二次創作小説(新・総合)

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ウルトラワールドでの日常
日時: 2020/12/29 16:28
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

皆さんこんにちは。おろさんという者です。
他の作者方のクロスオーバー小説に憧れてこの小説を執筆することにしました。
まだまだわからないことが多いですが、よろしくお願いします。

~注意事項~

・この小説はクロスオーバー小説です。
・一部キャラ崩壊やオリキャラ・オリジナル設定などが含まれています。
・不定期更新です。
・荒らしや誹謗中傷はお断りしています。
これらを承知してお楽しみください。

タグ クロスオーバー ダンガンロンパ 東方project ポップン スマブラ・スマブラ関連 名探偵コナン 
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BUGの依頼応募用紙(ギルド小説と分別しましたので依頼はそちらでお願いします)>>180

どんでん返しの展開と・・・決着と・・・そして・・・ ( No.396 )
日時: 2020/08/27 18:29
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

・・・今回は、ダークアイ帝国最強の『ドライアイ』の一人『無咲火花』との直接対決が決着するのです・・・か・・・!?どんでん返しの展開が・・・?




VIPルームに向かっている無咲火花とそれを追う文晴野花。2人は尋常じゃないほどのスピードで会場を移動しているのだ。

・・・何だかんだで、追いかけっこのようなことをしている2人を目撃したツキノワとカカポ警部を始めた数名は、VIPルームに向かい始める。


文晴「ヒバナさん!せめて話を・・・」

無咲「だから来るな!お前はこの事に踏み入れるもんじゃねぇ!!」

文晴「そんなわけないじゃないですかっ!!」


カービィ「・・・さっきから何とか見失わずに追いかけられてるけど・・・さっきから何を話してるんだろう・・・?」

みほ「ていうか、無咲火花を追いかけてるあの水色髪の人・・・誰だろう?・・・あとこれじゃ下手に攻撃できないんだけど・・・」



ツキノワ「・・・あの眼鏡の人・・・前に私の前に現れた(>>274参照)新聞記者の狼亜人さんじゃない・・・」

カカポ警部「・・・とにかく急ぐぞ。早くしないとマズイぞ・・・」

ツキノワ「・・・何かあるのなら、そろそろ事情を説明してほしいんだけど。」

カカポ警部「・・・悪いが、今は話せそうにない。」




<タワー>

このタワーは、『ウルトラLIVEフェス』を見物するために建てられたと言う。最上階にはVIPルームがあり、主催者はそこでライブを見物したりするらしい。


のび太「・・・誰もいない・・・;もう他の誰かがこの辺りにいた敵を倒しちゃったのかなぁ?」

ドラえもん「うーん・・・たしかに、他のところも結構静かだしねぇ・・・」

のび太「・・・もしかして、残ってるのってその『無咲火花』っていう人なんじゃないかな・・・?そうなったら嫌な予感しかしないんだけど・・・ほら、僕の能力『あやとり』だし・・・;」

のび太はヒーロースーツで特化された要素は『あやとり』であり、手から赤池糸を出して単にあやとりをするためなので攻撃力は皆無なのである;ちなみに、ドラえもんもヒーロースーツでパワーアップしているのだが、特化された要素は『石頭』です;


のび太「・・・ん?・・・!!ドドドドラえもん!!?何か来るよ!!?」

ドラえもん「えっ?」


すると、VIPルーム付近に無咲火花がすさまじいスピードで突っ込もうとしていた。


無咲「!!邪魔だっ!!!」←問答無用で突っ込もうとする


のび太&ドラえもん「わわわわわわわわわわわわ!?!?!?!?(ビックリして避ける」

有り得ないスピードで迫ってくるので驚いて避けるドラえもんとのび太。結局タワーへの侵入を許してしまう結果に。その後、何故か無咲火花を対等のスピードで追い続けている文晴野花もそのままタワーに突っ込んでいった。

