二次創作小説(新・総合)

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ウルトラワールドでの日常
日時: 2020/12/29 16:28
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

皆さんこんにちは。おろさんという者です。
他の作者方のクロスオーバー小説に憧れてこの小説を執筆することにしました。
まだまだわからないことが多いですが、よろしくお願いします。

~注意事項~

・この小説はクロスオーバー小説です。
・一部キャラ崩壊やオリキャラ・オリジナル設定などが含まれています。
・不定期更新です。
・荒らしや誹謗中傷はお断りしています。
これらを承知してお楽しみください。

タグ クロスオーバー ダンガンロンパ 東方project ポップン スマブラ・スマブラ関連 名探偵コナン 
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戦慄の過去話 ( No.536 )
日時: 2021/05/01 18:49
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き


<???>


黒須「・・・・・っ!?」


・・・目が覚めた時には、俺は研究所らしき場所で、檻の中に入れられていた。


黒須「ど・・・どこなんだだここは・・・「ジャラッ・・・」・・・っ・・・?」

突然の事で理解が追い付かず、とりあえず立ち上がろうとすると、何故だか足の感覚が薄くてうまく立ち上がれない。

しかも、何やら金属音がしたので後ろを見てみたら、両手両足が鎖でつながれていてここから動けない。



黒須「・・・・どうなってるんだ・・・「やあやあお目覚めかい?」!?誰だ!!」


誰かが話しかけてきたのでその方向を向くと、向こう側から研究員のような男女が2名。そして、その2名の後ろから、丸眼鏡をかけた、金目で白髪七三分けの、一見30代くらいの男性が現れた。



金目の男性「ふむ・・・始末のために大量に薬を投与しておいたのに、まさか生き延びるとは・・・まだ足が本調子ではないようだが・・・」


黒須「は!?薬って・・・ていうかここはどこだ!ここで一体何をやっている!?それにあいつは・・・センリツはどこだ!?教えろ!!」

金目の男性「まぁまぁ落ち着いたらどうかね。・・・いや、無理な相談か(笑)

・・・順を追って説明してあげよう。・・・まず一言でいえばだねぇ・・・この私の研究のために、君には試作品になってもらったのだよ。」

黒須「は・・・!?どういう意味だ・・・「君から見て右に鏡がある。それで自分の姿を見てみなさい。」鏡・・・!?・・・・・!!?」



それで横に置いてあった鏡で自分の姿を見てみれば・・・



頭部に猫の耳、それと尻尾が生えていて、まるで『亜人』のようになった自分がいた。


黒須「は・・・!?どうなってやがる・・・!」


金目の男性「ククッ・・・見事にかわいい子ネコちゃんになっちゃって・・・いや、こういうおちょくり方はやめておこう。



・・・名乗るのが遅れてしまったが、私の名は『カスタネイス』。・・・そしてここは、この私『Dr.カスタム』こと『カスタネイス』様のありとあらゆる研究と実験を積み重ねて創り出された科学研究所・・・と言ったところだろう。」


黒須「なっ・・・!?」

『カスタネイス』と名乗る男と、そしてその男が創り出したという科学研究所・・・
理解が追い付かなかったが、少なくとも『Dr.カスタム』という魔族の事は、あの人身売買組織の上司達の話からよく耳にしていた。


金目の男性→カスタネイス「さあ、私は語彙力がそんなに高くないから、今まで何かあったのか手短に説明させてもらうよ。



・・・まず・・・君にはねぇ、私が長い年月をかけて研究していた合成獣キメラ実験の試作品になってもらったのだよ。」

黒須「試作品・・・!?」

カスタネイス「ああそうだよ?そこら辺にいた猫を使って、なるべく原型が崩れないようにやったらうまくいったのさ。・・・どうやら、反動のせいか記憶が飛んでいるようだね。
・・・ところで、何で君は実験体にされたと思うかね?・・・簡単なことだよ。・・・黒須君さぁ、あの人身売買組織のことを警察にばらそうとしてたでしょ?」

黒須「!?何でそれを・・・・・・っ!」

カスタネイス「フフフ・・・黙ろうとする必要は無いよ。・・・君が『センリツ』って呼んでたあの少女に、GPSを付けていたことをお忘れかな?あれは私が作った高性能発信機でねぇ、盗聴器とか小型カメラみたいな機能もついているんだよ。だから君とあの少女の会話とかも丸聞こえ。君が時間をかけてあの組織を潰そうとしたのもすでに掌握済みなんだよ。」

黒須「っ・・・・・」

カスタネイス「だから、結果的に君には私のモルモット的なのになってもらったというワケ。ま、元々そうするつもりではあったけど。」

黒須「元々って・・・まさか最初から俺を潰すために、特別待遇を与えたり、俺の元にセンリツを引き取らせたのも・・・」


カスタネイス「まぁそんなところかな。彼はねぇ、2年以上も仕事に抵抗を覚え続けている人をここに送り付けて、私の研究の実験体にさせるんだよ。
君の場合、まぁ中々の好成績を取ってたから、多分他の連中に妬まれて・・・いや、そこはどうでもいいか。」

