柴時男・・・いや今は風見時男は魔術の才能も音楽の才能も同時にあって生まれるはずだった。でも、一つしか生まれなかった。その手違いはなんなのかわかるな?」
羽柴家の当主「・・・?なんなんだそれは・・・」






アタランテ「全ての原因は汝が梅毒にかかっていたことだ」






羽柴家の当主「!!!」
アタランテ「だから、トキオの腹違いの娘が生まれてもその娘はとんだ性悪な女に生まれたんだ。ただあくまでも個人差によるものだがな」


アタランテから告げられた自分の真実に羽柴家の当主は今までのトキオに対する仕打ちを悔いて泣き叫んだ・・・。しおんは聞く。


しおん「ねえ、これでよかったの?」
モードレッド「ああ。あとは警察やCOMに任せるぞ。オレ達も奴らが乗り込む前に撤退するぞ」
アタランテ「ああ・・・」


一方、羽柴家からの脱出やチャラ王とクルークの救出に成功した一同はクルークを偶然そこ前に歩いていたチャラ王の豪奢な実家の部屋に休ませていた。


ハッチン(クルーク・・・クルークも自分なりに大分悩んできただろうに・・・俺はアキトさんに会ったからって浮かれて・・・ごめんなクルーク・・・)


ハッチンがクルークの手をそっと握るが、すると聞き覚えのある声が聞こえた。


クルーク「でも、助けてくれたんだろ?」
ハッチン「!クルーク!いつから!?」
クルーク「この部屋に運ばれてうっすらとだよ。最終的には助けてくれたんだからわざわざアキトさんに会って浮かれていいんだよ。アキトさんはギタリストとしてはカッコいいし。それに金城もアキトさんの大ファンだったりしてね」
ハッチン「えっ、あの嫌味そうな堅物が!?結構意外だなー!」
クルーク「うん。だからさ、今のcranberryがたとえ隠し子騒動でも人気が揺らぐことはないよ。キミ達のバンドの絆のように。それにキミのギターを聴いた当初から自分流でもアキトさんのコピーだなって感じる。でも、それは後追いじゃない。それだって自分なんだよ。だから、卑屈にならないでよ。欲張ったっていい」
ハッチン「・・・!ありがとう、クルーク・・・」


一方、部屋の外で二人の会話を覗いていたメイヴとクーとナーサリーはクルークの言葉に思わず胸を打たれていた。


メイヴ「本当にクルークはそういうところなのよね〜」
クー「本人は無自覚みたいだがな」
ナーサリー「あれは天然の人たらしもといサーヴァントたらしだわ!」


一方、チャラ王はゼオからの提案を告げられていた。


チャラ王「親父だけドイツに単身赴任みたいなことしてもらう?」
ルート「私も考えたなそれは。トキオさんには悪いが・・・」
ゼオ「な?チャラ王は引き続き日本に残って!」
ブラヴァッキー「でも、どこでもドアがあるから無意味なんじゃないの?」
エージェント「だからって学校もあるし何よりチャラ王がよく食べるリップんちのご飯はめちゃくちゃ美味しいから忘れらんねーよ!」
アレク「そうだよ。エレナ夫人、エージェントの言う通りだよー」
チャラ王「そうだな。また海外遠征みたいでちょっと寂しくはなるが・・・」
リップ「またオフの時に帰って来て貰えばいいんだから!」←あの後にチャラ王とルートのペトルーシュカによって無事に戻ったらしい


そして目を覚ましたクルーク達が二階から降りた後にトキオとミチカが帰って来た。


トキオ「ただいまー」
ミチカ「こんなに靴がいっぱい・・・今日は珍しく大勢・・・」
大半の人達全員「おかえりなさいっ!!!」
ミチカ「わっ!!?」


すると、リップ達はトキオに懇願する!


リップ「ねえ、トキオさんお願い!トキオさん達だけ単身赴任して!」
トキオ「えっ!?何!?どういうこと!?」
チャラ王「聞いたんだ俺・・・!家族でドイツに引っ越して新しい生活を始めるって!」
ミチカ「・・・。ああ・・・違うのよ・・・」
チャラ王「でも、もう俺ももう大きいしわかってくれるって!」
ミチカ「そりゃそうだけどね、ちーにもリップちゃん達にも手伝うことがさらに増えるなーって・・・」
トキオ「でも、みんなで力一杯合わせたらどうにかなるもんな!」
チャラ王「どういうことだ?」


すると、ミチカはあることを口にした!


ミチカ「新しく・・・」






ミチカ「家族が増えるの!今日病院に行ってきたんだけど、来年の2月・・・我が家に赤ちゃんが生まれるのよ!」






ミチカの衝撃発言に大半の一同は一瞬固まった。すると、チャラ王の「ウソおおおおおーーーーー!!!?」という叫び声が近所中に響き渡った!


チャラ王「じゃあ、引っ越しはしないのか・・・?」
ミチカ「だからいつ出たのよそういう話が・・・でも、あと数ヶ月したら日本には出産のために帰るわ」
チャラ王「で・・・赤ちゃん?」
ミチカ「そう!ちーに弟か妹ができるの!」
チャラ王「・・・」


すると、静かに怒っていたリップの指がチャラ王の背中をツンツンした!


リップ「ちーくん・・・ドイツって話はどっから?え?(^ω^#)」
チャラ王「なんか勘違いして・・・ごめん・・・;」
リップ「もー!バカらし!!」
ププル「でも、おめでとうございますー!」
ミチカ「ありがと!」


すると、リップ以上に怒っている人物がいた。それはチャラ王に励ましていたクルークだ。


クー「クルーク、おつかれ・・・;」
チャラ王「あの・・・クルークも・・・ごめんな?」
クルーク「知らないよどこへでも行けもう帰って来んなキミはー!!!」
チャラ王「ごめんってごめん!!」


すると、ゼオが指で合図しながら言う。


ゼオ「じゃあ、お祝いに行こうぜ」
エンジン「えっ?でも、どこへ・・・」
ゼオ「リップパパに電話で話したらパーティするって。俺達も来ていいんだって」
ルート「そうだな。おぼろちゃん達も待ってるし行くか」
ほわん「はーい!」
ハッチン「俺、ハチミツカレーが食いてー!」
ヤス「ハチミツばかりで栄養が偏りすぎだ;」