のび太「えーっと・・・何今の・・・;;;」

ドラえもん「さ、さぁ・・・;;;」


ツキノワ「はいちょっとどいてっ!!(タワーに入る」

カカポ警部「悪いが通るぞ!!!(同じく」



のび太「!?・・・えっと・・・一体どういうこと・・・?「おーい!!」ん?」

そこに、みほ、カービィ、スネ夫の3名が。

みほ「おーい!大丈夫―!?」


ドラえもん「あ、いや別に大丈夫だけど・・・」


カービィ「とりあえず、さっきタワーの中に入っていった人を追いかけるよ!!」


のび太「えっ!?わ、分かった!!「ズゴゴゴゴゴゴゴ・・・」え?」

いざ行こうとすると、入り口に設置されていたエレベーターも壊れていた(というか無咲がエレベーターの上部を突き破ってタワーを上って行ったっぽい)。更にタワーの入り口が、先程すごいスピードで無咲と文晴がタワーに突っ込んで行ったからか、瓦礫が崩れたりして入り口がふさがれてしまった。

みほ「嘘!!?これじゃ中に入れないじゃん!?」

カービィ「ロボボアーマーで瓦礫を・・・いや、それだと下手したらタワー自体が崩れそうだし・・・」

スネ夫「ドリルアームで・・・・・・いや、それでまた瓦礫が崩れたら余計に手間がかかるような・・・;」

のび太「・・・・・・あ!そうだ!最上階から入ればいいんじゃないかな?タケコプターとかで最上階に行って窓から入れば・・・」

みほ「いや、でもタワーの最上階の窓って、狙撃とかを防止するためとかで、開け閉め不可だったりとか、滅茶苦茶頑丈に設計されてるとからしいけど。」

のび太「だったら通り抜けフープで・・・「ゴメン;今修理に出してる;」ええ・・・;;;」

カービィ「・・・たしかに今の状況だと飛んで最上階に行った方が早いかも。」



<タワー内>

タワー内は迷路のようになっており、予め内装を覚えていても迷う人が多く、そうなると記憶力等の高い一部の人しかVIPルームまでの行き先を知らない。


無咲(くそっ・・・少し出力出しすぎた・・・・・・まあいい。一応ノバナから撒いたようだし・・・・・・ひとまず、さっさと・・・)