黒須「『彼』・・・支配人の事か!?」

カスタネイス「その通りだよ。彼は仕事に対して、情を捨てきれない人が大嫌いらしくてねぇ。そうだなぁ・・・彼は今まで300人くらいここに送り付けてたなぁ。
・・・いや、そいつらの家族や関係者も含めたらもっといたな。口封じとかが目的だったのかなぁ。」

黒須「あの野郎も・・・っ!」

あの支配人のクズっぷりは前からわかってはいたが、ここまで身勝手だとは思いもしていなかった。・・・いや、あいつは裏社会の人間だったし、カスタネイスと名乗る男が言った事のように、もっと悪質な行動をしていたはずだった。
彼に対しての怒りが再び込み上げてきた時、カスタネイスはこう言い始めた。

カスタネイス「・・・あ、彼に話を着けようとしても無駄だよ?彼、あの方達から支援を受けてもらっていたにも関わらず、ほとんど私利私欲にしか金を費やさなかったからねぇ。
合成獣キメラ実験が遂に完成したからさ、用済みだから彼には、本番のために犠牲になってもらったよ。」

黒須「切り捨てたってのか・・・」

カスタネイス「ちょっと人聞き悪いなぁ。でもまぁそんなところか。

・・・まぁ今はそんなことはどうだっていいさ。そろそろ私は、あの新生物を使用して最強の合成獣キメラを作り出すために実験室に行かないと。」

黒須「新生物・・・?ってオイ待て・・・・・・っ!」


彼は、かなり重大な情報をベラベラと話し続けた。よっぽど確実にその『新生物の合成獣キメラ』を使った『本番』を成功させる自信があったのか・・・

・・・『Dr.カスタム』こと『カスタネイス』がベラベラと情報を喋るので、『あの方』や『新生物』などと、疑問点がたくさん出てきた。それらの事までは喋らなかったが・・・



その矢先だった。俺の頭の中に、考えたくないことが思い浮かんでしまった。それは・・・



黒須「・・・ちょっと待て。」

カスタネイス「ん?何かね?」

黒須「その合成獣キメラ実験とやら・・・話からすれば、お前の場合は人間を使用しているのか・・・」

カスタネイス「ああそうだよ。」

黒須「・・・お前はついさっき『新生物を使った合成獣キメラ実験をする』などといったな・・・




・・・それに、さっきからセンリツが今どこにいるという質問を答えていない・・・だとすれば・・・まさか・・・・・」



カスタネイス「・・・・・・・







アハハッ・・・分かっちゃった・・・?」


黒須「っ・・・・!貴様ぁぁっ!!!」


・・・嫌な予感が的中してしまった。あいつらは、センリツを実験台として利用して、『新生物』とやらの『合成獣キメラ』を作ろうとしていたのだ。


カスタネイス「アッハハハハハ!滑稽だねぇ。そういうの!そういうのが見たかったんだよぉ!!!」

黒須「ぐっ・・・!・・・出せ!早くここから出せっ!!」

カスタネイス「無理だよ。君がまだ生きちゃってるってバレたらあの子がまた気力を取り戻しちゃうじゃないかぁ。」

黒須「気力を・・・?・・・貴様・・・嘘を言って、あいつを追い詰めやがったのか!!」

カスタネイス「噓?いや、これでも私は本当のことを言ったつもりだよ。さっき言ったけど、君を試作品の猫の合成獣キメラにした後、薬をたくさん投与させてもらった。意識をすっかり失ったから、バカな部下が『死んだ』って断定しちゃったみたいでさぁ。
・・・まぁどっちにしろ、精神的に追い詰めるためにあの子には『死んだ』って言っておくつもりだったけど。」

黒須「・・・なんでそんなことしたんだ・・・」

カスタネイス「うーん・・・そうだねぇ、そうでもしないと、君は気絶したままだったからなのか、うまくできたけど・・・『抵抗』っていうのかなぁ?その感情があるままだと実験に支障が出ちゃうんだよ。」

これもまた、かなり身勝手な理由だった。すると彼は、突然こんな質問をしてきた。

カスタネイス「・・・あとねぇ・・・・・・そう言えば君、なんであの人身売買組織から、あの子を君に引き取らせたり、『特別待遇』という形で長期間の休暇をもらったと思うかな?」