一方、東京郊外にあるとある屋敷ではモードレッドは兜を隠しながらいざこざでクルークには会えなかったと密かに残念に思っていた。


モードレッド「・・・二度目ならきっと会えるだろう」
???「どうしたのー?モードレッド?」
モードレッド「雌犬・・・いや、雄犬のアストルフォか。テメーを呼んだのはとある頼みだ」
アストルフォ「頼みって何?」
モードレッド「・・・。次は、テメーがエージェントという男に会って奴のサーヴァントとしてついて来い。健闘を祈るぜ」
アストルフォ「えっ、エージェントってあのタマネギ頭の青年!?でも、わかった!ありったけの結果を持ってくるね!」


一見超美少女に見えるアストルフォがエージェントに会いに旅立つが、モードレッドはその後に自分の任務について思い返していた。


モードレッド「・・・今度こそ平安遷都一家を見つけて問いただして討ってみせる。青の吸血鬼一族と関わっている吸骨鬼と珠黄泉族、そして奴ら側のサーヴァント達・・・その王の父上・・・!」


その兜を握る手は強く握りしめていた・・・


FIN






「後書き」


羽柴家がなんだかんだ噛ませ犬にはなりましたが、書きたいシーンが書けて満足でしたが、ストーリーの都合上書けなかったシーンもあってそれが心残り・・・まあ、それは今後の話に残すことにします。
というわけでFGOのサンソン君同様の新たな推しであるアストルフォくんちゃんがこれから本格的に登場します。羽柴家のことはこれからのシーンに盛り込むつもりだと思います。ただし、悪い意味の話ですが;






感想OK

スーパー☆アストルフォちゃん!(その1) ( No.886 )
日時: 2021/06/30 22:28
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はアストルフォくんちゃんが本格登場!近況報告ですが、ついにスイッチとスタアラをうちの姉からの予想外の誕生日プレゼントに手に入りました!これで私もスイッチができます!スイッチデビュー!






とある東京の中心街の新宿。アストルフォはモードレッドからの任務で霊衣の「トゥリファスでの思い出」である服を着ながら新宿を彷徨っていた。


アストルフォ「モードレッドからの任務とはいえまさかそれまで自由に行動していいとは考えてなかったよ。まあ、ボクはモードレッドに現界された身だけどさ、自由に実体化していいってわけ!ところでさっきから街行く人達がボクを見てるね。ボクの可愛さに見惚れたからからなーv」


すると、アストルフォは新宿のビルのテレビでcantabileの新曲「Future!」を聞いた。


アストルフォ「いい曲だねー。誰の書いた曲なんだろー・・・」


一方、エージェント達は彼らの住む屋敷でチャラ王の作った曲のさらなるアレンジについて意見を出し合っていた。


エージェント「俺は金管のこの部分はピアノで言う借用和音を借りた方がいいと思う。つか、その借用和音の方がもっといい!」
トリスタン「お言葉ですが、私はこの部分にはチェレスタらしきような音も付けた方がいいと思います!場合によってはシロフォンやマリンバの音も借りたいところです!」
ゼオ「ならこの部分は三つの音に可愛らしく分けた方がいいんじゃないか?その一つの音はちょっとした低音で」


議論を出し合う中でリップはサンソンが出してくれた麦茶を飲みながらそれを見ていた。


リップ「トリスタンちゃんもみんなも楽しそうだねー」
サンソン「次の曲ができるのはまだまだ先なのでしょう?」
チャラ王「ああ、そうだけど・・・先かぁ・・・」
アレク「何?」
チャラ王「ああ。赤ちゃん!予定日が来年の2月だって!」
ルート「リップのオペラ兄のところとは2ヶ月の違いではないか」
クルーク「ああ・・・(本当に前回は疲れた・・・;」


すると、雑誌を見ていたハッチンはアイオーンに聞く。


ハッチン「そういえば、あんたの妹も5歳差だったな。あの屋敷にはブラックとサーヴァントのデオンが住んでんだろ。今どんな感じだ?」
アイオーン「ハンドレッコが度々報告してくれるのだが・・・意外と二人を住まわせることにアイレーンとペイペインは好意的のようだ。まあ、確かにとある実験組織から逃げ出していたようであり、ペイペインは共感を感じている」
ププル「えっ、ペイペインさん、アイレーンさんと出会う前に実験体にされたことあったの!?」
アミティ「ところで聞きたかったことあるんだけど・・・」


アミティはとある話題を降り出した!


アミティ「兄弟がいるみんなはさ、どういう感じなの?」
ヤス「なんだ急に」
アミティ「あたしとクルークはちょっと大きくなってから小さい子供の面倒を見たりしてるけど兄弟がいないからチャラ王やリップの話を聞いたらちょっと羨ましくなっちゃって・・・」
ブラヴァツキー「ああ、クルークとアミティ、腐れ縁の幼馴染だもんねー」
シグ「シグは従兄のコントラバス奏者と二人で住んでるから問題ない」
リデル「私も養祖父母と暮らしてますから兄弟なんて一人も・・・」
ラーマ「自分のマスターや周囲の過去はよくわからんが色々あったのだな・・・」
あやクル「そういえば、ラフィーナは二人の姉がいるのだな?」
ラフィーナ「いますけど、姉妹関係はそれほど悪くありませんわよ?悪くはありませんが・・・;」


「ラフィーナの場合」


ラフィーナ「・・・;」←小さい頃(ちびへんしん)の姿で甘ロリータ服を着せられてる
エルーナ&リコーナ「きゃーv!ラフィーナちゃん、可愛いーv!」
ラフィーナ「あの、お姉様、私は、格闘の・・・」
エルーナ「次々ー!」
リコーナ「これ着てみてー!」
ラフィーナ(ダメだ聞いてませんわOTL)


ラフィーナ「二人とも可愛がってくれることは嬉しいのですが・・・;」
ほわん「ほわぁ、姉妹がいるっていいなぁ〜・・・」
ハッチン「ファーッ!!?そんな姉に二人も恵まれていいじゃねーか!!うちなんか姉が一人だぞ!!元ヤンのババア姉貴!!」


「ハッチンの場合」


ハチカ「ちょっとハッチン!その怪我どうしたんだよ!?また喧嘩して帰って来たの!?」
ハッチン「はあ!?なんでもねーよほっとけよババア!!」
ハチカ「こらっ人が心配してるのにその態度はないだろ!?それで学校を退学になったら、もう家に上げてやらないからね?」
ハッチン「・・・;」


ハッチン「くっそあのババア足元見やがって・・・!!」
エジソン「なんかは知らないが、姉というものは大変なのだな」
サンソン「でも、ハチ殿のことをそこまで言ってでも心配してくれるなんて素敵な姉上ですね」
フィン「私も一度ラフィーナ嬢の姉上二人やハチの姉上にも会ってみたいな」
ハッチン「ふざけんなコラァ!!あと、後者は完全に色欲目当てだろ!?」
ヒメコ「ハッチン、贅沢言わないでよ!あたしのうちなんか弟だよ!あたしの前にだけ裏の顔を見せる外面がいい弟!」