ツキノワ「・・・見つけたわよ。」

そこに突如、ツキノワに変身している佳奈子が。カカポ警部とは手分けして無咲を探しているのだろう。

無咲「なっ・・・階段を上ってきたのか・・・?・・・まあいい。誰だかよう知らねぇが、邪魔をするな。というか邪魔をしないでくれ。」

ツキノワ「・・・それは無理よ。貴方のやっていることを見過ごすわけにはいかない。」

無咲「・・・そうだよなぁ・・・・・・仕方ない。死なない程度に痛めつけるか。」

無咲は、とてつもないスピードでツキノワを蹴とばし、壁までぶっ飛ばした。

ツキノワ「あがっ・・・・!?」


無咲「・・・ま、こんなもんだろ。・・・つっても、お前も今のだけで簡単にくたばるとは思えねぇがな。」


ツキノワ「・・・今のスピード・・・狼の亜人でもあのスピードは流石に変ね・・・


・・・やっぱり・・・あなたも『UMA』って事・・・?」


無咲「・・・勘がよくて助かるわ。・・・まあそれを知ったってどの道、『UMAスピード』であるアタシには簡単に勝つことは不可能だ。」


ツキノワ「『UMAスピード』・・・」



ターグラン(>>276参照の『幽体魔法』のダークアイ帝国魔導士)『僕は無咲様の力を分けてもらったからとーってもスピードが上がったのさ。』



ツキノワ「・・・なるほどね・・・『スピード』・・・要するに、『速度を変えることができる能力』って事ね・・・」

無咲「・・・そういうことだ。」

ツキノワ「・・・ということは、あなたを追っていたあの新聞記者の狼亜人さんも・・・」

無咲「・・・っ!・・・もういい。アタシは早いところ『アイツ』を始末するんだ。今更何を言ったってもう後戻りはできないんだ。」←VIPルームに行こうとする


ツキノワ「・・・(ウォッチにコマンドメダルを差し込む)・・・斬月栄輪!!(鎌で三日月を描き斬撃を飛ばす」


無咲「・・・セイッ!!!(爪で斬撃を弾く」


ツキノワ「なっ・・・!」

そのまま無咲は行ってしまった。


ツキノワ(佳奈子)『・・・流石にあの人は今までのとは格が違うのはわかってたけど・・・いくら何でも規格外すぎる・・・!!「オイ!!」・・・!?』


ツキノワ(ツクヨミ)『・・・あの無咲って奴・・・かなり深刻な過去がありそうだぞ。』

ツキノワ(佳奈子)『えっ?どういう・・・・・・ていうか、この会話自体色々謎なんだけど・・・』

ツキノワ(ツキノワ)『2つの魂が1つの肉体に入ってるからな。こうやって精神や心の中で会話できるとか言うやつだ。・・・ていうかそういう細かいところ気にすんじゃねぇよいろいろ面倒くさくなりそうだしよぉ。・・・とにかく、早く無咲を追うぞ。あの女、どう考えても何か闇がある。さっき『『アイツ』を始末する』とか言ってたし・・・それに、あの警察鳥(カカポ警部の事です)も何か知ってるようだしな。』

ツキノワ(佳奈子)『あーもう分かったよ!!どの道早く追わないとねぇ!!?』

・・・何だか説明が不足している感じの会話があったですが、とにかく無咲を追いかけるのだった。





文晴「・・・完全に見失ってしまいました・・・・・・多分VIPルームに向かっているのはわかってるんですが・・・・・・あら?」


カカポ警部「・・・・あーっと・・・まさかの・・・」

・・・タワー内で迷ってしまった文晴は、カカポ警部と鉢合わせした。


文晴「あっ・・・カカポさん・・・久しぶりですね・・・」

カカポ警部「Oh・・・そっちこそだが・・・・・・色々説明した方がいいのだろうが、とりあえず無咲火花を見つけなければな・・・」

文晴「・・・そう・・・ですよねぇ・・・」



・・・やっぱりどういうことなのか・・・


一旦区切ります。感想まだ。

どんでん返しの展開と・・・決着と・・・そして・・・ ( No.397 )
日時: 2020/08/27 18:35
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き



<VIPルーム>

何だかんだで、無咲火花はVIPルームに到着したと。・・・だが、部屋の中には誰もいなかった。


無咲「・・・悟られたか・・・クソがっ・・・(窓から辺りを見回す)・・・この様子だと・・・ハイド達もやられちまったようだな・・・・・・仕方ない。早いところ『アイツ』を・・・「見つけたわよっ・・・・」・・・!!」


そこに、ツキノワが駆けつけてきた。


無咲「・・・やっぱし来たか・・・あのまま立ち止まってればよかったのによぉ。」

ツキノワ「・・・生憎諦めが悪いからね。」

無咲「・・・ま、たしかにアタシも諦めるわけにはいかないし・・・早いところお前を倒してアタシは『アイツ』を確実に仕留める。」

ツキノワ「・・・さっきも言ってたけど・・・『アイツ』って何なのさ。」

無咲「・・・お前が『アイツ』に関する噂を知らないのも無理はないが・・・答える義理も無い。・・・・・・さっさと始めるぞ。・・・・・出力・・・70%・・・」

無咲は、とてつもないスピードで突っ込んでくる。

ツキノワ「不意打ちは喰らわない!!(ジャンプして避ける」


無咲「・・・だったら・・・そらっ!!(壁を蹴って方向転換」


ツキノワ「!!・・・今だっ!!」

ツキノワは、無咲が方向転換したタイミングで、鎌で攻撃しようとするが、無咲は爪で鎌での攻撃を弾く。

ツキノワ「・・・くっ・・・!」


無咲「へー・・・こうして実際に戦ってみると、結構考えるじゃねぇか。ハイド達が何度も失敗してるのも少し納得できるな。」


ツキノワ「・・・それはまぁ・・・・・・今度はこれだっ!!(コマンドメダルをウォッチに差し込む)・・・『煉獄ティータイム』っ!!」

この技は、桜木霊歌サイドからのBUG依頼での『UMAイザナイ《テラ》』騒動である、二十一の謎『漆黒のティーパーティー』(>>227-230>>232-233参照)の際に手に入れたコマンドメダル。その技で、一つのティーカップを発生させて、そのカップから無数の鬼火が放たれた。