黒須「・・・何故急にその話を・・・」

カスタネイス「・・・分かっているハズだろう?君とあの子にはある『共通点』がある。」

黒須「共通点・・・それが何だというんだ。」

カスタネイス「・・・君とあの子の『共通点』。それは、どちらも『選択肢を奪われた』事。君は、里親やあの支配人にほぼ強制であの人身売買組織に所属することになったし、あの子は、良心に虐待され続けて、更には誘拐されてここに連れてこられた。絶望しかないだろう?
・・・そこで、私は、あの支配人に、君をある程度言いくるめておくように仕向けておいた。情を捨てきれてない君の事だから、あの子に何かしてあげるだろうと思って。」


黒須「なっ・・・!?全部お前が予測したうえで仕組んだことだったのかよ!?・・・だとすれば・・・そもそも何でわざわざ、こうやって手間をかけておいたんだ。」

カスタネイス「まぁねぇ。あの新生物をまだ捕まえられてなかったとかの理由もあるけど・・・



・・・最もなのは・・・私はねぇ・・・気力を失った奴を一回希望とかを取り戻させて・・・それでその後絶望に落としたりするのが大好きだからさ!!」

黒須「・・・・は?」


カスタネイス「・・・分からないかなぁ・・・一瞬でも『希望』だの『思い』だの、そんなくだらない幻想に期待を寄せた馬鹿どもの絶望的な顔がたまらないんだよぉ。」

・・・完全に狂っていた。あまりにも酷過ぎて、もはや言葉も出てこなかった。

・・・それを気にもせず、彼は口を開いて、またふざけた論理を言いそうになったので、痺れを切らして俺はこう発言した。

黒須「・・・なんだよそれ・・・そんなことのために、人の人生をより一層滅茶苦茶にしやがったってのか!!?」


カスタネイス「・・・はぁ・・・いいじゃないかそんな事。『自分のためなら他者を蹴落とす』なんてこと、誰でもやってる事じゃない。そもそもそれが君にも言えることなのかも微妙だし・・・


・・・もういいや。興覚めだ。時間もないし、はやく行かなきゃ。」

・・・俺のこの発言に対し、冷めた表情を浮かべてありえない発言で返した後、彼は付き添っていた研究員の2人にこう言った。

カスタネイス「・・・それ、今度こそ処分しておいて。」←そのままその場から立ち去る

研究員2人「・・・(頷く」


黒須「なっ・・・!オイ待て!!」

男性研究員「黙れ!おとなしくしろ!」

女性研究員「・・・時間の無駄よ。早く薬を・・・」

男性研究員「・・・そうだったな。」

・・・2人の研究員は、注射器や薬物らしきモノを持って、牢の中に入ってきて、鎖でつながれて動けない俺を取り押さえ始めた。

黒須「っ・・・何するつもりだ離せ!」

女性研究員「・・・これ以上の対談は不要よ。大人しく失せなさい。」







研究員の一人が、黒須に注射器を向けた時・・・



黒須「・・・このまま大人しくしてられるかぁっ!!!!」


研究員2人「・・・・!?」


・・・『鈴音黒須』は自身を縛っていた鎖を破壊した。瞬時に突然の事で怯んだ研究員が所持していた注射器等を叩き落として、その隙に、出入りで研究員が開けていた牢の扉から抜け出した。
鎖の残りの部分を全部外して、そのまま彼は、センリツを取り戻そうと、カスタネイスが今いる場所を、急いで探しに行った



男性研究員「なっ・・・体の調子が戻ったのか!?だとしてもそ鉄の鎖を破壊するなんて・・・」

女性研究員「っ・・・早く捕まえるわよ!先生カスタネイスのあの新生物の合成獣キメラ実験を邪魔をされたら・・・」

男性研究員「う・・・!くそっ!長年かけて遂に我々の野望が果たされるというのに・・・!
・・・け、警備員!!一刻も早くあのキメラを捕まえるんだ!」






黒須「待ってろ・・・センリツ・・・!」



一旦区切ります。感想まだ

戦慄の過去話 ( No.537 )
日時: 2021/05/01 18:54
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き



警備員達「見つけたぞ!とっつ構えろ!!!」


黒須「チッ・・・!もう見つかったのかよ・・・!」


・・・警備員がとことん追いかけてきたが、そんなのを軽く避けて駆け抜けていく。


黒須「(・・・何故だか体が軽い・・・猫と混ぜられたから猫の身体能力を得られたという事か・・・)」

・・・彼はそのまま、研究所を手当たり次第に駆け抜ける。素早い身体能力を得られただけでなく、材料にされた猫の記憶も浮かび上がってくる。それを頼りに、カスタネイスがいるであろう研究室に向かう。
だがしかし、大量に壁や部屋があったりとで全くたどり着けない。


