逃走中~勇気と頭脳で問題都市に立ち向かえ~

作者/ ヨーテル ◆I.1B0IMetU

10


カメラマン「賞金獲得したら何に使いますか?」

初春「そうですね…お休み貰って、旅行とか行きたいです!それで、ちょっといい買い物とかしちゃって…」

夢が膨らむ初春。しかし、ハンターに確保されれば、旅行に行く金はなくなってしまう…




ヴィータ「時々さ、あたしのことをミッション行かない逃走者だって批判する奴がいるんだよ!でもよ、このミッションだけは行かなくてもいいよな?」

ヴィータ、評判を気にしているようだ…

そこに…


ネス「ヴィータさん!ハンター来てます!」

ヴィータ「なにぃ!?」

ネスと、ハンター…

ヴィータ「バカ野郎!連れてきてんじゃねぇ!」

ネス「ごめんなさーい!」

一本道で、2人はハンターに追いかけられる。しかし、ここでヴィータが驚きの行動に出る。

ヴィータ「おりゃっ!」ガスッ!

ネス「うわっ!」ドテッ!

なんとヴィータ、ネスの足を引っ掛けて転ばせる…!

ネス「え…え、ちょっと!」

起き上がれないネス。そのまま…



ポンッ!



ネス            ゲーム残り時間

確保 残り29人       69:58


ネス「ええ~ヴィータさん酷い…」


ヴィータ「自分でハンター連れて来ておいてあたしを巻き込むなよ…自業自得だ!」

ヴィータは、やはりヴィータ…




スライムマン「ネスが確保…か」

マリオ「あいつも一応RPGの主人公なんだけどな…」




赤坂「病院は近いな…」

圭一「あっ、赤坂さん!」

ミッションに向かう途中で、圭一と遭遇した赤坂。

圭一「何やってるんですか?まさか、ミッションに…?」

赤坂「そうだよ。自分で言うのもなんだけど、逃走者の中で一番体力があるのは僕だからね」

圭一「赤坂さん…だったら、俺も行きます!」

赤坂「いや、やめといたほうがいいだろう。まだ中学生の君には、このミッションは辛すぎる」

圭一「いや、でも、俺だって男です!行かせてください!」

赤坂(……若気の至りってやつか。レナちゃんにいいとこでも見せたいのかな?)

赤坂「分かった。ただし、途中で体調を崩すようなことがあったら、すぐに自首させるからね」

圭一「分かりました!それじゃあ、行きましょう!」

赤坂と圭一がミッションに挑み、ひぐらし勢大活躍のチャンス!




店主「らっしゃい!らっしゃい!今日も野菜がうまいよ!」

うるさい声を上げる八百屋の店主。その近くに、スネーク…

スネーク「…ん?八百屋か。そうだ、ここは…すみません」

店主「おっ、かっこいいね!トマトあげるよ!食べてって!」

スネーク「いや、トマトはいい。代わりに、そこの段ボールをくれないだろうか?あ、つぶしてない奴だぞ」

店主「段ボール?ああ、いいよ。ちょうど捨てるとこだったんだ。持ってきな!」

スネーク「感謝する…」

スネーク、強力な防具(?)を手に入れたようだ…




・・・・・・

現在、ミッションに向かっているのは、赤坂と圭一の2人。
彼らは、ミッションに間にあるのだろうか?
そして、血を抜いた後の彼らの運命は?