逃走中~勇気と頭脳で問題都市に立ち向かえ~
作者/ ヨーテル ◆I.1B0IMetU

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プルルルル…プルルルル…
ゆうやん「時間が来た!でも、メールが2通来てるぞ…『麻雀教室付近にてスライムマン確保 残り25人』そんな…スライムマンさんが…」
竜崎「2通目は…『ミッション2結果 全ハンターボックスの封印に成功。よって、ハンター放出は無しとする』やはり、参加者の名前は出ない…か」
izumi「だから言ったじゃないですか…そろそろ作者さんが捕まる時間帯になるって…」
阪神「スライムマンさんを失ったのは痛いな…」
プルルルル…プルルルル…
竜王「わわっ!なんだ?マリオから一斉送信…『スライムマンの確保に動揺してる人もいるだろう。スライムマンは、俺がミッションをクリアできるように、わざとハンターに追いかけられたんだ。スライムマンの思いを無駄にするな、1人でも多く逃げ切るんだ!』ス…スライムマンさん!」
ゆうやん「マリオさん……絶対に、逃げ切って見せましょう!スライムマンさんの思いを無駄にしないためにも!」
マリオからの、強い思いのこもったメール。それが、逃走者たちの、特に作者さんたちの心を、強く刺激したようだ…
ミッション2は、スライムマンの確保という、とてつもなく大きな犠牲を出して……終わった。
・・・・・・
客(演:ワリオ)「わっはっは!麻雀教室にたどり着いたぞ!ここに隠れて…ってあれ!?ドアが開かねえ!」
店主(演:ザフィーラ)「おい、食い逃げ犯よ…覚悟はできてるだろうな?」ゴゴゴゴゴ…
客「いや…やめて…お願いっ!」
店主「ふんなあぁ!」バキッ!
客「いやあああああ!!」
この後、食い逃げ犯ことワリオは、牢獄に連れて行かれたという…
・・・・・・
その頃、コーヒーブレイクで眠気を紛らわせていた、1stステージ免除の逃走者たちにも、いよいよ限界が近づいていた…
沙都子「ふぁ~眠いですわ…」
霊夢「眠いわね…」
なのは「もう深夜2時だもんね…さすがに、こんな時間に起きてるのは辛いよ…」
リュカ「zzzzzzz」
ヨッシー「リュカさんは寝てしまいました…」
体力的な問題ではなく、睡魔に負けそうなのだ。しかし、ゲームの状況は確認しておきたいため、簡単に眠ることはできない。
それに、1stステージが終わった直後に、2ndステージが始まるのだ。寝ぼけた頭では、うまく逃げられないだろう。
ryouki(スタッフ)「主催者さん、逃走者たちがもう限界です!だから深夜にゲームをするのは反対だって、僕は言ったんですよ!」
喫茶店の隅では、ryoukiが主催者に電話していた。
主催者(声)「そんなこと言ったって、昼間だと開催できないんだから仕方ないだろ。昼間に開催すると、困るんだよ」
ryouki(スタッフ)「なんで困るんですか!苦情でも来るんですか?」
主催者(声)「来るから言ってるんだ。もし昼間にこんなゲームやったら、苦情が大量に来て、最悪俺が寝込んでしまうことになりかねん」
ryouki(スタッフ)「うぅ…とにかく、なんとかしてくださいよ。もう限界です」
主催者(声)「分かった。1stステージと2ndステージの間に、1時間の休憩タイムを取るから、そこで逃走者たちを休ませろ。それじゃ」
プッ!
ryouki(スタッフ)「切られた…あの人は全く、何を考えてるのかわからないですよ…」
・・・・・・
ミッション2が終了し、1stステージは残り40分となった。
残る逃走者は25人。
1stステージを無事に突破する者は、何人いるのか…!

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