黒須「チッ・・・随分と入り組んでやがる・・・何でこんな迷宮みたいになってるんだよ・・・・・・っ!」


警備員「・・・あっ!見つけたぞ!ひっ捕らえ「邪魔だ!!」ふべぇっ!!?」

曲がり角から警備員と鉢合わせしたが、素早く蹴とばした。

黒須「・・・意外とぶっ倒せるじゃねーか・・・毎日鍛えておいて正解だったな。

・・・む、なんだこりゃ・・・」


・・・ぶっ倒した警備員は、何やらレーダーのようなモノを持っていた。そのレーダーには、部屋の区切り間取りや位置などが記されていた。それには、警備員や研究員、自分の位置も記されている。


黒須「・・・なるほど・・・これで位置や場所を明確に・・・

・・・そういえばセンリツにはGPSが埋め込まれてるんだったな・・・ということは、やっぱ俺にも・・・だからさっきから研究員や警備員共にすぐ見つかるのか・・・」


研究員「・・・あ!見つけたぞ!・・・ってお前!そのレーダーを渡せ!」←後ろから出てきた


黒須「おっと、もたもたしてる暇は無いか。これを頼りにはやく行かねーとな。」



3分後・・・・・


<研究室>


黒須「ハァ・・・ハァ・・・やっとたどり着いた・・・GPSは外せたが、さっさとセンリツを探さねーと・・・」


・・・警備員やセキュリティをかいくぐって、やっと研究室にたどり着いた。

・・・中に入ってみると、見たことのない生物が1対1体ホルマリン漬けになっているのが見える。


黒須「なんだこりゃ・・・・・・っ!!?」

突然、脳裏に何かが流れ込んでくる。合成獣キメラの材料にされた猫の記憶だろう。








・・・ある雨の夜・・・通気口をたどって、偶然不思議な施設に迷い込んでしまった一匹の茶トラの猫。



・・・その猫は、水(?)の入った瓶のようなモノに入れられている生き物の不気味さに若干おびえながらも、奥に進んでみる。



それで、最深部にたどり着くと、人間たちが、さっきの生き物たちと同様に、瓶?に入れられた生き物・・・あれは特に真っ黒で、変な腕が大量に巻き付いてる。それを見て、ある2人の男がなにやら会話をしている。


・・・一人は金色の目の男性、もう一人・・・黒いスーツを身に着けて、不敵な笑みを浮かべている男が。



黒い生物『キシャああああアアあ!!!』

男「こ、これが『UMA』という生物なのか・・・?」

金目の男性「ええそうですよ当主様。しかもこれは非常に危険度の高い『UMAアンバランス』・・・何でも、『触れたものを、コンピューターのバグのように次々と破壊していく』能力を持っているとか・・・


・・・しかし、このままでは確実にめんどくさいことになる・・・現在は、特殊な容器を使用しているので一応安全ですが・・・」


金目の男性は、『当主』と呼ばれる男に、続けてこう言う。

金目の男性「・・・そこで、我々が長年開発をしている合成獣キメラを作る技術の出番なんですよ。」

当主と呼ばれる男「キ、キメラ・・・?」

金目の男性「ええ。ざっくり言えば、別々の個体を一つの生物にするという技術です。こちらの場合は、人間をベースにして、強力な人間兵器を作り出すのです。」

当主と呼ばれる男「人間をベースに・・・本当に大丈夫なんだよなソレは・・・」

金目の男性「安心してください。既に適合する個体は見つかっております。


・・・まぁ、当主様はこの合成獣キメラ実験自体初めてお目にかかるでしょうし・・・


・・・ここは、どこからか迷い込んだのであろうこの猫を使って試作品を作りますか・・・丁度良さそうな人間も確保していますし・・・」



猫「・・・・・!?」







・・・猫の記憶はここで途絶えた。


黒須「・・・今のは・・・」


・・・この猫の記憶に出てきた『新生物』・・・『UMA』というワードも、あの人身売買組織の連中の会話から少しだけ聞いたことはあるが・・・『アンバランス』・・・意味はともかく・・・コードネームか・・・?
どっちにしても・・・あんなおぞましい生物とセンリツを合成獣キメラにするという事は・・・尚更止めなければ。


・・・それとは別で、同じくあの猫の記憶に出てきた2人の男・・・金目の方はカスタネイスで間違いなさそうだったが・・・もう一人はおそらく、当時のラブカ財閥当主・・・


・・・あの男の事はよく知らなかったが、この研究所にいるのであれば、ここがラブカシティにある研究所である可能性は高いし、あの人身売買組織の事が全く明るみに出ないのも何となくわかる。