無咲「そんな火の玉切り裂いてやるよ!!(爪で鬼火を全て切断する」


ツキノワ「・・・おとりだよっ!!!(また別のコマンドメダルを差し込む)『スタースパイラル・スラッシュ』!!(星形弾を生産して飛ばす」

無咲「!!せいっ!!(星形弾を蹴とばして破壊」

ツキノワ「うそっ・・・」


無咲「・・・何とかしのげたが・・・やっぱ思った以上に手間をかけさせてくれるじゃねぇか・・・・・・仕方ない。そろそろ全力を・・・「パリーン!!!」!!?」


すると、突如VIPルームの窓ガラスが割れた。見てみると、ドラえもんが頭突きで窓ガラスを破壊していた。それと同時に、最上階からタワーに入ろうとしていたカービィ達が突入してきた。



無咲「マジかっ・・・」



カービィ「いよし!無事突入完了!!」

スネ夫「ドラえもん今回もナイス頭突き!!」

ドラえもん「あー・・・まあね~?」

のび太「・・・あれ?何か人がいるけど・・・」

みほ「えーっと・・・狐のお面付けてる方は・・・まああんまり知らないけど味方のハズ・・・・・・で、赤髪の狼の亜人のは・・・『無咲火花』・・・!!」


ツキノワ「・・・えっと・・・ほとんど面識少ない人たちだけど・・・味方よね。」


無咲「・・・チッ・・・色々ガン無視かよ・・・チートじゃねぇんだから・・・」


カービィ「・・・無咲火花!!覚悟しろっ!!」


無咲「・・・結局、『運命を変える』なんて無理な話なんだなぁ・・・仕方ねぇ・・・上等だ。軽くひねり潰してやるよ・・・」

ツキノワ(『運命を変える』・・・?)


無咲「・・・つーわけで、こうなったら出力100%で・・・「待ってくださいっ!!!」・・・またかよっ・・・!!」


そこに来たのは、文晴野花とカカポ警部だ。

みほ「!!さっきの水色髪のお姉さん・・・」

カービィ「カカポ警部さんまで・・・?」


カカポ警部「・・・無咲・・・これは警察として・・・いや、『理解者』というべきか・・・として言う。・・・頼む・・・こんなことをするのも、『アイツ』を殺すのも、いくらなんでも間違っている!」

文晴「・・・細かいことはカカポさんから聞きました。・・・ただ一人、ほとんど何もなかったように普通に生きていけた私が言えることではないのでしょうけど・・・こんなやり方はダメですっ!!」


のび太「・・・一体どういうこと・・・?」

みほ「・・・暗い過去ってやつかな・・・」


無咲「・・・わかるだろ。もう後戻りはできないんだ。今更・・・今更ここで諦めるわけになんか・・・・・・・・・・!!!」


すると、無咲はとっさに文晴の背後に回った。


文晴「!?ヒバナさん、何を・・・!?」




・・・この時、VIPルーム内にいた全員の視界に見えていたのは・・・銃口だった。


その瞬間、銃声が鳴った。


まさかの事態・・・?どんでん返しの展開か・・・?