「ヒメコの場合」


ヒメコ「勉強しとこ・・・」
ヒジト「ヒメコーーーーー!!!」
ヒメコ「!?」
ヒジト「テメー今日の英語の予習間違ってたぞ!!」
ヒメコママ「一体何の騒ぎ?」
ヒジト「あ、ママ。今ヒメコ姉に僕が勉強教えてもらってるよ」
ヒメコママ「そう。わかったわ(立ち去った」
ヒメコ「真に受けるなーーーーーー!!!」
ヒジト「じゃあ、オレはまた仲間と連むからついでに英語の予習やっとけ!できなかったら殺す!わかったな!」


ヒメコ「あの野郎、あたしが一人暮らしを決意する原因を作りやがって・・・!!」
ジャック「でも、その一人暮らしの部屋にわたしたちやおかあさんがルームシェアとして転がり込んだじゃない」
ルート「弟は良いではないか。うちなんか歳の離れた兄だぞ!しかも双子の!」


「ルートの場合」


ルータ「ルーちゃん。やっぱりルーちゃんは可愛いなー」
ルーテ「次はこのメイド服を着るかい?その次は・・・」
ルート「今日も政治家の仕事しろこのバカ双子(大激怒」


ルート「あの野郎共、私にあんな服着せやがって・・・!」
リップ「でも、かなり似合ってるよ!」
クルーク「なんかいいなーみんな楽しそうで」
ディルムッド「クルーク殿!」
ラフィーナ&ハッチン&ヒメコ&ルート「ふざけんな(ですわ)!!!」


ギャーギャーと騒ぐ彼らを微笑ましく見ていたトリスタンは兄弟がいるキャラを少しだけ羨ましく思っていた。


トリスタン「いいですね。楽しそうで」
エージェント「・・・ちなみにゼオは妹がいるんだろ?」
ゼオ「どこで知った。それよりもエージェントにだって触れられたくない秘密は一つや二つはあるだろう」


すると、インターホンが鳴った。急な客人だ。


エージェント「はーい(急な客人か?」


すると、エージェントはその人物を見て思わず見惚れた。一見美少女であるアストルフォが来たからだ。


エージェント「えっ・・・(近所に引っ越して来たから挨拶に来たのかな?じゃなきゃこんな可愛い子が・・・」


すると、アストルフォがエージェントに意気揚々に抱きついた!


アストルフォ「ボクのマスターだぁ〜v!」
エージェント「えっ!?」


すると、玄関前の騒ぎを聞きつけた一同が駆けつけた!


サンソン「どうしましたエージェント様!?」
トリスタン「つか、あなたは・・・人間、というよりもサーヴァントですよね・・・」
アストルフォ「うん!あ、名乗るの忘れてたけど、こないだキミらを助けたあの騎士に召喚されてここにやってきたライダーの真名、シャルルマーニュの十二勇士の一人のアストルフォちゃんでーす!」
ゼオ「!あのフランスの礎となったフランク王国の騎士か」
クルーク「んで、なんでキミがここに来たのか一から説明してくれる?」
アストルフォ「いいよー!」


アストルフォをエージェント達の住む屋敷に上げた一同は彼(一同からすれば彼女とも思うかもしれない)から話を聞いた。もちろん自分を召喚した騎士のこともここに来た理由も・・・。


ハッチン「んで、つまりあんたはその騎士に召喚されて任務でここにやって来たのだと」
アストルフォ「うん!任務の内容は教えないけどね?」
ププル「じゃあ、ボク達を助けたあの白い兜を被った騎士様がそうなんだとしたら・・・」
クルーク「えっ!?それ、どういうこと!?」
トリスタン「白い兜を被った騎士?」
ヤス「そうか、クルーク達は何も知らなかったな。実は・・・」


ヤスは自分達をあの時に助けてくれたその白い兜の騎士のことをクルーク達に話した。トリスタンはその内容にどこかその人物について聞き覚えがあったのか少し訝しげな顔をしていた。


トリスタン「・・・」
リップ「じゃあ、その騎士様がみんなを助けてくれたんだ。アタシもあの騎士様を見たかったなぁー!」
サンソン「まあ、アストルフォの言う通り僕達の味方になるつもりでしょうし、その騎士様がまた助太刀するまでは音沙汰はないでしょうけど今はいいじゃないですか」
チャラ王「そうだな。今はあの騎士様が来ない以上は動けねーよ」
アレク(そんなにあの騎士様は重要だっけ?)


アストルフォはお茶菓子を食べた瞬間にある条件を提示した!


アストルフォ「でも、味方になる分・・・つまりエージェントのサーヴァントになるには条件があるよ。ボクをこの周辺に案内してよ!」
エージェント「えっ!?そんなんでいいのか?」
アストルフォ「うん!ボクは召喚されて間がないからこの周辺のことはわからないし」


その数十分後、エージェント達一同はアストルフォが行きたい場所の一つとして大人気のテーマパークの遊園地「ポップンランド」に案内した。アストルフォのみならず他の一同も遊園地の雰囲気にワクワクした。


アストルフォ「おお!やっぱりポップンランドは最高だね!」
ハッチン「ヤス!あの一番高いジェットコースターに乗ろうぜ!」
ヤス「乗らねーよ;」


すると、エージェントは学校や幼稚舎帰りのアリシア達とポップンランドで待ち合わせしたために彼女達を待っていた。


エージェント「アリシア達、もうすぐここに着くはずなんだけど・・・」
ヒメコ「急なスケジュールだったからすぐには来れないでしょ」
ジャック「そうだね。でも、アリシアちゃん達も必ず来ると思うけど・・・「エージェントー!」あ、来た!」


すると、アリシア達がポップンランドに着いてエージェント達と合流した!もちろんアリシアの三姉のフィア付きで。


アリシア「ポップンランドに待ち合わせって言うから学校や幼稚舎が終わった後にすぐに来ちゃったわ!」
メイヴ「って、アリシアちゃんに雰囲気が似たその美しい女性は?」
フィア「アリシアの三姉のフィアと申しますわ!よろしくね!」
クー(・・・アリシアに雰囲気が似てるけど、顔の形はうちの師匠のスカサハに・・・)
メイヴ「ん?何か言いたそうね」
クー「なんでもねーよ;」


