花言葉の約束  空花 /作

ごあいさつ


小説の実力はあまりないですが、宜しくお願い致します。

以前この話は「キャスフィ」というサイトでも書いていました。
文章とか題名とか違いますが、でももうそっちの方は挫折してしまったのでこちらのサイトでは完結させます。

前、ここでも同じような内容(っていうか同じですが)の小説を書いていました。それはその修正版です。
前は「心に刻まれたこの傷を  ―虐待―」っていうタイトルでした。


プロローグ



~My mind and body are full of scars.~


心の傷を治せる薬があればいいのに。

そしたらちょっとは楽になれたかもしれない……。

でも、もう、手遅れだったよ、お母さん。

今更、心の傷を治す薬なんて手に入れたって、意味ないから。

毎日変わりないこの日常を忘れる事なんて出来ないから。

記憶喪失になっても、また繰り返しの日々で、きっと同じ事思うんだろな。

"お母さんなんていらない"



って。