・・・自分が覚えている限り、当時のラブカシティは、当主の暴走で、自然要素皆無の近代都市になっていたが・・・

・・・いや、今はそれはいい。とにかく時間が無いようなので、(警備員や研究員に見つからないように)急いで研究室の最深部に向かった。



4分後・・・

<研究室最深部>


黒須「やっとたどり着いたが・・・鍵がかかってやがる・・・滅茶苦茶厳重に・・・」

見張っていた連中をなぎ倒し(見つからないように首元をぶっ叩いた)、すぐに最深部にたどり着いたが、入り口にカギをかけられているので、どうやっても開かない。

・・・耳を当ててみると、幽かに声が聞こえる。扉の窓部分があったので覗いてみると、カスタネイスと、当時のラブカ財閥当主の男がいた。





カスタネイス「何日もお待たせして申し訳ございません当主様。」

当時のラブカ財閥当主「別にいいさ。段取りという者は必要だ。」

カスタネイス「そうですよねぇ。・・・さて、準備も完璧に整ったことですし、それでは早速始めましょうか・・・」


例の新生物『キシャああアアアアあ!!!』




黒須「(・・・あれがUMA・・・で、その横にいるのが・・・・・・あっ!!)」


・・・ホルマリン漬けにされている新生物のすぐ横に、鎖で縛られて、同じようにホルマリン漬け(?)になっているいるセンリツを見つけた。・・・俺が最初に彼女と出会った時以上に絶望して、すっかり気力を失っている・・・さっき話された通り、カスタネイスは、センリツには、俺が『死んだ』と伝えたようだ。



黒須「くそっ・・・どうすりゃ・・・・「いたぞ!!捕まえろー!!」っ!!まずい!警備員が・・・」




当時のラブカ財閥当主「・・・!?な、なんか変な音が聞こえたような・・・」

カスタネイス「!!き、気のせいですよ・・・(チッ・・・あいつら、さては始末し損ねたな・・・?)・・・さ、さあ、早く始めましょう。」




そうこうしているうちに、カスタネイスは、3つの容器(うち左右の2つにセンリツと『新生物』が閉じ込められている)が付いてある怪しげな機械を起動させる。多分、合成獣キメラを作るための装置だ。

急いで止めたいが、扉には鍵がかかっていて通れず、更に、警備員達が後ろから迫ってくる。


黒須「ぐっ・・・おい!開けろ!開けてくれよ!!!(扉をバンバン叩く」



どう足掻いても、この絶体絶命の状況をどうにもできなかった。
もたもたしている間に、警備員も迫ってくるし、カスタネイスは黙々と装置を起動させていく。




カスタネイス「さぁさぁさぁ・・・もうすぐだ・・・・・・プログラム起動!!!」

装置のプログラムを起動すると、その装置がものすごい光を放ち始める。

当時のラブカ財閥当主「・・・おおおおお!フハハハハ!!もうすぐなんだな!?・・・これで・・・これで今までさんざん俺を馬鹿にしてきたあの連中に報いを受けさせることができる!!!」




警備員達「いたぞ!捕まえてすぐに始末しろ!!!」

黒須「!!待て!!やめっ・・・」



俺が警備員に取り押さえられそうになった時、センリツと『新生物』をそれぞれ閉じ込めていた容器(?)が光りだして、テレビの砂嵐のようなモノがまとわりつく。



センリツ「・・・っ・・・」





・・・そして、それらが、チューブをたどって真ん中の容器に移動していく。その真ん中の容器もさらに光りだし、黒い砂嵐も激しくなっていった。そして、目が赤く光っているセンリツの姿が浮かび上がる。



当時のラブカ財閥当主「すごい・・・すごいぞ!!これがあれば・・・おおおお!!「ジャキィン!!!!」・・・えっ?」


・・・すると、真ん中の容器から、闇の手のような物体が飛び出てきて、当主の男の体が真っ二つになった。カスタネイスは、それがそのまま地面に倒れるのを目撃して、困惑した。