すると、ブラックについて来たデオンは思わず遊園地ではしゃぐアストルフォを見た。


デオン「あれがエージェントに訪ねて来たサーヴァントか?」
アリシア「え?」
姫子「アリシアちゃん!ライバル出現ですわー!」
アリシア「なっ!?違うわよ!エージェントがそんなこと・・・」
ベリー「でも、今からでも遅くはないよー」
フルシュ「ならばボクが二人が結ばれるという願いを叶えてあげましょうか?」
アリシア「実力じゃない方法で叶えるのはちょっと・・・;」
ブラック「やめとけ。願いを叶えるのはまだ早いぞ。結局は自分次第なんだからな」
プロキオン「そうだね。魔人が叶えてたら意味ないもんねー」


彼らが楽しそうにわいわいとはしゃぐ中でクルークは魔法のルビーの指輪から出てきたカーンに訪ねられた。


カーン「お前は何か欲はないのか?」
クルーク「え?あったとしてもブラックの言う通り自分の力で叶わないと意味ないだろ」
カーン「まあ、それはそうだが。もっとたくさんのサーヴァント達を見たいとか思わないのか?」
クルーク「うん。結局会うのも自分の力だから思わない」
カーン「そうか。我が主はそれに関しては無欲だな」


一方、ハッチンはヤスとともにジェットコースターに乗った後は満足感を感じながら帰って来た。


ハッチン「いやー、楽しかったぜー!」
ヤス(俺は楽しくない・・・;)
ゼオ「次は俺達もあれ乗りたい。ハチ達の顔見てすごい楽しそうだから!」
ププル「ほわんちゃん、くーちゃん達のことお願い!」
ほわん「わかった!」


ゼオとププルもそのジェットコースターに乗る中でクルークはジェットコースターが苦手なアイオーンを幻想音楽系のアトラクションにあるジェットコースターに誘った。


クルーク「アイオーン。音楽を感じながらのアトラクションにあるジェットコースターに乗ってみない?」
アイオーン「ヴッ?音楽を感じながらか?」
クルーク「そう、室内だけど音楽系のエフェクトもあって楽しめるアトラクションなんだ!乗ってみる?」
アイオーン「ヴッ!」


一方、宇宙系の短い体感系のムービーを見ていたリップ達はその内容に大満足していた。


リップ「楽しかったぁ〜!」
トリスタン「あそこのシーン、本当に隕石が飛んできたと思いましたね」
チャラ王「3Dメガネを付けてるからな」
ルート「あ、ドーナツ系のアトラクションもあるぞ」


アミティ達もお化け屋敷などで楽しむ中でその様子を双眼鏡で見ていた人物がいた。エージェントを追うエミーリオだ。


エミーリオ「あいつ、スパイのくせに遊園地を楽しんでやがる・・・あのガキんちょ達も一緒か・・・って、リップ!?リップがなんでこんなところに!?日本で元気に過ごしてるとはケイに聞いたけど・・・まさか噂の間男も一緒かよ!?って、誰だエージェントがジュースを渡してるあの美少女!?そうかあいつ、あのことも伝え・・・よっしゃ、少しだけ手を加えてやろう」


エミーリオはポップンランドの運営室を知り合いに貸してもらってあるボタンを意気揚々と押す!一方、それを知らないエージェント達は遊園地で意気揚々と過ごしていた。

スーパー☆アストルフォちゃん!(その2) ( No.887 )
日時: 2021/06/30 22:31
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

エージェント「いやー、案外すっげー楽しかったなー!」
アストルフォ「エージェントの方が一番はしゃいでたねー」
アリシア(あの子、アリシアのエージェントに馴れ馴れしく・・・)


すると、アリシアがポップンランドの着ぐるみに抱っこされていた。戸惑うアリシアをとあるアトラクションに連れて行った。


アリシア「???ここはどこ?ねー、誰かいな・・・」


すると、そのアトラクションが動く音がした。アリシアはその前を見ると何か嫌な予感がした。何しろそれは頂点部分に登った時に・・・






その頂点部分から落ちるジェットコースターだったからだ!!


アリシア「きゃああああああーーーーー!!!」






プロキオン「?今あのジェットコースターからアリシアちゃんの声がしなかった?」
ハッチン「えっ?子供であるアリシアがそんなジェットコースターに・・・って乗ってやがる!!」
ヒメコ「えぇーっ!!?」


アリシアが乗ったジェットコースターは本来はトンネルに達したら止まりだすシステムだが、エミーリオがシステムを細工したのかちっとも止まる気配はない。それを目撃した彼らから話を聞いたエージェントは思わず慌てる。


エージェント「アリシアー!!!待ってろすぐに助けるからなー!!」
サンソン「エージェント様、気持ちはわかりますが流石にあのジェットコースター相手に危険すぎますよ!」
トリスタン「ああ・・・私は悲しい・・・」
アストルフォ「・・・わかった。ボクが宝具で助ければいいんだね?」
ブラヴァツキー「えっ、でも、どうやって・・・」


すると、アストルフォが宝具の「この世ならざる幻馬」を使い、そのジェットコースターに突進した!


アストルフォ「アリシアちゃん、すぐに助けるからね!「この世ならざる幻馬」!」


アストルフォが宝具で突進した後にアリシアは彼の宝具の鷲になんとかキャッチされた。この光景に誰もが目に止まる中でその後に盛大な称賛による拍手喝采が贈られた!


フィア「アリシア!ごめんね気付かなくてー!(アリシアの無事に号泣」
アリシア「い、いいのよフィア姉様」
エジソン「・・・それにしてもこんなシステムを用いたのは誰なのだ?」
フィン「知らないな」


一方これを見たエミーリオはアストルフォの宝具だと知らずにその様子を見て驚愕していた。


エミーリオ「なんなんだあの鷲は!?まさかあの美少女、鳥人コンテストで鳥に乗って優勝するほどの実力の持ち主かよ!?(違)でも、俺にはこの魔術紋がある・・・エージェント達を直接攻撃しなくても状態異常でできるこの魔術紋が・・・な。そうだな。この魔術紋はその時のために取っておこうか」


エミーリオはそう言って笑いながら立ち去って行った・・・。






一方、アストルフォが風呂に入っている最中のエージェント達の住む屋敷ではサンソンが何かしらビー玉と日本地図を使ってアレクやエージェント、アリシアと話し合っていた。


サンソン「アストルフォの話からすると、あの騎士様が向かっていた場所は多分ここですね。もちろん直接行くのではなく様子を伺っているみたいですが・・・」
エージェント「この場所はかつてヘンダーランドがあった跡地だな。今は詳しくは知らないがとある理由でなくなってるみたいだが・・・」
アリシア「あーあ、ヘンダーランドがあったら行きたかったわぁ」
アレク「ヘンダーランドは今はもうなくなってるからね」
サンソン「とにかくその場所に行ってそこでもう一度会えればよいのですが・・・」


