逃走中~勇気と頭脳で問題都市に立ち向かえ~

作者/ ヨーテル ◆I.1B0IMetU

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ミッション3が終了し、残る逃走者は19人となった。
20人を切って苦しい状況の中、1stステージの残り24分を逃げ切る逃走者は、何人いるのか。




~牢獄~

魔理沙「あ~捕まったぜ…」

詩音「牢獄の人数も増えてきましたね」

はやて「それでもまだスペースに余裕はあるけどな~」

初春「今19人残ってますよね。この分だと、13人くらいは2ndステージに進むんじゃないですか?」

ゆみ「だといいけどな…」

ルイージ「兄さん頑張って~」

レナ「マリオ君は順当に2ndステージに行きそうだよね」

藤田「この中で身体能力が高いのは、やっぱりマリオ君かな?」

ネス「スネークも侮れないよ!」

インデックス「赤坂って人も結構動けそうだったんだよ」

逃走者について語る確保者たち。そこに…

ヨーテル(スタッフ)「あ~すいません。ちょっと喫茶店の店内に移動してもらえますか?」

作者の登場だ…

鷲巣「喫茶店?なぜだ?」

ヨーテル(スタッフ)「さあ?主催者からの伝達です」

初春「主催者さんですか…どうも嫌な予感がしますね」

スライムマン「でも、牢獄ごと行くんですか?それだと、誰かに牢獄を持ってもらわないと…」

ヨーテル(スタッフ)「ああ、大丈夫です。この牢獄にはタイヤがついてますから。軽い力で動かせます」

インデックス「気づかなかった!」

ヨーテル(スタッフ)「それでは、移動します」

確保者たちは、喫茶店の中へと移動した。当然そこには、2ndステージを控えた逃走者が何人かいる。きっと驚くことだろう。




美穂子「神社がありました…」

森の中をさまよっていたら、神社にたどり着いてしまった美穂子。

美穂子「お祈りでもしていきましょう」

美穂子は、財布から10円玉を取り出すと、賽銭箱に投げ入れた。そして、お祈りをする。

美穂子(どうか、無事にゲームが終わりますように…)

心優しい、女…




と、その時…!




ドッカーーーーーーン!!!!




美穂子「な、何!?今の爆発音は…」

ゆうやん「うわっ!びっくりした…」

竜崎「一体、何が起こった…」

この音の原因は、研究所にあった。




・・・・・・

所長(演:クロノ・ハラオウン)「どうした!?」

研究員A(演:井上純)「あああ!やっちまった!」

研究員B(演:土御門元春)「研究中だった兵器が爆発したにゃ~。この街のために特別に研究してた拳銃だったのににゃ~500丁はイカれたぜ」

所長「それは…それはまずいぞ!その拳銃と弾は、特殊な構造で作られていて、もし爆発でもしようものなら…」

研究員A「どうなるんだし!」

所長「拳銃と銀の弾の中に入っていた、強力な毒ガスがあふれ出す。500丁イカれたという事は、この街全土に毒ガスが蔓延するぞ!」

研究員A・B「……えええええええ!!」

所長「ガスマスクをつけろ!住人に避難勧告を出せ!建物内入る少量の毒ガスくらいなら大丈夫なはずだ。街の住人に、絶対に家の扉、窓などを開けないように指示するんだ!」

研究員A・B「はい!」




・・・・・・

久「なんか、研究所から紫の煙が出てるけど、大丈夫なの…?」

マリオ「あれ…絶対やばいぞ!」

毒ガスが、噴射された…




ブーッ!ブーッ!

竜崎「うわっ!携帯か…緊急地震速報のような音と振動だな『ミッション4 研究所から、毒ガスが噴射された』なに…?」

久「『これにより、住人は建物内に避難した。これより、建物内の侵入を禁止とする。建物内にいる逃走者は、すぐに出ること。そして、逃走者諸君も避難しなければならない。1stステージ終了までに、喫茶店か茶店に避難することだ』急がないと!」

izumi「『この毒を吸うと、体調不良、痺れ、最悪の場合幻覚を見たり、倒れたりするという効果がある。苦しみたくなければ、早く避難することだ。避難した段階で、1stステージはクリアとなる』こんなミッション…逃走中で許されるんですか!?」

咲夜「『さらに、これよりハンターを3体追加する。このハンターは2ndステージには引き継がれないので、安心したまえ』とにかく、早く移動しないといけないわね」




ミッション4 避難せよ!

現在、エリア内に毒ガスが噴射されている。
住人が建物内に避難したが、逃走者は建物内にいることはできない。
代わりに、喫茶店と茶店に避難場所を設けたので、逃走者たちはそこに避難することになる。
ただし、毒の効果は結構強いので、苦しみたくなければ早く避難することだ。
避難した時点で1stステージはクリアとなるが、時間内に避難できなかった場合、強制失格になる。
さらに、これよりハンターを3体追加する。このハンターは、2ndステージには引き継がれない。




・・・・・・