二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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【完結】風林火山プリキュア!
日時: 2017/08/01 13:12
名前: 愛 (ID: fYNkPhEq)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=31539

初めまして!愛と言います!
今日からは、オリジナルのプリキュア、通称オリキュアの小説を書きたいと思います!
初の試みなのでグダグダとかになると思いますが、暖かい目で見てやって下さいw
よろしくお願いします!

追記:上記URLにて風林火山プリキュアの劇場版という名目の中編を載せています。良かったらそちらも見てやってください。

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Re: 【感謝】風林火山プリキュア!【参照1000越え】 ( No.105 )
日時: 2017/05/21 18:09
名前: 広村伊智子 (ID: MoBT/TTN)

広村伊智子ですッ!!

最近コメントしてなくてすみません!


ですが、毎日欠かさず見ております!



こんなにクオリティ高いのに、
毎日、何回も更新できるって、
改めて、
「凄い文才の持ち主なんだなぁ」
と思います。
尊敬しております。


毎日、増えていく閲覧数。

ウチは、その閲覧数に、
驚愕する毎日でございます。


レベルは愛さんの方が上ですが、
同じ、プリキュア2次創作者として、
お互い頑張りましょう!!

Re: 【感謝】風林火山プリキュア!【参照1000越え】 ( No.106 )
日時: 2017/05/21 18:17
名前: 愛 (ID: fYNkPhEq)

コメントありがとうございます。
凄い文才なんて……そんなことないですよw
ただの暇人ってだけですからw

閲覧数は、ただTwitterとかで宣伝したりしてるだけですし、自分で読み返したりもしますから

はい!これからも頑張りましょう!

Re: 【感謝】風林火山プリキュア!【参照1000越え】 ( No.107 )
日時: 2017/05/21 18:23
名前: 広村伊智子 (ID: MoBT/TTN)


Wow(°°)

お返事はやいですね!!

これは、気の短い人にも、
絶対対応できる速さ・・・・
(ちなみに、ウチは気が長い方です)


ありがとうございます!!

Re: 【感謝】風林火山プリキュア!【参照1000越え】 ( No.108 )
日時: 2017/05/21 21:24
名前: 愛 (ID: fYNkPhEq)

第16話「今日は誰の誕生日?祝え二人のBirthday!」2

 土曜日。今日は、皐月の誕生日の前日だ。
 この日の内にケーキの材料を買ってしまおうという話になり、私達はスーパーに行くことになった。

「それで? ケーキの材料っていうのは?」

 スーパーまで歩いて行く道で、私は蜜柑に尋ねる。
 朱莉でも良かったんだけど、彼女は絶対に知らない気がして。

「えーっとねー……」

 材料をメモしてきたであろう紙を蜜柑が取り出そうとしているのを見ていた時、視界の隅に、見覚えのある姿が見えた。
 私は立ち止まり、その姿を見つめる。

「……芽衣!」

 私が叫ぶと、彼女は「千速さんっ」と言って、こちらに走ってくる。
 彼女を見るのは、少し久しぶりに感じる。
 やがて、彼女は私達の元まで来ると、明るく微笑んだ。

「お久しぶりです。皆さん」
「おぉー! 芽衣、お久しぶり!」

 朱莉が元気な声で挨拶をすると、芽衣は「お久しぶりです」と微笑んだ。

「今日はどーしたの?」
「いえ、ちょっと散歩していただけですよ。皆さんは?」
「実は、千速の幼馴染の子が今日誕生日らしくて、その材料を買いに」
「まぁ、お誕生日ですか! それは素晴らしいですね!」

 明るい笑みで言う芽衣。
 やっぱり、皐月にそっくりな彼女がそういうことを言うと、少しだけ違和感。
 そこで、朱莉は「そうだ!」と手を打つ。

「折角だからさ、一緒に買いに行こうよ! それで、一緒にケーキ作ろう?」
「えっ……良いんですか?」
「良いよ良いよ! ね、蜜柑、千速!」
「私は良いけど……」
「私も。朱莉ちゃんが言うなら……」
「そういうことだから、レッツゴー!」