一旦区切ります。感想まだ。

どんでん返しの展開と・・・決着と・・・そして・・・ ( No.398 )
日時: 2020/08/27 18:40
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き


・・・・・・・・




文晴「・・・・・・・えっ・・・・・?」


・・・発砲された途端、無咲は文晴を庇うように文晴を突き飛ばした。



無咲「あっ・・・・・・」

そのまま無咲は倒れこんでしまった。



文晴「えっ・・・?ヒバナさん・・・?何で・・・一体どういう・・・」



「あーあ・・・なーんで庇うかなぁこんなの。・・・まあどうせ始末しておく予定だったし、手間が省けたかなぁ♪」



カービィ「!?一体誰だ!!?」



・・・姿を現したのは、黒髪ロングの一見ダンディーな男性。・・・『ウルトラLIVEフェス』主催者であり、芸能事務所『ハカイガプロダクション』と公益財団『ブラッケン』の会長・・・『砂黒江月』だった。


砂黒「・・・やぁ。初対面の人は初めまして♪私はこの『ウルトラLIVEフェス』主催者『砂黒江月』さ♪」



カカポ警部「・・・砂黒江月・・・!!」


みほ「・・・杜って人が言ってた、『ハカイガプロダクション』と公益財団『ブラッケン』の会長・・・?」


砂黒「おー、彼から聞いたのかい。彼はとても優秀だ。私が裏で何をやっているのかなんてなーんにも知らない、ただただヤクザと間違われるただの中国人ハゲ男だからね。まあ、何も知らないのはみんな同じだけど、彼、会社内でもちょいちょい不名誉な噂が広がってるのに、私の事を疑いもしないからとても助かってるんだよ。」


文晴「・・・やっぱり・・・貴方なんですか・・・」

砂黒「ん?『やっぱり』って・・・どの話の事かね?(銃を文晴に向ける」


文晴「・・・!!」


カカポ警部「・・・GO!!(砂黒の腕を蹴って文晴と無咲を避難させる」


砂黒「うおっと。・・・なーにやってんだろうかあの鳥は。あんなゴミ共を守ったって何の得もないと思うんだけどねぇ」



カービィ「・・・あの人・・・!!」

カカポ警部「・・・とりあえず、早く止血を頼む。」

無咲「うぐっ・・・・・(腹部を撃たれている」

カービィ「あっ、わかってるっ!!(コピー能力『ドクター』で応急処置をとる」

ドラえもん「えっと、『メカ救急箱』と『お医者さんカバン』と・・・(ひみつ道具で応急処置をとる」


のび太「ちょ、ちょっと待ってよ!?色々どういうこと!!?」

ツキノワ「・・・さっき言ってた『アイツ』・・・彼の事だったのね。」

みほ「・・・ていうか、そもそも何があったの・・・!?」


文晴「・・・『砂黒江月』・・・・




・・・・彼におそらく・・・いいえ、彼に確実に徹底的に滅ぼされたんです。・・・


私とヒバナさんの故郷・・・厳密に言えば私達『UMAスピード』の唯一の居場所を・・・」


みほ「・・・・えっ・・・・・?」



砂黒「・・・あー!思い出したよ。いたねぇ君みたいな水色髪の狼亜人の娘。」


のび太「・・・そういうことを言ってるってことは・・・この人の言っていることって本当なの!!?」


砂黒「うん、そうだよ?裏社会組織に頼んでアリバイ作りとか証拠隠滅とかしまくってもらったから捜査線上には全然上がってないんだけどね。・・・この際言っちゃうけど、ただ単に立ち退き命令を聞かなかったんだから当然の報いだよ?・・・まあ、あの時以外にも言うこと聞かなかったゴミ共はすぐ殺したけどね。今まで殺してきた奴ら全員の事はバッチリ覚えてるよ。そうだねぇ、大体100人以上は始末しちゃったかな?まあ入念に偽装工作とかしてもらったから全部未解決事件になっちゃってるんだよね。かえっていろいろ変な噂が立っちゃったんだよねぇ。」



みほ「・・・お前・・・!今までそんなことしてたの・・・!?」


砂黒「まあまあ。可愛い女の子が『お前』とかそんな言葉使わないの。・・・あ、ちなみに私の秘密をすべて知った以上、君たちを生かすわけにはいかなくなっちゃったね。予めダークアイ帝国より格上の裏社会組織を呼んでおいたから、すぐに君たちはご愁傷さまだね♪