カスタネイス「・・・えっ?えっ・・・??」


研究員「先生!このままでは・・・「ザシュッ」あがっ・・・」


・・・警報音が鳴った途端、機械が破損し、その中から、闇の瘴気らしき物体が大量に出てきて、暴走を始めてその場にいた研究員たちを抹消していく。


カスタネイス「馬鹿な・・・私の計算を間違えただと!!?ありえない!!ふざけるなぁぁ!!!」





警備員「!?何だ!?一体何が・・・「ザシュッ!!」ぎゃっ・・・」


黒須「うおっ!?」

・・・その闇の瘴気は、研究所の外にも出てくる。それらが俺を取り押さえていた警備員や扉の鍵をも破壊して、結果的に俺は研究室の中に突っ込める。




センリツ「あはは・・・アハハハハハハハ!!!」


・・・扉越しでも聞こえたセンリツの笑い声・・・それは、大切なものをすべてを失った(と思い込んで)、絶望して、自暴自棄になってしまった故の狂気の笑い声・・・




カスタネイス「ああ・・・あああ・・・これが『UMAアンバランス』の力という事か・・・


・・・ふ・・・フハハハハ!!素晴らしいではないか!!少し動揺してしまったが、この力さえあれば・・・
・・・さあ暴れろ!!すべてを投げ出して、怒りのままに!!!」



センリツ「アア・・・アアアアアアアア・・・・アアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」


そして、パワーをため始める。おそらくため込んだエネルギーを爆発させようとしているのだ。



黒須「待て・・・やめろっ!!!やめるんだ!!」

・・・・センリツ!!!!」




急いで扉を蹴飛ばして、研究室に入った瞬間・・・


センリツ「・・・・・えっ・・・・・?」



ため込んでいたエネルギーが爆発し、研究所どころか・・・ラブカシティの大半を飲み込んでいった。








カスタネイス「ふふふ・・・フハハハハハハハハハ!!!!なんて強大な力なんだ・・・


・・・いいだろう・・・ここは時を待とうじゃないか・・・そして、時が満ちた時には・・・この力をわが手に・・・・アーッハッハッハッハ!!!フハハハハハハハハハ!!!」







・・・・・・・・・




・・・・・少女が目覚めたときには、研究所はただの瓦礫と化しており、近代都市となっていたラブカシティも大半が壊滅。
・・・街にいた人々もどこかにいるのかわからない。いるのだとしても、あちらこちらに、ぐしゃぐしゃになった屍が約25万。


センリツ「・・・一体・・・何が・・・・・・あっ・・・・」

・・・少女は目の前に、自分が知っている人物が瓦礫に埋まっているのを見つける。
瓦礫をどかしてみると、そこには、体の一部が千切れ、大量出血を起こした、猫の合成獣キメラにされた成人男性を見つける。・・・ほとんど息をしていない・・・


センリツ「・・・兄・・・さん・・・?

・・・これ・・・は・・・・・・あ・・・」


・・・少女は、彼のこの姿を見て、約1分前に起こった出来事をはっきりと思い出した。


センリツ「・・・これは・・・私がやった・・・?私が殺した・・・?「ヴヴヴ・・・」・・・えっ・・・・?」


・・・テレビの砂嵐のような音が聞こえたので、後ろを見てみると、自分の身体から、闇の手らしき物体が生えていた。・・・困惑していたら、右方向に鏡があり、それで自分を見てみたら、自分の右目部分がボロボロに欠けていることにも気づく。



センリツ「あ・・・あ・・・・・全部・・・これが・・・?私・・・?

・・・この惨状も・・・この姿も・・・私が・・・?


・・・ああ・・・そっか・・・もう・・・戻れないんだ・・・



あは・・・あははははは・・・いいじゃない・・・もう私には守りたいモノも無い・・・アハハ・・・だったら・・・・



・・・すべて壊してあげようじゃない・・・」



・・・少女は、植え付けられたその『力』をいとも簡単に使いこなし、そのまま姿を消した。






黒須「・・・・・・・・・あ・・・」



・・・その男には、本当に幽かにだが、体の大半がぐしゃぐしゃになったにもかかわらず息があった。だがしかし、もう確実に長くは保たない。



黒須「(・・・畜生・・・間に合わなかったな・・・・・・これが最期なんて・・・最悪だよ・・・)」


男は、目を閉じようとしたとき・・・




『うわぁ・・・ひどい有様だねぇ・・・』


黒須(・・・・・・?誰・・・だ・・・?)


『・・・合成獣キメラ君・・・君はまだここで死んではいけない・・・』


黒須(は・・・?どういう・・・)

『・・・今は長話をしている暇はない・・・・・・数年くらいは昏睡状態になってしまうだろうけど・・・

・・・今は時を待つしかない・・・あの子を助け出せるその時まで・・・』



その声の主の女性は、血みどろになった彼に手を触れた。



・・・そこで、彼の意識は一旦途絶えた。



一旦区切ります。感想まだ

戦慄の過去話 ( No.538 )
日時: 2021/05/01 19:13
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

続き


現在


菜乃「・・・それが・・・鈴音センリツの過去であり、ラブカシティ壊滅事件の真相・・・」

黒須「ああ・・・あいつに関して俺が知っていることはこれで全部だ。・・・これ以上は本当にわからない・・・」

菜乃「・・・・・だから、さとりさんに頼んで・・・「いやちょっと待て。」・・・え?」

黒須が知っている、センリツの過去の話を話した後、菜乃と共に話を聞いていたシンボラーが、黒須に質問をし始める。


シンボラー「・・・お前のその話からすれば、お前は・・・・・・何故、今このようにして生きている。」

黒須「それは・・・俺も本当にわからない。意識を失う直前の事は全く覚えていないからな・・・」

シンボラー「そうか・・・いや、今はそのことは後回しにするか・・・」

シンボラーは、カウンター席に座っていた古明地さとりにも質問をする。


シンボラー「鈴音黒須・・・古明地さとり・・・そもそもお前らは何故『依頼人』と『探偵』という関係になっているんだ。というより、そもそもどこでどうやってお前らは出会った。・・・調べた情報通りなのであれば、10年以上前から、センリツに関する情報を収集しているし・・・」

