――パタン 私はノートを静かに閉じて、棚に戻した。 そして、時計を見た。 もう10時近くになっていて、外は真っ暗だった。 お母さんは部屋で寝ているし、静かだ。 私はベットの上に大の字で寝転がった。 琴音……また、会えるよね。 花言葉の約束、きっと忘れないよ。 眩しい、何の光だろ。 太陽? 朝……だ。 私、あのまま眠っちゃったんだ。 今日は学校休みだ……嫌だな。 お母さんなんかに会いたくないのに。
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