・・・それに、このことを言っても無駄だよ。私は確実に信頼を得てるからね。証拠も無しに色々喋ったって信じる人なんてそんないないよ。

・・・そう。私は無敵なんだよ。ちなみに今回ダークアイ帝国に個々の襲撃を頼んだのはこの私だ。私はダークアイ帝国より格上の裏社会組織に気に入られてるから、協力関係を築いている以上そう易々と断ることはできないのさ。・・・更に、この後馬鹿どもにどこぞのカルト宗教みたく色々言いくるめて、ダークアイ帝国を倒すとかで戦争を起こせば私は神をも退ける存在になれるかもしれないんだからね・・・!・・・・フハハハ・・・フハハハハハハハハ!!!」



ドラえもん「・・・とりあえず、止血はできたけど・・・銃弾が内臓にまで・・・これはちゃんとした医者に見せないと・・・」

文晴「・・・そんな・・・・」

カービィ「・・・それにしても、アイツ・・・さっきから聞いていれば好き勝手・・・・・・って、あれ?」

ドラえもん「?一体どうし・・・(後ろを見る)・・・あれ?」

文晴「?何を見てるのですか・・・?」

カカポ警部「Oh・・・・・・おい、後ろを見てみろ。」

文晴「後ろ・・・?(後ろを見る)・・・あっ」


のび太「・・・ん?ドラえもん、何を見て・・・(後ろを見る)・・・ゑ」

みほ「?みんな何を見て・・・(同じく後ろを見る)・・・あー・・・」

ツキノワ「(後ろを見て(ry)・・・これは終わったわね・・・」


砂黒「フハハハハハ!!ハハハハハハハハハハ!!!アーッハッハッハッハ!!アーッ・・・(カービィ達が見ているものを目撃)・・・・・へ?」


・・・砂黒は、カービィ達が見ていたものを見て絶句した。それは・・・







生放送用のテレビカメラ(舞台あいさつのために設置した物)がONになっていた☆

スネ夫「・・・どうもー・・・」←起動した人


砂黒はカメラのど真ん中の位置にいて、更にマイク(舞台挨拶用で用意したやつ)が彼の近くに転げ落ちていた。

砂黒「えっ・・・ちょっ・・・いつから起動してたの・・・?」


スネ夫「・・・撃って来た時から」


砂黒「・・・じゃあ・・・私がさっきまで言ってたこと・・・全部駄々洩れ・・・?」


一同「・・・じゃない?」


砂黒「えっと・・・そもそも会場には妨害電波が張られていたんじゃ・・・「ピロロロロロロロロロ・・・(ケータイの着信音」・・・あ、はい、もしもし・・・」


砂黒の部下『会長!!さっきから会長の姿がテレビや動画サイト等で全国生配信されてるんですが・・・どういうことですか!?拳銃持ってたり色々とんでもないことを言っている様子がハッキリ映ってます!!そして今は私と電話している様子が動画に映っていて「ピッ(砂黒が電話を切った」


砂黒「・・・全部・・・駄々洩れ・・・?」


・・・そう。砂黒が発言したこと全て、ウルトラLIVEフェス会場全体どころか、全世界中に伝播されていたのだ☆(当然これを見た・聞いた方達全員唖然とした)



カカポ警部「・・・これって・・・自身が主催しているイベントの会場を襲撃させたり、大規模にしすぎたのが完全に仇になったんじゃないか?」

カービィ「・・・これじゃあ完全に信頼ガタ落ちだね・・・」



砂黒「・・・だーっ!!あーもういいよ!この際阿呆共の信頼なんてどうだっていい!!!