 朱莉の言葉に、芽衣は少しキョトンとした後で、「はいっ」と嬉しそうに笑った。


 スーパーに着くと、朱莉は「おー」と声をあげた。

「なんかここのスーパー大きくなってない?」
「あぁ……最近改装したって、お母さんが言ってたよ。でもこんなに大きいと迷っちゃいそう……」

 蜜柑の言葉に、朱莉は大きく頷いた。
 私は初めて来るけど……確かに広いなぁ……。
 どこに何があるのか分からないや。

「芽衣は来たことある?」
「ん……いえ。こういうお店にはあまり……」
「だよねぇ」

 そう話していた時、蜜柑のメモを見ていた朱莉が「うわっ」と声を上げた。

「買う量割と多いよ……これ……」
「そうだねぇ。しかも、広いから時間かかるかも……」
「へぇ、そうなの?」

 私が聞くと、朱莉は「うーん……」と顎に手を当てた。
 しばらく悩んだ後で、「そうだっ」と手を打つ。

「だったら、手分けして探そうよ。私と蜜柑で、このメモの半分から上のものを探すから、千速と芽衣は半分から下で」
「はぁ!? なんで急に……」
「確かに、その方が早いかもしれませんね。早速探しに行きましょうか。千速さん」
「えぇぇ……大体、メモの内容なんて、覚えてないよ……」
「私が覚えているので大丈夫ですよ」

 真面目な顔で言う芽衣に、私はため息をついた。
 それから私達が買うものを教えられ、別行動になった。

Re: 【感謝】風林火山プリキュア!【参照1000越え】 ( No.109 )
日時: 2017/05/21 22:23
名前: 愛 (ID: fYNkPhEq)

第16話「今日は誰の誕生日?祝え二人のBirthday!」3

 朱莉達と分かれた私と芽衣は、店のカゴを片手に目当てのものを探して歩く。
 無駄に広いせいで、どこに商品があるのか分かったものじゃない。

「ごめんね? 勝手に付き合わせた挙句、こんな面倒なことさせちゃって」
「いえいえ。私は楽しいですよ」
「本当に? 無理しなくて良いからね?」
「大丈夫ですってば」

 そう言って微笑む芽衣に、私は「本当に?」と聞いた。
 すると、芽衣は私達の担当である卵のパックを一つ手にとって、「えぇ」と言って微笑み、私の持つカゴに入れた。

「千速さん達は、私にとって唯一の友達ですもの。一緒にいて楽しくないわけないじゃないですか」
「そう? それなら良いんだけど……」

 私の言葉に、芽衣は私の額を軽く指で突いた。
 そして優しく微笑んだ。

「千速さんは心配しすぎ、というか……気をつかいすぎです。朱莉さんのようにもっと元気な方が、千速さんらしいですよ」
「そう、かな……」

 私が聞くと、芽衣は私の額から手を離し、頷いた。

「えぇ。きっと」
「……ふふっ、芽衣に言われると、なんだか安心する。……ありがと」
「こちらこそ、仲良くしてくれてありがとうございます」

 そんな会話をしながら、頼まれたものをカゴに入れていく。

「えっと……薄力粉で最後、かな」
「ですね。あ、重そうなので、半分持ちますよ」

 カゴに入れながら呟くと、芽衣がそう言って手を差し出した。
 私は、それに「大丈夫」と言う。

「私、これでも力は割とあるから。平気」
「いいえ。これは自分の気持ちの問題です。人にだけ持たせて自分は楽することなんてできませんよ」
「はぁ……? まぁ、そこまで言うなら……」

 私がそう言いつつ差し出すと、芽衣は嬉しそうにはにかんで指を掛ける。
 その時、僅かに手と手が触れた時、私は違和感を抱いた。

「ん? 千速さん、どうしましたか?」
「え、いや、なんでもない……」
「……? そうですか……」

 少し困ったような表情を浮かべる芽衣。
 私は、そんな表情を見つめながら、もう一度彼女の手元に触れてみる。
 ……。
 次は、何も感じない。
 気のせい、か……。

「うん。ほんとになんでもないから、私の気のせいだったみたい」
「はぁ……」

 そんな会話をしていると、「おーい」と声がした。
 見ると、前方から、朱莉と蜜柑が歩いてくるのが見えた。
 てっきりまたどこかのカップルのように手でも繋いでいるかと思ったが、今回はそれはなく、私達のように二人でカゴを持って歩いてきていた。

「朱莉、蜜柑!」
「千速達は全部買えた〜?」
「えぇ。こっちはバッチリ。ね、芽衣」

 私が聞くと、芽衣は顔を綻ばせて、「はい」と頷いた。

「朱莉達は?」
「こっちもバッチリ! ねー蜜柑」
「うん。多分、これでケーキ、作れるよ」

 指で丸を作りながら言う蜜柑に、私は「良かった」と呟いた。
 それから私達は会計を済ませ、スーパーを出た。


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