すると、アストルフォが風呂上がりの全裸の姿のまま部屋に入って来た!アリシアは無防備な姿に怒ろうとするが・・・


アストルフォ「ねー、話し合いは終わった?」
アリシア「ちょっとアストルフォちゃん!そんな無防備・・・で・・・」
アストルフォ「ん?アリシアちゃん、どうしたの?」


アリシアはアストルフォに付いていたナニを見て本当の性別を確信して次第に顔が真っ赤になりそして・・・






アリシア「きゃあああああーーーーー!!!!!(顔真っ赤」






一方、クルークとアミティはクルークの母親からのお裾分けの野菜の柔らか煮などを持ちながらエージェント達の屋敷の方まで歩いていた。


クルーク「うちのお母さんの料理はめちゃくちゃ美味いからきっとみんな喜ぶよ」
アミティ「そうだね。あたし達もそれ食べるために度々クルークんちに泊まりに来ちゃうもんねー」
クルーク「いや、もう少し警戒しろよ;」


二人はこの数分後にエージェント達の屋敷でアストルフォの性別による修羅場に巻き込まれたことは言うまでもなかった。


オワルリフ






「後書き」


今回はアストルフォくんちゃんの登場話ですが、全体的にほのぼのギャグでしたw
FGOではアストルフォくんちゃんもサンソン君も大のお気に入りですが、最近の新しい推しは最近出た妖精騎士トリスタンちゃんです。身長は高いのですがもう全体的に可愛くて当たるまでガチャ回したりしたのでした(その後本当に当たりました)
私は何かというと可愛くて幼いキャラの方が好きみたいです。だから自分の絵の絵柄もあんなに可愛いけども悪く言えば幼稚な絵なのかなー・・・?






感想OK

髪の毛は人間の命らしい(その1) ( No.888 )
日時: 2021/08/07 17:21
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はトリスタンメインでかなりのギャグ話。まず先に言います全国のトリスタン、トリスタンファン、トリスタンが最推しのマスターのみなさんすみませんでしたOTL






トリスタン「〜♪」


とある日のチャラ王の家。トリスタンはとある音楽をイヤホンで付けながら聞いていた。それは・・・






プラズマジカのバンドの音楽だったからだ(爆弾投下)






チャラ王「おい、トリスタン!また俺の金でCD買いやがったな!?しかも俺がプラズマジカちゃんのぷるぷるにゃー(プラズマジカのファンの通称)だと思われるじゃねーか!!」
トリスタン「プラズマジカは可愛らしいから良いのです。ところでプラズマジカのメンバーだと誰が好きですか?」
チャラ王「は?」
トリスタン「あ、わかりました。モア王女でしょうか?」
チャラ王「はぁっ!!?」
トリスタン「モア王女はあんな幼く可愛らしい顔立ちして意外と豊かな身体なんですよねー。人妻の日向秋のマダムもいいんですけどね」←人妻好き
チャラ王「さっさとそれ持って今すぐ帰れえええええーーーーー!!!」
トリスタン「ぎゃーす!!」


チャラ王に家を追い出されたトリスタンはプラズマジカのCDを持ってとぼとぼと歩きながらぼやく。


トリスタン「なぜに怒ったのでしょう?悪気はなかったのに・・・ひとまずスマブラ屋敷に遊びに行きますか」


すると、立ち寄ったスマブラ屋敷にはみんな試合中などの用事で大半はいなかった。


トリスタン「誰かいませんか?いわゆる試合中ですか・・・ん?」


すると、トリスタンはあるものを発見した。それは・・・






長い毛を剃ることができるバリカンだった!






トリスタン「ん?何でしょうかこれ。説明書をちょっと見たらバリカン?変な名前ですね」


トリスタン は バリカン を てにいれた!▼






トリスタンはバリカンを見ながら説明書を読んだ。トリスタンはその内容に不思議な気持ちを覚えた。


トリスタン「毛を剃ることができる道具?ちょっと試しましょうかね」


すると、トリスタンはとある部屋に入ってある人物を見つける。会社の営業の仕事の疲れで眠っている野原一家の父だ。


トリスタン「ちょっと眉毛でも剃りましょうか」


すると、トリスタンはバリカンでひろしの眉毛を剃った!彼はそのバリカンの性能の高さに驚いてひろしはバリカンを眉毛がほとんどなくなった。


トリスタン「すごいです。本当に剃れるんですか・・・私は楽しい・・・!」


トリスタンはその部屋を出た後に俳優の仕事の疲れで一人眠るツーストを発見した。


トリスタン「彼の髪の毛を剃ったらどうなりますかね?ワクワクします・・・!」


トリスタンはツーストの短い髪の毛をバリカンで剃った!トリスタンはこの光景にスカッとするような気持ちを覚えた。


トリスタン「このバリカン、今まで以上に最高にスカッとしますね!これは今までにない奉仕活動になってちー殿も許してくれるのでは?そうだったら次は誰の髪の毛を剃りましょうかね?」


これを読むみなさんはお分かりいただけだろうか?この後、このバリカンで髪の毛を剃るという間違った奉仕活動にとんでもないしっぺ返しが待っていることに・・・!






ゼオ「いやー、スマブラの試合観戦もいいものだなー」
クルーク「ゼオ、最っ初から盛り上がってたもんね」


その数十分後、ゼオとクルークはスマブラの試合観戦から帰って来ていた。その前に起きた惨劇を知らずに。


ゼオ「ついでだから野菜ジュース飲むか?」
クルーク「いいねそれ。じゃあ、食堂に「ゼオーーーーー!!!」!!?」
ゼオ「なんだ!?」


すると、とある長い髪の毛を剃られ丸坊主みたいにされた気が強い女性がゼオに怒鳴りつけて来た!


ゼオ「誰?」
ルルー「あんた、髪の毛を剃った相手も覚えてないの!?あんたに髪の毛を剃られたルルーよ!!」
クルーク「えっ、格闘女王様!?なぜそんな姿に「クルークーーーーー!!!」!!?」


すると、先にトリスタンに髪の毛や眉毛を剃られたひろしとツーストがクルークに怒鳴りつけた!