菜乃「・・・言われてみれば確かにそうですねぇ・・・そうなればそれ以前に、さとりさんがいつこの世界の事を知ったのか、そして何故探偵業をやってるのか・・・」


黒須「・・・やっぱそこは気になるのか・・・

・・・まあいい。この際、あの後の事も話しておくよ。」





こうして彼は、また回想を始める











「っ・・・・・・・」


・・・目が覚めたら、館らしき場所のベッドで眠っていた。


黒須「・・・ここは・・・?「あら、起きたのね・・・」・・・誰だ・・・?」


・・・横には、落ち着いた感じの桃髪の少女が椅子に座っていた。


桃髪の少女「地霊殿の近くをを出歩いてみたら、野原であなたが倒れてるのを見つけたのよね・・・・・・あなたのその猫耳と尻尾を一目見て色々気になったから、一応看病させておいたのよ。」


黒須「そう・・・なのか・・・・・・誰だか知らんがすまない・・・


・・・・・・俺は・・・どれくらい寝ていた・・・?お前が俺を見つけてからでも・・・」


桃髪の少女「・・・かなり長く眠っていたわよ。でも何年かはわからないわ。・・・なんせこの世界は、そういうのがあんまり無いから。」

黒須「(世界・・・?さっぱりわからんが、ここはラブカシティ・・・もしくは近辺の施設とかではないのか?)」


桃髪の少女「『ラブカシティ』・・・?そこがあなたが住んでいたところかしら?」

黒須「!?・・・なんでわかっ・・・・・・いや、お前、人の考えていることが分かるのか?」

桃髪の少女「・・・まぁ、そんなところよ。」

黒須「そういう類か・・・便利そうで全然そういうわけじゃないやつ。」

桃髪の少女「えっ、まぁ・・・人間関係とかではあながち間違いじゃないけど・・・;」

黒須「そうか・・・・・・いや、今は後回しだ。・・・さっき『この世界』って言ったが・・・どういうあれなんだ?」

桃髪の少女「・・・生憎、私も細かいことはまだよくわからないのよね。別世界からよくわからない人たちが飛ばされてくるのは結構あるらしいけど・・・

・・・あ、名乗るのが遅れたけど、私は『古明地さとり』。簡単に言えば、この館『地霊殿』の主。

・・・それで、ここは『幻想郷』。一言でいえば・・・現代社会から忘れ去られた存在が暮らす場所・・・といったところかしら?」

黒須「忘れ去られた・・・?いや待てまさか・・・」

さとり「・・・大丈夫よ。あなたは全くの別世界から飛ばされてきただけ。貴方の住む世界では、あなたみたいなのとか、妖怪とか、そっちでいう摩訶不思議な存在がたくさんいるみたいだし。」

黒須「摩訶不思議・・・・・・っていうか・・・猫耳まだある・・・まだ元に戻れてないわけか・・・」

さとり「『元に戻れてない』・・・へぇ、あなた、『合成獣』というわけかしら。本で少し見たことあるのよね。」

黒須「なんでそれまで・・・ああそうか、心読めるんだったか。」

さとり「あっ・・・え、えっと・・・」

黒須「・・・別にそんな気にしてないが。・・・その感じだと、あんまり人間関係上手くいってないのか・・・」


さとり「・・・まあそうだけど・・・・・たしかに、この能力のせいで、大半の人や他の妖怪や怨霊からかなり嫌われている・・・」


黒須「そうか・・・・・・すまん。少し言及しすぎたな。・・・いろいろ気になるところも沢山あるが・・・後回しだ。

・・・とりあえず、話を切り替えよう。俺が住んでいた世界にある、『ラブカシティ』で・・・あの後何があったのか、分かるなら教えてくれないか?」

さとり「・・・わかったわ。どうやら、そっちも何かあったみたいだし。

・・・とりあえず、お互いに情報共有よ。私が知っているのは、あくまでも人からの話を聞いただけだけど・・・その分、あなたが住んでいる世界の事もある程度は話してあげる。」


・・・そういう感じで、さとりさんといろいろ情報共有を行った。


・・・話に聞くには、まず俺が住んでいたのは『ウルトラワールド』という一種の『クロスオーバーワールド』で、人間と様々な未知の生物との共存ができている世界らしい(当の本人はまだ信じ切れていないようだったが)。

・・・それで、妖怪や怨霊の存在(さとりさん自身も妖怪だというのは聞かされた)や、異世界の存在、地霊殿の事等々、色々話してくれた。

・・・そして、あの爆発が起きてから、街は何年も前とは違い、大自然都市として復旧し、財閥も少しづつ信頼を取り戻していったようだ。
さらに、当主となった少女は、父が行ったことに対する贖罪などのために、センリツにから『新生物』を抜き取って、救い出そうと動いているらしい。