砂黒は、カメラを撃ってレンズを破壊する。


スネ夫「どわっ!!?」


砂黒「・・・お前たちのせいで全部台無しじゃないか・・・・・・まあいいよ。どうせ君たちが始末されるのは明白・・・「チュドーン!!!」えっ!!?」

突如爆発音が聞こえた。その爆発がした場所では・・・




ガノンドロフ「・・・弱いな。ダークアイ帝国より格上だとは到底思えん。」

エミリア「・・・砂黒って人がこの人たちをうまく使ってみんなをだましてたって事・・・?」

キングクルール「そういう事なんじゃねぇか?・・・もしかして、お前が言ってた『アイツ』っていうの、その砂黒ってやつなんだな。」

シゲツ「・・・そうなるな・・・(キングクルールに支えられている」

ニット「・・・それにしても、入念に仕込んでたみたいだけど、かえって自分で自分を不利な状況に追い込んじゃったのね・・・」

フリザ「・・・・・・(ニットに拘束されてはいる」

スバル「砂黒って奴・・・俺でも言える。よっぽど外道な人間だってことをな」

ラム「それは実際バルスに同意見ね。」

ジャイアン「とりあえず、のび太達はまだ無事みたいだな。」

しずか「そうね。早く行きましょ!!」


裏社会組織の連中「」←全員フルボッコだドン&拘束された

色々あって、タワー(VIPルーム)に向かっていた面々が駆けつけて、裏社会組織をすぐさま撃退したのだ。




砂黒「・・・馬鹿な・・・馬鹿な・・・今までうまく言っていたのに・・・


・・・それもこれも貴様らのせいだ!!!!こうなったら、この世界ごと消し炭にしてやる!!!!!!!(ポケットから謎の薬を取り出す」


みほ「!?その薬って・・・?もしかしてさっきハイドが失くしたとか言ってた薬・・・?」


砂黒「・・・この薬、もしものために彼から掠め取っておいたんだよ。・・・何の効果があるのかはさっぱり知らないけど、使わせてもらうよ。(薬を注入する」


ツキノワ「!!・・・何かかなりとんでもないのが来る・・・!!」


砂黒が自身に薬を注入した途端、彼から途轍もない邪悪な力がみなぎってきた。


砂黒「フハハハ・・・フハハハハハ!!!いいねぇこの力!!拒絶反応なんて知ったこっちゃない!!コレデスベテ消シ去ッテヤルゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」

砂黒は、薬の効果でクラーケンのような姿に変化し、とてつもない力を放つ『怪魔』となった。規格外の大きさに、タワーの上部が崩れた。


怪魔《ブラックイカロスト》「フハハハ!!!イイ気分ダァァァァ!!!」






キッド「!!?なんだあの化け物は!!?「あれが薬の力だよ」何!?」

ハイド「・・・やっぱりアイツに掠め取られてたか・・・あの薬はイカーロス様復活のために作ったドーピング薬みたいなものだ。あの薬を注入した生物は、あのようになって途轍もない化け物へと豹変する。だが、あれはあくまで宇宙生物用の薬だ。人間が摂取しても、一定のダメージを与えれば必ず強制的に解除されるようになっている。」

キッド「・・・お前たちが言っていた『アイツ』っていうのは、砂黒江月の事だったんだな・・・」

杜「・・・先程の生配信映像もそうですが・・・やっぱりまだ信じられません・・・」

キッド「・・・戸惑ってる暇はない。行くぞ!!!」




ブラックイカロスト「フハハハ!!コノママメチャクチャニシテヤル!!(あたりを薙ぎ払う」

ブラックイカロストは触手で辺りを無差別に攻撃しまくる。カービィ達はその攻撃を避けてそのままタワーを降りて、下にいたガノンドロフ達と合流する。


ガノンドロフ「!!お前たち!!事情はさっきので大体把握している!!」

スバル「急いでその・・・無咲だったか?そいつを医務室に運ばねーとな!!」

カービィ「うん!一応止血はしたけど・・・」

文晴「・・・・・・・っ」


フリザ(・・・無咲さん・・・)