クルーク「ひろしさん、それどうしたの!?って、ツーストwww本当にハゲになっちゃったwww」
ツースト「はぁっ!?お前が髪の毛を剃ったくせによくもそんな立場で言えるな!?」
クルーク「はぁっ!?知らないよそれ!ボクだったらバイクに細工して事故って炎の中で髪の毛を燃やさせるよ!」
ツースト「余計こえーよ!!?」
ひろし「どっちにしたって最悪じゃねーか!!こんな状態で会社なんかいけねーよ・・・OTL」


ひとまず修羅場になる中で一方、トリスタンはスマブラ屋敷を出てバリカンを手に持ちながら街を歩いていた。


トリスタン「次は誰の髪の毛を剃れば良いのでしょうか?」


すると、トリスタンはすれ違いさまに新作のガンプラを買ったケロロ小隊隊長ケロロ軍曹を発見した。


ケロロ「朝から並んでようやく新作ガンプラが買えたであります!」
トリスタン(ほう、カエルの宇宙人ですか・・・!待ちなさいそうなると・・・自分の生まれ持ったギフトの憑依を使って彼に取り憑けば、彼の株や後見の私の株まで上がるんじゃないですか!?そうなるなら早速!)


すると、トリスタンはケロロを後ろから手刀で気絶させて彼にあっさりと取り憑いた!


ケロロ(トリスタン)「やっぱり小さなカエルではありますが、これで彼の株も上がる奉仕活動は続けられます!」


いやいやバリカンで人間の命らしい髪の毛や眉毛を剃ったら確実に怒られるからね!?それは忘れるなよ!!?






ゼオ「何故に俺達が無実の罪で・・・(髪の毛を丸坊主にされたルルーに殴られたらしい」
クルーク「ボクは何も悪くなーい!!」


バリカンに関して無実の罪を着せられたゼオとクルークはそれを自分のサーヴァント達に愚痴っていた。それを聞いたメイヴは彼らに同情する。


メイヴ「まあ、それは酷いわね!やったのどこのどいつよ!?」
ナーサリー「酷いわ酷いわ酷い話だわ!」
クー「いや、こいつらの日頃の行いだろうが;」
ブラヴァツキー「でも、無実な人に罪を着せるなんて人の道理にかなったことじゃないわねー」
エンジン(私が髪の毛を剃られたらどうなっていたのだろうか・・・)


すると、ププルとアイオーンとフィンとディルムッドが部屋に入って来た。彼らの様子の異変に気付く。


ププル「みんな、どうしたの?」
アイオーン「ヴッ?」
ディルムッド「なかなかに機嫌が悪く感じますとも」
ブラヴァツキー「実は・・・」
フィン「ほー、わかったぞ。髪の毛は人間の命って言ってそのことで怒った人間がいたらしいな」
ゼオ「だからやってないって」


一方、ケロロに取り憑いたトリスタンはバリカンを持ってそのまま街中を歩いていた。何かを歌いながら。


ケロロ(トリスタン)「おお 偉大なアーサー王 おお 偉大なアーサー王 永遠に 果てなく 統治せよ」


カービィの偉大なハルトマンを替え歌にして遊んでるのかいあんた;しかもケロロの身体とはいえ歌が上手だなオイ。


トリスタン「次はどなたかをバリカンで剃りましょうか?あ」


すると、トリスタンは何やらもめているドラえもんズのリーダーとドラえもんズの西部のガンマンを見かけた。ドラえもんの妹でありキッドの恋人であるドラミを巡った上で。


ドラえもん「だーかーらー、キミがぼくのドラミに何かするかもしれないから追跡してやったまでだよ!」
キッド「誰が結婚前にそんなことしやがるか!なんでお前の中でそうなってんだよ!?」
ドラミ「もう、お兄ちゃんってば!」


ケロロ(トリスタン)(なるほど、兄妹と妹の恋人の関係性をめぐるもつれってやつですか・・・ここはいっそのこと兄の方にバリカンで剃れば少しはスカッとするのではないでしょうか?)


トリスタンはドラえもんの方にそっと近づきながらバリカンのスタンバイをする。キッドはそれを知らずに言ってしまう!


キッド「あんたには少しはスカッとする気分にはなれねーのか!?」
ケロロ(トリスタン)「じゃあ、今からバリカンでスカッとさせますね」
キッド「そうそう、ケロロの言う通り・・・え?」


すると、トリスタンがすかさずドラえもんの方にバリカンで剃る!ドラえもんはその後に髪型がスキンヘッドになっていることに気付きそれに気付いたキッドとドラミも次第に青ざめた。


ケロロ(トリスタン)「じゃあ、バリカンで剃りましたし費用は奉仕活動なのでいりませんよ?ご機嫌よう」


トリスタンが立ち去った後にドラえもんは恐る恐ると聞いた。


ドラえもん「ねえ、キッド。ぼくの髪型、一体どうなってる・・・?」


キッドは顔を青ざめながらドラえもんに手鏡を渡した。今のスキンヘッドの髪型になったドラえもんはケロロの名と「あの大バカガエルうううううーーーーー!!!」と叫びながら号泣したらしい・・・。






ケロロ(トリスタン)「バリカンはスキンヘッドにもなるってことですね?益々スカッとした気持ちにはなれました(めちゃくちゃいい笑顔」


すると、トリスタンはまた街中であるものを発見した。とあるコスプレを研究していた三善商事の社長の長男の三善俊彦だ。


俊彦「このコスプレをしたいけど、髪を切るのにやっぱりお金がかかるんだよなー。真兄にも迷惑かけたくないし・・・」
ケロロ(トリスタン)(コスプレ?彼はどんなコスプレが良いのでしょうか?ちょっと声をかけますか)


すると、トリスタンは俊彦に近付いて彼に声をかけた。


ケロロ(トリスタン)「少年よ、どんなコスプレがお望みです?」
俊彦「あ、ケロロさん。なんかいつもとは口調が違う気がするけど・・・」
ケロロ(トリスタン)「気のせいですよ。私もたまには口調の趣向も変えてみたくなったなーって」
俊彦「そうか。それならいいんだけど・・・今このコスプレをしたくなってね」
ケロロ(トリスタン)「どんなのです?」


すると、俊彦がそのコスプレ内容についてトリスタンに見せた!そのコスプレ内容は・・・






魔法陣グルグルのキタキタ親父だった(爆弾投下)






俊彦「僕も一度だけならそのコスプレのためにスキンヘッドをしたくなってね、バリカン持ってるなら刈ってくれない?真兄に言われたら僕から説明するから」
ケロロ(トリスタン)「ちなみに衣装は?」
俊彦「今家の中にあるよ」
ケロロ(トリスタン)「そんな高レベルのコスプレ、今にあったんですか!?まあスキンヘッドにして欲しいと言うなら良いでしょう。刈ります」
俊彦「ありがとう!」


すると、トリスタンは俊彦の許可の下で彼の髪の毛をバリカンで剃った!俊彦はそのスキンヘッドに何となく感慨深さを感じた。


俊彦「これがスキンヘッド・・・髪の毛を生やしたいと言ったら王ドラさんに頼めば大丈夫だよね」
ケロロ(トリスタン)「まあ彼ならばですけど。ありがとうございました少年!奉仕活動ですので費用は要りません」
俊彦「うん、またねー」


トリスタンは俊彦に喜んでもらえたことでさらにスカッとする気持ちが芽生えた。


トリスタン「さぁ、次にスカッとさせたい方は誰でしょうか?ん?」


すると、トリスタンはスーツと七三分けの姿で営業の外回りに向かうロムを見かけた。


ロム「あの喫茶店で一旦休むか・・・」
ケロロ(トリスタン)(彼はアイオーン殿と同じシンガンのドラマーですか。そんなに疲れてたらバリカンで癒やしてあげたら最高ですね!)


