逃走中~勇気と頭脳で問題都市に立ち向かえ~

作者/ ヨーテル ◆I.1B0IMetU

40


後半戦開始直後から、通報者の存在を知らされ怯える逃走者たち。
通報者は、開始早々容赦なくルカリオを通報した。
冷酷無比な通報者の正体に近づくために、作者さんたちは票集めに急ぐ。




・・・・・・

KAME3「とりあえず、信頼できる作者さんに聞いてみよう…」

通報者の正体を探るKAME3。嫌いな逃走者アンケートのトップ(通報者)を探るために、他の人に電話をかけるようだ…



プルルルル…プルルルル…

izumi(声)「はい、もしもし」

KAME3「あ、izumiさんですか?突然ですけど、嫌いな逃走者アンケートは、誰に投票しましたか?」

izumi(声)「あ、それ!僕も他の人に聞いてて…僕は魅音に入れました。今近くにしらさんもいて、しらさんは博麗に入れたそうですよ。KAME3は誰に入れましたか?」

KAME3「俺ですか?俺は沙都子さんに…」

izumi(声)「分かりました。では!」



KAME3「そうか…気づいてるのは俺だけじゃないんだ…早く票集めしないと!」

賞金を手にできるのは、通報者にバトルボールを当てた1人だけだ…!




咲「うぅ…ハンター怖いよう…通報者もいるし…」

木の陰に隠れる咲。通報者とハンターを、極度に怖がっているようだ。

咲「早く通報者やっつけてよ~」

小心者の、美少女雀士…




プルルルル…プルルルル…

上条「電話か…もしもし」

ゆうやん(声)「上条さん!嫌いな逃走者アンケートは誰に入れましたか?」

ゆうやんも、アンケートのトップがだれなのかを探る。

上条「なんだ、またその質問か。俺はアクセラレータに入れだぞ」

ゆうやん(声)「また…って、誰かからすでに電話が?」

上条「さっき、煉から電話があったんだよ。話の内容はお前と全く一緒」

ゆうやん(声)「煉さんが!?まずい、先を越される!では失礼します!」



ゆうやん「急がないと…とりあえず、アクセラレータさんに1票か……あ!」

上条に電話し終えたゆうやん。しかし、ここで何かに気付く。

ゆうやん「記録を取る紙とペンが…無いな」

エリア内への筆記用具の持ち込みは、基本的にOKだが、普通はまず持ち込まないだろう。

ゆうやん「まいったな~全員分の票を記憶できる自信はないし…紙とペンがあればな~」

困るゆうやん。そこに…



文「紙とペンが必要なんですか?」

ゆうやん「おお!めちゃくちゃいいタイミング!」

新聞記者、射命丸文…

文「私持ってるので、貸してあげますよ。でも、何に使うんですか?」

ゆうやん「あれ、気づいてないんですか?昨日の嫌いな逃走者アンケート、あれのトップが通報者なんですよ」

文「そうなんですか!?だったら、何人かに絞れるんじゃないですか?通報者候補…」

ゆうやん「そうですね、俺の予想では、アクセラレータさんか安岡さん、アカギさんに…霊夢さんも通報者候補と見ていいと思います。もちろん、他の人が通報者だという可能性もありますけど…」

ゆうやんに通報者として疑われているのは、アクセラレータ、安岡、アカギ、霊夢の4人。果たして、この中に通報者はいるのか…




・・・・・・

ここは、街の北西にある、24時間営業のレンタルビデオショップ。ここでは今、ある問題が発生していた…

店員(演:森近霖之助)「よ~し。ビデオの整理終わりっと」

店長(演:月詠小萌)「あ、ちょっといいですか?相談したいことがあるのですが…」

店員「はい、なんでしょう?」

店長「最近、ビデオの返却率が悪くって、ビデオが減りっぱなしなんですよ。当然延滞料が発生しているのですが、そんなのお構いなしに借りっぱなしの人が多いんです」

店員「う~ん。確かにそれは由々しき問題ですね…深夜ですが、お客様の家に電話してみます!」

店長「あ、ちょっと!」




1分後…




店員「キレられました…」

店長「でしょうね…」

店員「でも、ビデオは返してくれるみたいです!とりあえず、サングラスに黒スーツの回収員が、お客様の家にビデオを取りに行きました。延滞料は、また後日という事で…」

店長「本当ですか!?いや~よかったです」

店員「ただ…回収員が道に迷ったらしくて、ここに戻ってこれません」



一瞬の沈黙の後…



店長「えええええええええええ!?」

店員「ちょっと!お客さんいるんですよ!」

店長「いや、おかしいじゃないですか!なんで回収員が道に迷って戻ってこれないんですか!?」

店員「実は、今出向いている回収員は最近この町に引っ越してきた新人でして…まだ道をよく覚えていないんですよ」

店長「しょうがないですね…深夜にうろついてる人たちの力を借りましょう!手伝ってくれた人にはお礼でもするのです!」



・・・・・・

プルルルル…プルルルル…

フェイト「ついに来た!『ミッション5 現在、レンタルビデオショップに戻る途中の5人の回収員が、エリア内を徘徊中だ』…え?」

霊夢「『彼らからビデオを受け取り、レンタルビデオショップに届けると、店長からお礼として逃走に有利なアイテムや、推理に役立つアイテムがもらえる』有利なアイテムね…」

梨花「『ただし、ゲーム残り90分になると、回収員は自力でレンタルビデオショップに帰ってきてしまう。尚、回収員はハンターと同じ格好をしているが、ビデオを持っている』間違ってハンターの近くに寄ったら、大変なのです~」

フラット「『P.S これから行われるすべてのミッションには、通報者も参加できる』そうなんですか…」


ミッション5 アイテムを手に入れろ!

現在、レンタルビデオショップに戻る途中の回収員が、エリア内を徘徊している。
彼らからビデオを受け取り、レンタルビデオショップに届ければ、店長からお礼としてアイテムがもらえる。
ただし、回収員はゲーム残り時間90分になると自力でレンタルビデオショップに戻ってしまう。
回収員はハンターと同じ格好をしているが、ビデオを持っているため区別がつく。
尚、今後のミッションには通報者も参加できる。