ブラックイカロスト「逃ガサンゾォォォォォ!!(タワーを破壊してすぐに攻撃してきた」


ニット「!!お願いっ!!(フリザの拘束を解く」

フリザ「!!?・・・そういうことか・・・せぇいっ!!(状態変化魔法で触手を何本か凍らせる」


ブラックイカロスト「ヌオオオッ!!?・・・小賢シイ・・・」



スネ夫「ヒエー・・・アイツぜったい正気じゃないよぉ!?」

ドラえもん「・・・でも、凍らせられるなら・・・(ポケットからひみつ道具を取り出す)『急速冷灯』!!!」

『急速冷灯』の光をブラックイカロストに当てて、ブラックイカロストを一瞬で氷漬けにするが・・・


ブラックイカロスト「・・・無駄ダ無駄ダ!!!(氷を破壊して氷漬け状態から解放」


ドラえもん「ゑ」


みほ「だったらこれはどうだ!!雷魔法『エレキバースト』!!(雷を飛ばす」


ブラックイカロスト「・・・・・・(弾く」


みほ「ええ・・・・・」



ブラックイカロスト「フハハハハハ・・・何ヲヤッテモ私ニ勝テルハズハナイノダ!!!」


カカポ警部「・・・マズイぞ・・・このままだと本当に全員お陀仏・・・「うぐっ・・・」!!」

すると、失神していた無咲が起き上がった。

無咲「ここは・・・・・・どういう状況だ・・・」

文晴「う、動いちゃダメです!あんまり動いたら・・・」

無咲「あ・・・(自身の腹部を見る)・・・そうだったな・・・さっき撃たれちまったんだったな・・・・・・(ブラックイカロストに近づく)」

スバル「!!オイ!あんまり動いたら・・・」

無咲「・・・今回の事はほとんどアタシがまいた種だ・・・アタシがケリをつけないでどうする・・・(力をため始める」

文晴「ひ、ヒバナさん・・・もしかして・・・」

カカポ警部「おい待て待て待て!!」


無咲「フリザ!!!」


フリザ「!!・・・そらぁっ!!!(ブラックイカロストの頭部を凍らせる」


ブラックイカロスト「ウガッ!!?・・・ソンナコトシタッテ・・・」


のび太「・・・ええいっ!!!」

のび太は、毛糸の投網を放った。それにより、ブラックイカロストは拘束される。


ブラックイカロスト「・・・コンナノスグニ・・・・・・!!」


無咲「・・・・出力100%・・・」


文晴「ま、待ってください!!そんな状態で最大出力は・・・」


無咲はそのままブラックイカロストに突っ込んだ。

ブラックイカロスト「マ・・・待テ待テ待テ!!ヤメ・・・」

そして、フリザの魔法で凍っているブラックイカロストの頭部を突き破り、それと同時にブラックイカロストの体を切り刻んだ。・・・砂黒がまとっていた怪魔《ブラックイカロスト》の力は消滅し、大ダメージを受けた砂黒は元に戻ってそのまま失神した。


みほ「すごっ・・・」

カービィ「・・・勝った・・・よね・・・?」


無咲「・・・ハハッ・・・(そのまま倒れこむ」


文晴「!!!ヒバナさんっ!!!」



・・・決着・・・か・・・?



次回、やっと完結・・・;;



続く。感想OK。

Re: ウルトラワールドでの日常 ( No.399 )
日時: 2020/08/27 19:45
名前: 桜木 霊歌 (ID: L1jL6eOs)

こんにちわ!桜木霊歌です!
霊歌「・・・砂黒、許せない・・・!許したくなんて、ない!」
ソニック「お前がそこまで言うのは珍しいな。・・・ま、俺も同意見だ。」
優衣「ぴったりな末路ですよ。」
霊歌「・・・にしても、無咲、大丈夫かな・・・?」
次回も楽しみに待ってます!

コメント返却 ( No.400 )
日時: 2020/08/28 18:24
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)


>>桜木霊歌さん
コメントありがとうございます。
最初辺りにも登場した『砂黒江月』。GUMIが言ってた噂は本当でしょう。
・・・そして、そのまま倒れこんでしまった無咲さんですが、一体どうなったのでしょうか。



・・・コメントありがとうございます。本編までしばらくお待ちください。


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