すると、喫茶店で思わず疲れで微睡むロムにトリスタンは近づいてバリカンで彼をスキンヘッドにした!もちろん眉毛も剃って。


ケロロ(トリスタン)「よし、できました。彼の人相は少しだけ丸くなるでしょう・・・」


トリスタンはその喫茶店を出た後にるんるん気分になって街中を歩いていた。


ケロロ(トリスタン)「さて次は誰をバリカンで・・・「ボケガエル!!」


すると、トリスタンはその怒号に思わず振り向くとそこには明らかに怒っている地球最終防衛ラインだった!夏美は言う。


夏美「あんた、キッドから聞いたけど擬人化になってたドラえもんをスキンヘッドにして泣かせたそうじゃない?謝りに向かうからこっちに・・・」
ケロロ(トリスタン)(そういえば、母親は豊かな身体の持ち主なのに何故に成長期であるとはいえ娘はまだ小さい方なんでしょうか・・・)
夏美「ボケガエル?」


すると、トリスタンは夏美に対してとんでもない行動に出た!






ケロロ(トリスタン)「この身体にもうちょっと胸が大きければ!!(夏美の胸を触ろうとした」
夏美「ぎゃああああああーーーーー!!!(思わずトリスタンを殴る」






思わず殴られた衝撃でケロロの身体から出てきて霊体化したトリスタンを尻目にケロロは何が起こったのか分からずに夏美に詰め寄った!


ケロロ「何するでありますか夏美殿!!?」
夏美「あんたが逆ギレ紛いで私の胸触ろうとしたじゃない!!」
ケロロ「なんのことでありますか!!?」


一方、事態を察したトリスタンは逃げながら何かをまた思案していた。


トリスタン「あれはしばらくは使えませんね。彼の株は上がるでしょうけど。ん?」


すると、トリスタンはアルカレのヴァイオリン担当のオリオンを見かけた。


オリオン「おお、これは今度のライブのパフォーマンスに行けるな。早速じいやを呼んで手配して・・・」
トリスタン(ライブパフォーマンス?なかなかに斬新な。でも、彼ならば何となく取り憑くのに具合が良さそうな予感がします!早速霊体化して・・・)


すると、トリスタンは手刀でオリオンを気絶させて彼に取り憑いた!


オリオン(トリスタン)「さぁ、また新たな奉仕活動でも行きましょうかね!」


一方、夏美に無実の罪で捕まったケロロはバリカンの被害者達から尋問を受けていた。

髪の毛は人間の命らしい(その2) ( No.889 )
日時: 2021/08/07 17:23
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

ツースト「ケロロ、てめーなんてことしやがったんだ!!」
ひろし「俺の眉毛までなくなってたんだぞ!!」
ケロロ「我輩はやってないであります!ただ気付いたら誰かに殴られて気付いたら夏美殿に捕まって・・・」
ドラえもん「バカなこと言わないでよ!!」
ルルー「私の髪の毛を返しなさいよ!!これじゃあサタン様に会えないー!!(号泣」


すると、とりあえず無実が証明されたゼオとクルークの元にキタキタ親父のコスプレをした俊彦が訪ねて来た。


俊彦「ゼオさーん、このコスプレはいかがですかー?」
クルーク「って、俊彦、その頭はどうしたの!?」
俊彦「えっ?そこのケロロさんにやってもらったよ」
ゼオ「ちなみに学校でのリクエスト?」
俊彦「うん、みんな最近はこういうコスプレが流行ってるみたいで・・・」


一方、オリオンに憑依したトリスタンは来る人々の頭をバリカンで刈りながら意気揚々と街を歩いていた。つか、全部バレたらオリオンにも怒られるだろうな・・・;


オリオン(トリスタン)「流石にこんなにスカッとした気持ち、今までしたことないですね・・・この身体も飽きて来ましたし次は・・・」
サンソン「トリスタン卿、何してますか」


すると、トリスタンは後ろにいるサンソンの方をじっと見た!トリスタンは言う。


オリオン(トリスタン)「あ、憑依していることバレました?」
サンソン「まあ、あなたの雰囲気からして。この方はもっと自信ありげの偉そうな感じでしたよ。それよりも何してますか?」
オリオン(トリスタン)「バリカンですよバリカン」
サンソン「バリカン?なんですかそれ」
オリオン(トリスタン)「髪の毛を刈るみたいなそんな感じの道具です。刈れば刈るほどスカッとするような気持ちですよ」


トリスタンはこの時にサンソンが怒るようなことを想像していたが、彼の反応は意外なものだった!


サンソン「そんな新鮮な道具が存在していたんですね!?エジソン殿でも思いつかないような斬新な仕組みです!」
オリオン(トリスタン)「え?はい」
サンソン「あなたはやったことはその奉仕活動としてエージェント様に報告します!きっと彼も喜ばれるに違いない!」


サンソンはそう言って立ち去った後にトリスタンは言う。


オリオン(トリスタン)「・・・。彼は冷静沈着で温和に見えて意外と天然ボケですね・・・」


一方、ゼオ達はなんとかはバリカンの被害者達(俊彦以外)を慰めつつバリカンのことでケロロに本当に加害者じゃないのかを問いかけていた。


ゼオ「お前、本当に今回の加害者じゃねーのか?」
ケロロ「当たり前であります!だったら誰が凶暴すぎるルルー殿の怒りを買うようなことをするでありますか!!」
クルーク「今の発言は格闘女王様に怒られるような気はするけど一理はあるね。俊彦、ケロロがやってくれたと思って何故か喜んでる感じだけど」


すると、誰かが部屋に入ってきた。サンソンだ。


サンソン「すいません、皆様方。エージェント様はいませんでしたか?」
ツースト「あいつなら今は任務で抗争に巻き込まれてるって聞いたけど。まあ、いつも通りにまたすぐに生きて帰って来るだろうだがな」
サンソン「じゃあ、彼の奉仕活動を報告するのはあとですか・・・」
ひろし「あとってなんのことだい?」


ひろしの問いにサンソンは意気揚々とトリスタンのバリカンでの奉仕活動を語り出した!