さとり「・・・人身売買組織から引き取った少女『鈴音センリツ』・・・『Dr.カスタム』こと『カスタネイス』という男・・・合成獣キメラ実験・・・そして『UMAアンバランス』という『新生物』・・・かなりとんでもない話ね・・・」

黒須「・・・とりあえず、その少女が、あの精神崩壊してた男と同じじゃなくてまだよかったが・・・」

さとり「そこが問題よね・・・私が聞いた話と、あなたの話を聞く限りでは、ラブカ財閥はあなたのことを知らないようだし・・・元に戻すための薬は制作中みたいだけど、それだけで解決できる話ではなさそうだけど・・・」

黒須「・・・なぁ、俺もあいつらと接触はできないか?・・・センリツがああなったのには、俺にも責任はある。」


さとり「多分難しいわよ・・・どうやら、一時的とはいえあなたが人身売買組織の人間だった事が財閥側に知られているみたいでね・・・彼らは、あの一件で裏社会側をひどく嫌ってるから多分、まともに相手してくれるとは思えないわ。」


黒須「だよなぁ・・・」

さとり「・・・ねぇ、ちょっと提案があるんだけどいいかしら?」

黒須「提案?」

さとり「ええ。・・・私、『探偵業』をやっているのよ。」

黒須「探偵・・・情報を探ってあげると言うのか?」

さとり「あら、察しがいいのね。」

黒須「それはそれで悪くない案だが・・・大丈夫なのか?だって・・・」

さとり「大丈夫よ。あの仕事は、能力をつけ狙う連中に狙われないようにするための理由でやってるのよ。」

黒須「・・・・・・どういうこと?」

さとり「簡単に説明すると・・・あなたが住む世界に飛ばされた時に、私が心を読めることが変な人間たちにバレちゃってね・・・
・・・その人たちを退けながら逃げ回っちゃったんだけど、その時変な衣装の男の人(能力を阻害されて心を読むことができなかったのよね・・・何だったんだろうあの人)に出会って、それでその人に『世を忍ぶために、この世界でなにか仕事、副業を作った方がいい』って言われたの。それで探偵業。やってみたら意外と楽しいのよ。」

黒須「仮の姿というわけか・・・」

さとり「・・・あなたもそうして身を潜めておいた方がいいわよ。そうすれば、少しでもあなたも情報収集が可能よ。・・・あと流石にここに匿うわけにもいかないし。」

黒須「それが本心だろ;・・・まあいい・・・お前を巻き込む形になっちまうが・・・
・・・それで、センリツを助け出せることになるのなら・・・


・・・頼む・・・!力を貸してくれ・・・・!!」


さとり「・・・いいわ。引き受けてあげる。」



・・・こうして、俺とさとりさんの取引が成立した。




現在



黒須「・・・という感じだ。・・・ちなみに今この町で、喫茶店を開いてるのは、純粋に昔からやってみたかったってことで。」

菜乃「・・・色々引っかかるところはありますが・・・そういうわけだったのですね。」

シンボラー「・・・『何故か迷い込んだ』か・・・我も似たような事があって、この世界の事は知ったが・・・」

黒須「・・・とにかくだ。もう少しで・・・もう少しでセンリツを助け出せる・・・ずっと待ったままで、最後にいいとこどりをするつもりはないが・・・「ここで速報です。」・・・!?」

すると突然、テレビでニュースが流れた。



ニュースキャスター「先程の午前9時頃、ダークアイ帝国により、ラブカシティが襲撃されています。」


一同「えっ・・・・・!!?」



黒須「まさか・・・センリツ・・・!」



続く。感想OK

Re: ウルトラワールドでの日常 ( No.539 )
日時: 2021/05/01 19:24
名前: 桜木霊歌 (ID: Fa9NiHx5)

こんにちわ!桜木霊歌です!
霊歌「おろさんの言う通りや。あたしは大阪出身やけど、標準語に矯正したんよ。カスタネイス許さん・・・もしも目ぇあわしたら多分ボコボコにしとる。」
優衣「落ち着いてほしい、というのは本音ですが、これは霊歌さんでなくとも怒るのは当然ですよ・・・」
霊歌(優)「霊歌!私もお手伝いするよ!さすがにこれは許されへんわ!」
グリム「優が霊歌に接続コネクトしてるんだゾ・・・相当なんだな・・・」
次回も楽しみに待っています!

コメント返却 ( No.540 )
日時: 2021/05/16 18:11
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)


>>桜木霊歌さん
コメントありがとうございます。
黒須とセンリツの過去・・・『思い』や『願い』を簡単に踏みにじったマッドサイエンティスト。彼が割り込んでこなければ、もう少し良い未来になっていたのでしょうか・・・。

・・・センリツがラブカシティの襲撃を本格的に開始してしまいましたが、一体どうなるのか、見守るしかないのです・・・



コメントありがとうございます。本編までしばらくお待ちください。



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