逃走中~勇気と頭脳で問題都市に立ち向かえ~
作者/ ヨーテル ◆I.1B0IMetU

25
ミッション3が終了し、残る逃走者は19人となった。
20人を切って苦しい状況の中、1stステージの残り24分を逃げ切る逃走者は、何人いるのか。
~牢獄~
魔理沙「あ~捕まったぜ…」
詩音「牢獄の人数も増えてきましたね」
はやて「それでもまだスペースに余裕はあるけどな~」
初春「今19人残ってますよね。この分だと、13人くらいは2ndステージに進むんじゃないですか?」
ゆみ「だといいけどな…」
ルイージ「兄さん頑張って~」
レナ「マリオ君は順当に2ndステージに行きそうだよね」
藤田「この中で身体能力が高いのは、やっぱりマリオ君かな?」
ネス「スネークも侮れないよ!」
インデックス「赤坂って人も結構動けそうだったんだよ」
逃走者について語る確保者たち。そこに…
ヨーテル(スタッフ)「あ~すいません。ちょっと喫茶店の店内に移動してもらえますか?」
作者の登場だ…
鷲巣「喫茶店?なぜだ?」
ヨーテル(スタッフ)「さあ?主催者からの伝達です」
初春「主催者さんですか…どうも嫌な予感がしますね」
スライムマン「でも、牢獄ごと行くんですか?それだと、誰かに牢獄を持ってもらわないと…」
ヨーテル(スタッフ)「ああ、大丈夫です。この牢獄にはタイヤがついてますから。軽い力で動かせます」
インデックス「気づかなかった!」
ヨーテル(スタッフ)「それでは、移動します」
確保者たちは、喫茶店の中へと移動した。当然そこには、2ndステージを控えた逃走者が何人かいる。きっと驚くことだろう。
美穂子「神社がありました…」
森の中をさまよっていたら、神社にたどり着いてしまった美穂子。
美穂子「お祈りでもしていきましょう」
美穂子は、財布から10円玉を取り出すと、賽銭箱に投げ入れた。そして、お祈りをする。
美穂子(どうか、無事にゲームが終わりますように…)
心優しい、女…
と、その時…!
ドッカーーーーーーン!!!!
美穂子「な、何!?今の爆発音は…」
ゆうやん「うわっ!びっくりした…」
竜崎「一体、何が起こった…」
この音の原因は、研究所にあった。
・・・・・・
所長(演:クロノ・ハラオウン)「どうした!?」
研究員A(演:井上純)「あああ!やっちまった!」
研究員B(演:土御門元春)「研究中だった兵器が爆発したにゃ~。この街のために特別に研究してた拳銃だったのににゃ~500丁はイカれたぜ」
所長「それは…それはまずいぞ!その拳銃と弾は、特殊な構造で作られていて、もし爆発でもしようものなら…」
研究員A「どうなるんだし!」
所長「拳銃と銀の弾の中に入っていた、強力な毒ガスがあふれ出す。500丁イカれたという事は、この街全土に毒ガスが蔓延するぞ!」
研究員A・B「……えええええええ!!」
所長「ガスマスクをつけろ!住人に避難勧告を出せ!建物内入る少量の毒ガスくらいなら大丈夫なはずだ。街の住人に、絶対に家の扉、窓などを開けないように指示するんだ!」
研究員A・B「はい!」
・・・・・・
久「なんか、研究所から紫の煙が出てるけど、大丈夫なの…?」
マリオ「あれ…絶対やばいぞ!」
毒ガスが、噴射された…
ブーッ!ブーッ!
竜崎「うわっ!携帯か…緊急地震速報のような音と振動だな『ミッション4 研究所から、毒ガスが噴射された』なに…?」
久「『これにより、住人は建物内に避難した。これより、建物内の侵入を禁止とする。建物内にいる逃走者は、すぐに出ること。そして、逃走者諸君も避難しなければならない。1stステージ終了までに、喫茶店か茶店に避難することだ』急がないと!」
izumi「『この毒を吸うと、体調不良、痺れ、最悪の場合幻覚を見たり、倒れたりするという効果がある。苦しみたくなければ、早く避難することだ。避難した段階で、1stステージはクリアとなる』こんなミッション…逃走中で許されるんですか!?」
咲夜「『さらに、これよりハンターを3体追加する。このハンターは2ndステージには引き継がれないので、安心したまえ』とにかく、早く移動しないといけないわね」
ミッション4 避難せよ!
現在、エリア内に毒ガスが噴射されている。
住人が建物内に避難したが、逃走者は建物内にいることはできない。
代わりに、喫茶店と茶店に避難場所を設けたので、逃走者たちはそこに避難することになる。
ただし、毒の効果は結構強いので、苦しみたくなければ早く避難することだ。
避難した時点で1stステージはクリアとなるが、時間内に避難できなかった場合、強制失格になる。
さらに、これよりハンターを3体追加する。このハンターは、2ndステージには引き継がれない。
・・・・・・

小説大会受賞作品
スポンサード リンク