サンソン「トリ殿、バリカンで奉仕活動をなさってるみたいですよ!みなさんの毛が剃って自分も相手も相当にスカッとするみたいです!バリカンの仕組みは僕も案外驚くことばかりで・・・」


サンソンは意気揚々と目がキラキラと輝きながら話すが、大半のそのバリカンの被害者達の顔は一瞬だけ真っ青になり、すぐに真っ赤になって米筋を立てていたことを気付かなかった。クルークに至っては顔面蒼白になるし、ゼオはチャラ王に連絡を入れるし・・・;


俊彦「えっ、あの時にバリカンで剃ってくれたのはトリさんだったのか!?彼にも温情派あったんだ!」
サンソン「そうですよね!バリカンはスカッとさせてくれますね!だから、エージェント様が帰ってきたらすぐにこのことを報告しに・・・」


しかし、その場にはサンソンと俊彦以外は誰もいなかった。二人はなんでゼオ達がいなくなったのかはやや疑問を抱く。


俊彦「なんでいなくなったの?」
サンソン「さぁ・・・?」


一方、オリオンに憑いていたトリスタンは夕方になった後に今日の奉仕活動について満足していた。


オリオン(トリスタン)「意外と楽しかったですねこれ!明日は誰の株を上げるためにバリカンで剃りましょうか・・・」


すると、トリスタンは誰かに気付かれて声をかけられた。デート中だったシェゾとアルルだ。


シェゾ「おーい、オリオン?」
オリオン(トリスタン)「!」
アルル「一人でどうしたの?まさか今日はじいさんの休暇?」
オリオン(トリスタン)(まずい!この方のお付きが休暇だなんて思いもしませんでした!すぐにこの青バンダナの男に取り憑かなければ!)


すると、トリスタンはシェゾに取り憑こうとしたが・・・


アルル「あっ、シェゾ、近くにカレー屋さんがある!」
シェゾ「あっ、本当だな?」
トリスタン「ゑ?」


すると、トリスタンはたまたまシェゾの近くにいたアルルに取り憑いてしまう!


アルル(トリスタン)「な、何故このロリ少女に取り憑いて・・・(って、あれ・・・?この魔力、今までに類を見ない強大な力を感じます・・・まさかこのレディの身体を使って私の力を最大限に発揮できると言うのは!?」
シェゾ「おい、アルル、どうした・・・!」


すると、アルルに取り憑いて彼女の類を見ない強大な魔力に気付いたトリスタンはシェゾに武具の弓で攻撃する!


アルル(トリスタン)「ついにこの能力の使い道を見つけました・・・ですが、このレディの魔力を使うわけにはいかないので試しに・・・あなたからです!」
シェゾ「チッ!(こいつはアルルじゃねぇ・・・!」


シェゾはトリスタンの弓で放つ鋭い波動を必死に闇の剣で相殺するが、魔族とのハーフとはいえ闇の魔法での攻撃に長けているだけの人間の闇の魔導師と円卓一の弓の名手で防御術やサポートに長けたサーヴァントの実力差は歴然だった!トリスタンはシェゾを自身の宝具で吹っ飛ばした!


シェゾ「ぐっ・・・!」
アルル(トリスタン)「まさかこの能力に意味を見出すとは・・・あなたはゼオ殿の先輩のようですが、そこまでならもういいですよね。まあ、とにかく私の能力の使い道ぐらいにはなってあげますよ」


トリスタンはシェゾを拘束して彼に取り憑こうとしたが・・・






チャラ王「そこで何をしてるんだトリ?」
アルル(トリスタン)「!!」






すると、チャラ王に声をかけられたトリスタンはシェゾの拘束を止める。チャラ王は聞く。


チャラ王「これだけに飽き足らずゼオから聞いたんだけど、今日のバリカンの被害はお前の仕業か?」
アルル(トリスタン)「し、仕業ではありませんよ!ただの奉仕活動ですよ!ほら、サクソン殿も聞いたら感激していたみたいですよ。バリカンはすごいんですから!」
チャラ王「そうか・・・じゃあ、あの人達の今の顔を見ても奉仕活動と言えるのか?」
アルル(トリスタン)「ゑ?」


すると、チャラ王に指を刺された場所に立っていた大半のバリカンの被害者達は怒りの表情になりながらトリスタンに少しずつ詰め寄った!バリカン被害者の会の代表であるロムは冷ややかな視線でトリスタンを見ていた。


ロム「話は全てツースト達から聞いたぜ?どうやら仕事で大事な髪を剃ってくれたてめぇにはお灸が必要みてぇだな・・・!!」
アルル(トリスタン)「待って下さい!今の私は女の子ですよ!そう簡単には・・・」


すると、ゼオがアルルの身体からトリスタンを引き離した!


ゼオ「よかったなー、みんなに喜ばれて★」
トリスタン「ゼオ殿!卑怯ですよこの野郎!私は奉仕活動をしたんですが、もしかしてみなさん怒ってますー!!?」






チャラ王「当たり前だバカそれ以外の何があると言うんだあああああーーーーー!!!」
トリスタン「バルスーーーーー!!!」






チャラ王「・・・そういうわけで、俺が追い出したばっかりにこいつがあんたらに迷惑をかけたっす!」


その数分後に肉塊になったトリスタンの代わりに謝ったチャラ王を見てルルーは諭す。


ルルー「いえ、犯人が見つかってよかったわよ。でも、今度からはちゃんとこいつの教育指導はしなさいよ!」
チャラ王「精進します;」
ツースト「さて、バリカンを没収しに・・・あれ?」


すると、ツーストはトリスタンが持っていたバリカンが手元にないことに気付く!ひろしは聞く。


ひろし「キミ達、何か知らないかい?」
クルーク「知らな「ああ、私所有のこのバリカンのことですね?」


すると、木の上から声がした!その人物はバリカンを持ちながら言う。






王ドラ「私が机の上に置いてあったのをこのバカ赤髪ロン毛が勝手に持って行ったんですよ!というわけで返してもらいま「死ねえええええーーーーー!!!」






王ドラ、ロムによりフルボッコ。なおこのフルボッコを止める人間はいなかった。


ブリテンの終わり






「後書き」


今回はトリスタンがメインでギャグ話でしたが、短い上にこれでは申し訳ないなーと思いましたね・・・;でも、私はこれはこれで好きな話です。
余談ですが、うちの姉がとうとう私にニンテンドースイッチライトを買ってくれました。えっ?2回目じゃないかって?知るかーい。






感想OK


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